JPS63207819A - 芳香族ポリエステル及びその製造方法 - Google Patents

芳香族ポリエステル及びその製造方法

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JPS63207819A
JPS63207819A JP3982187A JP3982187A JPS63207819A JP S63207819 A JPS63207819 A JP S63207819A JP 3982187 A JP3982187 A JP 3982187A JP 3982187 A JP3982187 A JP 3982187A JP S63207819 A JPS63207819 A JP S63207819A
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acetoxy
acid
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aromatic polyester
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JP3982187A
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朴 鎬珍
金 瑞元
陳 政一
李 碩▲げん▼
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KOORON KK
KORON KK
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KOORON KK
KORON KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は単量体の序列規則性が付与された、次の一般式
(I)又は(VI)で示される芳香族ポリエステル及び
その製造方法に関するものである。
前記式で、X及びYはそれぞれH,CI、  Br。
フェニル基又は炭素数が1〜4であ るアルキル基であり、 nは1乃至4の整数であり、 k、  l、 m、 x−zは0乃至 1500の整数、 とすると、aは少なくとも20%以 上、望ましくは30%以上である。
ここで、aが100%である場合は 一般式■のような序列規則的なポリ マーになる。
前記式において、X、YはH,C1,Br、あるいはフ
ェニル基又は炭素数 1〜4のアルキル基であり、 nは1乃至4の整数として置 楔体の数を示しており、 kは1乃至1500の整数を 示している。
ポリエチレンテレフタレートを主としている従来のポリ
エステルは繊維、フィルム、プラスチック等で広く使用
されてきたが、産業利用面からその強度及び熱的安定性
等に関する改善が求められてきた。
このような要求に従い開発された芳香族ポリエステルは
熔融時に液晶形成能があり、高弾性、高強度、低伸度等
の長所があるが、大部分の芳香族ポリエステルは熔融点
および熔融粘度が寓いため加工(proccsslng
)が殆んど不可能であるという問題点があった。
このような問題点を解決するために最近は3種あるいは
4種の単量体を利用して共重合体を製造する方法が研究
されているが、この方法で製造された共重合体はその時
必然的に発生する単量体間の反応性の差異により、時に
はブロック共重合体の形態、あるいはランダム共重合体
になり、反応条件によってポリマーの物性即ち、熔融点
、熔融粘度等が格段に変化して品質管理が殆んど不可能
であるという難点があった。
特に、ハイドロキノン系ジオルと4−ハイドロ安息香酸
誘導体、イソフタル酸からなる芳香族ポリエステルの製
法としてはアシドリシス方法(米国特許第363759
5号明細書)とフエノリシス方法(日本特開昭56−9
0829号公報)が現在まで知られた方法である。
ところが、アシドリシス方法を実施する時、従来の方法
の通りハイドロキノンジアセテート、4−アセトキシ安
息香酸、イソフタル酸を同時に反応管に投入して重合す
る場合、前記三つの成分の反応性が相互違うため、部分
的なブロック、特に4−アセトキシ安息香酸からなるブ
ロックが形成され、従って高い熔融点と高い熔融粘度を
示すばかりでなく、加工性、特に放射性が特に不良であ
るため実用性のない高分子が作られる。
前記のような欠点を解消するために考案されたものがフ
エノリシス方法で、この方法はハイドロキノンと4−ハ
イドロキシ安息香酸フェニルエステル、ジフェニルイソ
フタレートをフエノリシスにより重合する方法である。
しかし、この方法もやはり各単量体間の反応性の差異に
より発生する問題を根本的に解決できず、またハイドロ
キノンの一〇H基がよく酸化してクイノイド(quin
old)になるため、色合いが黒くなり分子量が低下す
るという欠点がある。
したがって、本発明ではこのような従来の問題点を解決
するためにハイドロキノンジアセテートと4−アセトキ
シ安息香酸から誘導された新しい単量体である4−アセ
トキシ−(4−アセトキシフェニル)ベンゾエート誘導
体を重合に使用する。
即ち、本発明の目的はポリマーの一部又は全部に単量体
による序列規則性を付与し、熔融点が低く、加工性及び
放射性に優れ、物性が良好な液晶形成性芳香族ポリエス
テルおよびその製造方法を提供するこ4、に、ある。
本発明において、序列規則性とは置換体、即ち次の一般
式(I)又は(VT)でのXやYの環(Ring)上で
の配置に関係せず、各単量体等の序列上の規則性のみを
いう。
本発明に従い製造された新規重合体の構造は次の一般式
(I)で示される。
工n   An 前記式において、X及びYはそれぞれH,C1゜Br、
フェニル基又は炭素数1〜4であるアルキル基であり、
nは1乃至4の整数である。
k、1.m、x−zは0ないし1500の整数、は少な
くとも2096以上、望ましくは30%以上である。
ここで、aが100%以上の場合には下記の構造式■で
示すように序列が規則的なポリマーになる。
ただし、X、Y:H,CI、Brやフェニル基又は炭素
数1〜4のアルキル基で、 n:1〜4の整数として置換体の数を 示し、 k:1〜1500の整数である。
前記高分子を製造するために次のような各種単量体等を
使用できる。
(但し、XはH,CI、 B r、 7zニル基又は炭
素数1〜4のアルキル基であり、n は1乃至4の整数として置換体の数を 表わす。) 4−アセトキシ安息香酸(H−ABA) 、4−アセト
キシ−2−クロロ安息香酸、4−アセトキシ−3−クロ
ロ安息香酸、4−アセトキシ−2−ブロモ安息香酸、4
−アセトキシ−3−ブロモ安息香酸、4−アセトキシ−
2−メチル安息香酸、4−アセトキシ−3−メチル安息
香酸、4−アセトキシ−2−フェニル安息香酸、4−ア
セトキシ−3−フェニル安息香酸等。
2)ハイドロキノンジアセテート誘導体(HD) (m
)Yn (但し、YはH,CI、Br、フェニル基又は炭素、数
1〜4のアルキル基であり、n\−。
は1乃至4の整数として置換体の数を 表わす。) ハイドロキノンジアセテート(H−HD)、クロロハイ
ドロキノンジアセテート(CI−HD)、ブロモハイド
ロキノンジアセテート(B r −HD)メチルハイド
ロキノンジアセテート(CH3−HD)、フェニルハイ
ドロキノンジアセテート3)ジカルボン酸(CDA)式
(IV)HOOC−0)COOH(II) 4)4−アセトキシ−(4−アセトキシフェニル)(但
し、X、 YはH,C1,Br、フェニル基および炭素
数1〜4のアルキル基であ り、nは1〜4の整数として置換体の 数を表わす。) ■ H−APB (X、Y:H) ■ CI−APB (X:H,Y:C1,n−1)■ 
CH3−APB (X:H,Y:CH3゜n−1) 以上のような単量体を利用して前記構造式(I)および
(Vl)で示される本発明に従う高分子を製造する方法
を紹介すると下記の通りである。
APBとDCAを同モル量で反応させて一般式(I)で
aが100%である一般式(Vl)の重合体を製造する
か、あるいはAPBとDCA。
ABA、HDを適当な組成で混ぜてAPB、HD全体モ
ル数に対してAPBが20モル%以上、望ましくは30
モル%以上になるように重合して一般式(I)の重合体
を製造する。
一方、添付図面第1図と第2図はHDのラジカル、AB
Aのラジカル、IPAのラジカルがモル比で1:1:1
の組成からなるポリマーの流れ曲線及び熔融粘度であり
、第1図と第2図で1,2゜3.4.5は次の組成を有
するポリマーを示す。
■)1の組成: H−APB/I PA讃1/1(モル
比) 2)2の組成: H−APB/I PA/H−HD/H
−ABA−0,7/110.310.3 (モル比) 3)3の組成+ H−APB/IPA/H−HD/H−
ABA−0,5/110.510.5 (モル比) 4)4の組成: H−APB/I PA/H−HD/H
−ABA〜0.3/110. 710. 7 (モル比
) 5)5の組成: IPA/H−HD/H−ABA−1/
1/1 (モル比) この時、330℃、即ち液晶領域ではAPBを含有する
高分子の熔融粘度が低くなる傾向を示し、それより低い
温度、即ち270℃領域ではAPBが多ければ多いほど
良い物理的性質を有するということを示している。
従って、液晶領域ではAPBを含むポリマーの操業性及
び物性の良いことが分る。
本発明を更に詳しく説明すると次の通りである。
本発明においてABA及びHDの合成は従来から知られ
た方法により合成した。
1)APBの合成 H−ABA1モルとH−HDI乃至8モルを攪はん器、
窒素流入口、温度計およびコンデンサーが設けられたフ
ラスコに入れて加熱して190℃近くから反応生成物で
ある酢酸を流出させつつ260℃まで徐々に昇温しで酢
酸を取った後、メタノールで結晶を析出して2〜3回洗
浄し、未反応物を除去し、1−2N  NaOH水溶液
またはN a HCO3水溶液で2〜3回洗浄した後、
改めて水で洗浄し、その後再結晶化する。
(熔融点159−160℃、収率91.36%)また、
その他APB誘導体等も該当する適当な単量体を選択し
て同一の方法で合成する。
2) ポリマーの製造 ABA、HD、DCAとAPBを利用してポリマーを重
合する時、APBをHDとAPBの総モル数に対し20
〜100モル%、より望ましくは30〜100モル%使
用してポリマー内の単量体等間の序列規則性を調節する
。この時、ABAのラジカルは全体の20〜70モル%
存在するようにして反応管に投入し、140〜270℃
に昇温しで窒素雰囲気で酢酸を除去した後、徐々に真空
状態にして昇温し、270〜370℃での真空度が0.
1〜200m+sHgになった時、IVが0.6〜4.
0の高分子が得られる。
APBの添加において、HDとAPRの総モル数はDC
Aのモル数より0乃至10%程多くするか、あるいは少
なくし、若しAPBの添加量がHDとAPBの総モル数
に対し20モル%未満であればAPBの添加によって表
われる製品の均−性及び熔融粘度の低下効果が期待でき
ない。
3)測定およびテスト ポリマーのIV(固有粘度):ηinhは1,1゜3.
3.3−ヘキサフルオロ−2−プロパツールを溶媒とし
て0.5g/100ccの濃度にして30℃で測定した
。この時、IVは次の式で算出した。
し 前記式でηrelは相対粘度(relative vl
scos−Ity)であり、Cは濃度である。生成され
た高分子の成品状態はヒーティングステージに設けられ
た偏光顕微鏡で観察し、ポリマーの熱挙動はローテーシ
ョナルレオメーターと毛細管形レオメータ−で測定した
放射性テストは直径3c1111長さ2001!lの円
筒形管に直径0.34mmである一つのノズルを通じて
窒素年内15kg/cmの熔融状態で放射試験を行ない
、目で見ながら観察した。
本発明において、放射性判定は熔融ポリマーを325a
+eshのフィルターを通じた後、上記の条件で5kg
を放射し、600 m/winの速度で巻き取った時に
現れる切糸回数を下記のように分類して示した。
A級:6回以下 B級: 7−11回 0級:12−16回 り級:17回以上 E級二分解温度以下で放射不可能 なお、放射されたファイバーはオーブンで熱処理して2
〜8倍の強度向上と同時にモデュラス(a+odulu
s)を増加させ、IVも0.6〜4.0から0.8〜8
.0に増加させた。この時の熱処理は空気中、窒素やア
ルゴン等の非酸化性雰囲気中、真空中で全部可能であり
、この時、張力は与えても与えなくてもよい。
また、この時の温度は常温から流動温度下まで変化させ
ながら処理し、得られたファイバーは産業用繊維、ゴム
とプラスチックの補強製等に使用できる。
本発明で使用された単量体組成比はABA組成比が20
〜70モル%の時の物性が一番よい。この時、ABAと
してはCI 、 B r 、  CH3、フェニル等が
置換されたものを単独あるいは併用して使用でき、HD
も環にCI 、  B r 、  CH3、フェニル等
が置換されたものを単独あるいは併用して使用できる。
本発明を従来から知られた方法と比較して更に詳細に説
明すると、従来のアシドリシス方法では使用した単量体
間の反応性差異により4−ハイドロキシ安息香酸ブロッ
ク等のような色々のブロックが形成される。
ところが、従来の方法による4−ハイドロキシ安息香酸
からなるブロックは4量体になっても熔融点が340℃
以上になり、このようなブロックが重合体に含まれる場
合、このポリマーの実用性は劣る。かかる欠点を解消す
るために提案されたフエノリシス方法ではアシドリシス
方法に比べ加工性ははるかに向上するが、本発明者の実
験結果、4−ハイドロキシ安息香酸単位が20モル%以
下では液晶形成能はなく、25モル%でも固有粘度が1
.4の場合にポリマーの熔融点は300℃近くであり、
40モル%では熔融点が340℃近くになって特別な設
備のなしでは使用不可能な重合体である。
又、放射性テストの結果、従来のアシドリシスにより製
造された重合体の放射性はE級であり、フエノリシスに
よる方法は4−ハイドロキシ安息香酸単位が30モル%
の時に6級であり、50モル%の時にE級であった。
本発明者は前記の欠点を根本的に解決するためにABA
を重合に投入する前に先ずAPBに変形して使用するこ
とによってABA単位のブロックが重合過程中で生成さ
れるという可能性を除去した。
その結果、重合体の単量体等間の序列規則性を調節でき
るようになり、ABA単位、即ち4−ハイドロキシ安息
香酸単位のブロックが生じないため重合体の熔融点が低
くなり序列規則性の増加により熔融状態での液晶領域が
広くなり、液晶形成能および固体状態の結晶度が増加し
てポリマーの強度並びにモデュラス等の物性が良くなっ
た。
例えば、APB、ABA、HD、IPAを素材としたポ
リマーの開存粘度が1.4の場合、ABA単位が20モ
ル%である重合体は熔融状態で液晶が形成され、33.
3%(図表の1の組成)である場合、即ち、ABAとH
Dを反応させてAPBにし、このAPBとIPAを同モ
ル比で反応させ重合体を製造した場合には熔融点が28
0℃近くになり従来の310〜350”Cに比べて約3
0〜70℃の溶融点低下があり、また放射性はA級であ
った。図表において2の組成の時は熔融点が290℃近
くになり放射性はA級、図表で4の組成の時には熔融点
が300℃近くになり放射性はB級、APB/I PA
/HD/ABA−o、2/110.810.8の時は熔
融点が310〜330℃になり放射性は6級であった。
なお、既存の方法では4−ハイドロキシ安息香酸単位を
50モル%以上含めると融点が上昇し、加工が大変難し
くなった。
一般に、ポリマー中でABA単位が多ければ多いほど物
性はよいということは広く知られた事実であるが、50
モル%水準になると熔融点はABAブロックの形成で3
50℃以上になって加工が殆んど不可能になる。
しかし、APB、IPAを反応させた時、重合体中のA
BA総含量が重合体の50モル%になると分子量に従い
差異はあるが、重合体の熔融点は大抵310〜330℃
程度であり、放射性はA級であった。
また、ABA含量が60モル%の時、熔融点は340℃
近くであり、放射性はB級であった。
実施例1 窒素注入口と蒸溜管が設けられた反応管にH−APB 
 523.35g (I,67モル)とIPA  27
6.65.(I,67モル)を注入して窒素の存在下で
攪はんしながら270℃まで徐々に昇温しつつ酢酸を取
る。
それから蒸溜管を除去し、窒素の流れを止めた後、徐々
に真空をかけながら昇温しで温度が340℃の時の真空
度が2mmHgになるように減圧した後、1時間反応さ
せる。
このようにして得られたポリマーのIVは2.53であ
った。この重合体を直径が0.34mmの一つのノズル
を通じて345℃にて熔融放射し、これを600 m/
m1nの速度で巻き取ってT/E/Mi/Denが3.
93/1.7/419/8゜6のフィラメントを製造し
た。
この時の放射性はA級であり、このフィラメントを窒素
気流下の常温で135℃まで昇温した後、135℃で1
時間、200℃で3時間、265℃で6時間熱処理した
熱処理した後のT/E/Mi/Denは21.18/3
.11501/8.4であり、この時のTは強度(f/
Den)Eは伸度(%)、Miはモデュラス(g/De
n) 、Denはデニールをそれぞれ示している。
実施例2 実施例1)と同様な装置にH−APB 352.02g (I,12モル)、IPA265.8
1g(I,60モル) 、H−HD95.91g (0
,47モル) 、H−ABA86.40g (0,48
モル)を注入して窒素の存在下で攪はんしながら265
℃まで徐々に昇温しで酢酸を取る。
酢酸を取った後、蒸溜管を除去して窒素の流れを止め、
徐々に真空をかけながら340℃から2市Hgまで減圧
した後、1時間反応させる。
このようにして得たポリマーのIVは2.34であり、
これを実施例1)と同様に放射、熱処理して製造された
糸は下記のような物性を示した。
1)放射性二A級 2)熱処理前のT / E / M i / D e 
n −3,72/1.5/430/8.6 3)熱処理後のT / E / M i / D e 
n −20,08/3.1/498/8.5 実施例3 実施例1)と同様な装置にH−APB 246.9g (0,7モル)、IPA260.2g 
(I,57モル) 、H−1−ID156.5g (0
,81モル) 、H−ABA141.0g (0,78
モル)を注入して窒素の存在下で攪はんしながら260
℃まで徐々に昇温しつつ酢酸を取る。
続いて実施例1)のように重合、放射、熱処理する。
得られた重合体と糸は次のような物性を示した。
l) ポリマーのIV:2,21 2)放射性:A級 3)熱処理前のT / E / M i / D e 
n −3,51/1.4/418/3.5 4)熱処理後のT / E / M i / D e 
n −19,31/2.9/491/8.3 実施例4 H−APB  144.8g (0,46モル)、IP
A  254.3g (I,53モル)、H−HD  
214.2g (I,10モル)、H−ABA  19
2.2g (I,07モル)を実施例3)と同様に重合
、放射、熱処理する。
得られた重合体と糸は次のような物性を示した。
1)  ホ+)マー(I) IV : 1.892)放
射性38級 3)熱処理前のT / E / M i / D e 
n −3,14/1.4/415/8.4 4)熱処理後のT/E/M i /D e n −18
,26/2.7/490/8.3 実施例5 H−APB  47.07g(0,15モル)、IPA
  248.31g (I,50モル)、H−HD  
269.34g (I,39モル)、H−ABA  2
42.62g (I,35モル)を実施例3)と同様に
重合、放射、熱処理する。
得られた重合体と糸は次のような物性を示した。
■) ポリマーのIV:1.47 2)放射性28級 3)熱処理前のT / E / M i / D e 
n −2,41/1. 2/386/8.4 4)熱処理後のT / E / M i / D e 
n =17、 26/2.8/488/8. 3実施例
6 CH3−A P 8 531−17 g (I−62モ
ル)、IPA  268.81g (I,52モル)を
実施例2)と同様に重合、放射、熱処理する。
得られた重合体と糸は次のような物性を示した。
1) ポリマーのIV:2,51 2)放射性28級 3)熱処理前のT/E/Mi/Den−3,53/1.
9/380/8.5 4)熱処理後のT / E / M i / D e 
n −20,19/3.9/462/8.4 実施例7 C1−APB  541.86g (I,55モル)T
PA  258.41.(I,55モル)を実施例2)
と同様に重合、放射、熱処理する。
得られた重合体と糸は次のような物性を示した。
1) ポリマーのIV:2.61 2)放射性:8級 3)熱処理前のT / E / M L / D e 
n =3.69/1.8/383/8.6 4)熱処理後のT/ E/M i /D e n −2
0,43/3.7/469/8.3 比較実施例1 実施例1)と同様な装置にH−HD 359.68g (I,85モル) 、H−ABA32
4.00sr (I,8モル)、IPA299.03g
 (I,8モル)を注入して窒素の存在下で攪はんしな
がら実施例2)のように重合、放射する。
得られた重合体と糸は次のような物性を示した。
1)  ポlJマーのIV: 1.412)放射性:8
級 比較実施例2 実施例1)と同様な装置にハイドロキノン181.46
g (I,65モル)、4−ハイドロキシ安息香酸フェ
ニルエステル342.72g(I,60モル)、ジフェ
ニルイソフタレート509.28g (I,6モル)を
注入して窒素の存在下で攪はんしながら徐々に270℃
まで昇温しつつフェノール、を取った後、実施例1)の
ように重合、放射、熱処理する。
得られた重合体と糸は次のような物性を示した。
■) ポリマーのIV:1.63 2)放射性20級 3)熱処理前のT/ E/M i /D e n −3
,15/1.3/441/8.3 4)熱処理後のT/E/Mi/Den−18,18/2
.4/499/8.2
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はハイドロキノンジアセテート、4−
アセトキシ−安息香酸、イソフタル酸のラディカルがモ
ル比で1:1:1の組成よりなる重合体の流れ曲線(I
’low curve)及び熔融粘度を示すものである
。 出願人代理人  佐  藤  −雄 第1図 ずシ速度

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の構造式(II)で示される4−アセトキシ安息香
    酸誘導体(ABA)と、構造式(III)で示されるハイ
    ドロキノンジアセテート誘導体(HD)と、次の構造式
    (IV)で示されるジカルボン酸(DCA)および次の構
    造式(V)で示される4−アセトキシ−(4−アセトキ
    シフェニル)ベンゾエート誘導体(APB)等の単量体
    から合成されてなることを特徴とする下記の構造式(
    I )で示される芳香族ポリエステル。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 前記式において、XとYはそれぞれH、Cl、Br、フ
    ェニル基、炭素数が 1〜4のアルキル基で、 nは1乃至4の整数で、 k、l、m、x…zは0乃至 1500の整数である。 ただし、[k/(k+l+m+n+x+…+z)]×1
    00=a(%)であれば、aは20乃至100%である
    。 2、4−アセトキシ安息香酸誘導体(ABA)は4−ア
    セトキシ安息香酸、4−アセトキシ−2−クロロ安息香
    酸、4−アセトキシ−3−クロロ安息香酸、4−アセト
    キシ−2−ブロモ安息香酸、4−アセトキシ−3−ブロ
    モ安息香酸、4−アセトキシ−2−メチル安息香酸、4
    −アセトキシ−3−メチル安息香酸、4−アセトキシ−
    2−フェニル安息香酸、4−アセトキシ−3−フェニル
    安息香酸のうちでいずれか一つを選択してなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の芳香族ポリエステ
    ル。 3、ハイドロキノンジアセテート誘導体はハイドロキノ
    ンジアセテート、クロロハイドロキノンジアセテート、
    ブロモハイドロキノンジアセテート、メチルハイドロキ
    ノンジアセテート、フェニルハイドロキノンジアセテー
    トのうちでいずれか一つを選択してなることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の芳香族ポリエステル。 4、4−アセトキシ安息香酸誘導体(ABA)はその含
    有量が総モル数に対して約20ないし70モル%である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の芳香族ポ
    リエステル。 5、4−アセトキシ−(4−アセトキシフェニル)ベン
    ゾエート(APB)含有量はこれとハイドロキノンジア
    セテート(HD)との総混合モル数に対して約20ない
    し100モル%であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の芳香族ポリエステル。 6、ジカルボン酸(DCA)のモル数は4−アセトキシ
    −(4−アセトキシフェニル)ベンゾエート(APB)
    とハイドロキノンジアセテート(HD)の混合モル数に
    対して0乃至10%程度多く、あるいは少なく合成して
    なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の芳香
    族ポリエステル。 7、芳香族ポリエステルはその固有粘度(IV)が0.6
    乃至4.0であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の芳香族ポリエステル。 8、次の一般式( I )で示される芳香族ポリエステル
    を使用して製造されることを特徴とする繊維。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 前記式において、XとYはそれぞれH、Cl、Br、フ
    ェニル基、炭素数が 1〜4のアルキル基で、 nは1乃至4の整数で、 k、l、m、x…zは0乃至 1500の整数である。 9、次の一般式( I )で示される芳香族ポリエステル
    を使用して製造されることを特徴とするフィルム。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 前記式において、XとYはそれぞれH、Cl、Br、フ
    ェニル基、炭素数が 1〜4のアルキル基で、 nは1乃至4の整数で、 k、l、m、x…zは0乃至 1500の整数である。 10、次の一般式( I )で示される芳香族ポリエステ
    ルを使用して製造されることを特徴とする成形物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 前記式において、XとYはそれぞれH、Cl、Br、フ
    ェニル基、炭素数が 1〜4のアルキル基で、 nは1乃至4の整数で、 k、l、m、x…zは0乃至 1500の整数である。 11、次の構造式(IV)で示されるジカルボン酸(DC
    A)と次の構造式(V)で示される4−アセトキシ−(
    4−アセトキシ)ベンゾエート誘導体(APB)の単量
    体とから合成してなることを特徴とする次の構造式(I
    V)で示される芳香族ポリエステル。 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 前記式において、XとYはそれぞれH、Cl、Br、フ
    ェニル基、炭素数が 1〜4のアルキル基で、 nは1乃至4の整数で、 kは0乃至1500の整数で ある。 12、ジカルボン酸は4−アセトキシ−(4−アセトキ
    シ)ベンゾエート誘導体より0ないし10モル%程多く
    、あるいは少なく合成されてなることを特徴とする特許
    請求の範囲第11項記載の芳香族ポリエステル。 13、次の一般式(VI)で示される芳香族ポリエステル
    を使用して製造さることを特徴とする繊維。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 前記式において、XとYはそれぞれH、Cl、Br、フ
    ェニル基、炭素数が 1〜4のアルキル基で、 nは1乃至4の整数で、 kは0乃至1500の整数で ある。 14、次の一般式(VI)で示される芳香族ポリエステル
    を使用して製造されることを特徴とするフィルム。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 前記式において、XとYはそれぞれH、Cl、Br、フ
    ェニル基、炭素数が 1〜4のアルキル基で、 nは1乃至4の整数で、 kは0乃至1500の整数で ある。 15、次の式(VI)で示される芳香族ポリエステルを使
    用して製造されることを特徴とする成形物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 前記式において、XとYはそれぞれH、Cl、Br、フ
    ェニル基、炭素数が 1〜4のアルキル基で、 nは1乃至4の整数で、 kは0乃至1500の整数で ある。 16、次の構造式(II)で示される4−アセトキシ安息
    香酸誘導体(ABA)と構造式(III)のハイドロキノ
    ンジアセテート誘導体(HD)と構造式(IV)のジカル
    ボン酸(DCA)及び次の構造式(V)で示される4−
    アセトキシ−4(4−アセトキシフェニル)ベンゾエー
    ト誘導体(APB)を混合し、1次加熱反応させて副生
    する酢酸を回収した後、真空状態下で2次加熱反応させ
    て最終ポリマーが生成することを特徴とする次の構造式
    ( I )で示される芳香族ポリエステルの製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 前記式において、XとYはそれぞれH、Cl、Br、フ
    ェニル基、炭素数が 1〜4のアルキル基で、 nは1乃至4の整数で、 k、l、m、x…zは0乃至 1500の整数である。 ただし、[k/(k+l+m+n+x+…+z)]×1
    00=a(%)とすると、aは20乃至100%である
    。 17、4−アセトキシ安息香酸誘導体は4−アセトキシ
    安息香酸、4−アセトキシ−2−クロロ安息香酸、4−
    アセトキシ−3−クロロ安息香酸、4−アセトキシ−2
    −ブロモ安息香酸、4−アセトキシ−3−ブロモ安息香
    酸、4−アセトキシ−2−メチル安息香酸、4−アセト
    キシ−3−メチル安息香酸、4−アセトキシ−2−フェ
    ニル安息香酸、4−アセトキシ−3−フェニル安息香酸
    のうちでいずれか一つを選択してなることを特徴とする
    特許請求の範囲第16項記載の方法。 18、ハイドロキノンジアセテートはハイドロキノンジ
    アセテート、クロロハイドロキノンジアセテート、ブロ
    モハイドロキノンジアセテート、メチルハイドロキノン
    ジアセテート、フェニルハイドロキノンジアセテートの
    うちでいずれか一つを選択してなることを特徴とする特
    許請求の範囲第16項記載の方法。 19、4−アセトキシ安息香酸誘導体の重合量として、
    総重合モル数に対して約20乃至70モル%を添加して
    なる特許請求の範囲第16項記載の方法。 20、4−アセトキシ−(4−アセトキシフェニル)ベ
    ンゾエートの重合量として、これとハイドロキノンジア
    セテートとの総重合モル数に対して約20乃至100モ
    ル%を添加してなる特許請求の範囲第16項記載の方法
    。 21、ジカルボン酸の重合モル数として、4−アセトキ
    シ−(4−アセトクシフェニル)ベンゾエートとハイド
    ロキノンジアセテートの総モル数より0乃至10モル%
    多く、あるいは少なく添加してなる特許請求の範囲第1
    6項記載の方法。 22、最終ポリマーの固有粘度は0.6乃至4.0から
    なる特許請求の範囲第16項記載の方法。 23、1次加熱反応は約140℃乃至270℃の温度で
    実施してなる特許請求の範囲第16項記載の方法。 24、2次加熱反応は約270℃乃至370℃の上昇さ
    れた温度で実施してなる特許請求の範囲第16項記載の
    方法。 25、真空度は約0.1乃至200mmHgで維持して
    なる特許請求の範囲第16項記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016113511A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 上野製薬株式会社 液晶ポリマーの製造方法

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JPS6010116A (ja) * 1983-06-29 1985-01-19 Alps Electric Co Ltd 磁気式方位検出装置
JPS6044521A (ja) * 1983-08-22 1985-03-09 インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション 集積回路モジュール用シーラント

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