JPH065065A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
- Publication number
- JPH065065A JPH065065A JP15841692A JP15841692A JPH065065A JP H065065 A JPH065065 A JP H065065A JP 15841692 A JP15841692 A JP 15841692A JP 15841692 A JP15841692 A JP 15841692A JP H065065 A JPH065065 A JP H065065A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic disk
- gasket
- pure water
- disk device
- desiccant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ディスク装置において、内部を密封する
為に用いたガスケットからの発生するガスや不純物の散
乱を防ぐと共に、装置内部の湿度を安定させる。 【構成】 磁気ディスク媒体1と、磁気ディスク媒体1
を搭載し、磁気ディスク媒体1を回転駆動するスピンド
ル2と、磁気ディスク媒体1へ情報の記録・再生を行う
磁気ヘッド3と、この磁気ヘッド3を搭載し位置決めを
行うVCM4と、乾燥剤5とを収納するベース6と、カ
バー7と、磁気ディスク装置を密封する純水浸透ガスケ
ット8とを備えている。
為に用いたガスケットからの発生するガスや不純物の散
乱を防ぐと共に、装置内部の湿度を安定させる。 【構成】 磁気ディスク媒体1と、磁気ディスク媒体1
を搭載し、磁気ディスク媒体1を回転駆動するスピンド
ル2と、磁気ディスク媒体1へ情報の記録・再生を行う
磁気ヘッド3と、この磁気ヘッド3を搭載し位置決めを
行うVCM4と、乾燥剤5とを収納するベース6と、カ
バー7と、磁気ディスク装置を密封する純水浸透ガスケ
ット8とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置に関
し、特にガスケットを用いて内部を密封する磁気ディス
ク装置に関する。
し、特にガスケットを用いて内部を密封する磁気ディス
ク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の磁気ディスク装置を密封
する為に使用するガスケットは、ガス成分除去のため熱
処理を行ったガスケットをそのまま使用している。
する為に使用するガスケットは、ガス成分除去のため熱
処理を行ったガスケットをそのまま使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気デ
ィスク装置に使用するガスケットは、熱処理の際高温で
エージングを行う為、ガスケットの内部まで乾燥した状
態となり、熱処理を行う恒温槽から取り出したとき積極
的に水分を吸収しようとして、大気中に浮遊するガスを
吸った水分がガスケットの内部へ浸透する。また、その
ときの環境条件によってガスケット内部へ浸透する水分
量にばらつきがでる。そして、その状態のままのガスケ
ットが磁気ディスク装置に組み込まれる。
ィスク装置に使用するガスケットは、熱処理の際高温で
エージングを行う為、ガスケットの内部まで乾燥した状
態となり、熱処理を行う恒温槽から取り出したとき積極
的に水分を吸収しようとして、大気中に浮遊するガスを
吸った水分がガスケットの内部へ浸透する。また、その
ときの環境条件によってガスケット内部へ浸透する水分
量にばらつきがでる。そして、その状態のままのガスケ
ットが磁気ディスク装置に組み込まれる。
【0004】ここで、磁気ディスク装置が作動すると、
装置内部の温度が上昇し、ガスケットに浸透しているガ
スや水分がディスク装置内部に散乱する。このため、磁
気ディスク装置は内部に散乱するガス及び温度の影響に
より障害を起こすという問題点があった。
装置内部の温度が上昇し、ガスケットに浸透しているガ
スや水分がディスク装置内部に散乱する。このため、磁
気ディスク装置は内部に散乱するガス及び温度の影響に
より障害を起こすという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報を記憶す
る磁気ディスク媒体と、この磁気ディスク媒体を搭載し
て回転駆動するスピンドルと、前記磁気ディスク媒体に
対して前記情報の記録・再生を行う磁気ヘッドと、この
磁気ヘッドを保持して前記磁気ディスク媒体面の所定の
位置に位置決めする位置決め機構と、乾燥剤とを収納す
るベースおよびカバーと;少なくとも1つのガスケット
とを備える磁気ディスク装置において、前記ガスケット
に純水が飽和状態まで浸透されていることを特徴とす
る。
る磁気ディスク媒体と、この磁気ディスク媒体を搭載し
て回転駆動するスピンドルと、前記磁気ディスク媒体に
対して前記情報の記録・再生を行う磁気ヘッドと、この
磁気ヘッドを保持して前記磁気ディスク媒体面の所定の
位置に位置決めする位置決め機構と、乾燥剤とを収納す
るベースおよびカバーと;少なくとも1つのガスケット
とを備える磁気ディスク装置において、前記ガスケット
に純水が飽和状態まで浸透されていることを特徴とす
る。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0007】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。本実施例の磁気ディスク装置は、図1に示すよ
うに、情報を記憶する磁気ディスク媒体1と、この磁気
ディスク媒体1を搭載して回転駆動するスピンドル2
と、磁気ディスク媒体1に対して前記情報の記録・再生
を行う磁気ヘッド3と、この磁気ヘッド3を保持して磁
気ディスク媒体1面の所定の位置に位置決めする位置決
め機構(以下VCMという)4と、乾燥剤5とを収納す
るベース6およびカバー7とからなり、さらに、ベース
6とカバー7との間には密封のための純水浸透ガスケッ
ト8を有している。
である。本実施例の磁気ディスク装置は、図1に示すよ
うに、情報を記憶する磁気ディスク媒体1と、この磁気
ディスク媒体1を搭載して回転駆動するスピンドル2
と、磁気ディスク媒体1に対して前記情報の記録・再生
を行う磁気ヘッド3と、この磁気ヘッド3を保持して磁
気ディスク媒体1面の所定の位置に位置決めする位置決
め機構(以下VCMという)4と、乾燥剤5とを収納す
るベース6およびカバー7とからなり、さらに、ベース
6とカバー7との間には密封のための純水浸透ガスケッ
ト8を有している。
【0008】本実施例の磁気ディスク装置に用いる純水
浸透ガスケット8は、熱処理によりガス成分の除去を行
った後、純粋を飽和状態まで浸透したものである。これ
を用いることにより、磁気ディスク装置が作動してVC
M4等の発熱で磁気ディスク装置の温度が上昇すると、
装置内部には純水浸透ガスケット8から水分が蒸発する
が、ガスや不純物等は出現しない。そして、装置内部に
蒸発した水分は乾燥剤5により吸収し調整され、装置内
部は一定範囲の温度に保たれる。
浸透ガスケット8は、熱処理によりガス成分の除去を行
った後、純粋を飽和状態まで浸透したものである。これ
を用いることにより、磁気ディスク装置が作動してVC
M4等の発熱で磁気ディスク装置の温度が上昇すると、
装置内部には純水浸透ガスケット8から水分が蒸発する
が、ガスや不純物等は出現しない。そして、装置内部に
蒸発した水分は乾燥剤5により吸収し調整され、装置内
部は一定範囲の温度に保たれる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、磁気ディ
スク装置を密封するガスケットを熱処理後に純水に浸漬
することにより、ガスケットへのガスの不純物の吸収を
防ぎ、磁気ディスク装置内部への散乱も防げる。また、
純水でガスケットを飽和状態にすることにより、乾燥剤
を介して磁気ディスク装置内部の温度を安定させること
ができる。従って、磁気ディスク装置内部を常に清浄な
状態に保つため、ガスや湿度の影響に起因する障害が低
減できるという効果がある。
スク装置を密封するガスケットを熱処理後に純水に浸漬
することにより、ガスケットへのガスの不純物の吸収を
防ぎ、磁気ディスク装置内部への散乱も防げる。また、
純水でガスケットを飽和状態にすることにより、乾燥剤
を介して磁気ディスク装置内部の温度を安定させること
ができる。従って、磁気ディスク装置内部を常に清浄な
状態に保つため、ガスや湿度の影響に起因する障害が低
減できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
1 磁気ディスク媒体 2 スピンドル 3 磁気ヘッド 4 VCM 5 乾燥剤 6 ベース 7 カバー 8 純水浸透ガスケット
Claims (1)
- 【請求項1】 情報を記憶する磁気ディスク媒体と、こ
の磁気ディスク媒体を搭載して回転駆動するスピンドル
と、前記磁気ディスク媒体に対して前記情報の記録・再
生を行う磁気ヘッドと、この磁気ヘッドを保持して前記
磁気ディスク媒体面の所定の位置に位置決めする位置決
め機構と、乾燥剤とを収納するベースおよびカバーと;
少なくとも1つのガスケットとを備える磁気ディスク装
置において、前記ガスケットに純水が飽和状態まで浸透
されていることを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15841692A JPH065065A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15841692A JPH065065A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH065065A true JPH065065A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15671282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15841692A Withdrawn JPH065065A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065065A (ja) |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP15841692A patent/JPH065065A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |