JP2861108B2 - 磁気ディスクヘッドアセンブリ - Google Patents
磁気ディスクヘッドアセンブリInfo
- Publication number
- JP2861108B2 JP2861108B2 JP24478589A JP24478589A JP2861108B2 JP 2861108 B2 JP2861108 B2 JP 2861108B2 JP 24478589 A JP24478589 A JP 24478589A JP 24478589 A JP24478589 A JP 24478589A JP 2861108 B2 JP2861108 B2 JP 2861108B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- desiccant
- magnetic disk
- hda
- magnetic
- head assembly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は磁気ディスクヘッドアセンブリに関し、特に
磁気ディスクと磁気ヘッドとを収納した密封容器内の空
気の除湿を図る方式の磁気ディスクヘッドアセンブリ
（以下HDAと呼ぶ）に関する。
磁気ディスクと磁気ヘッドとを収納した密封容器内の空
気の除湿を図る方式の磁気ディスクヘッドアセンブリ
（以下HDAと呼ぶ）に関する。
従来技術 従来、この種のHDAは第２図に示すようにスピンドル
２に取付けた磁気ディスク３と、記録再生を行う磁気ヘ
ッド６と、磁気ヘッド６を保持するアーム５と、磁気ヘ
ッド６の位置決めをするキャリッジ４と、内部空気を除
湿する乾燥剤７と、乾燥剤を内包する乾燥剤ケース８
と、これらを取囲みHDA内部の空気を密封するベースプ
レート１とから構成されている。
２に取付けた磁気ディスク３と、記録再生を行う磁気ヘ
ッド６と、磁気ヘッド６を保持するアーム５と、磁気ヘ
ッド６の位置決めをするキャリッジ４と、内部空気を除
湿する乾燥剤７と、乾燥剤を内包する乾燥剤ケース８
と、これらを取囲みHDA内部の空気を密封するベースプ
レート１とから構成されている。
磁気ディスク３を高速回転させることにより生じる空
気流によって、微小隙間で磁気ヘッド６を浮かし、磁気
的に記録再生を実行している。ベースプレート１には、
HDA内部の急激な圧力変化を避けるため、外部の空気と
の流通をはかる呼吸フィルタ11が取付けられている。
気流によって、微小隙間で磁気ヘッド６を浮かし、磁気
的に記録再生を実行している。ベースプレート１には、
HDA内部の急激な圧力変化を避けるため、外部の空気と
の流通をはかる呼吸フィルタ11が取付けられている。
HDA内部の除湿には乾燥剤７が用いられている。乾燥
剤７は乾燥剤ケース８に収納されており、HDA内部との
通気は微小通気孔９によってフィルタ10を介して行なわ
れている。HDA内部が高温度になると、磁気ディスク３
と磁気ヘッド６が吸着をおこし、記録再生に故障をきた
す恐れがあるため、乾燥剤７によってHDA内部の水分を
吸収し、HDA内部を低湿に保っているのである。
剤７は乾燥剤ケース８に収納されており、HDA内部との
通気は微小通気孔９によってフィルタ10を介して行なわ
れている。HDA内部が高温度になると、磁気ディスク３
と磁気ヘッド６が吸着をおこし、記録再生に故障をきた
す恐れがあるため、乾燥剤７によってHDA内部の水分を
吸収し、HDA内部を低湿に保っているのである。
上述した従来の装置では、HDA内を低湿に保つためにH
DA内に乾燥剤を収納し、フィルタを介して微小通気孔を
有する乾燥剤ケースを設置している。
DA内に乾燥剤を収納し、フィルタを介して微小通気孔を
有する乾燥剤ケースを設置している。
しかし、乾燥剤の吸湿作用は微小通気孔付近において
は顕著であるが、微小通気孔から離れた位置に収納され
た吸湿剤は、その吸湿能力を存分に発揮するまでにはか
なりの時間を要する。また、多量の吸湿剤を収納して
も、すべての吸湿剤が均一な吸湿作業を行なうことが困
難であるため、除湿に時間がかかり、よってHDA内の湿
度が上昇して磁気ディスクと磁気ヘッドが吸着し、磁気
ディスク及び磁気ヘッドにダメージをあたえるという欠
点がある。
は顕著であるが、微小通気孔から離れた位置に収納され
た吸湿剤は、その吸湿能力を存分に発揮するまでにはか
なりの時間を要する。また、多量の吸湿剤を収納して
も、すべての吸湿剤が均一な吸湿作業を行なうことが困
難であるため、除湿に時間がかかり、よってHDA内の湿
度が上昇して磁気ディスクと磁気ヘッドが吸着し、磁気
ディスク及び磁気ヘッドにダメージをあたえるという欠
点がある。
発明の目的 本発明の目的は、HDA内部の除湿効果を高め得るよう
にした磁気ディスクヘッドアセンブリを提供することで
ある。
にした磁気ディスクヘッドアセンブリを提供することで
ある。
発明の構成 本発明によれば、磁気ディスクと、磁気ヘッドと、こ
れ等磁気ディスク及び磁気ヘッドの設置空間内の除湿を
行う乾燥剤と、この乾燥剤を内包する乾燥剤ケースとを
含む磁気ディスクヘッドアセンブリであって、前記磁気
ディスクの回転により生じる空気流によって回転する風
車を含み、この風車の回転に応じて前記乾燥剤ケースを
回転させることによって該乾燥剤ケース内において前記
乾燥剤を撹拌するようにしたことを特徴とする磁気ディ
スクヘッドアセンブリが得られる。
れ等磁気ディスク及び磁気ヘッドの設置空間内の除湿を
行う乾燥剤と、この乾燥剤を内包する乾燥剤ケースとを
含む磁気ディスクヘッドアセンブリであって、前記磁気
ディスクの回転により生じる空気流によって回転する風
車を含み、この風車の回転に応じて前記乾燥剤ケースを
回転させることによって該乾燥剤ケース内において前記
乾燥剤を撹拌するようにしたことを特徴とする磁気ディ
スクヘッドアセンブリが得られる。
実施例 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第１図は本発明の一実施例の断面図である。図におい
て、スピンドル２に取付けられた磁気ディスク３と、こ
の磁気ディスク３に対して磁気的に記録再生する磁気ヘ
ッド６と、この磁気ヘッドを保持するアーム５と、磁気
ヘッド６の位置決めをするキャリッジ４と、これらを内
包し内部空気を密封するベースプレート１と、HDA外部
と内部の空気を流通する呼吸フィルタ11と、磁気ディス
ク３を高速回転させることにより生じる空気流によって
回転する風車15と、風車15を回動自在に軸支し、複数枚
の羽根12を有す回転軸16と、回転軸16を支持するベアリ
ング13と、除湿を行なう乾燥剤７と、乾燥剤を囲む乾燥
剤ケース８と、乾燥剤ケース８の微小通気孔９と、通気
孔９に貼着されているフィルタ10と、乾燥剤ケース８の
通気孔９以外を密封する磁性流体シール14とから構成さ
れている。
て、スピンドル２に取付けられた磁気ディスク３と、こ
の磁気ディスク３に対して磁気的に記録再生する磁気ヘ
ッド６と、この磁気ヘッドを保持するアーム５と、磁気
ヘッド６の位置決めをするキャリッジ４と、これらを内
包し内部空気を密封するベースプレート１と、HDA外部
と内部の空気を流通する呼吸フィルタ11と、磁気ディス
ク３を高速回転させることにより生じる空気流によって
回転する風車15と、風車15を回動自在に軸支し、複数枚
の羽根12を有す回転軸16と、回転軸16を支持するベアリ
ング13と、除湿を行なう乾燥剤７と、乾燥剤を囲む乾燥
剤ケース８と、乾燥剤ケース８の微小通気孔９と、通気
孔９に貼着されているフィルタ10と、乾燥剤ケース８の
通気孔９以外を密封する磁性流体シール14とから構成さ
れている。
次に、乾燥剤ケース８の動作について説明する。磁気
ディスク３が高速回転することにより、ベアリング13で
支持された回転軸16に取付けられている風車15が回転軸
16と共に回転し、回転軸16に取付けられている羽根12が
乾燥剤ケース８内部を回転し、乾燥剤７が撹拌される。
ディスク３が高速回転することにより、ベアリング13で
支持された回転軸16に取付けられている風車15が回転軸
16と共に回転し、回転軸16に取付けられている羽根12が
乾燥剤ケース８内部を回転し、乾燥剤７が撹拌される。
また、磁性流体シール14によって乾燥剤ケース８内部
と外部とは、フィルタ10を介した通気孔９のみで通気す
るため、清浄かつ乾燥した空気を供給できることにな
る。
と外部とは、フィルタ10を介した通気孔９のみで通気す
るため、清浄かつ乾燥した空気を供給できることにな
る。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、乾燥剤ケース
内部に乾燥剤の撹拌機能を持たせることにより、HDA内
部を常に低湿な状態に保つことができ、磁気ディスクと
磁気ヘッドの吸着を回避することができるという効果が
ある。
内部に乾燥剤の撹拌機能を持たせることにより、HDA内
部を常に低湿な状態に保つことができ、磁気ディスクと
磁気ヘッドの吸着を回避することができるという効果が
ある。
第１図は本発明の実施例のHDAの断面図、第２図は従来
のHDAの断面図である。 主要部分の符号の説明 ３……磁気ディスク ６……磁気ヘッド ７……乾燥剤 ８……乾燥剤ケース 12……撹拌羽根 15……風車 16……回転軸
のHDAの断面図である。 主要部分の符号の説明 ３……磁気ディスク ６……磁気ヘッド ７……乾燥剤 ８……乾燥剤ケース 12……撹拌羽根 15……風車 16……回転軸
Claims (1)
- 【請求項１】磁気ディスクと、磁気ヘッドと、これ等磁
気ディスク及び磁気ヘッドの設置空間内の除湿を行う乾
燥剤と、この乾燥剤を内包する乾燥剤ケースとを含む磁
気ディスクヘッドアセンブリであって、前記磁気ディス
クの回転により生じる空気流によって回転する風車を含
み、この風車の回転に応じて前記乾燥剤ケースを回転さ
せることによって該乾燥剤ケース内において前記乾燥剤
を撹拌するようにしたことを特徴とする磁気ディスクヘ
ッドアセンブリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24478589A JP2861108B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 磁気ディスクヘッドアセンブリ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24478589A JP2861108B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 磁気ディスクヘッドアセンブリ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03108180A JPH03108180A (ja) | 1991-05-08 |
| JP2861108B2 true JP2861108B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=17123889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24478589A Expired - Lifetime JP2861108B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 磁気ディスクヘッドアセンブリ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2861108B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6155597B2 (ja) * | 2012-10-30 | 2017-07-05 | 市光工業株式会社 | 車両用灯具 |
-
1989
- 1989-09-20 JP JP24478589A patent/JP2861108B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03108180A (ja) | 1991-05-08 |
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