JPH0650455Y2 - 自動制御式レベル調整装置 - Google Patents

自動制御式レベル調整装置

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JPH0650455Y2
JPH0650455Y2 JP1987060583U JP6058387U JPH0650455Y2 JP H0650455 Y2 JPH0650455 Y2 JP H0650455Y2 JP 1987060583 U JP1987060583 U JP 1987060583U JP 6058387 U JP6058387 U JP 6058387U JP H0650455 Y2 JPH0650455 Y2 JP H0650455Y2
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JP
Japan
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lifting device
lifting
stepping motor
stoppers
elevating
Prior art date
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Application number
JP1987060583U
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English (en)
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JPS63167498U (ja
Inventor
泰樹 勢村
Original Assignee
小松ゼノア株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本考案は、クレーン等の産業機械によつて、たとえば工
作機械等の物体を所定の水平度に設置するための自動制
御式レベル調整装置に関するものである。
(b)従来技術および解決しようとする問題点 従来は、クレーン等の産業機械によつて工作機械等の物
体を所定の水平度に設置する際には、物体を地上に降ろ
した後に、水準器を用いて水平または所定の角度とする
ために、ジヤツキを用い、あるいは地面と物体との隙に
楔を打ち込む等、物体の水平度の調節が厄介であつた。
(c)問題を解決するための手段および作用 本考案は、昇降自在の支持体3の下端に自在継手5を介
して、物体7を保持する保持台11を設け、前記支持体3
の前後方向の適宜な位置に第1昇降装置19と、側方向の
適宜な位置に第2昇降装置21とを装着して設け、前記第
1昇降装置19および前記第2昇降装置21のピストン46,4
8固着のロッド23,25の下端を前記保持台11にそれぞれ自
在継手27,29を介して連結して設け、前記第1昇降装置1
9および前記第2昇降装置21の昇降位置をそれぞれ位置
決めするためのストッパー40,42を設けるとともに、前
記第1昇降装置19および第2昇降装置21のピストン46,4
8を前記ストッパー40,42にそれぞれ当接させるために押
圧、付勢する少なくともポンプ45、モータ47、オイルタ
ンク49を有する付勢装置44を設け、前記物体7の前後方
向および側方向の水平度を感知する感知装置31の電気信
号をパルス信号に変換する発信器33を設け、前記パルス
信号によって前記第1昇降装置19および第2昇降装置21
のそれぞれの前記ストッパー40,42の昇降位置を、物体
7が第1昇降装置19および第2昇降装置20により所定の
水平度の調節保持されるような位置に制御するための第
1ステッピングモーター37および第2ステッピングモー
タ39を設けたものである。本考案は、これにより自動的
に保持した物体の水平度を感知、調整して、その姿勢を
保持しつつ、地表面の物体を設置する位置に載置するこ
とができるので、そのままコンクリートによって物体を
地上に固定し、あるいは楔等によって、その姿勢を容易
に固定できるものである。
(d)実施例 以下、図面により本考案の1実施例について詳細な説明
を行なう。
第1図において、クレーンのビーム1に装着されて昇降
自在に移動する支持体3に固着するロツド4の下端部に
は自在継手5を介して物体7を係止爪9によつて保持す
る保持台11が設けられている。係止爪9は油圧機構(図
示せず)等によつて物体を把持するよう設けられてい
る。支持体3のロツド4には円筒13が回転自在に嵌合
し、円筒13には支持体3の前後方向および側方向にそれ
ぞれブラケツト15およびブラケツト17が固着されてい
る。ブラケツト15およびブラケツト17の適宜位置にはそ
れぞれ第1昇降装置19および第2昇降装置21の上端部が
それぞれ前後方向および側方向に揺動自在に枢着されて
いる。第1昇降装置19および第2昇降装置21のそれぞれ
ロツド23およびロツド25の下端部はそれぞれ自在継手27
および自在継手29を介して保持台11に連結されている。
さらに、物体7の前後方向および側方向の水平度を感知
する感知装置31と、感知装置31の電気信号をパルス信号
に変換する発信器33とがコード35によつて連結されてい
る。発信器33は、第1昇降装置19および第2昇降装置21
にそれぞれ装着された第1ステツピングモーター37およ
び第2ステツピングモーター39にそれぞれコード41およ
びコード43によつて連結されている。前述のパルス信号
によつて第1ステツピングモーター37および第2ステツ
ピングモーター39が作動して第1昇降装置19および第2
昇降装置21内のストッパー40,42を前述の水平度に対応
して所定の位置まで上下移動せしめる。また付勢装置44
のポンプ45の圧力によつて常に上方向に押圧付勢されて
いるピストン46,48がストッパー40,42に当接することに
よつてこのピストンに固着するロツド23,25が所定の位
置まで上下移動して、保持台11が物体7を所定の水平度
に調節,保持するよう設けられている。ポンプ45はモー
ター47によつて駆動され、オイルタンク49内の作動油を
第1昇降装置19,第2昇降装置21に圧送して所定の圧力
に加圧し、リリーフ回路51からオイルタンク49に還元し
ている。
以上の実施例において、クレーンのビーム1に支持体3
を装着し、保持台11の係止爪9,9,…によつて物体7を保
持して、感知装置31を物体7あるいは保持台11の上に載
置すると、感知装置31は物体7の前後方向および側方向
のそれぞれの水平度を検出して、電気信号を発し発信器
33によつてパルス信号に変換され、パルス信号がそれぞ
れコード41および43によつて第1ステツピングモーター
37および第2ステツピングモーター39に送信される。こ
のパルス信号によつて第1ステツピングモーター37およ
び第2ステツピングモーター39が駆動して第1昇降装置
19および第2昇降装置21のロツド23,25を所定の高さ位
置に制御することによつて物体7が所定の水平度に保持
される。したがつて、所定の水平度を保持した姿勢のま
ま物体7を地面に載置することができ、楔を装入し、あ
るいはコンクリート等によつて物体7を地上に容易に固
定できるものである。
(e)考案の効果 本考案は、請求の範囲に記載のとおりの構成であるか
ら、従来のごとく物体を地上に載置してから水準器を用
いて所定の水平度に調節する等厄介な操作を必要とせ
ず、物体を自動的に所定の水平度を保持した姿勢のまま
昇降できるので、そのまま地上に固定すれば、据付作業
を容易に円滑に行なうことができ、しかも、昇降装置を
ストッパーに押圧付勢する付勢装置を設け、このストッ
パーの昇降装置を制御することによって昇降装置および
制御機構を構造簡単に設けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を表わす斜視説明図である。 3……支持体、5……自在継手 7……物体、11……保持台 19……第1昇降装置、21……第2昇降装置 27……自在継手、29……自在継手 31……感知装置、33……発信器 37……第1ステツピングモーター 39……第2ステツピングモーター 40,42……ストッパー 44……付勢装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降自在の支持体3の下端に自在継手5を
    介して、物体7を保持する保持台11を設け、前記支持体
    3の前後方向の適宜な位置に第1昇降装置19と、側方向
    の適宜な位置に第2昇降装置21とを装着して設け、前記
    第1昇降装置19および前記第2昇降装置21のピストン4
    6,48固着のロッド23,25の下端を前記保持台11にそれぞ
    れ自在継手27,29を介して連結して設け、前記第1昇降
    装置19および前記第2昇降装置21の昇降位置をそれぞれ
    位置決めするためのストッパー40,42を設けるととも
    に、前記第1昇降装置19および第2昇降装置21のピスト
    ン46,48を前記ストッパー40,42にそれぞれ当接させるた
    めに押圧、付勢する少なくともポンプ45、モータ47、オ
    イルタンク49を有する付勢装置44を設け、前記物体7の
    前後方向および側方向の水平度を感知する感知装置31の
    電気信号をパルス信号に変換する発信器33を設け、前記
    パルス信号によって前記第1昇降装置19および第2昇降
    装置21のそれぞれの前記ストッパー40,42の昇降位置
    を、物体7が第1昇降装置19および第2昇降装置20によ
    り所定の水平度に調節保持されるような位置に制御する
    ための第1ステッピングモーター37および第2ステッピ
    ングモータ39を設けたことを特徴とする・自動制御式レ
    ベル調整装置。
JP1987060583U 1987-04-23 1987-04-23 自動制御式レベル調整装置 Expired - Lifetime JPH0650455Y2 (ja)

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JPS63167498U JPS63167498U (ja) 1988-11-01
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