JPH06510843A - 特に内燃機関のための平坦なガスケットと、そのガスケットの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 特に内燃機関のための平坦なガスケットと、そのガスケットの製造方法本願発明 は、特に内燃機関用の平坦なガスケットと、その製造方法に関するものである。

実際、平坦なガスケット、特に内燃機関の油だめのための平坦なガスヶ・ントは 、二重の要求、すなわち、締め付は荷重を受けることと、流体に対する密閉性を 保証することを満足させなければならない。

この目的のために、既存の平坦なガスケントは、一般に金属性のシートを備えて いる。このシートは、荷重を受けることを許容し、その接合平面の形に切断され た輪郭を備えている。

このシートには、また、締め付はボルトの通路に対応する開口部や流体の通路に 対応する開口部が設けられている。

流体通路に対応する開口部の周辺には、ソールを行うエラストマー材料のビード が設けられている。

第１の重要な欠点は、エラストマー性のビードと金属性のシートとの接続が弱い ことである。

実際、ビードは成形され、単に接合によって、開口部の内面に固定されてしする 。

今、採用されているこのノートは、数十ミリメートルの厚さを有している。その 結果、この表面は大変薄く、その接合が相当であるという事実にもかかわらず、 機械的な接触は大変弱いままであり、ある一定の機械的な応力、振動あるいは特 に衝撃に耐えることができなかった。

また、そのようなガスケントは、単にエラストマーのビードによって、第１の７ −ルを提供している。

それ故、この第１の／−ルを完全にする第２のソールがない。その結果、エラス トマービードのどんな欠陥も、漏れにつながる。

さらに、この欠点を打ち負かすことを企てるために、接合領域を増加させる突出 環状領域を各開口部に備えているガスケットが知られている。

ある場合において、このリングの径方向に切り欠き部を設ける改良を行い、接合 領域を広げるようにしている。

それにもかかわらず、機械的な連結が多くの適用において、不十分となっている ことがわかっている。

その上、このタイプのガスケットは、第２のシールが提供されていない。

また、上述した２つのタイプのガスケットは、締め付は荷重の分配を変えること は、決してできないことに注意する必要がある。

さらに、従来技術のガスケットは、エラストマーの薄い層で被覆された、積み重 ねられたシート提案している。

シールすべき開口部の周辺において、シートは変形させられ、ボスを提供してい る。

この場合、第１のシールは、そのボスとエラストマーの薄い層によって確保され る。一方、第２のシールは、その接合平面に広げられたエラストマーの層によっ て確保される。

一方、欠点が、エラストマーに関係している。というのは、そのエラストマーが ニトリル系から選ばれ、その厚さを数十ミリメートルとすることができ、そのよ うな材料は、大変厚い状態で使用されたとき、こわれ易いからである。

このように、このガスケットは、圧痕を受ける性能が乏しい。というのは、その エラストマーは、良好なりリープ（ｃｒｅｅｐ）特性を備えていないからである 。

したがって、その接合平面は、大変注意深く準備された表面を備えていなくては ならない。それは、対応して、価格を上昇させ、製造を複雑にする。

この目的のために、特に内燃機関用の平坦なガスケットであって、補強材を形成 する少なくとも１つの金属製のシートを備えており、前記補強材は、エラストマ ーの接合面と部材の形に切断されており、特にビードタイプにおいて、エラスト マーが、シールすべき開口部の領域におけるシートに付着され接合された平坦な ガスケットにおし）で、前記ソートの表面の一部の上に付着された一体形のエラ ストマーのバッキングを備えており、前記バッキングは、一部に設けられたより 厚い肉厚部を形成しており、該肉厚部が、シールすべき開口部の領域においてシ ールしている。

ある特定の特徴によれば、平坦なガスケットは、少なくとも１つのシートを備え 、該ソートには弾性支持部材が設けられており、該弾性支持部材は、このシート の領域の少なくとも一部に分配されている。

本願発明の他の特徴によれば、前記分配された弾性支持部材は、弾性変形部を備 えており、この弾性変形部が前記１つのシートあるいは複数のシートに設けられ ており、前記弾性変形部がこの／−トの各側あるいはこれらのシートの各々から 突出している。

さらに、前記１つのノートあるいは複数のソートに設けられた弾性変形部が、前 記シートあるいはこれらのシートの各々の中央平面に対して対称となっている。

本願発明の特定の特徴によれば、前記補強材は、積み重ねられたシートを備えて おり、これらのノートの１つが、弾性支持部材のない平らなノートであり、スペ ーサ部材の作用をなすために設けられている。

本願発明の変形例によれば、前記補強材の前記／−トの少なくとも１つが、少な くとも１つの部分的に切断された部分２備えており、この切断部分が、該切断部 分領域におけるこのガスケットの剛性を調整している。

その上、前記補強材の前記シートが、可変可能な厚さを有している。

さらに、前記シートの１つあるいは複数が、事前に加工硬化され、薄板状部分が 設けられ、較正されており、これにより、Ｓ字形の変形部が設けられている。

本願発明の特定の特徴によれば、前記バンキングが、その２つの面の少なくとも １つの上にくぼみを備えており、これにより、接触部分の接合面上に圧痕を受け る性能が改善されている。

本願発明の好ましい実施例によれば、前記エラストマーは、低動的粘度を有して おり、このエラストマーが、シリコーン系から特に選択されており、これにより 、種々のすき間を充てんできる。

本願発明は、下記に示す添付した図面を参照して、特定の実施例にしたがって、 述べられている。

図１は、本願発明の平坦なガスケットを製造するための薄板状部分が設けられた シートの部分断面図である。

図２は、本願発明の平坦なガスケットの部分断面図である。

図３は、複数のソートタイプの本願発明による平坦なガスケットの部分断面図で ある。

図４は、ねじ通路のための開口部を備えた本願発明による平坦なガスケットの概 略断面図である。

図１において、補強材１０は、１枚の金属製ンー目２を備えている。このシー［ ２には、複数の薄板状部分１４が設けられている。各薄板状部分１４は、間隙１ ８によって分離されている２つの突出部１６を備えている。突出部は、上方から 見て、長方形の形状を備えており、その側の１つのみがシートに連結されている 。

それらは、切断し、曲げ、較正することによって製造される。この方法において 、図１に示されているＳ字状の輪郭が得られている。

各薄板状の部分の突出部の各々が、実際、それ自身でバネである。

それ故、この方法において構成されたシートは、多くのリターンスプリングとし て構成されている、分配された弾性支持部材を備えている。

また、薄板状部分が、シートの各側から突出しており、シートの中央に対して対 称となっていることが、わかる。

図１において、実線で示されている薄板状部分２０，２２は、第１の列の後ろに 配置されている薄板状部分である。これらの薄板状部分は、実際、ジグザグに配 置されている。

もし、二がシートの初期の厚さであるならば、この厚さは、薄板状部分を設けた 後、自由厚さ旦になる。

図２に示されているのは、エラストマーのマトリックス２６に埋め込まれた、適 合したガスケット２４である。参照符号２８を有している部分と、参照符号３０ を何しシールすべき開口部とに、ガスケットが取り付けられている。

エラストマーのマトリックス２６は、余分な厚さを有するビード３４により、シ ートの端部３２の領域まで伸びている。

マトリックスとビードは、不連続がない状態で、完全に一体品となっている。

周知のように、溝３６がビードに設けられている。

採用されたエラストマーは、シリコーンからあるいは少なくとも低動的粘度を有 しているエラストマーから選ぶことが好ましい。その結果、エラストマーが位置 決めされ続いてクリープしたときに、このエラストマーが入り込んで全てのすき 間を充てんする。

図３において示されているガスケント２４は、２つの付加された金属製シートｌ Ｏを備えている。その組立体は、図１の実施例で示されたように、エラストマー のマトリックス２６に埋め込まれている。

図４において、ガスケットは、概略的に表された付加された金属製のシートと、 ボルトの通路に対応する開口部４ｏとを備えている。

上述した実施例から、多くの変形例を、考察することができる。

実際、エラストマーは、その表面にくぼみを設けるようにしてもよく、これによ り、圧痕を受ける性能を改善することができる。この方法において、接合面の表 面状態は、より少ない機械加工で済む。

さらに、多数のシートから本願発明によって構成される平たんなガスケットによ り、ガスケツ［・の領域全体にわたって力が良好に分配される。

その上、良好な分配だけでなく、それを部分的に変えることができ、これにより 、より高い圧力を受ける一定の領域を考慮することができる。この目的のために は、その圧力を減じることを望む領域において、補強材を構成する複数シートの １枚の一部を除去するだけで十分である。

本願発明による平坦なガスケｙ）は、多くの効果を有している。

第１に、ヒートが、エラストマーマトリックスからなる一体品に成形されている ことから、ビードがエラストマーマトリックスに連結されているという事実を心 に留めるならは、ビーどの補強材に対する連結の機械的な抵抗が良好となってい る。

さらに、本願発明の平たんなガスケットは、２重のシールに、最大漏れ通路を与 えている。実際、ビードを備えた各開口部の周辺上で得られるシールに加えて、 エラストマ一層によって構成された第２のシールが存在する。このエラストマ一 層は、ガスケント領域全体を覆っている。材料の実際の性質のために、ガスケッ トの中心部におけるシールは、良好となる。

また、ガスケットは、十分に熱に耐えることができ、これによって、高温流体に 適用することができる。この高温流体としては、例えば、内燃機関のオイル回路 のオイルなどがある。

このガスケットの他の効果は、その高さを変えることができることにより、容易 に適合できる。異なった高さを得るためには、薄板状部分が設けられた金属製の シート間に、スペーサ部材として機能する金属製の平らな／−トを挿入すればよ い。これらのシートは、厚さにおいてわずかな変化で選択することができるため 、高さの増加量は小さく、良好に適合することができる。

ある一定の適応においては、異なった厚さのガスケットが、それらの色によって 区別される。というのは、エラストマーは、前もって決められた色コードにした がった着色剤で混合されている。

そのような平坦なガスケットの他の適応は、排水プラグに関してである。

実際、二重シールは、この場合において、特に有利である。

さらに、ガスケットをプラグ上で大変正確に中心部めすることが、補強材の複数 ノートの１枚によって、保証される。

補正書の翻訳文提出帯 （特許法第１８４条の８）

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．特に内燃機関用の平坦なガスケットであって、補強材（１０）を形成する少 なくとも１つの金属製のシート（１２）を備えており、 前記補強材は、エラストマーの接合面と部材の形に切断されており、特にビード タイプにおいて、エラストマーが、シールすべき開口部の領域におけるシートに 付着され接合された平坦なガスケットにおいて、前記シートの表面の一部の上に 付着された一体形のエラストマーのパッキング（２６）を備えており、 前記パッキングは、一部に設けられたより厚い肉厚部（２４）を形成しており、 該肉厚部が、シールすべき開口部（３０）の領域においてシールしていることを 特徴とする平坦なガスケット。
2. ２．請求項１に記載した平坦なガスケットにおいて、少なくとも１つのシート（ １２）を備え、該シートには弾性支持部材（１６）が設けられており、該弾性支 持部材は、このシートの領域の少なくとも一部に分配されていることを特徴とす る平坦なガスケット。
3. ３．請求項１または２に記載した平坦なガスケットにおいて、前記分配された弾 性支持部材（１６）は、弾性変形部を備えており、この弾性変形部が前記１つの シートあるいは複数のシートに設けられており、前記弾性変形部がこのシートあ るいはこれらのシートの各々から突出していることを特徴とする平坦なガスケッ ト。
4. ４．請求項３に記載した平坦なガスケットにおいて、前記１つのシートあるいは 複数のシートに設けられた弾性変形部が、前記シートあるいはこれらのシートの 各々の中央平面に対して対称であることを特徴とする平坦なガスケット。
5. ５．請求項１ないし４のいずれか１項に記載した平坦なガスケットにおいて、前 記補強材（１０）は、積み重ねられたシート（１２）を備えており、これらのシ ートの１つが、弾性支持部材のない平らなシートであり、スペーサ部材の作用を なすために設けられていることを特徴とする平坦なガスケット。
6. ６．請求項１ないし５のいずれか１項に記載した平坦なガスケットにおいて、前 記補強材（１０）の前記シート（１２）の少なくとも１つが、少なくとも１つの 部分的に切断された部分を備えており、この切断部分が、該切断部分ん領域にお けるこのガスケットの剛性を調整していることを特徴とする平坦なガスケット。
7. ７．請求項１ないし６のいずれか１項に記載した平坦なガスケットにおいて、前 記補強材（上０）の前記シート（１２）が、可変可能な厚さを有していることを 特徴とする平坦なガスケット。
8. ８．請求項１ないし７のいずれか１項に記載した平坦なガスケットにおいて、前 記１つのシート（１２）あるいは複数のシートが、事前に加工硬化され、薄板状 部分が設けられ、較正されており、これにより、Ｓ字形の変形部が設けられてい ることを特徴とする平坦なガスケット。
9. ９．請求項１ないし８のいずれか１項に記載した平坦なガスケットにおいて、前 記パッキングが、その２つの面の少なくとも１つの上にくぼみを備えており、こ れにより、接触部分の接合面上に圧痕を受ける性能が改善されたことを特徴とす る平坦なガスケット。
10. １０．請求項１ないし９のいずれか１項に記載した平坦なガスケットにおいて、 前記エラストマーは、低動的粘度を有しており、このエラストマーが、シリコー ン系から特に選択されており、これにより、種々のすき間を充てんできることを 特徴とする平坦なガスケット。