JPH0650841U - ブランク供給装置 - Google Patents

ブランク供給装置

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JPH0650841U
JPH0650841U JP088776U JP8877692U JPH0650841U JP H0650841 U JPH0650841 U JP H0650841U JP 088776 U JP088776 U JP 088776U JP 8877692 U JP8877692 U JP 8877692U JP H0650841 U JPH0650841 U JP H0650841U
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正光 三原
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    • B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B43/00—Forming, feeding, opening or setting-up containers or receptacles in association with packaging
    • B65B43/26—Opening or distending bags; Opening, erecting, or setting-up boxes, cartons, or carton blanks
    • B65B43/28—Opening or distending bags; Opening, erecting, or setting-up boxes, cartons, or carton blanks by grippers co-operating with fixed supports
    • B65B43/285—Opening or distending bags; Opening, erecting, or setting-up boxes, cartons, or carton blanks by grippers co-operating with fixed supports specially adapted for boxes, cartons or carton blanks

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブランクを偏平状から角筒状に確実に開ける
ようにする。 【構成】 マガジン23に、一端から他端にかけて偏平状
ブランクＢを重ねて収容する。搬送手段24でマガジン23
の取出口22からブランクＢを取出し、これを同外方延長
線上まで搬送する。搬送手段24で搬送中のブランクＢを
開き手段25によって偏平状から角筒状に開く。開き手段
25に、取出口22から取出されるブランクＢの両端にそれ
ぞれ係合しうるように取出口22の縁部に設けられた開き
爪61，62と、ブランクＢの両端と開き爪61，62の係合が
解除された後、ブランクＢの両端にそれぞれ係合しうる
ようにブランク搬送経路の途中に配置されている開き強
化爪64,66 とを具備させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、牛乳を充填する容器のブランク、詳しくは、角筒状に開 きうるように偏平状に折畳まれているブランクを角筒状に開いて、供給ステーシ ョンで停止させられたボトム成形用マンドレルにはめ被せ供給する装置に関する 。
【０００２】
【従来の技術】
この種の装置としては、図９に示すように、一端に取出口81を有し、一端から 他端にかけて偏平状ブランクＢを重ねて収容しているマガジン82と、取出口81か らブランクＢを取出し、これをマンドレル外方延長線上まで搬送する搬送アーム 83と、搬送アーム83で搬送中のブランクＢを偏平状から角筒状に開く開き手段で あって、取出口81から取出されるブランクＢの両端にそれぞれ係合しうるように 取出口81の縁部に設けられた開き爪84を有している開き手段と、同外方延長線上 において角筒状ブランクＢを保持するホルダ85とを備えているものが知られてい る。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来装置では、開き爪84によるブランクＢの開き方が充分でなく、一旦開 きかけた膨らみが搬送中に元の偏平状にもどってしまい、ホルダ85に角筒状に開 かれないで渡されることがあった。
【０００４】 この考案の目的は、ブランクを偏平状から角筒状に確実に開くことのできるブ ランク供給装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
この考案によるブランク供給装置は、角筒状に開きうるように偏平状に折畳ま れているブランクを角筒状に開いて、供給ステーションで停止させられたボトム 成形用マンドレルにはめ被せ供給する装置であって、一端に取出口を有し、一端 から他端にかけて偏平状ブランクを重ねて収容しているマガジンであって、同マ ンドレルの外方延長線に取出口を臨ませるように配置されているマガジンと、取 出口からブランクを取出し、これを同外方延長線上まで搬送する搬送手段と、搬 送手段で搬送中のブランクを偏平状から角筒状に開く開き手段であって、取出口 から取出されるブランクの両端にそれぞれ係合しうるように取出口の縁部に設け られた開き爪を有している開き手段と、同外方延長線上において角筒状ブランク を保持するホルダとを備えているブランク供給装置において、開き手段が、ブラ ンクの両端と開き爪の係合が解除された後、ブランクの両端にそれぞれ係合しう るようにブランク搬送経路の途中に配置されている開き強化爪を有していること を特徴とするものである。
【０００６】
【作用】
この考案によるブランク供給装置では、開き手段が、ブランクの両端と開き爪 の係合が解除された後、ブランクの両端にそれぞれ係合しうるようにブランク搬 送経路の途中に配置されている開き強化爪を有しているから、搬送中のブランク が元の偏平状にもどろうとしても、開き強化爪によってさらに開かれる。
【０００７】
【実施例】
この考案の実施例を、図面を参照してつぎに説明する。
【０００８】 ブランクは、図８に示すように、順次エンドレスに連なった第１〜第４側壁パ ネル11〜14を有している。第１側壁パネル11と第２側壁パネル12を区画する第１ 折り目線15および第３側壁パネル13と第４側壁パネル14を区画する第２折り目線 16でそれぞれ折曲げられることにより、角筒状に開きうるように偏平状に折畳ま れている。第１側壁パネル11の一端部には、第１被係合部17が第２側壁パネル12 の一端部より外方に突出するように設けられるとともに、第４側壁パネル14の他 端部には、第２被係合部18が第３側壁パネル13の他端部より外方に突出するよう に設けられている。
【０００９】 ブランク供給装置は、図１および図２に示すように、供給ステーションで停止 させられた外向きのボトム成形用マンドレル21の外方延長線の側方に配置されか つ左端に左向き取出口22を有し、左端から右端にかけて偏平状ブランクＢを重ね て収容しているマガジン23と、取出口22からブランクＢを取出し、これを同外方 延長線上まで搬送する搬送手段24と、搬送手段24で搬送中のブランクＢを偏平状 から角筒状に開く開き手段25と、同外方延長線上において角筒状ブランクＢを保 持するホルダ26と、ホルダ26に保持されたブランクＢをマンドレル21にはめ被せ るローダ（図示略）とよりなる。
【００１０】 マガジン23内においてブランクＢは、第２側壁パネル12および第３側壁パネル 13を取出口の方向に向けかつ第２側壁パネル12を第３側壁パネル13の下になるよ うに整列されている（図８に示す状態）。
【００１１】 マガジン23は、図３〜図６に詳しく示すように、取出口22を取囲む垂直方形状 枠31と、枠31の所要か所からそれぞれ右向きにのびた複数種類のガイドレール32 ，33とを備えている。また、マガジンには、押圧装置34が備えられており、これ により、ブランクＢがマガジン23内を取出口22に向かって移動させられる。
【００１２】 枠31は、上枠部材41、下枠部材42、内枠部材43および外側枠部材44よりなる。 上枠部材41には、ブランクＢの第２折り目線部分16を受ける複数の受け爪45が設 けられている。下枠部材42には、ブランクＢの第１折り目線部分15を受ける帯状 受け板46が設けられている。内枠部材43には、これを内外方向に貫通してのびた 上下一対の水平摺動ロッド47が設けられている。両ロッド47の外端には可動枠部 材48が渡し止められている。可動枠部材48には、内枠部材に外向きに取付けられ た流体圧シリンダ49のロッドが連結されている。
【００１３】 流体圧シリンダ49の作動によって可動枠部材48の位置が、供給されるブランク の長さに対応して調節される。
【００１４】 搬送手段24は、吸着部材51と、吸着部材51を先端に渡し止めた一対の搬送アー ム52と、搬送アーム52の基端を固定した回動軸53とを備えている。回動軸53は、 マンドレル21の外方延長線と平行にのびかつ吸着部材51が取出口22にあるブラン クＢの第２側壁パネル12を吸着しうるように取出口22の下方に配されている。
【００１５】 開き手段25は、取出口22にあるブランクＢの第１被係合部17に係合しうるよう に外枠部材44の高さの中程より下寄りに取付けられている第１開き爪61と、同ブ ランクＢの第２被係合部18に係合しうるように可動枠部材48の高さの中程より上 寄りに取付けられている第２開き爪62と、第１開き爪61の左斜め下に位置するよ うに外枠部材44にブラケット63を介して取付けられている第１開き強化爪64と、 第２開き爪62の左斜め下に位置するように可動枠部材48にブラケット65を介して 取付けられている第２開き強化爪66と、上枠部材41の所要か所よりホルダ26に向 かってのびた複数の円弧棒状折曲げガイド67とを備えている。
【００１６】 ホルダ26は、マンドレル外方延長線を挟んでこれと平行にのびた一対のガイド レール71，72を備えている。両ガイドレール71，72には、角筒状ブランクＢの相 対する角をはめる凹所73，74が対向状に設けられている。
【００１７】 つぎに、図７を参照して、ブランク開き動作を説明する。図７には、第２開き 爪62および第２開き強化爪66のみを図示し、第１開き爪61および第１開き強化爪 64は図示しないが、以下に説明する第２開き爪62および第２開き強化爪66の開き 動作を、これに準じて、第１開き爪61および第１開き強化爪64もまた行う。
【００１８】 搬送アーム52が立上り、吸着部材51が取出口にあるブランクＢの第２側壁パネ ル12を吸着する（図７ａ）。この状態から搬送アーム52が若干倒れると、受け爪 45からブランクＢの上縁部が外れ、同時に開き爪62に第２被係合部18が係合させ られてブランクＢが若干開かれる（図７ｂ）。さらに、搬送アーム52が倒れてい くと、受け板46からブランクＢの下縁部が外れ、これと前後して、開き爪62が被 係合部18から係合解除される。やがて、ブランクＢの上縁部が折曲げガイド67に 当接されるが、その前に、開き強化爪66に被係合部18が係合されて、開かれたブ ランクＢが一層大きく開かれる（図７ｃ）。そうすると、ブランクＢは元の偏平 状に戻る恐れはなく、後は折曲げガイド67によって角筒状に開かれながらホルダ 26まで案内される。
【００１９】
【考案の効果】
この考案によれば、搬送中のブランクが元の偏平状にもどろうとしても、開き 強化爪によってさらに開かれるから、ブランクを偏平状から角筒状に確実に開く ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案による装置の側面図である。
【図２】同装置の平面図である。
【図３】同装置の要部拡大垂直縦断面図である。
【図４】同装置の要部拡大水平横断面図である。
【図５】同装置のマガジンの正面図である。
【図６】同マガジンの斜視図である。
【図７】同装置の開き動作説明図である。
【図８】同装置に用いられるブランクの斜視図である。
【図９】従来例を示す図７相当の開き動作説明図であ
る。
【符号の説明】
21 マンドレル 22 取出口 23 マガジン 24 搬送手段 25 開き手段 26 ホルダ 61 開き爪 62 開き爪 64 開き強化爪 66 開き強化爪 Ｂ ブランク
フロントページの続き (72)考案者 兼松 利男 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番 地の１ 四国化工機株式会社内 (72)考案者 三原 正光 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番 地の１ 四国化工機株式会社内 (72)考案者 橋本 孝行 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番 地の１ 四国化工機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 角筒状に開きうるように偏平状に折畳ま
    れているブランクＢを角筒状に開いて、供給ステーショ
    ンで停止させられたボトム成形用マンドレル21にはめ被
    せ供給する装置であって、 一端に取出口22を有し、一端から他端にかけて偏平状ブ
    ランクＢを重ねて収容しているマガジン23であって、同
    マンドレル21の外方延長線に取出口22を臨ませるように
    配置されているマガジン23と、 取出口22からブランクＢを取出し、これを同外方延長線
    上まで搬送する搬送手段24と、 搬送手段24で搬送中のブランクＢを偏平状から角筒状に
    開く開き手段25であって、取出口22から取出されるブラ
    ンクＢの両端にそれぞれ係合しうるように取出口22の縁
    部に設けられた開き爪61，62を有している開き手段25
    と、 同外方延長線上において角筒状ブランクＢを保持するホ
    ルダ26と、 を備えているブランク供給装置において、 開き手段25が、ブランクＢの両端と開き爪61，62の係合
    が解除された後、ブランクＢの両端にそれぞれ係合しう
    るようにブランク搬送経路の途中に配置されている開き
    強化爪64,66 を有している、 ことを特徴とするブランク供給装置。
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