JPH06505083A - 混合弁の調節ユニットと調節ユニットのピストン・スライド - Google Patents

混合弁の調節ユニットと調節ユニットのピストン・スライド

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JPH06505083A JP4503813A JP50381392A JPH06505083A JP H06505083 A JPH06505083 A JP H06505083A JP 4503813 A JP4503813 A JP 4503813A JP 50381392 A JP50381392 A JP 50381392A JP H06505083 A JPH06505083 A JP H06505083A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求項1の前文に定義される種類の混合弁調節ユニットに関する。
背景技術 この種の調節ユニットは種々の異なる型式の混合弁と共に使用することができる 。調節ユニットに送られる熱水と冷水の間に生ずることのある圧力差をなくすよ うに機能する圧力感応要素の、調節ユニット内の仕組みは、非常に重要な基準に 則る。給水システムに接続される枝管の中に、例えば熱水または冷水が導入され る結果、送水管の一つに圧力降下が起きることが実際によくあるからである。こ の種の圧力感応要素は、生ずることのある圧力差を償却し、弁の温度感応部品に 等しい量の流れを送ることを確実にする。混合弁が設定されている温度の水を得 るために、このことが必要である。
しかし、混合弁に利用できる空間は制約されており、従って圧力均等化または圧 力平衡化要素が設けられた調節ユニットが小型にまとめられた構造を有すること が大切である。
さらに、調節ユニットは簡単で信頼性のある構造を有し、容易に手入れすること ができて、整備または交換の目的で混合弁から調節ユニットの可動要素を容易に 取り外せることが望ましい。
調節ユニットの要素の寸法を決める時、本発明を適用する種類の混合弁は、シス テムの少なくとも熱水側から冷水側に水が流れるのを防止するように働く逆止め 弁を1個以上設ける必要がよくあることも記憶しておかなければならない。
SE、 B、 7403239−2 (公報第383.404号)(ヴアーガー ダVargarda)は混合弁を説明し図解するが、この弁には温度制御ノブが 設けられ、圧力制御もなされる、つまり弁に送られる熱水および冷水の圧力の差 をなくすようにもされている。しかしこの混合弁はサーモスタット部品を欠いて おり、送られる水の量は温度制御ノブの近くにあるハンドルによって制御される 。その結果、サーモスタット制御の仕組みを欠くこの公知の混合弁で正確に温度 を制御することは不可能である。
SE、 B、 7409845−0 (公報第406.968号)(ポンダ・ム ーソンPont−a−Mousson)は混合蛇口内に形成される混合器ハウジ ング内のインサートを説明し、図解する。このインサートには、温度制御ユニッ トが設けられ、流量制御弁としても機能するように意図され、流量制御ノブの近 くに温度制御ノブを有する。
混合弁インサートはその縦軸線回りに回転対称形であり、インサートの一端を混 合器ハウジングの中に捩じ込むことができる。しかし、インサートは圧力均等化 装置を欠き、配水システムの中に圧力波がある場合、機能不良となる。
SE、 B、 7705979−8 (公報第432.649号)(オーラス0 ras)は、混合弁用に意図された均等化装置を説明し、図解するが、これは水 の流れ方向に見て、実際の混合弁の上流にあり、熱水と冷水それぞれのための調 整自在の貫流開口部を形成するスライドを含み、該スライドは、貫流開口部の面 積を調整するように、それぞれの水圧に対して逆の方向に軸方向に動く。スライ ドはサーモ素子に機械的に結合され、素子は弁に送られる熱水と冷水の量を制御 するように、水温に感応してスライドを動かす。
この場合、圧力補償と温度制御の両方に同じスライドを用いる。実地において成 功裡にこれを達成するのが不可能に思われるであろうし、事実、この構成はいわ ゆる机上の発明製品であり、実地では決してうまく機能しない。他の公知の混合 弁と同じ(、この公報が教える混合弁の欠点は、サーモスタットが温度制御本体 の領域にあり(実際に、記載された構造内の温度制御本体の中に収容される)、 このことはサーモスタット部品が最終的な混合温度でない温度を検出し、これが 混合弁の特性を損なう、つまり弁が期待されるほど有効でないことを意味本発明 の主たる目的は、前記欠点および他の公知の調節ユニットの欠点を回避し、使用 される配水システムの特性に容易に合わせることのできる混合弁調節ユニットを 与えることである。
本発明のいま一つの目的は、その同じユニットの中に信頼性の高い圧力均等化装 置とサーモスタット制御装置を含む、軸方向長さの短い、簡単なインサートを与 える1 ことである。
] 本発明のさらにもう一つの目的は、必要な時に可動部品を容易に取外して交 換することができ、蛇口から出る混合水の予め設定された温度を維持する能力に 関して少なからぬ高信頼性を有する、前記種類の調節ユニットを与えることであ る。
発明の開示 本発明の調節ユニットにより上記その他の目的が達成され、該ユニットの主な特 徴は請求項1の特徴項に述べられる。
調節弁の本体とピストン・スライドは同心であり、これらの要素の一方は他方の 要素の中に少なくとも部分的に収容されているので、調節ユニットの軸方向長さ は比較的小さく、そのため、混合弁の全体は小さくまとまった構造をとることが できる。
この小さくまとまった構造にも拘らず、サーモスタット素子は温度調節本体とピ ストン・スライドの双方の片側に置くことができ、その結果、サーモスタット素 子は混合水の温度を検出し、このことは、混合弁が所要温度の水を送り出す精度 を大幅に高める。
調節ユニットの可動部品は金属またはプラスチックから作ることができ、またピ ストン・スライドと圧力調節ピストンは入籍(いれこ)になっているので、容易 に分解することができる。よって、必要が生じた場合には、該要素の一つを他方 から取外すことなく、両方同時に新しい要素と交換することができる。
これに反し、両方の要素を交換する必要がない場合には、ピストン・スライドを 調節弁本体から容易に取外すことができる。
サーモスタット素子の活動部品は調節弁本体の端面に係合することが望ましく、 このことは、ピストン・スライドが調節弁本体の中に収容されている時も、また その逆の時も、両方ともにあてはまる。
一実施例によれば、ピストン・スライド全体は調節弁本体内に収容され、温度変 化に感応して該本体と共に動き、また圧力変化に感応して、圧力差をなくするよ うに該本体に対して動くことができる。
よってこれらの場合、調節弁本体は、ハウジングまたはケーシングを形成し、そ れはピストン・スライドを取り囲んで、熱水と冷水の供給と排出のためのそれぞ れのポート開口部を設けられると見做すことができる。よって、弁本体がサーモ スタット要素によって移動させられる時、ピストン・スライドも移動する。しか しピストン・スライドと弁本体の相対位置は、熱水と冷水に生じた圧力差に関連 してのみ影響される。そのような圧力差をなくすために、ピストン・スライドが 弁本体の中で移動するからである。
この実施例の場合、ピストン・スライドは2個の中央の、第一の周囲密封表面を 有し、該表面はピストン・スライドの位置に従って、弁本体内の該当するポート 開口部の異なる面積を覆う。該開口部は、スライドが移動自在になっている弁本 体の内部に出入りする熱水と冷水の流入と流出のためのものである。
同時に、水圧がピストン・スライドの部品にある穴を通ってピストン・スライド の開放端に作用することができ、該部品は例えば該密封表面の間にあるスリーブ 形部品である。
調節弁本体はまた、1個の固定スリーブの中に突き出る中央絞りフランジを含む ことが望ましく、該スリーブは、1個のポート開口部を囲み、数個の部品を含む ことが望ましく、該弁本体は該スリーブに対し相対移動自在である。ピストン・ スライド内の圧力均等化の後、所要の温度に基づき、絞りフランジの異なる側に あるそれぞれのポート開口部に送られる熱水と冷水の流れを制御するように、絞 りフランジが形成されている。
この実施例では、弁本体は、絞りフランジの両側にもう2個のフランジが設けら れ、これらのフランジは絞りフランジよりも直径が小さく、それぞれのOリング が設けられることが望ましい。これらフランジはスリーブと共にそれぞれ熱水と 冷水のための入口室と出口室とを画成し、該室は半径方向ポート開口部を有し、 該開口部の有効面積は、ピストン・スライドの相応した運動と共にそれぞれ増減 する。
望ましい実施例によれは、調節弁本体が2個の部品を含み、該部品が絞りフラン ジの領域でねじこまれ、ピストン・スライドの挿入後にねじ結合されて一つのユ ニットを形成する時、殊に単純な構造が得られる。代わりに、本体部品はスナッ プ・オン継手によって結合することもできる。よってこの組立体の全体を必要に 応じて交換できるし、または弁本体を組立体から取外し、該2個の要素の他方を 残して、交換することもできる。
この実施例の変形の場合、弁本体は少なくとも部分的にピストン・スライドの中 に収容され、一方、弁本体および/またはピストン・スライドは中央の周囲シー ルを有し、該シールは弁本体とピストン・スライドの間に熱水室と冷水室とを画 成する。
この本発明の別の実施例もまた所要の小さくまとまった形式を有する。ユニット の2個の主要要素のいずれもが、効果的に機能するために大きな直径を有する必 要はなく、そのため該ユニットの半径方向寸法を減じることができる。実地にお いて、本実施例のピストン・スライドにある半径方向ポート開口部は、有効ポー ト面積を調整し、入ってくる熱水と冷水の圧力を平衡させるように、回りのスリ ーブにある半径方向ポート開口部と協働する。
それに加えて、弁本体の端面は、所要の温度に従って、垂直の固定密封表面と協 働して、それぞれ熱水と冷水の流れを制御する。
これら主要実施例のいずれを選んだとしても、本発明の調節弁ユニットは混合弁 内にほぼ恒久的に取付けることもできるし、または混合弁の中にねじこむことが できて、温度設定ノブが設けられるインサートの形をとることもできる。
このインサートは随意に他の型式のインサートと交換自在である。例えば、温度 制御装置のみが設けられたインサート、または圧力制御装置のみが設けられたイ ンサートである。異なる状況の基に選択されるインサートの型式は、使用される 配水システムの特性によって決まる。
本発明はまた前記種類の調節ユニットのピストン・スライドにも関し、このピス トン・スライドの特徴は添付の請求項14および15に述べられている。
この種のピストン・スライドは冷水配水管内の圧力が下がった場合に殊に有利で ある。このスライドは、熱水が調節ユニットの冷水側に流れるという、重大なや けどを負う可能性のある事故を防止するからである。
請求項15に定義されるスライドの実施例は別の利点を有する。それは、ピスト ン・スライドの相互に結合される弾性部品が相互に対して僅かに動くことができ 、それによりスライドが回りの要素、例えば弁本体、の中で拘束または捕捉され る恐れを回避することである。
以下にいくつかの実施例を参照しつつ、また添付図面を参照しつつ、本発明をよ り詳細に説明する。
図面の簡単な説明 図1は、流量調節ノブを設けられた混合弁ハウジングの断面図である。弁ハウジ ングの、流量調節ノブとは反対側の端にねじこまれたインサートの中に収納され る本発明の調節ユニットが弁に設けられる。
図2は、本発明の第一の実施例によって構成される調節ユニットを有する、図1 に示すインサートの部分切取側面図である。
図3は、調節ユニットに含まれる調節弁本体の斜視図である。
図4は、図3に示す弁本体内に収容される圧力平衡ピストン・スライドを共同で 形成する2個の同形部品と1個のシールリングを含む分解図である。
図5は、図4に示す部品から成る組立て済みのピストン・スライドのの斜視図で ある。
図6は、図2に示すインサートに似ているが、少し変形された弁本体を有するイ ンサートの部分切取側面図である。
図7は、調節ユニットの中に含まれる図6のインサートの要素を図解し、また協 働するサーモスタット素子をも示す分解図である。
図8は、弁本体がピストン・スライド内に収容された、本発明の代替調節ユニッ トを設けられたインサートの、上から見た部分切取図である。
図9は、図8に図解するユニットのサーモスタット素子およびピストン・スライ ドを有する調節弁本体の分解図である。
最後に、図10は、図8に示すインサートの中の調節ユニットの中央部分の拡大 図である。
望ましい実施例の形態 図1は、ねじ切りされた開口部3.4を両端に設けられた弁ハウジング2を含む 混合弁1の断面図である。
開口部3には流量調節ノブ、つまり制御ノブ15がねじこまれ、該ノブには出口 弁本体16が結合され、弁本体は、出口開口部12を通して混合弁から送られる 水の流れを調節、または制御するように機能する。
弁ハウジング2の他方の開口部4にはインサート30がねじこまれ、インサート 30は温度調節ノブ、つまり制御ノブ35が設けられ、また調節ユニットを収容 する。この調節ユニットの種々の実施例を後で詳しく説明する。
弁ハウジング2にはまた、冷水入口開口部5を含むねじ継手と、熱水入口開口部 7を含むねじ継手とが設けられる。チェツキ弁、つまり逆止め弁105.107 がそれぞれの開口部に接続される。
入口開口部5.7の各々はそれぞれ冷水室6および熱水室8に接続され、これら の室は第一の隔壁2aによって相互に分離される。
弁ハウジングはまた第二の隔壁2bを含み、この隔壁は隔壁の他方の側にある混 合室9から熱水入口室8を分離する。
弁ハウジング2はまた第三の隔壁2Cを含み、該隔壁には出口弁の本体16のた めの弁座11が設けられる。
第三の隔壁は混合室9を出口室10から分離し、出口室10は混合弁の出口開口 部12に連通ずる。第一と第二の隔壁2a、2bはそれぞれ開口部17.19を 含む。
ハウジングの端開口部4にねじこまれたインサート30には温度制御ノブ35が 設けられる。インサート30の前端は開口部19に受承されて、0リング32に よって密封される。インサートのもう一つの部分は開口部17に受承されて、0 リング32によって密封される。
インサートのさらに別の部分はそれぞれ開口部18および4に受承され、該部分 にはそれぞれOリング41および41′が設けられる。冷水の室6と熱水の室8 とは、このようにして相互から密封され、また混合室9から密封される。
つぎに、図2に図解する内部調節ユニットを、lI!J2ないし図5を参照しな がら、より詳しく説明する。
調節ユニットは2個の相互に同心の部分を含む。一つは、おおまかに言ってサー モスタット素子45と温度調節本体50(図3に示される)とを関連の可動ピン 46と共に含む温度感応部分であり、もう一つは、温度調節本体50内に軸方向 運動するように収容されるピストン・スライド60(図5に示す)を主に含む温 度感応部分である。
サーモスタット素子45が加熱されると、素子は膨張してピン46を移動させ、 そのため、サーモスタット素子45は温度調節弁本体50を、戻しバネ80の作 用に抗して図2の右方に移動させる。ピストン・スライド60は、この運動に追 従し、また周囲の混合室40の温度が下がるにつれてサーモスタット素子45が 収縮する時、バネ80の作用による、図2の左方への弁本体の戻り運動にも追従 する。
ピストン・スライド60の方は、送られる熱水と冷水に生じている圧力差に応答 して、回りの温度調節弁本体50に対して軸方向に両方向に移動することができ る。
この実施態様を以下により詳しく説明する。しかし、図3および図4.5をそれ ぞれ参照しながら、温度調節弁本体50およびピストン・スライド60の構成を 先ず説明する。
温度調節弁本体50は、ねじ結合することのできる2個の半部51.52を含む 中空のスリーブ状本体を含む。
スリーブ半部51はねじを切った端フランジ51aj有し、これはスリーブ半部 52の対応する端フランジ52a上のめねじ部に協働する。よって、2個のスリ ーブ半部51.52は、ピストン・スライドを挿入した後で結合することができ る。
端フランジ52aは調節弁本体上の絞りフランジを形成する。この絞りフランジ の半径方向部分は回りのスリーブ81(図2参照)にある周壁開口部の端表面8 1a、81bと協働するが、スリーブ81はねじ結合される2個の半部から成っ て、混合室40に送られる前に、スリーブ81を囲む空間86に送られる冷水お よび熱水のためのそれぞれの2個の隙間84.85の幅を決定する。この幅は弁 本体50の軸方向位置によって決まる。
弁本体の部品51はまた2個の軸方向スリーブ部分51b、51d、フランジ5 1C1および端フランジ51eを含む。スリーブ部分51d、51bの各々には 、それぞれポート開口部54.55が設けられ、該開口部は調節弁本体50の内 部に送られ、また内部から出される冷水のための、それぞれ入口および出口とし て働く。
フランジ51c、51eにはそれぞれOリング53.53′が設けられ、これら のOリングは周壁溝にはめこまれ、弁本体50と回りのスリーブ81の間の室8 7.88を密封する。
対照的に弁本体半部52は軸方向部分52b、52d、それぞれ0リング53. 53−をはめられたフランジ52c、52e、および図2の弁本体の右部分の内 部への熱水のための入口、出口の開口部56.57を有する。
周囲室89.90がフランジ52cのそれぞれの側に限定される。
前記したように、弁本体50はサーモスタット素子55が加熱された時、図2の 右方に移動する。この弁本体の運動は従来のように、隙間84.85の幅を調整 するようにノブ35を回しても得られる。
図4および図5から判るように、ピストン・スライド60は2個の同じ形の部品 を含み、各々は2個の端フランジ61 a % 61 cと1個の中心の中間ス リーブ部分61bとが設けられる。中心部分61bは2個の互いに対向する半径 方向孔63を有する。外方端フランジ61aは開放しているのに対して、端フラ ンジ61cの相互に対面する端は閉鎖している。
この2個の部品61は外方に突き出る継手装置によって結合することができ、該 装置は軸方向部分61eと半径方向のほぼ半円形部分61dとを有し、これら半 円形部分がかけ合わせられる。組み立て状態では、密封リング64が継手装置6 1d、61eの上に係合し、リング64の外径は端フランジ61cの外径よりも 少し大きい。
密封リング64は部品61を結合し、それぞれ熱水および冷水を受け入れるピス トン・スライド60の中および外で部品61の間のシールを与える。図から判る ように、ピストンリング64は、弁本体のフランジ51a、52aに設けられる (ぼみ99の中を移動することができる。
図2の太線の下向き矢印Aと上向き矢印Bによって示されるように、インサート 30の内部にあるスリーブ要素81の半径方向内方に向かって、冷水は開口部3 6を通り、熱水は開口部37を通って、それぞれの室87、90に入る。
冷水は、弁本体50の内部にあるピストン拳スライド60のフランジ61a、6 1bの間のポート開口部54を通って室100に入る。
熱水は、対応する態様で、該弁本体50の内部の室101に入る。
冷水および熱水はピストン・スライド60の左部分と右部分の内部に、孔63を 通って入り、それぞれの端開口部62を介して、それぞれの端フランジ61aの 円環形端面61fに作用する。
熱水人口37内の圧力が下がった時、図2のピストン・スライド60は右に動か され、弁本体のポート開口部56を広げて、圧力差を平衡させる。
もしも冷水圧力が落ちるならば、ピストン・スライド60は左に動かされる結果 、圧力差はそれ相応に平衡する。
よって、圧力の等しい熱水と冷水の流れが絞りフランジ51 as 52 aの 両側の室88および89に送られる。
従って、絞りフランジ51 as 52 aの両側の隙間84.85を通る冷水 および熱水の量は、水温とノブの設定のみによって決まる。
混合水は、スリーブ81内の円形室を介して、サーモスタット素子45のある混 合室40に供給される。この場合、冷水と熱水とは混合室のこの位置において既 に十分に混合されているので、弁本体50はサーモスタット素子によって正確に 制御される。出口開口部42を通って、矢印Cの方向に出る混合水は、従って精 密に所要温度になっている。
図6および図7は、いま一つの実施例を図解し、この実施例は、構成と作動方法 に関しては前記実施例に似ているが、その構造設計については少し異なる。
この実施例のピストン・スライド60′は単体構造であり、中央のOリング64 ′が設けられる。温度調節弁本体50′は、ピストン・スライドを該本体内に挿 入できるように両端が開口した、単一の一体部品である。スライドの挿入後、本 体の両端はそれぞれ端板58.59によって閉じられ、サーモスタット素子45 ′が端板59に当接して配置される。
前記実施例のスリーブ81の代わりに、構造が少し異なるスリーブ81′が用い られる。中でも、スリーブ81′は、弁本体50′のより狭い幅の絞りフランジ 50′を受承するように、より狭い開口部を有する。このように隙間84.85 が形成されるこの開口部は、スリーブ81′の直径が急減する領域にある。
この実施例の作動態様は、図2ないし図5に図解する実施例を引用して先に説明 したことと同様である。
図8ないし図10に図解する実施例は、温度調節弁本体50′が圧力調節要素、 つまり圧力制御要素60′の中に同心状に配置され、該要素は両端が開口したス リーブの形をとっている点が主として前記実施例と異なる。
温度調節弁本体50′はスリーブ60′内の2個の位置の間を移動自在である。
前記実施例と同様に、2個の端位置の間の調節弁本体の運動は、加熱されて膨張 すると同時に転送要素46′を左に動かすサーモスタット素子45′によって制 御される。
この運動は戻しバネ80′の作用に抗して生ずる。このバネは、インサート30 #の左端の熱水弁座38′にある肩と、転送要素46′を調節弁本体50′に結 合する軸方向帯板要素47′の端縁との間に保持される。
サーモスタット素子45′の位置は、従来の態様で温度制御ノブ35によって設 定される。サーモスタット素子は同時に、公知の要素の媒体によって、制御ノブ 35により不整される。
弁は、該当する隙間84.85の面積を減じるように、前記のやり方で温度調節 弁本体50’を右または左に動かすことにより、所要の温度に調節される。
図10は、外側スリーブ33′によって囲まれ、0リング52′を受承する溝5 1’bを有する温度調節弁本体50′をより大きな尺度で図解する。圧力感応部 品、即ちスリーブ60′の作動機能は、前記実施例と同じで、熱水および冷水の 圧力差がある場合、圧力を平衡させる、つまり等しくする。
前記のように、調節弁本体50′の外径は先に説明した実施例の調節弁本体の直 径よりも小さいが、前記実施例同様にサーモスタット素子45と協働して同じよ うに作動する。調節弁本体50’は回りを囲む圧力制御ピストン60′の中に収 容され、該ピストンは回りのスリーブ33′の内径に等しい外径の部分を有して いて、ピストン60′の端面に作用する冷水入口36と熱水人口37の中の圧力 の差の作用により、ピストン60′がスリーブ33′内で移動自在となる。
ピストン60′はまた、図10に示す中央の密封部品61′bの両側に長穴状入 口開口部62’ 、63’を有する。
温度制御ピストン60′と温度調節弁本体50′の間に空間75’ 、76’が 形成され、該空間を通して冷水と熱水がそれぞれインサートの内方空間39’  、40’に送られる。
また温度感応部品が圧力感応部品の中に同心状に取り付けられるので、本実施例 の調節ユニットの軸方向長さは短い。
以上説明した実施例の全部において、調節ユニットは混合弁の一端にねじこむこ とのできるインサートを含む。
他の、より簡単な構造のインサート、例えば温度感応部品だけ、または圧力感応 部品だけを含むインサートと交換できるように、インサートは交換自在に取り付 けることさができる。この種の、より簡単なインサートは配水システムの特性が 比較的一定している場合に有用であることがあり、この場合、システムが暫くの 期間、運用された後に、より多くの蛇口箇所が取付けられ、それに伴って、例え ばシステム内の圧力変動の恐れが増すような時、本発明のインサートの適当な用 途が見い出されるこがある。
しかし、本発明の調節ユニットは前記種類のインサートの中に含む必要がないこ とを強調したい。本発明の概念は、調節ユニットがほぼ恒久的装備品である他の 型式の混合弁にも同様に使用できる。
図5に図解される、2個の同形のスライド半部(図4)を含むピストン・スライ ドであって、密封リング64と協働して相互に係合する継手装置61e、61d によって該スライド半部が結合されているピストン・スライド60は、2個のス ライド半部61が相互に対して動く能力があるので、殊に適している。この能力 は、回りの調節弁本体50の中でピストン拳スライドがつかえたり、ひっかかっ たりする恐れをなくする。
例えば、図2で冷水入口36内の圧力が降下した場合、ピストン・スライド60 は図の左方に動く。熱水入口56はその時閉じるであろうが、それにも拘らず熱 水は依然として周囲の密封表面61cを介して冷水側に漏れ続け、それに伴いや けどのおそれが生じる危険がある。
しかし、ピストン・スライド60が左方に動く時、弁本体内で動いて表面51a ′に衝接する密封リング64によって、この恐れがな(なる。これはシステムの 冷水側に熱水が侵入するのを効果的に防止するからである。
熱水側の圧力が降下した場合、熱水側への冷水の侵入が同様なやり方で防止され るが、この場合、ピストン・スライドは図2の右方に動く。
密封リングはこのように2重の目的を有し、一つはピストン・スライドの組立部 品61を、部品の僅かな相対運動の可能性を保ちつつ、結合保持すること、もう 一つは前記の仕方で周囲の密封表面51a′、52a′と協働して、望ましくな い水漏れを防止することである。
−rr−=:==アー− 補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の7第1項)平成5年 7月 15日 111 ′ 園 1 国際出願番号 PCT/5E92100035 3 特許出願人 住 所 スウェーデン国、ニス−79227モーラ、名称 エフエム・マトソン eアーベー 4代理人 住 所 東京都千代田区永田町1丁目11番28号相互永田町ビルディング8階 請求の範囲 1、熱水と冷水の混合弁のための調節ユニットであって:a、軸方向に移動自在 のピストン・スライド(60;60′)を有する圧力感応部品において、該ピス トン・スライドは送られた熱水と冷水の間に生ずる圧力差をなくすように機能し て、実質的に同じ圧力の熱水流と冷水流が該圧力感応部品から出るようにする圧 力感応部品; b、サーモスタット素子(45;45’)によって活動化され、軸方向に移動自 在の調節弁本体(50;50’ ;50’)を含み、該弁本体が混合水の温度に 従って移動する、温度感応部品: を含み、該調節弁本体(50;50’ ;50’)および該ピストン・スライド (60;60’)が相互に同心でありこれらの要素の一方が他方の中に少なくと も部分的に収容されること、を特徴とする調節ユニット。
2、該ピストン・スライド(60;60’)と同心である該調節弁本体(50; 50’ ;50’)の軸方向の片側にある混合室(40,40’)の中に該サー モスタット素子(45;45’)の少なくとも主要部が位置することを特徴とす る請求項1の調節ユニット。
3、該サーモスタット素子(45;45’)、または該素子と協働する部品が、 該弁本体(50;50’ ;50′)の端面に係合することを特徴とする請求項 2の調節ユニット。
4、ピストン・スライド(60;60’)の全体が該弁本体(50;50’)内 に位置し、温度変化に感応して該弁本体と共に移動し、また圧力差がある場合に 、該圧力差をなくするように該弁本体に対して移動することを特徴とする請求項 工ないし3の任意の項の調節ユニット。
5、該ピストン・スライド(60)は、第一の周壁密封表面(61c)と第二の 周壁密封表面(61a)とを各端に有し、該密封表面は該ピストン・スライドの 軸方向位置に従って該弁本体(50,50′)内の該当するポート開口部(54 〜57;54’〜57′)の異なる面積を覆い隠し、該開口部は、該ピストン・ スライドが中で移動自在になっている該調節弁本体の内部に、また内部から熱水 と冷水を出し入れするためのものであることを特徴とする請求項4の調節ユニッ ト。
6、該ピストン・スライドのスリーブ状部品(6l b)の第一と第二の密封表 面(61a、61c)の間にある孔(63)を通して、該ピストン・スライド( 60)の開放端に水圧が作用することを特徴とする請求項5の調節ユニット。
7、該調節弁本体(5(150’)は固定スリーブ(81;81’)内のポート 開口部の中に突き出る中央絞りフランジ(52a ; 52’ a)を含み、該 固定スリーブは該ポート開口部を取り囲み、該固定スリーブに対して該弁本体が 移動自在であること、また該絞りフランジは所要の温度に従って熱水と冷水の流 れを調節するように形成され、該流れは、該流れの圧力が均等化すると、該絞り フランジの異なる側にあるそれぞれのポート開口部に送られること、を特徴とす る請求項4の調節ユニット。
8、該弁本体(50,50’)は該絞りフランジ(52a;50’a)の両側に それぞれのフランジ(51c。
51e、52c、52e;50’ cs 50’ e)が設けられ、これらフラ ンジに0リング(53;53’)が設けられ、これらフランジの直径は該絞りフ ランジ(52a;52’ a)の直径よりも小さいこと、またこれらフランジは 該スリーブ(81;81’)と共にそれぞれ熱水と冷水の出口室と入口室(87 ,88,89,90; 87’ 、88’ 、89’ 、90’ )を画成する こと、また該室は半径方向ポート開口部(54,55,56,57;54′、5 5′、56′、57′)を有し、これらの開口部の面積はピストン・スライド( 60)の運動に伴いそれぞれ増減することを特徴とする請求項7の調節ユニット 。
9、該調節弁本体(50)は、該絞りフランジ(52a)の領域に2個のねじ切 りされた部品(51,52)を含み、該部品はピストン・スライド(60)の挿 入後、ねじ結合されて、1個のユニットを形成することを特徴とする請求項4の 調節ユニット。
10、該弁本体(50’)が該ピストン・スライド(60’)の中に少なくとも 部分的に入っていることを特徴とする請求項1の調節ユニット(図8ないし図1 0)。
11、該ピストン・スライドは半径方向ポート開口部(62’ 、63’ )を 含み、有効ボート面積を決めて、入来する熱水と冷水の圧力を平衡させるような 態様で、回りのスリーブ(33’)内の半径方向ポート開口部(37,36)に 該開口部(62’ 、63”Iが協働することを特徴とする請求項10の調節ユ ニット。
12、該弁本体(50’)の両端が、所要温度に従ってそれぞれ熱水と冷水の流 れを調節するような態様で、周囲の固定密封表面(30’ b、38’ a)と 協働すること、を特徴とする請求項10の調節ユニット。
13、容易に交換できるように混合弁の中にねじこむことができ、温度設定ノブ (35)が設けられているインサート(30,30’、30’)の中に該ユニッ トが取付けられることを特徴とする請求項1の調節ユニット。
1462個の中央位置の第一の周壁密封表面(61c)と、各端にある第二の周 壁密封表面(61a)と、該中央位置の第一の周壁密封表面(61c)の間に取 付けられる弾性シールリング(64)とが該ピストン・スライドに設けられ、該 シールリングの直径は該中央の第一の密封表面(61c)の直径よりも大きくて 、該ピストン・スライドと協働する要素(50)の2個の周壁密封表面(51a ’ ;52a’)のそれぞれの一つの一方の圧力が落ちた場合、該ピストンやス ライドの端位置にある該シールリング(64)が、熱水が冷水側に流れるのを、 またはその逆を防止するように形成されることを特徴とする請求項1の調節ユニ ットと共に使用するためのピストン・スライド。
15.2個の同形部品(61)を有し、その各々が2個の端フランジ(61a、 61c)と半径方向開口部を有する中央の1個の中間スリーブ状部分(61b) とを有し、該端フランジのうちの2個の外方フランジ(61a)は開放し、2個 の隣合わせのフランジ(61c)は閉鎖していること、また該同形部品は、軸方 向部分(61d)と相互に係合する半径方向のほぼ半円形の部分(61d)とを 含む外方に突出した結合装置によって、結合されること、またシールリング(6 4)が該スライド部品(61)のの間に挿入され、該結合装置(61e、61d )を相互に係合させて保持することを特徴とする請求項14のピストン・スライ ド。
国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.熱水と冷水の混合弁のための調節ユニットであって:a.軸方向に移動自在 のピストン・スライド(60;60′)を有する圧力感応部品において、該ピス トン・スライドは送られた熱水と冷水の間に生じ圧力差をなくすように機能して 、実質的に同じ圧力の熱水流と冷水流が該圧力感応部品から出るようにする圧力 感応部品; b.サーモスタット素子(45;45′)によって活動化され、軸方向に移動自 在の調節弁本体(50;50′;50′′)を含み、該弁本体が混合水の温度に 従って移動する温度感応部品: を含み、該調節弁本体(50;50′;50′′)および該ピストン・スライド (60;60′)が相互に同心であり、またこれらの要素の一方が他方の中に少 なくとも部分的に収容されることを特徴とする調節ユニット。 2.該ピストン・スライド(60;60′)と同心である該調節弁本体(50; 50′;50′′)の軸方向の片側にある混合室(40;40′)の中に該サー モスタット素子(45;45′)の少なくとも主要部が位置することを特徴とす る請求項1の調節ユニット。 3.該サーモスタット素子(45;45′)、または該素子と協働する部品が、 該弁本体(50;50′;50′′)の端面に係合することを特徴とする請求項 2の調節ユニット。 4.該ピストン、スライド(60;60′)の全体が該弁本体(50;50′) 内に位置し、温度変化に感応して該弁本体と共に移動し、また圧力差がある場合 に、該圧力差をなくするように該弁本体に対して移動することを特徴とする請求 項1ないし3の任意の項の調節ユニット。 5.該ピストン・スライド(60)は、第一の周壁密封表面(61c)と第二の 周壁密封表面(61a)とを各端に有し、該密封表面は該ピストン・スライドの 軸方向位置に従って該弁本体(50、50′)内の該当するポート開口部(54 〜57;54′〜57′)の異なる面積を覆い隠し、該開口部は、該ピストン・ スライドが中で移動自在になっている該調節弁本体の内部に、また内部から熱水 と冷水を出し入れするためのものであることを特徴とする請求項4の調節ユニッ ト。 6.該ピストン・スライドのスリーブ状部品(61b)の第一と第二の密封表面 (61a;61c)の間にある孔(63)を通して、該ピストン・スライド(6 0)の開放端に水圧が作用することを特徴とする請求項5の調節ユニット。 7.該調節弁本体(50;50′)は固定スリーブ(81;81′)内のポート 開口部の中に突き出る中央絞りフランジ(52a;52′a)を含み、該固定ス リーブは該ポート開口部を取り囲み、該固定スリーブに対して該弁本体が移動自 在であること、また該絞りフランジは所要の温度に従って熱水と冷水の流れを調 節するように形成され、該流れは、該流れの圧力が均等化すると、該絞りフラン ジの異なる側にあるそれぞれのポート開口部に送られることを特徴とする請求項 4ないし6の任意の項の調節ユニット。 8.該弁本体(50;50′)は該絞りフランジ(52a;50′a)の両側に それぞれのフランジ(51c、51e、52c、52e;50′c、50′e) が設けられ、これらフランジに0リング(53;53′)が設けられ、これらフ ランジの直径は該絞りフランジ(52a;52′a)の直径よりも小さいこと、 またこれらフランジは該スリーブ(81;81′)と共にそれぞれ熱水と冷水の 出口室と入口室(87、88、99、90;87′、88′、89′、90′) を画成すること、また該室は半径方向ポート開口部(54、55、56、57; 54′、55′、56′、57′)を有し、これらの開口部の面積はピストン・ スライド(60)の運動に伴いそれぞれ増減することを特徴とする請求項7の調 節ユニット。 9.該調節弁本体(50)は、該絞りフランジ(52a)の領域に2個のねじ切 りされた部品(51、52)を含み、該部品は該ピストン・スライド(60)の 挿入後、ねじ結合されて1個のユニットを形成することを特徴とする請求項4な いし8の任意の項の調節ユニット。 10.該弁本体(50′′)が該ピストン・スライド(60′)の中に少なくと も部分的に入っていることを特徴とする請求項1ないし3の任意の項の調節ユニ ット(図8ないし図10)。 11.該ピストン・スライドは半径方向ポート開口部(62′、63′)を含み 、有効ポート面積を決めて、入来する熱水と冷水の圧力を平衡させるような態様 で、回りのスリーブ(33′′)内の半径方向ポート開口部(37、36)に該 開口部(62′、63′)が協働することを特徴とする請求項10の調節ユニッ ト。 12.該弁本体(50′′)の両端が、所要温度に従ってそれぞれ熱水と冷水の 流れを調節するような態様で、周囲の固定密封表面(30′′b、38′′a) と協働することを特徴とする請求項10または11の調節ユニット。 13.容易に交換できるように混合弁の中にねじこむことができ、温度設定ノブ (35)が設けられているインサート(30、30′、30′′)の中に該ユニ ットが取付けられることを特徴とする請求項1ないし12の任意の項の調節ユニ ット。 14.2個の中央位置の第一の周壁密封表面(61c)と、各端にある第二の周 壁密封表面(61a)と、該中央位置の第一の周壁密封表面(61c)の間に取 付けられる弾性シールリング(64)とが該ピストン・スライドに設けられ、該 シールリングの直径は該中央の第一の密封表面(61c)の直径よりも大きくて 、調節ユニット送水管の一つの圧力が落ちた場合、該ピストン・スライドと協働 する要素(50)の2個の周壁密封表面(51a′;52a′)のそれぞれの一 つに、該ピストン・スライドの端位置にある該シールリング(64)が係合する ことにより、熱水が冷水側に流れるのを、またはその逆を防止するように該シー ルリングが形成されることを特徴とする、請求項1ないし13の任意の項の調節 ユニットと共に使用するためのピストン・スライド。 .5.2個の同形部品(61)を有し、その各々が2個の端フランジ(61a、 61c)と半径方向開口部を有する中央の1個の中間スリーブ状部分(61b) とを有し、該端フランジのうちの2個の外方フランジ(61a)は開放し、2個 の隣合わせのフランジ(61c)は閉鎖していること、また該同形部品は、軸方 向部分(61d)と相互に係合する半径方向のほぼ半円形の部分(61d)とを 含む外方に突出した結合装置によって、結合されること、またシールリング(6 4)が該スライド部品(61)の間に挿入され、該結合装置(61e、61d) を相互に係合させて保持することを特徴とする請求項14のピストン・スライド 。
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