JPH06505444A - 加工材を緊締するための構成エレメント系 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 加工材を緊締するための構成エレメント系［技術分野］ 本発明は、請求の範囲の請求項１に上位概念として記載した形式の構成エレメン ト系に関するものである。

［背景技術］ 前記形式の公知の装置では、装置ベースプレートは、交差する網目状に配置され た複数のＴ形溝を有し、該Ｔ形溝は、雌ねじ山付きＴ形溝ブロックを受容するた めのものである。Ｔ形溝の上向きのくびれた区域はねじを通すために定められて いるばかりでな（、同時に嵌合溝として構成されている。前記装はその下部支承 面に、前記ベースプレートのＴ形溝に対して鏡面対称に配置された１つのＴ形溝 を有している。並置されて互いに整合するＴ形溝内には、正確に嵌合する複式Ｔ 形溝ブロックが挿入される。

複式Ｔ形溝ブロックは２分割式に構成されており、かつ両ブロック部分は共通の 結合ねじによって緊定される。この結合部の安定性は実質的にねじ継手の強度に よって決まる。その場合、嵌合・緊締部材としての複式Ｔ形溝は、Ｘ軸方向又は Ｙ軸方向の剪断力を吸収しなければならない、装置構造内において前記形式の結 合部を設ける数が増加するに応じて精度誤差と安定性損失は大きくなる。公知の 装置に内在する別の重要な欠点は、継手エレメントへのアクセスを容易にするた めに、装置部分相互を固定するためだけの孔と溝を必要とすることである。この ように構成された加工材支持体又は装置支持体は、切欠き部を設けることを不可 欠とするゆえに、その利用可能性が局限されている。

［発明の開示］ 冒頭で述べた背景技術を出発点とする本発明の課題は、組立が極めて可変性に富 み、かつ、ねじを用いずにＸ−Ｙ軸平面内において緊締部材を簡便かつ確実に位 置固定できるような構成エレメント系を提供することである。

前記課題を解決する本発明の構成手段は、隣合った凸段部の基準面間の間隔が、 同一の凸段部の基準面の間隔に等しいか、又はその整数倍である点にある。

この場合、前記凸段部は平面図で見て多角形、殊に正方形の形状に構成されてい るのが、特に有利である。

凸段部間に、該凸段部のＸ−Ｙ軸方向の寸法の整数倍に相当する間隔を設けるこ とによって、構成エレメント系の高い融通性が得られる。凸段部間に残存する間 隔は、多種多様の緊締部材を受容するために極めて適している。

この場合、凸段部と緊締部材との間に付加的な結合エレメント例えば締付は楔な どを設けることも容易に可能になる。

［図面の簡単な説明］ 図１は規則的な網目パターンで凸段部を配置したペース部材の斜視図である。

図２は特別の相補的な緊締部材と共に示したペース部材の平面図である。

図３は図２のＩ　Ｉ　Ｉ−Ｉ　Ｉ　Ｉ線に沿った断面図である。

図４は１つの固定位置例で示したペース部材と緊締部材との平面図である。

［発明を実施するための最良の形態コ 次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。

規則的な網目パターンで配置された複数の（図示の実施例では般子状の正六面体 形）凸段部６が設けられている。前記凸段部６はサイド基準面６ａ、６ｂ並びに 、Ｚ軸方向に向いた上向きの基準面６Ｃを有している。基準面６ｃに対して平行 にベース部材１の基準面１ａが延在している。

夫々同一の凸段部６の互いに対向した２つのサイド基準面６ａ又は６ｂ間の間隔 ａは図示の実施例では、隣り同士の異なった凸段部６のサイド基準面間特表平６ −５０５４４４　（３） の間隔すに等しい。

符号２で示した緊締部材はベース面領域を有し、該ベース面領域を起点として複 数の凸段部１２がＺ軸方向に張出している。緊締部材２の該凸段部１２は各凸段 部毎に、２つの互いに平行に延びる基準面２ａ、２ｂを有している。符号１２ｃ は凸段部１２の支承面である０図２乃至図４に示した構成では前記支承面１２ｃ は基準面ｌａ上に載設されている。

夫々同一の凸段部１２に設けられている互いに対向した基準面１２ａ、１２ｂの 間隔は、図示の実施例では間隔ａに等しい。

図４ではペース部材ｌ上に位置固定された緊締部材２が図示されている。この場 合緊縛部材２の背面つまり基準面２ａは上向きである。緊締部材２は４つの締付 は楔３．４並びにシム片５によって図示のポジションに位置固定される。Ｘ軸方 向の位置固定は前記の締付は楔とシム片とを介して行われ、Ｙ軸方向の位置固定 は、凸段部６における間隔ａと凸段部１２における間隔すとが互いに等しいとい う事実から得られる。

フロントページの続き （７２）発明者　ヴイーメルス、　フランクドイツ連邦共和国　Ｄ−４７９４へ −ヴエルホーフ　ィンドウストリーシュトラーセ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．Ｘ−Ｙ軸平面内で延びるベース部部材と、該ベース部材上で種々異なった選 択可能なポジションに固定可能な少なくとも１つの緊締部材とが設けられており 、、前記ベース部材が、前記Ｘ−Ｙ軸平面内で規則的な網目パターンで配置され ていて支承面として構成された表面を有する複数の凸設部を備え、該凸設部が夫 々Ｚ軸方向に向いた基準面を有し、場合によっては、前記凸設部と緊締部材との 間に結合エレメントが延在している形式の、特に機械に加工材を保持、緊締及び ／又は位置決めする装値を構成するための構成エレメント系において、隣合った 凸設部（６）の基準面（６ａ；６ｂ）間の間隔（ｂ）が、同一の凸設部（６）の 基準面（６ａ；６ｂ）の間隔（ａ）に等しいか、又はその整数倍であることを特 徴とする、加工材を緊締するための構成エレメント系。
2. ２．凸設部（６）が平面図で見て多角形に構成されている、請求項１記載の構成 エレメント系。
3. ３．凸設部（６）が平面図で見て正方形に構成されている、請求項１記載の構成 エレメント系。
4. ４．凸設部（６）が平面図で見て円形である、請求項１記載の構成エレメント系 。
5. ５．緊締部材（２）がベース面領域を有し、該ベース面領域が、Ｘ−Ｙ軸面内で 規則的な網目パターンで配置されていて夫々Ｚ軸方向に向いた基準面（１２ａ， １２ｂ）を有する複数の凸設部（１２）を備え、前記緊締部材（２）の凸設部（ １２）がＺ軸方向でベース部材（１）の方に向いており、かつ前記緊締部材（２ ）の背面が支承面として構成されており、しかも記記ベース面領域に設けられて いて隣合った凸設部（１２）の基準面（１２ａ；１２ｂ）間の間隔（ｂ）が、ベ ース部材（１）の同一凸設部（６）における基準面（６ａ；６ｂ）間の間隔（ａ ）に等しいか、又はその整数倍である、請求項１から４までのいずれか１項記載 の構成エレメント系。
6. ６．ベース面領域における隣合った凸設部（１２）の基準面間の間隔（ａ）と、 ベース部材における隣合った凸設部（６）の基準面の間隔（ｂ）とが等しいか、 又は前記の両間隔が互いに整数比の関係にある、請求項５記載の構成エレメント 系。