JPH0651177B2 - 回転選別籾摺機 - Google Patents

回転選別籾摺機

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JPH0651177B2
JPH0651177B2 JP16900985A JP16900985A JPH0651177B2 JP H0651177 B2 JPH0651177 B2 JP H0651177B2 JP 16900985 A JP16900985 A JP 16900985A JP 16900985 A JP16900985 A JP 16900985A JP H0651177 B2 JPH0651177 B2 JP H0651177B2
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正彦 佐々木
智 矢橋
修 川渕
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セイレイ工業株式会社
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は風選部上に脱部と、内周面に多数の壷穴を形
設して回動可能に横架した選別胴によつて玄米と籾の混
合米を選別する壷穴式選別部を配設して構成するものに
おいて、風選部内殊に混合米取出樋およびその周辺の清
掃点検を容易にしようとする回転選別籾摺機に関するも
のである。
(ロ)従来の技術 上記のように、風選部上に脱部と壷穴式選別部を配設
して構成する回転選別籾摺機は、従来の技術としては例
えば特開昭60−28829号公報に開示されているよ
うなものであつて、この同公報に示された構成によると
壷穴式選別部は風選部に対して移動自在になつてはいる
ものの風選部内において特に清掃と点検作業に困難性を
伴なう混合米取出樋およびその周辺は覆われている構成
であるが故にその清掃と点検にあたつては面倒で扼介な
作業を余儀なくさせられていたのである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 このように従来の技術による回転選別籾摺機にあつては
風選部内に横設されるべき混合米取出樋の上方は全面的
に覆われているのであるからたとえ壷穴式選別部を風選
部に対して移動自在にしても特に清掃点検が要求される
混合米取出樋およびその周辺の清掃点検は頗る面倒で扼
介な作業である。
そこで本発明はこのような混合米取出樋およびその周辺
の清掃点検が容易に行なえるようなものにして機械の性
能保持と寿命を永くするを目的として提供しようとする
ものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は上記の目的を達成する上で次のように構成する
ものである。
即ち、風選部上に脱部と壷穴式選別部を配設して構成
する回転選別籾摺機において、 該風選部内に横設されるべき混合米取出樋を壷穴式選別
部の下方箇所に位置させ、且つ前記壷穴式選別部を風選
部に対して移動自在に構成するとともに前記混合米取出
樋上方で風選路を形成する天板部分に大きく開閉自在な
掃除口を設けて構成するものである。
(ホ)作用 本発明はこのように構成するを以つて籾摺作業の終了ま
たは中断時等必要に応じて随時壷穴式選別部を風選部上
で移動させて壷穴式選別部が重合されている風選部の上
部を開放しこの開放された風選部の上部から掃除口を開
口するのである。
そうすると混合米取出樋上方で風選路を形成する天板部
分は大きく開口されてこの混合米取出樋およびその周辺
はこの掃除口から目視しながらその清掃と点検が楽に行
なえるようになるのである。
(ヘ)実施例 以下本発明を実施例図を参照して説明すると、 この回転選別籾摺機は第1図と第2図に示すように機台
(1)上に風選部(B)を、この風選部(B)上の前後に脱部
(A)と壷穴式選別部(C)を配設し、玄米と籾の混合米は昇
降機(D)によつて揚上して壷穴式選別部(C)に供給するよ
うになつており、風選部(B)から外側方にそれぞれ突出
する混合米取出ケース(2)と玄米取出ケース(3)によつて
その下部を挾み機台(1)で受けた状態で壷穴式選別部(C)
の側部に立設されている。
そして、この回転選別籾摺機の脱、風選、選別の各工
程は第1図に示されているように、籾タンク(4)に投入
された籾は、一対の脱ロール(5)にて摺落され選別風
路(6)で風選される。籾穀は吸引排塵機(7)から機外に排
出され粃類は粃樋(8)から取出され、玄米と籾の混合米
は混合米取出ケース(2)内の混合米取出樋(9)から昇降機
(D)の前側室内を揚上され異物除去ケース(10)に流入し
混合米中に混入する小石や金属片などのような異物が取
除かれこの異物除去ケース(10)の一方側に連続する供給
樋(11)に入る。(12)は穀粒が通過する程度の篩目をもつ
篩線を示し、(13)は異物除去ケース(10)の他方側に連続
する異物取出樋で上記の混合米中に混入する異物は篩線
(12)で篩われこの篩線(12)上をつたつて異物取出樋(13)
内に落下し機外に取出されるようになつている。
前記の供給樋(11)に入つた混合米は内周面に多数の壷穴
(14)を形設した選別胴(15)内を移送樋(16)によつて後側
に送られ落下口(17)から選別胴(15)の内周面に落下し壷
穴(14)の掬い上げ作用によつて玄米は玄米受樋(18)に分
離されて前側に送られたのち玄米取出樋(19)を経て前記
風選部(B)の後側寄りに導出され後述する風選路(20)で
屑米が除去されて前記玄米取出ケース(3)内に延出され
た玄米取出樋(21)から昇降機(D)の後側室を揚上されて
機外適所に取出される。玄米と分離した籾は選別胴(15)
の前側でその内周面に等配されたバケツト(22)により持
上げられ上方に至つて落下しこの落下する籾は還元樋(2
3)によつて受けられて籾タンク(4)還元され再度一対の
脱ロール(5)に供給されるのである。
また、(24)は風選路(20)で玄米中から選別された屑米を
取出すために混合倍取出ケース(2)内に延出された屑米
取出樋である。
壷穴式選別部(C)への動力は脱ギヤケース(25)から取
出されて伝動させられる伝動軸(26)端部と前記選別胴(1
5)を支承して回動させる転輪(27)の軸端部の突合によつ
て伝達する軸継手(28)を介して壷穴式選別部(C)側に伝
達している。
次に、壷穴式選別部(C)を風選部(B)に対して移動自在に
する手段について述べると、 この壷穴式選別部(C)の前部下端の両側にはコロ(29)が
それぞれ取着され後側に設ける把持棒(30)によつて前後
に押し引きすることによつて風選部(B)の上側両側に前
後方向に取付けたガイド板(31)にそつて移動自在に構成
され風選部(B)上の両側に固設したストツパー(32)とガ
イド板(31)に螺合する固定ツマミ(33)によつて定位置に
固定されるようになつている。
上記風選部(B)の上部における後端には係止金(34)を斜
め上方に向け突設させ、壷穴式選別部(C)の下側におけ
る稍々前側寄りには両側壁(35)を連結して補強する連結
金(36)が横設されている。
また、前記の還元樋(23)にはこの還元樋(23)が脱部
(A)の籾タンク(4)と接合する前において分出樋(37)を一
体に設けて上下に還元口(23a)と分出口(37a)を開口
し、、(38)はハンドル(39)によつて還元樋(23)内を流出
する穀粒を分出樋(37)に切換える切換弁である。籾タン
ク(4)には上記還元口(23a)と対応する受口(40)が開口さ
れ、この受口(40)の下側に上記分出口(37a)に対応する
受口(41)をもち機外と連通する排出樋(42)が籾タンク
(4)一体に取着されている。そして受口(40)(41)の周囲
にはスポンジ等の柔軟質材(43)が貼着されこの柔軟質材
(43)は還元口(23a)と分出口(37a)がそれぞれ受口(40)と
(41)に挿入するとき還元口(23a)と分出口(37a)の周りに
取着せる当て板(44)に接着するようになつている。
さらに、前述せる屑米取出樋(24)と混合米取出樋(9)は
壷穴式選別部(C)の前部下方箇所における風選部(B)内に
上下段違いに横設され、この混合米取出樋(9)と屑米取
出樋(24)の上方には後側から前記選別風路(6)に連通す
る前述の風選路(20)が形成されている。
そしてこの風選路(20)の上方は中程部より前部が折曲し
て傾斜する天板(45)によつて全幅にわたつて覆われ、そ
の天板(45)の中程部をはさんで全部から後部寄りにかけ
て両側を僅かに残して大きく掃除口(46)を開口してい
る。(47)はこの掃除口(46)を開閉自在にする蓋板であつ
て第9図と第10図に示すように上記天板(45)と同様に中
程部が稍々折曲してへの字状に形成されその折曲部(48)
より若干前側箇所に連通筒(49)を上方に向けて突設し且
つこの上面(49a)が前記玄米取出樋(19)の下面(19a)に合
致するようにして玄米取出樋(19)と蓋板(47)の下面側と
を連通させてある。
(50)は玄米流穀板でその上端は連通筒(49)から流出する
玄米を受けるように位置させて斜設し表面には上方から
見て山形の拡散板体(51)が附設されている。
したがつて前記風選路(20)はその前側部を天板(45)と蓋
板(47)の各前部によつて形成され、後部側は玄米流穀板
(50)によつて形成されることになり、前記の混合米取出
樋(9)と屑米取出樋(24)の上方には風選路(20)の前側部
が位置するようになる。
なお、蓋板(47)を天板(45)に着脱するには蓋板(47)の前
部側周縁を天板(45)の掃除口(46)口縁に形成せる溝(45
a)に挿し込み後部側はその周縁部を天板(45)に載せ蝶ボ
ルト(52)によつて固定してある。
以上のように構成されているから、籾摺作業の終了また
は中断時等において風選部(B)内、特に混合米取出樋(9)
および屑米取出樋(24)等とその周辺を清掃点検するに
は、先ず壷穴式選別部(C)を移動させるのである。
即ち、壷穴式選別部(C)を風選部(B)上の定位置に固定し
ている固定ツマミ(33)を弛めてその固定を解除し把持棒
(30)を上方に回動させて第2図の仮想線に示す後方への
保持突出姿勢にし壷穴式選別部(C)をやや持上げ気味に
して後方に引出せば軸継手(28)は互に解離するとともに
還元樋(23)と分出樋(37)は籾タンク(4)と排出樋(42)か
ら解離してコロ(29)は風選部(B)上を転動し連結金(36)
は係止金(34)に当接する。そこで手許を順次下げてこの
当接箇所を支点にして傾斜接地させれば第2図に仮想線
で示す状態となつて風選部(B)の壷穴式選別部(C)が重合
していた上部は開放され第7図に示すように天板(45)と
蓋板(47)および連通筒(49)は露出する。ついで脱部
(A)と壷穴式選別部(C)の間を塞いでいるさな板(53)を取
除けば第8図の状態となる。そこで蝶ボルト(52)を取外
して蓋板(47)を連通筒(49)と一緒に後方に引出せばこの
蓋板(47)の前部側周縁は溝(51)から脱して掃除口(46)は
大きく開口して第11図に示すように混合米取出樋(9)と
屑米取出樋(24)およびその周辺の上方は大きく開放さ
れ、さらに玄米流穀板(50)及び拡散板体(51)も露出する
ようになる。
したがつて、この大きく開口した掃除口(46)から手を差
し入れてそれらの清掃と点検を行なうのである。
この清掃と点検の作業を終え元の状態に復するには蓋板
(47)で掃除口(46)を閉塞して蝶ボルト(52)で固定しさな
板(53)を載せ傾斜状態の壷穴式選別部(C)をその把持棒
(30)をもつて後部をもち上げ前方に押し込めばコロ(29)
はストツパー(32)に当接するとともに軸継手(28)は連結
し還元樋(23)等は籾タンク(4)側に接合する。そこで固
定つまみ(33)によつて定位置に固定するのである。
なお、この実施例のものの掃除口(46)は前述のように風
選路(20)を形成する天板(45)部分だけでなく後方にさら
に大きく開放して玄米流穀板(50)の上方にわたつて設け
てある。
(ト)発明の効果 本発明は以上詳述したように、風選部上に脱部と壷穴
式選別部を配設して構成する回転選別籾摺機において、
該風選部内に横設されるべき混合米取出樋を壷穴式選別
部の下方箇所に位置させ、且つ前記壷穴式選別部を風選
部に対して移動自在に構成するとともに前記混合米取出
樋上方で風選路を形成する天板部分に大きく開閉自在な
掃除口(46)を設けてある構成にしたのであるから、籾摺
作業の終了または中断時等必要に応じて随時壷穴式選別
部を風選部に対して移動させてこの壷穴式選別部が重合
されている風選部の上部を開放しておいて、風選路を形
成する天板部分を大きく開口できるから、混合米取出樋
およびその周辺はこの大きく開口した掃除口から目視し
ながらその清掃と点検が楽に行なえるようになり、従来
頗る面倒で扼介な作業とされたこの清掃と点検を容易に
なし得て機械の性能保持とその寿命を永くすることが可
能となつたのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施態様を例示せるものにして、第1図
は本発明による回転選別籾摺機の内部構造を示す概略側
面図、第2図は同要部を示す外観側面図、第3図は壷穴
式選別部の前面図、第4図は還元樋側の縦断側面図、第
5図は脱部側を示す縦断側面図、第6図は第5図の後
面図、第7図と第8図および第11図はそれぞれの作用を
説明するため要部を平面図で示したものであり、第9図
と第10図は蓋板の平面図と同縦断側面図を示してある。 (A)……脱部、(B)……風選部 (C)……壷穴式選別部、(9)……混合米取出樋 (20)……風選路、(45)……天板 (46)……掃除口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−232281(JP,A) 特開 昭60−232279(JP,A) 実開 昭60−58288(JP,U) 実開 昭61−22539(JP,U) 実開 昭61−204644(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】風選部(B)上に脱部(A)と壷穴式選別部
    (C)を配設して構成する回転選別籾摺機において、該風
    選部(B)内に横設されるべき混合米取出樋(9)を壷穴式選
    別部(C)の下方箇所に位置させ、且つ前記壷穴式選別部
    (C)を風選部(B)に対して移動自在に構成するとともに前
    記混合米取出樋(9)上方で風選路(20)を形成する天板(4
    5)部分に大きく開閉自在な掃除口(46)を設けてあること
    を特徴とする回転選別籾摺機。
JP16900985A 1985-07-30 1985-07-30 回転選別籾摺機 Expired - Fee Related JPH0651177B2 (ja)

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