JPH0650250B2 - 無人車の誘導制御装置 - Google Patents

無人車の誘導制御装置

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JPH0650250B2
JPH0650250B2 JP59276637A JP27663784A JPH0650250B2 JP H0650250 B2 JPH0650250 B2 JP H0650250B2 JP 59276637 A JP59276637 A JP 59276637A JP 27663784 A JP27663784 A JP 27663784A JP H0650250 B2 JPH0650250 B2 JP H0650250B2
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vehicle
unmanned
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traveling
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智夫 松田
光夫 細井
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無人車の推測航法に用いられる方向検出器の較
正に関する。
〔従来の技術〕
屋内あるいは屋外を走行する無人車を、出発点から目標
地点へ誘導する制御技術の分野において、車両の走行長
と進みつつある方向を走行中に計測して軌跡を計算し、
現在位置を算出することにより、所定の経路を辿るよう
に操舵制御することができる。この誘導走行技術は基本
技術として船舶の分野で“推測航法”と呼ばれており公
知である。
この推測航法を車両に適用する場合にも、速度又は走行
距離をタイヤ等で検出すること以外には、何ら変わると
ころはない。
ここで、車両の走行長と走行方向とから車両の現在位置
を求める方法を説明する。第4図に示すように、車両の
初期位置を(x,Y)、基準方向に対して車両が進
みつつある方向をα、微小走行長をdとすると、車両
の現在位置(x,y)は、次式、 によって求めることができる。
さて、車両を推測航法で誘導走行させる際に使用する方
向検出器を大別し、その特徴を挙げると下記のようにな
る。
(イ)地磁気センサ 丈夫で安価であるが、付近に金属片があると指示方向に
狂いが生じる。有人車の現在位置表示装置として実用化
された例はあるが、無人車の誘導走行に実用されている
例はない。
なお、磁気の乱れ(誘導障害)がなければ、センサ自身
が基準方向を持っているので、基準方向を教示しなくて
もよい。
(ロ)慣性コマによるジャイロコンパス 高精度であり、センサ自身が南北を指す利点はあるが、
重く、高価で振動に弱く、電力消費量が大(モータが内
蔵されている)なため、車載して無人車の誘導走行に利
用しても経済的に割に合わない。
(ハ)レートジャイロ レートジャイロには、レーザージャイロ、光ファイバー
ジャイロのような高精度なものから、ガスレートジャイ
ロ、振動ジャイロのような丈夫なものがある。ただし、
レート(単位時間当りの変化量)という名称に代表され
るように、このレートジャイロは“どちらを向いている
のか”という方向を出力するのではなく、“どのくらい
の角速度で向きを変えているか”という方向の変化量を
出力する。
従って、誘導走行に使用するためには、次式の積分を用
いて現在の方向αを算出する必要がある。
α=∫dt+α……(2) ただし、はレートジャイロの出力、αは初期方向で
ある。なお、初期方向とは、“初めに車体が基準方向と
どれくらいの角度ズレしていたか”を示すものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来、上記レートジャイロの初期方向は人間が入力して
いたため完全な無人運転ができず、また精度と再現性
(人によってばらついた値になる)が悪かった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、無人車誘導
用方向検出器に基準方向を自動的に、かつ高精度に教示
し、その出力方向を較正することができる無人車の誘導
制御装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明によれば、無人車の走行長を検出する測長器
と、無人車の角速度を積分することにより無人車の走行
方向を検出する方向検出器と、前記測長器及び方向検出
器の出力に基づいて無人車の現在位置を逐次算出し、無
人車が所定の経路を辿るように推測航法によって無人車
を操舵制御する操舵制御手段とを具えた無人車の誘導制
御装置において、前記無人車の予定走行経路上に、予め
設定した所定の基準方向と同一方向の直線区間に誘導線
を配設した較正区間を設けるとともに、 前記無人車に、前記誘導線を検出し、車体を前記誘導線
に沿って誘導走行させるための誘導体センサと、前記無
人車が前記較正区間に進入すると、前記無人車を前記誘
導体センサの出力に基づき誘導走行させる誘導走行手段
と、前記較正区間の走行中における前記方向検出器の平
均出力を求める平均演算手段と、前記無人車が前記較正
区間から出ると前記平均出力の示す方向と前記基準方向
との差を求め、該差を補正値として前記方向検出器の出
力を補正する補正手段とを具えるようにしている。
無人車をある直線に沿って誘導走行させ、その走行中に
おける方向検出器の平均出力を求めることにより、無人
車を前記ある直線と同一方向に正確に向けたときの方向
検出器の出力と同等の出力を得ることができ、その結
果、方向検出器の出力と前記ある直線の方向との対応づ
け、すなわち方向検出器への基準方向の教示較正を行な
うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明を添付図面を参照して詳細に説明する。
第1図において、無人ダンプトラック1を出発点(荷降
し場)Aから目標地点(荷積場)Bまで誘導走行させる
場合に、誘導体2に追従するように誘導走行させる方法
と推測航法により所定の経路を誘導走行させる方法とを
併用する。なお、誘導体2は少なくとも所定の直線の較
正区間2a有する必要がある。また、前記較正区間2a
の始端および終端にはそれぞれ区間標識3aおよび3b
が設けられている。
第2図に例示した無人ダンプトラック2側の装置は、推
測航法により所定の経路を誘導走行させるために必要な
測長器10、レートジャイロ11および推測操舵制御装
置12と、誘導体2に追従するように誘導走行させるた
めに必要な誘導体センサ13および追従操舵制御装置1
4と、レートジャイロ11の出力方向を較正するに必要
な補正器15、基準方向設定器16、区間標識センサ1
7および区間識別回路18と、前記推測操舵制御装置1
2および追従操舵制御装置14の出力を選択する切替器
19と、この切替器19の出力によってステアリングを
制御する操舵装置とから構成されている。
次に、無人ダンプトラック2が荷降し場Aから荷積場B
に向って走行するときにおける上記装置の動作を説明す
る。
まず、切替器19は後述する区間認識回路18の出力に
より追従操舵制御装置14側の入力信号を選択して出力
するようになっている。誘導体センサ13は誘導体2を
検出し、例えばその誘導体2と車両とのずれに対応する
信号を追従操舵制御装置14に加える。追従操舵制御装
置14は入力信号から前記誘導体2と車両とのずれをな
くすような操舵指令信号を形成し、これを切替器19に
加える。
切替器19は上述したように追従操舵制御装置14から
の操舵指令信号を選択して操舵装置20に導き、操舵装
置20は入力する操舵指令信号に基づいてステアリング
を制御する。これにより、無人ダンプトラック2は誘導
体2に沿って走行する。
無人ダンプトラック1が誘導体2の較正区間2aの始端
位置に達すると、区間標識センサ17は区間標識3aを
検出する。区間認識回路18は区間標識センサ17が区
間標識3aを検出すると、無人ダンプトラック1が補正
区間2aに入ったことを認識し、無人ダンプトラック1
が較正区間2a内にあることを示す信号を補正器15に
加える。
レートジャイロ11は無人ダンプトラック1の角速度を
積分し、走行方向に対応する信号を補正器15に出力す
る。基準方向設定器16は、前記較正区間2aの方向
(基準方向)が設定されており、この基準方向を示す信
号を補正器15に出力する。
補正器15は前記区間認識回路18から無人ダンプトラ
ック1が直線区間2a内にあることを示す信号が加えら
れると直ちにレートジャイロ11から加えられる走行方
向に対応する信号を積算する。その後、無人ダンプトラ
ック1が誘導体2の較正区間2aの終端位置に達し、区
間標識センサ17が区間標識3bを検出すると、区間認
識回路18は無人ダンプトラック1が較正区間2aから
出たことを認識する。これにより、区間認識回路18は
切替器19が推測操舵制御装置12側の出力信号を選択
するように切替信号を切替器19に出力するとともに、
前記補正器15に出力していた較正区間2a内であるこ
とを示す信号を停止する。
補正器15は区間認識回路18からの信号により較正区
間2aの走行が終了したことを認識すると、その間に積
算した前記走行方向に対応する信号の平均値を算出し、
この平均値と基準方向設定器16から加えられた基準方
向を示す信号との差を求め、以下この差を補正値として
レートジャイロ11から加わる走行方向を示す信号を補
正して推測操舵制御装置12に出力する。
測長器10は無人ダンプトラック1の走行長を計測し、
その走行長を示す信号を推測操舵制御装置12に出力す
る。
推測操舵制御装置12は測長器10から加えられる走行
長を示す信号とレートジャイロから補正器15を介して
加えられる走行方向を示す信号とから前述したように無
人ダンプトラック1の現在位置を求める(第(1)式参
照)。推測操舵制御装置12は無人トラック1が走行す
べき所定の経路を予め記憶しており、この経路と車両の
現在位置とのずれをなくすような操舵指令信号を形成
し、これを切替器19に加える。なお、車両の初期位置
を直線区間2aの終端位置にすると、測長器10による
走行長の累積誤差もここでキャンセルされるため都合が
よい。
切替器19は上述したように推測操舵制御装置12から
の操舵指令信号を選択して操舵装置20に導き、操舵装
置20は入力する操舵指令信号に基づいてステアリング
を制御する。これにより、無人ダンプトラック1は予め
記憶した所定の経路に沿って走行する。
なお、誘導体2としては第1表の線を表現するもの全て
が使用でき、誘導体センサ13としては各々の線を表現
するものを検出する手段を用いればよい。また、区間標
識2a,2bとしては第1表の点を表現するもの全てが
使用でき、区間標識センサ17としては各々の点を表現
するものを検出する手段を用いればよい。
次に、本発明を屋内の無人搬送車に適用した場合につい
て説明する。この場合、例えば、第3図に示すように床
面に誘導体として反射テープ4を貼付する。この反射テ
ープ4を検出するセンサとしてはラインイメージセンサ
を用いる。また、区間標識としては反射テープ4の切れ
目を利用する。
長い直線では、反射テープ4を利用して無人搬送車を誘
導走行させ、一方、広場Cや交差点Dでは推測航法によ
り無人搬送車を誘導走行させる。
従来の反射テープのみによる誘導では広場や広い交差点
に多くの線を引く必要があったり、盲走行(例えばプロ
グラム走行)させる場合にはその精度に問題があった。
本方式では広場や広い交差点の通過時に推測航法を用い
るため不要の線を引かずに済む。なお、上記交差点Dで
は36通り(=36)の走行経路が考えられ、全
ての走行経路に線を引くことは実際上困難である。
また、本方式では反射テープの直線部で走行方向の補
正、更には走行長の補正もでき、推測航法でも充分な精
度が確保できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、無人車を推測航法
で誘導走行させる際に必要な方向検出器(レートジャイ
ロ)の基準となる方向を自動的に、かつ精度よく教示
し、方向検出器の出力方向を較正することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を無人ダンプトラックに適用した場
合の走行経路の一例を示す図、第2図は無人ダンプトラ
ック側の装置の一実施例を示すブロック図、第3図は本
発明を屋内の無人搬送車に適用した場合の走行経路の一
例を示す図、第4図は車両の走行長と走行方向とから車
両の現在位置を求める方法を説明するために用いた図で
ある。 1……無人ダンプトラック、2……誘導体、2a……直
線区間、3a,3b……区間標識、4……反射テープ、
10……測長器、11……レートジャイロ、12……推
測操舵制御装置、13……誘導体センサ、14……追従
操舵制御装置、15……補正器、16……基準方向設定
器、17……区間標識センサ、18……区間認識回路、
19……切替器、20……操舵装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無人車の走行長を検出する測長器と、無人
    車の角速度を積分することにより無人車の走行方向を検
    出する方向検出器と、前記測長器及び方向検出器の出力
    に基づいて無人車の現在位置を逐次算出し、無人車が所
    定の経路を辿るように推測航法によって無人車を操舵制
    御する操舵制御手段とを具えた無人車の誘導制御装置に
    おいて、 前記無人車の予定走行経路上に、予め設定した所定の基
    準方向と同一方向の直線区間に誘導線を配設した較正区
    間を設けるとともに、 前記無人車に、 前記誘導線を検出し、車体を前記誘導線に沿って誘導走
    行させるための誘導体センサと、 前記無人車が前記較正区間に進入すると、前記無人車を
    前記誘導体センサの出力に基づき誘導走行させる誘導走
    行手段と、 前記較正区間の走行中における前記方向検出器の平均出
    力を求める平均演算手段と、 前記無人車が前記較正区間から出ると前記平均出力の示
    す方向と前記基準方向との差を求め、該差を補正値とし
    て前記方向検出器の出力を補正する補正手段と、 を具えるようにした無人車の誘導制御装置。
JP59276637A 1984-12-26 1984-12-26 無人車の誘導制御装置 Expired - Lifetime JPH0650250B2 (ja)

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JPS61151421A JPS61151421A (ja) 1986-07-10
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