JPH0652206U - アンテナ張線の係止金具 - Google Patents

アンテナ張線の係止金具

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Publication number
JPH0652206U
JPH0652206U JP1230091U JP1230091U JPH0652206U JP H0652206 U JPH0652206 U JP H0652206U JP 1230091 U JP1230091 U JP 1230091U JP 1230091 U JP1230091 U JP 1230091U JP H0652206 U JPH0652206 U JP H0652206U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
wire
eaves
tip
connecting portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP1230091U
Other languages
English (en)
Inventor
憲二 安藤
光男 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuji Kensan Co Ltd
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Okuji Kensan Co Ltd
Daiwa House Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Okuji Kensan Co Ltd, Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Okuji Kensan Co Ltd
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Publication of JPH0652206U publication Critical patent/JPH0652206U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物の美観を損なわずにアンテナ支柱をしっ
かりと屋根に固定する。 【構成】 アンテナ支柱を引っ張るアンテナ張線11を
係止するアンテナ張線係止金具12が、軒先裏側15へ
の当接面30を有する取付部16と、取付部16から突
き出た張出部17と、張出部17の先端側から曲がって
突き出たアンテナ張線連結部18とを有し、連結部18
の先端25がアンテナ張線11を連結する所要の形状を
有し、且つ、当接面30を通る直線A−A′と連結部1
8の先端25との最短距離Lが50mm以上にしたの
で、連結部18を屋根瓦28の上に突き出しアンテナ張
線11を軒先14に接触させずに固定し、アンテナ張線
11や張線係止金具12を包み込んで雨樋13を取り付
けることが出来、それによって軒先を傷めたり美観を損
なわずにアンテナ支柱をしっかりと固定し得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋根の上に設置するアンテナ支柱を四方に引っ張って固定するため のアンテナ張線の端末を建物に係止するために使用されるアンテナ張線の係止金 具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
アンテナ支柱を引っ張るアンテナ張線の端末は、建物の外面に打ち込んだ釘類 に結び付けて係止されている。 アンテナ張線は、アンテナ支柱が斜め下方に張り渡されており、それに付着し た雨水は、その端末を係止する釘類に向かって垂れ流れるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため、その釘類を打ち込んだ箇所には雨水が溜まり易く、それによってそ の部分が腐食し易くなり、又、その釘類を伝わって雨水が屋内に滲み出し易い。 このため、張線を係止する釘類を余り深く物に打ち込む訳にはいかず、従って 、釘類を強く打ち込んで張線を強く引っ張ることが出来ない。
【0004】 勿論、雨水が釘類に向けて流れることを防ぐために、釘類を軒下に打ち込み、 張線を軒先に圧接して折り曲げ、張線を伝って流れる雨水をその接する軒先で切 って釘類の方へ伝わり難くする方法も考えられるが、その場合には、軒先が張線 と擦れ合って傷つきやすく却って腐食し易くなるし、多くの場合軒先に取り付け られる雨樋が邪魔になって張線を軒下に回し込むことが難しく、又、その突き出 た張線によって軒先の美観が損なわれることにもなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るアンテナ張線の係止金具12は、かかる課題を解決するために使 用されるものであり、軒先14の裏側15の平らな外面に当接する当接面30を 有する取付部16と、取付部16から当接面30を通る直線A−A′の延長方向 に向かって突き出た張出部17と、当接面30を通る直線A−A′に交わる方向 に張出部17の先端側から曲がって突き出たアンテナ張線連結部18とを有し、 その連結部17の先端25がアンテナ張線11を連結する所要の形状(26・2 7)を有し、且つ、当接面30を通る直線A−A′と連結部18の先端25との 最短距離Lが50mm以上であることを特徴とするものであり、その取付部16 の当接面30を軒先14の裏側15に当接し、張線連結部18を軒先14の外側 に突き出し取り付けて使用される。
【0006】 張線係止金具12は、太手の針金を折り曲げて取付部16から連結部の先端2 5に至るまで一体的に形成するとよい。 取付部16には建物15に釘打するための釘孔21を設けておいてもよい。 連結部18の先端25は当接面30を通る直線A−A′に略平行に取付部16 側に向けて折り曲げ、その先を係止孔26や係止鉤27等、アンテナ張線11を 連結するに所要の形にする。
【0007】
【考案の効果】
アンテナ張線係止金具12は上記の如く構成されるので、取付部16の当接面 30を軒先14の裏側15に当接して取り付ける場合、その張線連結部18を軒 先14の外側に突き出し、且つ、アンテナ張線11の端末を連結する張線連結部 18の先端25を屋根瓦28の上に突き出して取り付けることが出来るので、屋 根上のアンテナ支柱を支えるアンテナ張線11の端末を軒先14に接触させずに 張線連結部18の先端25に連結することが出来る。
【0008】 当接面30を通る直線A−A′と連結部18の先端25との最短距離Lを50 mm以上とするのは、軒先14の屋根瓦28の表面から軒先14の裏側15に至 る軒先14の厚みTが通常50〜120mmであり、連結部17の先端25が屋 根瓦28の上に突き出るようにするためである。従って、当接面30を通る直線 A−A′と連結部17の先端25との最短距離Lは120mm前後にするとよい 。
【0009】 アンテナ張線係止金具12の取り付けた状態では、張出部17から張線連結部 18に続く折曲箇所19は下側に向けて突き出ることになり、それを下側から包 み込んで覆い隠す様に雨樋13を取り付けることが出来、従って、軒先14の体 裁を損なわずにアンテナ張線11の端末を軒先14に固定することが出来る。
【0010】 その様に雨樋13を取り付けた状態では、アンテナ張線係止金具12の張出部 17から張線連結部18に続く折曲箇所19が雨樋13の中に突き出されており 、アンテナ張線11を伝ってくる雨水は折曲箇所19の下端20から雨樋13に 垂れ落ちることになる。
【0011】 このため、アンテナ張線11を伝ってくる雨水によって軒先のアンテナ張線係 止金具の取付箇所が腐食したり、その取付箇所から雨漏りが起きると言うことも なくなる。 従って、張線係止金具12を軒先14に強く釘打固定することが出来、而も、 アンテナ張線11の張力が軒先14に伝わることがないので、アンテナ張線11 を十分緊張してアンテナ支柱をしっかりと固定することが出来る。
【0012】 又、アンテナ張線係止金具12の全体が金属材料で作られており、その連結部 18の先端25が長く突き出ており、連結部18の先端25から取付部16に至 るまでの間が折れ曲がっていてアンテナ張線係止金具12の全体で弾性変形し易 いので、アンテナ支柱が強い風圧を受けて緊張するアンテナ張線11からの張力 に十分耐える。
【0013】 この様に本考案に係るアンテナ張線係止金具12は、アンテナ張線11を十分 強く緊張することが出来、而も、強度的に安定な張線係止金具12が針金等の金 属材料の折曲加工によって安価に製造することが出来、屋根や軒先を傷めたり美 観を損なわずにアンテナ支柱をしっかりと固定することが出来るので実用的であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るアンテナ張線係止金具の斜視図で
ある。
【図2】本考案に係るアンテナ張線係止金具を取り付け
た軒先の断面側面図である。
【符号の説明】
11 アンテナ張線 12 張線係止金具 13 雨樋 14 軒先 15 裏側 16 取付部 17 張出部 18 連結部 19 折曲箇所 20 下端 21 釘孔 25 先端 26 係止孔 27 係止鉤 28 屋根瓦 30 当接面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ支柱を引っ張るアンテナ張線1
    1の端末を係止するアンテナ張線係止金具12におい
    て、軒先14の裏側15の平らな外面に当接する当接面
    30を有する取付部16と、取付部16から当接面30
    を通る直線A−A′の延長方向に向かって突き出た張出
    部17と、当接面30を通る直線A−A′に交わる方向
    に張出部17の先端側から曲がって突き出たアンテナ張
    線連結部18とを有し、その連結部18の先端25がア
    ンテナ張線11を連結する所要の形状(26・27)を
    有し、且つ、当接面30を通る直線A−A′と連結部1
    8の先端25との最短距離Lが50mm以上であること
    を特徴とするアンテナ張線の係止金具。
JP1230091U 1991-01-14 1991-01-14 アンテナ張線の係止金具 Pending JPH0652206U (ja)

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JP1230091U JPH0652206U (ja) 1991-01-14 1991-01-14 アンテナ張線の係止金具

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JP1230091U JPH0652206U (ja) 1991-01-14 1991-01-14 アンテナ張線の係止金具

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JPH0652206U true JPH0652206U (ja) 1994-07-15

Family

ID=11801477

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1230091U Pending JPH0652206U (ja) 1991-01-14 1991-01-14 アンテナ張線の係止金具

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JP (1) JPH0652206U (ja)

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