JPH0652196U - 部品のクリンチ装置 - Google Patents

部品のクリンチ装置

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JPH0652196U
JPH0652196U JP9242092U JP9242092U JPH0652196U JP H0652196 U JPH0652196 U JP H0652196U JP 9242092 U JP9242092 U JP 9242092U JP 9242092 U JP9242092 U JP 9242092U JP H0652196 U JPH0652196 U JP H0652196U
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JP
Japan
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clinch
electronic component
movable
hollow shaft
head
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JP9242092U
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Inventor
健司 小松
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異形電子部品の基板への実装の自動化を図
る。 【構成】 クリンチ装置30は移動フレーム34をX方
向に移動可能とし、この移動フレーム34内に組込んだ
スクリューシャフト35をモータ36で回転せしめるこ
とで、支持部材37をY方向に移動可能とし、この支持
部材37の上面に立設した軸受け38内に中空軸39を
回転自在に支承し、中空軸39内に昇降部材40を中空
軸39と一体的に回転可能且つ摺動可能にキー嵌合し、
この昇降部材40の上端のオートハンドチェンジャー4
6上にクリンチ爪58を備えたクリンチヘッド50を着
脱自在に取付けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電子部品のリード等を折り曲げて基板に実装するクリンチ装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
電子部品の基板への実装は、挿入装置のチャック部によって電子部品を把持し て電子部品のリードを基板に挿入した後、基板の反対側から突出するリードをク リンチ装置のクリンチ爪で折り曲げるようにしている。 そして、挿入装置とクリンチ装置との関係は、メカ的或いは電気的な制御によ り、挿入装置の直下にクリンチ装置が位置し、この位置を維持したままクリンチ 装置が垂直軸(Z軸)方向に移動できる構造になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように従来のクリンチ装置は、挿入装置との関係、つまり挿入装置に 把持されている電子部品との関係で水平方向(X−Y方向)に自由度がない。こ のため任意のリードをクリンチ(折り曲げ)できない。例えば3本のリードが三 角形の頂点位置になるように配置されているような場合には、挿入装置の直下か らクリンチ装置をずらさなければクリンチできないが、従来のクリンチ装置では これができない。 また、クリンチ爪の移動ストロークが一定のためクリンチ量を調整できず、ま た、クリンチ爪が互いに近づく方向に移動してリードをクリンチするので、SI P型ICのように一列に並んだリードのうち所定のリードをクリンチしようとす ると他のリードが邪魔をしてうまくクリンチできない。更に、クリンチヘッドの 回転方向が一定で、任意の方向にクリンチできない。 このように、従来のクリンチ装置にあっては、自動的にクリンチできる電子部 品の種類が限定される。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく本考案は、基板から突出する電子部品のリードを折り曲 げるクリンチ装置を、前後方向(X方向)に移動可能とされた移動フレームと、 この移動フレームに沿って左右方向(Y方向)に移動可能とされた支持部材と、 この支持部材に対して垂直方向(Z方向)に移動可能されるとともに垂直軸を中 心として回動可能とされた昇降部材と、この昇降部材上に着脱自在に取付けられ るとともに開閉動する一対のクリンチ爪を有する単一のクリンチヘッドとによっ て構成した。
【0005】
【作用】
挿入装置とは関係なくクリンチする電子部品に合せて、クリンチ装置自体が前 後方向(X方向)、左右方向(Y方向)、垂直方向(Z方向)或いは垂直軸廻り に回動し、更に一対のクリンチ爪を開閉動させてリードをクリンチする。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1は本考案 に係るクリンチ装置を適用した実装装置の正面図、図2は同クリンチ装置の斜視 図、図3は同クリンチ装置の一部断面正面図、図4はクリンチヘッドの拡大断面 図、図5は図4のA−A方向断面図、図6はクリンチヘッドの平面図である。
【0007】 電子部品の実装装置1はテーブル2上に設けられた基板3の保持装置10と、 この保持装置10の上方に設けられた電子部品4の挿入装置20と、基板3に挿 入された電子部品4のリード5を折り曲げるべくテーブル2の下方に配置された 本考案に係るクリンチ装置30とからなる。
【0008】 基板3の保持装置10は一対のホルダ11(図では一方のホルダのみを示して いる)のうち一方のホルダ11をスクリューシャフト12に螺合するナット部材 13に取付け、基板3の寸法に合せてホルダ11が移動できるようにしている。
【0009】 また、電子部品4の挿入装置20はテーブル2上に立設された旋回アーム21 の先端部に揺動アーム22を連結し、この揺動アーム22の先端部にシリンダユ ニット23にて昇降するオートハンドチェンジャー24を設け、このオートハン ドチェンジャー24の下端にチャックヘッド25を着脱自在に取付けている。こ のチャックヘッド25は複数の異なるチャック26を備え、電子部品4の形状に 合せてモータ27にて切換え可能とされている。
【0010】 而して、実装装置1に隣接して配置されたストッカからベルト等によって搬送 されてきた電子部品4を旋回アーム21及び揺動アーム22等を回動させてチャ ック26で把持し、次いで所定位置まで回動した後に下降し、基板3に電子部品 4のリード5を挿入する。
【0011】 一方、本考案に係るクリンチ装置30は図2及び図3に示すように、前後方向 (X方向)に固定されたフレーム31内にスクリューシャフトが組込まれ、この スクリューシャフトをモータ32で回転せしめることで、スクリューシャフトに 螺合している支持プレート33及びこの支持プレート33に取付けられている移 動フレーム34をX方向に移動可能としている。
【0012】 また、移動フレーム34内にはスクリューシャフト35が組込まれ、このスク リューシャフト35をモータ36で回転せしめることで、スクリューシャフト3 5に螺合している支持部材37を左右方向(Y方向)に移動可能としている。
【0013】 前記支持部材37の上面には軸受け38が立設され、この軸受け38内には中 空軸39が回転自在に支承され、中空軸39内には昇降部材40が中空軸39と 一体的に回転するとともに中空軸39に対して摺動可能となるようにキー嵌合さ れている。
【0014】 そして前記中空軸39は、支持部材37の上面に設けたモータ41、このモー タ41の軸に固着されたプーリ42、中空軸39に固着されたプーリ43及びこ れらプーリ42,43間に張設されたベルト44を介して垂直軸(Z軸)廻りに 回転せしめられる。また中空軸39内に挿入された昇降部材40は支持部材37 の下面に設けたシリンダユニット45の駆動で垂直方向(Z方向)に移動する。
【0015】 また、昇降部材40の上端にはオートハンドチェンジャー46が設けられ、こ のオートハンドチェンジャー46上にクリンチヘッド50が着脱自在に取付けら れている。
【0016】 クリンチヘッド50は図4乃至図6に示すように、パルスモータ51の回転軸 52に支持プレート53に回転自在に支承されたピニオン54を固着し、また支 持プレート53上には水平方向の一対のレール55,55を設け、これらレール 55,55にフィンガー部材56,56のガイドベアリング57,57を係合し 、また、各フィンガー部材56,56にはクリンチ爪58,58を取付けている 。尚、ガイドベアリング57,57を係合するにあたってはピニオン54を中心 としてフィンガー部材56,56が対称位置になるように配置する。
【0017】 更に、フィンガー部材56,56はラック59,59を備えており、これらラ ック59,59を前記ピニオン54に螺合し、パルスモータ51の駆動でピニオ ン54を回転せしめることで、クリンチ爪58,58は反対方向に同量だけ開動 作または閉動作する。
【0018】 また、クリンチヘッド50の上面中央にはバックアップピン60を設け、基板 3に対して電子部品4のリード5を挿入した後、基板3の下面から突出するリー ド5をクリンチする際にこのバックアップピン60で基板3の下面を支えるよう にしている。
【0019】 図7(a)〜(j)は各種クリンチの態様を示す概略図であり、図中○はリー ドを、□はクリンチ爪を、矢印はクリンチ爪の移動方向を、×はバックアップピ ンの位置をそれぞれ示す。 具体的には図7(a)に示すクリンチは、一対のクリンチ爪を閉じることでリ ードを折り曲げ、図7(b)に示すクリンチは、一対のクリンチ爪を開くことで リードを折り曲げ、図7(c)に示すクリンチは、DIP型IC等のように2列 のリードの対角線上の2本をクリンチ爪を幅方向に移動させるとともにクリンチ ヘッドを回転させることで折り曲げ、図7(d)に示すクリンチは、SIP型I C等のように1列のリードの両端のリードをクリンチ爪を幅方向に移動させると ともにクリンチヘッドを回転させることで折り曲げ、図7(e)に示すクリンチ は、リードが奇数本のSIP型IC等の所定の2本のリードをクリンチ爪を幅方 向に移動させるとともにクリンチヘッドを回転させることで折り曲げ、図7(f )に示すクリンチは、コネクター等の千鳥配置のリードのうち両端のリードをク リンチ爪を幅方向に移動させるとともにクリンチヘッドを回転させることで折り 曲げ、図7(g)に示すクリンチは、半固定ボリュームの2本のリードをクリン チ爪を幅方向に移動させるとともにクリンチヘッドを回転させることで折り曲げ 、図7(h)に示すクリンチは、IFTのリード自体ではなく基板に挿入された ケースリード(■で示す)をクリンチ爪を開くことで折り曲げ、図7(i)に示 すクリンチは、1本のテストピンをクリンチ爪を開くことで折り曲げ、更に図7 (j)に示すクリンチは、クリンチヘッドを回転させつつクリンチ爪を開くこと で、リードを所定方向に折り曲げるようにしている。
【0020】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案によれば、電子部品をチャックして基板に挿入す る挿入装置に対してクリンチ装置の位置を規制せず、クリンチする電子部品に合 せてクリンチ装置自体が、前後方向(X方向)、左右方向(Y方向)、垂直方向 (Z方向)に移動可能で垂直軸廻りに回動可能、つまり4軸方向に移動又は回動 可能としたので、SIP型電子部品、DIP型電子部品、コネクタ、アキシャル 部品、ラジアル部品等の異形電子部品などであっても基板に対する自動実装が容 易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るクリンチ装置を適用した実装装置
の正面図
【図2】同クリンチ装置の斜視図
【図3】同クリンチ装置の一部断面正面図
【図4】クリンチヘッドの拡大断面図
【図5】図4のA−A方向断面図
【図6】クリンチヘッドの平面図
【図7】本考案に係るクリンチ装置でクリンチできる各
種態様を示す図
【符号の説明】
1…電子部品の実装装置、3…基板、4…電子部品、5
…リード、10…基板の保持装置、20…電子部品の挿
入装置、26…チャック、30…クリンチ装置、31…
固定フレーム、34…移動フレーム、37…支持部材、
40…昇降部材、50…クリンチヘッド、54…ピニオ
ン、58…クリンチ爪、59…ラック、60…バックア
ップピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板から突出する電子部品のリード等を
    折り曲げるクリンチ装置において、このクリンチ装置は
    前後方向(X方向)に移動可能とされた移動フレーム
    と、この移動フレームに沿って左右方向(Y方向)に移
    動可能とされた支持部材と、この支持部材に対して垂直
    方向(Z方向)に移動可能されるとともに垂直軸を中心
    として回動可能とされた昇降部材と、この昇降部材上に
    着脱自在に取付けられるとともに開閉動する一対のクリ
    ンチ爪を有するクリンチヘッドとを備えた部品のクリン
    チ装置。
JP9242092U 1992-12-22 1992-12-22 部品のクリンチ装置 Pending JPH0652196U (ja)

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Cited By (4)

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