JPH0650709Y2 - 通信用回線内蔵型消防用ホースの継手 - Google Patents

通信用回線内蔵型消防用ホースの継手

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JPH0650709Y2
JPH0650709Y2 JP1989043837U JP4383789U JPH0650709Y2 JP H0650709 Y2 JPH0650709 Y2 JP H0650709Y2 JP 1989043837 U JP1989043837 U JP 1989043837U JP 4383789 U JP4383789 U JP 4383789U JP H0650709 Y2 JPH0650709 Y2 JP H0650709Y2
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JP
Japan
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conductive
communication line
built
joint
hose
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Inventor
内藤  治
清司 小崎
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帝国繊維株式会社
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、止水効果の向上を図り得る通信用回線内蔵型
消防用ホースの継手に関する。
b.従来の技術 消防自動車等による消火活動においては、火災現場の状
況により、放水量を制御する必要がある。
このため、通常は、無線による連絡あるいは消防員によ
る連絡によって、自動車側の係員に伝達し、たとえば、
エンジンのスロットルバルブの開度を調整して、消防用
ホースに対する給水量を制御している。
しかしながら、火災に際して、一般に、1台の消防自動
車の約4個の放水口にそれぞれ消防用ホースを数本連結
して使われるため、全体の消防用ホースは多数となる。
特に数台又は十数台の消防車が集合して消火活動を行な
うと各車とも前述の如くに消防用ホースを使用すること
になる。したがって、無線の混信、あるいは、消防連絡
員の不足を来たし、火災現場からの状況に応じて自動車
側の係員にエンジンの調整に必要な適格なる細かい情報
を伝達することは困難であった。又各放水口のバルブは
すべて開放のままであるため放水量の制御は専らエンジ
ンの回転の増減によっている。
このため、各放水口からの放水量は均一となり、火災現
場の細かい状況に応じた対処は出来なかった。
そこで、互いに連結される継手本体の対向面に通信用回
線の接続端子を配設し、これら接続端子相互間に、軸方
向の圧縮によって軸方向のみの抵抗値を変化させる感圧
導電体を介在した継手構造を先に提案した(特願昭60−
168406号)。
また、感圧導電体の代わりにリング状の絶縁体の軸方向
に導線を内蔵したものもある(実願昭61−197976号,実
願昭62−50735号)。
c.考案が解決しようとする課題 しかしながら、継手金具が導体であるため感圧導電体と
継手金具との絶縁を行なう絶縁体が感圧導電体から剥離
するおそれがあった。また、導線を内蔵するものは、継
手の締付けによって導線が曲がり、接触不良を起し易か
った。
本考案は、上記課題を解決し、製造が簡単で、かつ確実
な接続を行なうことができると共に導電性リングと絶縁
材料との剥離を防止し充分な止水効果を発揮できる通信
用回線内蔵型消防用ホースの継手を提供することを目的
とする。
d.課題を解決するための手段 本考案は上記課題を解決するため、通信用回線を内蔵し
たホース端部に設けられた雌雄の継手金具相互間を接続
して上記通信用回線相互間を接続する通信用回線内蔵型
消防用ホースの継手において、上記雌雄の継手金具の対
向面に、それぞれ円周方向に沿って凹条を形成し、この
凹条内に絶縁体を介して導電性パッキンを内装し、該導
電性パッキンを、圧縮によって導通し、かつ円周方向に
沿って所定間隔で透孔を穿設した導電性リングの両端面
を除く内外周面を絶縁性の弾性材料で囲繞して形成し、
該導電性パッキンの外側端面に内周縁に沿って上記弾性
材料による舌片を突出させて形成し、上記導電性リング
の片面に上記ホース内の通信用回線を接続したことにあ
る。
e.作用 継手の締め付けにより導電性リングは圧縮され導通状態
となる。導電性リングは内外周面に密着した絶縁材が透
孔を通して一体となっているので、導電性リングの表面
から剥離するおそれはない。よって、充分な止水効果を
発揮することができる。
f.実施例 以下本考案の一実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。
第1図abは通信用回線内蔵型消防用ホースの継手に使用
する導電性パッキンを示したもので、この導電性パッキ
ン1は導電性リング2の内周面および外周面を絶縁性の
弾性材料3で囲繞したものである。導電性リング2はシ
リコンゴム等に金属微粉末またはカーボンを混入したも
ので、圧縮されて導通状態となる。この導電性リング2
には第2図abのように円周方向に沿って一定間隔で複数
の透孔4が形成されている。弾性材料3は透孔4を通し
て導電性リング2の内周面のものと外周面のものが一体
となっている。弾性材料3の片側内周縁には舌片5が突
設されている。
第3図は、上記導電性パッキン1を用いた通信用回線内
蔵型消防用ホースの継手の一実施例で雌継手のみを示し
たものである。
この実施例によると、継手金具6の端面に円周方向に沿
って凹条7を形成し、この凹条7内に絶縁体としてのゴ
ムリング8を介して上記導電性パッキン1を内装してあ
る。ゴムリング8と継手金具6には対応する位置に軸方
向の孔9,10が穿設されており、この孔9,10を通して導電
性リング2の端子に接続されたリード線11を引き出して
いる。このリード線11にホース内に内装された通信用回
線を接続する。
この実施例の動作を説明すると、ホース端部にそれぞれ
接続された雌雄の継手金具6相互の結合によって導電性
パッキン1が互いに圧接する。導電性リング2は圧縮に
よって抵抗値が減少して導通状態となる。弾性材料3は
透孔4を通して内周面側と外周面側が一体となっている
ので、導電性リング2から剥離するおそれはない。
導電性リング2は圧縮によって導通状態となり、通信用
回線を形成する。導電性パッキン1は舌片5が継手金具
6端面に密着して水密性を保持する。
g.考案の効果 以上述べたように、本考案による通信用回線内蔵型消防
用ホースの継手は、通信用回線を内蔵したホース端部に
設けられた雌雄の継手金具相互間を接続して上記通信用
回線相互間を接続する通信用回線内蔵型消防用ホースの
継手において、上記雌雄の継手金具の対向面に、それぞ
れ円周方向に沿って凹条を形成し、この凹条内に絶縁体
を介して導電性パッキンを内装し、該導電性パッキン
を、圧縮によって導電し、かつ円周方向に沿って所定間
隔で透孔を穿設した導電性リングの両端面を除く内外周
面を絶縁性の弾性材料で囲繞して形成し、該導電性パッ
キンの外側端面に内周縁に沿って上記弾性材料による舌
片を突出させて形成し、上記導電性リングの片面に上記
ホース内の通信用回線を接続したので、導電性パッキン
は透孔を通して表と裏の弾性材料が一体に結合されてい
ることから、弾性材料の密着性が良好で、導電性リング
から弾性材料が剥離する虞れがない。
また、導電性パッキンの端面には舌片を突設しているの
で、継手金具との密着性が良好で充分な水密性を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図abは本考案の一実施例による導電性パッキンを示
し、aは斜視図、bは縦断面図である。 第2図abは導電性リングを示し、aは斜視図、bは縦断
面図である。第3図は、通信用回線内蔵型消防用ホース
の継手に第1図の導電性パッキンを適用した実施例を示
す部分断面図である。 1…導電性パッキン、 2…導電性リング、 3…弾性材料、 4…透孔、 5…舌片、 6…継手金具、 7…凹条、 8…ゴムリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信用回線を内蔵したホース端部に設けら
    れた雌雄の継手金具相互間を接続して上記通信用回線相
    互間を接続する通信用回線内蔵型消防用ホースの継手に
    おいて、上記雌雄の継手金具の対向面に、それぞれ円周
    方向に沿って凹条を形成し、この凹条内に絶縁体を介し
    て導電性パッキンを内装し、該導電性パッキンを、圧縮
    によって導通し、かつ円周方向に沿って所定間隔で透孔
    を穿設した導電性リングの両端面を除く内外周面を絶縁
    性の弾性材料で囲繞して形成し、該導電性パッキンの外
    側端面に内周縁に沿って上記弾性材料による舌片を突出
    させて形成し、上記導電性リングの片面に上記ホース内
    の通信用回線を接続したことを特徴とする通信用回線内
    蔵型消防用ホースの継手。
JP1989043837U 1989-04-14 1989-04-14 通信用回線内蔵型消防用ホースの継手 Expired - Fee Related JPH0650709Y2 (ja)

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JPS615828Y2 (ja) * 1980-06-26 1986-02-21
JPS581764U (ja) * 1981-06-26 1983-01-07 いすゞ自動車株式会社 エンジンの騒音防止装置
JPS6218497U (ja) * 1985-07-17 1987-02-03
JPS6372986A (ja) * 1986-09-12 1988-04-02 株式会社ニチリン 導電性ゴムリング

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