JPH06504510A - メタルパレット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 メタルパレット ｌ肌立１遣 本発明はパレットとくにメタルパレットにおける改良に関するものである。

最新のパレットは、周知のように、そのスタートがフォークリフトの発明による のであり、フォークリフトは第二次世界大戦中に急速に使用され、このときは軍 隊が大量の物資を長距離にわたり移動することが必要であった。このために物資 はユニットセグメントの形に形成されてパレットの上に乗せられ、次にパレット はフォークリフトによりトラックに積み込まれたりまたはトラックから降ろされ たりした。これは周知のように最新式の貨物荷役のスタートであった。

パレットはスタートから種々のタイプの材料で製作されたが、低コスト、材料の 利用性および種々のサイズへの製作の容易性などがら木材が最も一般的な使用材 料であった。過去においてはこれらは有利であったが、近年パレットが作られる 木材が不足しがっこれらのパレットの適切な処分がますますむずがしくなったの で、木材パレットはよりコスト高となった。今日の社会は環境を重視しかつ環境 に有利であるばがりでなくコスト的にも有利な種々の技術を追求しようとしてい る。

現在貨物荷役工業はいっそうパレットを必要とし、この工業は経済性、耐久性、 均一性および優れた安全性を要求している。木材パレットはこれらの要求を満足 することはできない。

幾つかのメーカーはプラスチック材料製パレットを導入した。これらは種々の用 途に使用されたが、プラスチック材料は割れたりまたは欠けたりしゃすくまたこ れらの破片が落ちてコンベヤまたはパレタイザを詰まらせたりする点において多 くの欠点を有している。たいていのプラスチックパレットは強度が不十分でかつ きわめてたわみやすいことにより中間支持なしにエツジで支えるのには適してい ない。プラスチックパレットはまた低温時にはもろくしたがって破損しやすい。

この数年間メタルパレットがある程度使用されてきたが、過去においてはメタル パレットの欠点が利点を上回っていた。典型的な従来技術のメタルパレットは重 量がありかつコスト高であり、したがって主として倉庫内パレットとして使用さ れてきた。従来技術のパレットにおいて経験された主な問題点は重荷重に長期間 使用されると溶接破損の可能性があるということであり、この結果パレットの構 成部品がゆるみがっパレットがら抜は出してきて不幸な結果を招くことになる。

さらに多くのパレット設計は、ある種の裸端縁が露出されて人に怪我を与えると いうことから安全上の事故を招いてきた。ある種の設計はまたパレットジヤツキ およびフォークリフトの両方に対し真の四方差しを与えることができず、すなわ ちパレットは両側と両端との両方からはア・クセスできな上記の従来技術による メタルパレットの幾つかの欠点牽排除するパレットとくにメタルパレットを提供 することが本発明の一般的な目的である。

したがって本発明による一実施態様によれば、複数の平行な波形頂部部材とおよ び前記頂部部材に直交して伸長しかつ前記頂部部材の下側に配置されて溶接のよ うな固定手段により前記頂部部材の下側に固定された複数の平行に間隔配置され た波形交差部材とを含むパレットが提供される。頂部部材は各々両側端部部分を 有し、個々の頂部部材の前記端部部分はパレットの両側に沿って配置されている 。周辺側部部材がパレットの両側に沿って伸長しまた前記頂部部材および前記交 差部材と共にパレットデツキを形成するように働く。周辺側部部材はその長手方 向に伸長するフランジ手段を有しまたフランジ手段はそれぞれの頂部部材の両側 端部部分と係合しかつそれらを被覆している。波形頂部部材は１対の周辺頂部部 材を含み、周辺頂部部材は各々メタルパレットの両側端部のそれぞれに沿って伸 長している。各周辺頂部部材はその長手方向に伸長する折返しフランジ手段を備 えたウェブを有しまたウェブは頂部部材の下側に配置されがっ両側の周辺頂部部 材の折返しフランジ手段が波形交差部材の両側端部部分と係合しかつそれらを固 定するように配置されている。

本発明の幾つかの実施態様において、周辺頂部部材の両側端部の各々が前記周辺 側部部材の両側端部のそれぞれに接続され、これにより周辺頂部部材は周辺側部 部材と共に残りの頂部部材の周辺境界を形成しまたそれら部材の上の前記フラン ジ手段を介して頂部部材および交差部材を共にさらに固定しこれにより固定手段 が破損した場合でもそれらの分離を防止しかつ頂部部材および交差部材の任意の 棟端縁を被覆することを補助するように働いている。

パレットはパレットデツキを支持面から空間を設けてその上に支持してフォーク リフトなどをデツキの下に入れられるようにする適切な支持手段を含んでもよい 。

１つの好ましい実施態様において、支持手段は概してＵ形のやや伸長された形状 を有する複数の間隔配置された波形メタル部材を含み、各々伸長中央セクション を含み、中央セクションの両側端部は直立レグセクションに接続され、直立レグ セクションの上端部は付属の周辺側部部材に接続されている。支持部材の寸法お よび支持部材の間隔は前記のようにフォークリフトおよびパレットジヤツキの真 の四方差しを可能にするように選択される。

支持装置はまたパレットデツキの下側に当接してこれにより構造物へ必要とされ る程度の剛性を与えるように支持手段の中央セクションの中点の間を上方に伸長 する概してＵまたはＶ形の複数の支柱を含んでもよい。

たとえば醸造工業において通常行われるように二方差しのみが必要とされるとき には、パレットデツキのためのサポートの代替形状を使用してもよい。この状況 においては、上記の伸長Ｕ形すポートは使用されずむしろパレットデツキの両側 周辺側部の長手方向に沿いかつそれから下方に相互に間隔配置された平行関係を なして伸長する適切な形状の剛なサポートが提供される。これらの伸長サポート はビール樽の上部部分と係合するような形状とされ、これによりパレタイズされ た樽の安全な積上げを可能にする。

他の代替態様は「両面使用形」パレットといわれるものである。この設計は周辺 側部と好ましくは一体に形成された周辺ウェブ部分により相互に背中合わせの関 係に固定された２つの前記のような平行に間隔配置されたデツキを使用している 。この二重デツキ両面使用形設計は多くの利用分野において著しい利点を提供す る。

本発明の他の実施態様は「ネスト重ね」パレット構造を提供する。この配置にお いては、パレットデツキ構造物は本質的には前記と同じである。しかしながら、 幾つかの波形頂部部材の一部が頂部部材により形成されたデツキの平面から曲げ られまたは変形されて概して台形の■またはＵ形すポートレグを提供し、これに よりデツキをフロアから持ち上げてフォークリフトの歯の挿入を含む荷役作業を 容易にする。

他の実施態様は、水平な樽を支持しかつそれを積み重ねることを可能にするので 水平樽パレットと呼ばれている。この構造においては、両側に間隔配置されたデ ツキが設けられ、かつ中間部材により固定され、中間部材はそれぞれのデツキの 両側交差部材の間に伸長しかつ交差部材に溶接されている。デツキ頂部部材はパ レットデツキと並列に走る間隔配置された平行な１対の広いギャップを提供する ように配置され、これにより水平な樽がギャップの間にネスト係合することが可 能である。その他の詳細を以下に説明する。

ここで本発明の好ましい実施態様を添付図面を参照しながら説明する。

の　な雷　口 図１は本発明によるメタルパレットの斜視図である。

図２は支持構造物から上方に持ち上げられたパレットデツキを示すメタルパレッ トの分解斜視図である。

図３はメタルパレットの頂面図である。

図４はメタルパレットの端部立面図である。

図５はメタルパレットの側部立面図である。

図６は図３の線６−６による部分断面図である。

図７は図３の線７−７による部分断面図である。

図８は図３の線８−８による部分断面図である。

図９は図３の線９−９による部分断面図である。

図１０は他の実施態様すなわち二重デツキ両面使用形パレットの斜視図である。

図１１は図１０の線１１−１１による断面図である。

図１２は図１０の線１２−１２による断面図である。

図１３は図１０の線１３−１３による断面図である。

図１４は醸造工業における使用に特に適した修正態様パレットの平面図である。

図１５および図１６は図１４のパレットのそれぞれ端部および側部立面図である 。

図１７１図１８および図１９は図１４のそれぞれ線１７−１７．線１８−１８お よび線１９−１９による部分断面図である。

図２０は図１４〜図１９のパレットにより多層にパレタイズされたビール樽を示 す端部立面図である。

図２１は積上げ保管位置にある図１４〜図１９のパレットを示す端部立面図であ る。

図２２および図２３は他の修正態様周辺側部部材の端部立面図である。

図２４は他のパレットと「ネスト重ね」関係に保管可能な修正態様パレットの斜 視図である。

図２５は他の実施態様すなわち水平樽パレットの斜視図である。

図２６は図２５の線２６−２６による断面図である。

図２７は図２５の線２７−２７による断面図である。

ましい　の−　な口重 ここで図１〜図９を参照すると、本発明の原理により製作された溶接構造のメタ ルパレット１０が示されている。パレットは本質的に単一平面内にある間隔配置 された複数の平行な波形頂部部材１２を含む。間隔配置された１対の平行な波形 交差部材１４が頂部部材１２に直交して伸長しかつ頂部部材１２の面の下側に配 置されている。交差部材１４はのちに説明するように頂部部材の下側に溶接によ り堅固に固定されている。

頂部部材１２は各々両側端部部分１６を有し、それぞれの頂部部材のこれらの端 部部分はパレットの両側に沿って配置されている。パレットにはまた１対の周辺 側部部材１８が設けられ、周辺側部部材１８の各々はパレットの両側のそれぞれ に沿って伸長しかつ前記の頂部部材１２および交差部材１４と共にパレットのデ ツキを形成している。

図６および図７からよくわかるように、各周辺側部部材１８は比較的厚肉の鋼材 から圧延成形され、これによりそれの長手方向に伸長する間隔配置された１対の 平行なフランジ２０および２２を提供している。これらの間隔配置されたフラン ジは中間ウェブ部分２４により分離されまた最下フランジ２２から下方に下部リ ップ部分２６が伸長している。フランジ２ｏおよび２２はその中にそれぞれの頂 部部材１２の端部部分１６を受け入れるのに十分な間隔に配置されている。頂部 部材の両側端部を周辺側部部材１８の上部および下部フランジ２０．２２の間に おいて周辺側部部材１８に堅固に固定するように適切な溶接が行われる。

パレットの両側端部の間の波形頂部部材１２は図８に示すような断面形状を有し ている。しかしながら、頂部部材は１対の周辺頂部部材１２′を含み、周辺頂部 部材１２′は各々パレットの両側端部のそれぞれに沿って伸長しているのがわか るであろう。これらの周辺頂部部材１２′の各々は、それらの各々にそれらの外 側長手方向端縁に沿って下方に伸長するウェブ３ｏが設けられており、ウェブ３ ０の下端部において内方折返しフランジ３２が設けられているという点で残りの 頂部部材１２がら異なっている。ウェブ３０およびフランジ３２は、周辺頂部部 材１２′がメタルパレットの両側端部に隣接するそれらの正しい位置にあるとき に折返しフランジがそれぞれの波形交差部材１４の両側端部部分３４の下側に堅 固に係合されるような寸法を有しており、これが図８によく示されている。

周辺頂部部材１２の両側端部３６の各々は周辺側部部材１８の両側端部３８のそ れぞれに堅固に接続され、これによりこれらの部材１２′および１８は共に残り の頂部部材１２の周辺境界を形成しまたそれら部材上の前記フランジ２０．２２ および３２を介してこれらと協働して頂部部材１２および交差部材１４を共に固 定している。

これは、通常それらを固定しているいずれかの溶接が長期間の乱暴な使用のうち に破損した場合においても、これらがパレットデツキから分離するのを防止する ことを補助するように働く。上記構造により提供される他の重要な利点は、頂部 部材１２および交差部材１４の両側端部により形成される裸端縁が有効かつ完全 に被覆され、これにより人がパレットの使用中に怪我をするチャンスを著しく減 少することである。

上記のように、パレットデツキをパレットが置かれる支持面（フロアなど）から 空間を設けてフォークリフトなどをパレットデツキの下に入れて運搬できるよう にするために、パレット１０はパレットデツキに接続されかつパレットデツキか ら下方に伸長する支持手段を含む。

支持構造物４０はこの場合は３つである複数の間隔配置された波形メタルサポー ト４２を含み、波形メタルサポート４２は各々長くまたはきわめて細長く伸長さ れたＵ形の形状を有している。各サポート４２はパレットの側部から側部へ伸長 する伸長中央セクション４４を含み、中央セクション４２の両側端部は各々直立 レグセクション４６に一体に接続されている。一方直立レグセクション４６の上 端部分は前記周辺側部部材１８の一部を形成する下方伸長リップ２６に適切な溶 接により接続されている（図６参照）。

幾つかの支持部材４２の幅は異なる使用モデルに適するように状況に応じて変化 させてもよい。

支持構造物はさらに中央セクション４４の中点の間で上方に伸長する概してＶま たはＵ形の複数の支柱４８を含み、これらの支柱４８の上端部分はパレットデツ キの下側に溶接されかつそれに当接している。支柱４８はその上に重い荷重が乗 せられたときにデツキがたわまないように支持する働きをする。

幾つかの支持部材４２をさらに安定にするために長手方向に伸長する波形メタル セクション５０がさらに設けられ、波形メタルセクション５０は支持部材の間に またがりかつ支持部材に堅固に溶接され、これにより構造物の必要な強度および 剛性を提供する。

上記のパレット構造の幾つかの構成部品は典型的には必要とされる程度の強度お よび剛性を与えるように選択された厚さの薄鋼板から製作され、一方間時に過剰 重量を回避している。メタル構成部品は図示のように必要な形状を提供するよう に圧延成形されまたメタル表面は亜鉛めっきされるかまたは適切な防錆材料でコ ーティングされる。

種々の構成部品たとえば頂部部材１２．交差部材１４゜周辺側部部材１８および 他の残りの構成部品のすべてはスポット溶接のような既知の技術を用いて相互に 溶接されている。多数のこれらのスポット溶接が図３において左下隅の方向に図 示されている（簡単にするために他の溶接は省略されている）。場合によっては 当業者により適切と考えられるような周知の任意の接続方法（リベット継手を含 む）が用いられてもよいことは明らかである。

ここで図１０〜図１３に示す二重デツキ両面使用形パレットの実施態様を簡単に 説明しよう。類似の部品には１００を加えた同一符号が与えられている。

両面使用形パレット１１０は間隔配置された１対の平行な背中合わせデツキを有 し、背中合わせデツキは各々外側に面する頂部部材１１２とおよび内側に面する 前記の交差部材１１４とを有する。周辺側部部材１１８は、それらが各々間隔配 置された２対の平行なフランジ１２０．１２２を設け、フランジ１２０，１２２ はそれらの間に両方のデツキの頂部部材１１２の両側端部部分１１６を受け入れ てそれらに溶接されているという点で前記の周辺側部部材とは異なっている。剛 なウェブ１２３が２セツトのフランジを相互に固定しかつデツキの間の希望の間 隔を剛に維持している。オプションで設けられた伸長スロット１２５は必要なら ばフォークリフトの横からの挿入を可能にする。

図１２からよくわかるように、周辺頂部部材１１２′はフランジ１３０および折 返しフランジ１３２を含み、折返しフランジ１３２はそれぞれの交差部材１１４ の両側端部部分１３４と堅固に係合している。周辺頂部部材１１２′の両側端部 は周辺側部部材１１８のそれぞれの両側端部に溶接され、これにより第１の実施 態様で説明した構造の一体性、安全性などの幾つかの利点を達成している。

ここで図１４〜図１９を参照すると、醸造工業において使用するのに適した修正 態様パレット装置が示されているが、これの使用は必ずしも醸造工業に限定され ない。

図１〜図９の実施態様に類似の部品には２００を加えた同一符号が与えられてい る。

したがってパレット２１０は、単一平面内にありかつ前記のように間隔配置され た１対の波形交差部材２１４に溶接された平行な波形デツキ頂部部材２１２，２ １２′を含む。頂部部材２１２および交差部材２１４は、周辺境界を形成する周 辺頂部部材２１２′およびそれらのフランジ２３２と周辺側部部材２１８および それらのフランジ２２０および２２２との前記の作用により相互に堅固にロック されている。

周辺側部部材２１８の修正態様およびそれの付属品のみをさらに説明する必要が ある。同様にこれらの部材２１８は厚肉薄鋼板から圧延成形されている。平らに 配置されかつ頂部部材２１２，２１２’の端部部分２１６に溶接により固定され ている上部フランジ２２０からスタートして逆Ｕ形頂部チャネル部分２１３が設 けられ、チャネル部分２１３はパレットデツキの頂面から上方に上がっている。

チャネル２１３の外壁は頂部部材の端部を横切って下方に伸長し、次にメタルシ ートは折り返されて下部フランジ２２２を形成し、下部フランジ２２２は前記端 部部分２１６の下側に配置されかつそれに固定されている。次にメタルシートは ２１５で示すように短い距離だけ下方に伸長し、次に２１７で示すようにデツキ に対し約４５°の角度で下方かつ内方に傾斜し、次に２１９においてパレットデ ツキに平行に短い距離だけ水平方向外方に転向しまたさらに２２１で示すように パレットデツキに対し約６０°の角度で下方かつ外方に向きを変えて脚まｌ；は ベース部分２２３に到達し、ベース部分はパレットデツキに対し平行である。メ タルシートは次にパレットデツキに対して直角に上方に向きを変えて２２５にお いて上方に進み、部分２１５および頂部チャネル２１３の外壁に接続されかつ溶 接により固定されてボックスビーム状サポート２２７を形成し、サポート２２７ は周辺側部部材２１８に固定されてその一部分を有効に形成しかつパレット２１ ０の両側側部の全長にわたり伸長している。

修正態様周辺側部部材３１８が図２２に示されている（図１７に示す部品に類似 の部品は１００を加えた同一符号を有している）。容易にわかるように、唯一の 相違は、メタルシート部分３１７が外方に傾斜している代わりにデツキに直角に 伸長してリップ部分３１７′を有し、リップ部分３１７′はデツキの下側に溶接 されているということである。これはサポート３２７に対し全体としてより大き な強度および安定性を与えかつパレットを重量貨物用途に対しより適したものと している。

両側サポート２２７，３２７は、それらがパレタイズされた樽の多層が図２０に 示すように相互に積み重ねられたときに標準ビール樽の上部部分と係合し、一方 間時にフォークリフトの端部挿入を可能にするように形成されているという点で 有効である。さらに頂部チャネル２１３は樽がパレットデツキ上に完全に位置決 めされるように安定な積重ねを提供することを補助している。これらの要素２１ ３および２２７のその他の有利な特徴は当業者に容易に理解されよう。

周辺側部部材のさらに他の修正態様が図２３において４１８で示され、図２２の 実施態様の部品に類似の部品は１００を加えた同一符号を有している。この特定 の形状はフォークリフトおよびパレットジヤツキの三方差しが可能な一般用途用 平面デツキ形パレットに対して有効である。この形状は前の説明から当業者によ り容易に理解されるので、この特定の形状の説明は不必要と思われる。

同様に図１４〜図１７１図２１および図２２に示すように、チャネル２１３の各 々にそれに堅固に溶接された間隔配置の１対の鋼製ベグ２２９が設けられている 。ベグ２２９は図２１に示すように、パレット２１０が積重ね配列で保管される ときにサポート２２７のベース部分２２３内の対応する開口（図示なし）とはめ 合いをなしかつその中に挿入されるように設けられている。これにより積重ねの 安定性を確保し、安全上の危険性を回避している。

図２４を参照すると「ネスト重ねが可能な」パレット修正態様が示されている。

多数のこれらのパレットはネスト重ね配列で相互に積重ねが可能であり、これに より保管スペースを最小にすることができる。パレットデツキ構造は本質的に、 波形頂部部材５１２．交差部材５１４、周辺側部部材５１８などに関して前に説 明したものと同じである。唯一の相違は、頂部部材の３つ（５１２′で示すよう に）が曲げられまたは変形されて台形■形しグ５４２を提供し、レグ５４２は頂 部部材および交差部材により形成される平面の下側を伸長していることである。

これらのレグ５４２はパレットデツキをフロアレベルから上方に支持してフォー クリフトの歯などの使用および挿入を容易にしている。

図２５〜図２７を参照すると、水平に配置された樽を支持しかつ積み重ねるため の水平槽パレット６１０が示されている。この構造は二重対向デツキを提供し、 二重対向デツキは各々、波形頂部部材５１２．波形交差部材５１４および周辺側 部部材５１８ａ、ｂおよびＣにより形成され、周辺側部部材５１８ａ、ｂおよび Ｃのすべてには間隔配置されたフランジが設けられ、フランジは頂部部材５１２ の端部部分を包囲している。周辺頂部部材５１２′には折返しフランジ５３２が 設けられ、フランジ５３２は前記のように交差部材５１４の両側端部と係合しか つそれらを被覆している。周辺頂部部材５１２′は中央頂部部材５１２から十分 な間隔を設けて配置されてパレットと並列に走る間隔配置された平行な広いギャ ップを提供し、これにより水平な樽をギャップ内にネスト係合させかつネスト係 合された樽を有する幾つかのパレットを積み重ねることが可能となる。

パレットの二重対向デツキは一連の円筒短管５１９により間隔配置された平行関 係をなして相互に固定されている。これらの管はそれぞれのパレットデツキの対 向交差部材５１４の間で溶接されている。

ここでは「溶接」構造が示されているが、目的とする特定用途に対して必要とさ れる強度に応じて他の固定形式（たとえばリベットおよびある種の構造接着剤） が使用可能であることがわかるであろう。

本発明の好ましい実施態様が実施例により説明されてきたが、開示された構造に 対し本発明の精神および範囲から逸脱することなく種々の変更態様および修正態 様が可能であることを当業者は容易に理解できよう。本発明の定義に関しては請 求の範囲を参照すべきである。

ＦＩＧ、　２ ＦＩＧ、　３ ＦＩＧ、　４ ＦＩＧ、　６ ＦＩＧ、ｌｌ ＦＩＧ、旧 ＦＩＧ、旧 ＦＩＧ、　１９ ＦＩＧ、　２０ ＦＩＧ、　２１ 補正書の翻訳文提出書 （特許法１８４条の８） 平成５年　８月１７日

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. １．複数の平行な波形頂部部材と前記頂部部材に直交して伸長しかつ前記頂部部 材の下側に配置されて固定手段により前記頂部部材の下側に固定された複数の間 隔配置された波形交差部材とを含むパレットにおいて：前記頂部部材は各々両側 端部部分を有し、それぞれの頂部部材の前記端部部分がパレットの両側に沿って 配置され； 周辺側部部材がパレットの両側に沿って伸長しかつ固定されまた前記頂部部材お よび前記交差部材と共にパレットデッキを形成し、周辺側部部材はその長手方向 に伸長するフランジ手段を有しまたフランジ手段はそれぞれの頂部部材の両側端 部部分と係合しかつそれらを被覆し；前記波形頂部部材は周辺頂部部材を含み、 周辺頂部部材は各々メタルパレットの両側端部のそれぞれに沿って伸長し、各周 辺頂部部材はその長手方向に伸長する折返しフランジ手段を有しまた折返しフラ ンジ手段は波形交差部材の両側端部部分と係合しかつらそれを固定する；ところ のパレット。
2. ２．周辺頂部部材の両側端部が前記周辺側部部材の端部のそれぞれに接続され、 周辺頂部部材および側部部材のフランジ手段が頂部部材および交差部材を共にさ らに固定しこれにより前記固定手段が破損した場合でもそれらの分離を防止する ことを補助する請求項１のパレット。
3. ３．平面を形成する複数の平行な波形頂部部材と前記頂部部材に直交して伸長し かつ前記頂部部材の下側に配置されて固定手段により前記頂部部材の下側に固定 された１対の平行に間隔配置された波形交差部材とを含むメタルパレットにおい て： 前記頂部部材は各々両側端部部分を有し、それぞれの頂部部材の前記端部部分が パレットの両側に沿って配置され； １対の周辺側部部材が各々パレットの両側のそれぞれに沿って伸長しまた前記頂 部部材および前記交差部材と共にパレットデッキを形成し、各周辺側部部材はそ の長手方向に伸長するフランジ手段を有しまたフランジ手段はそれぞれの頂部部 材の両側端部部分と係合し；前記波形頂部部材は１対の周辺頂部部材を含み、周 辺頂部部材は各々メタルパレットの両側端部のそれぞれに沿って伸長し、各周辺 頂部部材はその長手方向に伸長する折返しフランジ手段を備えたウェブを有しま た折返しフランジ手段は頂部部材の平面の下側に設けられかつ両側の周辺頂部部 材の折返しフランジ手段が波形交差部材の両側端部部分の下側で係合するように 配置され；周辺頂部部材の両側端部の端々は前記周辺側部部材の両側端部のそれ ぞれのきわめて近くに隣接し、これにより周辺頂部部材は周辺側部部材と共に残 りの頂部部材の周辺境界を形成しまたそれら部材上の前記フランジ手段を介して 頂部部材および交差部材を共にさらに固定しこれにより前記固定手段が破損した 場合でもそれらの分離を防止することを補助するように働く；ところのメタルパ レット。
4. ４．本質的に平面内にある複数の平行な波形頂部部材と前記頂部部材に直交して 伸長しかつ前記頂部部材の下側に配置されて固定手段により前記頂部部材の下側 に固定された１対の平行に間隔配置された波形交差部材とを含むメタルパレット において： 前記頂部部材は各々両側端部部分を有し、それぞれの頂部部材の前記端部部分が パレットの両側に沿って配置され； １対の周辺側部部材が各々パレットの両側のそれぞれに沿って伸長しまた前記頂 部部材および前記交差部材と共にパレットデッキを形成し、各周辺側部部材はそ の長手方向に伸長する１対の平行なフランジを有しまたフランジは間隔配置され てそれぞれの頂部部材の両側端部部分をこれらの間に受け入れこれにより最後に 記載の端部部分が各周辺側部部分内で固定され； 前記波形頂部部材は１対の周辺頂部部材を含み、周辺頂部部材は各々メタルパレ ットの両側端部のそれぞれに沿って伸長し、各周辺頂部部材はその長手方向に伸 長する折返しフランジを備えたウェブを有しまた折返しフランジは頂部部材の平 面の下側に設けられかつ両側の周辺頂部部材の折返しフランジが波形交差部材の 両側端部部分の下側で係合するように配置され； 周辺頂部部材の荷側端部の各々は前記周辺側部部材の西側端部のそれぞれに接続 され、これにより周辺頂部部材は周辺側部部材と共に残りの頂部部材の周辺境界 を形成しかつ頂部部材および交差部材の前記端部部分により形成される任意の裸 端縁を被覆し、また周辺頂部部材および周辺側部部材上の前記フランジを介して 頂部部材および交差部材を共にさらに固定しこれにより前記固定手段が破損した 場合でもそれらの分離を防止することを補助するように働く； ところのメタルパレット。
5. ５．パレットデッキをパレットが置かれる支持面から空間を設けて支持してフォ ークリフトなどをデッキの下に入れられるようにするために、パレットデッキか ら下方に伸長する支持手段をさらに含む請求項３または請求項４のメタルパレッ ト。
6. ６．前記支持手段が概してＵ形の伸長形状を有する複数の間隔配置された波形メ タル部材からなり、各々前記パレットの側部から側部へ伸長する伸長中央セクシ ョンを含み、中央セクションの両側端部は各々直立レグ部分に接続され、直立レ グ部分の上端部分は付属の周辺側部部材に接続される請求項５のメタルパレット 。
7. ７．前記支持手段が概してＶまたはＵ形の複数の支柱をさらに含む請求項５のメ タルパレット。
8. ８．間隔を設けた平行関係に背中合わせに配置された１対のパレットデッキを含 み、各パレットデッキは請求項４に記載のように構成された両面使用形パレット 。
9. ９．前記周辺側部部材が各々２対の間隔配置された平行なフランジを含み、各対 はそれらの中に頂部部材のそれぞれに関連する両側端部部分を受け入れかつそれ らに固定され、また剛なウェブが前記２対のフランジの間で伸長しかつそれらを 接続する請求項８の両面使用形パレット。
10. １０．パレタイズされたピール樽の積重ねを可能にするように醸造工業において 使用されるメタルパレットであって、パレットのデッキの上側でパレットの両側 の各々に沿って伸長する頂部チャネルとデッキの下側でパレットの両側に沿って 伸長する１対のサポートとを有し、前記サポートはピール樽の上部部分と係合し てパレタイズされた樽の多層の相互積重ねを可能にし、一方パレットデッキの下 側へのフォークリフトの横からの挿入を可能にする請求項３または請求項４のメ タルパレット。
11. １１．前記頂部チャネル上にペグと前記サポートの下端部にはめ合い開口とを有 し、前記ペグが前記開口とはめ合いをなしてパレット相互の安定な積重ねおよび 保管を可能にする請求項１０のメタルパレット。
12. １２．前記固定手段が溶接からなる溶接構造である請求項３〜請求項１１のいず れかのメタルパレット。