JPH06502808A - 連続的に供給される帯状材料を所定の長さに切断する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、装置に連続的に供給されるペーストリーストリップ等の材料を、帯状 材料の搬送方向に対して横断して位置され、切断区域を規定するナイフにより、 そのナイフと同調して作動する昇降可能な切断機構で切断する装置に関するもの である。

このような装置は、帯状材料を所定の長さを有する部分に切断するのに用いられ る。ここでその帯状材料は一般的には複数の並列ストリップであり、その材料は 装置に供給され、その帯状材料の下に位置したナイフの切断エツジの近傍で短時 間止められ、切断機構として作用するナイフの降下動作で切断される。例えば食 品業界において、クリーム等の層を含む調製ペーストリーストリップを切断して ビスケットを形成する。長年に亘り、上側の切断機構は、例えば、切断中にペー ストリーストリップから取り出され、切断エツジ上に層を造り上げるような砂糖 含有バタークリームまたはチョコレートのような粘着材料で汚れていた。

また切断機構として用いられるナイフの刃は非常に急速にすり切れ、そのために もろいビスケット材料の場合にはきれいな切断はすぐに不可能となり、上側のナ イフを少なくとも３０分毎に交換しなければならない。この時間の間、ぺ−スト リーの帯状材料の１から２ｍが装置中を未切断のまま通過し、無駄になっている 。しかしながら、このような材料の無駄は許されるものの、破損した切断エツジ を許容することはできない。切断エツジに問題があると、高品質が要望されてい る完成製品の外観上の問題となるのみならず、チョコレート層の塗布もより困難 となる。自動包装中にもこれは問題となる。これら全ての問題に関して、ペース トリーストリップがきれいな切断エツジを有することが極めて重要であり、その ため今までのところはある程度の製品の浪費を容認することが必要であると考え られている。

削り取られたクリームまたはチョコレートが製造される製品上に落下して残り、 これが再び重大な品質欠損となるので、切断エツジを洗浄するために、また満足 なものとはなっていない機械的ストリッパーが使用されている。切断エツジにオ イルフィルムを設けるオイリング装置もまた満足なものとなっていない。一方で は、付着層の蓄積が十分には減少されず、もう一方では、ペーストリーストリッ プ上にオイルがたれる危険もあり、このことはまた、そのストリップをチョコレ ートで被覆することも困難にすることがある。

本発明の問題は、汚れたりもろい材料に関して、長時間の作業の場合にもきれい な切断を提供する、ストリップを所定の長さに、すなわち横断方向に切断する装 置を提供することである。

この問題は、請求の範囲第１項に特徴を記載した種類の装置により解決される。

有利な展開を従属項の主題として記載している。

本発明によると、切断機構は、その長さか切断区域より大きく、帯状材料を搬送 する方向に対して直角に作動可能な切断帯である。それゆえ、きれいな切断を与 るためには、二重ナイフが用いられ、材料は、最大の剪断応力に沿って、従来の 単一ナイフ手段における応力または分断コーンよりも小さな２つの小さな応力円 錐体に切断される。それゆえ、特に砂糖とチョコレート物質の被覆に関して生じ る品質の損失が避けられる。

好ましくは切断帯は切断される帯状材料の上に位置する。

好ましくは、その装置は、上昇せしめられたときに切断区域に亘って後者を作動 させる切断帯の表示可能運転機構を含む。

表示可能運転機構は自由にプログラム可能であり、そのため、例えば１５分ごと に今まで用いられていない部分を切断区域に位置せしめるような範囲に切断帯を 搬送することが可能である。しかしながら、各ストロークまたは移動中に前記切 断帯を少量だけ搬送して、はぼ連続的に切断区域の切断帯が置き換えられるよう にすることも可能である。

好ましくは、外側および切断区域のいずれかの側において、切断帯が約４５℃捻 れている。

好ましくは、ナイフは切断帯の昇降動作と同調して作動せしめられ、すなわち、 応答して昇降せしめられる。これは都合よくは切断帯の昇降よりも小さなストロ ークで行なわれる。

特に好ましい実施態様によると、表示可能運転機構では逆運転かなされるように なっており、そのため、切断帯はまた反対方向にも切断区域に亘り導かれる。

長さか約１００ｍである切断帯に関して、各場合において、１つのカセツテが切 断区域のいずれかの側に設けられ、そこで切断帯か切断区域に供給されるかまた は除去されるようにゆるく螺旋状に巻かれた状態で位置している。好ましくは少 なくとも１つのカセツテに洗浄装置が設けられており、そのためペーストリーの 残留物は、カセツテに進入する前に切断帯から除去される。

本発明のさらなる実施態様によると、下側のナイフの場所において、上側の切断 機構の切断帯と同様な方法で付設された切断帯を用いることかできる。

自由にプログラム可能なサーボモータが、各製品の切断変動を最適にする切断帯 の駆動装置として用いられる。切断帯の遅すぎる動作は破壊を増大することにつ ながり、一方速すぎる動作は装置の不安定と振動の危険につながる。

特定の用途に関して、切断帯が外側で冷却される場合、切断結果は改善され、対 応するクーラーをこの目的のために付設できる。しかしながら、冷蔵または冷凍 製品の切断は、切断帯を電子加熱することにより促進できる。

好ましくは、オイルフィルムまたは水フィルムを切断帯に施す潤滑器を切断区域 の外側に設けることができる。

帯状材料を特定の長さに切断する本発明の装置に関して、切断エツジは１回の使 用では使用不可能とはならない。かわりに、その帯は数回用いられ、１週間の操 作後に１００ｍの長さとなったときに交換するのみでよいことが分かった。

加えて、使い古された帯はカセツテ中で洗浄されるので、非常に簡単な方法で再 使用可能となる。

切断帯を研ぎ続ける装置を切断区域の外側に設けた場合、事実上米制限に切断操 作が行なわれる。

帯状材料を切断する本発明の装置を示す添付した図面を参照して、本発明をより 詳細に記載する。

装置は、基盤１２を有するフレーム１０およびそのフレームに横方向に並んで設 けられた２つの上方に突出した脚すなわち柱１４．１６からなり、その両者間の 間隔は、切断される帯状材料を搬送するベルトがその間を移動できるようになっ ている。本来既知の方法において、切断に必要な作動連鎖をもたらす主な駆動機 構２０は、フレーム１０の基盤１２上に配されている。ナイフ３０は支柱１４． １６の間を横断するように配されたビーム１８に固定されている。ナイフ３０の 高さは、ストリップか搬送ベルトによりナイフ３０の切断エツジに直接搬送され るような高さになっている。フレーム１０のいずれかの側で支柱１４．１Ｂに隣 接して、それぞれの場合においても適切な高さの台に固定され、所定の間隔駆動 手段により段階的な方法で回転できるカセツテ５０．６０が設けられている。カ セツテ５０．６０は切断帯１００の受入手段または供給手段として機能する。切 断帯１００は各カセツテ５０．６０中に渦巻いて緩く挿入され、外側で約４５″ 捻られている。図示しない上昇手段上に位置し、切断区域に亘り、すなわち、２ つの支柱１４．１Ｂの間のほぼ全体に亘り延びるガイド４２により、切断帯１０ ０は明確に規定された状態で導かれる。ガイド４２の各側には、切断帯１００の 垂直搭載支持体４４．４６が固定され、それゆえ、装置が逆転操作、すなわち、 切断帯の逆進行方向で作動される場合においてさえも、カセツテから引き出され た、またはカセツテに入る切断帯が正確にガイド４２に供給される。

カセツテ５０．６０および切断帯１００の露出区域には、図においては部分的に しか示していない、オペレータが怪我を負う危険を防ぐカバー４０が設けられる 。このカバーはまた、カセツテ中で閉じることができ、好ましくはこの目的のた めに、この区域にフード状に構成される。

第２のカセツテ６０の近傍の垂直搭載支持体４６の下であって、洗浄手段として 切断帯の上流と下流にストリッピングブロック７０が設けられており、そのブロ ックは、帯１００がカセツテ６０に進入する前にペーストリーおよびクリーム残 留物を除去する。

カセツテ５０．６０の間隔駆動装置から離れて、分離駆動機構８０．８２が切断 区域の末端の部分の切断帯ｌＯＯに設けられている。必要に応じて自由にプログ ラム可能なサーボドライブとなり得、それゆえ、必要であれば切断運動状態が即 座に変えられる。

切断帯１００はカセツテ５０．６０中で緩く停止しているのみで、基本的に全て の角度に自由に作動可能であるが、駆動機構８０．８２の相互作用およびカセツ テ上の間隔駆動および垂直搭載支持体４４．４６またはガイド４２により、切断 区域におけるきれいな切断に必要なナイフ３０および切断帯１００の相対位置は 保持される。

切断帯１００の設置に関して、切断帯１００をカセツテ５０の１つの中に渦巻き 状態で配し、渦の中心からカセツテの外側に導く。カセツテ中に残った切断帯が 引き出される間に不制御状態とならないことを確実とするために、その周囲の区 域に、およそ出口の近傍に位置する垂直搭載支持体５２がさらに設けられている 。この垂直搭載支持体５２に円周に面して、カセツテ中に切断帯がなくなったと きに駆動を直ちに停止せしめる間隔駆動の近接スイッチ５４がある。その装置が また逆の場合に操作できるように、カセツテ６０上に間隔駆動の近接スイッチ６ ４および垂直搭載支持体６２がある。

カセツテ５０から出た切断帯１００は垂直搭載支持体４４により導かれ、ガイド ４２中に、次いで垂直搭載支持体４６により切断区域の後方、したがってストリ ッピングブロック７０に沿って移動する。切断帯１００は次いで第２のカセツテ ８０中に導入される。そのカセツテおよびその間の切断帯の区域はカバーフード により覆われる。

カセツテ５０の間隔駆動により切断帯１００の脈動的排出が確実となる。カセツ テ５０の駆動に同調して作動するカセツテ６０の間隔駆動は、切断区域から排出 された量に対応する量の切断帯１００を巻き上げる。切断帯１００の前方への動 作の正確な制御は、駆動機構８０．８２により行なわれる。

各切断工程に関して、上昇機構は切断帯１００とともに昇降される。切断帯１０ ０を下げている間、すなわち、実際に切断する間、その帯は進められておらず、 前進は帯１００が上昇せしめられたときにのみ行なわれる。

切断される材料に応じて、再研磨寿命に達するまで、ペーストリーストリップの 場合には例えば１５分後まで、切断区域内に切断帯１００を放置することが都合 よい。次いで切断帯１００がカセツテ５０からカセツテ６０内に完全に通過した 場合には、その帯は使用不可能となり交換しなければならない。

しかしながら、切断区域の幅の分画による所定の数のストロークの後または各ス トローク中に切断帯を前進させることもまた都合よく、その帯は次いで装置を数 回通過する。

切断帯を再挿入する必要はなく、図示しない逆転駆動によりその帯１００をカセ ツテ６０からカセツテ５０中に第２の逆転通過させることも可能である。簡単な 方法で前進制御を行なうために、対応するプログラム可能な制御機構が設けられ る。

記載、図面および請求の範囲に開示した本発明の特徴は、単独または任意の組合 せで本発明の異なる実施態様を実施するのに重要である。

国際調査報告 フロントベージの続き （７２）発明者　ロイバッハ−、マルセルドイツ連邦共和国　４０６０　フィニ ルセン１１　インドウストリエリング　１７　シー／オー　マーズ　ゲーエムベ ーハー

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. １．装置に連続的に供給される、例えばペーストリーストリップ等のような帯状 材料を、帯状材料の搬送方向に対して直角に位置され、切断区域を規定するナイ フを用いて、そのナイフと同調して昇降可能な切断機構で切断する装置であって 、前記切断機構が、その長さが前記切断区域より長く、帯状材料の搬送方向に対 して直角に作動可能な切断帯（１００）であることを特徴とする装置。
2. ２．前記切断帯（１００）が前記帯状材料の上に位置せしめられることを特徴と する請求の範囲第１項記載の装置。
3. ３．前記切断帯（１００）の表示可能駆動機構（８０、８２）を含むことを特徴 とする請求の範囲第１項または第２項記載の装置。
4. ４．前記表示可能駆動機構（８０、８２）が少なくとも前記切断帯（１００）の 進行の様々な段階の幅にプログラム可能であることを特徴とする請求の範囲第１ 項から第３項いずれか１項記載の装置。
5. ５．前記切断区域の外側でいずれかの側において、前記切断帯（１００）が約４ ５℃捻れていることを特徴とする請求の範囲第１項から第４項いずれか１項記載 の装置。
6. ６．前記ナイフ（３０）が前記切断帯（１００）の昇降動作と同調して昇降可能 であることを特徴とする請求の範囲第１項から第５項いずれか１項記載の装置。
7. ７．前記切断帯（１００）の逆駆動があることを特徴とする請求の範囲第１項か ら第６項いずれか１項記載の装置。
8. ８．前記切断帯（１００）が貯蔵容器として機能するカセッテ（５０、６０）中 に緩く挿入されることを特徴とする請求の範囲第１項から第７項いずれか１項記 載の装置。
9. ９．前記切断帯（１００）の洗浄装置が前記切断区域と少なくとも１つの前記カ セッテ（５０、６０）の間に設けられていることを特徴とする請求の範囲第１項 から第８項いずれか１項記載の装置。
10. １０．前記洗浄装置（７０）が、前記切断帯（１００）がその間に位置する２つ の向き合うストリッピングブロックからなることを特徴とする請求の範囲第９項 記載の装置。
11. １１．前記ナイフ（３０）が切断帯により交換されることを特徴とする請求の範 囲第１項から第１０項いずれか１項記載の装置。
12. １２．前記切断帯（１００）が自由にプログラム可能なサーボモータにより運転 されることを特徴とする請求の範囲第１項から第１１項いずれか１項記載の装置 。
13. １３．前記切断区域の外側に前記切断帯（１００）を冷却する手段があることを 特徴とする請求の範囲第１項から第１２項いずれか１項記載の装置。
14. １４．前記切断帯（１００）に加熱器を設けることを特徴とする請求の範囲第１ 項から第１３項いずれか１項記載の装置。
15. １５．前記切断帯（１００）にオイルフイルムまたは水フイルムを施す潤滑器が 設けられていることを特徴とする請求の範囲第１項から第１４項いずれか１項記 載の装置。