JPH06510659A - 変更されたアロタイプ抗原決定基をもつヒト化抗体 - Google Patents

変更されたアロタイプ抗原決定基をもつヒト化抗体

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JPH06510659A
JPH06510659A JP4505594A JP50559492A JPH06510659A JP H06510659 A JPH06510659 A JP H06510659A JP 4505594 A JP4505594 A JP 4505594A JP 50559492 A JP50559492 A JP 50559492A JP H06510659 A JPH06510659 A JP H06510659A
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クラーク,マイケル ロナルド
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リンクスベイル リミティド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 18、以下の段階。
(a)免疫グロブリンH鎖の定常領域を同定し。
(b)その同定された定常領域内てアロタイプ抗原決定基の位置を決めるために 、その同定された定常領域と、それと同一イソタイプの免疫グロブリンH鎖から の定常領域とを比較し:(C)アロタイプ抗原決定基をもつ上記の同定された定 常領域のためのコート配列を得て。
(d)少なくとも1つの上記アロタイプ抗原決定基をもたない分子をコードする ように、そして、そのアミノ酸残基を、アロタイプ抗原決定基のための部位で、 上記の同定された定常領域のものと異なるイソタイプの等価な免疫グロブリン定 常領域内のその対応位置からのアミノ酸残基と同一にすることにより、上記コー ド配列を変更し。
(e)上記分子を生産するために、発現系内で、上記の変更されたコード配列を 使用する。
を含んで成る、請求項1〜12のいずれか1項に記載の分子調製方法。
19 請求項13に記載の医薬調製物を投与することを含んで成る、唐音の治療 方法。
明細書 変更されたアロタイプ抗原決定基をもつヒト化抗体本発明は、結合分子に関する 。特に、本発明は、組み換え操作により生産された抗体に関する。
与えられた抗原に関しての、それらの高い特異性のために、抗体及び特にモノク ロナール抗体(Kohler、G、 and Milstein C,、197 5Nature 25飢495)は、科学的、商業的及び治療的に重要な結論を 伴う非常に技術的な画期的躍進に相当した。
モノクロナール抗体は、特定の特異性をもつ生物学的に機能する抗体分子の1つ の形態を分泌する単一の免疫グロブリン生産細胞を生ずる不死化細胞系を確立す ることにより作られる。
それらの特異性のため、モノクロナール抗体の治療的利用は、広範囲の疾患の治 療に関して非常に有望である( C11nical Applications  of Monoclonal Antibodies、 E、S、Lenno x編集、 Br1tish Medical Bulletin 1984.出 版社Churchill Livingstone)。抗体は、一般だ免疫グロ ブリンは、それらの種に対して特有の特徴をもっている。
治療的な目的のための、これらの外来のげっし類動物蛋白のヒト患者への反復投 与は、有害な過敏症の反応を導き得る。これらのげっし類により誘導された抗体 についてのさらなる問題は、それらがインビボにおける細胞の消耗時に、比較的 効果が小さいということである。但し、ラットの[gG2b抗体CAMPATH −IGは、このルールに対する例外である。
従って、ヒト蛋白に特異的な特有の特徴をもつ治療的抗体の必要性か存在する。
不幸なことに、不死化ヒト化抗体生産細胞系は、確立するのが非常に難しく、そ して低い収率の抗体(約1μg/ml)を与える。反対に、等価なげっし類動物 細胞系は、多量の抗体(約100μg/ml)を産生ずる。さらに、特定の特異 性をもつヒト化抗体を生産しようと欲する場合は、興味のあるエピトープを有す る免疫原により、ヒトを免疫化することが、実際的に、又は倫理的に行うことが できない。
部分的には、この問題は、近年、非ヒト抗体の”ヒト化”のために、組み換えD NA技術の手法を使用することにより克服されてきた。
構造的には、最も簡単な抗体([gG)は、ジスルフィド結合により相互に結合 した4つのポリペプチド鎖、すなわち、2つの重(H)鎖及び2つの軽(L)鎖 を含んで成る(図1を参照のこと)。このI、鎖は、2つのタイプ、カッパ又は ラムダのいずれかから成る。11及びし鎖のそれぞれは、低い配列可変性の領域 であるアロタイプを生ずる定常領域(C)及び高い配列可変性の領域であるイデ ィオタイプを生ずる可変領域(V)をもつ。抗体は、2つのH鎖を含んで成る尾 の領域(Fc領域)をもつ。抗体は、それぞれ互いに結びついた■、及び■8領 域をそれぞれにもつ2つの腕(F、b領域)ももつ。この対の■領域は、それぞ れの抗体相互間で異な、っており、そして共に、抗原を認識するだめの反応性を もつ。より詳細には、それぞれのV領域は、4つのフレームワーク領域(PR) により隔てられた3つの相補的抗原決定領域(CDR)から作られる。このCD Rは、可変領域の最も可変性の部分てあり、ぞしてそれらが、クリティカルな抗 原結合機能を遂行する。このCDR領域は、組み換え、突然変異及び選択を含む 複雑な工程を経由して、多くの潜在能力のある生殖細胞系配列から作られる。抗 原結合作用が、抗体全部のフラグメントにより行われることが見出されている。
結合フラグメントは、vL並びに一本のH鎖可変領域(旨)の■8を含んて成る F1フラグメントである。
“ヒト化”免疫グロブリンを創出することにおいて、非ヒト抗体の尾Pcが、ヒ ト抗体のものと交換される。より完全なヒト化のためには、非ヒト抗体のFRが 、ヒトのPRと交換される。この工程は、組み換えDNA技術を使用してDNA レベルで行われる。しかしながら、これらのヒト化免疫グロブリンは、全ての問 題を解決しない。なぜなら、免疫反応は、・患者自身の等価な抗体と比較したと き、■(すなわちイディオタイプの違い)領域及びC(アロタイプの違い)領域 内で特定配列の違いを示すことができるので、患者がヒト抗体により治療された ときてさえも、処理抗体に対して高められ得るからである。このことは、上記患 者の免疫系が、既に現れており、そしてそれ故、それらの配列の違いをもつ抗体 に対して準備されている(例えば、患者がアロタイプの異なる免疫グロブリンを 含む血液を前もって注入されることができる)ところでは、特に問題である。” マウス化ヒト抗体“を、マウスに注射するモデル系は、アロタイプのマツチング か、抗イデイオタイプ反応にクリティカルに影響を及ぼし得ることを示した(B ruggemannλ1.、 Winter G、、 Waldmann H, 、Neuberger M、S、、 (1989) J、 Exp、 Med、  170.2153−2157)。
、本出願人は、この問題の周辺の1つの解決策は、定常領域からのアロタイプの 変化を除去することであると理解した。
イソタイプとして知られた、異なる免疫グロブリンIgG 、 Igkl、Ig A 、 IgD 、 IgBの列が在り、この列のIgGが最も一般的に治療に 使用される。イソタイプのサブクラスとして、IgG1.1gG2.1gG3及 び1gG4か存在する。
以下のような異なったイソタイプ IgGI X 4 1gG2 x 1 1gG3 X +3 の間に分布するヒト免疫グロブリンの24個の確認されたアロタイプが在る。
このアロタイプは、その蛋白配列内の別個の位置に見つけられた他のアミノ酸の 置換に基ついている。これらの異なるアロタイプの抗原決定基は、与えられた、 遺伝子対立形悪内での異なる組合せの中に見出されるが、理論的に存在し得る可 能な組合せの全てが実際に観察されていない。
例えば、IgG1の4つの異なるアロタイプは、免疫系によって、見られる(す なわち区別される)ことができる。それらは、G1m1.2.3及び17である 。あるいは、それらの組合せ、例えばGlm(1、17)も、区別される。この 4つの異なる単一アロタイプを、図2に示す。
抗体が他のヒト・イソタイプから精製されるならば、他のイソアロ久イブを区別 することができる他の非ヒト棟内て、抗血清を作ることができる。そのための上 記のような抗血清か存在するようなイソアロタイプは、非アロタイプと言われ、 そして名称、例えばnGlm(1)(これは、Glm(1)のイソアロタイプで ある)を与えられている。
このように、ヒト・イソアロタイプは、ヒト内で免疫原であるはずはないのたけ れとも、異なる棟内ては、潜在的に認識されることができる。
前述の+gG+の異なるアロタイプについての、ヒト+gGlの3つの共通の対 立遺伝子の形が、異なった頻度を伴って、異なった人種グループ内で、すなわち 、抗原決定基G1m1.2.3及び17に対して向けられたヒト抗血清とのそれ らの反応性に基< Glm(3)、Glm(1,17)、及びGlm(1,2, 17)内で生じている。将来のある時点に、1又はそれより多くのこれらの抗原 決定基と反応する現存抗アロタイプをもつ患者は、ヒト化抗体による治療を必要 とするであろう。明らかな解決方法及びthe Journal Nature (1+Iage、 R,G、、 Nature (1988) 333゜807 −808)へのレターに提案されたものは、抗体の異なる対立形態の全てを作る こと、並びに治療のためにそれぞれの患者にアロタイプ・マツチングすることで ある。本出願人は、商業的には、これが良い提案ではないことを理解した。なぜ なら、生産コストが増大し、そして調節を必要としながら、平行して幾つかの試 薬を加工する必要があるからである。さらに、それぞれの患者は、異なるアロタ イプへの反応についてテストされなければならないであろう。
従って、本出願人は、それぞれの治療抗体から上記アロタイプを全て取り除くこ とを目的とする。ヒト・アロタイプのIgGl(1,2,17)の配列を、図4 (a、 b 、 c及びd)中に、他のヒト1gGのイソタイプのサブクラスだ めの配列と共に示す。この4つのイソタイプは、ドメインCHI 、CH2及び CH3について非常に相同性があること、並びに主なイソタイプ間の違いは、イ ソタイプ間の長さ及び配列の両方において変化するヒンジ領域にある。IgG1  のアロタイプの残基G1m(1,2,17)を、図4に記した。しかしながら 、明確さを目的として、このアロタイプ部位G1m(1) (2)及び(17) 付近の配列を、それぞれのイソタイプについて以下に示す。
Arg Asp又はGlu Glu Leu又はMet [gGIArg Gl u Glu Met IgG2Arg Glu Glu Met [gG3Gl u Glu Glu Met 1gG4このように、部位(1)では、[gGI は、356位にアスパラギン酸若しくはグルタミン酸が、又は358位にロイシ ン若しくはメチオニンが在るかどうかに依存する幾つかのアロタイプとして存在 することができる。
Glu Gly又はAla Leu [gGIGlu Ala Leu [gG 2 Glu Ala Leu [gG3 Glu Ala Leu [gG4 このように、部位(2)では、IgG1は、グリシン又はアラニンが431位に 在るかとうかに依存する2つのアロタイプのいずれかとして存在することができ る。
部位(17)/(3) 部位(3)及び(17)は、同一部位でのとちらかの置換体である。
213 2+4 215 Lys Lys又はArg Val IgGILys Thr Vat IgG 2 Lys Arg Val IgG3 Lys Arg Val 1gG4 このように、部位(17)/(3)では、[gGlは、リジン又はアルギニンが 在るかとうかに依存する2つのアロタイプのいずれかとして存在することができ る。アロタイプ(17)及び(3)は、同時に存在することができない。なぜな ら、それらが、同一位置でのどちらかの置換体を表しているからである。
Glm(1)及びGlm(2)の、前記他の対立遺伝子は、ヒト・アロタイプ反 応を誘発しない。なぜなら、これら対立遺伝子が、この領域内で、他のIgGサ ブクラスと相同であるからである。それ故、これらの対立遺伝子は、イソアロタ イプと呼ばれる。なぜなら、それらは、異種抗血清(異なる種からの抗血清)に よってのみ認識され、そしてそのイソタイプが他のサブクラスから精製されたと きにのみ認識されるからである。
それ故、本出願人は、新たな対立遺伝子がイソアロタイプ抗原決定基からだけか らなるように、その遺伝子、例えば、以下に記載するCAMPATH−It(モ ノクロナール抗体遺伝子の部位特異的突然変異誘発により、新たな1gG1遺伝 子を創りだすことを目的とする。本出願人により提供された教示に従うIgG1 突然変異体の調製を、図3に図式G1m(1)及びGlm(2)のためには、前 記の変更は、前記他のイソアロタイプ残基による簡単な置換を含んで成る。しか しながら、Glm(17)の場合には、リジンのアルギニンへの変換は、この残 基が[gG3及び1gG4と相同であるという事実にもかかわらず、Glm(3 )アロタイプとしての特定の別個のものにより認識されるアロタイプに、そのア ロタイプを、幾つかの場合に、単に変更するだけであろう。このような見かけの 矛盾が存在すると考えられる。なぜなら、このアルギニンは、CHI ドメイン 又はヒンジ領域内の、非常に接近した他のIgG1の特異的な残基のコンチクス ト内の3次構造のエピトープの中に見られるからである。このことは、リジンの 交換に加えて、CHI又はヒンジ内の他の残基が、新たなイソアロタイプを創る ために、交換される必要があることを示している。 □先の又は続く記述は、具 体的に、IgG1及び特に、CAMPATH−IHモノクロナール抗体に向けら れたものであるけれども、これと同様のアプローチが、他のヒト・・イソタイプ 、例えば1gG2.1gG3及びカッパのイソアロタイプを創出するために使用 されることができる。
このように、本発明は、第二結合分子から誘導するとがてきる第一結合分子てあ って;第二結合分子が、免疫グロブリン、又はそれらの誘導体、構造的若しくは 機能的類似物、相同的な分子ファミリーのメンバーであり、そして他のファミリ ー・メンバー内の等価な部位から構造的に区別されるl又はそれより多くの部位 をもち:ここで、上記の第一結合分子が、上記の1又はそれより多くの部位の少 なくとも1つて、上記第二結合分子に対してよりも、他のファミリー・メンバー に対して、より近い相同性をもつものを提供する。
この第一結合分子も、免疫グロブリン又はそれらの誘導体、構造的若トくは機能 的類似物であることができる。他のファミリー・メンバー内の等価な部位から構 造的に区別される上記のl又はそれより多くの部位は、アロタイプの違いを生ず る定常領域内にあることができる・この第一結合分子は、イソアロタイプの抗原 決定基を全て含んて成ることかてきる。
上記の第二結合分子は、IgG1.1gG2、[gG3.1gA2、IgE 、 カッパのL鎮又はそれらの誘導体、構造的若しくは機能的類似物から成るクルー プから選ばれることかできる。第二結合分子が[gGIである場合は、アロタイ プの違いは、本明細書中に記載した1又はそれより多くの部位(1) (2)  (3)又は(17)に在ることができる。第二結合分子が[gG2である場合は 、アロタイプの違いは、部位(23)に在ることができる。第二結合分子が[g G3である場合は、アロタイプの違いは、1又はそれより多くの部位(II)  (5) (13) (14) (10) (6) (24) 、(21) (+ 5) (+6) (26)又は(27)に在ることができる。部位(23)に在 ることができる。第二結合分子が1gA2である場合は、アロタイプの違いは、 l又はそれより多くの部位(1)又は(2)に在ることができる。
第二結合分子がカッパのし鎖である場合は、アロタイプの違いは、l又はそれよ り多くの部位(1) (2)又は(3)に在ることができる。
上記の部位は、刊行物(例えば、Eur、 J、 [mmunol、 1976 .6:599−601を参照のこと。アロタイプのための表記及びヒト免疫グロ ブリンの関連記号の調査)の中に、よく記載されている。
本発明は、1若しくはそれより多くの賦形剤と一緒になった先に定義された又は 本明細書に記載された如き第一結合分子を含んで成る医薬調製物も提供する。こ の医薬調製物は、前記第一結合分子のカクテルを含んで成ってもよい。
そしてまた、本発明により、先に定義された又は本明細書に記載された如き第一 結合分子の生産方法も提供される。
これらの方法は、以下の段階:a)上記第二結合分子内で、他のファミリー・メ ンバー内の等価な部位から構造的に区別されるl又はそれより多くの部位を同定 すること:b)上記の1又はそれより多くの部位の少なくとも1つて、上記第二 結合分子に対してよりも、他のファミリー・メンバーに対して、より近い相同性 をもつように、上記の第一結合分子を作ること、を含んで成る。
この第一結合分子は、上記第二結合分子をコードする遺伝子配列を提供すること 、及び上記の1又はそれより多くの部位をコードする遺伝子配列のそれらの部分 を変更することにより、作られることができる。この遺伝子配列は、オリゴヌク レオチドのプライマーを使用した部位特異的突然変異誘発により変更されること ができる。
この変更された遺伝子配列は、クローニング・ベクター又は発現ベクターに取り 込まれることができる。この発現ベクターは、細胞を形質転換するために使用さ れることができる。この細胞は、上記の変更された遺伝子配列を発現するよう誘 導されることができる。
それ故、本発明は、上記の変更された遺伝子配列を取り込むクローニング・ベク ター及び発現ベクターを提供する。そしてまた、先に定義された発現ベクターに より形質転換された細胞も提供する。
そしてまた、上記第一結合分子を含む細胞培養液及び細胞培養生産物も提供する 。ぞしてまた、組み換えにより生産された上記第一結合分子も提供する。
このように、本発明は、定常領域が特定のイソタイプから成り、モして1又はそ れより多くのアロタイプ抗原決定基をもつ免疫グロブリン1(鎖の定常領域の一 部分又は全体から得ることができるアミノ酸配列を含んで成る分子を提供する。
ここで、上記のアミノ酸配列は、上記定常領域のアミノ酸配列に実質的に相同で あるが、そのアミノ酸残基を、アロタイプ抗原決定基の部位で、異なるイソタイ プの他の等価な免疫グロブリン定常領域内のその対応位置からのアミノ酸残基と 同一にすることにより、上記のアロタイプの抗原決定基の少なくとも1つをもた ないように変更されている。
L記分子は、ヒト免疫グロブリンの定常領域の部分又は全体から得られるアミノ 酸配列を含んて成ることかてきる。
上記分子は、」1記アミノ酸配列と一緒になったl又はそれより多くのポリペプ チドを含んで成ることもできる。
上記ポリペプチドは、機能的な生物学的ドメインを含んて成ることがてきる。こ のドメインは、何らかの生物学的機能を仲介するようなものであることがてきる 。この機能的な生物学的ドメインは、結合ドメインを含んて成ることがてきる。
この結合ドメインは、他のポリペプチドと相互作用する能力をもってあろう。こ の相互作用は、非特異的又は特異的であってもよい。
上記ポリペプチド、生物学的ドメイン、結合ドメイン、免疫グロブリン様結合ド メイシは、上記定常領域に対して同し源又は異なる源から得ることができる。
上記定常領域は、イソタイプIgGの免疫グロブリン由来のものであってもよい 。このイソタイプのサブクラスは、IgG+でることができ、そしてこの分子は 、もはや、l又はそれより多くの、アロタイプの抗原決定基l、2.3及び17 をもたなくてもよい。このイソタイプのザブクラスは、1gG2であってもよく 、そしてこの分子は、もはや、アロタイプの抗原決定基23をもたなくてもよい 。このイソタイプのサブクラスは、+gc3てあってもよく、そしてこの分子は 、もはや、アロタイプの抗原決定基11.5.13.14.10.6.24.2 I、15.16.26及び27をもたなくてもよい。
上記の定常領域は、イソタイプIgA2の免疫グロブリン由来のものであっても よく、そしてこの分子は、もはや、アロタイプの抗原決定基l及び2をもたなく てもよい。
本発明は、定義された分子を含んで成る医薬調製物も提供する。
本発明は、定義された分子を含んで成る試薬も提供する。
本発明は、定義された分子をコードするヌクレオチド配列も提供する。
本発明は、前記のように届けられたヌクレオチド配列を含んで成るクローニング 及び発現ベクターも提供する。
本発明は、先に定義されたクローニング又は発現ベクターを含んで成る宿主細胞 も提供する。
本発明は先に定義された分子の調製方法であって、以下の段階(a)免疫グDプ リンH鎖の定常領域を同定し、(1+)上記の同定した定常領域内で、アロタイ プの抗原決定基の位置を決めるために、その同定した定常領域と、それと同一イ ソタイプの免疫グロブリンH鎖からの定常領域とを比較し。
(C)アロタイプの抗原決定基をもつ上記の同定された定常領域のためのコート 配列を得て。
(d)少なくとも1−)の−に記のアロタイプの抗原決定基をもたない分子をコ ーI・するように、そして、そのアミノ酸残基を、アロタイプ抗原決定基のため の部位で、L記の同定された定常領域のものと異なる、イソタイプの等価な免疫 グロブリン定常領域内のその対応位置からのアミノ酸残貼と同一にすることによ り、上記のコード配列を変更し。
(e)1−記分子を生産するために、発現系内で、」1記の変更されたコ−1・ 配列を使用すること。
を含んで成る方法を提供する。
本発明は、先に定義されたような医薬調製物を投与することを含ん1成る、w者 の治療方法も提供する。
もちろん、より少ないアロタイプの抗原決定基をもつ分子を作るために使用され 得る多くの異なる戦略が存在する。
治療に任用な抗体をコー1−する遺伝子は、一般的に、幾つかの異なる形態の1 つにおいて利用可能である。それらは、好適な発現ベクター内に、選ばれたクロ ーン化定常領域DNA配列と一緒に再りローンニーンクするのに好適な、それぞ れの末端に制限部位をもつクローン化可変領域DNA配列として、利用されるこ とができる。
これか、横築物TF57−19、八1TFI2+及び1tlTF123のために 本明細書に記載された戦略である。あるいは、■及びC領域を一緒に含む完全な 免疫グロブリンDNA配列、例えば、完全なヒト化又はヒト抗体のcDNAのク ローンとして、それらを利用することができる。
上記クローン化免疫グロブリンが得られるところの形態がとんなものてあっても 、その次の段階は、そのDNA配列から、その定常領域のアミノ酸配列を予言す ることである。このDNA配列は、分子生物学者に馴染みのある・様々な戦略を 使用して得られることができる。
上記の予言されたアミノ酸配列は、次に、アロタイプとして変化することが知ら れているアミノ酸配列についてチェックされるであろう。この配列内に存在する いずれのイソアロタイプも、変更されずに残されることかできる。存在するいか なるアロタイプも、突然変異誘発されることができる。
次の段階は、イソアロタイプを模倣するために、そのアロタイプをどんなアミノ 酸配列に突然変異誘発するかを決めることである。
これは、他の免疫グロブリンのイソタイプのその対応領域を用いて、その配列を 整列させることにより行われる。全ての既知アロタイプについて、l又はそれよ り多くの他のイソタイプが、その相同領域のための不変配列をもつことか見出さ れている。次にこれらの配列の19が、問題のアロタイプ内に行われるべき変更 のための基盤を形成するように選ばれることができる。定常領域のためのアミノ 酸配列を予言したとき、現存DNAのクローンを変更すること、又はこの配列を コートするであろう新たなりNAのクローンを創出することか必要である。さら に、これを達成するために、分子生物学者に利用可能な幾つかの戦略が在る。本 明細書中に記載された例であるCAMPATH−11−1構築物の場合には、上 記ガンマ−1の定常領域が、λl13TG131一本鎖ファーソ・ベクター内で クローン化された。突然変異原性オリゴヌクレオチドか合成れ、これは、上記の 一本鎖に広く相同的であるか、そのクリティカルなアミノ酸のためにコドンを変 更する必要のある塩基変化を含んでいる。突然変異誘発を、Amersham  International、 High Wycombe、 Bucksから の商業的キットを使用して行った。あるいは、上記の予言された配列をコードす る完全に人工的な遺伝子を合成することも可能であろう。
一旦突然変異誘発され又は新しく合成されると、この遺伝子は、難なく発現され る。利用可能な多くの異なる発現ベクターが存在する。これらの幾つかは、制限 された細胞タイプにおける発現に好適である。また、この目的のために発現ベク ターを選び、そして改造することは、当業者の標準的な技術の専門知識の範囲に ある。本明細書中に記載されたCAIIFAT)l−IHの構築の場合には、p SVgpt及びpSVneoの修飾物が使用された。これらのベクターは、リン パ球内での発現を可能にする好適なプロモーター及びエンハンサ−配列に隣接す るDNAフラグメントをコードする、免疫グロブリンの可変及び定常領域のため に便利なりローエンタ部位をもっている。このベクターは、DNAフラグメント をコードする可変又は定常領域の、簡単な、独立した、置換を可能にする。この ように、幾つかの好適な可変領域が、新たな特異性を生じさせるために、上記ベ クター内にサブクローニングされることができ、又は新たなイソタイプ若しくは アロタイプを生しさせるために、この可変領域は、保存され、そしてその定常領 域が、交換されることができる。他のヘクター系も難なく利用できる。
アロタイプを全てイソアロタイプに突然変異誘発することにより、H鎖定常領域 からアロタイプを取り除いた場合には、そのし鎖が免疫反応の刺激をもたらすと 考えることが好ましい。
最も一般的なカッパL鎖のアロタイプは、その一般集団内のKm(3)である。
それ故、この一般的なカッパし鎖のアロタイプを利用することが十分であること ができる。なぜなら、この集団の比較的少ないメンバーが、それを外来のものと 見るであろうからである。
あるいは、ラムダL鎖のアロタイプは、存在しない。それ故、それらは、H鎖定 常領域から得られる脱アロタイプ分子と組み合わせて使用されることができる。
上記のカッパし鎖が利用された場合は、上記アロタイプkm(1,2)が、初め に、アロタイプKm(1)に突然変異誘発されることができよう。このL 6J LアロタイプKm(1)は、特定のH鎖のクラス及びサブクラスと一緒に、しば しば弱く認識されるにすぎず、そしてそのように、治療的使用において大きな問 題を引き起こすことはないであろう。
本発明がより十分に理解されるように、例により、そして限定されることな(、 より詳細に、態様を記述する。
以下の図を参照できよう(本明細書中に既に上述した)。
図1は、[gG抗体の構造を説明し: 図2は、IgGI抗体CAMPATH−IHに関してのアロタイプを示し:図3 は、IgGI突然変異体の調製を図式的に示し:図4は、1gG2.3及び4の 単一アロタイプ例(これらの他のサブクラスのとれも、IgG1アロタイプに関 して、同一残基をカバーするアロタイプ残基をもたない)に整列されたIgGI  Glm(1,2,17)のアロタイプ配列を示す。
図5は、クローニング部位及び修飾ポリリンカーを示す、ヒトのガンマ−1定常 領域を含むM13TGI31クローニングベクターを示し;図6は、元のHu4 vHHuGI pSVgpt発現ベクター及びその修飾された変異体を示し: 図7は、[gG+の特異性についての、突然変異体l、2及び野生型CAMPA TH−IHの抗体の異なる濃度をテストするELISA検定の結果を示す: 図8は、ヒト抹消血液リンパ球を使用した、自動的な補体仲介溶菌テストの結果 を示し:そして、 図9は、CD3活性化インターロイキン−2が広まったヒト未分化胚芽細胞のエ フェクター(E)及び標的(T)を使用した、抗体依存性の細胞仲介細胞毒性検 定(ADCC)を説明する。
部位特異的突然変異誘発のために使用された出発抗体は、CAMPATH−IH であった、それは、Glm(1,17)対立遺伝子抗原決定基を担持するIgG 1のためのヒト定常領域配列を含むカッパL鎖をもつモノクロナール抗体である 。IgGIのコード領域の全体は、旧3ベクター内でクローン化された約2.3 kbの旧ndlll−Sp旧制限フラグメントとして存在する。クローニング部 位及び修飾ポリリンカーを示すヒトのガンマ−1定常領域を含むM13TG13 1クローニングベクターを図5に示す。
上記のIgG1コード領域は、コード番号H3IGCC4の下て、EへIBL配 列データヘースにエンターされている。そのアクセス番号は、ACJOO228 である(このデータヘースからの印刷結果を付属資料lとして本明細書に取り込 む)。この配列は、Glm(1,17)アロタイプのためのものである。これは 、上記コート領域の全てを含む5’Hindl11部位(A)AGCTTから2 009塩基をカッ1−する。しかしなか呟それは、5ph1部位までの3°非コ ード領域の幾つかを含んでいない。上記EMBLデータヘースにより提供された 配列は、上方のDNA鎖のものである。
CHI ドメインは、ヌクレオチド210に始まり、そしてヌクレオチド503 に終わる。突然変異原性オリゴヌクレオチドMOI及び問4は、ヌクレオチド4 86〜510にハイブリダイズする。ヒンジ領域は、ヌクレオチド892に始ま り、そしてヌクレオチド936に終わる。CH21・メインは、ヌクレオチド1 481に始まり、そしてヌクレオチド1803に終わる。突然変異原性オリゴヌ クレオチロ102は、ヌクレオチド1515〜1543にハイブリダイズする。
ポリA尾のための必須シグナルヌクレオチド1902〜1908により提供され る。
へ113TG131内ては、IgG1コード領域が、2260ヌクレオチドのフ ラグメントとして存在し、この中で、最後の251 ヌクレオチドは、非コード であり、そしてそれ故、必須ではない。従って、本発明の態様は、上記EMBL 配列データベースにより提供された配列情報を用いて行うことかできる。しかし ながら、上述のSph+制限部位が、上記の3°末端の非必須の非コード領域に 存在することは、注目されるべきである。それ故、上記EMBL配列データベー スにより提供された配列データが使用された場合は、他の制限部位が、利用され なければならないであろう。
部位特異的突然変異誘発(Amersham code RPN、 1523.  AmershamInternational Plc、 Amersham 、 UKのキットの形で、供給されるような取扱説明書及び試薬を使用して実施 された)を使用して、Glm(1) 前立遺伝子に対応する配列が、[gGのた めの他のサブクラス内に見つけられたその対応する配列に(CH3ドメイン内の 位置356−358て、 ASP Glu LeuをGlu Glu Metに )変換された。
使用された突然変異原性オリゴヌクレオチドは、a)λIQI (Glm(+7 )をGlm(3)に変換するための)5’ CTCTCA CCA ACT C TCTTG TCCACCT 3゜b) &I02 (Gim(1)をそのイソ アロタイプnG1m(1)に変換するための) 5°GGT TCT TGG TCA TCT CCT CCCGGG ATG  GG 3’ ;及び、c) MO4(C旧領域内でLysをThrに交換する ことにより、Glm(3)を取り除く) 5° CTCTCA CCA ACA GTCTTG TCCACCT 3’製 造者の推奨する取扱説明書に従って、Applied Biosystems( Applied Biosystems、 850 LincoIn Driv e、 Foster C1ty、 Ca1ifornia。
94404 USA)により供給された自動合成装置及びオリゴ精製カラムを使 用して、上記オリゴヌクレオチドを合成し、そして次に精製した。標準的な取扱 説明書に及びキットを使用したSanger Dideoxy配列決定(San ger、 F、S、、 N1cklen、 S、、 and Coulson、  A、R,、(1977) Proc、 Natl、 Acad、 Sci、、  USA、 745463)により、突然変異誘発を検査した。この新たに・形 成されたアロタイプ配列が全てのヒト内で発見された、このGlm(1)の変更 形態に反応する免疫グロブリンは、存在するはずはない。追加的にそして同様に 、Glm(17)アロタイプ抗原決定基に反応可能なりジン残基を、G1m対立 遺伝子に対応するアルギニン残基に変換した(lys 214−Arg;突然変 異体l)。
これらの3つの交換基を担持する突然変異体の、この新たな定常領域のための遺 伝子を配列決定し、CAAIPATI−II(のV−領域を含む発現ベクターに 取り込み、そして共同トランスフェクションにより導入されているCAMPAT H−IHのし鎖と一緒に発現させた。
I gG2と等価であり、そして抗−Glm(17)及び抗−Glm(3)抗血 清の両方と反応できないはずであるH鎖を作るために、突然変異体lのGlm( 3)と関係するクリティカルなアルギニン残基をトレオニン残基により置き換え ることにより、さらなる突然変異体を作った(突然変異体2)。
突然変異体2も配列決定し、CAAIPATI(−11−1のし鎖を含む発現ベ クター内て再クローニングした。
この2つの突然変異体のどちらかを含む増殖培養液の上澄みを、次に、ヒlig G+のカッパ生産物の発現について分析した。
上記突然変異誘発は、上記のオリゴヌクレオチドにより、導入された。図6に示 す修飾されたHu4vHGlpSVgptベクターを、2つの異なる”付着末端 ”bam旧及びNotlの使用の可能性のために、上記突然変異誘発ての上記発 現ベクターへのサブクローニングを単純化するために使用した。発現ベクター並 びに■8領域の配列及び、YOプラット形質細胞腫細胞内でのし鎖と一緒になっ た発現は、RiechmannL、、 C1ark、 M、R,Waldman  H,、Winter G、 (1988) Nature 332.323− 327に記載されたものと全て同じである。
それらのアロタイプ及び生物学的なエフェクター機能を決定するための生物検定 のだ・めの精製抗体を得るために、その陽性培養液から、大量のIgG1生産物 の生産者を選択した。
例l IgG1タイプの抗体が上記突然変異体により生産されることを確認するために 、Enzyme−1inked 1mmuno 5orbent As5ay( ELISA(エリザ))を行った。抗−CAltlFAT)I−イディオタイプ 抗体(YIDI3.9)により被覆されたマイクロタイター・プレートを使用し て、これをテストした。野生型CAMFAT)l−11−1抗体が対照として役 立った。ビオチンをラベルされ抗ヒト・カッパ試薬又は抗ヒト[1gG試薬(そ れぞれ、モノクロナールNH3/41及びNH3/+30 、但し、他の好適な 試薬が、一般的に利用できる)により検出し、そして次にストレプト・アビジン ・ワサビダイコン・ペルオキシダーゼにより発色させた。図7は、TF 57− 19(”野生型”CAAIPATI−IH抗体、○)八ITF121(突然変異 体l、△) 八ITF 123 (突然変異体2、口)及び、標票として既知量の野生型CA MPATH−IH(マ)について、得られた結果を説明する。この濃度を推定し 、そして出発希釈液をPBS/10mg/m1BsA中で50μg/mlに調整 した。この出発希釈液を8回の2倍希釈液を調製するために使用した。
このグラフの傾きは、CAMPATH−イディオタイプ抗体が、野生型CAAI PATH−IHのものと等しい程度まで、突然変異体l及び2を認識すること、 並びにテストされた全ての3つの抗体が、上記標準と同じ濃度で存在することを はっきりと示している。
例2 突然変異体の、補体により仲介された、抹消血液リンパ球の自動的な溶菌能力を テストした。
健康なドナーからのヒト抹消血液単核細胞を、Lymphoprep”グランエ ンド(Nyeggard & Co、、 AS、 0slo、 Norway) 上て、60m1の脱フィブリン血液から単離した。この細胞ペレットをlAID Mlscove’ s Modification of Dulbecco’ s Medium、 Flow Laboratories、 5cotlan d)内で洗浄し、そしてその細胞を、S I Crにより、ラベルした。このテ ストで使用した抗体の出発希釈液は、PBS、 IOu g/ml BSA中、 50μg/mlであった(希釈液1)。希釈液1を、さらに、2倍希釈液を8回 、希釈し、I/+28の最終希釈液とした。上記と同し方法で希釈された野生製 抗体を対照として使用した。
結果を図8に示す。見られる如く、両方の抗体変異体は、上記血液単核細胞の溶 菌において、野生型と非常に近い結果を示した。上B代突然変異体の効果は、は とんと同しである。
例3 上記の突然変異体抗体が、エフェクター(E)及び標的(T)としての、CD3 により活性化されインターロイキン−2により拡大されたヒト未分化胚芽細胞を 使用した抗体依存性・細胞仲介細胞毒性(ADCC)の能力があるか否かを、調 査するために、実験を行った。細胞を増殖させ、そしてRiechmann L 、、 C1ark M、R,、Waldmann H,、l’/1nterG、 、 1988. Nature 322.323−327に記載されたように、 本質的に、エフェクター及び標的の両方として使用した。
標的細胞(T)の調製 5mlの未分化胚芽細胞(3x 10 ’細胞)を、S I Crにより1時間 、ラベルした。1時間後、この細胞を洗浄し、そして100μmのIMDM1% BSA内の6つの等しい部分として、突然変異体l及び2並びに対照の抗体10 0μmを含む6 X 10 mlの試験管に移した。この試験管を室温で1.5 時間、インキュベートした。この細胞を10m1のI&IDλ11%BSAて洗 浄し、そして1.5mlの1AIDIt11%BSAに再懸濁した。
エフェクター細胞(E)の調製 ラベルされていない未分化胚芽細胞(2X 10 ”)を、[MDM I%BS A培地中て、100:I及び301に希釈した。この比too:I及び30.1 を本検定におけるエフェクター/51Crラベル標的の最終的な絶対比とした。
検定well当たり全量200μlをもつマイクロタイター・プレート内で、検 定を行った。このように、2 X 10’の濃度の標的100μlを、すなわち 2 x 103の全細胞をそれぞれのwellに移した。100・lのETのた めに、2 X 10’のエフェクター100μ+をwell当たりすなわち2  x 105ブレーテイングした。301のE:Tのために、6X 105のエフ ェクター100μlを、すなわち6 x 10’の全細胞をそれぞれのwell に移した。
比5lCr放出の効果の百分率を、以下のように計算した。
%比Cr放出・(テスト放出cpm−自然cpm) x 100(全cpm−自 然cpm ) cpm・カウンター上で測定された1分間当たりの放射能カウント結果を図9に 示す。この図は、全てのテストされた抗体が、クロムを放出することを示してい る。野生型TF 57−19及び突然変異体2(MTP123)は、はとんと同 じレベルで放出した。しかしながら、突然変異体1(MTF121)は、わずか に高い放出を示している。
これらの結果は、上記突然変異体が、野生型CAIIPATH−IH抗体に比へ て生物学的な活性をもっていることをはっきりと示している。
例4 0xoid(W)10/[VISS認可剤、試験コード番号6027)からのモ ノクロナール試薬を使用した、それらのGlm(3)アロタイプの反応性に特異 的な検定において、上記抗体をテストした。これらのテストを、2回繰り返して 行った。
抗=CAMPATHイディオタイプYIDI3.9.4抗体キャプティブ(ca ptive)により、マイクロタイター・プレートを被覆し、そして3列の4  x 4 wellに分割した。この3列のそれぞれに、PBS I%BSA中の 、4%5倍希釈の抗体TF57−19 、MTF 121及びMTF123(5 0tt g/ml)並びにPBS/BSAの対照溶液のそれぞれを添加した。
室温で45分間インキュヘーション後、上記抗体溶液を取り出し、そして、 (i)第一列に、1500希釈のビオチン・ラベル抗−G1m(3)を加え。
(11)第二列に、カッパし鎖に特異的な1100希釈のビオチン・ラベル抗体 (NH3/旧)を加え、そして、(iii)第三列に、ヒトIgG1に特異的な 1 : 1000希釈のビオチン・ラベル抗体(NH3/130)を添加する。
ストレプト・アビジン・ワサビダイコン・ペルオキシダーゼにより、上記マイク ロタイター・プレートを発色させた。
この結果を表1に説明する。本結果の数値は、100倍した、ELISAプレー ト・リーダーにより測定された吸光度(0,D)を表し、すなわち、12は、0 ,12の0.0を、そして70は、0.70の0.Dを表している。
この結果は、サンプル1〜3が全て、IgG1(前記の例1も参照のこと)及び カッパし鎖に特異的な抗体と反応することをはっきりと示している。対照は、陰 性である。しかしながら、Glm(3)特異性についての検定においては、MT F121(突然変異体l)のみが反応性を示し、一方、野生型TF57−19  、八1TFI23(突然変異体2)及びPBS/BSA対照は、いかなる反応も 示さなかった。
この結果は、上記アロタイプ反応において認識された部位をこれらの部位の部位 特異的突然変異誘発により取り除くことがアロタイプの免疫反応の問題を克服で きることを、はっきりと説明している。
本例は、IgG+のみの突然変異誘発に言及したものであるけれども、者には明 らかであろう。
例5 赤血球凝集抑制を使用した従来のアロタイプ実験において、上記抗体をテストし た。Central Laboratory of Netherlands  Red Cross、 Blood Transfusion 5ervuse (POBOX 9190.1006 AD Amsterdam。
Netherlands)により供給された試薬を使用して、本実験を実施した 。
ヒト血液0型RH(Rhesus D)の赤血球を洗浄し、そして次に、以下に 記すように、既知アロタイプ抗体をもつ以下の3つの関連抗−RhDヒト血清の 中の1つにより、部分を別々にラベルした。
(1)抗−D Glm(az) = Glm(1,17)(2)抗−D Glm (x) = Glm(2)(3)抗−D Glm(f) □ Glm(3)抗− Rh抗体による赤血球細胞の被覆 詰められて洗浄された赤血球細胞の1容を、37°Cて60分間、4容の抗−R h血清及び4容の(リン酸塩)バッファー生理食塩水(PBS)と共にインキュ ベートした。15分毎に振とうにより上記細胞を混合した。
インキュヘーション後、被覆細胞をPBSにより4回洗浄し、そして保存液中に 4°Cて保存した(但し、被覆赤血球細胞は、1週間PBS中に4°Cて保存す ることができる)。
次に、それぞれの抗血清のための推奨希釈を使用して、以下のIgG1アロタイ プに対する4つの抗血清により、これらの被覆赤血球細胞を凝集させた。
(1)抗−Glm(z)−抗−Glm(+7) l/30希釈(2)抗−G踊( a) =抗−G1m(1) 1/30希釈(3)抗−Glm(X) ”抗−Gl m(2) l/20希釈(4)抗−Glm(f)−抗−Glm(3) 1/30 希釈野生型CAhlPATH−IHTF57−19又は変更ガンマ−1定常領域 をもつ異なるVA八へPATH−IH構築物(MTFI21 、 MTF123 )を、前記抗血清による前記赤血球の凝集阻害に対するそれらの能力について、 次にテストした。
この阻害抗体を、5%のウシ胎児血清を含むリン酸塩バッファー生理食塩水中の 0.5 mg/ml 、0.25mg/ml及び0.125mg/ml の濃度 で、用いた。アロタイプG1m(zax)又はGlm(f) [Glm(1,1 ,17)若しくはGlm(3)1のIgG1を含む対照血清も、本実験に含み、 そしてl0120及び40分の1に希釈して使用した。それが生じたところでは 、阻害は、上記CA八へPATH−IH抗体についてぼ0.5mg/mlの濃度 で、最も容易に見られ、そして0.25mg/mlについては非常に弱(、そし て0.125mg/mlでは全く阻害が見られなかった。・ 対照血清は、テス トした3つの希釈の全てて阻害された。最も高い濃度についての結果を以下に示 す。
アロタイプ CAMPATH−IH構築物 対照血清TH57−+9 MTF1 21 MTF123 Glm(1,2,17) Glm(3)上記結果は、それ 故、アロタイプG1m(1,17)をもつ元の野生型CA八IPAT)1−IH 抗体TF57−19と一致する。新たな突然変異体λITF121は、アロタイ ″j、G1m(3)をもつが、突然変異体MTFI23は、IgG+のアロタイ プ源であるGlm(1,2,3,17)のいずれのためのアロタイプをもつこと がなく、すなわち、[gGlのアロタイプをもたないよってある。
当業者は、標準的な技術に従い、医薬製造のために、本明細書により提供される 結合分子を使用することができるであろう。同様に、標準的な手順に従って、こ の医薬を使用することができる。
表1 付属資料l−シート(a) H3[GCC42009塩基 ヒトミg生殖細胞系g−e−a 領域a:ガンマー1定常領域10 HSIGC C4標準: DNA: PRI: 2009 塩基対ACJO0228; DT 1990−4−23(最新の参照)DT 1990−7−18(取り込み )DE ヒト1g生殖細胞系g−e−a 領域a:ガンマー1定常領域B KW 定常領域;ガンマ−免疫グロブリン:生殖細胞系;KW ヒンジexon  :免疫グロブリン;免疫グロブ、リンH鎖W O8ホモ種(ヒ1−) O3真核生物;後生生物並界、を椎動物門:を椎動物亜門:四肢、唾乳類、真獣 亜綱:霊長類 RN[1](塩基1−2009) RA ε1lison JAV、、 Berson B、J、、 Hood L 、E、 :RT ”、ヒト免疫グロブリンC−ガンマ−1遺伝子の核酸配列”。
RT RL 核酸Res、 lo:4071−4079(1982)RN [2](塩 基469−1070 、+456−1821)RA Takahashi N、 、 Ueda S、、 0bata M、、 N1kaido T、。
RA Nakai S、、Honjo T、:RT ”ヒト免疫グロブリンガン マ遺伝子の構造。
RT 遺伝子ファミリーの進化に関する含み”。
RL 細胞29:671−679(1982)CC[+]及び[21は、4つの ガンマ遺伝子間のヌクレオチドの相CC違が、他の場所よりもヒンジ領域内でよ り大きいことを報告CCしている。[2]は、ガンマ−2、ガンマ−3、ガンマ −4、ガンマCC擬遺伝子、並びにガンマ遺伝子の5゛フランキング、ch2及 びCCch3 ドメインのヒンジ領域も報告している。
CC CC本エントリーは、ガンマ−3、ガンマ−1、擬エブンロン及びアCCルファ −1遺伝子を含む多重遺伝子領域(領域a)の一部てあCCる。より多くのコメ ントについてはセグメントlを見よ。
キー 場所/限定 FT CDS 210..503 FT /note□” Igガン?−I H鎖付属資料1−続きシート(b) FT c−領域chi ドメイン(212てのaa)”FT conflict  563..563FT /citation=([1]、 [2])FT / note=”T in II]: c in [2ドFT conflict  593..593FT /citation([1]、 [2])FT /no te□”c in [1]; t in [2ドFT conflict 61 4..614FT /citation□([1]、 [2])FT /not e=”G in [1]; a in [2J”FT conflict 63 31.633FT /citation([+]、 [2])FT /note =”G in [1]; gg in [2ドFT conflict 643 ..643FT /citation([+]、 [2])FT /note□ ”G in [1]: a in [2]”FT 、co口fl ict 65 4..654FT /citation□([1]、 [2])FT /not e=−G in [+]+ a in [2ドFT conflict 684 ..684FT /citation([1]、 [2])FT /note= ”Cin [1]: cc in [2ドFT conflict 692.. 692FT /citation・([1]、 [2])FT /note=” G in [1]: a in [2]”FT conflict 765.. 766FT /citation([1]、 [2])FT /note□−A a in [1]: a in [2ドFT CDS 892..936 FT /note=” [g ガン7−I H鎖FT c−領域ヒンジ” FT CDS 1055.、l384 FT /note=” Ig ガン?−I H鎖FT c−領域ch2 ドメイ ン FT conflict 1475.、I475FT /citation([ +]、 [2])FT /note−−Cin [1]; cc in [2, ドFT CDS 1481.、+803 FT /note=” Ig ガン?−I H鎖FT c−領域ch3 ドメイ ン FT conflict 1578..1578FT /citation([ 1]、 [2])FT /note=”T in [1]: c in [2ド SQ +配列2009塩基対: 418 A: 698 C: 566 c;  327 T: 0他。
Q 付属資料l−続きシート(c) 付属資料1−続きシート(d) 国際調査報告 fctm PCT/l5knIOl*u++9請盲11a闇制御211 、 P kl 280V9+国際調査報告 フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号Cl2N 5/10 15/13 ZNA //(C12P 21108 C12R1:91) I

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.定常領域が、特定のインタイブのものであり、そして1又はそれより多くの アロタイプ抗原決定基をもつ、免疫グロブリンH鎖の定常領域の一部分又は全体 から得られるアミノ酸配列を含んで成る分子であって、 上記アミノ酸配列が、上記定常領域のアミノ酸配列に実質的に相同であるが、そ のアミノ酸残基を、アロタイプ抗原決定基の部位で、異なるインタイプの他の等 価な免疫グロブリン定常領域内のその対応位置からのアミノ酸残基と同一にする ことにより、上記アロタイプ抗原決定基の少なくとも1つをもたないように変更 されているような分子。
  2. 2.ヒト免疫グロブリンの定常領域の一部分又は全体から得られるアミノ酸配列 を含んで成る、請求項1に記載の分子。
  3. 3.上記アミノ酸配列と一緒に、1若しくはそれより多くのポリペプチドを含ん で成る、請求項1又は請求項2に記載の分子。
  4. 4.上記ポリペプチドが、機能的・生物学的なドメインを含んで成る、請求項3 に記載の分子。
  5. 5.上記の機能的・生物学的なドメインが、結合ドメインを含んで成る、請求項 4に記載の分子。
  6. 6.上記結合ドメインが、免疫グロブリン様の結合ドメインである、請求項5に 記載の分子。
  7. 7.上記免疫グロブリン様結合ドメイン及び上記アミノ酸配列が、同一の又は異 なる源から得られる、請求項6に記載の分子。
  8. 8.上記の定常領域が、インタイプIgGの免疫グロブリン由来である、請求項 1〜7のいずれか1項に記載の分子。
  9. 9.上記インタイプのサブクラスがIgG1であり、そしてその分子が、もはや 、1又はそれより多くのアロタイプ抗原決定基1、2、3及び17をもっていな い、請求項8に記載の分子。
  10. 10.上記インタイプのサブクラスがIgG2であり、そしてその分子が、もは や、アロタイプ抗原決定基23をもっていない、請求項8に記載の分子。
  11. 11.上記インタイプのサブクラスがIgG3であり、そしてその分子が、もは や、1又はそれより多くのアロタイプ抗原決定基11、5、13、14、10、 6、24、21、15、16、26及び27をもっていない、請求項8に記載の 分子。
  12. 12.上記の定常領域が、インタイブIgA2の免疫グロブリン由来であり、そ してその分子か、もはや、アロタイプ抗原決定基1及び2のいずれか又は両方を もっていない、請求項1〜7のいずれか1項に記載の分子。
  13. 13.請求項1〜12のいずれか1項に記載の分子を含んで成る医薬調製物。
  14. 14.請求項1〜12のいずれか1項に記載の分子を含んで成る試薬。
  15. 15.請求項1〜12のいずれか1項に記載の分子をコードするヌクレオチド配 列。
  16. 16.請求項15に記載のヌクレオチド配列を含んで成る、クローニング又は発 現ベクター。
  17. 17.請求項16に記載のクローニング又は発現ベクターを含んで成る、宿主細 胞。
  18. 18.以下の段階; (a)免疫グロブリンH鎖の定常領域を同定し;(b)その同定された定常領域 内でアロタイプ抗原決定基の位置を決めるために、その同定された定常領域と、 それと同一インタイプの免疫グロブリンH鎖からの定常領域とを比較し:(c) アロタイプ抗原決定基をもつ上記の同定された定常領域のためのコード配列を得 て; (d)少なくとも1つの上記アロタイプ抗原決定基をもたない分子をコードする ように、そして、そのアミノ酸残基を、アロタイプ抗原決定基のための部位で、 上記の同定された定常領域のものと異なるインタイプの等価な免疫グロブリン定 常領域内のその対応位置からのアミノ酸残基と同一にすることにより、上記コー ド配列を変更し; (e)上記分子を生産するために、発現系内で、上記の変更されたコード配列を 使用する; を含んで成る、請求項1〜12のいずれか1項に記載の分子調製方法。
  19. 19.請求項13に記載の医薬調製物を投与することを含んで成る、患者の治療 方法。
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