JP3646418B2 - 電子部品実装装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、移載ヘッドをX方向やY方向へ水平移動させて電子部品を基板に移送搭載する電子部品実装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子部品実装装置として、移載ヘッドをX方向やY方向へ水平移動させながら、電子部品供給部に備えられた電子部品を基板に移送搭載するものが知られている。移載ヘッドをX方向やY方向へ水平移動させる移動機構としては、送りねじ機構が多用されている。送りねじ機構としては、例えば特開昭63−178596号公報に記載されたものが知られている。このものは、特にその第4図に示されるように、サーボモータ19(符号は同公報援用、以下同)を駆動してねじ軸21を回転させることにより、ヘッド支持部材22をねじ軸21に沿って移動させるようになっている。
【0003】
また送りねじ機構としては、特開平3−203295号公報に記載されたものが知られている。このものは、特にその第1図に示されるように、ボールネジ17a,17bは2本設けられており、またボールネジ17a,17bは歯付きプーリ23a,23bおよび歯付きベルト24cにより連動連結されており、サーボモータ19aを駆動することにより、2本のボールネジ17a,20bを回転させて搭載ヘッド3を保持する移動台7Aを移動させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら特開昭63−178596号公報に記載されたものは、ヘッド支持部材22はその一端部側(その第4図において左端部側)がねじ軸21側に連結されているため、ねじ軸21が高速回転してヘッド支持部材22が高速移動するときには、ヘッド支持部材22の他端部側(その第4図において右端部側)は水平方向に振れを生じ、作業ヘッド13の移動の安定性が悪いという問題点があった。
【0005】
これに対し特開平3−203295号公報の移動台7Aは、その両端部をボールネジ17a,20bに連結されているため、移動台7Aの振れはなく、高速移動時の安定性にすぐれている。しかしながらこのものは、高価なボールネジ17a,20bを2本用いるため、コストアップになり、また歯付きプーリ23a,23bと歯付きベルト24cの係合のがたにより、移動台7Aの停止位置に狂いを生じやすいという問題点があった。
【0006】
したがって本発明は、簡単な構造で、移載ヘッドの安定した高速移動を可能とする電子部品実装装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基板のガイドレールと、電子部品供給部と、この電子部品供給部に備えられた電子部品をピックアップして基板に移送搭載する移載ヘッドと、この移載ヘッドを水平移動させる水平移動機構とを備えた電子部品実装装置であって、前記水平移動機構が、前記ガイドレールの長手方向に長尺であって前記ガイドレールを挟んで設けられた移動台と、この移動台の長手方向に前記移載ヘッドを移動させる移動手段と、基台の隅部に立設された支柱上に設置されて開口部を有する天板と、前記移動台のセンターに前記移動手段による前記移載ヘッドの移動方向と直交する方向に配設されてその両端部が前記天板に装着された送りねじと、この送りねじに螺着され且つ前記移動台に結合されて前記天板の前記開口部の内部に配設されたナットと、このナットを回転させることによりこのナットおよび前記移動台を前記送りねじに沿って移動させるモータと、前記天板の両側部の下面において前記移動台の両側部に設けられて前記移動台が前記送りねじに沿って移動するのを案内するガイドレール及びこのガイドレールにスライド自在に嵌合するスライダとを備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明は、移動台のセンターに移動手段による移載ヘッドの移動方向に直交する送りねじを配設するとともに、移動台の両側部にガイドレールを配設し、ナットを回転させることにより、移動台をこの送りねじやガイドレールに沿って移動させるようにしているので、1個の送りねじで移載ヘッドを重心バランス良く高速度で移動させることができる。
【0009】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の平面図、図2は同横断面図、図3は同縦断面図である。
【0010】
図1および図2において、基台1の中央にはガイドレール2が配設されている。ガイドレール2は基板3を搬送する。基板3の搬送方向をX方向とする。またガイドレール2は図1に示す位置に基板3をクランプして位置決めする位置決め部となっている。基台1の両側部には、電子部品供給部としてのパーツフィーダ4が多数並設されている。
【0011】
基台1の隅部には支柱5が立設されており、支柱5上には中央部に大きな開口部7を有する天板6が設置されている。図2において、天板6の両側部の下面にはY方向のガイドレール8が設けられている。9aは第1の移動台、9bは第2の移動台であって、それぞれの両端部に設けられたスライダ11はガイドレール8にスライド自在に嵌合している。第1の移動台9aと第2の移動台9bはガイドレール2の長手方向すなわちX方向に長尺であって、その下面の両端部に設けられた軸受12には第1の送りねじ13a,13bが移動台9a,9bの長手方向に水平な姿勢で保持されている。14a,14bは第1の送りねじ13a,13bを回転させるモータである。
【0012】
図3において、第1の送りねじ13a,13bにはナット15a,15bが螺着されている。ナット15a,15bの下面には移載ヘッド16a,16bが結合されている。移載ヘッド16a,16bは電子部品Pを真空吸着するノズル17を有している。したがってモータ14a,14bが駆動して第1の送りねじ13a,13bが回転すると、移載ヘッド16a,16bは第1の送りねじ13a,13bに沿ってX方向へ移動する。すなわち、第1の送りねじ13a,13b、モータ14a,14b、ナット15a,15bなどは、移載ヘッド16a,16bをX方向へ移動させる移動手段となっている。この電子部品実装装置は、2個の移載ヘッド16a,16bを用いて、パーツフィーダ4に備えられた電子部品Pを基板3に移送搭載するものである。
【0013】
図1において、ガイドレール2を挟んで設けられた第1の移動台9aと第2の移動台9bのセンターにはY方向に長尺の第2の送りねじ20が設けられている。第2の送りねじ20の両端部は天板6に装着されている(図3参照)。第1の移動台9aと第2の移動台9b上には第2の送りねじ20に螺着するナット21a,21bと、ナット21a,21bを回転させるモータ22a,22bが設けられている。23a,23bはナット21a,21bを回転させるためのベルトである。図2及び図3に示すように、ナット21a,21bは上記天板6の開口部7の内部に配設されている。したがってモータ22a,22bが駆動してナット21a,21bが回転すると、ナット21a,21bは第2の送りねじ20に沿ってY方向へ移動し、ナット21a,21bと一体の第1の移動台9aおよび第2の移動台9bや移載ヘッド16a,16bもY方向、すなわち第1の送りねじ13a,13bによる移動方向と直交する方向へ移動する。
【0014】
この電子部品実装装置は上記のような構成より成り、次に全体の動作を説明する。図1において、モータ14a,14bが駆動して第1の送りねじ13a,13bが回転することにより、移載ヘッド16a,16bはX方向へ移動し、またモータ22a,22bが駆動してナット21a,21bが回転することにより、移載ヘッド16a,16bはY方向に移動する。以上により移載ヘッド16a,16bはX方向やY方向へ水平移動しながら、パーツフィーダ4に備えられた電子部品Pをノズルの17の下端部に真空吸着してピックアップし、基板3の所定の座標位置に搭載していく。
【0015】
第1の移動台9aと第2の移動台9bおよび移載ヘッド16a,16bは、モータ22a,22bが駆動してナット21a,21bが第2の送りねじ20に沿って移動することによりY方向へ移動するが、第2の送りねじ20は第1の移動台9aと第2の移動台9bのセンターに配設されており、かつ第1の移動台9aと第2の移動台9bの両端部はガイドレール8に案内されるので、第1の移動台9aと第2の移動台9bの重心バランスは安定しており、第1の移動台9aと第2の移動台9bは高速度であっても安定してY方向へ移動することができる。
【0016】
【発明の効果】
本発明によれば、第1の移動台と第2の移動台を移動させるための送りねじは、第1の移動台と第2の移動台のセンターに配設され、またその両端部にはガイドレールが設けられているので、第1の移動台と第2の移動台の重心バランスは安定しており、第1の移動台と第2の移動台を高速度であっても安定して移動させることができる。また送りねじは1個でよいので、送りねじに要するコストを低減し、また構造を簡単化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の平面図
【図2】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の横断面図
【図3】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の縦断面図
【符号の説明】
2 ガイドレール
3 基板
4 パーツフィーダ
6 天板
8 ガイドレール
9a 第1の移動台
9b 第2の移動台
13a,13b 第1の送りねじ
14a,14b モータ
15a,15b ナット
16a,16b 移載ヘッド
20 第2の送りねじ
21a,21b ナット
22a,22b モータ
Claims (1)
- 基板のガイドレールと、電子部品供給部と、この電子部品供給部に備えられた電子部品をピックアップして基板に移送搭載する移載ヘッドと、この移載ヘッドを水平移動させる水平移動機構とを備えた電子部品実装装置であって、前記水平移動機構が、前記ガイドレールの長手方向に長尺であって前記ガイドレールを挟んで設けられた移動台と、この移動台の長手方向に前記移載ヘッドを移動させる移動手段と、基台の隅部に立設された支柱上に設置されて開口部を有する天板と、前記移動台のセンターに前記移動手段による前記移載ヘッドの移動方向と直交する方向に配設されてその両端部が前記天板に装着された送りねじと、この送りねじに螺着され且つ前記移動台に結合されて前記天板の前記開口部の内部に配設されたナットと、このナットを回転させることによりこのナットおよび前記移動台を前記送りねじに沿って移動させるモータと、前記天板の両側部の下面において前記移動台の両側部に設けられて前記移動台が前記送りねじに沿って移動するのを案内するガイドレール及びこのガイドレールにスライド自在に嵌合するスライダとを備えたことを特徴とする電子部品実装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20563296A JP3646418B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 電子部品実装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20563296A JP3646418B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 電子部品実装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1051190A JPH1051190A (ja) | 1998-02-20 |
JP3646418B2 true JP3646418B2 (ja) | 2005-05-11 |
Family
ID=16510112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20563296A Expired - Fee Related JP3646418B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 電子部品実装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3646418B2 (ja) |
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CN108818323A (zh) * | 2018-07-09 | 2018-11-16 | 安徽睿知信信息科技有限公司 | 一种船舶涡轮除锈保养设备 |
-
1996
- 1996-08-05 JP JP20563296A patent/JP3646418B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1051190A (ja) | 1998-02-20 |
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