JPH0650480Y2 - リフト作業車の遠隔操作装置 - Google Patents

リフト作業車の遠隔操作装置

Info

Publication number
JPH0650480Y2
JPH0650480Y2 JP1989077047U JP7704789U JPH0650480Y2 JP H0650480 Y2 JPH0650480 Y2 JP H0650480Y2 JP 1989077047 U JP1989077047 U JP 1989077047U JP 7704789 U JP7704789 U JP 7704789U JP H0650480 Y2 JPH0650480 Y2 JP H0650480Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
signal
transmitter
remote control
lift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989077047U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0318098U (ja
Inventor
昭人 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Corp filed Critical Aichi Corp
Priority to JP1989077047U priority Critical patent/JPH0650480Y2/ja
Publication of JPH0318098U publication Critical patent/JPH0318098U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0650480Y2 publication Critical patent/JPH0650480Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は高層住宅での引っ越し等の際に、階上と地上と
の間で荷物の運搬を行うこと等を目的として用いられる
リフト作業車に関する。
(従来の技術) このようなリフト作業車としては、車体上に旋回自在且
つ起伏自在に搭載されたガイドレールと、このガイドレ
ールに沿って昇降可能に取り付けられた荷箱とを備えた
ものが従来から用いられている。このようなリフト作業
車において、ガイドレールの旋回制御、起伏制御、荷箱
の昇降制御操作等は作業車のそばで行うだけでなく、作
業車から離れて行う場合も多く、このため遠隔操作装置
を設けることが多い。従来から用いられている遠隔操作
装置としては、操作装置と作業車とを有線ケーブルによ
り繋げた有線式のものや、両者を無線信号(電波)を用
いて連絡する無線式のものがある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、有線ケーブル式の操作装置の場合には操
作位置まで有線ケーブルを伸ばす必要がある。このた
め、例えば、引っ越し作業において階上から作業車の各
種の操作を行うには階上までケーブルを伸ばさねばなら
ず手間がかかるという問題があり、さらに、作業者が異
なる窓もしくはベランダに移動するときにはケーブルを
その窓もしくはベランダまで引き直す必要があるなど手
間がかかるという問題がある。
これに対し、無線式の操作装置の場合には、発信器だけ
を持って移動すればよく、ケーブル式の場合のような手
間がかかるという問題はないのであるが、近くの電線か
らの高周波雑音等が混入する可能性があり、この雑音の
混入により機械の誤作動が生じるおそれがあるという問
題がある。
本考案はこのような問題に鑑みたもので、高周波雑音の
影響を受けることがなく、ケーブルを用いる必要もない
遠隔操作装置を提供することを目的とする。
ロ.考案の構成 (課題を解決するための手段) このような目的達成のための手段として、本考案の装置
は、リフト作業車から離れて携行可能であり、ガイドレ
ールの起伏制御、荷箱のガイドレールに沿った昇降等の
ような種々の操作制御のための操作制御用信号を赤外線
を用いた光信号として発信する発信器と、車体上もしく
はガイドレールの下部であって、ガイドレールの先端部
近傍で上記発信器を携行した作業者から見通せる位置に
設置され、発信器からの上記光信号を受信する受信器と
を有して構成される。なお、ここでいう赤外線とは、可
視光線を除く赤外線を言い、波長が約0.75μm〜1000μ
mの範囲にある電磁波を言う。
(作用) このような構成の装置を用いると、発信器は作業車と離
れて携行できるので、上記光信号が届く範囲内で任意の
位置から上記種々の操作制御を行うことができる。ま
た、信号は光を用いた信号であるので、電線からの高周
波雑音が混入するおそれがない。尚、光信号として赤外
線を用いることにより、自然光が雑音とならないように
考慮されている。
(実施例) 以下、図面に基づいて本考案の好ましい実施例について
説明する。
第1図は本考案に係る遠隔操作装置を備えた引っ越しリ
フト車1を車輌後方から見た図である。このリフト車1
の車体2には旋回自在に旋回台3が取り付けられ、この
旋回台3には仰角方向に回動自在に(起伏自在に)ガイ
ドレール4が取り付けられる。ガイドレール4は、テレ
スコピック(入れ子式)に伸縮可能であり、旋回台3と
の間に配設されるシリンダ5により起伏制御がなされ
る。このガイドレール4上にはガイドレール4に沿って
昇降自在に荷箱6が取り付けられており、この昇降はガ
イドレール4に取り付けたウインチ9により制御され
る。なお、車体2の側方には作業時の車体安定保持のた
めのアウトリガ7,7が取り付けられている。
この引っ越しリフト車1を用いて引っ越し荷物等の運搬
を行うには、アウトリガ7,7により車体2の安定保持を
行うとともに、ガイドレール4の先端4aが所定の位置
(例えば図示のベランダ50)に届くように、旋回台3の
旋回制御、ガイドレール4の伸縮制御および起伏制御を
行う。そして、荷箱6をガイドレール4に沿って上下に
移動させることにより、荷物51を荷箱6に入れて運搬す
る。
このような作業を行うときに、旋回台2の旋回、ガイド
レール4の起伏制御、荷箱6の昇降等の各種操作制御
は、作業者30がリフト車1のそばで操作するときには、
リフト車1に取り付けた操作部のレバー、スイッチ操作
により行われたり、リフト車1からケーブル8aを介して
繋がった操作装置8を操作して行われたりする。このよ
うに作業者30が車のそばにいるならば、ケーブル8aを用
いたとしてもこのケーブル8aは短くて良くケーブルを引
く手間もかからず、特に問題となるようなことはない。
ところが、作業者30がリフト車1から離れてベランダ50
上に位置した状態で上記操作を行うことも多く、この場
合には、ケーブルをベランダ50まで伸ばすには手間がか
かり、且つケーブルが長くなるという問題がある。この
ため、本例では、光を信号伝達媒体として用いた送信器
10をベランダ50上の作業者30が携え、上記各種操作をこ
の送信器10からの信号に基づいて行わせるようにしてい
る。送信器10からの光信号はガイドレール4の下方に取
り付けられた受信器20により受信され、この受信器20か
らの信号に基づいて各種制御が行われる。
送信器10は、第2図に示すように、レバー、ボタン等を
有する操作部11と、この操作部の操作に対応する信号を
受ける信号入力部12と、この信号の変調を行う変調部13
と、変調された電気信号を光信号に変換する電気/光信
号変換部14とからなる。作業者が操作部11のレバー、ボ
タン等の操作を行うとこの操作に対応する信号が信号入
力部12に入力されるとともにこの信号が変調部13で変調
された後、電気/光信号変換部14(これは、例えば赤外
線発光ダイオードからなる)において光信号に変換さ
れ、外部に発信される。
受信器20は、送信器10から発信された光信号を受信する
とともにこれを電気信号に変換する光/電気信号変換部
21を有し、ここで変換された電気信号は検波部22におい
て識別され、外部出力インターフェース23を介して各制
御装置の入力端子24a〜24dに出力される。この入力端子
としては、例えば、旋回台3の旋回装置の制御用端子24
a、ガイドレール4の起伏制御を行うシリンダ5の作動
制御用端子24b、ガイドレール4の伸縮制御用端子24c、
荷箱6の昇降を行わせるウインチ9の作動制御用端子24
d等がある。
各端子24a〜24dに入力された信号に基づき各制御がなさ
れる。この制御の1例として、端子24bに入力された信
号に基づきガイドレール4のシリンダ5による起伏制御
について説明する。この制御のため、3位置電磁切換バ
ルブ42が用いられる。この切換バルブ42は左右のソレノ
イド42a,42bの作動により制御され、ソレノイド42a,42b
の作動は端子24bからコントローラ40に入力された信号
に基づきコントローラ40から制御ライン40aもしくは40b
から送られる励磁信号により制御される。
コントローラ40からの信号により切換バルブ42が図示の
ように中央位置に位置されるときには、ポンプ41の吐出
油はドレンに排出され、且つシリンダ5のヘッド側油室
5aおよびロッド側油室5bの油の流れは遮断されシリンダ
5はそのままの状態で保持される。ソレノイド42aが励
磁されて切換バルブ42が右方に移動させたときには、ポ
ンプ41からの作動油はヘッド側油室5aに供給されるとと
もにロッド側油室5b内の作動油が排出され、シリンダ5
が伸長されてガイドレール5が起立方向に回動させる。
逆に、ソレノイド42bが励磁されて切換バルブ42が左方
に移動されたときには、ポンプ41からの作動油はロッド
側油室5bに供給されてシリンダ5が縮められガイドレー
ル5が起伏方向に回動される。
このようにすれば、作業者は送信器10のみを持ってベラ
ンダ50に行けばその位置でリフト車1の各種操作制御を
行うことができる。このとき、送信器10から受信器20へ
の信号伝達媒体は光であるので、近くの電線からの高周
波の影響を受けることがない。但し、送信器10と受信器
20との間に光を遮断するものがあると信号伝達ができな
くなるので、受信器20は例えば、旋回台3におけるガイ
ドレール4の下方等のような高所から見通せる位置に配
置する必要がある。
なお、本例においては、リフト作業車1のそばでの作業
に際してはケーブル8aを用いた装置8を用いるようにし
ているが、これを上記のような光信号を用いて行うよう
にしても良いのは無論である。
ハ.考案の効果 以上説明したように、本考案によればリフト作業者から
離れて携行可能であり、操作制御用信号を赤外線による
光信号として発信する発信器と、車体上もしくはガイド
レールの下部であって、このガイドレールの上端部近傍
から見通せる位置に設置され、発信器からの上記光信号
を受信する受信器とを用いて遠隔操作装置を構成してい
るので、従来のケーブル式の装置におけるようなケーブ
ルを引く手間が不用であり、また、無線式装置における
ような付近の電線からの雑音の混入の問題も無い。さら
に、日中、屋外で使用する場合であっても、自然光が雑
音となって誤作動が生じるおそれが無い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る遠隔操作装置を備えた引っ越しリ
フト車の正面図、 第2図はこの遠隔操作装置を示すブロック図およびこの
装置からの信号で作動するシステムを示す油圧回路図で
ある。 1…引っ越しリフト車、3…旋回台 4…ガイドレール、6…荷箱 7…アウトリガ、10…送信器 20…受信器、30…作業者

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体上に少なくとも起伏自在に搭載された
    ガイドレールと、このガイドレールに沿って昇降可能に
    取り付けられた荷箱とを備えたリフト作業車の遠隔操作
    装置であって、 このリフト作業車から離れて携行可能であり、前記ガイ
    ドレールの起伏制御、前記荷箱の前記ガイドレールに沿
    った移動等の操作制御用信号を可視光線を除く赤外線を
    用いた光信号として発信する発信器と、 前記車体もしくは前記ガイドレールの下部であって、前
    記ガイドレールの先端部近傍から見通せる位置に設置さ
    れ、前記発信器からの前記光信号を受信する受信器と を有してなることを特徴とするリフト作業車の遠隔操作
    装置。
JP1989077047U 1989-06-30 1989-06-30 リフト作業車の遠隔操作装置 Expired - Lifetime JPH0650480Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989077047U JPH0650480Y2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 リフト作業車の遠隔操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989077047U JPH0650480Y2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 リフト作業車の遠隔操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0318098U JPH0318098U (ja) 1991-02-22
JPH0650480Y2 true JPH0650480Y2 (ja) 1994-12-21

Family

ID=31619065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989077047U Expired - Lifetime JPH0650480Y2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 リフト作業車の遠隔操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0650480Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106430018B (zh) * 2016-08-31 2021-04-16 浙江鼎力机械股份有限公司 具有低重心的车体及高空作业平台

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5656500A (en) * 1979-10-01 1981-05-18 Yuu Ii Shii Mfg Co Remote working auxiliary pressurizing system
JPS6387500A (ja) * 1986-09-30 1988-04-18 株式会社武州 搬送機器の無線制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0318098U (ja) 1991-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090145871A1 (en) Wireless and wired control mechanism for an aerial lift or crane
JP6231727B1 (ja) 遠隔操作端末および移動式クレーンの遠隔操作システム
US10138096B2 (en) Automatic erection of a crane
US4187927A (en) Remotely actuated auxiliary pressurization system
GB2353515A (en) Controlling the path of a crane hook
JPH0650480Y2 (ja) リフト作業車の遠隔操作装置
EP1291312B1 (en) A device for handling a load
JPS6147800B2 (ja)
US20150375972A1 (en) Method of operating a crane and crane
KR102253069B1 (ko) 해양관측을 위한 이동형 윈치
SE540770C2 (en) Load handling crane
JPH1192098A (ja) 高所作業車兼用クレーン車
JP7172092B2 (ja) 作業車両
JP2578122Y2 (ja) リモコン装置
JP4280437B2 (ja) ブームの作動制御装置
JPH0729120Y2 (ja) 高所作業用クレーンの赤外線式制御装置
JPH0547198Y2 (ja)
JP2001240396A (ja) 作業車間の安全システム
KR100610184B1 (ko) 무선원격 제어장치를 갖는 구난 전차
JP3853210B2 (ja) 高所作業車の制御装置
EP3658484B1 (en) A stabilising system for self-propelled work machines
JPH042960Y2 (ja)
JP3662124B2 (ja) 作動規制装置
JP2507248Y2 (ja) 油圧アクチュエ―タ制御用ソレノイド弁の操作装置
SU971777A1 (ru) Устройство дл управлени грузоподъемным краном