JPH0650458Y2 - クレーン用ペンダントスイッチ - Google Patents

クレーン用ペンダントスイッチ

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Publication number
JPH0650458Y2
JPH0650458Y2 JP1987186620U JP18662087U JPH0650458Y2 JP H0650458 Y2 JPH0650458 Y2 JP H0650458Y2 JP 1987186620 U JP1987186620 U JP 1987186620U JP 18662087 U JP18662087 U JP 18662087U JP H0650458 Y2 JPH0650458 Y2 JP H0650458Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crane
switch
push button
pendant switch
base portion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987186620U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0190791U (ja
Inventor
敬介 井出
Original Assignee
株式会社大倉製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大倉製作所 filed Critical 株式会社大倉製作所
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  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 本考案はクレーン用ペンダントスイッチに関するもので
ある。
ロ.従来の技術 従来のペンダントスイッチは、スイッチのON、OFFの押
ボタン、巻上、巻下しの押ボタン、東西南北への走行方
向指示押ボタンの8個の押ボタンを使用するのが通例
で、これを直線状に配列した棒形状に形成している。こ
れを操作するのに各動作は押ボタンを見て確認し乍ら作
業するのが通常である。
ハ.解決すべき問題点 クレーンによる作業はオペレーター、合図者等が一体と
なって行なうのが従来の例であったが、最近省力化によ
り一人の作業員が床上操作で全部の作業を行なうケース
が増加している。それに伴ない床上操作方式の事故が増
加しており、統計によれば3t以上の天井クレーンについ
ては70%、1〜5t天井クレーンについては98.5%が床上
操作によって起った事故である。このうち運転要因によ
るものが40%を占めているが、その中で、荷に接近し
て作業する地切り時移動中荷物を支える必要がある場
合、がある。後者は片手で荷物を支え、片手でスイッチ
操作をし、両方に神経を使う必要があり、スイッチの勘
で操作し操作ミスを犯すことがある。又走行、横行の
方向と操作者の位置関係により、走行方向を間違える場
合がある。即ち自分の立つ位置により東西南北、前後左
右が変わるのに押ボタンをそれに対応して操作しない、
錯覚による誤操作が生ずる場合がある。
ニ.問題点を解決するための手段 そこで本考案に於ては、操作者の立つ位置に関係なく目
的方位を常に指向でき、何処に立っていても操作が極め
て円滑に出来るようなペンダントスイッチを提案せんと
するもので、クレーンに設けた垂下材の少なくとも一部
を復帰回動力を有する部材を以って構成すると共に、ペ
ンダントスイッチは、垂下材に固定的に設けられた基部
と、その下部に基部と回動自在に設けた回動部より成
り、その基部には、クレーンの動作方向と一致する方向
別に方向表示を有する操作用押ボタンを、回動部には他
の入、切、上下動等の表示を有する操作用押ボタンを夫
々配置したことを特徴とする。
ホ.実施例 以下図に示す一実施例により本考案を詳細に説明する
と、はペンダントスイッチで、クレーンのガータ
のレール3,3上を走行するクラブ4に一端を固定し垂下
したパイプ5の下端に設けてある。固定方法としては、
方向表示が誤を発生させる以上可動しない方法であれば
問題ないものである。ペンダントスイッチは基部6と
その下部に回動自在に設けた回動部7とより成り、該回
動部7は垂直方向に対し適宜角度上方へ折曲傾斜させて
形成させてある。該回動部7の傾斜は45度程度が好まし
いが、0〜90度の範囲で使用できる。又回動部7の一部
を傾斜突出させるだけでもよい。基部6は上端中央をパ
イプ5下端に固定した適度の柔軟性、復元性を有する例
えばスプリングホース24に連結し、パイプ5スプリング
ホース24内を挿通しているキャプタイヤケーブル8を導
入してある。パイプ5を設けず、又スプリングホース24
のみでクラブ4、ペンダントスイッチ間を連繋させる
ことも出来る。基部6の上端或はその周縁には、走行方
向2方向、横向方向2方向のスイッチ、図中通例用いら
れる押ボタン9、10、11、12を直交方向に且夫々の操作
方向と一致して設けてある。各押ボタン9、10、11、12
には夫々各方向を示すN、S、W、Eの方向記号を記載
しておき、実際の方位と一致させておくのがよい。回動
部7の傾斜部上面には、動力のONスイッチの押ボタン1
3、OFFスイッチの押ボタン14を並列或は縦列して設け、
巻上げスイッチの押ボタン15、巻下げスイッチの押ボタ
ン16を上下域は並列して設置しておく。更に必要に応じ
て主巻と補巻を備える場合には夫々の巻上げスイッチの
押ボタン17、19、巻下げスイッチの押ボタン18、20を設
けることもある。該各押ボタン13、14、15、16或は13乃
至20及び上記の押ボタン9、10、11、12はキャプタイヤ
ケーブル8に接続しクラプ4上等に設置の夫々の動力と
連繋してある。21、22は回動部7の回動ストッパーで、
一方は基部6に設け、他方は回動部7に設けてあり、そ
れ以上の回動を阻止する如くしてある。回動部7と基部
6にスリップリングを用いることも出来、その場合スト
ッパー21、22は不要であること勿論である。23はハンガ
ーで、クラブ4に固定的に係架しパイプ5上端を固定し
てある。このパイプ5は一部にスライド式等伸縮可能な
部分を設けておくことも出来る。又ハンガー23はガーダ
側に固定域はガイドレールに取付ける場合もある。
次いでその操作及び作動について説明すれば、ペンダン
トスイッチは柔軟性、復元性を有するスプリングホー
ス24に直結しているので、操作者の所望位置まで引き寄
せ操作することが出来且又手中にスプリングホース24の
復元性を許容してスプリングにより戻させると本来の位
置に復帰し基部6の押ボタン9、10、11、12も操作方向
と一致した位置に位置する。回動部7にある押ボタン13
により動力ONにセットし、次いでガーダ方向への横
行、及び走行を行わせるが、その際回動部7にある押ボ
タンを操作する。即ちガーダ方向への横行なら例えば
方向記号、W、Eを有する押ボタン11、12により何れか
を押すことによりクラブ4の横行を来し、操作者がペン
ダントスイッチの何処にいても、ガーダ方向と平行方
向に位置する押ボタンを押すことになり、その横行方向
と一致するため誤操作は防ぐことが出来る。全く同様に
クレーンを走行させる際には、走行方向と一致するN、
Sの記号のある押ボタン9、10何れかを押すことにより
走行操作となり間違いようがない。この操作は操作者
が、ペンダントスイッチの前後左右何れに位置してもガ
ーダ方向への横行はガーダ方向に設けた押ボタン11、12
により、走行方向には走行方向に位置した押ボタン9、
10により操作するので、操作方向と走行、横行方向とが
一致し、感覚的にも感違いが解消されている。又フック
25の巻上げは回動部7に設けてある上下に巻上げ、巻下
げの押ボタン15、16により操作するため、上下の関係が
判然とし間違いない。更に横行、走行方向操作と巻上げ
巻下げ操作の押ボタンを夫々基部、回動部に別個に設け
ることにより、その誤動作がない。
ヘ.考案の作用及び効果 本考案はクレーンに設けた垂下材の少なくとも一部を復
帰回動力を有する部材を以って構成すると共に、ペンダ
ントスイッチは、垂下材に固定的に設けられた基部と、
その下部に基部と回動自在に設けた回動部より成り、そ
の基部には、クレーンの動作方向と一致する方向別に方
向表示を有する操作用押ボタンを、回動部には他の入、
切、上下動等の表示を有する操作用押ボタンを夫々配置
したので、ペンダントスイッチは多少の移動が自由にで
きるが、その復元力により常に復帰し、操作方向とクレ
ーンの横行、走行方向が一致するため、操作者の立つ位
置によって操作方向が変ることなく常に一定であり、錯
覚の生ずる余地なく、又いちいち操作ボタンを視認する
必要もなく操作でき、且操作ミスが防止でき、操作効率
がよい。又構造は極めて簡単であり、既存のクレーンに
も設置できる等実用効果著大である。
【図面の簡単な説明】
第一図は本考案一実施例要部拡大一部縦断側面図、第二
図は同上平面図、第三図は同上他実施例平面図、第四図
は本考案使用例クレーンの概略平面図、第五図は本考案
使用例使用状態説明側面図である。 ……ペンダントスイッチ ……ガータ、3……レール 4……クラブ、5……パイプ 6……基部、7……回動部 8……キャプタイヤケーブル 9、10……押ボタン(走行用) 11、12……押ボタン(横行用) 13……ONスイッチ押ボタン 14……OFFスイッチ押ボタン 15、17、19……巻上げスイッチ押ボタン 16、18、20……巻下げスイッチ押ボタン 21、22……回動ストッパー 23……ハンガー 24……スプリングホース 25……フック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クレーンに設けた垂下材の少なくとも一部
    を復帰回動力を有する部材を以って構成すると共に、ペ
    ンダントスイッチは、垂下材に固定的に設けられた基部
    と、その下部に基部と回動自在に設けた回動部より成
    り、その基部には、クレーンの動作方向と一致する方向
    別に方向表示を有する操作用押ボタンを、回動部には他
    の入、切、上下動等の表示を有する操作用押ボタンを夫
    々配置したことを特徴とするクレーン用ペンダントスイ
    ッチ。
JP1987186620U 1987-12-08 1987-12-08 クレーン用ペンダントスイッチ Expired - Lifetime JPH0650458Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987186620U JPH0650458Y2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08 クレーン用ペンダントスイッチ

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JP1987186620U JPH0650458Y2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08 クレーン用ペンダントスイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH0190791U JPH0190791U (ja) 1989-06-14
JPH0650458Y2 true JPH0650458Y2 (ja) 1994-12-21

Family

ID=31477836

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JP1987186620U Expired - Lifetime JPH0650458Y2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08 クレーン用ペンダントスイッチ

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JPWO2008099611A1 (ja) * 2007-02-14 2010-05-27 株式会社五合 移動制御方法、移動操作装置及び移動体の移動を操作する方法

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