JPH06506343A - エナンチオマー性2−アルカン酸類の製造方法 - Google Patents
エナンチオマー性2−アルカン酸類の製造方法Info
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- JPH06506343A JPH06506343A JP3516964A JP51696491A JPH06506343A JP H06506343 A JPH06506343 A JP H06506343A JP 3516964 A JP3516964 A JP 3516964A JP 51696491 A JP51696491 A JP 51696491A JP H06506343 A JPH06506343 A JP H06506343A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
エナンチオマー性2−アルカン酸類の製造方法発明の分野
ニトリルからエナンチオマー性アミド中間生成物を介しての対応する2−アルカ
ン酸のエナンチオマーへのエナンチオ選択性の生物学的触媒作用を受ける加水分
解。
技術の現状
一般式X−CHR−COOHの多くの農業化学品および薬品がラセミ体またはジ
アステレオマー混合物として最近市販されている。多くの場合には、生理学的効
果は唯一のエナンチオマー/ジアステレオマーから誘導されており、他のエナン
チオマー/ジアステレオマーは不活性であったりまたは有害でさえある。エナン
チオマー類を分離するための化学的および酵素的技術が高いエナンチオマー純度
の化学品を製造するためのますます重要な手段になってきている。
WO36107386は、対応するアミノニトリルとエナンチオ選択性ニトリラ
ーゼとのエナンチオマー性混合物からのアミノ酸類またはアミノ酸アミド類の製
造および生じた光学的に活性なアミノ酸またはアミノアミドのその後の回収方法
を開示している。この刊行物は本発明を示唆しておらず、その理由はそれは異な
る微生物を使用しており且つ記されている加水分解は立体特異性でなく立体選択
性であるためである。
EPA326.482は、対応するラセミ体アミドの微生物性加水分解による例
えば2−(4−クロロフェニル)−3−メチル酪酸の如きアリール−2−アルカ
ン酸類の立体特異性製造を開示している。EPA326.482中に開示されて
いる微生物には、プレヴイバクテリウムおよびコリネバクテリウムの構成員が包
含される。該方法は有機溶媒を用いずにパッチ式に行われ、そして酵素活性物質
は1回使用された後に廃棄されていた。EPA326.482の実施例中のデー
タは、S−アミドの35−60%が未転化のまま残っていたことを示している。
製造されたS−酸のエナンチオマー過剰量は92−97%でありた。
U、 S、 4.366.250は、一般的なニトリルヒドラターゼおよびL−
立体特異性アミダーゼを有するバクテリアを用いる対応するラセミ体アミノニト
リルからのし一アミノ酸類の製造方法を開示している。微生物はバシラス、バク
テリウム、ミクロコツカスおよびプレヴイバクテリウムから選択される。
EPA356,912は、微生物または酵素の存在下での対応するラセミ体ニト
リルの加水分解による光学的に活性な2−置換されたカルボン酸類の製造を開示
している。使用される微生物は、ここで見いだされたものがニトリル類を酸類の
アミド先駆体に転化させることは示唆していない。
EPA348.901は、式iのラセミ体α−置換されたニトリルまたはアミド
をアルカリゲネス、シュードモナス、ロドシュードモナス、コリネバクテリウム
、アシネトバクタ−、バシラス、ミコバクテリウム、ロドコッカスおよびカンジ
ダ群から選択された微生物で処理することによる式iiの光学的に活性なα−置
換された有機酸の製造方法を開示している:
HH
[式中、
R3およびR1はそれぞれハロゲン、ヒドロキシ、置換されているかもしくは未
置換のアルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリール、アリールオキシまた
は複素環を表し、但し条件としてR1およびR1は異なりでおり、そしてXはニ
トリルまたはアミド基である]ヤマモト(Yamasoto)他、Appl、
Envir、 Microbiol、、旦旦(10)、3125−9.1990
も参照のこと。
EPA330.529は、対応するラセミ体アリール−2−プロピオン酸アミド
からの式1ii
Ar−CH−COOH
Arは置換されているもしくは未置換の単環式または多環式の芳香族またはへテ
ロ芳香族基を表す]
のアリール−2−プロピオン酸のS−エナンチオマーの製造用のプレヴイバクテ
リウムおよびコリネバクテリウムの使用方法を開示している。
U、S、4,800.162は、多相および抽出酵素膜を使用する例えばエステ
ル類、アミド類、カルボン酸類、アルコール類およびアミン類の如き光学的に活
性な化合物のラセミ体混合物の分割を開示している。
発明の要旨
本発明は、ラセミ体アルキルニトリルを中間生成物であるアミドを介して対応す
るR−またはS−アルカン酸へ転化させるための生物学的に触媒作用を受ける方
法におけるある種の個別および組み合わせ工程に関するものである。出発ニトリ
ルは、
I
(R,S)
[式中、
Aは
■
^−I A4 ^4
^−8A−9
^−10A・11
からなる群から選択され、
R1はCI−C4アルキルであり、
RxはHまたはOHであり、
R”はH,CI、0CF2H,(CHs)zcHcHt、Hz C= C(CH
s ) CH! N H−であり、そして
R4はC1またはFである]
である。
への好適な意味は、A−1、A−5、A−9、A−10およびA−11である。
A−1の好適な意味は、R3が群CI、(CHs)tcHcHz、から選択され
るものである。’R1に関する好適な意味は、CHsおよびCH(CHs)*で
ある。
本発明の方法の工程iにおけるアミドの製造は、式Iのニトリル類のR,S混合
物を実質的に反対のエナンチオマーを含んでいないR−またはS−アミドに立体
特異的に転化させる生物学的物質とIを接触させることを含んでいる。式■のニ
トリルの混合されたR−およびS−エナンチオマーの分割後に、本発明の方法の
工程iiによる式IIの対応する酸への転化を行う。
I
I
アミド中間生成物はA−C(R’XRリ−CONHzである。本発明は、ラセミ
化(工程1ii)およびその後の工程iiから元の反応器への連続的方法におけ
る未転化のR−またはS−二トリルの再循環にも関するものであり、ここでRz
はHである。連続的方法では、ラセミ体アルキルニトリル出発反応物をニトリル
ヒドラターゼおよびアミダーゼ酵素を同時に含有しているかまたはそれらからな
っている生物学的物質と接触させるかまたは連続的に最初にアミドへ(工程i)
そして次に酸へ(工程ii)進行させる。アルキル酸は連続的に除去され、そし
て副生物であるR−またはS−アルキルニトリル(ここでR1はHである)をラ
セミ化しそして連続的方法で再循環させ、そこでそれを追加のアルキルニトリル
と組み合わせそして酵素(類)と接触させてアルキルアミドを製造しそして次に
酸を製造する。
本発明は特に、工程iで使用される生物学的物質(微生物またはそれらの変異体
もしくは突然変異体、或いは酵素)により、並びに生物学的触媒作用(工程i)
と鉱酸加水分解(工程ii)または既知のアミダーゼ酵素(工程1ii)との組
み合わせにより、特徴づけられている。ニトリルラセミ化は、実質的量の水の不
存在下でのそして最も好適には例えばメタノール、エタノール、トルエン、ジオ
キサンなどの如き非水性溶媒の存在下での強塩基性イオン交換樹脂の使用により
特徴づけられている。
本発明の記載を簡単にするために、有用であると見いだされている酵素を参照し
ながら該方法を説明しよう。
好適な工程iの酵素は下記の微生物中で見いだされるものを含んでいる:シュー
ドモナス種、例えばピュチダ、アラレオファシェンス、モレクセラ種、セレイシ
ア、例えばセレイシア・リクエファシエンス。これらの酵素は単離または生合成
することができそしてそのままで使用されるが、適当な微生物(類)を使用する
ことの方が一般的にさらに簡便である。
ニトリルのR,S−混合物を水和しそして対応するR−またはS−エナンチオマ
ー性の酸に転化させるためのこの方法では、工程iは立体特異性ニトリルヒドラ
ターゼの製造用に適している培地の存在下での微生物の培養により得られた微生
物中で生じる立体特異性ニトリルヒドラターゼ酵素の作用により達成される。こ
の培地は酵素誘発剤としてニトリル類またはアミド類を含むことができ、または
誘発剤の不存在下で本質的に酵素を生成するシュードモナス・ピュチダ5B−M
GN−2pの場合には成長用の適当な窒素源(例えば塩化アンモニウム)のみを
含むことが必要である。このようにして得られたニトリルヒドラターゼをR−ま
たはS−ニトリル類に加えて作用させて対応するR−またはS−アミド類を生成
する。工程iiでは、R−またはS−アミドを鉱酸またはアミダーゼ酵素により
対応するR−またはS−酸に加水分解する。
この二工程方法がR−またはS−酸およびS−またはR−ニトリルをそれぞれ生
成する。偏光性ニトリルおよび酸を最初に中和および溶媒抽出により分離する。
次に、偏光性ニトリルをR,Sニトリルの混合物にラセミ化し、それを工程iに
記されている立体特異性ニトリルヒドラターゼの作用により再びR−またはS−
アミドに立体特異的に加水分解することができる。
ニトリルヒドラターゼをニトリルに作用させるための一方法は、酵素を生成する
微生物から酵素を集めそして酵素を酵素調合物として生物学的に認識された方法
で使用することである。
本発明はまた、ラセミ体ニトリルを対応するエナンチオマー性R−またはS−ア
ミドに立体特異的に転化させるシュードモナス種3L−G−1−5−1a、シュ
ードモナス種2G−8−5−1aSP、ビュチダ5B−MGN−2pおよびP、
アラレオファシェンスMOBC2−1中に存在しているかもしくはそれらから誘
導される生物学的物質またはそれらの変異体もしくは突然変異体にも関するもの
である。
発明の詳細
本開示の概念では、「立体特異性反応」または「立体特異性ニトリルヒドラター
ゼ」という語はR−およびS−エナンチオマー類に関するエナンチオマー比(E
)により定義されている。Eは2種のエナンチオマ−類の反応速度の比に対応し
ている。Eが高いすなわち7より大きい時には反応は立体特異性であり、モして
Eが7より小さい時には反応は立体選択性である。好適な反応はEが8.5より
高いものであり、そして最も好適な反応は10以上であるものである。
略語
CPIN −2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチロニトリルCPIA
m−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチルアミドCPIA −2−(
4−クロロフェニル)−3−メチル酪酸IBCN −2−(4−インブチルフェ
ニル)−プロピオニトリルIBAm−2−(4−インブチルフェニル)−プロピ
オアミドIBAC−2−(4−インブチルフェニル)−プロピオン酸(イブプロ
フェン)
NPCN −2−(6−メドキシー2−ナフチル)−プロピオニトリルNPAm
−2−(6−メドキシー2−ナフチル)−プロピオアミドNPAC−2−(6−
メドキシー2−ナフチル)−プロピオン酸HPLC−高性能液体クロマトグラフ
ィーGC−ガスクロマトグラフィー
DMS O−ジメチルスルホキシド
工程i
本発明で使用される微生物はシュードモナス、モラクセラ、およびセレイシア属
に属している。代表的菌株には、P、ビュチダ5B−MGN−2P1モラクセラ
種3L−A−1−5−1a−1、P、ビュチダ13−53−ACN−2a、シュ
ードモナス種3L−G−1−5−1a、およびセレイシア・リクエファシエンス
MOB IM/N3が包含される。
これらの菌株はブダペスト条約の下でNRRL (北部地方研究センター、米国
農業省、1815ノース・ユニバージティー・ストリート、ペオリア、イリノイ
州)に供託されており、そして下記の受け入れ番号がついている:
P、ビュチダ5B−MGN−2PSNRRL−B−18668モラクセラ種3L
−A−1−5−1a−1、NRRL−B−18671P、ビュチダ13−58−
ACN−2a、NRRL−B−18669シユ一ドモナス種3L−G−1−5−
1a、NRRL−B−18670セレイシア・リクエファシエンスMOB IM
/N3、NRRL−B−P、ビュチダ2D−11−5−1b、NRRL−B−1
8820シユ一ドモナス種2D−11−5−1c、NRRL−B−18819シ
ユ一ドモナス種2G−8−5−1a、NRRL−B−18833P、アラレオフ
ァシェンスMOB C2−1、NRRL−B−18834゜上記の菌株はテキサ
ス州オレンジで集められた土壌から単離された。
下記の修飾培地(PR基底培地)を用いる標準的な増菌工程を使用した。
PR基底培地 呈乙旦
KHzPO< s、85
クエン酸ナトリウム 0.225
MgSO4・7H,OO,5
FeSO4・7H!OO,05
FeC1*・4HtOO,0015
COCI!・6H!OO,0002
MnCh・4HtOO,0001
ZnC1z O,00007
H,Bo、 0.000062
NaMoOn・2H!OO,000036NiC1z・6HzOO,00002
4CuCL12HzOO,000017
ビオチン 0.00001
葉酸 0.00005
ピリドキシン・HCI 0.000025リボフラビン 0.000025
ニコチン酸 0.000025
パントテン酸 0.00025
ビタミンB1□ 0.000007
P−アミノ安息香酸 0.00025
上記の増重用のPR基底培地に対して下記の添加および/または修飾5B−MG
N−2P (±)−2−メチルゲルタロニトリル 7.230琥珀酸二ナトリウ
ムル3L−ALL−5−1a−1(±)−2−メチルゲルタロニトリル 5.6
30gグルコ−スル3L−G−1−5−1a
13−5S−^CN−2a アセトニトリル 7.230g琥珀酸二ナトリウム
ル菌株を最初に増菌ニトリル上での成長およびアンモニア生成を基にして選択し
た。単離物をバクト・プレイン・ハート・インフュージョン・アガー上の反復通
過およびその後の増菌ニトリルからのアンモニア生成に関するスクリーニングに
より精製した。
精製された菌株を、マイクロバイアル■Dインコーポレーテッドにューワーク、
プラウエア州)からのマイクロバイアルIDソフトウェア・アンド・ニアローブ
・ライブラリー(型3,0)を用いる標準的方法(ムカワヤ(Mukawaya
)他、J、 C11n、 Microbial、 1989.27:2640−
46)後のメチルエステル類の膜脂肪酸分析並びに以下で数値がつけられている
標準的な細菌学、生理学および生化学試験を基にして同定した。
ダラム菌株 陰性 陰性
細胞形態学 棒状 棒状
鞭毛 書名性 書名性
ポリシアニン 陰性 陰性
ビオベルジン 陽性 陽性
アルギニンジヒドロラーゼ 陽性 陽性41℃における成長 陰性 陰性
ゼラチン加水分解 陰性 陰性
脱窒素作用 陰性 陰性
澱粉加水分解 陰性 陰性
単独炭素源としての使用
ブチルアミン 陽性 陽性
イノシトール 陽性 陰性
シトラコネート 陽性 陰性
り一タルトレート 陰性 陽性
属種 シュードモナス・ シュードモナス・ビュチダ ビュチダ
ダラム菌株 陰性 陰性
細胞形態学 棒状 球棒状
オキシダーゼ 陽性 陽性
サイトレート上の成長 陽性 陽性
尿素加水分解 陽性 陰性
デキストロースの好気性酸化 陽性 陰性キシロースの好気性酸化 陽性 陰性
インドール製造 陰性 陰性
硫化水素製造 陰性 陰性
脱窒素作用による窒素製造 陰性 陰性アルギニンジヒドロロアーゼ 陽性 陰
性デキストロース発酵 陰性 陰性
運動性 試験しなかった 陰性
属種 シュードモナス種群4モラクセラ種ニトリル加水分解活性を試験するため
に、Log/Lのグルコースを含んでいるPR基底培地を使用して細胞物質を成
長させた。この培地には25mMの(±)−2−メチルゲルタロニトリル(5B
−MGN−2P、3L−G−1−5−1a)または25mMの1.4−ジシアノ
ブタン(3L−A−1−5−1a−1,13−53−ACN−2a)または25
mMのアセトアミド(全菌株)が補足されていた。P、ビュチダ5B−MGN−
2pもニトリルまたはアミ下の代わりに25mMのNH4Clまたは(NHJz
SOaを含んでいるニトリルまたはアミド誘発剤の不存在下で成長させた。10
mL容量の完全培地に0.1mLの凍結貯蔵培養物(全菌株)を接種した。25
Orpmのシェーカー上での室温(22−25℃)における−夜の成長後に、2
−Lフラスコ中で10mLの接種物を990mLの新しい培地に加えた。細胞を
室温において培地中で発泡を起こすのに充分高い速度で撹拌しながら一夜成長さ
せた。細胞を遠心により採取し、0.85%食塩水で1回洗浄し、そして濃縮さ
れた細胞ペーストを直ちに一70℃の凍結器中に貯蔵のために入れた。約80%
の水を含有している解凍された細胞ペーストを全てのニトリル加水分解生転化で
使用した。
上記の立体特異性ニトリル−加水分解用微生物は、上記の増菌培養物を介して単
離された微生物の供託物からの代表的な菌株であった。増重実験から単離された
ニトリル−加水分解用微生物の立体特異的および立体選択的活性を表1に示す。
表1
増重 CPIN NPCN’ IBCN微生物1 菌株 ニトリル” R/S″
E’ R/StE’ R/SeE’P、ピュチダ 13−5S−^CN−2a
ACN 90/10 >10 0/100 <7 10/90 >10P、ビ
ュチダ 5B−MGN−2P MGN 77/33 >10 43157 >7
30/70 >10シュードモナス種 20−5−MGN−IP MGN 主
転化なし0/100 <7 主転化なしモラクセラ種 3L−A−1−5−1a
−I MGN 5g/42 >10 50150 <7 44156 >10シ
ュードモナス種 3L−B−2−6−IP ACN 主転化なし59/41 <
7 主転化なしシュードモナス種 3L−G−2−5−1a ACN 55/4
5>10 0/100<7 50150>10シュードモナス種 2O−5−3
BN−1a SBN 主転化なし主転化なし主転化なし未分類 3L−G−1−
2−1a MGN 主転化なし39/61 >7 主転化なしシュードモナス種
3L−G−1−5−1a MGN 主転化なし83/1710 主転化なしシ
ュードモナス種 5^−MGN−IP MGN 主転化なしNT” NT” 主
転化なしシュードモナス種 5B−^CN−IP ACN 58/42 >10
47153 >10 49151 >10シx Fモf 2種2G−8−5−
14CP 主転化なし92/8 >10 主転化なしP、アラレオファシェンス
MOB C2−I PBN 69/31 >10 19/81 >10 0/
100 >1O8,リクエファシエンス MOB IM/N3 PPA 54/
4g >10 21/79 <7 主転化なしシュードモナス種 2G−8−5
−24CP 主転化なし68/32 <7 主転化なしシュードモナス 2D−
11−5−I NAN 65/35 >10 44156 >10 0/100
>10シュードモナス種’ 2D−11−5−1c NAN 主転化なし10
0108.8 主転化なしシュードモナス種 2O−5−3BN−1b SBN
主転化なしFr0<7 10/90 >10°明細書中に記されている如き脂
肪酸分析による菌株同定ゝ^CN=アセトニトリル、MGN=2−メチルゲルタ
ロニトリル、 5BN=S−2−メチルブチロニトリル;
4CP=4−シアノフェノール、NAN=1−ナフトアセトニトリル、 PBN
=7二二ルブチロニトリル;
PPA =プロピオンアミド
′28℃における48−64時間後に残っているR−およびS−エナンチオマー
の比:偏光HPLCにより測定された。
’E=明細書中で定義されている如きエナンチオマー比。逆相HPLCおよび偏
光HPLCにより測定された。
” NT=試験されなかった。
1基質中に存在している痕跡量のR,5−NPAjに関して補正されたデータ’
2D−11−5−1から誘導された2D−11−5−1bおよび2D−11−
5−1c微生物は突然変異を受ける傾向がある。従って、バクテリアはそれらが
上記の適格性菌株の突然変異体である場合でもそれの培養が立体特異性ニトリル
ヒドラターゼを生成する限り本発明に従う方法で使用することができる。ここに
表されている開示と一緒に表1を参照することにより、当技術の専門家は全ての
ニトリル出発反応物をそれらの対応するアミド類/酸類に転化させるための別の
シュードモナス、モラクセラ、およびセレイシア(並びに他の属)を最少の実験
で選択することができる。
゛本発明では、R,Sニトリルから誘導されたR−またはS−アミドをR−また
はS−酸に加水分解させるために鉱酸を使用することができる。
おもしろいことに、偏光性シアノヒドリン類は濃鉱酸を用いて対応する偏光性ヒ
ドロキシ酸類に加水分解される:エラフェンベルゲル(E ffenberge
r)他、テトラヘドロン・レタース(Tetrahedron Letters
)、1990.31(9): 1249−1252およびそこに引用されている
参考文献を参照のこと。しかしながら、2−アリール−2−アルキルアセトニト
リル類は対応する偏光性アミド類が偏光性酸類に加水分解されるような条件下で
は鉱酸により加水分解されないということを見いだした。
偏光性酸は下記の如くして望ましくないニトリルから容易に分離することができ
る。
さらに、偏光性アミドを例えばEPA326.482中に記されているプレヴイ
バクテリウムおよびコリネバクテリウム種の如きアミダーゼ酵素により加水分解
することもできる。この反応は立体特異性アミダーゼを必要とせず、従ってラセ
ミ体2−アリール−アルキルアミド類を加水分解するアミダーゼならどれでも使
用することができる。
偏光性ニトリル類のラセミ化
立体特異性微生物性ニトリル加水分解とアミド類の鉱酸またはアミダーゼ加水分
解との組み合わせが、希望する偏光性酸および望ましくない偏光性ニトリルの混
合物を生成する。例えば塩基中和およびニトリルの溶媒抽出による希望する酸か
らの望ましくないニトリルの分離後に、R−またはS−二トリルの再循環がラセ
ミ化に必要である。偏光性ニトリル(ここではR1はHである)を例えばアンベ
ルライト”IRA−400(OH)樹脂、アンベルライト”A−26、またはダ
ウエックス”IX8樹脂(水酸化物イオンとの交換後)の如き強塩基性イオン交
換樹脂を用いて有機溶媒中でラセミ体ニド)ルに転化できるということを見いだ
した。この工程は高いラセミ体ニトリル収率を生じ、ニトリルから対応するアミ
ドまたは酸への実質的な加水分解はなかった。生成したラセミ体ニトリルを前記
の条件下で対応するR−またはS−酸に加水分解することができる。
分析工程
ニトリル類並びに微生物または鉱酸加水分解によるアミドおよび酸生成物は逆相
HPLCにより測定される。検出は紫外線吸収による。0゜1%のH3PO3で
酸性化された70−75%のメタノールおよび25−30%のR20の移動相ま
たは0.1%のHs P O4で酸性化された67%のアセトニトリル(ACN
)および33%のH!Oを使用するデュポンゾルパックス1018カラムを使用
する。ニトリル類のクロマトグラフィー同定および定量化並びにそれらの生じる
アミドおよび酸生成物は認証されている標準との比較により測定することができ
る。
エナンチオマー類の分離用の偏光HPLCはクロムチク(スエーデン)から得ら
れるα1−酸グリコ蛋白質カラムを用いて実施することができる。種々のエナン
チオマー類の分離用の移動相は以下にまとめられている。
ニトリル、アミドおよび酸エナンチオマー類の偏光HPLC分離エナンチオマー
類 移動相
CPIN、 CPIAIl、 CPIA 95%O,01M燐酸塩緩衝液(pH
6,0) :5%エタノールNPCN、NPAm、NPAC95%0.01M燐
酸塩緩衝液(pH5,6):5%エタノールIBCN、IBAm、IBAC96
%0.02M燐酸塩緩衝液(p[15,2):4%エタノール上記のニトリル類
、アミド類および酸類のエナンチオマー組成、純度並びにクロマトグラフィー同
定を認証されている標準的エナンチオマー類またはラセミ体混合物との比較によ
り測定した。
CPIN、CPIAmおよびCPIAのGC分析は、スペルコ担体(120メツ
シユ)上に3%の5P2100を含有している183cmx2mm(内径)ガラ
スカラムの上で実施された。125℃における5分間から出発しそして250℃
までの毎分8℃の上昇という温度プログラムを使用した。
本発明の方法を下記の実施例により説明する。
実施例1
工程i、P、ビュチダ5B−MGN−2Pの凍結細胞ペーストの100mg (
S−CP I N、 R−CP I N加水分解)または200mg (R。
5−CPIN加水分解)試料を室温において3mLの燐酸塩緩衝液(100mM
、 pH7,0)に加えた。次に、120μLのジメチルスルホキシド中の30
−40gモルの5−CPINもしくはR−CPINまたはR,5−CPINを加
えた。28℃における撹拌しながらの48時間にわたる培養後に、反応を3M
H,SO4を用いてpH3,0に酸性化した。4容量の塩化メチレンを各試料に
加え、そして懸濁液を15−30分間撹拌した。塩化メチレン層を除去し、窒素
流の下で蒸発乾固し、そして残渣を3mLのメタノール中に再懸濁させた。メタ
ノール溶液の組成を逆相HPLCおよび偏光HPLCにより測定し、そしてそれ
を表2P、ピュチダ5B−MGN−2Pによる5−CPINlR−CPINおよ
びR,5−CPIN加水分解
基質
(加えられたμモル)CPIN CPIAm 5−CPIN R−CPIN S
−CPIAm R−CPIA諷5−CPIN(30,9) 1.82g、2 1
.8 ND’ 28.2 ND−R−CPIN(37,5) 33.7 3.8
NT’ NT” NT” NT’R,5−CPIN(31,9) 20.4
11.5 4.7 15.7 11.0 0.5’ ND=検出されなかった
”NT=試験されなかった
実施例2
工程t、25mMの(±)−2−メチルゲルタロニトリルの代わりに25mMの
NH,CIが補足されているPRグルコース培地上で繁殖ささられている培養物
から得られたP、ビュチダ5B−MGN−2Pの凍結細胞ペーストの50mg試
料を室温において20.6μモルの5−CPINまたはR,5−CPINを含有
している1mLの燐酸塩緩衝液(5mM、pH7,5)に加えた。28℃におけ
る撹拌しながらの24時間にわたる培養後に、反応を3 M H2S O4を用
いてpH3,0に酸性化した。4容量の塩化メチレンを各試料に加え、そして懸
濁液を15−30分間撹拌した。塩化メチレン層を除去し、窒素流の下で蒸発乾
固し、モして残渣を1mLのメタノール中に再懸濁させた。メタノール溶液の組
成を逆相HPLCおよび偏光HPLCにより測定し、そしてそれを表3ニトリル
またはアミド誘導剤の不存在下で繁殖させられたP、ビュチダ5B−MGN−2
Pによる5−CPINSR,5−CPIN加水分解基質
(加えられたμモル)CPIN CPIAs+ 5−CPIN R−CPIN
S−CPIAm R−CPIAm5−CPIN(20,6) 1.2 17.7
NT’ NT“ NT” NT’R,5−CPIN(20,6) 15.1
3.3 6.0 9.1 3.3 NO6” ND=検出されなかった
”NT=試験されなかった
実施例3
工程t、p、ビュチダ5B−MGN−2Pの凍結細胞ペーストの20mg試料を
室温においてMgC1,・6 Hto (2mM)を含有している1mLの燐酸
塩緩衝液(0,3mM、pH7,2)に加えた。次に40μLのジメチルスルホ
キシド中の0.95μモルのR,5−NPCNを加えた。28℃における撹拌し
ながらの24時間にわたる培養後に、反応を3M H2SO,を用いてpH3,
0に酸性化した。4容量の塩化メチレンを各試料に加え、そして懸濁液を30分
間撹拌した。塩化メチレン層を除去し、窒素流の下で蒸発乾固し、モして残渣を
1mLのメタノール中に再懸濁させた。抽出された上澄み液の組成を逆相HPL
Cおよび偏光HPLCにより測定し、そしてそれを表4に示す。
表4
P、ビュチダ5B−MGN−2PによるR、5−NPCN加水分解基質
(加エラtLりμモル) NPCN NPAIINPAC5−NPCN R−N
PCN 5−NPAs R−NPh 5−NPACLS−NPCN(0,95)
0.5 0.220.03 0.28 0.22 1m” 0.22 0.0
3’ ND=検出されなかった
ゝ基質中に存在している痕跡量のR,S−NPAmに関して補正されたデータ
実施例4
工程t、p、ビュチダ5B−MGN−2Pの凍結細胞ペーストの40mg試料を
室温において1mLの燐酸塩緩衝液(100mM、pH7゜0)に加えた。次に
40μLのジメチルスルホキシド中の10.7μモルのR,5−IBCNを加え
た。28℃における撹拌しながらの48時間にわたる培養後に、反応を3M H
1SO4を用いてpH3,0に酸性化した。4容量の塩化メチレンを各試料に加
え、そして懸濁液を15−30分間撹拌した。塩化メチレン層を除去し、窒素流
の下で蒸発乾固し、そして残渣を1mLのメタノール中に再懸濁させた。抽出さ
れた上澄み液の組成を逆相HPLCおよび偏光HPLCにより測定し、そしてそ
れを表5に示す。
表呈
P、ピュチダ5B−MGN−2PによるR、5−IBCN加水分解HPLC分析
(回収されたμモル)
逆相 偏光
基質
(加えられたμモル)IBCN IBAm 5−IBCN R−IBCN 5−
IB^−R−IBAmR,5−IBCN(10,7) 7.9”2.8 5.5
° 2.4° ND″″ 2.8°加えられたIBCNのμモルから回収された
IBAmのμモルを引算することにより計算された推定値
’ ND=検出されなかった
実施例5
工程i、 モラクセラ種3L−A−1−5−1a−1の凍結細胞ペーストの50
mg試料を室温において1mLの燐酸塩緩衝液(100mM。
pH7,0)に加えた。次に、40μLのジメチルスルホキシド中の10.3μ
モルの5−CPIN%R−CPINまたはR,5−CPINを加えた。28℃に
おける撹拌しながらの48時間にわたる培養後に、反応を3M H,SO2を用
いてpH3,0に酸性化した。4容量の塩化メチレンを各試料に加え、そして懸
濁液を15−30分間撹拌した。塩化メチレン層を除去し、窒素流の下で蒸発乾
固し、モして残渣を1mLのメタノール中に再懸濁させた。メタノール溶液の組
成を逆相HPLCおよび偏光HPLCにより測定し、そしてそれを表6に示す。
モラクセラ種3L−A−1−5−1a−1による5−CPIN。
R−CPINおよびR,5−CPIN加水分解基質
(加えられたμモル)CMN CPI^! 5−CPIN R−CPIN 5−
CPIA■R−CPI^履5−CPIN(10,3) 0.58.7 0.5
ND” 8.7 ND”R−CPIN(10,3) 10.3 ND’ NT’
NT’ Ni2 NT”R,5−CPIN(10,3) 9.70.5 4.
1 5.6 0.5 ND”” ND=検出されなかった
’ NT=試験されなかった
実施例6
工程i、 モラクセラ種3L−A−1−5−1a−1の凍結細胞ペーストの40
mg試料を室温において1mLの燐酸塩緩衝液(100mM。
pH7,0)に加えた。実施例4中と同じ方法で、10.7μモルのR95−I
BCNを加えた。実施例4中と同じ培養および抽出処方に従い、抽出された上澄
み液の組成を逆相HPLCおよび偏光HPLCにより測定した。結果を表7に示
す。
煮ユ
モラクセラ種3L−A−1−5−1a−1によるR、5−IBCN加水分解HP
LC分析(回収されたμモル)
逆相 偏光
基質 S−R−S−R−S−R−
(加えられたμモル)IBCNIB^■IBACリ9」成1μ艷」四覧」睦とU
煕R,5−IBCN(10,7) 9.8”0.4 0.5 5.5’4.3”
l[)” 0.4 ND” 0.5°加えられたIBCNのμモルから回収され
たアミドのμモルを引算することに より計算された推定値
″″ND=ND=検出った
実施例7
工程1. シュードモナス種3L−G−1−5−1a−1の凍結細胞ペーストの
20mg試料を室温においてM g C1t・6H,Oを含有している燐酸塩緩
衝液(0,3mM、pH7,0)に加えた。実施例3中と同じ方法で、0.95
μモルのR,5−NPCNを加えた。実施例3中と同じ培養および抽出に従い、
抽出された上澄み液の組成を逆相HPLCおよび偏光HPLCにより測定した。
結果を表8に示す。
表呈
シュードモナス種3L−G−1−5−1a−1によるR、5−NPCN加水分解
基質
(加えられたμモル)NPCN NPAm NPAC5−NPCN R−NPC
N 5−NPA騰R−NPA膳5−NP^CR,5−NPCN(0,95) 0
.440.3 0.30 0.03 0.41 ND” 0.03 0.30”
ND=検出されなかった
1基質中に存在している痕跡量のR,S−NPAmに関して補正されたデータ
実施例8
工程t、p、ピュチダ13−5S−ACN−2aの凍結細胞ペーストの100m
g試料を室温において3mLの燐酸塩緩衝液(100mM。
pH7,0)に加えた。次に40μLのジメチルスルホキシド中の10゜7μモ
ルのR,5−IBCNを加えた。実施例1中と同じ方法で、30゜95μモルの
5−CPINSR−CPINまたはR,5−CPINを加えた。実施例1中と同
じ培養および抽出方法に従い、抽出された上澄み液の組成を逆相HPLCおよび
偏光HPLCにより測定した。結果を表9に示す。
表9
P、ピュチダ13−53−ACN−2aによる5−CPIN、R−CPINまた
はR,5−CPIN加水分解基質
(加えられたμモル)CPIN CPIAm 5−CPIN R−CPIN S
−CPIAm R−CPIAIIIS−CPIN(30,9) ND” 30.
2 ND’ ND” 30.2 ND尋R−CPIN(30,9) 28.50
.6 NT’ NT’ NT’ NT”R,5−CPIN(30,9) 13.
214.7 1.3 11.9 14.0 0.7’ ND=検出されなかった
ゝNT=試験されなかった
実施例9
工程i、p、ビュチダ13−5S−ACN−2aの凍結細胞ベーストの40mg
試料を室温において燐酸塩緩衝液(100mMSpH7,0)に加えた。実施例
4中と同じ方法で、10.7μモルのR,5−IBCNを加えた。実施例4中と
同じ培養および抽出方法に従い、抽出された上澄み液の組成を逆相HPLCおよ
び偏光HPLCにより測定した。結果を表10に示す。
表10
P、ピュチダ13−5S−ACN−2aによるR、5−IBCN加水分解HPL
C分析(回収されたμモル)
逆相 偏光
基質
(加えられたμモル) IBCN IBAm 5−IBCN R−IBCN S
−IBAm R−IBAmR,5−IBCN(10,7) 6.6”4.1 5
.9” 0.7’ NDゝ 4.11加えられたIBCNのμモルから回収され
たIBAmのμモルを引算することにより計算された推定値
l′ND=検出されなかった
実施例10
工程i、p、ピュチダ2D−11−5−1bの凍結細胞ペーストの50mg試料
を室温において1mLの燐酸塩緩衝液(100mM、pH7゜0)に加えた。実
施例5中と同じ方法で、10.3μモルの5−CP INまたはR,5−CPI
Nを加えた。実施例5中と同じ培養および抽出処方に従い、抽出された上澄み液
の組成を逆相HPLCおよび偏光HPLCにより測定した。結果を表11に示す
。
表11
P、ビュチダ2D−11−5−1bによる5−CPINまたはR,5−CPIN
加水分解
HPLC分析(回収された モル)
逆相 偏光
基質
(加えられたμモル) CPINCPI^■ 5−CPIN R−CPIN S
−CPIAm R−CPIAm5−CPIN(10,3) ND 10.OND
ND 10.ONDR,5−CPIN(10,3) 8.53.0 2.6
5.9 3.ONDND=検出されなかった
CPINの明らかに過剰量の回収はほとんどが実験誤差によるものであるようで
ある。
実施例11
工程t、p、ピュチダ2D−11−5−1bの凍結細胞ペーストの50mg試料
を室温において2mLの燐酸塩緩衝液(100mM、pH7゜0)に加えた。実
施例4中と同じ方法で、10.7μモルのR,5−IBCNを加えた。実施例4
中と同じ培養および抽出処方に従い、抽出された上澄み液の組成を逆相HPLC
および偏光HPLCにより測定した。
結果を表12に示す。
嚢1」−
P、ビュチダ2D−11−5−1bによるR、5−IBCN加水分解HPLC分
析(回収されたμモル)
逆相 −偏光
基質
(加えられたuモAt) IBCN IBAm 5−IBCN R−IBCN
S−IBAm R−IBAmR,5−IBCN(10,7) ?、1°3.6
5.0“ 2.1° 0.4 3.2“加えられたIBCNのμモルから回収さ
れたIBAmのμモルを引算することにより計算された推定値
実施例12
工程t、S、リクエファシエンスMOB IM/N3の凍結細胞ペーストの50
mg試料を室温において1mLの燐酸塩緩衝液(100mM。
pH7,0)に加えた。実施例5と同じ方法で、10.3μモルの5−CPIN
、R−CPINまたはR,5−CPINを加えた。実施例5中と同じ培養および
抽出方法に従い、抽出された上澄み液の組成を逆相HPLCおよび偏光HPLC
により測定した。結果を表13に示す。
表13
S、リクエファシエンスMOB IM/N3による5−CPIN。
R−CPIN加水分解
基質
(加えられたμモル) CPINCPI^IIIS−CMN R−CPIN S
−CPIAm R−CPIAmS−CPIN (10,3) C188,2NT
” NT” NT” NT”R−CPIN(10,3) 9.5 <0.I N
T″ NT” NT” NT“1?、5−CPIN(10,3) 8.61.2
4.0 4.6 1.2 ND’“NT=試験されなかった
” ND=検出されなかった
実施例13
工程t、p、アラレオファシェンスMOB C2−1の凍結細胞ペーストの50
mg試料を室温において1mLの燐酸塩緩衝液(100mM。
pH7,0)に加えた。実施例5と同じ方法で、10.3μモルの5−CPIN
、R−CPINまたはR,5−CPINを加えた。実施例5中と同じ培養および
抽出方法に従い、抽出された上澄み液の組成を逆相HPLCおよび偏光HPLC
により測定した。結果を表14に示す。
青11
P、アラレオファシェンスMOB C2−1による5−CPIN。
R−CPIN加水分解
基質
(加えられたμモル)CPIN CPIAm 5−CPIN R−CPIN 5
−CPIAi R−CPIAmS−CPIN(10,3) ND”8.4 ND
” ND” 8.4 ND”R−CPIN(10,3) 9.0<0.1 NT
” NT’ NT’ NT’R,5−CPIN(10,3) 8.41.0 2
.6 5.8 1.ONDj” N0士検出されなかった
’ NT=試験されなかった
実施例14
工程i、P、アラレオファシェンスMOB C2−1の凍結細胞ペーストの50
mg試料を室温において1mLの燐酸塩緩衝液(100mM。
pH7,0)に加えた。実施例4中と同じ方法で、10.7μモルのR25−I
BCNを加えた。実施例4中と同じ培養および抽出方法に従い、抽出された上澄
み液の組成を逆相HPLCおよび偏光HPLCにより測定した。結果を表15に
示す。
表15
P、アラレオファシェンスMOB C2−1によるR、5−IBCN加水分解
基質
(加えられたμモル)IBCNIB^■ 5−IBCN R−IBCM 5−I
BAs R−IBA■R,5−IBCN(10,7) 8.3′″2.4 5.
4” 2.9” NDl 2.4°加えられたIBCNのμモルから回収された
IBAmのμモルを引算することにより計算された推定値
’ ND=検出されなかった
実施例15
工程1. シュードモナス種2G−8−5−1aの凍結細胞ペーストの20mg
試料を室温において1mLの燐酸塩緩衝液(0,1M、pH7,2)に加えた。
次に、40μLのジメチルスルホキシド中の約1μモルのR,5−NPCNを加
えた。28℃における撹拌しながらの48時間にわたる培養後に、反応を3M
H,SO,を用いてpH3,0に酸性化した。4容量の塩化メチレンを各試料に
加え、そして懸濁液を30分間撹拌した。塩化メチレン層を除去し、そして窒素
流の下で蒸発乾固させた。残渣を1mLのメタノール中に再溶解させた。抽出さ
れた上澄み液の組成を他に記載されている如くして逆相HPLCおよび偏光HP
LCにより測定した。結果を表16に示す。
表16
シユードモナス種2G−8−5−1aによるR、5−NPCN加水分解基質
(加えられたμモル) NPCN NPAm NPAC5−NPCN R−NP
CN S−NPAm R−NTAm 5−NPAc R−NoAc
R,5−NPCN(0,95) 0.520.040.36 ND“ 0.52
11D O,040,36ND” ND=検出されなかった
1基質中に存在している痕跡量のR,S−NPAmに関して補正されたデータ
実施例16
工程i、 シュードモナス種2D−11−5−1cの凍結細胞ペーストの約10
mg試料を室温において1mLの燐酸塩緩衝液(0,1M、pH7,2)に加え
た。次に、40μLのジメチルスルホキシド中の約1μモルのR,5−NPCN
を加えた。28℃における撹拌しながらの48時間にわたる培養後に、反応を3
M H2SO4を用いてpH3,0に酸性化した。4容量の塩化メチレンを各試
料に加え、そして懸濁液を30分間撹拌した。塩化メチレン層を除去し、そして
窒素流の下で蒸発乾固させた。残渣を1mLのメタノール中に再溶解させた。抽
出された上澄み液の組成を他に記載されている如くして逆相HPLCおよび偏光
HPLOにより測定した。結果を表17に示す。
表1ユ
ンユードモナス種2D−11−5−1cによるR、5−NPCN加水分解HPL
C分析(回収されたμモル)
逆相1 偏光1
基質
R,5−NPCN(0,95) 0.660.090.40 ND” 0.66
0.05 0.05 0.4 ND’ ND=検出されなかった
ゝ基質中に存在している痕跡量のR,S−NPAmに関して補正されたデータ
実施例17
工程i、P、アラレオファシェンスMOB Cの凍結細胞ペーストの約2mg試
料を室温において1mLの燐酸塩緩衝液(0,1M5pH7゜2)に加えた。次
に、40μLのジメチルスルホキシド中の約1μモルのR,5−NPCNを加え
た。28℃における撹拌しながらの48時間にわたる培養後に、反応を3M H
,SO4を用いてpH3,0に酸性化した。4容量の塩化メチレンを各試料に加
え、そして懸濁液を30分間撹拌した。塩化メチレン層を除去し、モして窒素流
の下で蒸発乾固させた。
残渣を1mLのメタノール中に再溶解させた。抽出された上澄み液の組成を他に
記載されている如くして逆相HPLCおよび偏光HPLCiこより測定した。結
果を表18に示す。
表18
P、アラレオファシェンスMOB CによるR、5−NPCN加水分解基質
(加えられたμモル) NPCN NPAm NPAC5−NPCN R−NP
CN 5−NPAm R−NTAm 5−NPAc R−NoAc
R,5−NPCN(0,95) 0.660.17ND O,530,13ND
O,17ND ND” ND=検出されなかった
1基質中に存在している痕跡量のR,S−NPAmに関して補正されたデータ
実施例18
工程ii、1.0OfのS−CPIAmの16mLの水性塩酸(18%)中懸濁
液を撹拌し、そして加熱還流させた。懸濁液が加熱されるにつれて、固体が溶解
した。16時間後に、反応混合物を冷却した。沈澱しそしてスタラーの周囲で固
化した固体を塩化メチレンで抽出した。抽出物を蒸発させると、0.98gの無
色固体が残り、それをGCおよびHPLCの組み合わせにより分析した。GCに
よると主としてCPIA(92,3面積%)であり残りが未変化のアミドである
ことが示された。酸の構造は偏光HPLCによるとS−エナンチオマー(少なく
とも98゜2%)であると制定され、痕跡量だけのラセミ化されたR−エナンチ
オ工程tt、1.02gのS−CPIAmおよび15mLの濃塩酸を用いて反応
を実施例18中の如(して繰り返した。還流下での約16時間後に、反応混合物
を冷却し、そして沈澱した固体を濾過により集めそして空気乾燥した。0.96
gの無色固体が回収され、それをGC/質量分光計およびHPLCにより分析し
た。主成分はCPIA(96%)であり約4%が未変化のアミドであると同定さ
れた。偏光HPLCは、酸が96.6%のS−エナンチオマーおよび3.4%の
R−エナンチオマーであることを示した。
実施例20
工程tit、Igの湿っているアンベルライト”IRA−400(OH−形)を
10mLの5%NaOHで撹拌しながら10分間処理し、濾過し、そして洗浄液
が中性となるまで蒸留水で洗浄した。固体を25mLの無水エタノール中に懸濁
させ、そして1.06gのR−CPINを加えた。
これを撹拌しそして64時間にわたり加熱還流させた。濾過による樹脂の除去後
に、濾液を冷却しそして回転−蒸発させると、1.01gの無色油が残った。偏
光HPLC分析は、油がR−および5−CPINの50150混合物であること
を示した。
例えばCPINの如きR,Sアルキルニトリル類の相対的安定性および相対的に
強い反応条件下での対応する酸類への転化がないことを示す方法は下記の如(で
あった。9.70gのR,5−CPINの100mLの製塩酸中懸濁液を16時
間にわたり加熱還流させた。反応混合物を冷却しそして塩化メチレンで3回抽出
した。−緒にした抽出物を水で洗浄し、そして無水硫酸マグネシウム上で乾燥し
た。溶媒を除去すると無色油が残り、それをGCにより同定した。1種の主成分
(90%以上)が存在しており、認定された出発ニトリルと同じ保有時間を有し
ていた。
加水分解により生成されるであろう対応する酸に関する証拠はなかった。
補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8)平成5年3月18日
Claims (23)
- 1.式 ▲数式、化学式、表等があります▼I(R,S)[式中、 Aは ▲数式、化学式、表等があります▼A−1,▲数式、化学式、表等があります▼ A−2,▲数式、化学式、表等があります▼A−3,▲数式、化学式、表等があ ります▼A−4,▲数式、化学式、表等があります▼A−5,▲数式、化学式、 表等があります▼A−6,▲数式、化学式、表等があります▼A−7,▲数式、 化学式、表等があります▼A−8,▲数式、化学式、表等があります▼A−9, ▲数式、化学式、表等があります▼A−10および▲数式、化学式、表等があり ます▼A−11;からなる群から選択され、 R1はC1−C4アルキルであり、 R2はHまたはOHであり、 R3はH、Cl、OCF2H、(CH3)2CHCH2、H2C=C(CH3) CH2NH、 ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、 化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼;であり、 そして R4はClまたはFである] のニトリルを、ラセミ体ニトリルを対応するR−またはS−アミドに立体特異的 に変える生物学的物質と接触させることを含んでなる、該ニトリルを対応するア ミドに変える方法。
- 2.Aが群 ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、 化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学 式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、 表等があります▼ から選択され、そして R1がCH3およびCH(CH3)2から選択される、請求の範囲第1項に記載 の方法。
- 3.Aが群 ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学式、表等があります▼から選 択される、請求の範囲第2項に記載の方法。
- 4.ニトリルが群(2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチロニトリル、 2−(4−イソブチルフェニル)プロピオニトリルおよび2−(6−メトキシ− 2−ナフチル)−プロピオニトリルから選択される、請求の範囲第3項に記載の 方法。
- 5.ニトリルが群2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチロニトリルおよ び2−(6−メトキシ−2−ナフチル)プロピオニトリルから選択される、請求 の範囲第4項に記載の方法。
- 6.生物学的物質がシュードモナス(Pseudomonas)、モラクセラ( Moraxella)およびセレイシア(Serratia)群中に存在してい るかまたはそれらから誘導される、請求の範囲第1項に記載の方法。
- 7.生物学的物質がシュードモナス・ピュチダ(Putida)、モラクセラ種 およびセレイシア・リクエファシエンス(Liquefaciens)中に存在 しているかまたはそれらから誘導される、請求の範囲第6項に記載の方法。
- 8.生物学的物質がシュードモナス・ピュチダ中に存在しているかまたはそれら から誘導される、請求の範囲第7項に記載の方法。
- 9.生物学的物質がモラクセラ種中に存在しているかまたはそれらから誘導され る、請求の範囲第7項に記載の方法。
- 10.生物学的物質がセレイシア・リクエファシエンス中に存在しているかまた はそれらから誘導される、請求の範囲第7項に記載の方法。
- 11.エナンチオマー性アミドを対応する2−アルカン酸に加水分解する追加の 工程を含んでいる、請求の範囲第1項に記載の方法。
- 12.アミドを酸に加水分解するために強鉱酸を使用する、請求の範囲第11項 に記載の方法。
- 13.アミドを酸に加水分解するために生物学的物質を使用する、請求の範囲第 11項に記載の方法。
- 14.生物学的物質がブレヴィバクテリウム(Brevibacterium) 、コリネバクテリウム(Corvnebacterium)、シュードモナス、 モラクセラおよびセレイシア中に存在しているかまたはそれらから誘導される、 請求の範囲第13項に記載の方法。
- 15.エナンチオマー性2−アルカン酸を連続的に除表し、強塩基性イオン−交 換樹脂と接触させることによりニトリル−酸反応のエナンチオマー性ニトリル副 生物をラセミ化し、そしてラセミ体ニトリルを再循環させることを含んでなる、 R2がHである請求の範囲第11項に記載のエナンチオマー性2−アルカン酸の 連続的製造方法。
- 16.イオン交換樹脂が第四級水酸化アンモニウム官能基を含有している架橋結 合された共重合体である、請求の範囲第15項に記載の方法。
- 17.▲数式、化学式、表等があります▼のR−またはS−エナンチオマーと式 ▲数式、化学式、表等があります▼ のR−またはS−アミドとの混合物を強鉱酸または生物学的物質の存在下で加水 分解することによる、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の酸の製造方法: [式中、 ▲数式、化学式、表等があります▼A−1,▲数式、化学式、表等があります▼ A−2,▲数式、化学式、表等があります▼A−3,▲数式、化学式、表等があ ります▼A−4,▲数式、化学式、表等があります▼A−5,▲数式、化学式、 表等があります▼A−6,▲数式、化学式、表等があります▼A−7,▲数式、 化学式、表等があります▼A−8,▲数式、化学式、表等があります▼A−9, ▲数式、化学式、表等があります▼A−10および▲数式、化学式、表等があり ます▼A−11;からなる群から選択され、 R1はC1−C4アルキルであり、 R2はHまたはOHであり、 R3はH、Cl、OCF2H、(CH3)2CHCH2、H2C=C(CH3) CH2NH、 ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、 化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼;であり、 そして R4はClまたはFである]。
- 18.鉱酸がHCIであり、そして生物学的物質がプレヴィバクテリウム(Br evibacterium)、コリネバクテリウム(Corynebacter ium)、シュードモナス、セレイシアおよびモラクセラ中に存在しているかま たはそれらから誘導される、請求の範囲第17項に記載の方法。
- 19.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ のエナンチオマー性R−またはS−ニトリルを強塩基性イオン−交換樹脂と接触 させることを含んでなる、該ニトリルのエナンチオマー性R−またはS−ニトリ ルをラセミ化する方法。
- 20.イオン−交換樹脂が第四級水酸化アンモニウム官能基を含有している架橋 結合された共重合体である、請求の範囲第19項に記載の方法。
- 21.アミドが2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチルアミド、2−( 4−イソブチルフェニル)プロピオアミドおよび2−(6−メトキシ−2−ナフ チル)プロピオアミド群から選択される、請求の範囲第11−18項のいずれか に記載の方法。
- 22.ニトリルが2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチロニトリル、2 −(4−イソブチルフェニル)プロピオニトリルおよび2−(6−メトキシ−2 −ナフチル)−プロピオニトリル群から選択される、請求の範囲第19−20項 のいずれかに記載の方法。
- 23.ラセミ体ニトリルを対応するR−またはS−アミドに立体特異的に変える 、シュードモナス種3L−G−1−5−1a、シュードモナス種2G−8−5− 1a、P.ピュチダ5B−MGN−2pおよびP.アウレオファシエンス(Au reofaciens)MOBC2−1、またはそれらの変異体もしくは突然変 異体中に存在しているかまたはそれらから誘導される生物学的物質。
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