JPH0650684Y2 - 主変速装置付設のミッション機構 - Google Patents

主変速装置付設のミッション機構

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JPH0650684Y2
JPH0650684Y2 JP1988000344U JP34488U JPH0650684Y2 JP H0650684 Y2 JPH0650684 Y2 JP H0650684Y2 JP 1988000344 U JP1988000344 U JP 1988000344U JP 34488 U JP34488 U JP 34488U JP H0650684 Y2 JPH0650684 Y2 JP H0650684Y2
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JP
Japan
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main transmission
transmission
shaft
input
input pulley
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瑞哉 松藤
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、HST式変速装置等の主変速装置をミッション
ケースに付設した技術に関する。
(ロ)従来技術 従来から車輌の変速機構において、HST式変速装置等の
主変速装置を搭載し、エンジンからの動力をまず主変速
装置にて変速し、次に変速後の回転をミッションケース
内において、副変速を行う技術は特開昭61−46718号の
如く公知とされているのである。
またプーリー軸を支持した技術としては、実公昭56−20
34号公報の如き技術が公知とれているのである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 従来は、ミッションケースに付設した主変速装置の側方
の位置に、主変速入力軸を突出させて入力プーリーを設
けている為に、オーバーハング量が大きく入力プーリー
が機体側に大きく張り出すので、これに応じてエンジン
位置も機体側方にかたよって位置しなければならない。
また、入力プーリーはベルトテンションにて曲げ応力が
かかるので、油圧ポンプ軸の強度アップを図らねばなら
ないという不具合が有ったのである。
本考案では、ミッションケースの一部を突出し、同時に
主変速装置の一部をケース外に突出し、両者により凹部
を構成し、該凹部内に入力プーリー15を抱持すべく構成
することにより、従来主変速装置の外方に突出していた
入力プーリー軸と入力プーリーの部分を無くし、オーバ
ーハング量を小さくしてミッション装置を小型に構成
し、また油圧ポンプ軸の強度アップを図らなくても良い
ように構成したものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明する。
ミッションケース1の一側より突出した部分に、入力プ
ーリー軸5の突出軸受部1aを構成し、該ミッションケー
ス1の他側の側面に、主変速装置Hを貼設し、前記突出
軸受部1aと主変速装置Hとの間に凹部Aを構成し、主変
速装置Hへ動力を入力する主変速入力軸3と、前記突出
軸受部1aに支持した入力プーリー軸5とを、凹部A側に
突出し、両軸を同一軸心上で係合連結し、該凹部Aにお
ける入力プーリー軸5上に、動力を入力する入力プーリ
ー15を固設支持したものである。
(ホ)実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成を説明する。
第1図は、本考案のミッション機構を示す後面断面図、
第2図は、右半割ケース1Rの側面に貼設したHST式変速
装置により構成した主変速装置Hを外した状態の後面断
面図である。
ミッションケース1は左右の半割ケース1L,1Rを接合
し、1個のミッションケース1としている。
そして、第1図の実施例においては、左半割ケース1Lの
上部を、右半割ケース1Rの上部より突出して突出軸受部
1aとし、該突出軸受部1aの部分に、入力プーリー軸5の
軸受部を構成している。
このように、左半割ケース1Lの突出軸受部1aの部分を上
方に突出し、対する右半割ケース1Rの部分は突出させな
いので、該部分に段差が形成されているのである。
そして、右半割ケース1Rの右側面を平面とし、例えばHS
T式変速装置の主変速装置Hを付設し、該主変速装置H
の油圧ポンプ軸が構成する主変速入力軸3の部分を、右
半割ケース1Rの上端よりも突出しているのである。
このように、左半割ケース1Lと右半割ケース1Rと、HST
式変速装置が構成する主変速装置Hの部分で、凹部Aを
構成しているのである。
そして該凹部Aにおいて、突出軸受部1aに片持ち支持さ
せた入力プーリー軸5と、主変速装置Hの主変速入力軸
3をスプライン嵌合させて1本の軸状に構成し、該入力
プーリー軸5の上に、入力プーリー15を一体固設してい
る。
故に入力プーリー15は、凹部Aの内部に抱持され軸受支
持されているのである。
主変速装置Hを駆動すべく、図示しないエンジンのクラ
ンクシャフトに取付けたプーリーと、この入力プーリー
15との間に、ベルトが巻回され、テンションが張られた
時には、その曲げ応力は突出軸受部1aの軸受にて確実に
受けられ、主変速入力軸3に影響を及ぼさない。
該主変速装置Hにより変速後の回転を主変速出力軸4に
より、ミッションケース内に挿入して動力を伝達すべく
構成している。
該主変速装置Hは主変速入力軸3よりエンジン動力を入
力し、油圧ポンプ装置の傾斜角度を変更することにより
速度を前後進に無段変速し、変速後の回転が油圧モータ
ー軸が構成する主変速出力軸4より、ミッションケース
1内に伝達されているのである。
実施例においては、主変速装置Hを油路蓋11とHSTケー
ス12により構成し、内部に配置した油圧ポンプのポンプ
軸を主変速入力軸3とし、油圧モーターのモーター軸を
主変速出力軸4としている。
入力プーリー15に伝達されるエンジンEの回転力により
入力プーリー軸5を介して、主変速入力軸3を回転し、
油圧ポンプ装置の斜板角を調節することにより、主変速
出力軸4の出力回転数を変速するのである。
そして主変速出力軸4がミッションケース1内に突出さ
れた位置に、軸と一体化された入力ギア18が固設されて
いる。
該入力ギア18は、副変速軸9上の副変速入力ギア19と噛
合している。該副変速軸9の上の二連摺動歯車20,21
が、摺動してカウンター軸6上の副変速歯車22,23と選
択的に噛合して、高低の副変速を行うべく構成してい
る。
そして該二連摺動歯車20,21と副変速歯車22,23により構
成された副変速装置により変速後の回転が、カウンター
軸6の上の副変速出力歯車24より、操向軸28上の操向軸
大径ギア7に伝達されているのである。
そして該操向軸28の上に設けられた操向ブレーキ装置B
と操向クラッチ装置Cにより、左右の車軸8L,8Rへの回
転を操向の為に制御しているのである。
そして本考案においては、ミッションケース1内の、略
中央部に配置した入力ギア18・副変速入力ギア19・副変
速出力歯車24・操向軸大径ギア7の各歯車により構成し
たセンターギアトレインの左右に、副変速装置とHST式
変速装置により構成した主変速装置Hとを配置したもの
である。
特に、副変速装置はミッションケース1の内部に配置し
ているが、HST式変速装置により構成した主変速装置H
はミッションケース1の外部に設けた平坦部に貼設すべ
く構成しているのである。
なお、主変速装置には、本実施例のようなHST式変速装
置は勿論のこと、主変速入力軸3と主変速出力軸4の平
行2軸式であれば摺動選択ギア式変速装置、油圧クラッ
チ式変速装置等、いかなる形式の変速装置も採用するこ
とが可能である。
(ヘ)考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
第1に、ミッションケース1に対して、主変速装置Hを
付設するにあたり突出軸受部1aと主変速装置Hの間に構
成した凹部Aに入力プーリー15を配置したので、入力プ
ーリー15の部分がミッションケース1の側方に大きく突
出することがなくなり、ミッション機構の全体を小形に
コンパクトに纒めることが出来たものである。
第2に、入力プーリー15を突出軸受部1aと主変速装置H
の間の凹部Aに抱きかかえるように配置したので、入力
プーリー15に曲げ応力が掛かったり、障害物に接触し
て、入力プーリー軸5が曲がったり主変速装置Hが損傷
を受けたりすることが無くなったものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のミッション機構を示す後面断面図、第
2図は、右半割ケース1Rの側面に貼設したHST式変速装
置により構成した主変速装置Hを外した状態の後面断面
図である。 1…ミッションケース 1L…左半割ケース 1R…右半割ケース H…主変速装置(HST式変速装置) 3…主変速入力軸(油圧ポンプ軸) 4…主変速出力軸(油圧モーター軸) 7…操向軸大径ギア A…凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミッションケース1の一側より突出した部
    分に、入力プーリー軸5の突出軸受部1aを構成し、該ミ
    ッションケース1の他側の側面に、主変速装置Hを貼設
    し、前記突出軸受部1aと主変速装置Hとの間に凹部Aを
    構成し、主変速装置Hへ動力を入力する主変速入力軸3
    と、前記突出軸受部1aに支持した入力プーリー軸5と
    を、凹部A側に突出し、両軸を同一軸心上で係合連結
    し、該凹部Aにおける入力プーリー軸5上に、動力を入
    力する入力プーリー15を固設支持したことを特徴とする
    主変速装置付設のミッション機構。
JP1988000344U 1988-01-06 1988-01-06 主変速装置付設のミッション機構 Expired - Lifetime JPH0650684Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01106664U JPH01106664U (ja) 1989-07-18
JPH0650684Y2 true JPH0650684Y2 (ja) 1994-12-21

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ID=31199285

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JPS562034U (ja) * 1979-06-18 1981-01-09

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JPH01106664U (ja) 1989-07-18

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