JPH0651853A - 定電圧回路 - Google Patents

定電圧回路

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JPH0651853A
JPH0651853A JP4205229A JP20522992A JPH0651853A JP H0651853 A JPH0651853 A JP H0651853A JP 4205229 A JP4205229 A JP 4205229A JP 20522992 A JP20522992 A JP 20522992A JP H0651853 A JPH0651853 A JP H0651853A
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JP
Japan
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voltage
current
transistor
control
control transistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4205229A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Uchida
哲郎 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入出力端子間に設けられた制御トランジスタ
により定電圧制御及び過電流保護を行なう定電圧回路に
関し、過電流保護時の制御トランジスタに不要な電流を
供給しないことにより長寿命、低消費電力化を可能とす
ることを目的とする。 【構成】 電流検出部11のトランジスタQ12のコレク
タをダイオードD1 を介して制御トランジスタQ11のベ
ースに接続すると共に電流検出部13の出力となる抵抗
14と抵抗R15との接続点と接続し、電圧制御回路12
を検出電圧と検出電流との両方の信号に応じて制御させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は定電圧回路に係り、特に
入出力端子間に設けられた制御トランジスタにより定電
圧制御及び過電流保護を行なう定電圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の一例の回路構成図を示す。
同図中、Q1 は制御トランジスタを示す。制御トランジ
スタQ1 はPNPトランジスタで、エミッタは電流検出
部1を構成する抵抗R1 を介して入力端子T1N1 と接続
されると共に抵抗R2 を介してベースと接続され、コレ
クタは出力端子TOUT1と接続され、ベースは抵抗R3
介して電圧制御回路2と接続される。
【0003】電流検出部1は抵抗R1 及びPNPトラン
ジスタQ2 よりなり、トランジスタQ2 はエミッタが入
力端子T1N1 と接続され、ベースは制御トランジスタQ
1 のエミッタと抵抗R1 との接続点に接続され、コレク
タは制御トランジスタQ1 のベースに接続される。電圧
制御回路2には電圧検出部3が接続され、電圧制御回路
2は電圧検出部3の検出電圧に応じてトランジスタQ1
のベース電圧を制御する。電圧検出部3は抵抗R4 ,R
5 を直列に接続してなり、抵抗R4 の一端を出力端子T
OUT1に接続し、抵抗R5 の一端を接続し、抵抗R4 と抵
抗R5 との接続点が電圧制御回路2に接続される。
【0004】次に回路の動作について説明する。出力電
圧VOUT1が低下すると抵抗R4 ,R 5 の接続点の電圧が
低下する。電圧制御回路2は抵抗R4 と抵抗R5 との接
続点の電圧が低下すると制御トランジスタQ1 のベース
電圧を低下させる。制御トランジスタQ1 はPNPトラ
ンジスタであるためベース電圧が低下するとオンして、
出力端子TOUT1への供給電流を増加させることにより出
力端子TOUT1の電圧を上昇させ、定電圧を保持する。ま
た、出力端子TOUT1の電圧VOUT1が増加すると、抵抗R
4 ,R5 の接続点の電圧が増加する。電圧制御回路2は
抵抗R4 ,R5の接続点の電圧が増加すると制御トラン
ジスタQ1 のベース電圧を増加させる。制御トランジス
タQ1 はPNPトランジスタであるため、オフして、出
力端子T OUT1への供給電流を低減させ、出力端子TOUT1
の電圧VOUT1を低下させる。
【0005】また、入出力端子間の電流が増加し、予め
設定された一定の値を越えると、入力電圧V1N1 は定電
圧であるため、抵抗R1 にかかる電圧が増加し、抵抗R
1 と制御トランジスタQ1 のエミッタとの接続点の電圧
が低下し、PNPトランジスタQ2 がオンする。PNP
トランジスタQ2 がオンすると制御トランジスタQ1
ベース電圧が増加するため制御トランジスタQ1 はオフ
して、電流Iが制限される。
【0006】例えば、出力端子TOUT1が短絡された場
合、図4(B)に示すように出力電圧VOUT1は時刻t0
で0Vに低下し、これに伴って制御トランジスタQ1
制御され、図4(A)に示すように電流Iが増加する。
電流Iが時刻t1 で予め設定された最大電流Imax に達
すると、PNPトランジスタQ2 がオンして、最大電流
max で電流を制限していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の定電
圧回路では出力端子が短絡し過電流保護が動作した場
合、制御トランジスタには最大許容電流Imax が流れ続
けるため、入出力電圧差によって制御トランジスタの消
費電力は増え最大許容電力及び放熱条件により破壊にい
たるという問題があった。
【0008】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
過電流保護時に制御トランジスタに不要な電流を供給し
ないことにより長寿命、低消費電力化が可能な定電圧回
路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力端子と出
力端子との間に接続され、入力端子と出力端子との間に
流れる電流を制御する制御トランジスタと、出力端子に
印加される電圧を検出する電圧検出手段と、電圧検出手
段により検出された検出電圧が供給され、検出電圧に応
じて前記制御トランジスタのベース電圧を制御する電圧
制御手段とを有し、出力端子の印加電圧を一定に保持す
る安定化電源回路において、前記入力端子と前記出力端
子との間に流れる電流を検出し、検出電流が一定値以上
となると検出信号を前記制御トランジスタのベースに供
給すると共に前記電圧制御手段に前記電圧検出手段の検
出電圧と共に供給する電流制御手段を具備してなる。
【0010】
【作用】電流制御手段は、前記入力端子と前記出力端子
との間に流れる電流を検出し、検出電流が一定値以上と
なると検出信号を前記制御トランジスタのベースに供給
し、かつ、前記電圧制御手段に前記電圧検出手段の検出
電圧と共に供給する。
【0011】このため、電流が一定値以上となり、出力
端子が短絡した場合などでも、上記検出信号により上記
検出電圧を上昇させ、電圧制御手段に供給することがで
きるため、電圧制御手段は出力電圧が目標値であると検
出し、制御トランジスタに不要な電流を流さずに済む。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例の回路構成図を示
す。同図中、Q11は制御トランジスタを示す。制御トラ
ンジスタQ11はPNPトランジスタよりなりエミッタは
電流検出部11を構成する抵抗R11を介して入力端子T
IN2 に接続されると共に抵抗R12を介してベースに接続
され、コレクタは出力端子TOUT2に接続され、ベースは
抵抗R13を介して電圧制御回路12に接続される。
【0013】電流検出部11は抵抗R11及びPNPトラ
ンジスタQ12よりなり、トランジスタQ12はエミッタが
入力端子TIN2 と接続され、ベースは制御トランジスタ
11のエミッタと抵抗R11との接続点に接続され、コレ
クタは逆流防止用ダイオードD1 を介して制御トランジ
スタQ11のベースに接続されると共に、抵抗R16を介し
て電圧検出部13と電圧制御回路12との接続点に接続
される。またトランジスタQ12のコレクタと抵抗R16
の接続点は検出保持時間を持たせるためのコンデンサC
1 を介して接地される。電圧制御回路2には電圧検出部
13が接続され、電圧制御回路12は電圧検出部13の
検出電圧に応じてトランジスタQ11のベース電圧を制御
する。電圧検出部13は抵抗R14,R15を直列に接続し
てなり、抵抗R14の一端を出力端子TOUT1に接続し、抵
抗R15の一端を接続し、抵抗R14と抵抗R15との接続点
が電圧制御回路12に接続される。
【0014】次に回路の動作について説明する。出力電
圧VOUT2が低下すると抵抗R14,R 15の接続点の電圧が
低下する。電圧制御回路12は抵抗R14と抵抗R15との
接続点の電圧が低下すると制御トランジスタQ11のベー
ス電圧を低下させる。制御トランジスタQ11はPNPト
ランジスタであるためベース電圧が低下するとオンし
て、出力端子TOUT2への供給電流を増加させることによ
り出力端子TOUT2の電圧を上昇させ、定電圧を保持す
る。また、出力端子TOUT2の電圧VOUT2が増加すると、
抵抗R14,R15の接続点の電圧が増加する。電圧制御回
路12は抵抗R14,R15の接続点の電圧が増加すると制
御トランジスタQ11のベース電圧を増加させる。制御ト
ランジスタQ11はPNPトランジスタであるため、オフ
して、出力端子TOUT2への供給電流を低減させ、出力端
子TOUT2の電圧VOUT2を低下させる。また、入出力端子
間の電流が増加し、予め設定された一定の値を越える
と、入力電圧V1N2 は定電圧であるため、抵抗R11にか
かる電圧が増加し、抵抗R1 と制御トランジスタQ11
エミッタとの接続点の電圧が低下し、PNPトランジス
タQ12がオンする。PNPトランジスタQ12がオンする
と制御トランジスタQ11のベース電圧が増加するため制
御トランジスタQ11はオフしようとして、電流Iが制限
される。同時にトランジスタQ12のコレクタより抵抗R
16に電流が供給されるため、出力端子TOUT2が低下して
いても電圧制御回路12には電圧VOUT2に目標電圧が印
加されている時と同じ電圧以上が印加されることになり
電圧制御回路12は制御トランジスタQ11をオフしよう
とする。
【0015】例えば、図2(A)時刻t2 〜t3 にかけ
て電流が最大許容電圧まで上昇してしまった場合、これ
に伴って制御トランジスタQ11が制御され、図2(B)
に示すように出力電圧VOUT2は時刻t3 で低下する。電
流Iが時刻t3 で予め設定された最大電流Imax に達す
ると、PNPトランジスタQ12がオンして、制御トラン
ジスタQ11のベース電圧を上昇させ制御トランジスタQ
11をオフさせ、電流Iを低下させる。このとき、電圧制
御回路12の入力は電流検出部11の出力により上昇せ
られ、出力電圧VOUT2の低減を補うため、電圧制御回路
12は制御トランジスタQ11のベース電圧を低下させ
ず、したがって制御トランジスタQ11をオフできる。こ
の動作により、電流が低下し、過電流検出が解除されて
もコンデンサC1 により電圧制御回路12に帰還される
電圧は高く保持されるため図2に示すように最大電流I
max は断続的にしか流れず、制御トランジスタQ11の消
費電力を抑圧できる。
【0016】図2(A)に示すように過電流となった場
合でも、制御トランジスタQ1 に最大電流Imax が流れ
続けることがないため、制御トランジスタQ1 の破損を
防止できると共に長寿命とでき、さらに、低消費電力化
が計れる。
【0017】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、出力電流
が許容最大電流以上となった場合に、制御トランジスタ
に不要な電流を流さずに済むため、制御トランジスタを
破損することがなく、消費電力も低減できる等の特長を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成図である。
【図2】本発明の一実施例の動作波形図である。
【図3】従来の一例の回路構成図である。
【図4】従来の一例の動作波形図である。
【符号の説明】
11 電流検出部 12 電圧制御回路 13 電圧検出部 Q11 制御トランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子と出力端子との間に接続され、
    該入力端子と該出力端子との間に流れる電流を制御する
    制御トランジスタと、該出力端子に印加される電圧を検
    出する電圧検出手段と、該電圧検出手段により検出され
    た検出電圧が供給され、該検出電圧に応じて前記制御ト
    ランジスタのベース電圧を制御する電圧制御手段とを有
    し、出力電圧を一定に保持する定電圧回路において、 前記入力端子と前記出力端子との間に流れる電流を検出
    し、検出電流が一定値以上となると検出信号を前記制御
    トランジスタのベースに供給すると共に前記電圧制御手
    段に前記電圧検出手段の検出電圧と共に供給する電流制
    御手段を具備することを特徴とする定電圧回路。
JP4205229A 1992-07-31 1992-07-31 定電圧回路 Pending JPH0651853A (ja)

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JP4205229A JPH0651853A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 定電圧回路

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JP4205229A JPH0651853A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 定電圧回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100723327B1 (ko) * 2005-06-24 2007-05-31 가부시키가이샤 리코 정전압 회로, 복수 개의 정전압 회로를 구비하는 전원시스템 장치 및 그 제어 방법
JP2013115864A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Toshiba Corp 保護回路、光通信システムおよび給電システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100723327B1 (ko) * 2005-06-24 2007-05-31 가부시키가이샤 리코 정전압 회로, 복수 개의 정전압 회로를 구비하는 전원시스템 장치 및 그 제어 방법
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