JPH06509660A - 写真処理に関する改善 - Google Patents

写真処理に関する改善

Info

Publication number
JPH06509660A
JPH06509660A JP5503245A JP50324593A JPH06509660A JP H06509660 A JPH06509660 A JP H06509660A JP 5503245 A JP5503245 A JP 5503245A JP 50324593 A JP50324593 A JP 50324593A JP H06509660 A JPH06509660 A JP H06509660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
signal
photographic
amount
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5503245A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2708634B2 (ja
Inventor
ライダー,クリストファー バーリー
Original Assignee
イーストマン コダック カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イーストマン コダック カンパニー filed Critical イーストマン コダック カンパニー
Publication of JPH06509660A publication Critical patent/JPH06509660A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2708634B2 publication Critical patent/JP2708634B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/44Regeneration; Replenishers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/26Processes using silver-salt-containing photosensitive materials or agents therefor
    • G03C5/29Development processes or agents therefor
    • G03C5/31Regeneration; Replenishers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D3/00Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
    • G03D3/02Details of liquid circulation
    • G03D3/06Liquid supply; Liquid circulation outside tanks
    • G03D3/065Liquid supply; Liquid circulation outside tanks replenishment or recovery apparatus

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 写真処理に関する改善 本発明は、写真処理の改善、またはこれに関連する改善に関する。
現像所では、十分に規定された一定レベルの露光を受けた写真材料の試験片の光 学透過濃度や反射濃度を測定するためにデンシトメーターを使用することか慣例 となっている。これらの試験片を使用して、印画紙処理機及びフィルム処理機の 両方における処理を別画下に保つためのデータを得る。
作動中はうっておくことができる多くのプリンター、特により高度で複雑なプリ ンターには、多画素フィルムスキャナーが具備されている。これらのスキャナー は、走査されるネガから作られるプr)ントに施さな(ブnばならない必要な露 光量を計算するためにプリンターの露光制御アルゴリズムによって後に用いられ る濃度データを提供することかできる、解像度か効果的に高いデンシトメーター である。
当該産業界では、特に黒白写真材料用の、フィルム処理機または印画紙処理機の いずれかの末端に、別個のスキャナーを付属してもよい二とか知られている。こ のスキャナーを使用して、処理された材料の濃度に基づく処理別画を行う。
また、プリンターのス干ヤT−を、処理制御試験片から処理別画測定を行うため に使用することかできる有効な搭載型デンシトメーターとすることも実現してい る。これにより、試験片を測定するだけの目的で現像所に別個のデンシトメータ ーを設げるという余分なコストか節約される。市販のプリンターには、こうした 利屯を有するものかある。
現在は、印画紙処理機とプリンターがミニラボ内で1個のユニットを形成し、フ ィルム処理機は別になっている。より最近になって、フィルム処理機と、プリン ターと、印画紙処理機とが一体化されて1個のユニットになっている処理装置が 出現している。この新型の装置は、真の「コイン−スロット式」操作に非常に近 い。すなわち、技能のない顧客が、単に自分のフィルムを差込口へ置き、スロッ トにお金を入れて、しばらくしてプリントと処理済フィルムを受け取る操作であ る。
以下の議論では、特に断らない限り、記載の例はどれもカラー写真装置に関する ものである。
写真処理では、一般に2種類の化学反応が起こる。すなわち、(1)露光済材料 上に形成される画像の量に多少は依存する反応:及び (2)露光済材料上に形成される画像の量に依存しない反応。
現像は、第一の種類の化学反応のよい例であり、「画像依存性」であると称する ことができる。ある特定の現像条件では、−片の写真材料を処理する際に使われ る現像剤分子の量は、該材料上に形成される潜像の量に関係する。「画像依存性 」の化学反応の別の例は、漂白処理である。
一方で、定着処理はF非画像依存性Jの化学反応の一例である。
写真材料中のすべての銀が定着浴中で除去され、そしてこの量は、M材料に施さ れた露光量とは本質的Iこ無関係である。
さらに、シーズニングした処理液の2種類の化学成分を認識することかできる。
すなわち、 a)現像液中の、酸化された現像剤の未反応分子またはハロゲン化物イオンのよ うな、反応の副生物として生成するもの、及びb)定着液中の、チオ硫酸イオン のような、反応の結果消耗されるもの。
「非画像依存性」である反応において消耗する化学薬品の補充は、処理される写 真材料の面積を測定することによって達成できる。これは、すべての銀が写真材 料から除去されてチオ硫酸イオンと錯体を形成する、定着剤の場合である。定着 液中のチオ硫酸塩の補充は、処理されたフィルムや印画紙の面積及び処理される 材料の単位面積当たりの銀量を知ることによって容易に達成される。この技法は 、当該産業界ではよく知られており、また長い間採用されている。
処理装置における現像液を補充するために現在産業上実施されている方法は、現 像液を通過する材料の面積から唯−得られる信号を用いて、保持タンクから現像 浴中へ流入させる現像補充液を計量するポンプを制御する方法である。現像され るすべての材料は、同等の平均レベルに露光されているもの、と仮定する。それ ゆえ、補充袋!は、現像液を通過する材料の単位面積当たりDmlの現像補充液 を添加するが、このDは、製造業者が経験に基づいて推奨する量である。この系 は、体積が大きなタンクを育する処理装置では十分に機能するが、小さなタンク では十分には機能しない。
写真産業界での最近の傾向は、占める空間が非常に小さい小規模のミニラボの製 作にある。ある会社は、印画紙上にコピーをする小規模のカラー写真複写機を製 造し、またデスクトップ霞モデルの実現性がますます高まっている。こうした機 械では、現在の補充システムを採用したならば、現像液の不正確な補充に悩まさ れるであろうことが予想されている。
欧州特許出願公開第0381502号明細書は、プリンターにより印画紙に施さ れる露光から信号を得、その信号を使用して処理後にプリント上に形成されるで あろう色素量を計算し、よって現像液の消耗量を計算する、印画紙処理機におい て現像液の補充を制御する方法について記載している。これに従い現像液を補充 する。
当該産業界に存在するさらなる問題は、処理液から、または処理装置の流出液か ら、望ましくない成分を除去する装置の補充や交換である。
普通用いられているこのような装置の一つは、定着浴の流出液から銀を除去する ために銀回収カートリッジを使用する。これらのカートリッジは「スチールウー ル」を含み、そして「スチールウール」中の鉄か銀によって交換される原理で機 能する。しかしながら、そのカートリッジを新しいものと交換すべき時期を知る ことか往々にして難しい。このため、通常は、このようなカートリッジを2個直 列に配置し、これらの間の連接部における銀濃度を比較して銀濃度か上昇し始め る時期を観測している。この時点で、作業員は、上流側のカートリッジはほぼ消 耗したものと推定し、そしてそれを下流側のカートリッジと交換し、同時にその 下流側カートリッジを新品のものと交換する。この方法はうまくいくが、これに は(しばしば、熟練していない作業員による)測定が必要であり、また将来的に は、流出液を下水排出法に確実に適合させるためや、処理制御のために、処理装 置にはより複雑な除去装置が必要であることが予想される。
さらに、これらのより高度な除去装置の性能を試験するために必要な測定は、店 や事務所のようなきれいな環境で作業する不熟練作業員にとっては困難で、コス トかかかり、恐らくは非実用的であろうと思わnる。
それゆえ、本発明の目的は、処理液またはその排出前の流出液から画像依存性化 学成分を除去する写真処理装置の二次装置を制御し且つ維持するための改良法を 提供することである。
本発明の一懸様によると、フィルムストリップを写真材料へ複写する印刷ステー ジと処理ステージとを含む写真処理装置における写真処理の際の化学反応の画像 依存性副生物である化学種の除去を制御する方法であって、印刷ステージで写真 材料か受ける露光量の測定値に関連する信号を得、その得られた信号を用いて、 露光済材料の処理中に生じる副生物の除去を制御することを特徴とする方法か提 供される。
この明細書中、用語「フィルムストリップ」は、黒白系及びカラー系両方に用い られるネガフィルム及びリバーサルフィルム両方に関する。
より詳細には、欧州特許出願公開筒0381502号明細書に記載さねている技 法を用いて、印刷ステージでプリンターにより測定される透過率データからプリ ント上に形成される画像の量を計算することかできる。そうすると、その画像量 を使用して、画像依存性化学反応によって生じる副生物の量を計算することがで き、こうしてこのような副生物を除去する二次装置を制御することができる。
画像形成物質として色素を使用するカラー写真材料の場合、生じる一部の副生物 の量は、色素生成量よりも現像された銀量の方により密接に関係する。例えば、 現像される銀イオン1個につき1個のハロゲン化物イオンが放出される。このこ とはどの製造業者の製品についても当てはまる。しかしなから、現像銀量と現像 後に生成する色素量との関係には、製造業者間に違いかある。露光量、現像銀量 及び色素量の関係は、センシトメトリーデータと通常称されているより大きな情 報体の一部であって、製造業者力・ら容易に入手できるか、典型値をほとんと精 度の損失なく利用することができる。
写真材料の光学特性及び化学特性に関する情報、例えば分光感度、色素分光吸収 曲線並びに光学濃度、現像銀及び露光量の関係をセンシトメトリーデータと称す る。このセンシトメトリーデータと、反応を支配する周知の化学方程式とから( これらは写真処理装置の制御システム内に記憶させておくことができる)、何ら かの参考書、例えば[写真処理理論(Theory of the Photo graphic Process) JCMacmi 1lan社刊、第4版〕 に記載されている周知の技法によって、画像依存性副生物の生成に関するすべて の重要なパラメーターを、測定した露光データから容易に計算することができる 。
本発明によると、形成される画像量に関連して生じる副生物のみを制御すること になる。通常、画像依存性である副生物は、処理される写真材料の面積を測定す る周知の原理を用いて制御される。
本明細書に記載する方法は、写真材料を露光する写真プリンターから得られる信 号を使用するので、それは施される露光量に直接関係する。次いで、この信号を 、リンクを介して処理機へ伝送し、そこで信号を変換し、そして処理機に内蔵さ れている補充装置及び除去装置を制御するために使用する。さらに、これらの装 置の制御には、現像時間や溶液温度といった他の情報も必要である。普通、これ らのパラメーターは、市販のほとんどの処理機で容易に利用することができる。
本発明をさらによく理解するために、現像浴からのハロゲン化物イオンの除去に ついて例を挙げて検討する。
現像浴中には、現像反応の副生物としてハロゲン化物イオンが生成する。ハロゲ ン化物イオンの生成量は、処理される写真材料に施された露光量に関係する。ハ ロゲン化物イオンは反応の抑制剤として作用するので、その濃度を所定のレベル に保ち、処理液の活性を一定に維持することが望まれる。
この例では、処理装置か、処理液からハロゲン化物イオンを除去することができ る二次装置を含む。該イオンは、ハロゲン化物イオンが非常に強く結合する塗布 支持体上に処理液を通過させることによって除去される。この例の目的では、ハ ロゲン化物イオンが、現像液中て生成するよりもはるかに速く支持体へ結合する ように、その反応速度は十分に高い。現像液中の所望のハロゲン化物イオン濃度 Hモル/リットル、及び処理時にhモルの(溶液全体に一様に分布スル)ハロゲ ン化物イオンを生せしめる写真材料について、hモルのハロゲン化物イオンが存 在し、現像前の全溶液体積がVである場合の液体の体積Vを計算することがてき る。通常は、ある処理浴から別の浴へ写真材料が移動する際にそれらと一緒に少 量の液体が持ち出されるので、フィルムによって持ち出される現像液の体積をC リットルとすると、以下の方程式が得られるv=h (V−c)/ (HV+h ) 体積Vの液体が、現像液から抜き出されて、すべての/%ロゲン化物イオンが除 去されるのに十分な時間をかけて除去装置中を通過した後に溶液へ戻されるなら ば、現像液中のハロゲン化物濃度を一定に保つことができる。パラメーターH, V及びCは既知定数であり、またhは写真材料に施された露光量がわかれば算出 されるので、■を計算することができる。こうして、流量制圓器を作動させて、 Vリットルの液体をハロゲン化物除去装置へ計量分配することができる。この例 は、除去装置の運転を制御するために、露光情報をどのように使用できるかを例 示するものである。
hは、写真材料が受けた露光量の関数であり、また処理装置内に記憶されている 写真材料に関するセンシトメトリーデータから決められることに着目される。詳 細には、露光量と現像銀との関係が使用できる。なぜなら、現像液中に放出され るハロゲン化物イオン数は、現像されて金属銀を形成する銀イオン数と等しいか らである。
除去装置の容量がハロゲン化物イオンRモルである場合に、それが疲対消耗する ときを予想することは簡単である。Tが、処理てきる溶液の体積である場合 T = Rv / h こうして、除去装置のカートリッジを交換または補充するための措置を講しるへ き時期を、作業員に警告することができる。
上記のとの議論においても、放出されるハロゲン化物イオンと色素量との間の厳 密な形態の関係式は重要なことてはない。というのは、計算か可能である原理を 説明するたけで役立つからである。ま1こ、tずしも上記のような「ハツチ式」 の除去装置を使用する必要もない。より複雑な連続流動装置を、その特性かよく わかっており、しかも精密な流量測定か可能であるならば、使用してもよい。
さらに、処理中に発生する何らかの副生物の量と露光測定値との正確な関係を、 プリント及び処理分野の当業者に周知の技法によって実験的に決めることができ る。そうすると、この実験データの参照用テーブルを、処理機の制御システムに よって使用して、処理機に組み込まれている除去二次装置を制御することができ る。
上記の議論では、プリンターにおいてフィルムストリップ上の画像から写真材料 上へ複写する毎に、各コピーを処理する際に発生する副生物にzして処理機内の 除去装置を制御する目的で露光量を測定することを仮定している。これは、理想 的な状況を示している。
実用上は、1ハツチのコピーの露光測定値を蓄積しておいて、各バッチのコピー を処理した後に除去装置を制御するよう動作させる方が好ましい場合もある。
例えば、ミニラボ用プリンターの中には、複数枚のプリントを露光してからそれ らをバッチ処理するものもある。高速プリンターの場合には、10−ルのプリン ト全体を露光し保存してから処理機へ移送する。
欧州特許出願公開第0381502号明細書に説明されている理由から、とりわ けプリンターと処理機とが物理的に隔離している場合には、処理時に処理機によ って読み取られる何らかのコード化された形態、例えばバーコードや打抜孔で、 測定した露光データを各プリントの裏に記録し、そして欧州特許出願公開第03 81502号明細書に記載さnているように化学補充を制御するために利用する か、或いは本明細書にあるように化学除去装置を制御するために利用することが 最も有効な場合もある。また、露光データを、磁気ディスクのような別の媒体に 記憶させた後に、プリントと共に処理機へ伝送してもよい。該データは、その後 プリントを処理する際に処理機によって読み取られる。
本発明の別の変型は、面積による補充と計算による補充とを組み合わせて使用す ることである。この場合、処理機は、補充速度(以降、「面積依存性」値と称す る)に単位面積当たりの平均値を使用し、処理された印画紙面積に従って補充を 行うのが普通である。同時に、処理機は、複写される画像の透過率測定値に基づ く正確な補充量を絶えず計算して、その計算補充速度と実際の補充速度との差を 得る。これら二つの補充速度間の差を蓄積した値が、あるしきい値を超えたとき に、その蓄積された差に基づいて実際の補充速度を補正する。例えば、ハロゲン 化物イオンを除去する場合、処理時に放出されるハロゲン化物イオンの計算に基 づいてプリンターがしきい値よりも大きな正規の除去速度に対する補正を蓄積し た場合、次の機会に適正な補正を行う。この補正は、もちろん正の量であっても 負の量であってもよい。
別の重要な問題は、プリンターで行われる露光量測定の空間解像度である。露光 量を測定するのに離散した光電池を使用するプリンターでは、フィルムストリッ プの平均透過率しか測定されない。ネガの場合、黒い背景に対して白い斑点を含 む被写体は、白い背景の上の黒い斑点としてプリントされる。この黒い斑点は、 写真材料(この場合には印画紙)か付与できる最大濃度に到達しうる。そこゆえ 、斑へ中の色素量は、ネガの平均透過率に基づく計算値から予想、される値より も少なくなる。その結果、処理の際に生しる副生物の計算量は多くなりすぎる。
この問題は、ネガの透過率をより高い解像度で測定することによって解決するこ とができる。走査装置、例えば30X20の配列を有する電荷結合素子によって 、ネガの透過率測定値が600個得6れる。プリント上にDmax領域を与える ネガ上の低濃度領域は、製造業者か提供する印画紙の反射濃度対log(露光量 )曲線を使用することによって、そのように認識することができる。600個の それぞれの領域に形成した色素量を足し合わせて、プリント上に形成される全色 素量の正確な計算値を得ることができる。
この技法の究極は、ネガを非常に高解像度で走査する走査プリンターに適用する ことであろう。
本発明による方法は、上記のような化学結合またはイオン交換に基つく写真処理 装置に用いられている何らかの除去装置、例えばイオン交換カラムや銀回収カー トリッジにも、或いは装置の要素が消耗するかまたは試薬による補充を必要とす るものである他のいずれの方法にも、適用することができる。
この方法には、除去装置か使用限界に近づいた時を作業員に示唆することかでき るという利点かある。このため、メンテナンスを適時実施することができ、作業 員によって日常的に測定する必要かなくなる。住々にして、非常に低くなる場合 かある流出液限界に係わる場合には特に、こうした測定は慣れていない作業員に とっては非常に難しいことかある。
この方法の別の利点は、除去装置の自動補充を、装置の除去効率を一定レベルに 維持するように実現できる点にある。 。
例えば、ハロゲン化物イオンが結合する固体支持体を使用する代わりに、ハロケ ン化物イオンと強く反応する液体試薬を選択して該イオンを溶液から析出させて もよい。この場合には、除去装置は別の反応容器を含み、その中で既知量の現像 液を液体試薬へ加えることができる。液体試薬は、その活性を高(保つために時 々補充を要することは明らかである。この補充は、ハロゲン化物イオンを除去す る際に消耗する試薬の量がわかれば、制御することができる。この量は、除去さ れるハロゲン化物イオンの量に関係し、それは順に、ハロゲン化物イオンを放出 した写真材料が受けた露光量から計算することができる。
上記の例では、液体試薬は消費成分である。
それゆえ、画像依存性化学種のための除去装置の運転を制御する他に、本発明を 使用して除去装置自体の補充を制御できることもわかる。
非補充除去装置の場合には、本発明を使用して、除去装置の疲労を予想したり、 必要なメンテナンス措置を講じるように作業員または自動装置に警告するための 信号を提供することかできる。例えば、自動装置では、作動器に信号を送り、は とんど消耗している除去装置から並列に接続されている十分に補充された装置へ 切り換えさせることができる。
さらにまた、処理の画像依存性化学反応の副生物として生じる成分濃度を、処理 液中に化学センサーを存在させることを必要とぜずに制目卸することができる。
その上、従来より化学センサーのない化学種については、本発明か初めて処理及 び環境制御を可能にする。
ミニラホ環境では、各ネガは印刷される前に自動的に測定され、その露光データ は、余計な/飄−トウェアのコストもかからず、ただ小さなソフトウエア不−ハ ーヘノトを用いるだけて、容易に得ることかできる。プリンターと処理機とのリ ンクは既にそこに存在している。
もちろん、本発明による方法を用いてその他の「画像依存性」副生物(特に現像 剤分子の酸化体)を除去することも可能である。
国際調査報告 。、ア2.−0゜57n1711IMww+1md Am1m+ 1m N@ ρCT/EP 92101713

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.フィルムストリップを写真材料へ複写する印刷ステージと処理ステージとを 含む写真処理装置における写真処理中の化学反応の画像依存性副生物である化学 種の除去を制御する方法であって、印刷ステージで写真材料が受ける露光量の測 定値に関連する信号を得、その得られた信号を用いて、露光済材料の処理中に生 じる副生物の除去を制御することを特徴とする方法。 2.得られた信号を用いて、露光済材料の処理中に生じる副生物の量を計算する 、請求の範囲1に記載の方法。 3.副生物がイオンである、請求の範囲1または2に記載の方法。 4.イオンがハロゲン化物イオンである、請求の範囲3に記載の方法。 5.副生物が分子である、請求の範囲1または2に記載の方法。 6.分子が現像剤分子の酸化体である、請求の範囲5に記載の方法。 7.得られた信号を用いて装置の消費成分の補充を制御する除去装置を使用して 副生物を除去する、請求の範囲1〜6のいずれか一つに記載の方法。 8.得られた信号を用いて消費成分の消耗量を計算する、請求の範囲7に記載の 方法。 9.計算された量を用いて、消費成分の消耗が近いことを示す信号を提供する、 請求の範囲8に記載の方法。 10.消耗が近いことを示す信号を用いて、消耗が近い装置と、並列に設けられ ている別の十分に補充された除去装置との間のスイッチを切り換える、請求の範 囲9に記載の方法。 11、信号を、複写すべき画像の平均透過率の測定値から得る、請求の範囲1〜 10のいずれか一つに記載の方法。 12.信号を、複写すべき画像の異なる複数の小領域の平均透過率の測定値から 得る、請求の範囲1〜10のいずれか一つに記載の方法。 13.信号を、写真材料に複写すべき画像のバッチの平均透過率の測定値の合計 から得る、請求の範囲11または12に記載の方法。 14.信号を、写真材料のセンシトメトリー特性に関するデータからさらに得る 、請求の範囲11または13に記載の方法。 15.得られた信号を、実験関数による除去すべき副生物量に関係させる、請求 の範囲1〜10のいずれか一つに記載の方法。 16.得られた信号を用いて、面積依存性データのみから得られる別の制御信号 を補正する、請求の範囲1〜15のいずれか一つに記載の方法。 17.フィルムストリップ上の画像を写真材料上へ複写するための印刷機と、そ の露光済写真材料を処理するための処理機とを含む写真処理装置であって、写真 材料に施される露光量の測定値に関連する信号を用いて、露光済材料の処理中に 生じる副生物の除去を制御することを特徴とする写真処理装置。 18.信号を、印刷機から直接データリンクによって処理機へ伝送する、請求の 範囲17に記載の写真処理装置。 19.印刷機に、写真材料から得られる信号に関するデータを記憶するための手 段を設け、且つ処理機に、その記憶データを読み取るための手段を設けた、請求 の範囲17に記載の写真処理装置。 20.印刷機と処理機とに記憶手段を設け、そして信号に関するデータをまず印 刷機内の記憶媒体に記憶させた後に処理機へ伝送する、請求の範囲17に記載の 写真処理装置。 21.記憶媒体が磁気記憶媒体である、請求の範囲20に記載の写真処理装置。 22.露光量測定値に関する信号を用いて、除去装置の消費成分の補充を制御す る、請求の範囲17〜21のいずれか一つに記載の写真処理装置。
JP5503245A 1991-08-01 1992-07-29 写真処理に関する改善 Expired - Fee Related JP2708634B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB919116624A GB9116624D0 (en) 1991-08-01 1991-08-01 Improvements in or relating to photographic processing
GB9116624.9 1991-08-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06509660A true JPH06509660A (ja) 1994-10-27
JP2708634B2 JP2708634B2 (ja) 1998-02-04

Family

ID=10699355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5503245A Expired - Fee Related JP2708634B2 (ja) 1991-08-01 1992-07-29 写真処理に関する改善

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5521055A (ja)
EP (1) EP0596994B1 (ja)
JP (1) JP2708634B2 (ja)
DE (1) DE69215376T2 (ja)
GB (1) GB9116624D0 (ja)
WO (1) WO1993003415A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5669031A (en) * 1995-06-13 1997-09-16 Fuji Photo Film Co., Ltd. Apparatus for processing photographic sensitive material

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9509040D0 (en) * 1995-05-04 1995-06-28 Kodak Ltd Photographic processing
GB9509039D0 (en) * 1995-05-04 1995-06-28 Kodak Ltd Photographic processing
GB9509038D0 (en) * 1995-05-04 1995-06-28 Kodak Ltd Photographic processing
KR100482459B1 (ko) * 1998-05-16 2005-11-21 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 고분자분산액정복합체및이를사용한액정표시장치

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1572094A1 (de) * 1966-12-03 1970-01-02 Klimsch & Co Verfahren zur Dosierung der Regeneratorloesung bei photographischen Entwicklungsmaschinen
DE2343242C2 (de) * 1972-08-31 1982-06-16 E.I. du Pont de Nemours and Co., 19898 Wilmington, Del. Verfahren zur Entwicklung von belichtetem lithographischem Aufzeichnungsmaterial
JPS5437731A (en) * 1977-08-30 1979-03-20 Fuji Photo Film Co Ltd Method and apparatus for controlling halogen ion concentration in photographic processing solution
JPS60194446A (ja) * 1984-03-16 1985-10-02 Fuji Photo Film Co Ltd 感光性プレートの現像における現像補充液補充方法
DE3437631A1 (de) * 1984-10-13 1986-04-24 Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen Aufbereitung von gebrauchten entwicklern
US4881095A (en) * 1987-09-11 1989-11-14 Fuji Photo Film Co., Ltd. Process for developing photographed film and for printing images through developed film
WO1989004508A1 (en) * 1987-11-04 1989-05-18 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method and apparatus for replenishing processing fluid
GB8902186D0 (en) * 1989-02-01 1989-03-22 Kodak Ltd Photographic processing
US4988448A (en) * 1989-12-15 1991-01-29 Woog Manfred J Method for removing substances from a solution

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5669031A (en) * 1995-06-13 1997-09-16 Fuji Photo Film Co., Ltd. Apparatus for processing photographic sensitive material

Also Published As

Publication number Publication date
WO1993003415A1 (en) 1993-02-18
EP0596994B1 (en) 1996-11-20
EP0596994A1 (en) 1994-05-18
DE69215376D1 (de) 1997-01-02
DE69215376T2 (de) 1997-05-15
JP2708634B2 (ja) 1998-02-04
GB9116624D0 (en) 1991-09-18
US5521055A (en) 1996-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2708634B2 (ja) 写真処理に関する改善
EP0456684B1 (en) Photographic processing
JP3258322B2 (ja) 写真処理に関する改善
US5780189A (en) Apparatus and method for controlling the chemical activity of processing solution in a photographic processing apparatus
JPH02259757A (ja) 処理補充液補充装置
US5337112A (en) Automatic processing devices for processing photographic materials
US5518845A (en) Method and apparatus for controlling the rate of replenishment of chemical solutions in photographic processing
JPH08304987A (ja) 写真処理の処理溶液の補給を制御する方法
JPH08171194A (ja) 写真材料の処理方法、写真処理機及び処理液カートリッジ
JPH08146583A (ja) 写真処理条件管理方法、画像形成装置の管理方法及び装置
US5561488A (en) Photographic processing method and apparatus
US5928843A (en) Method for processing exposed silver-based photographic material
JPH0690451B2 (ja) 写真感光材料用現像液の性能チエツク方法及び現像液の補充液の補充量制御方法
JP2879797B2 (ja) ハロゲン化銀感光材料の水洗方法
EP0742483A1 (en) Method of processing photographic silver halide materials
US7001085B2 (en) Method and system for processing of photographic materials
EP1203997A1 (en) Processing photographic material
JP3491025B2 (ja) 写真感光材料用自動現像機
JPH02207282A (ja) 印刷装置
EP1258778A1 (en) A method and system for calculating the fractional exposure of photographic material
Streeter et al. Use and consumption of silver in photographic applications in the printing industry
JPH1172898A (ja) 検査材の格納および供給装置
JP2005208204A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理装置、及び蒸発補正方法
JPH04362674A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees