JPH0650414U - 施肥移植機の肥料タンク取付構造 - Google Patents

施肥移植機の肥料タンク取付構造

Info

Publication number
JPH0650414U
JPH0650414U JP091965U JP9196592U JPH0650414U JP H0650414 U JPH0650414 U JP H0650414U JP 091965 U JP091965 U JP 091965U JP 9196592 U JP9196592 U JP 9196592U JP H0650414 U JPH0650414 U JP H0650414U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fertilizer
tank
transplanter
machine
fertilizer tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP091965U
Other languages
English (en)
Inventor
健一 近藤
英明 福間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA filed Critical MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Priority to JP091965U priority Critical patent/JPH0650414U/ja
Publication of JPH0650414U publication Critical patent/JPH0650414U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fertilizing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行機体の前部側方に配置した肥料タンクの
吸引側配管を極力短く、かつ乗降時の邪魔にならないよ
うにした施肥移植機の肥料タンク取付構造を提供する。 【構成】 流動状肥料を収容する肥料タンク16を少な
くとも走行機体3の前部側方に配設した施肥移植機にお
いて、前記肥料タンク16を支持する支持部材24の機
体フレーム11側への取付部a,bを、前輪車軸1aよ
りも前方に位置させて設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、施肥装置を装備した乗用田植機等の施肥移植機における肥料タンク 取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
施肥装置を装備した乗用田植機(施肥田植機)において、従来、ペースト状肥 料(ペースト肥料)や液状肥料(液肥)等の流動状肥料を収容する肥料タンクを ステー等の支持部材を介しボンネットの外側方に配設する等、走行機体の側方に 張出し状に配設した構造のものが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のような構造のものでは、肥料タンクを走行機体(本機)側に内 蔵状態で一体に組込むものでないため、本機を極力小型コンパクト化でき、しか も機体スペースからくるタンク容量の制約が緩和される反面、新たな不都合が生 ずる。すなわち、肥料タンクを機体フレームに支持させるためには、支持部材( ステー等)を機体と肥料タンク間の空間部に位置して機体フレームから立上がら せる支持構造とならざるを得ないため、肥料タンクと施肥ポンプの吸引口側をサ クションホース(吸引側配管)で連結する際、配管が肥料タンクの支持部材と干 渉しないよう支持部材を不自然な形で迂回した状態でポンプまで配索する必要が ある。そのため、配管長が長くなるばかりでなく配管の一部が機体側方に張出し てステップへの乗降時に配管が邪魔になる等の問題が生ずるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る施肥移植機の肥料タンク取付構造は、上記のような実状に基きそ の問題点を解消すべく創案されたものであって、流動状肥料を収容する肥料タン クを少なくとも走行機体の前部側方に配設してなる施肥移植機において、前記走 行機体の前部側方に位置する肥料タンクを支持する支持部材の機体フレーム側へ の取付部を、前輪車軸よりも前方に位置させて設けたことを要旨とする。
【0005】
【作用】
肥料タンクから施肥ポンプに肥料を導く吸引側配管を、肥料タンクの支持部材 を迂回させることなく、機体前部側方から機体幅方向中央寄りに向かいスムーズ に斜行させて配索することができるので、吸引側配管を極力短くできるうえ、機 体のステップ部分で吸引側配管が側方に出っ張らないので、運転者の乗降等の際 に邪魔になるようなことはない。
【0006】
【実施例】
本考案の構成を図面に示された一実施例により説明する。 図面には施肥移植機として、前輪1及び後輪2を有する走行機体(本機)3の 後方に、フロート4、プランタケース5aと一体のドライブケース5、植付杆6 及び前低後高状に、かつ左右往復動自在に架設された苗載台7等からなる植付部 8が昇降リンク9及び油圧シリンダ10を介して昇降可能に連結してなる施肥装 置F付き乗用田植機が例示されている。上記走行機体3はホイールベースが短く しかも機体前部のオーバーハング量が少なく設定されており、極力小型コンパク トな機体構成となっている。 11は補助ステップ11aを一体に取付けた機体フレームで、この機体フレー ム11は角パイプを主体として強固に枠組構成されており、その上面は運転席ス テップ12a、リヤフエンダ12b、前部ステップ12c及び前部カバー12d 等を一体成形してなる覆い体12により覆われている。12eはクラッチペダル 用開口部、12fはブレーキペダル用開口部である。13はボンネット、14は 苗受14a,14b,14c,14dを有する補助苗台、15運転席である。
【0007】 さて、施肥装置Fは、ペースト肥料を収容する肥料タンク16,16a、施肥 ポンプ17,17a、インジケータ18,18a、施肥ノズル19,19a等か らなり、施肥ポンプ17,17aの駆動により肥料タンク16,16a内のペー スト肥料はサクションホース(吸引側配管)20,20aでポンプ吸引口側に導 かれた後、ポンプ吐出口側から吐出側配管21,21aを経由して機体後方に送 給され、施肥ノズル19,19aにより土壌の浅層と深層の上下2段に施肥され るようになっている。
【0008】 前記肥料タンクは浅層用タンク16と深層用タンク16aに分離され、浅層用 タンク16は前輪(左)1の外側方上方に、また深層用タンク16aは後輪(右 )2の外側方上方に夫々左右及び前後に振分け状に配置され、また、施肥ポンプ 17,17aは前輪車軸1aと後輪車軸2aの中間に位置させ、さらに機体中心 より左右に振分けて配置されており、重量物である肥料タンク16,16a及び 施肥ポンプ17,17aにより本機3の前後及び左右バランスが崩れないように 配慮されている。
【0009】 また、施肥ポンプ17,17aへの動力は、後述のトランスミッションケース から機幅方向中間部に位置させて機体後方へ向け導出したPTO軸22を長手方 向に等分した位置より伝動チェン23,23aを介し左右に振分けて取出すこと により、PTO軸22に対する引張力が左右バランスが取れるようにし、PTO 軸22に無理な力が掛からないようになっている。
【0010】 前記浅層用の肥料タンク16は支持部材24を介して機体フレーム11に着脱 自在に支持されている。すなわち、上記支持部材24は側面視で垂直な前部立上 がり部24aと下部側を前部立上がり部24aへの接近方向に折曲させた略ヘ字 状の後部立上がり部24bを有し、かつ上端に水平部24cをする変形コ字状に 形成されており、肥料タンク16は前後の立上がり部24a,24bにボルト2 5で着脱自在に固定したコ字状ブラケット26,27を介し固定されている。
【0011】 ところで、前記支持部材24の機体フレーム11側への取付部a,bは、前輪 車軸1aよりも前方に設けられている。実施例では、取付部a,bを前輪車軸1 aよりも前方で且つ肥料タンク16の前後幅方向中間部より前方に位置して設け た構造のものが例示されているが、取付部a,bは少なくとも前輪車軸1aより も前方に位置しておればよい。そして、前後の立上がり部24a,24bの下端 部には夫々ロッド28,29が内方へ向け一体に突設されており、前部立上がり 部側ロッド28は機体フレーム11の前端下面に固着のパイプ30に差込み固定 され、後部立上がり部側ロッド29は上記パイプ30よりも後方で前輪車軸1a よりも前方に位置して機体フレーム11に固設のL型取付座31にボルト32止 めされている。
【0012】 一方、ボンネット13を挟んで前記肥料タンク16と対称位置に配設された補 助苗台14側の支持部材24’は、その形状及び機体フレーム11に対する取付 構造も上記肥料タンク16側の支持部材24と略同様(左右対称)であるが、補 助苗台14側は苗受14aを複数段架設する関係上、支持部材24’の上方にブ ラケット33を介してコ字状の延長フレーム34を一体に連結してある。
【0013】 上記のように、肥料タンク16側の支持部材24と補助苗台14側側の支持部 材24’は共用化出来るようになっており、したがって、走行機体1の前部左右 には、実施例のように一側(左側)に肥料タンク16を他側(右側)に補助苗台 14を装着出来るばかりでなく、必要に応じて肥料タンク16又は補助苗台14 のいずれか一方のみを左右両側へ振り分け配置することも可能である。
【0014】 ところで、後輪(右)2の外側方上方に配設された深層用タンク16aは前後 2本のステー35,36を介して本機3に装着されている。前部ステー35の基 端側はリヤフェンダ12bの傾斜下端寄り側下方の空間部Sに位置し、コ字状ブ ラケット37を介し取付ボルト等の緊締具35aで機体フレーム11に着脱自在 に固定され、また、後部ステー36の基端側はリアアクスル38の取付プレート 39にブラケット40及び緊締具36aを介して着脱自在に固定されている。2 0’はバンドである。
【0015】 41はトランスミッションケース、42はフロントアクスル、43は線引きマ ーカー、44はドレン、45は苗箱である。
【0016】
【考案の効果】
本願考案は上述のように構成したことにより、肥料タンクから施肥ポンプに肥 料を導く吸引側配管を、肥料タンクの支持部材を迂回させることなく、機体前部 側方から機体幅方向中央寄りに向かい斜行させて配索することができるので、吸 引側配管を極力短くできるうえ、機体乗降用ステップ部分で吸引側配管が側方に 出っ張らないので、運転者の乗降等の際に邪魔になるのを解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を装備した施肥移植機の左側面図であ
る。
【図2】要部の平面図である。
【図3】機体フレームの平面図である。
【図4】機体フレームの側面図である。
【図5】本考案を装備した施肥移植機の右側面図であ
る。
【図6】要部の正面図である。
【図7】覆い体及びボンネット等を外した状態の施肥移
植機の左側面図である。
【図8】運転席回りの構造を示す側面図である。
【図9】覆い体の平面図である。
【符号の説明】
1 前輪 1a 前輪車軸 2 後輪 2a 後輪車軸 3 走行機体(本機) 11 機体フレーム 16 肥料タンク 20 吸引側配管 24 肥料タンクの支持部材 a,b 支持部材の機体フレーム側取付部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流動状肥料を収容する肥料タンクを少な
    くとも走行機体の前部側方に配設してなる施肥移植機に
    おいて、前記走行機体の前部側方に位置する肥料タンク
    を支持する支持部材の機体フレーム側への取付部を、前
    輪車軸よりも前方に位置させて設けたことを特徴とする
    施肥移植機の肥料タンク取付構造。
JP091965U 1992-12-18 1992-12-18 施肥移植機の肥料タンク取付構造 Pending JPH0650414U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP091965U JPH0650414U (ja) 1992-12-18 1992-12-18 施肥移植機の肥料タンク取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP091965U JPH0650414U (ja) 1992-12-18 1992-12-18 施肥移植機の肥料タンク取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0650414U true JPH0650414U (ja) 1994-07-12

Family

ID=14041266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP091965U Pending JPH0650414U (ja) 1992-12-18 1992-12-18 施肥移植機の肥料タンク取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0650414U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3095728B2 (ja) * 1998-05-20 2000-10-10 輝幸 金城 衣服用ハンガー

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3095728B2 (ja) * 1998-05-20 2000-10-10 輝幸 金城 衣服用ハンガー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0650414U (ja) 施肥移植機の肥料タンク取付構造
JPH0650415U (ja) 施肥移植機の肥料タンク取付構造
JP2580417B2 (ja) 乗用田植機における機体フレ―ム構造
JP2504642Y2 (ja) 乗用移動農機
JPH0436583Y2 (ja)
JP3393605B2 (ja) 乗用型田植機
JPS5918946Y2 (ja) 農用索引車
JPH086423Y2 (ja) 移動農機における支持装置
JP2587797Y2 (ja) 乗用田植機
JP2569479B2 (ja) 乗用型農業機
JP3118714B2 (ja) 乗用型田植機
JPH0629172Y2 (ja) トラクタの油圧装置における配管取付装置
JP2554204Y2 (ja) 水田作業車輌のフレーム構造
JP3742373B2 (ja) 乗用型田植機
JP3118715B2 (ja) 乗用型田植機
JP3151525B2 (ja) 乗用型田植機
JPS5937429Y2 (ja) 農作業車走行装置
JPH0247099Y2 (ja)
JP3930659B2 (ja) 田植機の植付フレーム
JPH09275874A (ja) 乗用管理作業車
JPH0650411U (ja) 乗用移植機
JP3151522B2 (ja) 乗用型田植機
KR970011473B1 (ko) 이앙기(rice transplanter)
JP2002337753A (ja) 田植機
JPH02249409A (ja) 乗用田植機における機体フレーム構造