JPH0650246B2 - 磁気式方位検出装置 - Google Patents
磁気式方位検出装置Info
- Publication number
- JPH0650246B2 JPH0650246B2 JP11922683A JP11922683A JPH0650246B2 JP H0650246 B2 JPH0650246 B2 JP H0650246B2 JP 11922683 A JP11922683 A JP 11922683A JP 11922683 A JP11922683 A JP 11922683A JP H0650246 B2 JPH0650246 B2 JP H0650246B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- bandwidth
- data
- output
- correction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C17/00—Compasses; Devices for ascertaining true or magnetic north for navigation or surveying purposes
- G01C17/02—Magnetic compasses
- G01C17/28—Electromagnetic compasses
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Navigation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、移動体内に設置された磁気方位センサによつ
て地磁気方位を検出し、移動体の進行方向を表示させる
ための磁気式方位検出装置に関し、特に鉄板等強磁性体
で構成されている移動体に上記磁気方位センサが設置さ
れた場合の該磁気方位センサの出力に対するオフセツト
補正および感度補正の補正装置をそなえた磁気式方位検
出装置に関するものである。
て地磁気方位を検出し、移動体の進行方向を表示させる
ための磁気式方位検出装置に関し、特に鉄板等強磁性体
で構成されている移動体に上記磁気方位センサが設置さ
れた場合の該磁気方位センサの出力に対するオフセツト
補正および感度補正の補正装置をそなえた磁気式方位検
出装置に関するものである。
従来、地磁気方位を検出する磁気方位センサ(例えば、
ホール素子、磁気抵抗素子、フラツクスゲート磁力計
等)の出力にもとづいて自動車などの移動体の走行方向
を表示する装置が種々開発され提案されている。上記磁
気方位センサ1は第1図に図示されている如く、直交す
るX,Yの2方向(例えば、X方向は東西方向、Y方向
は南北方向)に検出方向を有し、地磁気HのX成分およ
びY成分の出力xおよびyが増幅器2および3を介して
それぞれ出力される。
ホール素子、磁気抵抗素子、フラツクスゲート磁力計
等)の出力にもとづいて自動車などの移動体の走行方向
を表示する装置が種々開発され提案されている。上記磁
気方位センサ1は第1図に図示されている如く、直交す
るX,Yの2方向(例えば、X方向は東西方向、Y方向
は南北方向)に検出方向を有し、地磁気HのX成分およ
びY成分の出力xおよびyが増幅器2および3を介して
それぞれ出力される。
いま、第1図に図示されている如く、地磁気HがY軸に
対して角度θだけ交差する方向に入射される場合につい
て考えると、上記X,Y方向の出力cおよびyは次式
(a)によつて表わされる。即ち なお、上記式(a)におけるK1,K2は、それぞれX方
向、Y方向検出素子(図示省略)の感度係数である。
対して角度θだけ交差する方向に入射される場合につい
て考えると、上記X,Y方向の出力cおよびyは次式
(a)によつて表わされる。即ち なお、上記式(a)におけるK1,K2は、それぞれX方
向、Y方向検出素子(図示省略)の感度係数である。
更に、上記磁気方位センサ1を水平面内で360°回転
させたときに得られる該磁気方位センサ1の出力x,y
の合成された軌跡は、上記感度係数がK1=K2=Kの
理想的な場合を考えると、第2図に図示されている如
く、 x2+y2=(KHsinθ)2+(KHcosθ)2
+=(KH)2=a2で与えられる円1となる。
させたときに得られる該磁気方位センサ1の出力x,y
の合成された軌跡は、上記感度係数がK1=K2=Kの
理想的な場合を考えると、第2図に図示されている如
く、 x2+y2=(KHsinθ)2+(KHcosθ)2
+=(KH)2=a2で与えられる円1となる。
また、上記地磁気Hの入射角θは、 で表わすことができる。
しかし、この様な磁気方位センサが、鉄板等強磁性体で
構成された自動車などに設置された場合には、車体の前
後方向と左右方向での磁束の通り方に差が生じるため、
X方向、Y方向で入射磁気ベクトルの強さが異なる。ま
た車体の鉄板は組立加工時などに着磁され、その結果、
車体内に設置された磁気方位センサには、地磁気ベクト
ルと車体の着磁から発生する磁気ベクトルとが合成され
た磁気ベクトルが入力する。
構成された自動車などに設置された場合には、車体の前
後方向と左右方向での磁束の通り方に差が生じるため、
X方向、Y方向で入射磁気ベクトルの強さが異なる。ま
た車体の鉄板は組立加工時などに着磁され、その結果、
車体内に設置された磁気方位センサには、地磁気ベクト
ルと車体の着磁から発生する磁気ベクトルとが合成され
た磁気ベクトルが入力する。
その結果、磁気方位センサを設置した車輌が水平面で3
60°回転した場合に得られるx,y出力の軌跡は、第
3図2に図示されている如く、中心点OがO′に移行
するいわゆるオフセツト状態が生じたり、またX方向と
Y方向との最大出力値が異なる楕円となり、正確な地磁
気方位の検出ができなくなつてしまうという欠点があつ
た。
60°回転した場合に得られるx,y出力の軌跡は、第
3図2に図示されている如く、中心点OがO′に移行
するいわゆるオフセツト状態が生じたり、またX方向と
Y方向との最大出力値が異なる楕円となり、正確な地磁
気方位の検出ができなくなつてしまうという欠点があつ
た。
そこで、本願発明者らは、上記の如き欠点を解決するた
めに、下記の如き磁気式方位検出装置を特願昭56-12758
2号(特開昭58-28611号)でもつて提案した。該提案の
磁気式方位検出装置は、上記オフセツト補正の手段とし
て、上記磁気方位センサのX方向およびY方向の出力x
およびyそれぞれの最大値、最小値の平均値を求めるこ
とによつて、オフセツト補正値を決定する手段が考慮さ
れている。即ち、例えば第4図に図示されている如く、
上記磁気方位センサを設置した車輌を1周させて得られ
る該磁気方位センサの出力xおよびyの軌跡は、第5図
図示楕円3によつて表われる。そして、該楕円3のX
方向の最大値xmax,最小値xminおよびY方向の最大値
ymax、最小値yminを求めることによつて、X,Y座標
上のオフセツト点O′の座標(x0,y0)は、次式に
よつて表わすことができる。
めに、下記の如き磁気式方位検出装置を特願昭56-12758
2号(特開昭58-28611号)でもつて提案した。該提案の
磁気式方位検出装置は、上記オフセツト補正の手段とし
て、上記磁気方位センサのX方向およびY方向の出力x
およびyそれぞれの最大値、最小値の平均値を求めるこ
とによつて、オフセツト補正値を決定する手段が考慮さ
れている。即ち、例えば第4図に図示されている如く、
上記磁気方位センサを設置した車輌を1周させて得られ
る該磁気方位センサの出力xおよびyの軌跡は、第5図
図示楕円3によつて表われる。そして、該楕円3のX
方向の最大値xmax,最小値xminおよびY方向の最大値
ymax、最小値yminを求めることによつて、X,Y座標
上のオフセツト点O′の座標(x0,y0)は、次式に
よつて表わすことができる。
即ち、 従つて、上記磁気方位センサの出力x,yから上記オフ
セツト補正値x0,y0を次式のように減算することに
よつてオフセツト補正が可能となる。
セツト補正値x0,y0を次式のように減算することに
よつてオフセツト補正が可能となる。
即ち、 このようにして補正されたx′,y′の軌跡は、第5図
図示楕円4となる。
図示楕円4となる。
更に、例えばボリウム等でX方向検出用増幅器とY方向
検出用増幅器との増幅度の調整即ち感度補正処理を行な
うことによつて、X,Y方向の出力最大値を等しくする
という手段が提案されている。
検出用増幅器との増幅度の調整即ち感度補正処理を行な
うことによつて、X,Y方向の出力最大値を等しくする
という手段が提案されている。
上記提案の磁気式方位検出装置は、正常な地磁気のみを
検出する場合には、正確な地磁気方位を検出することが
可能であるが、磁気方位センサの出力x,yの最大値ま
たは最小値附近で突発的な磁気外乱(本願発明者らの実
験的研究によれば、例えば車輌が大口径の水道鉄管上を
通過した場合、或は大きなビルの横を通過する場合に発
生することが判明している)の影響を受けた場合には、
正しいオフセツト補正が行なわれないことが判明した。
即ち、例えば第6図図示5の如く、Y方向最大値ymax
として正常値よりも大きな値が偶発的に取込まれた場合
には、Y方向のオフセツト補正値 にもとづくオフセツト補正によれば、オフセツト座標点
は点O″となり、本来求められるべき点O′とずれて補
正されることになる。なお、第6図図示例においては、
Y方向最大値のみを取り上げて説明したが、Y方向最小
値またはX方向最大値、最小値についても同様なことが
起り得る。このように、上記オフセツト補正値x0,y
0をそれぞれの最大値および最小値のみから求める上記
提案の磁気式方位検出装置による地磁気方位の検出は不
安定であり、再現性の良いオフセツト補正を期待できな
い場合もあり得る。また、感度補正を行なうようにして
も、X,Y両方向について磁気方位センサの設置場所変
更の度に実施しなければならないため、補正作業が実に
煩雑となる。
検出する場合には、正確な地磁気方位を検出することが
可能であるが、磁気方位センサの出力x,yの最大値ま
たは最小値附近で突発的な磁気外乱(本願発明者らの実
験的研究によれば、例えば車輌が大口径の水道鉄管上を
通過した場合、或は大きなビルの横を通過する場合に発
生することが判明している)の影響を受けた場合には、
正しいオフセツト補正が行なわれないことが判明した。
即ち、例えば第6図図示5の如く、Y方向最大値ymax
として正常値よりも大きな値が偶発的に取込まれた場合
には、Y方向のオフセツト補正値 にもとづくオフセツト補正によれば、オフセツト座標点
は点O″となり、本来求められるべき点O′とずれて補
正されることになる。なお、第6図図示例においては、
Y方向最大値のみを取り上げて説明したが、Y方向最小
値またはX方向最大値、最小値についても同様なことが
起り得る。このように、上記オフセツト補正値x0,y
0をそれぞれの最大値および最小値のみから求める上記
提案の磁気式方位検出装置による地磁気方位の検出は不
安定であり、再現性の良いオフセツト補正を期待できな
い場合もあり得る。また、感度補正を行なうようにして
も、X,Y両方向について磁気方位センサの設置場所変
更の度に実施しなければならないため、補正作業が実に
煩雑となる。
本発明は、上記の如き問題点を解決することを目的と
し、第5図を参照して前述した如く、磁気方位センサが
搭載された車輌を一周360°回転するように走行させ
て得られる上記磁気方位センサの出力x,yのデータの
うち、それぞれの最大値から順にデータを抽出すると共
に最小値から順にデータを抽出し、それぞれのデータに
ついてそれぞれ平均値を求め、当該平均値にもとづいて
帯域幅を求めておき、さらにもう一度上記車輌を一周3
60°回転させて得られる上記磁気方位センサの出力
x,yのデータのうち、上記夫々の帯域幅を満足するデ
ータを抽出して各帯域幅毎に平均値を求め、該平均値に
もとづいてオフセツト補正値、感度補正値を得、精度が
良く、しかも再現性のあるオフセツト補正、感度補正を
行なうことのできる磁気式方位検出装置を提供すること
を目的としている。以下図面を参照しつつ説明する。
し、第5図を参照して前述した如く、磁気方位センサが
搭載された車輌を一周360°回転するように走行させ
て得られる上記磁気方位センサの出力x,yのデータの
うち、それぞれの最大値から順にデータを抽出すると共
に最小値から順にデータを抽出し、それぞれのデータに
ついてそれぞれ平均値を求め、当該平均値にもとづいて
帯域幅を求めておき、さらにもう一度上記車輌を一周3
60°回転させて得られる上記磁気方位センサの出力
x,yのデータのうち、上記夫々の帯域幅を満足するデ
ータを抽出して各帯域幅毎に平均値を求め、該平均値に
もとづいてオフセツト補正値、感度補正値を得、精度が
良く、しかも再現性のあるオフセツト補正、感度補正を
行なうことのできる磁気式方位検出装置を提供すること
を目的としている。以下図面を参照しつつ説明する。
第7図(イ)および(ロ)は本発明におけるオフセツト補正お
よび感度補正に関する基本原理を説明するための説明
図、第8図(イ)および(ロ)は本発明における帯域幅を説明
するための説明図、第9図は本発明の一実施例構成を示
すブロック図である。
よび感度補正に関する基本原理を説明するための説明
図、第8図(イ)および(ロ)は本発明における帯域幅を説明
するための説明図、第9図は本発明の一実施例構成を示
すブロック図である。
先づ、第7図を参照して本発明における補正原理につい
て説明する。即ち、第4図に示す様に水平面上で車輌4
が360°回転した時に得られる磁気方位センサのx,
y出力のデータの中から、地磁気方位の東西方向におけ
る夫々のx出力値のN個のデータ、南北方向における夫
々のy出力値のN個のデータをそれぞれ平均し、磁気方
位センサの補正に必要な東西南北データ を求め、次式によつてオフセツト値(x0,y0)が決
定される。
て説明する。即ち、第4図に示す様に水平面上で車輌4
が360°回転した時に得られる磁気方位センサのx,
y出力のデータの中から、地磁気方位の東西方向におけ
る夫々のx出力値のN個のデータ、南北方向における夫
々のy出力値のN個のデータをそれぞれ平均し、磁気方
位センサの補正に必要な東西南北データ を求め、次式によつてオフセツト値(x0,y0)が決
定される。
但し:x0:x出力値に対するオフセツト値。
y0:y出力値に対するオフセツト値。
▲E▼:東方向x出力値N個の平均値であつてx出力
値の大きなものから順にN個抽出して平均したもの(以
下、東方向平均値と呼ぶ)。
値の大きなものから順にN個抽出して平均したもの(以
下、東方向平均値と呼ぶ)。
▲W▼:西方向x出力値N個の平均値であつて、x出
力値の小さなものから順にN個抽出して平均したもの
(以下、西方向平均値と呼ぶ)。
力値の小さなものから順にN個抽出して平均したもの
(以下、西方向平均値と呼ぶ)。
▲S▼:南方向y出力値のN個の平均値であつて、y
出力値の小さなものから順にN個抽出して平均したもの
(以下、南方向平均値と呼ぶ)。
出力値の小さなものから順にN個抽出して平均したもの
(以下、南方向平均値と呼ぶ)。
▲N▼:北方向y出力値のN個の平均値であつて、y
出力値の大きなものから順にN個抽出して平均したもの
(以下、北方向平均値と呼ぶ)。
出力値の大きなものから順にN個抽出して平均したもの
(以下、北方向平均値と呼ぶ)。
上記東西南北方向の平均値▲E▼,▲W▼,▲S
▼および▲N▼について詳しく説明すると、東方向平
均値▲E▼は、x出力値の最大値xmax(1)から大きな
順にxmax(N)までのN個を抽出して平均したものであ
る。即ち、 同様にして、西方向平均値▲W▼とは、最小値から小
さい順に抽出されたN個のx出力値の平均値である。即
ち、 同様にして、南方向平均値▲S▼、北方向平均値▲
N▼とは、 である。なお、上記東西南北方向の平均値▲E▼,▲
W▼,▲S▼および▲N▼は、第7図(イ)に図示
されている通りである。
▼および▲N▼について詳しく説明すると、東方向平
均値▲E▼は、x出力値の最大値xmax(1)から大きな
順にxmax(N)までのN個を抽出して平均したものであ
る。即ち、 同様にして、西方向平均値▲W▼とは、最小値から小
さい順に抽出されたN個のx出力値の平均値である。即
ち、 同様にして、南方向平均値▲S▼、北方向平均値▲
N▼とは、 である。なお、上記東西南北方向の平均値▲E▼,▲
W▼,▲S▼および▲N▼は、第7図(イ)に図示
されている通りである。
また、x,y出力の感度の補正として、上記で得られた
データを利用し、東方向に対応する最大値と西方向に対
応する最小値との差、および北方向に対応する最大値と
南方向に対応する最小値との差の両方の差が等しくなる
ように感度補正を行う。磁気方位センサのオフセツト後
の出力(x−x0),(y−y0)の最大値があらかじ
め定められた値、たとえばA′なる値になる様にする。
東西方向の最大値は(▲E▼−▲W▼)/2で表わ
され、また南北方向の最大値は(▲N▼−▲S▼)
/2で表わすことができる。従つて東西、南北両方向の
感度を一様にするために次の式で感度係数Kx,Kyを
決める。
データを利用し、東方向に対応する最大値と西方向に対
応する最小値との差、および北方向に対応する最大値と
南方向に対応する最小値との差の両方の差が等しくなる
ように感度補正を行う。磁気方位センサのオフセツト後
の出力(x−x0),(y−y0)の最大値があらかじ
め定められた値、たとえばA′なる値になる様にする。
東西方向の最大値は(▲E▼−▲W▼)/2で表わ
され、また南北方向の最大値は(▲N▼−▲S▼)
/2で表わすことができる。従つて東西、南北両方向の
感度を一様にするために次の式で感度係数Kx,Kyを
決める。
(但し、A=2A’) 以上の結果より、磁気方位センサの補正出力は となり、x,y出力の最大値はA′となる。このような
補正を行なうことによつて第4図に示されている様に車
両4が360°回転した時に磁気方位センサの補正後の
出力x′,y′が描く軌跡は第7図(ロ)に示す様な半径
A′の円7となり、地磁気方位を正確に検出すること
ができる。
補正を行なうことによつて第4図に示されている様に車
両4が360°回転した時に磁気方位センサの補正後の
出力x′,y′が描く軌跡は第7図(ロ)に示す様な半径
A′の円7となり、地磁気方位を正確に検出すること
ができる。
以上、本発明における磁気方位センサの出力に対する補
正の基本原理について説明したが、各方位(東西南北方
位)のデータをより正確なものにして補正値の再現性を
向上させ、補正ごとのばらつきを小さくすることであり
本出願人らの実験によれば、補正値のばらつきによる方
位誤差により大きな影響を与えるのはオフセツト値であ
ることが知られている。また、感度補正係数は、オフセ
ツト値よりもばらつきが少なく再現性のよいことも知ら
れている。
正の基本原理について説明したが、各方位(東西南北方
位)のデータをより正確なものにして補正値の再現性を
向上させ、補正ごとのばらつきを小さくすることであり
本出願人らの実験によれば、補正値のばらつきによる方
位誤差により大きな影響を与えるのはオフセツト値であ
ることが知られている。また、感度補正係数は、オフセ
ツト値よりもばらつきが少なく再現性のよいことも知ら
れている。
そこで、本発明は、車両を少なくとも2度360°以上
回転させて各方位(東西南北方位)のデータを2度取り
込み、第1回目の各方位(東西南北方位)のデータをも
とに各方位(東西南北方位)での帯域幅を設定し、該帯
域幅を満足する第2回目の各方位(東西南北方位)での
データを、各帯域幅についてそれぞれM個づつサンプリ
ングして各帯域幅での平均値を求め、各方位(東西南北
方位)での該平均値の最大値及び最小値と第1回目に設
定された各方位(東西南北方位)の帯域幅とを比較し、
該平均値が最適な該帯域幅内の値である場合のみ再現性
があるものと判断し、第2回目で求められた各方位(東
西南北方位)での平均値にもとづいてオフセツト値(x
0,y0)および感度補正係数(Kx,Ky)を求める
ことを提案するものである。この場合、感度補正係数は
第1回目と第2回目とに大きな違いはないことが実験的
に知られているので、第2回目で計算したものをそのま
ま用いることができる。
回転させて各方位(東西南北方位)のデータを2度取り
込み、第1回目の各方位(東西南北方位)のデータをも
とに各方位(東西南北方位)での帯域幅を設定し、該帯
域幅を満足する第2回目の各方位(東西南北方位)での
データを、各帯域幅についてそれぞれM個づつサンプリ
ングして各帯域幅での平均値を求め、各方位(東西南北
方位)での該平均値の最大値及び最小値と第1回目に設
定された各方位(東西南北方位)の帯域幅とを比較し、
該平均値が最適な該帯域幅内の値である場合のみ再現性
があるものと判断し、第2回目で求められた各方位(東
西南北方位)での平均値にもとづいてオフセツト値(x
0,y0)および感度補正係数(Kx,Ky)を求める
ことを提案するものである。この場合、感度補正係数は
第1回目と第2回目とに大きな違いはないことが実験的
に知られているので、第2回目で計算したものをそのま
ま用いることができる。
第9図に図示されている本発明の一実施例の説明に先立
ち、第8図を参照して本発明で言うところの上記帯域幅
の概念について説明する。
ち、第8図を参照して本発明で言うところの上記帯域幅
の概念について説明する。
本発明における帯域幅は、第1回目のオフセツト値にも
とづいて第8図(イ)に図示されているように設定される
ものである。例えば、第1回目のオフセツト値が(x
01,y01)であるとすると、該オフセツト値x01
およびy01を基準にして設定される境界線(−xP,
+xP)および(−yP,+yP)によつて区分される
領域を帯域幅と呼ぶ。該帯域幅は磁気方位センサの感度
によつて決定されるものである。つまり、X出力の最大
振幅およびY出力の最大振幅の比にもとづいて決められ
るものである。詳述すれば、例えば第1回目の各方位
(東西南北の方位)の平均値が、 であつたとすると、前記第(1)式によりオフセツト値
(x01,y01)を求め、該オフセツト値(x01,
y01)にもとづいて、南北方向は磁気ベクトルのX成
分および東西方向は磁気ベクトルのY成分に対する帯域
幅(−P%ないし+P%)を下式(3)にもとづいて求め
る。
とづいて第8図(イ)に図示されているように設定される
ものである。例えば、第1回目のオフセツト値が(x
01,y01)であるとすると、該オフセツト値x01
およびy01を基準にして設定される境界線(−xP,
+xP)および(−yP,+yP)によつて区分される
領域を帯域幅と呼ぶ。該帯域幅は磁気方位センサの感度
によつて決定されるものである。つまり、X出力の最大
振幅およびY出力の最大振幅の比にもとづいて決められ
るものである。詳述すれば、例えば第1回目の各方位
(東西南北の方位)の平均値が、 であつたとすると、前記第(1)式によりオフセツト値
(x01,y01)を求め、該オフセツト値(x01,
y01)にもとづいて、南北方向は磁気ベクトルのX成
分および東西方向は磁気ベクトルのY成分に対する帯域
幅(−P%ないし+P%)を下式(3)にもとづいて求め
る。
但し、xP,yPはX方向およびY方向の磁気センサ出
力の最大振幅のP%の値である。
力の最大振幅のP%の値である。
また、第2回目の各方位(東西南北方位)でのデータは
後述する各方位(東西南北方位)の帯域幅を全て満足す
るものが、有効なデータとしてM個抽出されて、夫々の
該帯域幅の平均値が求められる。以下、東方位を例とし
て述べる。言うまでもなく東方位の例の場合にはX方向
の値に誤差が導入されるおそれがあるものである(Y方
向には第6図に関連して示した如き異常値が導入される
ことは少ない)。このために、Y方向における帯域幅内
を対象領域とし、各帯域幅内でのX方向の値についての
平均を考えるようにする。なおY方向の値については予
め y01−yP<Y1,Y2,…,YM<y01+yPを
満足するデータのみを選択している(東方位の場合)の
で後述する第1回目と第2回目との照合チエツクは行わ
なくても足りる。
後述する各方位(東西南北方位)の帯域幅を全て満足す
るものが、有効なデータとしてM個抽出されて、夫々の
該帯域幅の平均値が求められる。以下、東方位を例とし
て述べる。言うまでもなく東方位の例の場合にはX方向
の値に誤差が導入されるおそれがあるものである(Y方
向には第6図に関連して示した如き異常値が導入される
ことは少ない)。このために、Y方向における帯域幅内
を対象領域とし、各帯域幅内でのX方向の値についての
平均を考えるようにする。なおY方向の値については予
め y01−yP<Y1,Y2,…,YM<y01+yPを
満足するデータのみを選択している(東方位の場合)の
で後述する第1回目と第2回目との照合チエツクは行わ
なくても足りる。
(但し、X1,X2,…,XM>x01) なお、上式は東方位の場合について帯域幅の設定条件お
よび平均値を求める演算式を示したが、北、西および南
方位に関しても同様である。
よび平均値を求める演算式を示したが、北、西および南
方位に関しても同様である。
但し、 さらに、上記各方位(東西南北の各方位)の夫々の帯域
幅での該平均値が第8図(ロ)に示される帯域幅を満足す
る値であるかどうかの判定を行なう。該帯域幅は、各方
位(東西南北の各方位)における南北方向磁気ベクトル
のX成分および東西方向磁気ベクトルのY成分に対する
帯域幅(−xP,+xP,−yP,+yP)で示される
範囲である。例えば東方位について言えば次のような判
定が行われる。即ち、上記 を求め、それがX方向の値が第8図(ロ)に示す東方位で
の図示斜線内に入つているか否かを判定する。勿論、言
うまでもなく北方位について言えば上記判定は を求めて行う。
幅での該平均値が第8図(ロ)に示される帯域幅を満足す
る値であるかどうかの判定を行なう。該帯域幅は、各方
位(東西南北の各方位)における南北方向磁気ベクトル
のX成分および東西方向磁気ベクトルのY成分に対する
帯域幅(−xP,+xP,−yP,+yP)で示される
範囲である。例えば東方位について言えば次のような判
定が行われる。即ち、上記 を求め、それがX方向の値が第8図(ロ)に示す東方位で
の図示斜線内に入つているか否かを判定する。勿論、言
うまでもなく北方位について言えば上記判定は を求めて行う。
このように帯域幅を考慮して判定を行うようにした理由
は、例えば第6図図示の如き異常値は、異常値を含まな
い帯域内のデータと対比して初めて判定され得るもので
あるからである。
は、例えば第6図図示の如き異常値は、異常値を含まな
い帯域内のデータと対比して初めて判定され得るもので
あるからである。
上記の如く、求められた当該平均値が上記帯域幅を満足
すれば第1回目と第2回目のオフセツト値に再現性があ
ると判断できるので、第2回目の該帯域幅の各方位(東
西南北方位)の該平均値にもとづいて、次式(4),(5)に
よりオフセツト値(x02,y02)および感度補正係
数(Kx2,Ky2)を求める。
すれば第1回目と第2回目のオフセツト値に再現性があ
ると判断できるので、第2回目の該帯域幅の各方位(東
西南北方位)の該平均値にもとづいて、次式(4),(5)に
よりオフセツト値(x02,y02)および感度補正係
数(Kx2,Ky2)を求める。
但し、Aは予め定められた感度定数。
上記比較演算を行ない、該平均値が該第2帯域幅を満足
しない場合には、第2回目で求められた各方位(東西南
北方位)の夫々の該平均値の最大値および最小値を第1
回目の各方位平均値としてオフセツト値を再演算し、再
度各方位での帯域幅を設定したうえで、上記第2回目の
データを取り直す。
しない場合には、第2回目で求められた各方位(東西南
北方位)の夫々の該平均値の最大値および最小値を第1
回目の各方位平均値としてオフセツト値を再演算し、再
度各方位での帯域幅を設定したうえで、上記第2回目の
データを取り直す。
もしくは、補正を行なつた場所に磁気的外乱のあつたこ
とを示すものであるので、再び時間あるいは場所を変え
て再補正を行なう。このように車輌を2周回転させてオ
フセツト値の再現性を判定することによつて補正の精度
が向上し、従つて正確な方位表示が可能となる。
とを示すものであるので、再び時間あるいは場所を変え
て再補正を行なう。このように車輌を2周回転させてオ
フセツト値の再現性を判定することによつて補正の精度
が向上し、従つて正確な方位表示が可能となる。
上述の如く、第1回目の測定結果と第2回目の測定結果
とを比較チエツクして、異常データを排除するが、より
正確には、次のように3つの帯域幅を考慮したチエツク
を行うことが好ましい。以下この場合について説明す
る。
とを比較チエツクして、異常データを排除するが、より
正確には、次のように3つの帯域幅を考慮したチエツク
を行うことが好ましい。以下この場合について説明す
る。
この場合における帯域幅は、第1回目のオフセツト値に
もとづいて第9図(イ)に図示されているように設定され
るものである。例えば、第1回目のオフセツト値が(x
01,y01)であるとすると、該オフセツト値x01
およびy01を基準にして設定される境界線(−3
xP,−xP,+xP,+3xP)および(−3yP,
−yP,+yP,+3yP)によつて区分される領域を
帯域幅と呼ぶ。該帯域幅は磁気方位センサの感度によつ
て決定されるものである。つまり、X出力の最大振幅お
よびY出力の最大振幅の比にもとづいて決められるもの
である。詳述すれば、例えば第1回目の各方位(東西南
北の方位)の平均値が、 であつたとすると、前記第(1)式によりオフセツト値
(x01,y01)を求め、該オフセツト値(x01,
y01)にもとづいて、南北方向は磁気ベクトルのX成
分および東西方向は磁気ベクトルのY成分に対する第1
帯域幅(−3P%〜−P%)、第2帯域幅(−P%〜+
P%)および第3帯域幅(+P%〜+3P%)を下式
(3)にもとづいて求める。
もとづいて第9図(イ)に図示されているように設定され
るものである。例えば、第1回目のオフセツト値が(x
01,y01)であるとすると、該オフセツト値x01
およびy01を基準にして設定される境界線(−3
xP,−xP,+xP,+3xP)および(−3yP,
−yP,+yP,+3yP)によつて区分される領域を
帯域幅と呼ぶ。該帯域幅は磁気方位センサの感度によつ
て決定されるものである。つまり、X出力の最大振幅お
よびY出力の最大振幅の比にもとづいて決められるもの
である。詳述すれば、例えば第1回目の各方位(東西南
北の方位)の平均値が、 であつたとすると、前記第(1)式によりオフセツト値
(x01,y01)を求め、該オフセツト値(x01,
y01)にもとづいて、南北方向は磁気ベクトルのX成
分および東西方向は磁気ベクトルのY成分に対する第1
帯域幅(−3P%〜−P%)、第2帯域幅(−P%〜+
P%)および第3帯域幅(+P%〜+3P%)を下式
(3)にもとづいて求める。
但し、xP,yPはX方向およびY方向の磁気センサ出
力の最大振幅のP%の値である。
力の最大振幅のP%の値である。
また、第2回目の各方位(東西南北方位)でのデータは
後述する各方位(東西南北方位)の帯域幅を全て満足す
るものが、有効なデータとしてM個抽出されて、夫々の
該帯域幅の平均値が求められる。以下、東方位を例とし
て述べる。言うまでもなく東方位の例の場合にはX方向
の値に誤差が導入されるおそれがあるものである(Y方
向には第6図に関連して示した如き異常値が導入される
ことは少ない)。このために、Y方向における第1帯域
幅内、Y方向における第2帯域幅内、Y方向における第
3帯域幅内を対象領域とし、各帯域幅内でのX方向の値
とY方向の値とについての平均を考えるようにする。
後述する各方位(東西南北方位)の帯域幅を全て満足す
るものが、有効なデータとしてM個抽出されて、夫々の
該帯域幅の平均値が求められる。以下、東方位を例とし
て述べる。言うまでもなく東方位の例の場合にはX方向
の値に誤差が導入されるおそれがあるものである(Y方
向には第6図に関連して示した如き異常値が導入される
ことは少ない)。このために、Y方向における第1帯域
幅内、Y方向における第2帯域幅内、Y方向における第
3帯域幅内を対象領域とし、各帯域幅内でのX方向の値
とY方向の値とについての平均を考えるようにする。
なお、Y方向の値については、予め y01−3yP<Y1,Y2,…,YM<y01−yP
を満足するデータのみを選択している(東方位の場合)
ので後述する第1回目と第2回目との照合チエツクは行
わなくても足りる。
を満足するデータのみを選択している(東方位の場合)
ので後述する第1回目と第2回目との照合チエツクは行
わなくても足りる。
(i)東方位第1帯域幅(−3yP〜−3yP) (但し、X1,X2,…,XM>x01) (ii)東方位第2帯域幅(−yP〜+yP) y01−yP<Y1,Y2,…,YM<y01+yPを
満足するデータについて (但し、X1,X2,…,XM>x01) (iii)東方位第3帯域幅(+yP〜−3yP) y01+yP<Y1,Y2,…,YM<y01+3yP
を満足するデータについて (但し、X1,X2,…,XM>X01) なお、上式は東方位の場合について帯域幅の設定条件お
よび平均値を求める演算式を示したが、北、西および南
方位に関しても同様である。
満足するデータについて (但し、X1,X2,…,XM>x01) (iii)東方位第3帯域幅(+yP〜−3yP) y01+yP<Y1,Y2,…,YM<y01+3yP
を満足するデータについて (但し、X1,X2,…,XM>X01) なお、上式は東方位の場合について帯域幅の設定条件お
よび平均値を求める演算式を示したが、北、西および南
方位に関しても同様である。
但し、 さらに、上記各方位(東西南北の各方位)の夫々の帯域
幅での該平均値のうちの最大値および最小値を求め、第
9図(ロ)に示される第2帯域幅を満足する値であるかど
うかの判定を行なう。該第2帯域幅は、各方位(東西南
北方位)における南北方向磁気ベクトルのX成分および
東西方向磁気ベクトルのY成分に対する第2帯域幅(−
xP,+xP,−yP,+yP)で示される範囲であ
る。例えば東方位について言えば次のような判定が行わ
れる。即ち、上記 と上記 と上記 のうちの最大値および最小値を求め、それらX方向の値
が第9図(ロ)に示す東方位での図示斜線内に入つている
か否かを判定する。勿論、言うまでもなく北方位につい
て言えば上記判定は と と のうちの最大値および最小値を求めて行う。
幅での該平均値のうちの最大値および最小値を求め、第
9図(ロ)に示される第2帯域幅を満足する値であるかど
うかの判定を行なう。該第2帯域幅は、各方位(東西南
北方位)における南北方向磁気ベクトルのX成分および
東西方向磁気ベクトルのY成分に対する第2帯域幅(−
xP,+xP,−yP,+yP)で示される範囲であ
る。例えば東方位について言えば次のような判定が行わ
れる。即ち、上記 と上記 と上記 のうちの最大値および最小値を求め、それらX方向の値
が第9図(ロ)に示す東方位での図示斜線内に入つている
か否かを判定する。勿論、言うまでもなく北方位につい
て言えば上記判定は と と のうちの最大値および最小値を求めて行う。
このように3つの帯域幅を考慮して判定を行うようにし
た理由は、例えば第6図図示の如き異常値が北方位に生
じているものとしたとき、北方位第2帯域幅(−xP〜
+xP)内のみのデータを利用したとすると、第6図図
示の異常値が異常値として判定されないおそれがあるか
らである。換言すれば、異常値は、異常値を含まない帯
域内のデータと対比して初めて判定され得るものである
からである。
た理由は、例えば第6図図示の如き異常値が北方位に生
じているものとしたとき、北方位第2帯域幅(−xP〜
+xP)内のみのデータを利用したとすると、第6図図
示の異常値が異常値として判定されないおそれがあるか
らである。換言すれば、異常値は、異常値を含まない帯
域内のデータと対比して初めて判定され得るものである
からである。
上記の如く、求められた当該平均値が該第2帯域幅を満
足すれば第1回目と第2回目のオフセツト値に再現性が
あると判断できるので、第2回目の該第2帯域幅の各方
位(東西南北方位)の該平均値にもとづいて、次式(6),
(7)によりオフセツト値(x02,y02)および感度
補正係数(Kx2,Ky2)を求める。
足すれば第1回目と第2回目のオフセツト値に再現性が
あると判断できるので、第2回目の該第2帯域幅の各方
位(東西南北方位)の該平均値にもとづいて、次式(6),
(7)によりオフセツト値(x02,y02)および感度
補正係数(Kx2,Ky2)を求める。
但し、Aは予め定められた感度定数。
上記比較演算を行ない、該平均値が該第2帯域幅を満足
しない場合には、第2回目で求められた各方位(東西南
北方位)の夫々の該平均値の最大値および最小値を第1
回目の各方位平均値としてオフセツト値を再演算し、再
度各方位での帯域幅を設定したうえで、上記第2回目の
データを取り直す。
しない場合には、第2回目で求められた各方位(東西南
北方位)の夫々の該平均値の最大値および最小値を第1
回目の各方位平均値としてオフセツト値を再演算し、再
度各方位での帯域幅を設定したうえで、上記第2回目の
データを取り直す。
もしくは、補正を行なつた場所に磁気的外乱のあつたこ
とを示すものであるので、再び時間あるいは場所を変え
て再補正を行なう。このように車輌を2周回転させてオ
フセツト値の再現性を判定することによつて補正の精度
が向上し、従つて正確な方位表示が可能となる。
とを示すものであるので、再び時間あるいは場所を変え
て再補正を行なう。このように車輌を2周回転させてオ
フセツト値の再現性を判定することによつて補正の精度
が向上し、従つて正確な方位表示が可能となる。
次に、第10図図示実施例について説明する。図中の符
号5は磁気方位センサであり、入射磁気ベクトルのX成
分、Y成分に対応する直流電圧x,yを出力する。6は
マルチプレクサであつて上記磁気方位センサ5からの出
力値x,yを交互に後述するA/Dコンバータ7に送出
するもの。7はA/Dコンバータ、8は切換えスイツチ
であり、t1がS2またはS3に接続された時には初期の
補正値演算モードとなり、端子S1側へ接続された時に
は通常の方位表示モードとなる。また9ないし12は第
1の比較回路、13ないし16は第1のデータ・メモリ
である。
号5は磁気方位センサであり、入射磁気ベクトルのX成
分、Y成分に対応する直流電圧x,yを出力する。6は
マルチプレクサであつて上記磁気方位センサ5からの出
力値x,yを交互に後述するA/Dコンバータ7に送出
するもの。7はA/Dコンバータ、8は切換えスイツチ
であり、t1がS2またはS3に接続された時には初期の
補正値演算モードとなり、端子S1側へ接続された時に
は通常の方位表示モードとなる。また9ないし12は第
1の比較回路、13ないし16は第1のデータ・メモリ
である。
比較回路9は、上記磁気方位センサ5からマルチプレク
サ6、A/Dコンバータ7、切換えスイツチ8を介して
送られてくるX,Y出力のうちX出力の最大値から大き
い順に例えば10個、即ちxmax(1)ないしxmax(10)を
選択しデータ・メモリ13に格納する。本発明に述べる
ところの東方向データがデータ・メモリ13に格納され
ることになる。
サ6、A/Dコンバータ7、切換えスイツチ8を介して
送られてくるX,Y出力のうちX出力の最大値から大き
い順に例えば10個、即ちxmax(1)ないしxmax(10)を
選択しデータ・メモリ13に格納する。本発明に述べる
ところの東方向データがデータ・メモリ13に格納され
ることになる。
同様にしてデータ・メモリ14には西方向データ、デー
タ・メモリ15には南方向データ、データ・メモリ16
には北方向データが格納されることになる。17は第1
の平均化処理部であり、18の制御スイツチから車両が
360°以上回転した指示を受け、第1の補正演算用の
データである平均値 を計算する。32は第1周目のデータにより、前記した
第(3)式によつて求められた(xP,yP)にもどつい
て各方位(東西南北方位)の第1帯域幅ないし第3帯域
幅の演算を行ない、該帯域幅は帯域幅メモリ33に格納
される。また、制御スイツチ18から第1周目のデータ
処理が終了した指示を受けると切換えスイツチ8が端子
S2から端子S3に切換えられて第2周目のデータを取り
込み始める。19ないし22は第2の比較回路、23な
いし26はカウンタ27ないし30は第2のデータメモ
リである。
タ・メモリ15には南方向データ、データ・メモリ16
には北方向データが格納されることになる。17は第1
の平均化処理部であり、18の制御スイツチから車両が
360°以上回転した指示を受け、第1の補正演算用の
データである平均値 を計算する。32は第1周目のデータにより、前記した
第(3)式によつて求められた(xP,yP)にもどつい
て各方位(東西南北方位)の第1帯域幅ないし第3帯域
幅の演算を行ない、該帯域幅は帯域幅メモリ33に格納
される。また、制御スイツチ18から第1周目のデータ
処理が終了した指示を受けると切換えスイツチ8が端子
S2から端子S3に切換えられて第2周目のデータを取り
込み始める。19ないし22は第2の比較回路、23な
いし26はカウンタ27ないし30は第2のデータメモ
リである。
比較回路19は、上記磁気方位センサ5からマルチプレ
クサ6、A/Dコンバータ7、切換えスイツチ8を介し
て送られてくるX,Y出力のうち帯域幅メモリ33に格
納されている第1帯域幅ないし第3帯域幅を満足するデ
ータを選択しデータ・メモリ27に格納する。本発明に
述べるところの東方向データがデータ・メモリ27に格
納されると共に該格納データの個数がカウント23によ
つて計数される。
クサ6、A/Dコンバータ7、切換えスイツチ8を介し
て送られてくるX,Y出力のうち帯域幅メモリ33に格
納されている第1帯域幅ないし第3帯域幅を満足するデ
ータを選択しデータ・メモリ27に格納する。本発明に
述べるところの東方向データがデータ・メモリ27に格
納されると共に該格納データの個数がカウント23によ
つて計数される。
同様にしてデータ・メモリ28には西方向データ、デー
タ・メモリ29には南方向データ、データ・メモリ30
には北方向データが格納されることになる。
タ・メモリ29には南方向データ、データ・メモリ30
には北方向データが格納されることになる。
カウンタ23はデータ・メモリ27に格納されたデータ
の個数がM個以上になると制御スイツチ18に通知す
る。同様にカウンタ24は、データ・メモリ28に格納
されたデータの個数がM個以上になると、カウンタ25
およびカウンタ26はデータ・メモリ29およびデータ
・メモリ30に格納されたデータの個数がM個以上にな
ると夫々制御スイツチ18に通知する。
の個数がM個以上になると制御スイツチ18に通知す
る。同様にカウンタ24は、データ・メモリ28に格納
されたデータの個数がM個以上になると、カウンタ25
およびカウンタ26はデータ・メモリ29およびデータ
・メモリ30に格納されたデータの個数がM個以上にな
ると夫々制御スイツチ18に通知する。
31は第2の平均化処理部であり、第2周目のデータ取
込みが終了すると制御スイツチ18の指示により第2周
目の各方位における夫々の帯域幅の平均値の演算を行な
い、各方位での最大値および最小値が第2の補正値演算
部34に送出され、第2の補正値演算部34において前
述した第(6)および第(7)式にもとづいてオフセツト値
(x02,y02)および感度補正係数(Kx2,K
y2)を演算する。
込みが終了すると制御スイツチ18の指示により第2周
目の各方位における夫々の帯域幅の平均値の演算を行な
い、各方位での最大値および最小値が第2の補正値演算
部34に送出され、第2の補正値演算部34において前
述した第(6)および第(7)式にもとづいてオフセツト値
(x02,y02)および感度補正係数(Kx2,K
y2)を演算する。
36は判定器であり、第2周目の各方位での最大値およ
び最小値が帯域幅メモリ33に格納されている前述した
第2帯域幅を満足するかどうかを判定する。
び最小値が帯域幅メモリ33に格納されている前述した
第2帯域幅を満足するかどうかを判定する。
もし、満足しなければ表示ランプ35を点燈させ、再補
正を指示する。満足する場合は、第2の補正値演算部3
4で求められたオフセツト値(x02,y02)は、オ
フセツト値メモリ38に、またおよび感度補正係数(K
x2,Ky2)は感度補正値メモリ37に格納される。
正を指示する。満足する場合は、第2の補正値演算部3
4で求められたオフセツト値(x02,y02)は、オ
フセツト値メモリ38に、またおよび感度補正係数(K
x2,Ky2)は感度補正値メモリ37に格納される。
39は補正演算処理部であり、上記感度補正値メモリ3
7に格納されている感度補正係数(Kx2,Ky2)と
上記オフセツト値メモリ38に格納されているオフセツ
ト値(x02,y02)を用いて下記第(8)式にもとづ
いてオフセツトおよび感度の補正を行なう。
7に格納されている感度補正係数(Kx2,Ky2)と
上記オフセツト値メモリ38に格納されているオフセツ
ト値(x02,y02)を用いて下記第(8)式にもとづ
いてオフセツトおよび感度の補正を行なう。
但し、xおよびyは切換スイツチ8の端子S1を介して
転送される磁気方位センサ5の出力である。
転送される磁気方位センサ5の出力である。
40は方位演算部であつて、本願明細書冒頭に説明した
方位角 を求め、表示装置41に送出する。表示装置41は、磁
気方位センサ5を搭載した移動体の進行方位を表示する
ものである。
方位角 を求め、表示装置41に送出する。表示装置41は、磁
気方位センサ5を搭載した移動体の進行方位を表示する
ものである。
以上、説明した如く、本発明によれば、鉄板等強磁性体
によつて構成された移動体に設置された磁気方位センサ
の出力に対するオフセツト補正に用いられる補正値は従
来の1周だけ回転して得られる補正値に比べ、はるかに
ばらつきの少ない、再現性のよいものとなる。なお、本
実施例における第1回目の取込みデータ数を10個とし
たが、データ数は多い方が精度が向上するのは言うまで
もない。しかし本発明のように2周目のデータを1周目
で設定した帯域幅により求めるため、データ数を少なく
しても正確な補正値を得ることは十分に可能であるか
ら、高精度な磁気式方位検出装置を提供することがで
き、その効果は大きい。
によつて構成された移動体に設置された磁気方位センサ
の出力に対するオフセツト補正に用いられる補正値は従
来の1周だけ回転して得られる補正値に比べ、はるかに
ばらつきの少ない、再現性のよいものとなる。なお、本
実施例における第1回目の取込みデータ数を10個とし
たが、データ数は多い方が精度が向上するのは言うまで
もない。しかし本発明のように2周目のデータを1周目
で設定した帯域幅により求めるため、データ数を少なく
しても正確な補正値を得ることは十分に可能であるか
ら、高精度な磁気式方位検出装置を提供することがで
き、その効果は大きい。
第1図は本発明に用いられる磁気方位センサの説明図、
第2図ないし第6図は鉄板等強磁性体によつて構成され
た移動体に搭載された磁気方位センサの出力軌跡の各種
態様を説明するための説明図、第7図(イ)、(ロ)は本発明
におけるオフセツト補正および感度補正に関する基本原
理を説明するための説明図、第8図(イ)、(ロ)は本発明に
おける帯域幅を説明するための説明図、第9図(イ)、(ロ)
は本発明における他の実施例における帯域幅を説明する
ための説明図、第10図は本発明の他の実施例構成を示
すブロック図である。 図中、5は磁気方位センサ、6はマルチプレクサ、7は
A/Dコンバータ、8は切換スイツチ、9ないし12は
第1の比較回路、13ないし16は第1のデータ・メモ
リ、17は第1の平均化処理部、18は制御スイツチ、
19ないし22は第2の比較回路、23ないし26はカ
ウンタ、27ないし30は第2のデータ・メモリ、31
は第2の平均化処理部、32は第1の帯域幅演算部、3
3は帯域幅メモリ、34は第2の補正値演算部、35は
表示ランプ、36は判定器、37は感度補正値メモリ、
38はオフセツト値メモリ、39は補正演算処理部、4
0は方位演算部、41は表示装置を表わす。
第2図ないし第6図は鉄板等強磁性体によつて構成され
た移動体に搭載された磁気方位センサの出力軌跡の各種
態様を説明するための説明図、第7図(イ)、(ロ)は本発明
におけるオフセツト補正および感度補正に関する基本原
理を説明するための説明図、第8図(イ)、(ロ)は本発明に
おける帯域幅を説明するための説明図、第9図(イ)、(ロ)
は本発明における他の実施例における帯域幅を説明する
ための説明図、第10図は本発明の他の実施例構成を示
すブロック図である。 図中、5は磁気方位センサ、6はマルチプレクサ、7は
A/Dコンバータ、8は切換スイツチ、9ないし12は
第1の比較回路、13ないし16は第1のデータ・メモ
リ、17は第1の平均化処理部、18は制御スイツチ、
19ないし22は第2の比較回路、23ないし26はカ
ウンタ、27ないし30は第2のデータ・メモリ、31
は第2の平均化処理部、32は第1の帯域幅演算部、3
3は帯域幅メモリ、34は第2の補正値演算部、35は
表示ランプ、36は判定器、37は感度補正値メモリ、
38はオフセツト値メモリ、39は補正演算処理部、4
0は方位演算部、41は表示装置を表わす。
Claims (2)
- 【請求項1】移動体に搭載されて直交するX,Yの2軸
方向に検出方向をもつて地磁気を検出する磁気方位セン
サと、該磁気方位センサの出力に対してオフセツト補正
および感度補正を行なう補正演算処理部とをそなえた磁
気式方位検出装置において、 上記移動体をほぼ水平に少なくとも360度回転させ、
この間の上記磁気方位センサのX出力値およびY出力値
の夫々の最大値から複数個のデータおよび最小値から複
数個のデータを抽出し、当該夫々の複数個からなるデー
タ群の平均値即ち、上記X出力値の最大値群の平均値 および最小値群の平均値 上記Y出力値の最大値群の平均値 および最小値群の平均値 を求める演算と、当該演算結果にもとづいて下記第(1)
式に示されているオフセツト値(x0,y0)を求める
演算と、下記第(2)式に示されている感度補正係数(K
X,KY)を求める演算とを行なう補正演算部をそなえ
ると共に、 上記移動体の回転を少なくとも2回行なつて、第1回目
で得られる該平均値 にもとづいて夫々の平均値に対する単一の帯域幅を演算
し設定する帯域幅演算部と、 第2回目で得られる上記磁気方位センサのX出力値およ
びY出力値について複数個抽出されて得られるデータに
もとづいて当該データの平均値を求める演算と、当該夫
々の平均値が第1回目の回転に際して上記帯域幅演算部
により設定された基準となるべき帯域内に位置するか否
かについての比較判定を行なう判定演算部とをそなえ、 当該判定演算部の演算結果にもとづいて上記補正演算処
理部における磁気方位センサの出力補正を行なうように
構成されていることを特徴とする磁気式方位検出装置。 但し、Aは予め定められた感度定数。 - 【請求項2】移動体に搭載されて直交するX,Yの2軸
方向に検出方向をもつて地磁気を検出する磁気方位セン
サと、該磁気方位センサの出力に対してオフセツト補正
および感度補正を行なう補正演算処理部とをそなえた磁
気式方位検出装置において、 上記移動体をほぼ水平に少なくとも360度回転させ、
この間の上記磁気方位センサのX出力値およびY出力値
の夫々の最大値から複数個のデータおよび最小値から複
数個のデータを抽出し、当該夫々の複数個からなるデー
タ群の平均値即ち、上記X出力値の最大値群の平均値 および最小値群の平均値 上記Y出力値の最大値群の平均値 および最小値群の平均値 を求める演算と、当該演算結果にもとづいて下記第(1)
式に示されているオフセツト値(x0,y0)を求める
演算と、下記第(2)式に示されている感度補正係数(K
X,KY)を求める演算とを行なう補正演算部をそなえ
ると共に、 上記移動体の回転を少なくとも2回行なつて、第1回目
で得られる該平均値 にもとづいて夫々の平均値に対する帯域幅を演算して上
記4個の各平均値ごとに第1の帯域幅と第2の帯域幅と
第3の帯域幅とを設定する帯域幅演算部と、 第2回目で得られる上記磁気方位センサのX出力値およ
びY出力値のうち当該夫々の第1の帯域幅内と第2の帯
域幅内と第3の帯域幅内にあるものについて、複数個抽
出されて得られるデータにもとづいて当該データの平均
値を求める演算と、当該夫々の帯域毎の3個の平均値の
うちの最大値および最小値が第1回目の回転に際して上
記帯域幅演算部により設定された基準となるべき帯域内
に位置するか否かについての比較判定を行なう判定演算
部とをそなえ、 当該判定演算部の演算結果にもとづいて上記補正演算処
理部における磁気方位センサの出力補正を行なうように
構成されていることを特徴とする磁気式方位検出装置。 但し、Aは予め定められた感度定数。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11922683A JPH0650246B2 (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 磁気式方位検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11922683A JPH0650246B2 (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 磁気式方位検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6010116A JPS6010116A (ja) | 1985-01-19 |
JPH0650246B2 true JPH0650246B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=14756077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11922683A Expired - Lifetime JPH0650246B2 (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 磁気式方位検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650246B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63207819A (ja) * | 1987-02-23 | 1988-08-29 | 株式会社 コ−ロン | 芳香族ポリエステル及びその製造方法 |
US5090231A (en) * | 1988-10-07 | 1992-02-25 | Gallagher Lawrence W | Electronic compass system |
-
1983
- 1983-06-29 JP JP11922683A patent/JPH0650246B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6010116A (ja) | 1985-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8150657B2 (en) | Physical quantity measuring instrument and signal processing method thereof | |
JPWO2005061990A1 (ja) | 方位角計測装置 | |
JPH0629732B2 (ja) | 移動体用方位検出装置 | |
US5327348A (en) | Vehicle-direction detecting apparatus | |
JPS62287115A (ja) | 方位検出装置の出力補正装置 | |
JPH03131712A (ja) | 車載地磁気センサ出力の補正方法 | |
JPH0650246B2 (ja) | 磁気式方位検出装置 | |
JP2870258B2 (ja) | 地磁気方位センサの着磁補正方法 | |
JPS63113309A (ja) | 地磁気センサのデ−タ処理方法 | |
JP3595048B2 (ja) | 車両用方位検出装置 | |
JPS58206911A (ja) | 磁気方位検出装置 | |
JPH0666567A (ja) | 乗物用方位計 | |
JPS59125082A (ja) | 磁気式方位検出装置 | |
KR20080053281A (ko) | 센서장치 | |
JPS6010115A (ja) | 地磁気方位検出装置 | |
CN115222814B (zh) | 救援设备导引方法、装置、终端设备及存储介质 | |
JPS6351484B2 (ja) | ||
JPS6010114A (ja) | 磁気式方位検出装置 | |
JPS5899714A (ja) | 移動体用コ−ス誘導装置 | |
JPS61193016A (ja) | 方位検知装置 | |
JPS6311810A (ja) | 地磁気センサの出力デ−タの処理方法 | |
JPH08313261A (ja) | 車両用方位検出装置 | |
JPH05297799A (ja) | 車両進行方位補正装置 | |
JPS60122311A (ja) | 移動体方位検出装置 | |
JP2622637B2 (ja) | 移動体方位測定方法及び装置 |