JP2022048589A - 包装箱の製函方法および製函装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製函装置を小型化するとともに、製函効率を高めることができる包装箱の製函方法を提供することを課題とする。【解決手段】少なくとも五つの角部を有し、対角の第一角部C1および第二角部C2がそれぞれ直角に形成された胴部110を備える包装箱100の製函方法である。まず、第一角部C1および第二角部C2を折り返し部として折り畳まれた包装箱100を製函装置1に供給し、第一角部C1を形成する二つの壁部のうちの一方を第一アーム10に保持させるとともに、他方を第二アーム20に保持させる。さらに、第一アーム10に対して第二アーム20を回動させて胴部110を角筒状に成形する。第二アーム20を回動させたときに第二角部C2がガイド部材30に当接する。【選択図】図4

Description

本発明は、包装箱の製函方法および製函装置に関する。
段ボール製の包装箱としては、八つの角部を有する角筒状の胴部を備えているものがある。このような包装箱は、折り畳まれた状態で製函装置に供給される。従来の製函装置としては、胴部の一対の壁部をそれぞれ保持し、両壁部を離間させることで、胴部を角筒状に開くように構成されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2018-030250号公報
前記した従来の製函装置では、五つ以上の角部を有する胴部を角筒状に開いたときに、胴部が折れ線以外の部位で変形し易い。そこで、従来の製函装置では、胴部を角筒状に開いた後に、胴部の外面に成形型を当てて、胴部の形状を整えている。
前記した従来の製函装置では、折り畳まれた胴部を角筒状に開く工程と、胴部の形状を整える工程と、を別々の装置で実施しているため、製函装置が大型化するとともに、製函に要する時間が長くなるという問題がある。
本発明は、前記した問題を解決し、製函装置を小型化するとともに、製函効率を高めることができる包装箱の製函方法および製函装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、第一の発明は、少なくとも五つの角部を有し、対角の関係にある第一角部および第二角部がそれぞれ直角に形成された角筒状の胴部を備える包装箱の製函方法である。まず、前記第一角部および前記第二角部を折り返し部として折り畳まれた前記包装箱を準備する。続いて、第一アームおよび第二アームを有する製函装置に、折り畳まれた前記包装箱を供給し、前記第一角部を形成する二つの壁部のうちの一方を前記第一アームに保持させるとともに、他方を前記第二アームに保持させる。さらに、前記第一アームに対して前記第二アームを回動させ、前記第一アームと前記第二アームとを直角に配置することで、前記胴部を角筒状に成形する。前記第二アームを回動させたときに、前記第二角部が前記製函装置に設けられたガイド部材に当接する。
前記課題を解決するため、第二の発明は、少なくとも五つの角部を有し、対角の関係にある第一角部および第二角部がそれぞれ直角に形成された角筒状の胴部を備える包装箱を製函するための製函装置である。前記製函装置は、第一アーム、第二アームおよびガイド部材を備えている。前記第一アームは、前記第一角部を形成する二つの壁部のうちの一方を保持し、前記第二アームは、前記第一角部を形成する二つの壁部のうちの他方を保持する。前記第一アームに対して前記第二アームを回動させることで、前記第一アームと前記第二アームとを直角に配置可能である。前記第一角部および前記第二角部を折り返し部として折り畳まれた前記包装箱を、前記第一アームおよび前記第二アームが保持した状態で、前記第二アームを回動させたときに、前記第二角部が当接するガイド部材が設けられている。
本発明では、折り畳まれた包装箱を第一アームおよび第二アームに保持させ、第一アームに対して第二アームを回動させることで、包装箱を角筒状に開くことができる。
また、本発明では、包装箱を開く途中に、胴部の角部がガイド部材に当接して内側に押される。そして、胴部の角部が内側に押されると、胴部は各折れ線において綺麗に折れ曲がって角筒状に成形される。
したがって、本発明では、少なくとも五つの角部を有する胴部を備える包装箱を、折り畳まれた状態から一工程で設計時に意図した通りの形状に成形できるため、製函装置を小型化するとともに、製函効率を高めることができる。
前記した包装箱の製函方法において、前記ガイド部材を、前記第二アームを回動させたときの前記第二角部の回動軌跡に沿って弧状に延ばすことで、包装箱をスムーズに角筒状に開きながら、第二角部をガイド部材に当接させることができる。
前記した包装箱の製函方法において、角筒状に成形した前記胴部から前記第一アームおよび前記第二アームを取り外すとともに、前記製函装置に設けられた押出部材を前記胴部の外面に当接させ、前記押出部材によって前記包装箱を押し出すことが好ましい。
この構成では、製函装置から包装箱を排出するときに、包装箱の形状を保つことができる。なお、胴部の外面の一面に連続して傾斜面が形成されている場合には、押出部材の当接面を胴部の一面および傾斜面に沿って形成して、胴部の形状を保つことが好ましい。
本発明では、折り畳まれた包装箱を開く途中に、胴部の角部をガイド面に当接させることで、包装箱を一工程で設計時に意図した通りの形状に成形できるため、製函装置を小型化するとともに、製函効率を高めることができる。
本発明の実施形態に係る製函方法によって製函される包装箱を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る製函方法において、折り畳まれた包装箱を製函装置に供給した段階を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る製函方法において、折り畳まれた包装箱を角筒状に開く段階を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る製函方法において、包装箱を角筒状に成形した段階を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る製函方法において、押出部材によって包装箱を押し出す段階を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る製函方法において、第一壁部と第四壁部との間のみに傾斜壁が形成されている包装箱を開いた場合を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る製函方法において、第二壁部と第三壁部との間のみに傾斜壁が形成されている包装箱を開いた場合を示した平面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態では、図1に示すように、平面視で六角形の包装箱100を製函するための製函装置1(図4参照)および製函方法について説明する。
本実施形態の包装箱100は、六角形の角筒状に形成された胴部110と、胴部110の上側開口部に設けられた頂板120と、胴部110の下側開口部に設けられた底板130と、を備えている。
包装箱100は、段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートを各折れ線において山折りまたは谷折りすることで形成される。
胴部110は、X軸方向において対峙する第一壁部111および第二壁部112と、X軸方向に直交するY軸方向において対峙する第三壁部113および第四壁部114と、を備えている。
また、胴部110は、第一壁部111と第四壁部114との間に形成された第一傾斜壁115と、第二壁部112と第三壁部113との間に形成された第二傾斜壁116と、を備えている。第一傾斜壁115は、第一壁部111および第四壁部114に対して傾斜している(すなわち、直角よりも大きな角度で折れ曲がっている)。また、第二傾斜壁116は、第二壁部112および第三壁部113に対して傾斜している(すなわち、直角よりも大きな角度で折れ曲がっている)。
胴部110には、六つの角部C1~C6が形成されている。
第一角部C1は、第二壁部112と第四壁部114とによって直角に形成されている。また、第二角部C2は、第一壁部111と第三壁部113とによって直角に形成されている。第一角部C1と第二角部C2とは、対角の関係となる一対の角部である。
第一壁部111と第一傾斜壁115とによって第三角部C3が鈍角に形成され、第一傾斜壁115と第四壁部114とによって第四角部C4が鈍角に形成されている。また、第二壁部112と第二傾斜壁116とによって第五角部C5が鈍角に形成され、第二傾斜壁116と第三壁部113とによって第六角部C6が鈍角に形成されている。
頂板120は、第三壁部113の上縁部および第四壁部114の上縁部にそれぞれ連設された一対の内フラップの上面に、第一壁部111の上縁部および第二壁部112の上縁部にそれぞれ連設された一対の外フラップを重ねることで構成されている。
底板130は、第三壁部113の下縁部および第四壁部114の下縁部にそれぞれ連設された一対の内フラップの下面に、第一壁部111の下縁部および第二壁部112の下縁部にそれぞれ連設された一対の外フラップを重ねることで構成されている。
包装箱100は、図2に示すように、第一角部C1および第二角部C2を折り返し部として折り畳んだ状態で製函装置1に供給される。そして、図4に示すように、製函装置1において胴部110が角筒状に成形された後に、図5に示すように、包装箱100が製函装置1から排出される。
本実施形態の製函装置1は、図2に示すように、胴部110を保持する第一アーム10および第二アーム20と、胴部110の第二角部C2が当接するガイド部材30と、胴部110を押し出す押出部材40(図5参照)と、を備えている。なお、製函装置1の各部の材質は限定されるものではない。
第一アーム10および第二アーム20は板状の部材である。第一アーム10および第二アーム20は、両側面が横方向に向けられている。第一アーム10の一方の側縁部(図2の上側の縁部)と、第二アーム20の一方の側縁部(図2の上側の縁部)とは、X軸およびY軸に直交する軸回り(図2において紙面に垂直な軸回り)に回動自在に連結されている。
第一アーム10の内面に第二アーム20の内面が重なるように折り畳まれた状態から、図3に示すように、第一アーム10に対して第二アーム20を回動させることで、図4に示すように、第一アーム10と第二アーム20とを直角に配置することができる。第二アーム20は、製函装置1に設けられたモータ等の駆動源によって回動する。
第一アーム10は、図2に示すように、第一角部C1を形成する二つの壁部のうちの一方である第四壁部114を保持する。また、第二アーム20は、第一角部C1を形成する二つの壁部のうちの他方である第二壁部112を保持する。
第一アーム10の内面に第四壁部114が重ねられると、第一アーム10に設けた複数のピン(図示せず)が第四壁部114の内外のライナの間に差し込まれることで、第一アーム10が第四壁部114を保持する。
第二アーム20の内面に第二壁部112が重ねられると、第二アーム20に設けた複数のピン(図示せず)が第二壁部112の内外のライナの間に差し込まれることで、第二アーム20が第二壁部112を保持する。
折り畳まれた包装箱100の第四壁部114を第一アーム10が保持すると、第四壁部114、第一傾斜壁115および第一壁部111がY軸方向に一列に並べられる。このとき、第一角部C1はY軸方向の一端側(第一アーム10側)に配置され、第二角部C2はY軸方向の他端に配置される。
折り畳まれた包装箱100を第一アーム10および第二アーム20が保持したときには、第一アーム10と第二アーム20とは折り畳まれている。この状態から、図3に示すように、第一アーム10に対して第二アーム20が開くように、第二アーム20を回動させる。そして、第二アーム20の回動により、第四壁部114に対して第二壁部112が開いていくと、胴部110が角筒状に開いていく。このとき、胴部110の第二角部C2の移動軌跡は、第四角部C4を回動中心とした弧状である。
ガイド部材30は、第一アーム10および第二アーム20に保持された胴部110の側方に配置される板状の部材である。
ガイド部材30は、折り畳まれた包装箱100を第一アーム10および第二アーム20が保持した状態から、第二アーム20を回動させたときの第二角部C2の移動軌跡に沿って弧状に延びている。
ガイド部材30には、第一アーム10および第二アーム20に臨むガイド面31が形成されている。
なお、本実施形態のガイド部材30のガイド面31の高さは、胴部110の高さよりも小さく形成されているが、ガイド面31の高さは限定されるものではない。
折り畳まれた包装箱100を第一アーム10および第二アーム20に保持させたときに、第二角部C2が対峙するガイド面31上の位置を回動始点P1としている。
また、図4に示すように、包装箱100を角筒状に開き終えたときに、胴部110の第二角部C2が対峙するガイド面31上の位置を回動終点P2としている。
図2に示すように、折り畳まれた包装箱100を第一アーム10および第二アーム20に保持させたときに、第四角部C4から回動始点P1までのY軸方向の距離は、第一傾斜壁115の幅W2と第一壁部111の幅W1とを加算した距離L1(=W1+W2)よりも僅かに大きく設定されている。
図4に示すように、胴部110を角筒状に開いたときに、第四角部C4から回動終点P2までのX軸方向の距離は、角筒状の胴部110のX軸方向の幅L3(=W2・√2/2+W1)よりも僅かに大きく設定されている。
包装箱1を第一アーム10および第二アーム20に保持させた状態で、胴部110の第四角部C4からガイド面31までの距離L2は、回動始点P1から回動終点P2に向かうに連れて漸次小さくなっている。このように、ガイド面31は、L1>L2>L3となるように、回動始点P1から回動終点P2に向かうに連れて漸次曲率が大きくなっている。
押出部材40は、図5に示すように、角筒状の胴部110をX軸方向に押し出して、包装箱100を製函装置1から排出させるものである。
押出部材40は、第一アーム10および第二アーム20(図4参照)の下方に配置されており、X軸方向に移動する。押出部材40は、製函装置1に設けられたモータ等の駆動源によって回動する。
押出部材40には、胴部110の第四壁部114の外面に面接触する第一当接面41と、第一傾斜壁115の外面に面接触する第二当接面42と、が形成されている。
押出部材40がX軸方向に移動することで、胴部110の第四壁部114および第一傾斜壁115がX軸方向に押し出される。
なお、本実施形態の押出部材40の第一当接面41および第二当接面42の高さは、胴部110の高さよりも小さく形成されているが、第一当接面41および第二当接面42の高さは限定されるものではない。
次に、前記した製函装置1を用いた包装箱100の製函方法について説明する。
まず、図2に示すように、胴部110の第一角部C1および第二角部C2を折り返し部として折り畳まれた包装箱100を準備し、折り畳まれた包装箱100を製函装置1に供給する。
製函装置1では、第一アーム10と第二アーム20とが開いた状態となっている。そして、第一アーム10と第二アーム20との間に折り畳まれた包装箱1が供給され、第一アーム10の内面に第四壁部114が重ねられる。第一アーム10が第四壁部114を保持した後に、第一アーム10に対して第二アーム20が折り畳まれて、第二アーム20の内面に第二壁部112が重ねられ、第二アーム20が第二壁部112を保持する。
続いて、図3に示すように、第一アーム10に対して第二アーム20を開くように回動させると、第一アーム10に保持された第四壁部114に対して第二アーム20に保持された第二壁部112が開くことで、胴部110が角筒状に開いていく。このとき、胴部110の第二角部C2は、第四角部C4を回動中心として弧状に移動する。
第四角部C4からガイド部材30のガイド面31までの距離L2は、回動始点P1から回動終点P2に向かうに連れて漸次小さくなる。これにより、第四角部C4からガイド面31までの距離L2は、第一傾斜壁115の幅W2(図2参照)と第一壁部111の幅W1(図2参照)とを加算した距離L1よりも小さくなる。したがって、第二角部C2は、回動始点P1から回動終点P2に移動する途中で、ガイド面31に当接する。
本実施形態では、ガイド面31は、第二角部C2の移動軌跡よりも僅かに外側に配置されている。したがって、第二角部C2は、回動始点P1から回動終点P2に移動している間に常にガイド面31に接することなく、ガイド面31に少なくとも一回当接する。
このように、第二角部C2がガイド面31に常に接触しないように構成することで、第二角部C2をガイド面31に沿ってスムーズに移動させることができる。
図4に示すように、第一アーム10と第二アーム20とを直角に配置すると、第一角部C1および第二角部C2がそれぞれ直角に形成され、包装箱100が六角形の角筒状に成形される。
本実施形態では、包装箱100が開く途中に、胴部110の第二角部C2がガイド面31に当接して胴部110の内側に押される。第二角部C2が胴部110の内側に押されると、胴部110は各折れ線において綺麗に折れ曲がって角筒状に成形される。
胴部110を角筒状に成形した後に、図5に示すように、製函装置1の底板組付機構(図示せず)によって、包装箱100の底板130を組み付ける。
その後、胴部110から第一アーム10および第二アーム20を取り外すとともに、押出部材40を胴部110の第四壁部114および第一傾斜壁115の外面に当接させる。そして、押出部材40によって包装箱100を押し出すことで、包装箱100を製函装置1から排出する。
なお、本実施形態の押出部材40は、胴部110の一面と、その一面に連続した傾斜面との二面に当接して押し出すため、六角形の包装箱100の形状を保つことができる。
以上のように、本実施形態の製函装置1および製函方法では、図4に示すように、六つの角部C1~C6を有する胴部110を備える包装箱100を、折り畳まれた状態(図2の状態)から一工程で設計時に意図した通りの形状に成形できる。したがって、製函装置1を小型化するとともに、製函効率を高めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
本実施形態の製函装置1では、図3に示すように、ガイド部材30は、第二アーム20を回動させたときの第二角部C2の移動軌跡に沿って弧状に延びているが、ガイド部材30の形状は限定されるものではない。
例えば、第二アーム20を回動させたときの第二角部C2の移動軌跡の一部に対応させてガイド部材30を配置してもよい。また、ガイド面31を直線状に延ばしてもよい。
また、本実施形態では、第二角部C2が回動始点P1から回動終点P2に移動するときに、第二角部C2がガイド面31に常に接触しないように構成されているが、第二角部C2がガイド面31に常に接しているように構成してもよい。
本発明の製函装置および製函方法は、少なくとも五つの角部を有し、対角の関係にある第一角部および第二角部がそれぞれ直角に形成された胴部を備える包装箱を製函するものである。
したがって、例えば、図6に示すように、第一壁部111と第四壁部114との間のみに傾斜壁115が形成された五角形の包装箱100Aを製函することもできる。また、図7に示すように、第二壁部112と第三壁部113との間のみに傾斜壁116が形成されている五角形の包装箱100Bを製函することもできる。
図1に示す本実施形態の包装箱100は段ボール製であるが、各種公知の板紙によって形成された包装箱を製函することもできる。また、頂板120および底板130の構成は限定されるものではなく、更には、胴部110の上側開口部に頂板120を設けなくてもよい。
1 製函装置
10 第一アーム
20 第二アーム
30 ガイド部材
31 ガイド面
40 押出部材
41 第一当接面
42 第二当接面
100 包装箱
100A 包装箱(他の実施形態)
100B 包装箱(他の実施形態)
110 胴部
111 第一壁部
112 第二壁部
113 第三壁部
114 第四壁部
115 第一傾斜壁
116 第二傾斜壁
120 頂板
130 底板
C1 第一角部
C2 第二角部
C3 第三角部
C4 第四角部
C5 第五角部
C6 第六角部
P1 回動始点
P2 回動終点

Claims (4)

  1. 少なくとも五つの角部を有し、対角の関係にある第一角部および第二角部がそれぞれ直角に形成された角筒状の胴部を備える包装箱の製函方法であって、
    前記第一角部および前記第二角部を折り返し部として折り畳まれた前記包装箱を準備する段階と、
    第一アームおよび第二アームを有する製函装置に、折り畳まれた前記包装箱を供給し、前記第一角部を形成する二つの壁部のうちの一方を前記第一アームに保持させるとともに、他方を前記第二アームに保持させる段階と、
    前記第一アームに対して前記第二アームを回動させ、前記第一アームと前記第二アームとを直角に配置することで、前記胴部を角筒状に成形する段階と、を備え、
    前記第二アームを回動させたときに、前記第二角部が前記製函装置に設けられたガイド部材に当接することを特徴とする包装箱の製函方法。
  2. 請求項1に記載の包装箱の製函方法であって、
    前記ガイド部材は、前記第二アームを回動させたときの前記第二角部の移動軌跡に沿って弧状に延びていることを特徴とする包装箱の製函方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の包装箱の製函方法であって、
    角筒状に成形した前記胴部から前記第一アームおよび前記第二アームを取り外すとともに、前記製函装置に設けられた押出部材を前記胴部の外面に当接させ、
    前記押出部材によって前記包装箱を押し出すことを特徴とする包装箱の製函方法。
  4. 少なくとも五つの角部を有し、対角の関係にある第一角部および第二角部がそれぞれ直角に形成された角筒状の胴部を備える包装箱を製函するための製函装置であって、
    第一アーム、第二アームおよびガイド部材を備え、
    前記第一アームは、前記第一角部を形成する二つの壁部のうちの一方を保持し、
    前記第二アームは、前記第一角部を形成する二つの壁部のうちの他方を保持し、
    前記第一アームに対して前記第二アームを回動させることで、前記第一アームと前記第二アームとを直角に配置可能であり、
    前記第一角部および前記第二角部を折り返し部として折り畳まれた前記包装箱を、前記第一アームおよび前記第二アームが保持した状態で、前記第二アームを回動させたときに、前記第二角部が当接するガイド部材が設けられていることを特徴とする製函装置。
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