JPH06503374A - フルオロポリマーおよびフルオロポリマー塗料 - Google Patents

フルオロポリマーおよびフルオロポリマー塗料

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JPH06503374A JP4503181A JP50318192A JPH06503374A JP H06503374 A JPH06503374 A JP H06503374A JP 4503181 A JP4503181 A JP 4503181A JP 50318192 A JP50318192 A JP 50318192A JP H06503374 A JPH06503374 A JP H06503374A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フルオロポリマーおよびフルオロポリマー塗料発明の分野 本発明は、保護塗料および剥離塗料に適当な種類の低表面エネルギーを有するフ ルオロポリマーの分野並びに蛍光塗料および封入用途のための光学的に明澄なポ リマーの分野に関する。
発明の背景 フルオロポリマーは、それらの非粘着性、十分な耐熱性および耐薬品性、靭性並 びに耐磨耗性が塗料などで好都合に用いられる用途の要求において広範囲に用い られてきた。
本発明は、遊離基重合条件下で製造することができる、フッ素含有アクリルモノ マーと非フツ素化アクリルモノマーとの新規のコポリマーを提供する。これらの コポリマーは非晶質で且つ光学的に明澄であり、そして低屈折率を有する。特定 の有機溶媒中に可溶性であり、それらの溶液を用いて、架橋性である塗料を製造 し且つフィルムを流延することかできる。これらの塗料は、ガラス、ポリマーフ ィルムおよび結晶支持体を含む支持体に対して強(付着する。
これらの新規のコポリマーは塗料材料の要求を満たしており、フルオロポリマー の優れた性質、例えば、低い屈折率および表面エネルギー、十分な耐熱性および 耐薬品性を有し、そして同時に、強い付着性、柔軟性、靭性および耐磨耗性を有 する。本発明のポリマー性組成物はこれらの性質を合わせ持つ。
発明の概要 本発明により、新規のポリマー性組成物であって、一般的な組成但し、mは約1 〜約4の整数であり; Rは、直鎖、分岐状または環状の、1〜約8個の炭素原子を有するアルキレンp は1または2であり。
rは約1〜約8の整数であり; s,tおよびUは、それぞれのモノマーに誘導された単位の重量比を表わし、そ して S=約0、5〜約0.99; t=約0.005〜約0.495;およびU=約領 005〜約0.495 の範囲内の値を有し、 但し、s+t+υの合計は1であり:そしてnは約1〜約40の整数であり。
モノマーに誘導された単位はいずれの順序で配夕1ルて0てもよ(1)を有する フッ素化コポリマーを含む上記ポリマー組成物を提供する。上目己の式(こおい て、tおよびUは同じであってよいが同じである必要(家な11旭。
本明細書中で用いられるコポリマーという用語ζよ、少なくとも2個また(まそ れ以上、通常は少なくとも3個の異なるモノマー単位力)ら誘導されるボ+Jマ ーを意味するためのものである。本発明のポリマー性組成物中(こ配合すること 力(できる種々のモノマー単位の数に対する理論的制限はなく;それらの数は重 合処理の問題および有用な性質を有するポリマー生成物を得る要求によって課さ れた通常の実際的な制限によってのみ制限される。
本発明のポリマー組成物は、更に、 [式中、sS tおよびUは、前記の式(1)に関して与えられた意味を有し、 そして Xは、組成 (式中、R1、pおよびnは、ポリマー鎖内の個々の単位Xにおいて同じであっ てよいしまたは異なっていてよく、前記の式(1)に関して与えられた意味を有 する) を有するモノマーに誘導された単位を表わし:(式中、R2は、ポリマー鎖内の 個々の単位Yにおいて同じであってよいしまたは異なっていてよく、前記の式( 1)に関して与えられた意味を有する)を有するモノマーに誘導された単位を表 わし、そしてZは、組成 (式中、R3、R4およびrは、ポリマー鎖内の個々の単位2において同じであ ってよいしまたは異なっていてよく、前記の式(1)に関して与えられた意味を 有する) を有するモノマーに誘導された単位を表わすコから成るポリマー鎖から構成され ると記載することができる。
前記の式(I I)を有するポリマー性組成物において、単位X1YおよびZは いずれの順序で配y1ルていてもよい。式(I)および(I I)は同一のポリ マー性組成物に関する別の表現にすぎないので、したがって、この配列の自由は 前記の式(1)に対しても優先する。
これらのコポリマーは、アクリルおよびメタクリルポリマーを製造する場合に慣 用的に用いられた方法を用いて、テトラヒドロフラン(rTHFJ)または氷酢 酸中において高温で遊離基生成開始剤を用いて重合することによって製造するこ とができる。
これらのコポリマーは、概して、光学的に明澄であり、曇りまたは不均一性を伴 わない。それらは、約1.4未満、一般的には約1.365〜約1.4未満の範 囲内である屈折率;ガラス、シリコン(silicon)、銅箔、ポリイミド、 芳香族または脂肪族ポリアミド、例えば、ナイロン、テレフタル酸ポリエチレン 、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE) 、ポリクロロトリフルオロエチレ ンおよび他の類似の支持体に対する十分な付着性; PTFHの約半分の低表面 エネルギー;空気中での優れた熱安定性;と−緒に十分な機械的性質を有し、す なわち、それらは脆性でもエラストマー性でもない。それらは約1=1のTHF /1.3−ビス(トリフルオロメチル)ベンゼン(以下へキサフルオロキシレン とも称する)中に可溶性である(ポリマーおよび溶媒の混合重量の最大約40重 量%まで)。このような溶液から、塗料を適当な支持体のいずれにも適用するこ とができる。
それらの誘電率は約3程度である。
本コポリマーは、架橋剤を用いることなく熱処理によって架橋することができる 。このような熱に誘導された架橋は、モノマーに誘導された残基の側基に位置し た2個の内部カルボキシル基間の内部無水物生成によってか;またはヒドロキシ ル基およびカルボキシル基間の内部エステル化によって生じることができる。
熱に誘導された架橋は、架橋剤を必要としないので、不純物が導入されない;硬 化ポリマーは残留溶媒、七ツマ−または架橋剤を含まない単一成分であるという 利点を有する。このような架橋は、屈折率を変化させることな(、しかも他の望 ましい性質のいずれにも悪影響を与えることなく、ポリマーフィルムの硬度、耐 引掻性および付着性を改良する。約り30℃〜約150℃の範囲の温度内での約 0.25〜約10時間、望ましくは、約1〜4時間の熱処理は、主としてエステ ル化を引き起こし:更に高温、すなわち、約り70℃〜約180℃の範囲内での 熱処理は、有意の無水物生成を引き起こす。一般的な提案として、より高い温度 およびより長い熱処理時間は無水物の生成を促進する傾向がある。所望ならば、 下記で更に詳細に論及するように架橋剤を用いることもできる。
本コポリマーの独特の性質は、カルボキシル基を有する残基およびヒドロキシル 基を有する残基と一緒にフッ素化残基が存在することに依る。フッ素化残基はフ ルオロポリマーの望ましい性質を提供し、そしてカルボキシル基およびヒドロキ シル基の組合わせは、従来のフルオロポリマーに典型的に欠けている性質である 加工性および硬化性を提供する。
本発明のコポリマーは、蛍光塗料;帯電防止塗料;剥離塗料として用いるのに; 電気および光学装置および成分の封入用に;そしてそれらの性質の前記の組合わ せを好都合に用いることができる同様の用途に適している。粉末状態でそれらを 、架橋が開始する前に100℃〜約115℃程度の温度で圧縮成形した後、更に 高い約120℃を越える程度、すなわち、約り30℃〜約150℃の温度で架橋 することができる。
発明の詳細な説明 下記の詳細な説明は好ましい実施態様を記載し、実施例は本発明の実施に関して 現在考えられる最もよい態様を記載している。
前記の式(I I I)で更に詳細に定義されている前記の式(I I)の単位 rXJに関して、これらは式 を有するフッ素含有アクリル酸塩またはメタクリル酸塩モノマーから誘導される 。
pが2であるこのようなモノマーは、それらが商業生産用操作で通常得られるよ うに、種々の鎖長さのペルフルオロアルキル基を有する同族体の混合物として、 −すなわち、rnJが異なる同族体の混合物として商業的に入手可能である。当 然ながら、所望ならば、いずれの理由でも規定のペルフルオロアルキル鎖長さの 個々の化合物を分離することができるが、通常、これは必要がない。実際にコポ リマーを光学的目的に用いる場合、rnJがより広範に分布しているモノマーを 用いることが望ましく、というのは、このような広範な分布が、アクリル酸塩( 前記の式においてRはHである)とメタクリル酸塩(前記の式においてR1は− CH3である)との混合物を用いるのと同様に、更に十分に非晶質にさせ、した がってより一層光学的に明澄にすることによる。pが1であるこのようなモノマ ーは、既知の方法を用いて製造することができる。好ましくは、pは2であり且 つnは偶数である。好ましい実施態様において、nは約2〜約30、更に好まし くは約4〜約20である。好ましい実施態様の具体的な例は、デュポン(DuP on)によって商標「ゾニル(Zonyl)Jとして販売された製品、例えば、 ゾニルTM(メタクリル酸lおよびゾニルTA−N (アクリル酸塩)並びにヘ クスト・セラニーズ(Hoechst−Celanese)によって商標rNU VA−HFJとして販売された製品である。この種の具体的な例としては、nが 主として偶数である混合したペルフルオロアルキルアルキルアクリレートおよび ペルフルオロアルキルアルキルメタクリレートがあり、特に、そのペルフルオロ アルキル基はC−Cまでの基、特に”6”8”10およびC12の基の混合物で 表わされる。
前記の式(I I)の単位rYJは前記の式(IV)で更に詳細に定義されてお り、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸またはそれらの混合物から誘導され る。これらはいずれも商業的に入手可能な製品である。
前記の式(I I)の単位rZJは前記の式(V)で更に詳細に定義されており 、式 を有するアクリル酸エステルから誘導される。更に好ましい実施態様において、 R3はHまたは−CHであり、−CHが最も好ましい。光学的用途に関して、混 合したアクリル酸塩およびメタクリル酸塩の使用は、非晶質を最大限にし、そし て光学的明澄を最大限にするのに望ましいことがある。R3がの整数であり、更 に好ましくは、約1〜約4である。アルキレン橋架は基であるR4に関して、直 鎖および分岐状鎖実施態様であるように、2〜約4個の炭素原子を有する実施態 様が好ましい。種々の炭素−炭素鎖長さを有するこのようなモノマーの混合物の 使用が考えられる。非晶質を増大させるのに、種々の炭素−炭素鎖長さを有する このようなモノマーの混合物の使用は望ましく且つ好適である。
前記の式(I I)の単位rZJを供給するのに適当なエステルの多くは商業的 に入手可能であり;そのように入手可能でないものは、当業者によって周知の方 法を用いて容易に製造される。
単位rXJ、rYJおよびrZJの重量比に関して(前記の式IIを参照された い)、Sは約0.5〜約0.99であり、モしてtおよびUは同じであってよい しまたは異なっていてよく、それぞれ約0.005〜約0.495である。t+ Uの好ましい範囲は約0.02〜約0.35であり、約0.08〜約0.3の範 囲の値がなお一層好ましい。tとUとの重量比(t : u)に関して、約に0 .5〜約1:1.5の範囲の重量比が好ましく、約1:0.8〜約1+1.2の 範囲の重量比がなお一層好ましい。成分子YJおよびrZJをほぼ等しい重量比 で含む本発明のポリマー性組成物は望ましい性質を有することが分かった。その ポリマー性組成物に熱に誘導される架橋を施すことを考える場合、成分Yおよび Zは(約1=1の重量比よりもむしろ)はぼ等モル比で用いるのが望ましい。
等モル比を用いる場合、架橋プロセスは、前記に記載したように、主として内部 エステル化経路で進行し、無水物の生成は最小である。多数の用途、特に、水性 媒質に対して特に高温で長時間暴露することを行うものに関して、エステル化経 路は、その結果得られた生成物の一層十分な安定性ゆえに好ましい。
本発明の組成物を製造するモノマーの重合は、THFまたは氷酢酸中の溶液中に おいて約35〜約70合物の沸点の範囲内、更に望ましくは約り5℃〜自己圧力 、典型的には大気圧下でTHFが約65℃で氷酢酸が約110℃である溶媒の大 気圧沸点の範囲内の高温で、遊離基生成開始剤、例えば、デュポンからVAZo  64という名称で入手可能であり、以下rAIBNJと称する2、2’ −ア ゾビス(2−メチルプロパンニトリル’)(CAS #78−67−1)を用い て容易に進行する。他の適当な開始剤としては、2. 2’−アゾビス(2,4 −ジメチルペンタンニトリル)(CAS #4419−11−8)および2.2 ′−アゾビス(2−メチルブタンニトリル) (CAS #13472−08− 7)がある。2.2′ −アゾビス(2−メチルプロパンニトリル)が好ましい 。
触媒は、重合されるモノマー全部の混合重量基準で約0.15〜約0.4重量% の量で用いられる。望ましくは、重合は撹拌しながら行われる。典型的な重合時 間は約4時間〜約8時間である。反応媒質中のモノマー濃度は、典型的に、反応 媒質(THFまたは氷酢酸)およびモノマーの混合重量基準で約35〜約70重 量%である。
重合反応を終結した時点で、溶媒の蒸発によっておよび/または混合物を冷却し てポリマー生成物を沈澱させた後に液相と固相を濾過などによって分離し、そし て所望ならば、任意の適当な溶媒を用いてポリマー生成物を洗浄して残留する未 反応モノマーを除去することによるように、ポリマー生成物は反応混合物から容 易に回収される。これらの操作は慣用的である。ここに記載したようにいったん 回収され且つ精製されたら、ポリマー生成物は重合混合物中に不溶性であると考 えられる。しかしながら、それは、はぼ等容量のTHFおよびヘキサフルオロキ シレン中に、ポリマー生成物および溶媒の混合重量基準で最大約40重量%まで の濃度で十分に可溶性である。THFもヘキサフルオロキシレンもそれ自体はポ リマー生成物を溶解しない。ポリマー生成物の混合溶媒中溶液は穏やかな加熱お よび撹拌によって促進される。下記の実施例1および2は、典型的な重合法を例 証する。
実施例1 これは、ペルフルオロアルキルエチルアクリレートターポリマー重合の典型的な 合成法を例証する。大型の電磁撹拌用「エラグ」を含む500m1の三〇九底フ ラスコを撹拌ホットプレート上の恒温油浴中に浸漬する。乾燥窒素流を一つの口 を介して導入して、重合の間中重合混合物を窒素雰囲気下で保持する。もう一つ の口を密栓する。栓を瞬間的に開くことによりこの口を介して重合開始剤を加え る。第三の口に均圧滴下漏斗を装備する。この滴下漏斗の上に長いビグロー冷却 器を置き、極めて狭い出口を上部に有して装備された。特別の溶媒を滴下漏斗に 入れ、窒素流と高反応温度の組合わせから生じることがある溶媒の減損を補うよ うに重合容器中に滴下する。上記の配置により、各溶媒滴(極めて反応性モノマ ーの同一溶媒中の溶液であることもありうる)は反対方向の窒素流によって、す なわち、滴下漏斗の滴下出口付近、この漏斗中の溶媒の上部、ビグローカラムを 介して上方へそして狭い出口を介して外へと飛ばされる。
モノマーは、存在することがある重合阻害剤全てから精製さね、そして所望の比 率で丸底フラスコ中に秤量される。ペルフルオロアルキルエチルアクリレートモ ノマー混合物(ヘクスト・セラニーズNUVA FH)72.10g、アクリル 酸7.34gおよびアクリル酸2−ヒドロキシエチル7.35gをフラスコ中に 秤量する。それらの重量百分率はNUVA FHが83.09%、アクリル酸が 8.46%およびアクリル酸2−ヒドロキシエチルが8.45%である。この混 合物に対してテトラヒドロフラン(THF)105mlを加える。溶液の量は丸 底フラスコの容積の約半分である必要がある。混合物を窒素流下において約40 ℃まで極めて徐々に加熱しながら約1時間撹拌する。次に、2.2′ −アゾビ ス(2−メチルプロパンニトリル)(AIBN)(デュポン社のVAZO64) の透明溶液0.27g(全モノマー重量基準で0,3重量%)に対して好都合な 重合開始剤を加える。重合混合物を最大的62℃まで徐々に上昇させ、重合を数 時間進行させる。次に、混合物を結晶皿に注加し、そしてTHFの大部分をスト リップ除去する。残留物をメタノール中で洗浄し且つ微粉砕し、未反応モノマー 種を洗い落とし、そして粉末状白色ポリマーを高真空下において50℃未満の温 度で乾燥させる。このようにして製造されたポリマーの低下した粘度は、THF および1,3−ビス(トリフルオロメチル)ベンゼンの1=1容量/容量混合物 中のポリマーの2%溶液について、ガラス粘度計において25℃で決定された。
赤色=0.15dL/′gの値が得られた。NMR分析は、ターポリマー中のモ ノマー組成か供給組成に極めて近付いたことを示した。シリコンウェファ−およ びガラス支持体上での回転後に、大きな個体群から無作為に得られた三つの試料 ↓二ついて屈折率n=0.3885、n=1.3890およびn=1.3865 が測定された。
スピンコーティングの目的に関して、THFおよび1.3−ビス(トリフルオロ メチル)ベンゼンの1:3〜最大3:1までの範囲の混合物は、唯一許容しうる ものであることが見出され、最も望ましいのは1:1容量/容量混合物であった 。本出願人は、一般的に入手可能なスピンナー(例えば、ヘッドウェイ・リサー チ・インコーホレーテッド(Headway Re5earch、Inc、)、 71トレジスト・スピンナーズ(PhotoResist 5pinners) )を周囲温度および空気湿度条件下で用いて許容しうるコーティングを回転する ことができる他の溶媒または溶媒混合物を発見しなかった。
ペルフルオロアルキルエチルメタクリレートターポリマーの製法は実施例1の前 記に記載した方法に従う。概して、メタクリル酸塩の極限粘度数はアクリル酸塩 のそれよりも高い、すなわち、約0.25dl/g対0.13〜0.15dl/ gの程度である。THFおよび氷酢酸は、重合を行うのに適当な溶媒であること が分かった。しかしながら、2種類の追加の溶媒がメタクリルモノマー混合物重 合用に見出された。これらは4−メチル−2−ペンタノン(MIBK)および2 −ブタノン(MEK)である。これらの溶媒は重合の目的に対してTHFitど 十分ではなく、MEKはMIBKよりも不十分である。MIBKおよびMEK中 において、重合は最大的80℃まで、実質的にはTHFの沸点である約65℃の 温度で行われる。仕上げはアクリルポリマーの場合と同じである。
THFおよび1.3−ビス(トリフルオロメチル)ベンゼンの1:1容1容量比 の好ましい比率での前述の混合物は、本発明のポリマーを回転または吹付塗布す るのに適当な溶媒である。多数の溶媒および溶媒混合物をスピンコーティングの 目的に対して試験したが、1種類の溶媒混合物だけが、スピンコーティングに必 要な高ポリマー溶解度および溶液を支持体上で回転させた後の溶媒の蒸発速度に 関して十分に達成することが見出さね、すなわち、1:3〜3:1の容量比、好 ましくは、約1:1の容量比でのTHF/1.3−ビス(トリフルオロメチルベ ンゼン混合物であった。ペルフルオロアルキルエチルターポリマーに典型的なス ピンコーティングおよび熱架橋(硬化)方法を下記の実施例2に記載する。
実施例2 この実施例は、本発明のフルオロポリマー組成物を用いる塗料塗布を例証する。
ポリマーを、慣用的なスピンコーティングに十分な粘度の溶液を生じる濃度で溶 媒混合物中に溶解させる。本発明における適度な分子量ポリマーとして、通常、 約20重量/容盪%のポリマー濃度を用いる。数滴の溶液を支持体(シリコンウ ェファ−、ガラス等)の中央に適用し、システムをスピンナー中で約30秒間ま たはそれ未満回転させる。回転速度は約2000rpm〜最大5000rpm以 上まで変化する。
回転処理を完了した後に、被覆された支持体をスピンヘッドから外し、オーブン 中に入れ、そして130℃〜最大200℃まで、好ましくは、約り30℃〜約1 −80℃の温度で1〜4時間硬化させる。自己架橋性コーティングが得られる。
コーティングは支持体に対して強固に付着しており、引掻き、マスキングテープ クロスハツチ法、溶媒または酸中の浸漬等によって除去されない。ペルフルオロ アルキルエチル−(メタ)アクリレートコモノマーを約75重量%を越えて含む システムに関して、概して、屈折率は1.400未満である。
フルオロモノマーに極めて富む前記の種類のポリマーシステム、すなわち、フル オロモノマーに誘導された単位を約98重量%を越えて含むものは、硬化処理の 際に支持体から剥離[7がちなことかあり、そしてそれらは硬化温度からの冷却 によって曇りおよび部分結晶化を生じる性質を有し、これは若干の用途において 望ましくない。これらの問題はフルオロモノマー含量を減少させることによって 容易に避けられる。
実施例3〜7 前記の実施例1および2で概説した方法に続いて、フッ素含有モノマーとして一 般的な組成、CH=CHC00(CH) CF を有するペルフ2 2 2 n  2n+1 ルオロアルキルエチルアクリレートを用いて本発明のターポリマー組成物を製造 したか、それは、C6−約8%、C8=約57%;Cl0=約27%、Cl2= 約6%、およびC】、1−約2%であるこの適当なCF 分布によって様n 2 n十l 々なn値を有する化合物の混合物であった。材料はヘクスト・セラニーズからN UVA−HF (商標)という名称で得られた。それぞれの場合の結果は、前記 に示した使用法に適当な回転可能なポリマー組成物であった。結果を下記の表1 に要約する。
表1 実施例 フルオロ 溶媒/モノマー コモノマーおよび備考アクリル酸塩 容量 /重量 重量% m l / g 3 82.8 THF 1:1重量/重量のアクリル酸/1.2・1 アクリル 酸2−ヒドロキシエチル17.2重量% 4 83.7 THF 1:1重Ji/重量のアクリル酸/1.4:1 アクリ ル酸2−ヒドロキシエチル16.3重量% 5 83.4 THF 1:1重量/重量のアクリル酸/2.1:1 アクリル 酸2−ヒドロキシエチル16.6重量% 6 84.7 MIBK i:i重量/重量のメタクリル酸/1.28:1 メ タクリル酸2−ヒドロキシエチル15.3重量% 7 82.3 MIBK 1+1重量重量量のアクリル酸/アクリル酸2−ヒド ロキシエチル 17.7重量%−結晶化した。
実施例8〜21 前記の実施例1および2で概説した方法に続いて、フッ素含有モノマーとして一 般的な組成、CH=CCHCoo(CH) CF を有するぺ2 3 2 2  n 2n+1 ルフルオロアルキルエチルメタクリレートを用いて本発明のターポリマー組成物 を製造したが、それは、C4−約4%、C6=約34%;C8−約29%:Cl 0−約15%、C12−約7%:C14−約5%、C16=約3%、Cl8=約 2%;およびC20−約1%であるこの適当な分布によって様々なn値を有する 化合物の混合物であった。材料はデコボンからZONYL−TM (商標)とい う名称で得られた。それぞれの場合の結果は、前記に示した使用法に適当な回転 可能なポリマー組成物であった。結果を下記の表1に要約する。
表2 実施例 フルオロメ 溶媒/モノマー コモノマーおよび備考タクリル酸塩 容 量/重量 重量% 8 83.6 THF 1:1重量/重量のメタクリル酸71.15:1 メタ クリル酸2−ヒドロキシエチル16゜4重量% システムは撹拌できないほど粘稠にな った。
9 82.8 THF 1・1重量/重量のメタクリル酸/2.12・1 メタ クリル酸2−ヒドロキシエチル17.2重量% 10 80、OTHF 1:1重量/重量のメタクリル酸/2:1 メタクリル 酸2−ヒドロキシエチル20重量% 11 87.8 THF 1・1重量/重量のメタクリル酸/1.16:1 メ タクリル酸2−ヒドロキシエチル12.2重量% 滴下漏斗からTHFを加えた。
12 90、I THF 1・1重量/重量のメタクリル酸/′1.21:1  メタクリル酸2−ヒドロキシエチル9.9重量% 滴下漏斗からTHFを加えた。
表2−続き 実施例 フルオロメ 溶媒/モノマー コモノマーおよび備考タクリル酸塩 容 量/重量 重量% 13 65、OTHF 1:1重量/重量のメタクリル酸/1.74:1 メタ クリル酸2−ヒドロキシエチル35重量% 滴下漏斗からTHFを加えた。
14 47.8 THF 1・1重量/重量のメタクリル酸/1.38:1 メ タクリル酸2−ヒドロキシエチル52.2重量% に1のTHF/ヘキサフルオロキシ レン中に不溶性のポリマー生成物。
15 82.7 THF 1:1重量/重量のメタクリル酸2:1 メトキシメ チル/メタクリル酸13.3重量% 16 83.8 トルエン 1:1重量/重量のメタクリル酸2:1 ヒドロキ シエチル/メタクリル酸14.2重量% 17 78.8 MIBK 1:1重量/重量のメタクリル酸1.61:1 ヒ ドロキシエチル/メタクリル酸21.2重量% 1.8 83.6 ジオキサン 1・1重量/重量のメタクリル酸1.48:1  ヒドロキシエチル/メタクリル酸16.4重量% 19 73.2 MEK 1:1重量/重量のメタクリル酸ヒドロキシエチル/ メタクリル酸 26.8重量% 表2−続き 実施例 フルオロン 溶媒/′モ5ツマ−コモノマーおよび備考タクリル酸塩  容量/′型重 量量% 20 83.7 なし 1.1重量/重量のメタクリル酸ヒドロキシエチル/′ メタクリル酸 16.3重量% 速やかに沈澱し且つ凝固した。
21 80、OTHF 1:1重量/重量のメタクリル酸ヒドロキシエチル/メ タクリル酸 16.3重量% 実施例22 この実施例は、重合媒質と12での氷酢酸の使用を例証する。フルオロメタクリ ル酸塩(デュポン社のゾニルーTM)98.6]、g (79,8重量%)、ア クリル酸ヒドロキシメチル13.15g (Io、6重量%)およびメタクリル 酸12、 3g (9,9重量%)を氷酢酸150m1中において触媒として、 A11BNを0.37g用いて72℃で6時間にわたって重合した。重合は極め て十分に進行し、ポリマーは約50℃未満の温度で酢酸から沈澱した。反応混合 物を水に回加(7、ポリマーを沈澱させ、そして通常の方法で回収した。収率は 93.6%であ)た。回収されたポリマー生成物を酢酸中に溶解させる試みは失 敗した。
実施例23 この実施例は、フルオロアクリル酸塩および同メタクリル酸塩の同時使用を例証 する。ペルフルオロアルキルメタクリレート(デュポン社のゾニルーTM)75 .81g (40,8重量%)、ペルフルオロアルキルアクリレート(ヘクスh ”t−fy=−ズNUVA HF)72.3g (38,9重量%)、メタクリ ル酸17.61g <9.5重量%)およびメタクリル酸2−ヒドロキシエチル 19.98g (10,8重量%)をTHF300ml中において開始剤として AiBNを0.55g用い、前記の手順を用いて重合した。収率・79.1%。
実施例24 この実施例は、追加成分としての胤純なメタクリル酸エステルの配合を例証する 。ベルフルオロアルキルメタクiルート(デュポン社のゾニルーTM)80.6 2g (78,68重量%)、メタクリル酸6.28g(6゜13重量%)、メ タクリル酸2−ヒドロキシエチル8.34g (8,14重量%)およびメタク リル酸メチル7.22g (7,05重量%)をTHFl、50m1中において 開始剤としてAIBNを0031g用い、前記の手順を用いて重合した。得られ たポリマーは、熱によって架橋される能力を含む本発明のポリマーの望ましし) 性質全部を有した。
この実施例は、ヒドロキシル基含有またはフッ素化アクリル酸エステル以外の配 合か可能であることを例証し、そして請求の範囲は、付帯的な量、すなわち、最 大約10重量%までの他の成分、特に、重合を妨げないし、しかも重合生成物の 望まし、い性質に悪影響を与えないアクリル酸エステルを含むポリマー性組成物 を包含することを意味する。このような付帯的な追加の千ツマー性材刺の例と1 7では、アルコキシメチルアクリレートおよび同メチルメタクリレート(例えば 、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシおよび高級メチルアクリレート並 びに同メチルメタクリレート)、エポキシアルキルメタクリレート:クロロアル キルアクリレートおよび同メタクリレートなどの710アルキル誘導体を含むア クリル酸アルキルおよびメタクリル酸アルキル、等がある。
実施例25 この実施例は、非フツ素化モノマーの等モル使用を例証する。ペルフルオロアル キルメタクリレート(デュポン社のゾニルーTM)81.9g (80,16重 量%)、メタクリル酸8.08g (7,91重量%)およびメタクリル酸2化 ドロキシエチル12.9g (11,93重量%)をTHF155ml中におい て開始剤としてAIBNを0.3g用い、前記の手順を用いで重合した。収率: 82.7%。得られたポリマーは、前記のように約り30℃〜約150℃の範囲 内の温度て熱硬化させた場合、主として内部エステル結合の生成によって架橋す る。
、−の実施例は、比較的高比鄭のヒト爾キシル基含有アクリル酸エステルを有す るポリマーであって、前記のような熱処理で、主としてエステル生成によ−フて 架橋する傾向かあるポリマーを提供する。ペルフルオロアルキルメタクリレート (デュポン社のゾニル)104.88g (80,66重量%)、メタクリル酸 7、 54g (5,8重量%)およびメタクリル酸2−ヒドロキシエチル17 .6]、g (13,54重量%)をTHF200ml中において開始剤として AIBNを0.3□1g用い、前記の手順を用いて重合した。収率:82.7% 。
本発明のポリマー組成物中のY成分(酸成分)対Z成分(ヒドロキシル含有アク リル酸ニスデル)の比率が1.0より大きい場合、好ましい硬化生成物は無水物 である。3比率か1.0より小さい場合、エステルが好ましい生成物であり、若 干のヒドロキシル基か未反応のまま残る。比率か1.0である場合、好ましい生 成物はエステルであり、実際的に、全てのヒドロキシル基か消費される。
実施例10.12.13.21および22の生成物を、カーバー・プレス(Ca rver Press)中の1080〜151.0 k gの圧力下において高 温で圧縮成形して、耐電圧試験用の厚みQ、5mmで直径5cmの丸い試験ブラ ックにし、た。これらの試験を相対湿度0%および50%で行った。試料を相対 湿度O%の室中で6日間貯蔵した後に、誘電率を決定した。試験の直後に、試料 を相対湿度50%の室中において25℃で1週間貯蔵し、そして試料を再度試験 した。結果を下記の表3に要約する。
飢 実施例の ブラック成形条件 誘電率 10 145℃で2時間 2.942 3.08910 170℃で4時間 2 .866 3.06412 145℃で1時間 3.128 3.03312  145℃で2時間 3.152 3.06813 145℃で1時間 3.12 5 3.43121 145℃で1時間 3.178 3.07622 145 ℃で3時間 2.896 3.07にれらのデータは、本発明のポリマー組成物 が、それらの十分な物理的性質および耐性を好都合に用いることができる電気お よび電子用途の要求に対する有用性を有することを示す。
前述したように、本発明のポリマー性組成物は、例えば、ジイソシアネート、カ ルボンイミド、二酸塩化物等のような慣用的な架橋剤を用いて更に架橋すること ができる。具体的に有効な架橋剤の例としては、ヘキサメチレンジイソシアネー ト、メチレンーンーp−フ二二しンンイソシアネート、1,3−ジクロへキシル カルボジイミド、二塩化ドデカンジオイルおよび塩化アジポイルかある。架橋剤 は、このような薬剤の使用によって周囲温度で生じることがあるポリマーの望ま しい架橋を得るのに慣用的に用いられる量で用いられる。
本発明においてその精神および本質的特徴から逸脱することなく種々の変更を行 うことができるので、明細書中に包含される事項はいずれも単に例示するものと して解釈されるべきであり且つ制限する意味で解釈されるべきではないというこ とを意味し、本発明の範囲は請求の範囲によって定義される。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成 5年 6月72日てへ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ポリマー組成物であって、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、s、tおよびuは、それぞれの単位X、YおよびZの重量比を表わし、 そして s=約0.5〜約0.99; t=約0.005〜約0.495;およびu=約0.005〜約0.495 の範囲内の値を有し; 但し、s+t+uの合計は1であり; Xは、組成 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1は、H、−CH3またはそれらの混合物であり;pは1または2で あり; nは約1〜約40の整数である) を有する単位を表わし; Yは、組成 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R2は、H、−CH3または−CH2COOHである)を有する単位を 表わし; Zは、組成 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R3は、H、−CH3または−CH2COOCmH2m+1であり、但 し、mは約1〜約4の整数であり;そしてR4は、直鎖、分岐状または環状の、 1〜約8個の炭素原子を有するアルキレン橋かけ基である) を有する単位を表わし; 単位X、YおよびZはいずれの順序で配列していてもよい]を有するフッ素化コ ポリマーを含む上記のポリマー組成物。
  2. 2.R1が−CH3である請求の範囲第1項に記載の組成物。
  3. 3.RがHである請求の範囲第1項に記載の組成物。
  4. 4.Xが、置換基R1としてHおよび−CH3を有する単位の混合物を表わす請 求の範囲第1項に記載の組成物。
  5. 5.YおよびZがほぼ等モル比で存在する請求の範囲第1項に記載の組成物。
  6. 6.ほぼ等容量のテトラヒドロフランおよび1,3−ビス(トリフルオロメチル )ベンゼン中の請求の範囲第1項に記載の組成物の溶液。
  7. 7.請求の範囲第1項または第5項のいずれか1項に記載の架橋組成物。
  8. 8.請求の範囲第6項または第7項のいずれか1項に記載の組成物の層を上に付 着させた支持体。
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