JPH06509057A - 促進された創傷治癒 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 促進された創傷治癒 本発明は菌類、トレメラ　フシホルミス（Ｔｒｅｍｅｌｌａ　ｆｕｃｉｆｏｒ＋ ｓｔｇ）（パーク（Ｂｅｒｋ））の抽出物を含む無毒で栄養上の治療剤である薬 剤に関連し、この薬剤は細胞の成長に対する潜在的な刺激作用を有する。

ＴＦＢと呼ばれる菌類トレメラ　フシホルミス（パーク）は真菌類の分類におい て帽菌類に属する（Ａｉｎｓｗｏｒｔｈ　＆　Ｂ１５ｂｙのｒＤｉｃｔｉｏｎａ ｒｙｏｆ　ｔｈｅ　Ｆｕｎｇｉ　Ｊ　１９７１）。

中国において、伝統的な医薬品トレメラ　フシホルミス（パーク）は長い間一般 的な栄養上の治療剤とされている。従って、過去の医学論文において、トレメラ 　フシホルミスは治療的性質、例えば唾液分泌の促進、肺を湿らせて乾いた咳を 止める、のどのかゆみを緩げる、血液の混じった咳を阻止する、腹痛を緩げる、 血便の便秘症を止める、疲労筋肉を回復させる、良好な精神状態及び記憶力を助 ける、皮膚の若さ及び髪の輝きを保つ、活力を維持等のちととされている。

ここ１５〜２０年の間、トレメラ　フシホルミスの様々な効果についての科学的 研究が中国及び日本において実施されている。いくつかの菌類の子実体に由来す る多ＩＩＷ４の抗炎症作用がＵｋａｉらにより研究されている（Ｊ、　Ｐｈａｒ ｍａｃｏｂｉｏｄｙｎ、６　（１２）　：９８３−９０．１９８３）　、ラット の後足におけるカラギーニン誘発型水腫及び熱傷誘発型痛覚過敏に基づいてアッ セイが行われている。研究された粗製多ＩＩ類のうちで、トレメラ　フシホルミ スに由来するそれは熱傷誘発型痛覚過敏を抑えるのに有効でないことが見い出さ れている。更に、多ａｍの抗炎症活性のメカニズムがあいまいなままとなってい る。

皮膚の熱的損傷には、塊状の水腫の発症が続き、そしてその滲出物は非常に高濃 度の血漿タンパク質を含む。今日まで、この状況のメカニズムはよく理解されて いない。水腫の発症の際、循環する血漿の容量は極めて減少しく減量症二ｈｙｐ ｏｖａｌｅｍｉａ）、これはしばしば循環系のショックの原因となる。従って、 微小血管の透過性を高めることによって血漿の流れを高める、又は減量症を阻止 するために滲出物を阻止する必要がある。

本発明の目的は創傷の処置のため及びその他の組織損傷の処置のために用いるこ とのできる有用な薬理学的試薬を作製することにある。

本発明を更に説明するため、その−態様を添付図面を参照しながら説明するが、 ここで 図１はウサギの身体上の火傷箇所の分布を示している。

ＴＦＢペーストの調製は下記の通りに行った。乾燥粉末としてのトレメラ　フシ ホルミス（パーク）（Ｆｕ　Ｊｉａｎ　ｐｒｏｖｉｎｃｅ、中国の製品）をＬｏ ｇにおいて、６００ｊｄの２回蒸留した水に加え、そして沸騰するまで撹拌しな がら熱した。沸騰は２０分続け、その際、懸濁物は白色のペーストとなった。次 にこのペーストを使用前に１２０℃で１５分間オートクレーブにかけた。

体重２〜３ｋｇの雄のシロウサギ（純系なニューシーラント種）を利用した。こ の動物を耳の後部及びを柱の両側の背中（１２Ｘ４４ｃｍ！の面積）を剃った。

創傷を作るためにステンレススチールの均合いおもりを用いた。使用しまたおも りは２５及び５０８であり、それぞれ１及び３．Ｉ４ｃ＋ｗ”の接触頭載を有し ていた。それらを湯の中で煮沸し、４０°Ｃ１５０°Ｃ及び６０°Ｃにそれぞれ 冷やし、次いで両耳上に一箇所づつ、及び動物の背中の両側上に三箇所づつ付加 圧力めきて１分間にわたって適用した。

を柱の右側上の火傷箇所をＴＦＦペーストで処１し、そして左側上の火傷箇所は 標準の生理食塩水で処置した。２羽のウサギより成る３つのグループを調べた。

第１グループ（Ｒ１及びＲ，）は５０Ｃの２５ｇのおもり、第２グループ（Ｒ， 及びＲ４）は４０Ｃの５０ｇのおもり、そして第３グループ（Ｒ，及びＲ６）は ６０Ｃの５０ｇのおもりを受けた。

無菌ティッシュで覆った。コントロール箇所には滅菌食塩水に浸したティッシュ をかぶせた。この処置を、創傷が治癒するまで日に一回繰り返した。

創傷の治癒は下記のパラメーターに従って評価した：１、創傷面積（ｃ＋＊”） 。

２、滲出物の程度。

３、治癒期間。

創傷面積及び創傷箇所周辺の充血は火傷させて２４．４８及び７２時間後に測定 した。５０Ｃで１ｃｍ”の面積の火傷の後の創傷治癒の結果を表１に示し、そし て４０及び６０Ｃでの３．１４ｃｍ”の面積の火傷の後のそれを第２に示す。

全てのケースにおいて、ＴＦＢは処置の２日日以降にて創傷の面積及び充血が有 意に低めた。６０Ｃの温度での火傷の後、コントロールグループにおける滲出は ６つの創傷のうち４つにおいてかなり明らかであったが、ＴＰＰペースで処置し た対応の創傷においては、６つの創傷のうちで２つのみが若干の滲出を示した（ 表２）。１ｃｍ２の面積の火傷を５０Ｃの温度で付与すると治癒にかかる時間は 、ＴＦＢで処置したグループで４〜８日間であったが、しかしながらコントロー ルグループでは１０〜１５日間であった。　３．１４ｃｍ”の面積の火傷を４０ ０の温度で付与すると、治癒にかかる時間はＴＦＢで処置したグループで１ｃｍ １４日間であったが、しかしながらコントロールグループは１６〜２０日間であ った（表２）、関連の創傷を６０Ｃで作ると、治癒にかかる時間はＴＦＢで処置 したグループで１３〜１６日間であったが、コントロールグループに関しては１ ７〜２１日間であった．従ってＴＦＢは創傷治癒過程をめざましく促進させた。

ＴＦＢは創傷のかさぶたの軟化効果も示した。全ての創傷が、グループｌにおい て３〜４日目にて、グループ２及びグループ３においては６〜８日目にてかさぶ たでおおわれた．しかしながら、創傷及びその周辺の皮膚はコントロールにおい てよりも、ＴＦＢで処置したときの方がずっと少なく廟、且つ、柔かった．６０ Ｃで３．１４ｃｍ＋”の創傷を火傷させ、次いでそれをＴＦＢで処置した後、そ の創傷には２８時間後に周囲境界が伴い、その上にかさぶたはなかった。膨潤及 び充血は非常に小さく、そして創傷周辺の皮膚はＴＰＨにより軟化した。

食塩水のみで処置した対応の創傷は硬いかさぶたを有し、そしてその創傷周辺の 皮膚は著しい充血及び膨潤を有していた。

ＴＦＢペーストは人間にとって無毒であるため、人の処置のうえでの過剰量のこ の抽出物はその患者にとって有害ではないであろう。

トレメラ　フシホルミス（パーク）の抽出物は本発明に従うとペーストして塗布 することによって適用しているが、その他の適用形態、例えば吹き付けるエアゾ ール又は塗り付ける溶液も利用できうる。

０　０閂の　！！で　のの唖　ロロ■ αγヱ　叱αα　よγα　＝＝＝ 国際調査報告 国際調査報告 にＴ／ＳＥ　９１１００４５１

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．創傷の処置及びその他の組織損傷の処置のための薬理学的試薬の製造におけ るトレメラ　フシホルミス（パーク）の抽出物の利用。
2. ２．前記創傷が局所的である請求項１に記載のトレメラ　フシホルミス（パーク ）の抽出物の利用。
3. ３．前記のその他の組織損傷が糖尿病により生ずる壊死を含んで成る、請求項１ 又は２に記載のトレメラ　フシホルミス（パーク）の抽出物の利用。