JPH05330555A - 貨物輸送用コンテナ - Google Patents
貨物輸送用コンテナInfo
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- JPH05330555A JPH05330555A JP32259691A JP32259691A JPH05330555A JP H05330555 A JPH05330555 A JP H05330555A JP 32259691 A JP32259691 A JP 32259691A JP 32259691 A JP32259691 A JP 32259691A JP H05330555 A JPH05330555 A JP H05330555A
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- container
- cargo
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- substrate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 様々な形状やサイズを有する種々の貨物に適
宜対応でき、貨物の安定輸送を可能ならしめるコンテナ
を提供する。 【構成】 上面に係合孔14が等ピッチで列をなして設
けられ貨物が載置されるコンテナ基板12と、前記係合
孔14に適合する係合突起18を少なくとも2つ以上有
するとともに貨物の移動を防止する少なくとも1つの荷
重受け面16bを有する輪止め16とを具備してなる。
宜対応でき、貨物の安定輸送を可能ならしめるコンテナ
を提供する。 【構成】 上面に係合孔14が等ピッチで列をなして設
けられ貨物が載置されるコンテナ基板12と、前記係合
孔14に適合する係合突起18を少なくとも2つ以上有
するとともに貨物の移動を防止する少なくとも1つの荷
重受け面16bを有する輪止め16とを具備してなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重量貨物を安定的に保
持して輸送するための貨物輸送用コンテナに関する。
持して輸送するための貨物輸送用コンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】重量貨物、特に円形の重量貨物の輸送に
用いられるコンテナでは、輸送中における貨物の転がり
移動や滑り移動を防止するために、従来から、コンテナ
基板あるいは蓋の所定位置に、貨物の周面に適合する凹
状カーブの作業表面を有するブロックが取り付けられて
いた。
用いられるコンテナでは、輸送中における貨物の転がり
移動や滑り移動を防止するために、従来から、コンテナ
基板あるいは蓋の所定位置に、貨物の周面に適合する凹
状カーブの作業表面を有するブロックが取り付けられて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来構成
のものでは、例えば、シートメタルを様々な大きさのロ
ール状に形成してなる異なった径を有する重量貨物の輸
送に適宜対応することはできなかった。
のものでは、例えば、シートメタルを様々な大きさのロ
ール状に形成してなる異なった径を有する重量貨物の輸
送に適宜対応することはできなかった。
【0004】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、様々な形状とサイズを有する種々の貨物に適宜対応
でき、貨物の安定輸送を可能ならしめるコンテナを提供
しようとするものである。
で、様々な形状とサイズを有する種々の貨物に適宜対応
でき、貨物の安定輸送を可能ならしめるコンテナを提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、上面に係合孔が等ピッチで列をなして設
けられ貨物が載置されるコンテナ基板と、前記係合孔に
適合する係合突起を少なくとも2つ以上有するとともに
貨物の移動を防止する少なくとも1つの荷重受け面を有
する輪止めとを備えてなるものである。
め、本発明は、上面に係合孔が等ピッチで列をなして設
けられ貨物が載置されるコンテナ基板と、前記係合孔に
適合する係合突起を少なくとも2つ以上有するとともに
貨物の移動を防止する少なくとも1つの荷重受け面を有
する輪止めとを備えてなるものである。
【0006】
【作用】コンテナ基板上には、輪止めが前記コンテナ基
板の係合孔に前記輪止めの係合突起を嵌め込んで固定さ
れる。ここで、前記係合孔は前記コンテナ基板上に等ピ
ッチで列をなして設けられているため、前記輪止めの位
置を適宜選択変更することができる。その結果、様々な
貨物の大きさ(径)に応じた輪止めの位置設定が可能で
ある。
板の係合孔に前記輪止めの係合突起を嵌め込んで固定さ
れる。ここで、前記係合孔は前記コンテナ基板上に等ピ
ッチで列をなして設けられているため、前記輪止めの位
置を適宜選択変更することができる。その結果、様々な
貨物の大きさ(径)に応じた輪止めの位置設定が可能で
ある。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0008】図6に示すように、コンテナ10は、コン
テナ基板12と、該コンテナ基板12に対して取り外し
可能な蓋25とから構成される。
テナ基板12と、該コンテナ基板12に対して取り外し
可能な蓋25とから構成される。
【0009】前記コンテナ基板12は貨物が載置される
全体的に平坦な板体であり、該コンテナ基板12には、
フォークリフトによる運搬のためのフォークポケット1
2a、12aが設けられる。
全体的に平坦な板体であり、該コンテナ基板12には、
フォークリフトによる運搬のためのフォークポケット1
2a、12aが設けられる。
【0010】図1は本発明の一実施例を示す斜視図であ
る。前記コンテナ基板12の上面には多数の凹溝22が
平行に列設されており、該各凹溝22には、多数の孔1
4が等ピッチでそれぞれ設けられている。該各孔14
は、後述する輪止め16の係合突起18を受け、輪止め
16の位置を固定するための係合孔である。
る。前記コンテナ基板12の上面には多数の凹溝22が
平行に列設されており、該各凹溝22には、多数の孔1
4が等ピッチでそれぞれ設けられている。該各孔14
は、後述する輪止め16の係合突起18を受け、輪止め
16の位置を固定するための係合孔である。
【0011】前記各凹溝22には、次に詳細に述べる構
成の輪止め16が嵌め込まれる。該輪止め16は、前記
コンテナ基板12上に載置された貨物の転がり移動や滑
り移動を防止するものである。
成の輪止め16が嵌め込まれる。該輪止め16は、前記
コンテナ基板12上に載置された貨物の転がり移動や滑
り移動を防止するものである。
【0012】前記輪止め16は、図2に示すように、前
記コンテナ基板12上に列設された凹溝22と適合する
幅を有するとともに前記凹溝22の底面と密着する平坦
な底板16aを備え、該底板16aの下面には、前記コ
ンテナ基板12の各溝22に穿設された前記係合孔14
と適合する係合突起18が前記係合孔14のピッチと同
ピッチで少なくとも2つ以上設けられている。そして、
該係合突起18は前記凹溝22内の適宜の前記係合孔1
4の中に受け入れられ、前記輪止め16の位置を固定す
る。
記コンテナ基板12上に列設された凹溝22と適合する
幅を有するとともに前記凹溝22の底面と密着する平坦
な底板16aを備え、該底板16aの下面には、前記コ
ンテナ基板12の各溝22に穿設された前記係合孔14
と適合する係合突起18が前記係合孔14のピッチと同
ピッチで少なくとも2つ以上設けられている。そして、
該係合突起18は前記凹溝22内の適宜の前記係合孔1
4の中に受け入れられ、前記輪止め16の位置を固定す
る。
【0013】前記係合突起18は、前記コンテナ基板1
2上に載置された重量貨物の転がり移動や滑り移動を防
止するための輪止め16を前記コンテナ基板12に対し
て固定するためのものである関係上、前記底板16aに
対して極めて強固に固着される必要がある。そのため、
本実施例においては、前記底板16aに係合突起18の
後端部18aを受ける孔19を設け、該孔19に前記係
合突起18の後端部18aを挿通した後、前記孔19と
前記係合突起18の後端部18aとの周面間をシーム溶
接する方法が採られている。前記底板16aに適宜の厚
みを持たせ、且つ、そこに設けられる孔19の径を前記
係合突起18の径と適合するような寸法とすることによ
り、前記係合突起18は前記底板16aを貫通して強固
に固着され、重量貨物の横移動に対しても十分耐え得る
強度が保証される。
2上に載置された重量貨物の転がり移動や滑り移動を防
止するための輪止め16を前記コンテナ基板12に対し
て固定するためのものである関係上、前記底板16aに
対して極めて強固に固着される必要がある。そのため、
本実施例においては、前記底板16aに係合突起18の
後端部18aを受ける孔19を設け、該孔19に前記係
合突起18の後端部18aを挿通した後、前記孔19と
前記係合突起18の後端部18aとの周面間をシーム溶
接する方法が採られている。前記底板16aに適宜の厚
みを持たせ、且つ、そこに設けられる孔19の径を前記
係合突起18の径と適合するような寸法とすることによ
り、前記係合突起18は前記底板16aを貫通して強固
に固着され、重量貨物の横移動に対しても十分耐え得る
強度が保証される。
【0014】また、前記輪止め16の底板16aの上に
は、垂直方向から約45度及び約30度下方へ傾斜した
荷重受け面16b、16dがそれぞれ垂直に起立した起
立面16cを介して対向して設けられ、前記2つの荷重
受け面16b、16dの先端部が接合されて輪止め頂部
16eを形成している(図3参照)。
は、垂直方向から約45度及び約30度下方へ傾斜した
荷重受け面16b、16dがそれぞれ垂直に起立した起
立面16cを介して対向して設けられ、前記2つの荷重
受け面16b、16dの先端部が接合されて輪止め頂部
16eを形成している(図3参照)。
【0015】前記荷重受け面16b、16dは、前記コ
ンテナ基板12上に載置された円形貨物の周面と接触
し、転がり移動や滑り移動しようとする貨物の荷重を受
け、貨物の移動を防止する。前記荷重受け面16b、1
6dを異なった傾斜角を有する2種類のものから構成し
たのは、大きさや形状の異なる貨物に適宜対応し得る輪
止めとするためである。一方、前記起立面16cは、立
方体形状の貨物や、円形貨物を起立させて載置する載置
台21の移動を防止すべく設けられるものであり、これ
により、前記2種類の傾斜角を有する荷重受け面16
b、16dの存在と相俟って前記輪止め16の利用範囲
が拡大されている。
ンテナ基板12上に載置された円形貨物の周面と接触
し、転がり移動や滑り移動しようとする貨物の荷重を受
け、貨物の移動を防止する。前記荷重受け面16b、1
6dを異なった傾斜角を有する2種類のものから構成し
たのは、大きさや形状の異なる貨物に適宜対応し得る輪
止めとするためである。一方、前記起立面16cは、立
方体形状の貨物や、円形貨物を起立させて載置する載置
台21の移動を防止すべく設けられるものであり、これ
により、前記2種類の傾斜角を有する荷重受け面16
b、16dの存在と相俟って前記輪止め16の利用範囲
が拡大されている。
【0016】前記荷重受け面16b、16d及び前記起
立面16cは、I形鋼やT形鋼等の適宜の剛性及び弾性
を有する鋼材から構成される。その結果、図4に示す如
く、適度の撓みをもって円形貨物の荷重を受けることが
できる。なお、前記荷重受け面16b、16d及び起立
面16c上には、貨物との間の緩衝材としてゴム等の層
を設けることが望ましい。
立面16cは、I形鋼やT形鋼等の適宜の剛性及び弾性
を有する鋼材から構成される。その結果、図4に示す如
く、適度の撓みをもって円形貨物の荷重を受けることが
できる。なお、前記荷重受け面16b、16d及び起立
面16c上には、貨物との間の緩衝材としてゴム等の層
を設けることが望ましい。
【0017】前記輪止め頂部16eには、前記輪止め1
6のリフティング、ハンドリングを容易ならしめるため
のハンドルHが設けられている。
6のリフティング、ハンドリングを容易ならしめるため
のハンドルHが設けられている。
【0018】前記輪止め16は、前記係合突起18を前
記係合孔14に挿通することにより、前記底板16aと
前記凹溝22の底面22aが密着し、さらに、前記凹溝
22の側面22bによって左右方向のぐらつきが防止さ
れることとなり、前記コンテナ基板12に対して安定的
かつ強固に固定される。
記係合孔14に挿通することにより、前記底板16aと
前記凹溝22の底面22aが密着し、さらに、前記凹溝
22の側面22bによって左右方向のぐらつきが防止さ
れることとなり、前記コンテナ基板12に対して安定的
かつ強固に固定される。
【0019】前記構成よりなるコンテナ基板12及び輪
止め16によれば、貨物の大きさや形状に応じて輪止め
16が適宜変更固定可能であり、さらに、輪止め16自
体も種々の径の円形貨物や立方体形状の貨物に対応する
ことができるため、利用範囲が広いという利点がある。
止め16によれば、貨物の大きさや形状に応じて輪止め
16が適宜変更固定可能であり、さらに、輪止め16自
体も種々の径の円形貨物や立方体形状の貨物に対応する
ことができるため、利用範囲が広いという利点がある。
【0020】図中13は後述する蓋25の固定金具であ
り、該蓋25の内側四隅部に適合する四隅部に起立させ
て設けられ、後述する固定ピン33の挿入孔13aを有
する。また、15はラッシングブラケットであり、ラッ
シングベルト(図示せず)の連結孔15aを有する。
り、該蓋25の内側四隅部に適合する四隅部に起立させ
て設けられ、後述する固定ピン33の挿入孔13aを有
する。また、15はラッシングブラケットであり、ラッ
シングベルト(図示せず)の連結孔15aを有する。
【0021】図5は、前記コンテナ基板12の他の例を
示すものであり、上面に前記の如き凹溝22が形成され
ない平坦なコンテナ基板13を示している。該コンテナ
基板13上には、前記輪止め16に設けられた係合突起
18、18間の幅と同ピッチで縦横に係合孔14が穿設
され、前記輪止め16の固定方向を適宜選択変更し得る
構成とされている。これにより前記コンテナ基板12上
にいずれの方向からでも貨物を載置することが可能とな
る。
示すものであり、上面に前記の如き凹溝22が形成され
ない平坦なコンテナ基板13を示している。該コンテナ
基板13上には、前記輪止め16に設けられた係合突起
18、18間の幅と同ピッチで縦横に係合孔14が穿設
され、前記輪止め16の固定方向を適宜選択変更し得る
構成とされている。これにより前記コンテナ基板12上
にいずれの方向からでも貨物を載置することが可能とな
る。
【0022】次に前記蓋25について説明すると、前記
蓋25は、前記コンテナ基板12と略同大の天板26
と、該天板26の四辺に着脱可能に取り付けられて下方
に垂直に延びる側板28とから構成され、前記コンテナ
基板12上に載置された貨物を完全に覆って保護するた
めのものである。
蓋25は、前記コンテナ基板12と略同大の天板26
と、該天板26の四辺に着脱可能に取り付けられて下方
に垂直に延びる側板28とから構成され、前記コンテナ
基板12上に載置された貨物を完全に覆って保護するた
めのものである。
【0023】前記天板26は波形スチール構造のものが
望ましく、適宜、図示しない補強用リブが設けられる。
望ましく、適宜、図示しない補強用リブが設けられる。
【0024】また、前記各側板28は、図7に示すよう
に、断面山形の鋼材よりなるコーナーポスト30を隣接
する側板28の内部端縁30aに沿ってリベット34止
めすることにより隣接するもの同志が互いに連結され
る。このため、各側板28の適宜の取り替えが可能であ
る。なお、前記各側板28と前記天板26との連結も同
様の構成である。もっとも、各側板の連結構造は上記の
ものには限られず、隣接する側板の端縁同志が接するよ
うに配置して内側に断面山形のコーナーポストを設けて
両側板と螺子止めする等の構成でもよい。
に、断面山形の鋼材よりなるコーナーポスト30を隣接
する側板28の内部端縁30aに沿ってリベット34止
めすることにより隣接するもの同志が互いに連結され
る。このため、各側板28の適宜の取り替えが可能であ
る。なお、前記各側板28と前記天板26との連結も同
様の構成である。もっとも、各側板の連結構造は上記の
ものには限られず、隣接する側板の端縁同志が接するよ
うに配置して内側に断面山形のコーナーポストを設けて
両側板と螺子止めする等の構成でもよい。
【0025】さらに前記各側板28は、前記蓋25に可
変性、耐久性、軽量性を持たせ、頻繁なリフティングや
取り扱いを簡便にするべく、シート・メタル製又はポリ
アラミド・フィラメント材料から構成されている。特
に、前記各側板28をポリアラミド・フィラメント材料
で構成すれば、前記利点に加えて断熱効果も得られるた
め、コンテナ10内で結露を発生させ貨物表面に錆を生
じさせるような熱成分貨物の輸送を行う場合に、錆の発
生を防止し得る効果がある。
変性、耐久性、軽量性を持たせ、頻繁なリフティングや
取り扱いを簡便にするべく、シート・メタル製又はポリ
アラミド・フィラメント材料から構成されている。特
に、前記各側板28をポリアラミド・フィラメント材料
で構成すれば、前記利点に加えて断熱効果も得られるた
め、コンテナ10内で結露を発生させ貨物表面に錆を生
じさせるような熱成分貨物の輸送を行う場合に、錆の発
生を防止し得る効果がある。
【0026】図中31は前記コンテナ基板12の四隅部
に設けられた蓋25の固定金具13の挿入孔13aと適
合する固定ピン33の挿入孔、32は固定ピン33の押
えブラケットである。なお、前記固定ピン33は図11
に示すように、前記挿入孔13a、31に挿入したと
き、前記押えブラケット32に係合して固定ピン33の
抜脱を防止するプレート35を有する。また、図中35
aは前記固定ピン紛失防止用のチェーンである。
に設けられた蓋25の固定金具13の挿入孔13aと適
合する固定ピン33の挿入孔、32は固定ピン33の押
えブラケットである。なお、前記固定ピン33は図11
に示すように、前記挿入孔13a、31に挿入したと
き、前記押えブラケット32に係合して固定ピン33の
抜脱を防止するプレート35を有する。また、図中35
aは前記固定ピン紛失防止用のチェーンである。
【0027】前記構成よりなる蓋25は、次に述べる構
成のリフトアーム36に従来のリフト装置のフック37
を引っ掛けて持ち上げられ、該蓋25の側板28の下縁
が、前記コンテナ基板12の上面周囲に設けられた段部
12bに適合するように前記コンテナ基板12上に被せ
られ、前記固定ピン挿入孔31と前記固定金具13の挿
入孔13aとを一致させて前記固定ピン33を挿入する
ことにより前記コンテナ基板12に対して取り外し自在
に固定される。なお、前記蓋25は前記軽材料の使用に
より前記コンテナ基板よりかなり軽いものである。従っ
て、コンテナ10の重心はコンテナ10の下部に位置す
ることとなり、コンテナの安定性がよい。
成のリフトアーム36に従来のリフト装置のフック37
を引っ掛けて持ち上げられ、該蓋25の側板28の下縁
が、前記コンテナ基板12の上面周囲に設けられた段部
12bに適合するように前記コンテナ基板12上に被せ
られ、前記固定ピン挿入孔31と前記固定金具13の挿
入孔13aとを一致させて前記固定ピン33を挿入する
ことにより前記コンテナ基板12に対して取り外し自在
に固定される。なお、前記蓋25は前記軽材料の使用に
より前記コンテナ基板よりかなり軽いものである。従っ
て、コンテナ10の重心はコンテナ10の下部に位置す
ることとなり、コンテナの安定性がよい。
【0028】前記天板26の上面には、両端部36a、
36aに水平シャフト38を有するU字形のリフトアー
ム36が、前記天板26の上面に強固に固着された複数
のブラケット40を介して回動自在に設けられている。
前記水平シャフト38の外端部38aは、側板28から
僅かに突出し、該外端部38aには、該側板28と平行
なウエート部材42の端部が強固に固着されている。こ
こで、前記ウエート部材42は、自身が鉛直方向に垂れ
下がったときに、前記リフトアーム36が前記天板26
の上面から適度に起き上がった状態(望ましくは、約4
5度)となるように前記水平シャフト38の外端部38
aに対して固着される。
36aに水平シャフト38を有するU字形のリフトアー
ム36が、前記天板26の上面に強固に固着された複数
のブラケット40を介して回動自在に設けられている。
前記水平シャフト38の外端部38aは、側板28から
僅かに突出し、該外端部38aには、該側板28と平行
なウエート部材42の端部が強固に固着されている。こ
こで、前記ウエート部材42は、自身が鉛直方向に垂れ
下がったときに、前記リフトアーム36が前記天板26
の上面から適度に起き上がった状態(望ましくは、約4
5度)となるように前記水平シャフト38の外端部38
aに対して固着される。
【0029】その結果、通常状態では前記ウエート部材
42が自重によって鉛直方向に垂れ下がるため、このと
き、前記リフトアーム36は前記天板26の上面から約
45度の角度で起き上がっている(図8参照)。従っ
て、前記リフトアーム36に対して、リフト装置のフッ
ク37を容易に引っ掛けることができる。そして、前記
リフトアーム36が前記リフト装置のフック37で引き
上げられると、図9に示すように前記ウエート部材42
の垂下作用に抗して前記リフトアーム36が起立せしめ
られる。一方、一つのコンテナ上に他のコンテナを積み
上げた場合には、図10に示すように、前記の傾斜した
リフトアーム36が前記他のコンテナのコンテナ基板下
面に押さえ付けられ前記ウエート部材42の垂下力に逆
らって略水平状態となる。
42が自重によって鉛直方向に垂れ下がるため、このと
き、前記リフトアーム36は前記天板26の上面から約
45度の角度で起き上がっている(図8参照)。従っ
て、前記リフトアーム36に対して、リフト装置のフッ
ク37を容易に引っ掛けることができる。そして、前記
リフトアーム36が前記リフト装置のフック37で引き
上げられると、図9に示すように前記ウエート部材42
の垂下作用に抗して前記リフトアーム36が起立せしめ
られる。一方、一つのコンテナ上に他のコンテナを積み
上げた場合には、図10に示すように、前記の傾斜した
リフトアーム36が前記他のコンテナのコンテナ基板下
面に押さえ付けられ前記ウエート部材42の垂下力に逆
らって略水平状態となる。
【0030】前記リフトアーム36の構成によれば、コ
ンテナの吊り上げが容易であるとともに、コンテナの積
み重ねに際して邪魔になることがないという利点があ
る。
ンテナの吊り上げが容易であるとともに、コンテナの積
み重ねに際して邪魔になることがないという利点があ
る。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、同一のコンテナにより
様々な大きさの貨物を安定的に輸送することができる。
様々な大きさの貨物を安定的に輸送することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】輪止めとコンテナ基板との関係を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】輪止めの側面図である。
【図4】貨物の荷重を受けた状態の輪止めを示す側面図
である。
である。
【図5】コンテナ基板の他の例を示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施例に係るコンテナの一部切欠全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図7】図6に示すコンテナのA−A断面図である。
【図8】図6に示すコンテナの上部正面図である。
【図9】リフトアームの作動状態を示すコンテナ上部正
面図である。
面図である。
【図10】コンテナを積み重ねた場合のリフトアームの
状態を示すコンテナの一部正面図である。
状態を示すコンテナの一部正面図である。
【図11】コンテナ基板に対する蓋の固定部の拡大斜視
図である。
図である。
10 コンテナ 12 コンテナ基板 14 係合孔 16 輪止め 16b、16d 荷重受け面 18 係合突起
Claims (1)
- 【請求項1】 上面に係合孔が等ピッチで列をなして設
けられ貨物が載置されるコンテナ基板と、前記係合孔に
適合する係合突起を少なくとも2つ以上有するとともに
貨物の移動を防止する少なくとも1つの荷重受け面を有
する輪止めとを具備してなる貨物輸送用コンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32259691A JPH05330555A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 貨物輸送用コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP32259691A JPH05330555A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 貨物輸送用コンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05330555A true JPH05330555A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=18145472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP32259691A Pending JPH05330555A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 貨物輸送用コンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH05330555A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5497708A (en) * | 1994-09-30 | 1996-03-12 | Chrysler Corporation | Pallet with adjustable article mounting hardware and article attachment method |
WO2000001978A1 (en) * | 1998-07-06 | 2000-01-13 | Minerva Corporation | Mounter for towering electronic equipment |
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US7673569B2 (en) | 2000-05-08 | 2010-03-09 | Ricoh Company, Ltd. | Method of and system for managing rack operation, method of and system for managing multistage rack, article conveyance and storage device, and computer product |
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-
1991
- 1991-11-11 JP JP32259691A patent/JPH05330555A/ja active Pending
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