JPH06502936A - 独立した回転可能な特徴部を有する円柱レンズ用の調節可能なマウント - Google Patents

独立した回転可能な特徴部を有する円柱レンズ用の調節可能なマウント

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JPH06502936A
JPH06502936A JP5506317A JP50631793A JPH06502936A JP H06502936 A JPH06502936 A JP H06502936A JP 5506317 A JP5506317 A JP 5506317A JP 50631793 A JP50631793 A JP 50631793A JP H06502936 A JPH06502936 A JP H06502936A
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ベッドヅィック,マーク・デーヴィッド
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イーストマン・コダック・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 独立した回転可能な特徴部を有する円柱レンズ用の調節可能なマウント技術分野 本発明は一般に、光学要素を光学装置に調節可能に装着するための装置に関し、 より詳細には、レーザプリンタの如き光学装置において、回転方向θ2、並びに X又my及び2方向の並進方向において別個に且つ調節可能なように円柱レンズ を装着するための改善された装置に関する。
背景技術 レンズ、ミラー又は同様な光学要素(以下に「レンズ」と呼称する)の位置決め は、そのような要素を6つの自由度において空間的に位置決めすることを含む。
レンズは、X(スキャン)軸線、y(クロス−スキャン)軸線、及び2(ビーム 経路)軸線の方向として概ね指定される3つの直交する軸線の各々に対して相対 的に並進的に配置される。レンズはまた、上記各々のX軸線、X軸線、2軸線の 周囲のそれやれの角度方向の回転に対応するθX、θy及びθ2方向として概ね 指定される3つの回転方向に対して相対的に回転するように配置される。
1つの湾曲面を有するモノリシックすなわち一体型の球形レンズは、2つの直交 するX及びX方向において屈折倍率をもたらし、平行な光線をレンズの表面の曲 率中心に対応する焦点に焦点合わせをする。そのようなレンズ番よ、例えif、 ビームのスポットサイズ、収束及び焦点合わせを制御するために、レーザプリン タに使用される。そのような球形レンズをx1y並進方向(translati 。
nal direction)並びにθX、01回転方向において正しく位置決 めすることにより、2軸線に一致する光の入射ビームに対して相対的に、焦点及 びレンズの中心を確実に整合させることができる。2軸線に沿ってレンズの位置 を正確に設けることにより、イメージ化された対象物を適正に焦点合わせするこ とができる。共役的な且つ複合された球形レンズの要素の位置決めに関する考え 方も同様である。
1つの湾曲面を有するモノリシック円柱レンズは、X方向又はX方向の一方にお いてのみ倍率をもたらし、他方のX方向又はX方向に平行な線すなわちレンズ円 筒の軸線に平行な光線を焦点合わせする。そのようなレンズは、X方向又はX方 向の楕円状のビームスポットの寸法を制御して例えばビームの成形を行うために 、レーザプリンタにおいて使用される。円柱レンズは、x−y平面に概ね平行な 湾曲面と対向する平坦面を有するように製造することができる。従って、そのよ うなレンズは、x−y平坦面を入射ビームの2軸線方向に直角に配列することに より、θX及びθyの回転方向に設けることができる。非倍率方向における位置 決めの変動(すなわち、X方向における倍率に関するX方向における変動、又は その反対)は重要ではない。従って、x−y平坦面の向きが正しく確立された後 には、X又はyの倍率の並進方向及びθ2の回転方向における位置の正確さが必 要とされる。
光学要素を複数の自由度で位置決めするための従来のマウントは、複数の構造要 素を互いに関して相対的に独立して運動可能なように入れ子式に収容し、必要と される並進方向及び/又は回転方向の位置決めを行っている。例えば、米国特許 第4,652,095号は、3つの入れ子式の台から成る構造を記載しており、 上記各々の台は、対向するバネの力に抗して運動可能なネジ付きのロッドによっ てそれぞれX、y又は2の並進方向にレールに沿って移動可能なテーブルを有し ている。上記台は、光学要素が第1の台のテーブルと共に運動するように装着さ れ、第1の台が第2の台のテーブルと共に運動するように装着され、第2の台が 第3の台のテーブルと共に運動するように装着されるように、入れ子式に収容さ れる。米国特許第3,596,863号は、入れ子式の可撓性の枢動点を有する 構成を示しており、上記各々の枢動点はそれぞれ、θX、θy又はθ2の回転方 向の調節を行う。入れ子式の光学要素を装着する構成の他の例が、米国特許第3 ゜204.471号、4,077.722号、4,099,852号、及び4, 6F)5,548号に記載されている。
入れ子式に収容することなく、レンズを複数の自由度で位置決めする取り付は構 造が、米国特許第3,989,358号及び4,408,830号に示されてい る。米国特許第3,989,358号は、レンズ保持リングの周囲で円周方向に 90″変位されたナイフェツジに接するように移動する微調整スピンドルによっ て独立的なX及びy軸の並進方向の調節を行うことを開示している。米国特許第 4,408,830号は、ネジ駆動されるクレードル要素の傾斜面を矩形のレン ズ保持体の対応する角度を付された隅部に向けて動かすことにより、x、y及び x−yの並進方向の調節を行うことを開示している。
光学要素を6の自由度で位置決めするための通常の装置は、複雑過ぎ且つ経費が 高過ぎる傾向がある。また、レーザプリンタ等の光学装置の円柱レンズを装着す るために使用する場合には、厳密な方向に正しく位置決めするために用いられた 機械加工は、方向の厳密さを必要としない用途においては無駄となる。一般的に は、従来技術のマウントにおいては、レンズ自体にトルクを直接与えないように なされてきた。例又は、米国特許第4,909,599号を参照されたい。
1991年9月24日に「円柱レンズ用の調節可能なマウント」と題して出願さ れた本件出願人の米国特許出願シリアルNo、07/765,161は、レーザ プリンタの如き光学装置の円柱レンズ又は同様な光学要素を位置決めするための 廉価なレンズ・マウントを開示しており、このマウントにおいては、レンズの物 理的な特性を利用し、また、X又はy軸の倍率方向における調節並びに02の回 転方向における調節が行われるレンズに偏倚トルクを与又るブツシュ・プル機構 を用いることにより、位置決めの6つの自由度が最少限の入れ子式の構造で達成 される。上記米国特許出願の開示は本明細書に組み込み、その一部を参照する。
米国特許出願シリアルNo、07/765,161に開示される装置の好ましい 実施例においては、レンズのθX、θyの位置決めは、レンズの円筒形の湾曲面 と反対側の平坦面を、レンズ・キャリアの大きな寸法の空所の対応する平坦面に 当接させることにより達成される。キャリアは、光学装置を支持する構造のレー ル付きのベース部材の対応する平坦面を押圧し、空所の平坦面を垂直方向のX− y平面に確実に配列させる平坦なパッドを備える。y又はX軸の非倍率方向にお ける位置決めは厳密なものではなく、キャリアの空所の他の要素によって行われ る。X又はy軸の倍率方向における位置決めは、レンズの平坦な端面をレンズ保 持部材の空所の対応する平坦な端面に当接させ、また、ブツシュ・プル機構を用 いて保持体をレンズ・キャリアと相対的に倍率方向に移動させることにより行わ れる。同じブツシュ・プル機構が、キャリアの空所の中に位置する枢動点の周囲 の02の回転方向において上記レンズを時計方向に偏倚させるように作用する。
02方向における回転方向の位置決めは、θ2方向における回転方向の位置決め は、部材をキャリアの空所の中へ動かしてレンズに接触させ、偏倚トルクに抗し てレンズを同じ枢動点の周囲で枢動させることにより行われる。上述の開示され た実施例におけるレンズを2軸の焦点方向において調節する手段は、Z軸方向に 伸びるレールに沿う選択された位置にレンズ・キャリアを固定するための機構を 備又る。保持体及びキャリアの整合された孔に螺合される固定具が、X又はy及 びθ2の調節を行った後に、レンズを固定する役割を果たす。上述の孔は、保持 体の中でX又はyの倍率方向に細長く、その方向において保持体がキャリアと相 対的に運動するのを許容する。
米国特許出願シリアルNo、077765,161の装置は、その中に位置決め ビンが伸びている一体の空所を有するキャリアと、レンズを保持する一体の空所 を有する保持体とを用いており、上記レンズにはブツシュ・プル機構が作用して 該レンズにトルクを与える。ブツシュ・プル機構はマウントと一体の部分であり 、いずれのマウントもそのような独自の機構を有する。02位置を位置決めする ビンは、並進方向の運動の間にレンズを安定化させる役割を果たすので、並進方 向のX又はyの倍率方向の調節は、θ2の角度的な位置決めの調節を行った後に 行われる。本発明は、米国特許出願シリアルNo、07/765,161に示さ れる装置の構造を簡素化し、他のレンズ・マウントに使用するために取り外すこ とのできる固定具を用いてブツシュ・プル作用を与える。また、θ2の回転方向 の調節を行うための手段は、X又はyの並進方向の調節を行うための手段とは独 立しており、従って、回転方向及び並進方向の調節はとのような順序でも行うこ とができる。
良唄の皿ヱ 本発明の目的は、円柱レンズ又は同様の光学要素を6つの自由度で位置決めし、 X又はy軸の倍率方向における並進方向の正確な調節、並びに、θ2の回転方向 における正確な回転方向の調節をもたらす散着された廉価なレンズ・マウントを 提供することである。
本発明の別の目的は、円柱レンズを6つの自由度で位置決めするための廉価なレ ンズ・マウントを提供することであり、該レンズ・マウントは、取り外し可能な 固定具を用いてブツシュ・プル作用をもたらす本件出願人の米国特許出願シリア ルNo、077765,161のレンズ・マウントを採用している。
本発明の他の目的は、米国特許出願シリアルNo、077765,161のレン ズ・マウント同様な円柱レンズ用のレンズ・マウントを提供することであり、こ のレンズ・マウントは、θ2の回転方向の調節を行うための独立作動型の手段と 、X又はyの並進方向の調節を行うための手段とを備える。
本発明によれば、円柱レンズ又は同様な光学要素を、x、 y%2の直交する軸 方向に関して並進的に、また、上記x、y、zの軸方向のそれぞれの周囲のθX 、θy、θ2の回転方向に関して角度的に位置決めするための装置が提供される 。
この装置は、レンズの両側部を対向する位置決めビンに押圧するブツシュ・プル 機構を用いてレンズに又又はy軸の倍率方向の偏倚力を直接与える取り外し可能 な手段と、上記与えられた偏倚力に抗して、X又はy軸の倍率方向の並進方向に おいてレンズを調節可能に位置決めする手段とを備える。本装置は更に、上記ブ ツシュ・プル機構の作用とは独立して、レンズをθ2の回転方向及び2の並進方 向において調節可能に位置決めする手段を備える。
以下に詳述する好ましい実施例においては、米国特許出願シリアルNo、07/ 765,161に開示される実施例と同様に、θx1θyの位置決めは、レンズ の平坦面をレンズ・キャリアの対応する平坦面に当接させるレンズ保持体を用い て行われる。しかしながら、キャリアの平坦面がキャリアのレンズ収容空所に形 成されている米国特許出願シリアルNo、07/765,161の構造とは異な り、本発明の好ましい実施例のキャリアの平坦面は、外側の面であり、レンズを 収容する空所は同等必要とされない。レンズは、保持体によって上記面に対して 押圧され、上記保持体はレンズを包囲し、適正な位置決めが行われた後に固定す ることができる。偏倚モーメントを保持体に与えるためのブツシュ・プル機構を 用いるために取り外し可能な固定具が使用され、レンズをキャリアのガイドビン に押圧し、X又はy軸の倍率方向の偏倚力を与える。キャリアは、Z軸方向にお いて整合された細長いトラックの中に設けられる円筒形の部材の形態を取るのが 効果的である。θZ方向の回転方向の調節は、θZの位置決めビンを基準面に対 して相対的に動かし、キャリア及びレンズをトラックの中でZ軸方向の周囲に枢 動させることにより行われる。X又はy軸の倍率方向の並進方向の調節は、取り 外し可能な固定具のX又はyの位置決めビンを保持体に向けて移動させ、付与さ れる偏倚力に抗してレンズをガイドビンに沿って移動させることにより行われる 。保持体及びキャリアの整合された孔に螺合される固定具は、X又はyの調節を 行った後に、保持体及びレンズをキャリアに対して相対的に適所に固定する役割 を果たす。θ2及びZ軸方向の調節を行った後に、ポット付はヌは挟着を用いて 、キャリアをトラックに固定する。
本発明のレンズ・マウントは、必要とされる箇所にだけ精密な機械加工を行い、 取り外し可能な固定具によって与えられる偏倚機構及び並進方向の位置決め機構 を用いることにより、円柱レンズを6つの自由度において廉価に位置決めする装 置を提供する。θ2の回転方向の位置決めは、Z軸方向に沿って移動可能なよう に且つZ軸方向の周囲で回転可能なように壁部を有するトラックの中に設けられ た円筒形のキャリアを用いて行われる。
盟血Q負至主説皿 本発明の実施例を例示及び説明のために選択し、添付の図面に示されるが、図面 においては、 図1は、本発明の円柱レンズのマウントの分解斜視図であり、図2は、取り付け られた取り外し可能なブツシュ・プル機構を示す図1のマウント前方斜視図であ り、 図3は、図1のマウントの後方斜視図であり、図4及び図5は、図1乃至図3の マウントの作用を理解する助けとなる概略図であり、 図6及び図7は、本発明のレンズ・マウントの変更された形態を示すそれぞれ前 方斜視図及び平面図である。
図面を通じて、同様な要素には同様な符号を付しである。
尺ユ1衷息1五豊逢 本発明の原理は、例示的な装置10を参照して説明するが、この装置は、円柱レ ンズ11又は同様な光学要素を、本件出願人の米国特許出願シリアルN0007 /765,161に記載されるレーザプリンタの如き光学装置において、X、y 、 zの直交する軸線方向に関して並進的に、また、θX、θy1θ2方向に関 して回転的に位置決めするのに適する。
本発明の用途が見い出されるタイプの代表的な光学装置は、2軸方向に一致する ビームの光学路に沿ってレーザ光のビームを投射するための光学ヘッドを備える 。ビームは、像信号発生回路から受信される情報に従って変調され、回転ポリゴ ンによってX軸線(スキャン)方向において線毎に走査され、感光性のフィルム 又は他の同様な受け取り媒体上へ送られる。一方上記媒体は、回転ドラム等によ ってX軸線(クロス−スキャン)方向へ移動される。走査開始検知器が、光ビー ムの変調のタイミングを制御する。レンズ11のような円柱レンズを含む光学要 素が、光学ヘッドとポリゴンのミラー付きの複数のファセットとの間に設けられ 、ビームの整形、焦点合わせ及び方向を制御する。ポリゴンとドラムとの間に設 けられる他の光学要素が、f−θ条件に起因するビームの焦点の差を補正し、像 をクロス−スキャン方向において焦点合わせし、ファセットの平面外の揺動(w obble)及びピラミッド(角M)角度の誤差に起因する好ましくない縞状の アーティファクト(画像欠陥)を防止する。レーザプリンタの機能及び作用に関 しては、1991年1月1日出願の「レーザ印刷」と題する米国特許出願シリア ルNo、637,429、並びに、米国特許第4,397,521号、4゜98 2.206号及び4,921,320号に更に詳しく説明されている。
マウント10(図1乃至図3)は、X軸方向又はy軸方向における走査ビームの 楕円形の形態を整形し、また、そのθ2の角度的な向きを制御するために使用さ れる円柱レンズ11を位置決めするのに適している。図示のレンズ11は、その 倍率(又は曲率)方向をX軸方向に置いた状態で装着されている(図1)。しか しながら、本発明が関係する技術の当業者は、同じ原理をy軸の倍率方向を有す るレンズを装着するために応用できることを理解できよう。
マウント10は、Z軸方向に細長いベース12と、光学的な中央開口15を含む レンズ・キャリア14と、対応する開口17を有するレンズ保持体16とを備え る。開口15は、2軸線に平行に同心円状に形成された円形の開口である。開口 17は同様の形態を有している。
ベース18は、V字型のトラックI9と平坦なレール24とから構成されている 。ベース18は、光学アセンブリの総ての成分を支持する静止型の構造と一体の 部分とすることができる。トラック19は、下方に向かって収束する対象的な長 手方向の面22.23によって形成された上方に向かって開くV字型の溝21を 有している。溝21は、Z軸方向において長手方向に伸長している。レール20 は水平な頂面24を有し、この頂面ば、溝21から側方へ隔置されると共に、上 記溝と同様に2軸方向において長手方向に伸長している。トラック19及びレー ル20は共に、その全長にわたって均一な横断面を有するように形成されている 。
図示のキャリア14は、Z軸方向において並進的に、また、θ2方向において回 転的に、トラック19の溝21の中に調節可能に取り付けることができるように 形成されている。キャリア14は、概ね円筒形の本体部材25を備え、該本体部 材の外径は、該本体25がトラック19の溝21の壁部22.23中夫の対向す る接触線26.27(図5)で接線方向に位置するように選定されている。本体 25及び溝21は、開口15の中心が光学装置のビームの中心に一致するような 相対的な寸法並びに形状を有している。本体25の前方端には、本体の円筒の軸 線に直交するように形成された平坦面2Bが形成されており、これにより、部材 25が溝21の中に設けられた時には、上記面28は、光学要素のx−y平面に 平行となる。2軸線方向に伸びる2つのネジ付きの孔29.30(図1)が、開 口15の上方及び下方の直径方向に対向した位置において半径方向に隔置され、 面28で開口している。孔29.30の左側及び右側において且つ上記関口15 に対して直径方向に対向して該開口に接近して、Z軸方向に伸びる固定ビン31 .32がそれぞれ設けられており、これらビンの機能は後に説明する。
部材25の後方部は、開口15の上方の上方頚城において切除されて水平方向に 伸長する装着面34をもたらし、側方に伸長するブラケット35が固定具36. 37(図1)によって上記装着面に取り付けられる。ブラケット35は、面34 に当接する内方部分38と、該内方部分38に接合された外方部分39とを備え 、該外方部分は、レール20の面24の上で概ね水平方向に開口15に対して半 径方向外方へ伸長している。部分39は、垂直方向に伸長するネジ付きの孔40 を有し、該孔の中にはネジ付きのビン41が収容される。ビン41、ブラケット 35、本体部材25、溝21及びレール20の相対的な寸法及び形状は、ビン4 1の先端がレールの上面24に接触し、また、ビン41を孔40に対して相対的 に出し入れすることにより、ブラケット部分39がレール20と相対的に下降又 は上昇し、これにより、部材25を2回転方向において時計方向又は反時計方向 (図1、図2及び図5で見て)に回転させるようになされている。
レンズ保持体16(図1及び図2)は、薄く概ね矩形のプレート構造から構成さ れ、上記プレート構造は、その間で開口17が伸長している前方並びに後方の平 坦な垂直面43.44と、2軸線に沿って伸長する上方、下方、左側及び右側の 周縁ピース45.46.47.48とを備えている。縁部45.46は、X−2 平面に平行で平坦な内側面を有し、縁部47.48は、y−z平面に平行で平坦 な内側面を有している。上述の内側面は、後方の面44と共に、後方を向いた矩 形の凹所を形成し、該凹所の中にはレンズ11をぴったりと収容することができ る。タブすなわち耳状部49.50が、縁部ピース45.46の自由端から垂直 にそれぞれ上方及び下方へ伸びている。孔52.53(図1)はタブ49.50 を貫通している。孔52.53は円滑であり、また、水平なX軸方向に細長い。
孔52.53の間の垂直方向の間隔は、キャリア14の開口15の上方及び下方 に位置する対応する孔29.30の垂直方向の間隔と一致する。ネジ56.56 (図1及び図2)が孔52.53をそれぞれ貫通して孔29.30の中に螺合さ れ、保持体16のタブ49.50をキャリア14の面28に接近させる。保持体 16の寸法並びに形状は、レンズ11の湾曲面58が保持体の面44に隣接して いる状態で、レンズ11の平レンズ面59がキャリアの平レンズ面28と平らな 関係で当接するようになされている。孔52.53がX軸方向において細長いこ とにより、保持体16(及びその中に収容されたレンズ11)がX軸方向の並進 方向に移動し、ネジ55.56を孔52.29、及び53.3oの中に余裕をも って入れることが可能となる。保持体16の左側の縁部47は、孔69を有する 左側に伸長するタブ68を備えるがこのタブ設ける目的は後述する。
レンズ11(図1、図4及び図5参照)は、X−Z平面にある水平で平坦な上方 及び下方の切断縁部60.61と、y−z平面にある垂直で平坦な左側及び右側 の切断縁部63.64とを備えている。説明のために図示した上記レンズ11は 、凸型の前方面58及びx−y平面にある平坦な後方面59を有する6平構造を 有している。面58は円筒形の輪郭を有し、X軸方向において曲率(すなわち倍 率)をもたらすが、y軸方向においては均一(すなわち倍率をもたない)である 。凸面58の輪郭は、図2に示すレンズの円筒軸線67の周囲に中心を有する円 筒形の曲率を有する。レンズ11は、X軸方向においてのみ倍率を与えるように 作用し、従って、2軸線に沿ってレンズ11へ導かれる楕円形のレーザ走査ビー ムのスポットサイズのX軸方向の範囲を制御するために使用することができる。
レンズ11は、面58の円筒の軸線67が縁部6o、61のX軸線の範囲の中点 に一致し、縁部63.64のy−z平面に平行になるような形状にされるのが理 想的である。しかしながら、大部分のレンズは理想的ではない。従って、マウン ト10は、円筒形の面58のレンズの軸線67がy−z平面にある光学的な入射 ビームに正確に整合されることを確実にする目的を有する。X軸線(非倍率)方 向におけるレンズ11の並進方向の整合を若モ変えることは殉と効果がなく、そ の理由は、倍率はX軸方向においてのみ生ずるからである。X軸方向における整 合は焦点合わせにのみ影響を与え、キャリア14の円筒体25の位置をトラック 19の溝21の中で長手方向に移動させることにより適正に吸収される。従って 、最も重要なことは、X軸線(倍率)の並進方向及びθ2の回転方向における調 節である。θy及びθXの回転に関する位置決めは、平レンズ面59(縁部60 .61、並びに63.64に対して相対的に直交して切断された)を光学装置の x−y平面に正確に整合させることにより達成される。これは、キャリア14の 前方の端面28を、上述のようにx−y平面において垂直方向に平坦となるよう に成形することにより行われる。
米国特許出願シリアルNo、077765,161の構造におけるキャリアとは 異なり、キャリア14は、これと一体で、レンズを保持する保持体16に偏倚ト ルクを与えて該保持体を並進方向に移動させるブツシュ・プル機構を備えていな い。本発明においてはいL記―能は、図2に示す取り外し可能な別個の固定具7 0によって行われる。固定具7oは、右側の凹面72を有する主本体部分71を 備えており、上記凹面は、キャリアの本体部材25の円筒形の面の左側に対して 補完的な形状を有すると共に上記面の左側に取り外し可能に当接することができ る。部分71の左側は、上方の孔75及び下方のスロット76を有する矩形の前 方延長部を備又、上記孔及びスロットは共にX軸方向において水平に伸長すると 共に、それやれネジ77及び細長いフック部材78が螺合されている。孔75は 、ネジ77のシャンクの外ネジに一致するようにネジ切りされ且つ寸法法めされ ている。ネジ77の先端は、摩耗を生じないように形成され、また、保持体16 の縁部47に接触するように位置決めされている。スロット76は円滑で、前方 の開口に向かってZ軸方向に細長く、これにより、フック部材78はスロット7 6に入ることができる。スロット76は、y軸方向及びZ軸方向において共に大 きな寸法になされ、部材78のシャンクのX軸方向における自由な軸方向の運動 、並びに、スロット76の拘束範囲内におけるシャンクのθ2方向の垂直方向斜 方の傾斜運動を許容している。部材78の右側端部は、後方へ伸長する自由端を 有するフック79の形状に形成され、該フックは孔69の中に挿通ずることによ りス持体16に取り外し可能に固定することができる。部材78のシャンクの周 囲には、延長部74と上記部材の頭部81の拡大部との間に位置する圧縮バネ8 0が設けられ、フックの端部79に対して従ってタブ68に対して、左側へ向か う力を与えている。
図1及び図2に示すように、円柱レンズ11の平レンズ面59は、レンズ・キャ リア14の円筒形の本体部材25のx−y平坦面28に向けてZ軸方向の圧力を 受けている。この圧力は、レンズ11をθX及びθyの回転方向における位置決 めを行い、従って、同等調節する必要なく、レーザプリンタのビーム整形の用途 に用いることができる。上記圧力は、孔52.53を貫通して孔29.30へ入 り、レンズ11を保持する保持体16を面28に向けて押圧するネジ55.56 によって与えられる。
作用の際には、図4及び図5に示すように、X軸倍率方向における並進方向並び に02方向における回転方向の調節が任意の手順で別個に行われる。X軸方向の 並進方向の調節を行うために、取り外し可能なブツシュ・プル機構の固定具70 をキャリアの本体部材25(図4)の側方に沿って置き、ネジ付きのビン77の 先端を本体部材の頂部の左側の隅部に隣接する保持体16の縁部47に接触させ 、更に、部材78のフックの端部79を本体部材の底部の左側の隅部に隣接する 保持体16の縁部47のタブ68に接続させる。保持体に対するこのブツシュ・ プル作用により、ビン77の先端により与えられる枢動点に作用するバネ80の 力Fsによって、時計方向のモーメントθzMがレンズ11に与えられる。その 結果生じたトルクは、レンズ11の対辺方向において対向する隅部に隣接すると 共にレンズの縁部60.61の垂直方向の間隔に等しい隙間を残すように垂直方 向に隔置された固定されたビン31.32に対してレンズ11を押し付ける。図 示の実施例に関しては、保持体の縁部45.46のX軸方向の長さは、ビン31 .32がレンズ11に直接接触できるような開口を残すように選択されている。
縁部60がビン31に向けて上方へ押圧され、また、縁部61がビン32に向け て下方へ押圧され、これにより、キャリア14に対するレンズ11の相対的な0 2方向の回転を防止する。バネ80の偏倚作用もレンズ11をネジ77の先端に 向けてX軸方向に押圧し、これによっても、X軸方向の偏倚力がもたらされる。
従って、X軸(倍率)方向の並進方向におけるレンズ11の位置の調節は、孔7 5に対してネジ77を出し入れすることにより、バネ80の偏倚力に抗して行わ れる。ネジ77をX軸方向に前進させることにより、保持体16(従ってレンズ 11)をX方向に移動させ、レンズ11のX軸方向の位置を設定する。例えば、 延長部74と保持体の縁部47との間におけるネジ77の長さを増大させること により、保持体は位置11(図4に実線で示す)から位置11″ (鎖線で示す )へ移動する。この作用の間には、レンズ11はガイドビン31.32に押圧さ れたままである。X軸方向の位置が設定された後に、ネジ55.56を十分にね じ込み、保持体16及びレンズ11がキャリア14と相対的にそれ以上動かない ように固定する。時計方向のモーメントは、レンズ11をビン31.32に押圧 し、これにより、標準的な右側のネジ付きのロックネジ55.56がレンズ11 をロック操作の間に調節された位置から外れないようにする。ネジ55.56を 締め付けた後に、固定具70を取り除き、他のレンズ・マウントに対するX又は yの倍率方向の並進方向の調節を行うために使用することができる。ブツシュ・ プル機構が取り外し可能な要素に設けられているので、キャリア14は、米国特 許出願シリアルNo、07/785,161に示されるものよりも大幅に簡単に することができる。
02回転方向の調節は、図5に示すように、ブラケット35の孔40の中のネジ 41(図1)を調節し、半径方向の部分39、従って、キャリアの円筒本体25 を、トラックの溝21の範囲内で2軸線の周囲で回転させることにより行われる 。この回転方向の調節は、保持体により保持されたレンズ11とキャリア14と の間に行われたX拡大方向の並進方向における相対的な調節とは独立して且つ該 調節を阻害することなく行われる。図5に示すように、例えば、ブラケットの部 分39とレールの面24との間のネジ41の長さを増大させることにより、レン ズ11はベース12と相対的にθ2方向において、位置11(図5に実線で示す )から位置11’(1g線で示す)へ時計方向に移動する。本体部材25をトラ ック19の中で長芋方向に動かすことにより、レンズ11を2軸方向に移動させ て焦点合わせを行うことができる。2軸方向の並進方向並びにθ2の回転方向の 調節を行った後に、通常の手段によってキャリア14をトラック19にポット付 は又は挟着させることができる。
図6及び図7はマウント10の変更された形態10′を示している。マウント1 0′は、マウント10の2及びθ2の調節特徴部を利用しているが、上述のブツ シュ・プル型の保持機構を備又ていない。マウント10′のキャリア14′は、 その前方面28′に形成された空所100を有している。空所100は、レンズ 11よりも若干大きく、該レンズと同様の概ね矩形の断面形状を有している。空 所100には、y−z平面にある対向する左側及び右側の平坦な側部101.1 02と、X−Z平面にある対向する上方及び下方の平坦な側部103.104と が形成されている。空所100は、この空所100の少なくとも1つの隅部(図 7において下方且つ右側の隅部)がレンズ11の対応する隅部と確実に整合され るように機械加工されている。図示の実施例に関しては、空所100は、互いに 直角に配列されたレンズ11の隣接する側部61.64の面が、空所100の対 応する側部102.104と一致し、また同時に、レンズの平レンズ面59の面 が空所100の内側面105と一致するように機械加工されている。従って、空 所を適正に機械加工し、またレンズの縁部を適正に切削することにより、XS3 ’%θX、θyに関するレンズの位置決めを正確に行うことができる。次に、キ ャリア14′の円筒形の本体部材25′をベース12の溝21に沿って字方向に 調節可能に位置決めして所望の2方向のレンズの位置を固定し、また、上述のよ うにビン41をベース12のレールの頂面24に向けであるいはこれから離れる ように動かして所望の02方向のレンズ位置を固定することができる。次に、空 所100の中のレンズ11の位置、並びに部材25′及びビン41の位置を周知 のポット付は又は同様の手段によって固定することができる。
本発明の原理並びに以下の請求の範囲に記載する本発明の範囲から逸脱すること なく、上に説明した実施例に置換及び変更を行文ることは当業者には理解されよ う。
lx四−B 国際調査報告 or〒川C用@2/n*l’17’tフロントページの続き

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.光学装置の直交するx、y、zの軸方向に関して並進的に、また、前記x、 y、zの軸方向の周囲の角度方向にそれぞれ関するθx、θy、θz方向に関し て回転的に、円柱レンズ等を位置決めするための装置であって、前記光学装置は 、光ビームを前記z軸方向の経路に沿って当該装置によって位置決めされる前記 レンズ並びに受け取り媒体へ投射するための光源を備え、前記レンズは、前記x 及びyの軸方向の一方において倍率をもたらす円筒形の湾曲面を有し、当該装置 は、ベースと、該ベースに装着されたレンズ・キャリアと、前記レンズを前記θ x及びθyの方向に関して角度的に位置決めする手段と、前記レンズを前記x及 びyの軸方向の他方に関して並進方向に位置決めする手段と、前記レンズを前記 z軸方向に関して調節可能に且つ並進方向に位置決めする手段と、前記レンズを 前記x及びyの方向の前記一方の方向に関して調節可能に且つ並進方向に位置決 めする手段と、前記レンズを前記θz方向に関して調節可能に且つ角度的に位置 決めする手段とを備え、 当該装置は更に、前記レンズ・キャリアを前記θz方向において選択的に回転可 能に取り付ける手段と、 前記レンズを前記キャリア上に保持するためのレンズ保持体と、前記x及びy方 向の前記一方の方向の分力を有する偏倚トルクを前記レンズに与えるブッシュ・ プル機構を前記保持体に付与すると共に、前記偏倚分力に抗して前記レンズを前 記x及びyの方向の一方の方向において前記キャリアに関し相対的に調節可能に 且つ並進方向に位置決めする固定具と、前記固定具を前記ベース及びキャリアの 一方に取り外し可能に装着する手段とを備える装置。
  2. 2.請求項1の装置において、前記ベースは、前記z軸方向に伸長するV字型の 溝を有するトラックを備え、前記キャリアは、前記溝の中で軸方向に整合された 円筒形の本体部材を備えることを特徴とする装置。
  3. 3.請求項2の装置において、前記キャリアを前記θz回転方向において選択的 に回転可能に取り付ける手段は、前記ベース及び前記キャリアを含み、前記ベー スは更に、前記トラックに沿って伸長する頂面を有するレールを備え、前記キャ リアは更に、前記本体部材から半径方向に伸長するブラケットと、前記ブラケッ トを前記レールの頂面からある距離だけ隔置させる部材と、前記隔置された距離 の寸法を選択的に調節する手段とを備え、これにより、前記本体部材は前記溝の 中で選択的に回転されることを特徴とする装置。
  4. 4.請求項1の装置において、前記レンズ保持体は、前記レンズを収容する凹所 を有し、前記固定具は、主本体部分と、前記主本体部分に取り付けられ、選択的 に運動して前記保持体の第1の点を押圧するように接触する手段と、前記主本体 部分と、前記x及びyの方向の前記一方の方向を横断する方向において前記第1 の点から取り除かれた前記保持体の第2の点とに取り付けられる手段とを備え、 前記第2の点に作用する前記取り付けられる手段は、前記保持体に引っ張り力を 与えて該保持体にθz方向のトルクを与える手段を備えることを特徴とする装置 。
  5. 5.請求項4の装置において、前記キャリアは、前記x及びyの方向の前記一方 の方向並びに前記x及びyの方向の前記他方の方向の両方において隔置された第 1及び第2のガイド部材を備え、前記保持体は、前記レンズを前記両ガイド部材 の間に位置させて前記与えられたトルクが前記レンズを前記ガイド部材に圧接さ せ、これにより、前記x及びyの方面の前記他方の方向における前記レンズ及び 前記キャリアの相対的な運動に抵抗するように位置決めされることを特徴とする 装置。
  6. 6.請求項5の装置において、前記与えられたトルクは、前記レンズを前記x及 びyの方向の前記一方の方向に偏倚させ、前記第1の点に対して押圧的に接触す るように運動可能な前記手段は、前記第1の点に押圧的に接触し、前記レンズを 前記x及びyの方向の前記一方の方向において前記キャリアと相対的に且つ調節 可能に並進的に位置決めするように運動可能な手段を備えることを特徴とする装 置。
  7. 7.光学装置の直交するx、y、zの軸方向に関して並進的に、また、前記x、 y、zの軸方向の周囲の角度方向にそれそれ関するθx、θy、θz方向に関し て回転的に、円柱レンズ等を位置決めするための装置であって、前記光学装置は 、光ビームを前記z軸方向の経路に沿って当該装置によって位置決めされる前記 レンズ並びに受け取り媒体へ投射するための光源を備え、前記レンズは、前記x 及びyの軸方向の一方において倍率をもたらす円筒形の湾曲面を有し、当該装置 は、ベースと、該ベースに装着されたレンズ・キャリアと、前記レンズを前記θ x及びθyの方向に関して角度的に位置決めする手段と、前記レンズを前記x及 びyの軸方向の他方に関して並進方向に位置決めする手段と、前記レンズを前記 z軸方向に関して調節可能に且つ並進方向に位置決めする手段と、前記レンズを 前記x及びyの方向の前記一方の方向に関して調節可能に且つ並進方向に位置決 めする手段と、前記レンズを前記θz方向に関して調節可能に且つ角度的に位置 決めする手段とを備え、 当該装置は更に、前記レンズ・キャリアを前記θz方向において選択的に回転可 能に取り付ける手段と、前記レンズを前記キャリア上に保持するためのレンズ保 持体と、前記x及びy方向の前記一方の方向の分力を有する偏倚トルクを前記レ ンズに与えるブッシュ・ブル機構を前記保持体に付与すると共に、前記偏倚分力 に抗して前記レンズを前記x及びyの方向の一方の方向において前記キャリアと 相対的に調節可能に且つ並進方向に位置決めする固定具と、前記固定具を前記ベ ース及びキャリアの一方に取り外し可能に装着する手段とを備え、前記ベースは 、前記z軸方向に伸長するV字型の溝を有するトラックを備え、前記キャリアは 、前記溝の中で軸方向に整合された円筒形の本体部材を備え、前記キャリアを前 記θz回転方向において選択的に回転可能に取り付ける手段は、前記ベース及び 前記キャリアを含み、前記ベースは更に、前記トラックに沿って伸長する頂面を 有するレールを備え、前記キャリアは更に、前記本体部材から半径方向に伸長す るブラケットと、前記ブラケットを前記レールの頂面からある距離だけ隔置させ る部材と、前記隔置された距離の寸法を選択的に調節する手段とを備え、これに より、前記本体部材は前記溝の中で選択的に回転され、前記レンズ保持体は、前 記レンズを収容する凹所を有し、前記固定具は、主本体部分と、前記主本体部分 に取り付けられ且つ選択的に運動して前記保持体の第1の点を押圧するように接 触する手段と、前記主本体部分と、前記x及びyの方向の前記一方の方向を横断 する方向において前記第1の点から取り除かれた前記保持体の第2の点とに取り 付けられる手段とを備え、前記第2の点に作用する前記取り付けられる手段は、 前記保持体に引っ張り力を与え、該保持体にθz方向のトルクを与える手段を備 えることを特徴とする装置。
  8. 8.請求項7の装置において、前記キャリアは、前記x及びyの方向の前記一方 の方向並びに前記x及びyの方向の前記他方の方向の両方において隔置された第 1及び第2のガイド部材を備え、前記保持体は、前記レンズを前記両ガイド部材 の間に位置させて前記与えられたトルクが前記レンズを前記ガイド部材に圧接さ せ、これにより、前記x及びyの方向の前記他方の方向における前記レンズ及び 前記キャリアの相対的な運動に抵抗するように位置決めされることを特徴とする 装置。
  9. 9.請求項8の装置において、前記与えられたトルクは、前記レンズを前記x及 びyの方向の前記一方の方向に偏倚させ、前記第1の点に対して押圧的に接触す るように運動可能な前記手段は、前記第1の点に押圧的に接触し、前記レンズを 前記x及びyの方向の前記一方の方向において前記キャリアと相対的に且つ調節 可能に並進方向において位置決めするように運動可能な手段を備えることを特徴 とする装置。
  10. 10.光学装置の直交するx、y、zの触方向に関して並進的に、また、前記x 、y、zの軸方向の周囲の角度方向にそれぞれ関するθx、θy、θz方向に関 して回転的に、円柱レンズ等を位置決めするための装置であって、前記光学装置 は、光ビームを前記z軸方向の経路に沿って当該装置によって位置決めされる前 記レンズ並びに受け取り媒体へ投射するための光源を備え、前記レンズは、前記 x及びyの軸方向の一方において倍率をもたらす円筒形の湾曲面を有し、当該装 置は、ベースと、該ベースに装着されたレンズ・キャリアと、前記レンズを前記 θx及びθyの方向に関して角度的に位置決めする手段と、前記レンズを前記x 及びyの軸方向に関して並進方向に位置決めする手段と、前記レンズを前記z軸 方向に関して調節可能に且つ並進方向に位置決めする手段と、前記レンズを前記 θz方向に関して調節可能に且つ角度的に位置決めする手段とを備え、当該装置 は更に、前記レンズ・キャリアを前記θz方向において選択的に回転可能に取り 付ける手段と、前記レンズを前記キャリア上に保持する手段とを備え、前記ベー スは、前記z軸方向に伸長するV字型の溝を有するトラックを備え、前記キャリ アは、前記溝の中で軸方向に整合された円筒形の本体部材を備えることを特徴と する装置。
  11. 11.請求項10の装置において、前記キャリアを前記θz回転方向において選 択的に回転可能に取り付ける手段は、前記ベース及び前記キャリアを含み、前記 ベースは更に、前記トラックに沿って伸長する頂面を有するレールを備え、前記 キャリアは更に、前記本体部材から半径方向に伸長するブラケットと、前記ブラ ケットを前記レールの頂面からある距離だけ隔置させる部材と、前記隔置された 距離の寸法を選択的に調節する手段とを備え、これにより、前記本体部材は前記 溝の中で選択的に回転されることを特徴とする装置。
  12. 12.隅部で直角に接合された矩形断面の隣接する側部を有する円柱レンズを位 置決めするための請求項11の装置において、前記レンズを前記キャリア上に保 持するための前記手段は、前記キャリアに形成された空所を備え、前記空所は、 前記レンズよりも大きな断面を有すると共に、前記x及びy方向に対してそれぞ れ平行に配列された隣接する側部が形成され、これら隣接する側部に接した状態 で前記レンズの隅部を整合させることができることを特徴とする装置。
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