JP2000261195A - 部品搭載装置 - Google Patents
部品搭載装置Info
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- JP2000261195A JP2000261195A JP11062245A JP6224599A JP2000261195A JP 2000261195 A JP2000261195 A JP 2000261195A JP 11062245 A JP11062245 A JP 11062245A JP 6224599 A JP6224599 A JP 6224599A JP 2000261195 A JP2000261195 A JP 2000261195A
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- suction
- suction heads
- heads
- component mounting
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の吸着ヘッドを部品の整列間隔に合わせ
て可動板上で任意の等ピッチ間隔に移動させて部品を高
精度に位置合わせして吸着保持可能な部品搭載装置を提
供する。 【解決手段】 等間隔で整列された複数の電子部品を吸
着保持する第1〜第4の吸着ヘッド1〜4と、第1〜第
4の吸着ヘッド1〜4を支持して部品吸着位置と部品搭
載位置との間を移動可能な可動板7と、第1〜第4の吸
着ヘッド1〜4のうち第1の吸着ヘッド1を基準にして
第2〜第4の吸着ヘッド2〜4を任意の等ピッチ間隔で
可動板7上で移動させて電子部品の整列間隔に位置合わ
せをする吸着ヘッド移動機構8とを備えた。
て可動板上で任意の等ピッチ間隔に移動させて部品を高
精度に位置合わせして吸着保持可能な部品搭載装置を提
供する。 【解決手段】 等間隔で整列された複数の電子部品を吸
着保持する第1〜第4の吸着ヘッド1〜4と、第1〜第
4の吸着ヘッド1〜4を支持して部品吸着位置と部品搭
載位置との間を移動可能な可動板7と、第1〜第4の吸
着ヘッド1〜4のうち第1の吸着ヘッド1を基準にして
第2〜第4の吸着ヘッド2〜4を任意の等ピッチ間隔で
可動板7上で移動させて電子部品の整列間隔に位置合わ
せをする吸着ヘッド移動機構8とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、等間隔で整列され
た複数の部品を複数の吸着ヘッドにより部品の整列間隔
に位置合わせして部品吸着位置で吸着保持し、前記複数
の吸着ヘッドを支持する可動板を部品搭載位置へ移動さ
せて吸着保持した部品を搭載可能な部品搭載装置に関す
る。
た複数の部品を複数の吸着ヘッドにより部品の整列間隔
に位置合わせして部品吸着位置で吸着保持し、前記複数
の吸着ヘッドを支持する可動板を部品搭載位置へ移動さ
せて吸着保持した部品を搭載可能な部品搭載装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置等の電子部品を実装基板に搭
載する装置としては、種々のものが提案されている。例
えば、特開昭62−155598号公報に示す電子部品
装着機が提案されている。この電子部品装着機は、任意
な間隔で並べられた部品供給装置より電子部品を吸着保
持して所定の位置に装着又は挿入するヘッドを2つ有し
ており、この2つのヘッド間ピッチを駆動源により回転
しねじの方向が逆向きに切ってあるボールねじに連繋し
て左右同時に開閉させてパーツカセットに搭載された電
子部品の間隔に合わせてピッチ間隔を可変にでき2つの
電子部品を同時に吸着保持するものである。
載する装置としては、種々のものが提案されている。例
えば、特開昭62−155598号公報に示す電子部品
装着機が提案されている。この電子部品装着機は、任意
な間隔で並べられた部品供給装置より電子部品を吸着保
持して所定の位置に装着又は挿入するヘッドを2つ有し
ており、この2つのヘッド間ピッチを駆動源により回転
しねじの方向が逆向きに切ってあるボールねじに連繋し
て左右同時に開閉させてパーツカセットに搭載された電
子部品の間隔に合わせてピッチ間隔を可変にでき2つの
電子部品を同時に吸着保持するものである。
【0003】また、特開昭62−169423号公報に
示す部品移載装置が提案されている。この部品移載装置
は、複数個の吸着ヘッドをその配列方向に移動可能に支
持すると共に、これらを相互にリンク機構でパンタグラ
フ状に連結し、該リンク機構をシリンダ駆動により可動
ロッドに連繋して複数個の吸着ヘッドの配列ピッチ寸法
を変化させるものである。これによって、リンク機構を
駆動して吸着パッドの移動量を比例させることにより、
各吸着パッドの配列ピッチを寸法を迅速かつ容易に変化
可能にしている。
示す部品移載装置が提案されている。この部品移載装置
は、複数個の吸着ヘッドをその配列方向に移動可能に支
持すると共に、これらを相互にリンク機構でパンタグラ
フ状に連結し、該リンク機構をシリンダ駆動により可動
ロッドに連繋して複数個の吸着ヘッドの配列ピッチ寸法
を変化させるものである。これによって、リンク機構を
駆動して吸着パッドの移動量を比例させることにより、
各吸着パッドの配列ピッチを寸法を迅速かつ容易に変化
可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術として提
案されている特開昭62−155598号公報に示す電
子部品装着機は、パーツカセットに複数配列された電子
部品のうち2個ずつ電子部品を吸着して基板上に装着す
ることのみであり、3個以上の電子部品を3個以上のヘ
ッドを用いてヘッドピッチを均等に調整して同時に吸着
して基板上に装着できる技術は開示されていない。よっ
て、部品の実装効率からすれば、ヘッドを走査する回数
が増えて作業効率が低下する。
案されている特開昭62−155598号公報に示す電
子部品装着機は、パーツカセットに複数配列された電子
部品のうち2個ずつ電子部品を吸着して基板上に装着す
ることのみであり、3個以上の電子部品を3個以上のヘ
ッドを用いてヘッドピッチを均等に調整して同時に吸着
して基板上に装着できる技術は開示されていない。よっ
て、部品の実装効率からすれば、ヘッドを走査する回数
が増えて作業効率が低下する。
【0005】また、特開昭62−169423号公報に
示す部品移載装置は、複数の吸着パッドの配列ピッチ寸
法を変化させることはできるが、リンク機構を折り畳ん
だ状態から開く際、或いは開いた状態から折り畳んだ状
態に移行する際に、機械的な抵抗が大きくなりスムーズ
な開閉動作が期待できない。また、リンクを折り畳んだ
り開閉したりする設置スペースがあるため、ヘッド間ピ
ッチを狭くするのにも限界がある。更には、リンクどう
しの接続のガタがあるため各吸着ヘッドをねらった位置
で正確に停止できないといった機構上の課題もあった。
示す部品移載装置は、複数の吸着パッドの配列ピッチ寸
法を変化させることはできるが、リンク機構を折り畳ん
だ状態から開く際、或いは開いた状態から折り畳んだ状
態に移行する際に、機械的な抵抗が大きくなりスムーズ
な開閉動作が期待できない。また、リンクを折り畳んだ
り開閉したりする設置スペースがあるため、ヘッド間ピ
ッチを狭くするのにも限界がある。更には、リンクどう
しの接続のガタがあるため各吸着ヘッドをねらった位置
で正確に停止できないといった機構上の課題もあった。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、複数の吸着ヘッドを部品の整列間隔に合わせて可
動板上で任意の等ピッチ間隔に移動させて部品を高精度
に位置合わせして吸着保持可能な部品搭載装置を提供す
ることにある。
決し、複数の吸着ヘッドを部品の整列間隔に合わせて可
動板上で任意の等ピッチ間隔に移動させて部品を高精度
に位置合わせして吸着保持可能な部品搭載装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。即ち、等間隔で整列された
複数の部品を吸着保持する複数の吸着ヘッドと、複数の
吸着ヘッドを支持して部品吸着位置と部品搭載位置との
間を移動可能な可動板と、複数の吸着ヘッドを1のヘッ
ドを基準にして他の吸着ヘッドを任意の等ピッチ間隔で
可動板上で移動させて部品の整列間隔に位置合わせをす
る吸着ヘッド移動機構とを備えたことを特徴とする。こ
の場合、吸着ヘッド移動機構は、駆動源と、該駆動源に
より回転駆動される単数又は複数のボールねじとを有
し、複数の吸着ヘッドが長手方向にねじピッチ及び/又
はねじ方向が異なるボールねじに嵌合する複数のナット
に連繋しているのが好ましい。また、可動板には、各吸
着ヘッドを上下動させる上下動機構と、各吸着ヘッドを
回転させる回転機構が装備されていても良い。
するため次の構成を備える。即ち、等間隔で整列された
複数の部品を吸着保持する複数の吸着ヘッドと、複数の
吸着ヘッドを支持して部品吸着位置と部品搭載位置との
間を移動可能な可動板と、複数の吸着ヘッドを1のヘッ
ドを基準にして他の吸着ヘッドを任意の等ピッチ間隔で
可動板上で移動させて部品の整列間隔に位置合わせをす
る吸着ヘッド移動機構とを備えたことを特徴とする。こ
の場合、吸着ヘッド移動機構は、駆動源と、該駆動源に
より回転駆動される単数又は複数のボールねじとを有
し、複数の吸着ヘッドが長手方向にねじピッチ及び/又
はねじ方向が異なるボールねじに嵌合する複数のナット
に連繋しているのが好ましい。また、可動板には、各吸
着ヘッドを上下動させる上下動機構と、各吸着ヘッドを
回転させる回転機構が装備されていても良い。
【0008】また、他の部品搭載装置の構成としては、
等間隔で整列された複数の部品を吸着保持する複数の吸
着ヘッドと、複数の吸着ヘッドを支持して部品吸着位置
と部品搭載位置との間を移動可能な可動板と、複数の吸
着ヘッドを可動範囲の中央部を基準にして任意の等ピッ
チ間隔で可動板上を左右両側へ複数ずつ移動させて該複
数の吸着ヘッドが左右対称となるよう配置して部品の整
列間隔に位置合わせをする吸着ヘッド移動機構とを備え
たことを特徴とする。この場合、吸着ヘッド移動機構
は、駆動源と、該駆動源により回転駆動され、複数の吸
着ヘッドの可動範囲の中央部を基準にして両側でねじ方
向が異なり互いにねじピッチが異なる複数のボールねじ
とを有し、複数の吸着ヘッドが複数のボールねじに嵌合
する複数のナットに連繋しているのが好ましい。また、
可動板には、各吸着ヘッドを上下動させる上下動機構
と、各吸着ヘッドを回転させる回転機構が装備されてい
ても良い。
等間隔で整列された複数の部品を吸着保持する複数の吸
着ヘッドと、複数の吸着ヘッドを支持して部品吸着位置
と部品搭載位置との間を移動可能な可動板と、複数の吸
着ヘッドを可動範囲の中央部を基準にして任意の等ピッ
チ間隔で可動板上を左右両側へ複数ずつ移動させて該複
数の吸着ヘッドが左右対称となるよう配置して部品の整
列間隔に位置合わせをする吸着ヘッド移動機構とを備え
たことを特徴とする。この場合、吸着ヘッド移動機構
は、駆動源と、該駆動源により回転駆動され、複数の吸
着ヘッドの可動範囲の中央部を基準にして両側でねじ方
向が異なり互いにねじピッチが異なる複数のボールねじ
とを有し、複数の吸着ヘッドが複数のボールねじに嵌合
する複数のナットに連繋しているのが好ましい。また、
可動板には、各吸着ヘッドを上下動させる上下動機構
と、各吸着ヘッドを回転させる回転機構が装備されてい
ても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の態様
を添付図面に基づいて詳細に説明する。本実施の態様
は、半導体装置などの電子部品を吸着保持してプリント
基板へ搭載可能な部品搭載装置について説明するものと
する。図1は部品搭載装置の正面図、図2は図1の部品
搭載装置の左側面図、図3は図1の部品搭載装置の右側
面図、図4は可動板のXーY方向への移動機構を示す背
面図、図5は図4の右側面図、図6(a)〜(c)は可
動板のXーY方向への移動機構を示す平面図、正面図、
左側面図、図7は可動板上の各吸着ヘッドの配置を示す
説明図、図8〜図14は吸着ヘッドとボールねじとのレ
イアウト構成を示す説明図である。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。本実施の態様
は、半導体装置などの電子部品を吸着保持してプリント
基板へ搭載可能な部品搭載装置について説明するものと
する。図1は部品搭載装置の正面図、図2は図1の部品
搭載装置の左側面図、図3は図1の部品搭載装置の右側
面図、図4は可動板のXーY方向への移動機構を示す背
面図、図5は図4の右側面図、図6(a)〜(c)は可
動板のXーY方向への移動機構を示す平面図、正面図、
左側面図、図7は可動板上の各吸着ヘッドの配置を示す
説明図、図8〜図14は吸着ヘッドとボールねじとのレ
イアウト構成を示す説明図である。
【0010】先ず、図1〜図3を参照して部品搭載装置
の概略構成について説明する。尚、図2は第3の吸着ヘ
ッド3を示すものとし、図3は第4の吸着ヘッド4を示
すものとする。図1において、1,2,3,4は第1〜
第4の吸着ヘッドであり先端に等間隔で整列された複数
の電子部品を吸着保持可能になっている。7は可動板で
あり、第1〜第4の吸着ヘッド1〜4を図1の左右方向
にスライドレール49,50に沿って移動可能に支持す
ると共に、該可動板7が部品吸着位置と部品搭載位置と
の間を例えばX−Y方向に移動可能になっている。この
部品吸着位置には、例えば電子部品が等間隔で整列され
た整列トレイなどが移動可能に装備されており、部品搭
載位置には例えばヘッドにより吸着保持された電子部品
を実装するためのプリント基板などが装備されている。
の概略構成について説明する。尚、図2は第3の吸着ヘ
ッド3を示すものとし、図3は第4の吸着ヘッド4を示
すものとする。図1において、1,2,3,4は第1〜
第4の吸着ヘッドであり先端に等間隔で整列された複数
の電子部品を吸着保持可能になっている。7は可動板で
あり、第1〜第4の吸着ヘッド1〜4を図1の左右方向
にスライドレール49,50に沿って移動可能に支持す
ると共に、該可動板7が部品吸着位置と部品搭載位置と
の間を例えばX−Y方向に移動可能になっている。この
部品吸着位置には、例えば電子部品が等間隔で整列され
た整列トレイなどが移動可能に装備されており、部品搭
載位置には例えばヘッドにより吸着保持された電子部品
を実装するためのプリント基板などが装備されている。
【0011】図2及び図3において、8は吸着ヘッド移
動機構であり、可動板7の裏面側に装備されている。こ
の吸着ヘッド移動機構8は、駆動源であるサーボモータ
9と、ねじピッチが異なり所定ねじ方向を有する第1,
第2のボールねじA,Bとを備えており、サーボモータ
9のモータプーリ10と第1,第2のボールねじA,B
の軸端に設けられたねじプーリ11,12との間に掛け
渡されたタイミングベルト13,14により駆動伝達さ
れるようになっている。第1のボールねじAには第3の
吸着ヘッド3がナットを介して連繋しており(但し第1
の吸着ヘッド1は固定されている)、第2のボールねじ
Bには第2,第4の吸着ヘッド2,4がナットを介して
各々連繋している。
動機構であり、可動板7の裏面側に装備されている。こ
の吸着ヘッド移動機構8は、駆動源であるサーボモータ
9と、ねじピッチが異なり所定ねじ方向を有する第1,
第2のボールねじA,Bとを備えており、サーボモータ
9のモータプーリ10と第1,第2のボールねじA,B
の軸端に設けられたねじプーリ11,12との間に掛け
渡されたタイミングベルト13,14により駆動伝達さ
れるようになっている。第1のボールねじAには第3の
吸着ヘッド3がナットを介して連繋しており(但し第1
の吸着ヘッド1は固定されている)、第2のボールねじ
Bには第2,第4の吸着ヘッド2,4がナットを介して
各々連繋している。
【0012】吸着ヘッド移動機構8は、サーボモータ9
を回転駆動させると、第1,第2のボールねじA,Bに
嵌合するナットに連繋して第1の吸着ヘッド1を基準に
して第2〜第4の吸着ヘッド2〜4が電子部品の整列間
隔に合わせて等ピッチ間隔で可動板7上で移動して電子
部品を吸着保持可能になっている。このとき、第1のボ
ールねじAと第2のボールねじBに嵌合するナットに連
繋する第2〜第4の吸着ヘッド2〜4に形成されるねじ
ピッチ比は、1:2:3となるように形成されている。
具体的には、第1のボールねじAが2に対して第2のボ
ールねじBには1:3のねじピッチ比でねじ溝が形成さ
れている。この場合、第1,第2のボールねじA,Bと
しては、ねじの長手方向でねじピッチが任意に可変に設
計されたボールスクリューと可変ナットの組み合わせを
用いても良い。
を回転駆動させると、第1,第2のボールねじA,Bに
嵌合するナットに連繋して第1の吸着ヘッド1を基準に
して第2〜第4の吸着ヘッド2〜4が電子部品の整列間
隔に合わせて等ピッチ間隔で可動板7上で移動して電子
部品を吸着保持可能になっている。このとき、第1のボ
ールねじAと第2のボールねじBに嵌合するナットに連
繋する第2〜第4の吸着ヘッド2〜4に形成されるねじ
ピッチ比は、1:2:3となるように形成されている。
具体的には、第1のボールねじAが2に対して第2のボ
ールねじBには1:3のねじピッチ比でねじ溝が形成さ
れている。この場合、第1,第2のボールねじA,Bと
しては、ねじの長手方向でねじピッチが任意に可変に設
計されたボールスクリューと可変ナットの組み合わせを
用いても良い。
【0013】また、図2において、可動板7には、取付
板47が略平行に固定されており、該取付板47には第
1〜第4の吸着ヘッド1〜4を各々上下動させる上下動
機構15が装備されている。この上下動機構15は、駆
動源であるサーボモータ16のモータプーリ17と上下
動軸18に設けられたギヤプーリ19との間に掛け渡さ
れたタイミングベルト20を介して上下動軸18の一端
に設けられたピニオンギヤ21が連繋している。このピ
ニオンギヤ21はラック22に噛合しており、該ラック
22は上下動板23に一体に形成されている。この上下
動板23は、該上下動板23の一部に設けられリニアガ
イド24が、取付板47に設けられた上下ガイドレール
48に沿って上下動するようになっている。また上下動
板22の一部にはL型アングル材25が取付固定されて
おり、該L型アングル材25はボールスプライン軸26
に連繋している。このボールスプライン軸26の下端に
は吸着ヘッド(図2では第3の吸着ヘッド3)が設けら
れている。よって、サーボモータ16を回転駆動させる
と、ピニオンギヤ21とラック22との噛合により上下
動板23が上下動してボールスプライン軸26を上下動
させて各吸着ヘッドを上下動させ、電子部品を吸着又は
搭載できるようになっている。
板47が略平行に固定されており、該取付板47には第
1〜第4の吸着ヘッド1〜4を各々上下動させる上下動
機構15が装備されている。この上下動機構15は、駆
動源であるサーボモータ16のモータプーリ17と上下
動軸18に設けられたギヤプーリ19との間に掛け渡さ
れたタイミングベルト20を介して上下動軸18の一端
に設けられたピニオンギヤ21が連繋している。このピ
ニオンギヤ21はラック22に噛合しており、該ラック
22は上下動板23に一体に形成されている。この上下
動板23は、該上下動板23の一部に設けられリニアガ
イド24が、取付板47に設けられた上下ガイドレール
48に沿って上下動するようになっている。また上下動
板22の一部にはL型アングル材25が取付固定されて
おり、該L型アングル材25はボールスプライン軸26
に連繋している。このボールスプライン軸26の下端に
は吸着ヘッド(図2では第3の吸着ヘッド3)が設けら
れている。よって、サーボモータ16を回転駆動させる
と、ピニオンギヤ21とラック22との噛合により上下
動板23が上下動してボールスプライン軸26を上下動
させて各吸着ヘッドを上下動させ、電子部品を吸着又は
搭載できるようになっている。
【0014】また、取付板47には、第1〜第4の吸着
ヘッド1〜4を各々回転させる回転機構27が装備され
ている。この回転機構27は、駆動源であるサーボモー
タ28のモータプーリ29とボールスプライン軸26に
設けられた回転プーリ30との間にタイミングベルト3
1が掛け渡されたて連繋している。また回転プーリ30
にはセンサ板32が設けられており、光センサ33によ
って回転位置を検出可能になっている。よって、サーボ
モータ28を回転駆動させると、ボールスプライン軸2
6が回転駆動されて各吸着ヘッドを回転させることがで
きる。これによって、部品吸着位置と部品搭載位置とで
電子部品の向きを変えて吸着又は搭載することができる
ため、装置レイアウトに合わせた電子部品の移載動作が
行える。また、ボールスプライン軸26の上端にはロー
タリジョイント34が連結されており、図示しないエア
吸引機構に連繋している。
ヘッド1〜4を各々回転させる回転機構27が装備され
ている。この回転機構27は、駆動源であるサーボモー
タ28のモータプーリ29とボールスプライン軸26に
設けられた回転プーリ30との間にタイミングベルト3
1が掛け渡されたて連繋している。また回転プーリ30
にはセンサ板32が設けられており、光センサ33によ
って回転位置を検出可能になっている。よって、サーボ
モータ28を回転駆動させると、ボールスプライン軸2
6が回転駆動されて各吸着ヘッドを回転させることがで
きる。これによって、部品吸着位置と部品搭載位置とで
電子部品の向きを変えて吸着又は搭載することができる
ため、装置レイアウトに合わせた電子部品の移載動作が
行える。また、ボールスプライン軸26の上端にはロー
タリジョイント34が連結されており、図示しないエア
吸引機構に連繋している。
【0015】次に第1〜第4の吸着ヘッド1〜4を保持
する可動板7のX−Y方向への移動機構について図4〜
図6を参照して説明する。図4及び図5において、可動
板7は、第1のベース板35に一体に支持されており、
該第1のベース板35はX軸アクチュエータ36に一体
に取り付けられている。このX軸アクチュエータ36
は、X軸リニアガイド37とX軸ボールねじ38を一体
構造にしたものであり、第1のベース板35はX軸ボー
ルねじ38に連繋して往復移動するインナブロック40
に連結支持されている。図6(a)〜(c)に示すよう
に、X軸駆動モータ(サーボモータ)39によりX軸ボ
ールねじ38を回転駆動することにより、インナブロッ
ク40及び第1のベース板35を図6(a)のX軸方向
(左右方向)にX軸リニアガイド37内を往復移動させ
るようになっている。
する可動板7のX−Y方向への移動機構について図4〜
図6を参照して説明する。図4及び図5において、可動
板7は、第1のベース板35に一体に支持されており、
該第1のベース板35はX軸アクチュエータ36に一体
に取り付けられている。このX軸アクチュエータ36
は、X軸リニアガイド37とX軸ボールねじ38を一体
構造にしたものであり、第1のベース板35はX軸ボー
ルねじ38に連繋して往復移動するインナブロック40
に連結支持されている。図6(a)〜(c)に示すよう
に、X軸駆動モータ(サーボモータ)39によりX軸ボ
ールねじ38を回転駆動することにより、インナブロッ
ク40及び第1のベース板35を図6(a)のX軸方向
(左右方向)にX軸リニアガイド37内を往復移動させ
るようになっている。
【0016】また、図4において、X軸アクチュエータ
36を構成するX軸リニアガイド37は、第2のベース
板41に支持されており、該第2のベース板41の裏面
側には断面コ字状のY軸リニアガイド42が両側に設け
られている。また、装置架台43にはY軸ガイドレール
44が設けられており、該Y軸ガイドレール44にはY
軸リニアガイド42が移動可能に嵌め込まれている。ま
た、第2のベース板41の裏面側にはY軸駆動モータ
(サーボモータ)45が設けられており、該Y軸駆動モ
ータ45に回転駆動されるY軸ボールねじ46に第2の
ベース板41がY軸ボールねじナット46aを介して連
繋している。よって、Y軸駆動モータ45を回転駆動す
ると、Y軸ボールねじ46に連繋する第2のベース板4
1が図6(a)のY軸方向(上下方向)に往復移動させ
るようになっている。
36を構成するX軸リニアガイド37は、第2のベース
板41に支持されており、該第2のベース板41の裏面
側には断面コ字状のY軸リニアガイド42が両側に設け
られている。また、装置架台43にはY軸ガイドレール
44が設けられており、該Y軸ガイドレール44にはY
軸リニアガイド42が移動可能に嵌め込まれている。ま
た、第2のベース板41の裏面側にはY軸駆動モータ
(サーボモータ)45が設けられており、該Y軸駆動モ
ータ45に回転駆動されるY軸ボールねじ46に第2の
ベース板41がY軸ボールねじナット46aを介して連
繋している。よって、Y軸駆動モータ45を回転駆動す
ると、Y軸ボールねじ46に連繋する第2のベース板4
1が図6(a)のY軸方向(上下方向)に往復移動させ
るようになっている。
【0017】上記X−Y方向への移動機構により、可動
板7を電子部品の搭載位置にセットされた基板上に移動
する際に、吸着ヘッド移動機構8を駆動させて第1〜第
4の吸着ヘッド1〜4を実装間隔に開いて電子部品の実
装が行われる。また、図7により可動板7上を移動する
第1〜第4の吸着ヘッド1〜4の移動ピッチについて再
度説明すると、第1の吸着ヘッド1は左端に固定されて
おり、第3の吸着ヘッド3はスライドレール49に連繋
してこれに沿って移動する。また第2,第4の吸着ヘッ
ド2,4はスライドレール50に連繋してこれに沿って
移動する。各吸着ヘッドの移動量は、本実施例では第1
の吸着ヘッド1を基準として第2〜第4の吸着ヘッド2
〜4が1:2:3となるように移動する。これによって
各吸着ヘッドが任意の等ピッチ間隔で停止できるように
なっている。
板7を電子部品の搭載位置にセットされた基板上に移動
する際に、吸着ヘッド移動機構8を駆動させて第1〜第
4の吸着ヘッド1〜4を実装間隔に開いて電子部品の実
装が行われる。また、図7により可動板7上を移動する
第1〜第4の吸着ヘッド1〜4の移動ピッチについて再
度説明すると、第1の吸着ヘッド1は左端に固定されて
おり、第3の吸着ヘッド3はスライドレール49に連繋
してこれに沿って移動する。また第2,第4の吸着ヘッ
ド2,4はスライドレール50に連繋してこれに沿って
移動する。各吸着ヘッドの移動量は、本実施例では第1
の吸着ヘッド1を基準として第2〜第4の吸着ヘッド2
〜4が1:2:3となるように移動する。これによって
各吸着ヘッドが任意の等ピッチ間隔で停止できるように
なっている。
【0018】上記構成によれば、第1〜第4の吸着ヘッ
ド1〜4を電子部品の整列間隔に位置合わせしてヘッド
間隔を任意の等ピッチ間隔に変化させて部品吸着位置で
吸着保持できるので、電子部品を高精度で短時間に位置
決め保持して部品搭載位置に配設されたプリント基板上
に搭載できる。特に、ヘッド吸着機構6は、サーボモー
タ9により回転駆動される第1,第2のボールねじA,
Bに嵌合するナットに連繋して第1〜第4の吸着ヘッド
1〜4を移動させるようになっているので、電子部品の
整列間隔に合わせてヘッドピッチを無段階に、しかも高
精度に位置決めして電子部品を吸着保持できる。従っ
て、多品種少量生産を行う場合にも、吸着ヘッドの大幅
な設計変更をすることなく迅速に対応できる。
ド1〜4を電子部品の整列間隔に位置合わせしてヘッド
間隔を任意の等ピッチ間隔に変化させて部品吸着位置で
吸着保持できるので、電子部品を高精度で短時間に位置
決め保持して部品搭載位置に配設されたプリント基板上
に搭載できる。特に、ヘッド吸着機構6は、サーボモー
タ9により回転駆動される第1,第2のボールねじA,
Bに嵌合するナットに連繋して第1〜第4の吸着ヘッド
1〜4を移動させるようになっているので、電子部品の
整列間隔に合わせてヘッドピッチを無段階に、しかも高
精度に位置決めして電子部品を吸着保持できる。従っ
て、多品種少量生産を行う場合にも、吸着ヘッドの大幅
な設計変更をすることなく迅速に対応できる。
【0019】また、上述した部品搭載装置は、1の吸着
ヘッドを基準として他の吸着ヘッドが可動に構成されて
いたが、吸着ヘッド移動機構8は、例えば図8(c)
(d)に示すように第1〜第4の吸着ヘッド1〜4を可
動範囲の中央部Mを基準にして任意の等ピッチ間隔で可
動板7上を左右両側へ複数ずつ移動させて該第1〜第4
の吸着ヘッド1〜4が左右対称となるよう配置して電子
部品の整列間隔に位置合わせをするようにしても良い。
この場合、吸着ヘッド移動機構8は、駆動源であるサー
ボモータ9と、該サーボモータ9により回転駆動され可
動範囲の中央部Mを基準にして両側でねじ方向が異なる
第1,第2のボールねじA,Bを備えており、第1〜第
4の吸着ヘッド1〜4が第1,第2のボールねじA,B
に嵌合する複数のナットに連繋して左右両側へ移動可能
に装備されている。具体的には、第1のボールねじAに
は第2,第3の吸着ヘッド2,3が各々連繋しており、
第2のボールねじBには第1,第4の吸着ヘッド1,4
が各々連繋している。第1,第2のボールねじA,Bの
ねじピッチの比は、No.1:No.2=No.4:No.3=3:1と
なるようにねじ溝が形成されている。この場合には、第
1〜第4の吸着ヘッド1〜4が可動範囲の中央部Mを基
準にして任意の等ピッチ間隔で可動板7上を左右両側へ
複数ずつ移動させて該第1〜第4の吸着ヘッド1〜4が
左右対称となるよう配置して部品の整列間隔に位置合わ
せをするので、各ヘッドの移動量が短く、部品搭載ピッ
チに合わせてヘッドピッチの変更が迅速にできるという
メリットがある。
ヘッドを基準として他の吸着ヘッドが可動に構成されて
いたが、吸着ヘッド移動機構8は、例えば図8(c)
(d)に示すように第1〜第4の吸着ヘッド1〜4を可
動範囲の中央部Mを基準にして任意の等ピッチ間隔で可
動板7上を左右両側へ複数ずつ移動させて該第1〜第4
の吸着ヘッド1〜4が左右対称となるよう配置して電子
部品の整列間隔に位置合わせをするようにしても良い。
この場合、吸着ヘッド移動機構8は、駆動源であるサー
ボモータ9と、該サーボモータ9により回転駆動され可
動範囲の中央部Mを基準にして両側でねじ方向が異なる
第1,第2のボールねじA,Bを備えており、第1〜第
4の吸着ヘッド1〜4が第1,第2のボールねじA,B
に嵌合する複数のナットに連繋して左右両側へ移動可能
に装備されている。具体的には、第1のボールねじAに
は第2,第3の吸着ヘッド2,3が各々連繋しており、
第2のボールねじBには第1,第4の吸着ヘッド1,4
が各々連繋している。第1,第2のボールねじA,Bの
ねじピッチの比は、No.1:No.2=No.4:No.3=3:1と
なるようにねじ溝が形成されている。この場合には、第
1〜第4の吸着ヘッド1〜4が可動範囲の中央部Mを基
準にして任意の等ピッチ間隔で可動板7上を左右両側へ
複数ずつ移動させて該第1〜第4の吸着ヘッド1〜4が
左右対称となるよう配置して部品の整列間隔に位置合わ
せをするので、各ヘッドの移動量が短く、部品搭載ピッ
チに合わせてヘッドピッチの変更が迅速にできるという
メリットがある。
【0020】ここで、吸着ヘッドの数が3〜6の場合に
ついて、ボールねじとのレイアウト構成をまとめて図8
〜図13を参照して説明する。先ず、図8(a)(b)
は前述した第1〜第4の吸着ヘッド1〜4をボールねじ
A,Bを用いて第1の吸着ヘッド1を基準として第2〜
第4の吸着ヘッド2〜4を移動可能にしたものである。
この場合、ボールねじA,Bはねじ方向が同じで第2〜
第4の吸着ヘッド2〜4がナットを介して各々連繋する
ねじピッチの比がNo.2:No.3:No.4=1:2:3となる
ように各ボールねじにはねじ溝が形成されている。
ついて、ボールねじとのレイアウト構成をまとめて図8
〜図13を参照して説明する。先ず、図8(a)(b)
は前述した第1〜第4の吸着ヘッド1〜4をボールねじ
A,Bを用いて第1の吸着ヘッド1を基準として第2〜
第4の吸着ヘッド2〜4を移動可能にしたものである。
この場合、ボールねじA,Bはねじ方向が同じで第2〜
第4の吸着ヘッド2〜4がナットを介して各々連繋する
ねじピッチの比がNo.2:No.3:No.4=1:2:3となる
ように各ボールねじにはねじ溝が形成されている。
【0021】図8(c)(d)は第1〜第4の吸着ヘッ
ド1〜4をボールねじA,Bを用いて可動範囲の中央部
Mを基準にして任意の等ピッチ間隔で両側へ移動可能に
したものである。ボールねじAには第2,第3の吸着ヘ
ッド2,3が各々ナットを介して連繋しており、ボール
ねじBには第1,第4の吸着ヘッド1,4が各々ナット
を介して連繋している。この場合、ボールねじA,Bは
可動範囲の中央部Mを基準に第2吸着ヘッド2と第3の
吸着ヘッド3、第1の吸着ヘッド1と第4の吸着ヘッド
4とでねじ方向が各々逆に形成されており、第1〜第4
の吸着ヘッド1〜4がナットを介して各々連繋するねじ
ピッチの比がNo.1:No.2=No.4:No.3=3:1となるよ
うに各ボールねじにはねじ溝が形成されている。
ド1〜4をボールねじA,Bを用いて可動範囲の中央部
Mを基準にして任意の等ピッチ間隔で両側へ移動可能に
したものである。ボールねじAには第2,第3の吸着ヘ
ッド2,3が各々ナットを介して連繋しており、ボール
ねじBには第1,第4の吸着ヘッド1,4が各々ナット
を介して連繋している。この場合、ボールねじA,Bは
可動範囲の中央部Mを基準に第2吸着ヘッド2と第3の
吸着ヘッド3、第1の吸着ヘッド1と第4の吸着ヘッド
4とでねじ方向が各々逆に形成されており、第1〜第4
の吸着ヘッド1〜4がナットを介して各々連繋するねじ
ピッチの比がNo.1:No.2=No.4:No.3=3:1となるよ
うに各ボールねじにはねじ溝が形成されている。
【0022】図9(a)〜(c)は吸着ヘッドの数を3
つとした場合のレイアウト構成を示す。先ず、図9
(a)は、第1〜第3の吸着ヘッド1〜3をボールねじ
Aを用いて第2の吸着ヘッド2を基準として第1,第3
の吸着ヘッド1,3を両側へ移動可能にしたものであ
る。この場合、ボールねじAは第2の吸着ヘッド2を基
準にして第1の吸着ヘッド1と第3の吸着ヘッド3とで
ねじ方向が各々逆に形成されており、第1,第3吸着ヘ
ッド1,3がナットを介して各々連繋するねじピッチの
比がNo.1:No.3=1:1となるようにねじ溝が形成され
ている。
つとした場合のレイアウト構成を示す。先ず、図9
(a)は、第1〜第3の吸着ヘッド1〜3をボールねじ
Aを用いて第2の吸着ヘッド2を基準として第1,第3
の吸着ヘッド1,3を両側へ移動可能にしたものであ
る。この場合、ボールねじAは第2の吸着ヘッド2を基
準にして第1の吸着ヘッド1と第3の吸着ヘッド3とで
ねじ方向が各々逆に形成されており、第1,第3吸着ヘ
ッド1,3がナットを介して各々連繋するねじピッチの
比がNo.1:No.3=1:1となるようにねじ溝が形成され
ている。
【0023】図9(b)は、第1〜第3の吸着ヘッド1
〜3をボールねじAを用いて第1の吸着ヘッド1を基準
として第2,第3の吸着ヘッド2,3を移動可能にした
ものである。この場合、ボールねじAはねじ方向が同じ
で第2,第3の吸着ヘッド2,3がナットを介して各々
連繋するねじピッチの比がNo.2:No.3=1:2となるよ
うにねじ溝が形成されている。
〜3をボールねじAを用いて第1の吸着ヘッド1を基準
として第2,第3の吸着ヘッド2,3を移動可能にした
ものである。この場合、ボールねじAはねじ方向が同じ
で第2,第3の吸着ヘッド2,3がナットを介して各々
連繋するねじピッチの比がNo.2:No.3=1:2となるよ
うにねじ溝が形成されている。
【0024】図9(c)は、第1〜第3の吸着ヘッド1
〜3をボールねじAを用いて第3の吸着ヘッド3を基準
として第1,第2の吸着ヘッド1,2を移動可能にした
ものである。この場合、ボールねじAはねじ方向が同じ
で第1,第2の吸着ヘッド1,2がナットを介して各々
連繋するねじピッチの比がNo.2:No.1=1:2となるよ
うにねじ溝が形成されている。
〜3をボールねじAを用いて第3の吸着ヘッド3を基準
として第1,第2の吸着ヘッド1,2を移動可能にした
ものである。この場合、ボールねじAはねじ方向が同じ
で第1,第2の吸着ヘッド1,2がナットを介して各々
連繋するねじピッチの比がNo.2:No.1=1:2となるよ
うにねじ溝が形成されている。
【0025】図10(a)(b)は吸着ヘッドの数を4
つとした場合の他のレイアウト構成を示す。先ず、図1
0(a)は第1〜第4の吸着ヘッド1〜4をボールねじ
A,Bを用いて第2の吸着ヘッド2を基準として第1,
第3,第4の吸着ヘッド1,3,4を移動可能にしたも
のである。この場合、ボールねじAには、第4の吸着ヘ
ッド4がナットを介して連繋しており、ボールねじBに
は第1,第3の吸着ヘッド1,3が各々ナットを介して
連繋している。また、ボールねじBは第2の吸着ヘッド
2を基準にして第1の吸着ヘッド1と第3の吸着ヘッド
3とでねじ方向が各々逆に形成されている。ボールねじ
A,Bには第1,第3,第4の吸着ヘッド1,3,4が
ナットを介して各々連繋するねじピッチの比がNo.1:N
o.3:No.4=1:1:2となるようにねじ溝が形成され
ている。図10(b)は第1〜第4の吸着ヘッド1〜4
をボールねじA,Bを用いて第3の吸着ヘッド3を基準
として第1,第2,第4の吸着ヘッド1,2,4を移動
可能にしたものである。この場合、ボールねじAには、
第1の吸着ヘッド1がナットを介して連繋しており、ボ
ールねじBには第2,第4の吸着ヘッド2,4が各々ナ
ットを介して連繋している。また、ボールねじBは第3
の吸着ヘッド3を基準にして第2の吸着ヘッド2と第4
の吸着ヘッド4とでねじ方向が各々逆に形成されてい
る。ボールねじA,Bには第1,第2,第4の吸着ヘッ
ド1,2,4がナットを介して各々連繋するねじピッチ
の比がNo.1:No.2:No.4=2 :1:1となるようにねじ
溝が形成されている。
つとした場合の他のレイアウト構成を示す。先ず、図1
0(a)は第1〜第4の吸着ヘッド1〜4をボールねじ
A,Bを用いて第2の吸着ヘッド2を基準として第1,
第3,第4の吸着ヘッド1,3,4を移動可能にしたも
のである。この場合、ボールねじAには、第4の吸着ヘ
ッド4がナットを介して連繋しており、ボールねじBに
は第1,第3の吸着ヘッド1,3が各々ナットを介して
連繋している。また、ボールねじBは第2の吸着ヘッド
2を基準にして第1の吸着ヘッド1と第3の吸着ヘッド
3とでねじ方向が各々逆に形成されている。ボールねじ
A,Bには第1,第3,第4の吸着ヘッド1,3,4が
ナットを介して各々連繋するねじピッチの比がNo.1:N
o.3:No.4=1:1:2となるようにねじ溝が形成され
ている。図10(b)は第1〜第4の吸着ヘッド1〜4
をボールねじA,Bを用いて第3の吸着ヘッド3を基準
として第1,第2,第4の吸着ヘッド1,2,4を移動
可能にしたものである。この場合、ボールねじAには、
第1の吸着ヘッド1がナットを介して連繋しており、ボ
ールねじBには第2,第4の吸着ヘッド2,4が各々ナ
ットを介して連繋している。また、ボールねじBは第3
の吸着ヘッド3を基準にして第2の吸着ヘッド2と第4
の吸着ヘッド4とでねじ方向が各々逆に形成されてい
る。ボールねじA,Bには第1,第2,第4の吸着ヘッ
ド1,2,4がナットを介して各々連繋するねじピッチ
の比がNo.1:No.2:No.4=2 :1:1となるようにねじ
溝が形成されている。
【0026】図11、図12は吸着ヘッドの数を5つと
した場合のレイアウト構成を示す。先ず、図11は第1
〜第5の吸着ヘッド1〜5をボールねじA,Bを用い
て、第3の吸着ヘッド3を基準として第1,第2,第
4,第5の吸着ヘッド1,2,4,5を移動可能にした
ものである。この場合、ボールねじAには、第4,第5
の吸着ヘッド4,5が各々ナットを介して連繋してお
り、ボールねじBには第1,第2の吸着ヘッド1,2が
各々ナットを介して連繋している。また、ボールねじ
A,Bには第1,第2,第4,第5の吸着ヘッド1,
2,4,5がナットを介して各々連繋するねじピッチの
比がNo.1:No.2:No.4:No.5=2:1:1:2となるよ
うに各ボールねじにはねじ溝が形成されている。
した場合のレイアウト構成を示す。先ず、図11は第1
〜第5の吸着ヘッド1〜5をボールねじA,Bを用い
て、第3の吸着ヘッド3を基準として第1,第2,第
4,第5の吸着ヘッド1,2,4,5を移動可能にした
ものである。この場合、ボールねじAには、第4,第5
の吸着ヘッド4,5が各々ナットを介して連繋してお
り、ボールねじBには第1,第2の吸着ヘッド1,2が
各々ナットを介して連繋している。また、ボールねじ
A,Bには第1,第2,第4,第5の吸着ヘッド1,
2,4,5がナットを介して各々連繋するねじピッチの
比がNo.1:No.2:No.4:No.5=2:1:1:2となるよ
うに各ボールねじにはねじ溝が形成されている。
【0027】図12(a)は第1〜第5の吸着ヘッド1
〜5をボールねじA,Bを用いて、第1の吸着ヘッド1
を基準として第2〜第5の吸着ヘッド2〜5を移動可能
にしたものである。この場合、ボールねじAには、第
2,第4の吸着ヘッド2,4が各々ナットを介して連繋
しており、ボールねじBには第3,第5の吸着ヘッド
3,5が各々ナットを介して連繋している。また、ボー
ルねじA,Bには第1〜第5の吸着ヘッド2〜5がナッ
トを介して各々連繋するねじピッチの比がNo.2:No.3:
No.4:No.5=1:2:3:4となるように各ボールねじ
にはねじ溝が形成されている。尚、同様の構成が第5の
吸着ヘッド5を基準にしても形成できる。
〜5をボールねじA,Bを用いて、第1の吸着ヘッド1
を基準として第2〜第5の吸着ヘッド2〜5を移動可能
にしたものである。この場合、ボールねじAには、第
2,第4の吸着ヘッド2,4が各々ナットを介して連繋
しており、ボールねじBには第3,第5の吸着ヘッド
3,5が各々ナットを介して連繋している。また、ボー
ルねじA,Bには第1〜第5の吸着ヘッド2〜5がナッ
トを介して各々連繋するねじピッチの比がNo.2:No.3:
No.4:No.5=1:2:3:4となるように各ボールねじ
にはねじ溝が形成されている。尚、同様の構成が第5の
吸着ヘッド5を基準にしても形成できる。
【0028】図12(b)は第1〜第5の吸着ヘッド1
〜5をボールねじA,Bを用いて、第2の吸着ヘッド2
を基準として第1,第3,第4,第5の吸着ヘッド1,
3,4,5を移動可能にしたものである。この場合、ボ
ールねじAには、第1,第4の吸着ヘッド1,4が各々
ナットを介して連繋しており、ボールねじBには第3,
第5の吸着ヘッド3,5が各々ナットを介して連繋して
いる。また、ボールねじAは第2の吸着ヘッド2を基準
にして第1の吸着ヘッド1と第4の吸着ヘッド4とでね
じ方向が各々逆に形成されている。また、ボールねじ
A,Bには第1,第3,第4,第5の吸着ヘッド1,
3,4,5がナットを介して各々連繋するねじピッチの
比がNo.1:No.3:No.4:No.5=1:1:2:3となるよ
うに各ボールねじにはねじ溝が形成されている。尚、同
様の構成が第4の吸着ヘッド4を基準にしても形成でき
る。
〜5をボールねじA,Bを用いて、第2の吸着ヘッド2
を基準として第1,第3,第4,第5の吸着ヘッド1,
3,4,5を移動可能にしたものである。この場合、ボ
ールねじAには、第1,第4の吸着ヘッド1,4が各々
ナットを介して連繋しており、ボールねじBには第3,
第5の吸着ヘッド3,5が各々ナットを介して連繋して
いる。また、ボールねじAは第2の吸着ヘッド2を基準
にして第1の吸着ヘッド1と第4の吸着ヘッド4とでね
じ方向が各々逆に形成されている。また、ボールねじ
A,Bには第1,第3,第4,第5の吸着ヘッド1,
3,4,5がナットを介して各々連繋するねじピッチの
比がNo.1:No.3:No.4:No.5=1:1:2:3となるよ
うに各ボールねじにはねじ溝が形成されている。尚、同
様の構成が第4の吸着ヘッド4を基準にしても形成でき
る。
【0029】図13、図14は吸着ヘッドの数を6つと
した場合のレイアウト構成を示す。先ず、図13(a)
は、第1〜第6の吸着ヘッド1〜6をボールねじA,
B,Cを用いて、第1の吸着ヘッド1を基準として第2
〜第6の吸着ヘッド2〜6を移動可能にしたものであ
る。この場合、ボールねじAには、第1,第3の吸着ヘ
ッド1,3が各々ナットを介して連繋しており、ボール
ねじBには第2,第4の吸着ヘッド2,4が各々ナット
を介して連繋しており、ボールねじCには、第6の吸着
ヘッド6がナットを介して連繋している。また、ボール
ねじA,B,Cにはねじ方向が同じで第2〜第6の吸着
ヘッド2〜6がナットを介して各々連繋するねじピッチ
の比がNo.2:No.3:No.4:No.5:No.6=1:2:3:
4:5となるように各ボールねじにはねじ溝が形成され
ている。
した場合のレイアウト構成を示す。先ず、図13(a)
は、第1〜第6の吸着ヘッド1〜6をボールねじA,
B,Cを用いて、第1の吸着ヘッド1を基準として第2
〜第6の吸着ヘッド2〜6を移動可能にしたものであ
る。この場合、ボールねじAには、第1,第3の吸着ヘ
ッド1,3が各々ナットを介して連繋しており、ボール
ねじBには第2,第4の吸着ヘッド2,4が各々ナット
を介して連繋しており、ボールねじCには、第6の吸着
ヘッド6がナットを介して連繋している。また、ボール
ねじA,B,Cにはねじ方向が同じで第2〜第6の吸着
ヘッド2〜6がナットを介して各々連繋するねじピッチ
の比がNo.2:No.3:No.4:No.5:No.6=1:2:3:
4:5となるように各ボールねじにはねじ溝が形成され
ている。
【0030】図13(b)は、第1〜第6の吸着ヘッド
1〜6をボールねじA,B,Cを用いて、第2の吸着ヘ
ッド2を基準として第1,第3,第4,第5,第6の吸
着ヘッド1,3,4,5,6を移動可能にしたものであ
る。この場合、ボールねじAには、第3,第5の吸着ヘ
ッド3,5が各々ナットを介して連繋しており、ボール
ねじBには第4,第6の吸着ヘッド4,6が各々ナット
を介して連繋しており、ボールねじCには、第1の吸着
ヘッド1が連繋している。また、ボールねじA,Bとボ
ールねじCはねじ方向が逆向きであり、第1,第3,第
4,第5,第6の吸着ヘッド1,3,4,5,6がナッ
トを介して各々連繋するねじピッチの比がNo.1:No.3:
No.4:No.5:No.6=1:1:2:3:4となるように各
ボールねじにはねじ溝が形成されている。尚、同様の構
成が第5の吸着ヘッド5を基準にした場合にも形成でき
る。
1〜6をボールねじA,B,Cを用いて、第2の吸着ヘ
ッド2を基準として第1,第3,第4,第5,第6の吸
着ヘッド1,3,4,5,6を移動可能にしたものであ
る。この場合、ボールねじAには、第3,第5の吸着ヘ
ッド3,5が各々ナットを介して連繋しており、ボール
ねじBには第4,第6の吸着ヘッド4,6が各々ナット
を介して連繋しており、ボールねじCには、第1の吸着
ヘッド1が連繋している。また、ボールねじA,Bとボ
ールねじCはねじ方向が逆向きであり、第1,第3,第
4,第5,第6の吸着ヘッド1,3,4,5,6がナッ
トを介して各々連繋するねじピッチの比がNo.1:No.3:
No.4:No.5:No.6=1:1:2:3:4となるように各
ボールねじにはねじ溝が形成されている。尚、同様の構
成が第5の吸着ヘッド5を基準にした場合にも形成でき
る。
【0031】図13(c)は、第1〜第6の吸着ヘッド
1〜6をボールねじA,B,Cを用いて、第3の吸着ヘ
ッド3を基準として第1,第2,第4,第5,第6の吸
着ヘッド1,2,4,5,6を移動可能にしたものであ
る。この場合、ボールねじAには、第1,第4の吸着ヘ
ッド1,4が各々ナットを介して連繋しており、ボール
ねじBには第2,第5の吸着ヘッド2,5が各々ナット
を介して連繋しており、ボールねじCには、第6の吸着
ヘッド6がナットを介して連繋している。また、ボール
ねじAは第3の吸着ヘッド3を基準にして第1の吸着ヘ
ッド1と第4の吸着ヘッド4とでねじ方向が各々逆に形
成されている。ボールねじBは第3の吸着ヘッド3を基
準にして第2の吸着ヘッド2と第5の吸着ヘッド5とで
ねじ方向が各々逆に形成されている。また、第1,第
2,第4,第5,第6の吸着ヘッド1,2,4,5,6
がナットを介して各々連繋するねじピッチの比がNo.1:
No.2:No.4:No.5:No.6=2:1:1:2:3となるよ
うに各ボールねじにはねじ溝が形成されている。尚、同
様の構成が第4の吸着ヘッド4を基準にした場合にも形
成できる。
1〜6をボールねじA,B,Cを用いて、第3の吸着ヘ
ッド3を基準として第1,第2,第4,第5,第6の吸
着ヘッド1,2,4,5,6を移動可能にしたものであ
る。この場合、ボールねじAには、第1,第4の吸着ヘ
ッド1,4が各々ナットを介して連繋しており、ボール
ねじBには第2,第5の吸着ヘッド2,5が各々ナット
を介して連繋しており、ボールねじCには、第6の吸着
ヘッド6がナットを介して連繋している。また、ボール
ねじAは第3の吸着ヘッド3を基準にして第1の吸着ヘ
ッド1と第4の吸着ヘッド4とでねじ方向が各々逆に形
成されている。ボールねじBは第3の吸着ヘッド3を基
準にして第2の吸着ヘッド2と第5の吸着ヘッド5とで
ねじ方向が各々逆に形成されている。また、第1,第
2,第4,第5,第6の吸着ヘッド1,2,4,5,6
がナットを介して各々連繋するねじピッチの比がNo.1:
No.2:No.4:No.5:No.6=2:1:1:2:3となるよ
うに各ボールねじにはねじ溝が形成されている。尚、同
様の構成が第4の吸着ヘッド4を基準にした場合にも形
成できる。
【0032】図14は第1〜第6の吸着ヘッド1〜6を
ボールねじA,B,Cを用いて可動範囲の中央部Mを基
準にして任意の等ピッチ間隔で両側へ移動可能にしたも
のである。ボールねじAには第2,第4の吸着ヘッド
2,4が各々ナットを介して連繋しており、ボールねじ
Bには第3,第5の吸着ヘッド3,5が各々ナットを介
して連繋しており、ボールねじCには第1,第6の吸着
ヘッド1,6が各々ナットを介して連繋している。この
場合、ボールねじA,B,Cは可動範囲の中央部Mを基
準に第2の吸着ヘッド2と第4の吸着ヘッド4、第3の
吸着ヘッド3と第5の吸着ヘッド5、第1の吸着ヘッド
1と第6の吸着ヘッド6とでねじ方向が各々逆に形成さ
れている。また、第1〜第6の吸着ヘッド1〜6がナッ
トを介して各々連繋するねじピッチの比がNo.3:No.2:
No.1=No.4:No.5:No.6=1:3:5となるように各ボ
ールねじにはねじ溝が形成されている。
ボールねじA,B,Cを用いて可動範囲の中央部Mを基
準にして任意の等ピッチ間隔で両側へ移動可能にしたも
のである。ボールねじAには第2,第4の吸着ヘッド
2,4が各々ナットを介して連繋しており、ボールねじ
Bには第3,第5の吸着ヘッド3,5が各々ナットを介
して連繋しており、ボールねじCには第1,第6の吸着
ヘッド1,6が各々ナットを介して連繋している。この
場合、ボールねじA,B,Cは可動範囲の中央部Mを基
準に第2の吸着ヘッド2と第4の吸着ヘッド4、第3の
吸着ヘッド3と第5の吸着ヘッド5、第1の吸着ヘッド
1と第6の吸着ヘッド6とでねじ方向が各々逆に形成さ
れている。また、第1〜第6の吸着ヘッド1〜6がナッ
トを介して各々連繋するねじピッチの比がNo.3:No.2:
No.1=No.4:No.5:No.6=1:3:5となるように各ボ
ールねじにはねじ溝が形成されている。
【0033】尚、吸着ヘッド移動機構8は、例えば第1
〜第4の吸着ヘッド1〜4を有する部品搭載装置の場
合、サーボモータ9よりタイミングベルト13,14を
介して回転駆動される同一ねじピッチが形成された第
1,第2ボールねじA,Bと、該第1,第2ボールねじ
A,Bに各々一体に設けられ、タイミングベルト13,
14が連繋するギヤ比の異なるねじプーリとを有してい
ても良い。このとき、第1〜第4の吸着ヘッド1〜4は
第1,第2ボールねじA,Bに設けられたねじプーリの
ギヤ比に応じて移動量が調整されて等ピッチ間隔に移動
する。この場合には、ねじピッチが同一ピッチのボール
ねじを用いることができるので、ねじプーリのギヤ比を
変更するだけで、各吸着ヘッドの移動量を調整できるの
で、複数の吸着ヘッド間の移動ピッチの変更が容易に行
えるというメリットがある。
〜第4の吸着ヘッド1〜4を有する部品搭載装置の場
合、サーボモータ9よりタイミングベルト13,14を
介して回転駆動される同一ねじピッチが形成された第
1,第2ボールねじA,Bと、該第1,第2ボールねじ
A,Bに各々一体に設けられ、タイミングベルト13,
14が連繋するギヤ比の異なるねじプーリとを有してい
ても良い。このとき、第1〜第4の吸着ヘッド1〜4は
第1,第2ボールねじA,Bに設けられたねじプーリの
ギヤ比に応じて移動量が調整されて等ピッチ間隔に移動
する。この場合には、ねじピッチが同一ピッチのボール
ねじを用いることができるので、ねじプーリのギヤ比を
変更するだけで、各吸着ヘッドの移動量を調整できるの
で、複数の吸着ヘッド間の移動ピッチの変更が容易に行
えるというメリットがある。
【0034】本発明の部品搭載装置は、主として半導体
装置などの電子部品を基板に搭載する場合に用いたがこ
れに限定されるものではなく、多種多様な他の部品を移
載する場合に用いてもよい等、発明の精神を逸脱しない
範囲内でさらに多くの改変を施し得るのはもちろんのこ
とである。
装置などの電子部品を基板に搭載する場合に用いたがこ
れに限定されるものではなく、多種多様な他の部品を移
載する場合に用いてもよい等、発明の精神を逸脱しない
範囲内でさらに多くの改変を施し得るのはもちろんのこ
とである。
【0035】
【発明の効果】本発明は前述したように、複数の吸着ヘ
ッドを部品の整列間隔に位置合わせしてヘッド間隔を任
意の等ピッチ間隔に変化させて部品吸着位置で吸着保持
できるので、部品を高精度で短時間に位置決め保持して
部品搭載位置へ搭載できる。特に、ヘッド吸着機構は、
駆動源により回転駆動される単数又は複数のボールねじ
に嵌合するナットに連繋して複数の吸着ヘッドを移動さ
せるようになっているので、部品の整列間隔に合わせて
ヘッドピッチを無段階に、しかも高精度に位置決めして
部品を吸着保持できる。従って、多品種少量生産を行う
場合にも、吸着ヘッドの大幅な設計変更をすることなく
迅速に対応できる。また、複数の吸着ヘッドが可動範囲
の中央部を基準にして任意の等ピッチ間隔で可動板上を
左右両側へ複数ずつ移動させて該複数の吸着ヘッドが左
右対称となるよう配置して部品の整列間隔に位置合わせ
をするので、各ヘッドの移動量が短く、部品搭載ピッチ
に合わせてヘッドピッチの変更が迅速にできるというメ
リットがある。
ッドを部品の整列間隔に位置合わせしてヘッド間隔を任
意の等ピッチ間隔に変化させて部品吸着位置で吸着保持
できるので、部品を高精度で短時間に位置決め保持して
部品搭載位置へ搭載できる。特に、ヘッド吸着機構は、
駆動源により回転駆動される単数又は複数のボールねじ
に嵌合するナットに連繋して複数の吸着ヘッドを移動さ
せるようになっているので、部品の整列間隔に合わせて
ヘッドピッチを無段階に、しかも高精度に位置決めして
部品を吸着保持できる。従って、多品種少量生産を行う
場合にも、吸着ヘッドの大幅な設計変更をすることなく
迅速に対応できる。また、複数の吸着ヘッドが可動範囲
の中央部を基準にして任意の等ピッチ間隔で可動板上を
左右両側へ複数ずつ移動させて該複数の吸着ヘッドが左
右対称となるよう配置して部品の整列間隔に位置合わせ
をするので、各ヘッドの移動量が短く、部品搭載ピッチ
に合わせてヘッドピッチの変更が迅速にできるというメ
リットがある。
【図1】部品搭載装置の正面図である。
【図2】図1の部品搭載装置の左側面図である。
【図3】図1の部品搭載装置の右側面図である。
【図4】可動板のXーY方向への移動機構を示す背面図
である。
である。
【図5】図4の右側面図である。
【図6】可動板のXーY方向への移動機構を示す平面
図、正面図、左側面図である。
図、正面図、左側面図である。
【図7】可動板上の各吸着ヘッドの配置を示す説明図で
ある。
ある。
【図8】4つの吸着ヘッドと2本のボールねじとのレイ
アウト構成を示す説明図である。
アウト構成を示す説明図である。
【図9】3つの吸着ヘッドと1本のボールねじとのレイ
アウト構成を示す説明図である。
アウト構成を示す説明図である。
【図10】4つの吸着ヘッドと2本のボールねじとのレ
イアウト構成を示す説明図である。
イアウト構成を示す説明図である。
【図11】5つの吸着ヘッドと2本のボールねじとのレ
イアウト構成を示す説明図である。
イアウト構成を示す説明図である。
【図12】5つの吸着ヘッドと2本のボールねじとのレ
イアウト構成を示す説明図である。
イアウト構成を示す説明図である。
【図13】6つの吸着ヘッドと3本のボールねじとのレ
イアウト構成を示す説明図である。
イアウト構成を示す説明図である。
【図14】6つの吸着ヘッドと3本のボールねじとのレ
イアウト構成を示す説明図である。
イアウト構成を示す説明図である。
1,2,3,4 第1〜第4の吸着ヘッド 7 可動板 8 吸着ヘッド移動機構 9,16,28 サーボモータ A,B 第1,第2のボールねじ 10,17,29 モータプーリ 11,12 ねじプーリ 13,14,20,31 タイミングベルト 15 上下動機構 18 上下動軸 19 ギヤプーリ 21 ピニオンギヤ 22 ラック 23 上下動板 24 リニアガイド 25 L型アングル材 26 ボールスプライン軸 27 回転機構 30 回転プーリ 32 センサ板 33 光センサ 34 ロータリジョイント 35 第1のベース板 36 X軸アクチュエータ 37 X軸リニアガイド 38 X軸ボールねじ 39 X軸駆動モータ 40 インナブロック 41 第2のベース板 42 Y軸リニアガイド 43 装置架台 44 Y軸ガイドレール 45 Y軸駆動モータ 46 Y軸ボールねじ 46a Y軸ボールねじナット 47 取付板 49,50 スライドレール
Claims (6)
- 【請求項1】 等間隔で整列された複数の部品を吸着保
持する複数の吸着ヘッドと、 前記複数の吸着ヘッドを支持して部品吸着位置と部品搭
載位置との間を移動可能な可動板と、 前記複数の吸着ヘッドを1のヘッドを基準にして他の吸
着ヘッドを任意の等ピッチ間隔で前記可動板上で移動さ
せて前記部品の整列間隔に位置合わせをする吸着ヘッド
移動機構と、 を備えたことを特徴とする部品搭載装置。 - 【請求項2】 前記吸着ヘッド移動機構は、駆動源と、
該駆動源により回転駆動される単数又は複数のボールね
じとを有し、前記複数の吸着ヘッドが長手方向にねじピ
ッチ及び/又はねじ方向が異なる前記ボールねじに嵌合
する複数のナットに連繋していることを特徴とする請求
項1記載の部品搭載装置。 - 【請求項3】 前記可動板には、前記各吸着ヘッドを上
下動させる上下動機構と、前記各吸着ヘッドを回転させ
る回転機構が装備されていることを特徴とする請求項1
又は請求項2記載の部品搭載装置。 - 【請求項4】 等間隔で整列された複数の部品を吸着保
持する複数の吸着ヘッドと、 前記複数の吸着ヘッドを支持して部品吸着位置と部品搭
載位置との間を移動可能な可動板と、 前記複数の吸着ヘッドを可動範囲の中央部を基準にして
任意の等ピッチ間隔で前記可動板上を左右両側へ複数ず
つ移動させて該複数の吸着ヘッドが左右対称となるよう
配置して前記部品の整列間隔に位置合わせをする吸着ヘ
ッド移動機構と、 を備えたことを特徴とする部品搭載装置。 - 【請求項5】 前記吸着ヘッド移動機構は、駆動源と、
該駆動源により回転駆動され、前記複数の吸着ヘッドの
可動範囲の中央部を基準にして両側でねじ方向が異なり
互いにねじピッチが異なる複数のボールねじとを有し、
前記複数の吸着ヘッドが前記複数のボールねじに嵌合す
る複数のナットに連繋していることを特徴とする請求項
4記載の部品搭載装置。 - 【請求項6】 前記可動板には、前記各吸着ヘッドを上
下動させる上下動機構と、前記各吸着ヘッドを回転させ
る回転機構が装備されていることを特徴とする請求項4
又は請求項5記載の部品搭載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11062245A JP2000261195A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 部品搭載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11062245A JP2000261195A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 部品搭載装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000261195A true JP2000261195A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13194575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11062245A Pending JP2000261195A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 部品搭載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000261195A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006193169A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Lintec Corp | ラベル貼付装置 |
JP2011116461A (ja) * | 2011-03-16 | 2011-06-16 | Lintec Corp | ラベル貼付装置 |
JP2022070428A (ja) * | 2020-10-27 | 2022-05-13 | 株式会社フジキカイ | ラベル貼付装置 |
-
1999
- 1999-03-09 JP JP11062245A patent/JP2000261195A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006193169A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Lintec Corp | ラベル貼付装置 |
JP4727996B2 (ja) * | 2005-01-12 | 2011-07-20 | リンテック株式会社 | ラベル貼付装置 |
JP2011116461A (ja) * | 2011-03-16 | 2011-06-16 | Lintec Corp | ラベル貼付装置 |
JP2022070428A (ja) * | 2020-10-27 | 2022-05-13 | 株式会社フジキカイ | ラベル貼付装置 |
JP7318941B2 (ja) | 2020-10-27 | 2023-08-01 | 株式会社フジキカイ | ラベル貼付装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080812 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081216 |