JPH06502068A - タバコ改質剤の放出を改善するための組合せ - Google Patents

タバコ改質剤の放出を改善するための組合せ

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JPH06502068A
JPH06502068A JP3517018A JP51701891A JPH06502068A JP H06502068 A JPH06502068 A JP H06502068A JP 3517018 A JP3517018 A JP 3517018A JP 51701891 A JP51701891 A JP 51701891A JP H06502068 A JPH06502068 A JP H06502068A
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マティス,デイル エドウィン
ハリス,ジェームズ エドワード
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イーストマン ケミカル カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 タバコ改質剤の放出を改善するための組合せ発明の分野 本発明は、タバコ改質剤及び/または選択的除去剤と組み合わせた特定の繊維に 関する。
発明の背景 当該技術分野では、タバコの煙を改質するために喫煙製品に添加される多くの種 類のタバコ改質剤か知られている。例えば、喫煙製品に着香料を添加して、それ らの風味を向上させたり、またタバコの品質や配合の変動を補償している。従来 より、着香料は喫煙製品のタバコの部分に適用されているが、こうすると喫煙者 に常に到達する着香料の割合がほんのわずかなものになる。タバコに添加された 着香料の大部分は、喫煙製品の静的燃焼期間中に発生する側流煙中に失われるか 、あるいは煙フィルターによって除去される。タバコに適用することに関連する 低い着香料放出効率のため、所望の効果を実現するのに比較的大量の着香料を使 用しなければならない。
これら多くの着香料、例えばメントール、は高価であるため、利用効率か悪いと 、喫煙製品のコストを著しく上昇させつる。さらに、タバコに適用された着香料 は、それらの官能特性を望ましくなく変化させつる高熱の燃焼にさらされる。
これらの問題に対処するため、着香料をフィルターに適用するための努力が多大 に払われてきた。何年も前に、煙のエアロゾルか、相当する温度における気体が この点に関しては無効である場合でさえも、適度な表面積の構造から比較的不揮 発性の材料を相当量輸送できることか示された。しかしなから、この現象を実際 に実施すべく酢酸セルロースを使用してみたところ、エアロゾルは、できたばか りのフィルターからは着香料を非常に効率よく輸送したか、この利点は、着香料 か表面から拡散し去り、またフィルター繊維のバルク中へ拡散するにつれて、失 われた。
この問題を解決するために、着香料を透過しないポリマー、例えばポリプロピレ ンを使用してみたところ、酢酸セルロースフィルターで観測された着香料の時間 依存壓放出は取り除かれたが、官能性着香料放出系の開発かできなかった。この 失敗の原因は、第一に、これらの不透過性ポリマー系に対する着香料の放出効率 か低すぎて宵月なものにならないこと、そして第二に、不透過性フィルター媒体 は着番料に対する親和性がなく、その結果タバコへ拡散し、タバコへ直接適用し た着香料と同じ運命を持続すること、であった。
長年の協調された努力にもかかわらず、タバコまたはフィルター材料工業はどち らも、着香料を長時間にわたり吸収したり放出したりしない効率的な一般の着香 料放出系をいまだに開発していない。
この領域の従来技術は、タバコ改質剤、とりわけ着香料の効率的で且つ一貫した 放出に対する技術における強い興味を反映している。
しかしなから、着香料の放出についての多数の特許された技術のはとんとか、以 下の四つの戦略のうちの一つをきまって採用している。
1、着香料は、河らかの物理的手段によって収容され、そしてその収容袋!の機 械的破壊によるかまたは制御された漏洩によって放出される(例えば、米国特許 第3.219.041号、同第3.297.038号:同第3.339.557 号、及び同第4.720.423号明細書を参照のこと)。
2、着香料は、連中の水分または熱によって着香料が置換されるように受注製産 された表面を存する材料に吸着されている(例えば、米国特許第3.236.2 44号二同第3.280.823号、及び同第4.662.384号明細書を参 照のこと)。
3、着香料は、ポリマーマトリックス中に吸着され、その後連中の水分または熱 の可塑化作用によって放出される(例えば、米国特許第4.662.384号: 同第3.144.024号:及び同第4.729.391号明細書を参照のこと )。この領域における一部の従来技術は、現存の酢酸セルロースフィルターの繊 維形状またはフィルター配置を改変して、改善された着香料の収容または放出を 実現する、という概念に関するものである(例えば、米国特許第4.180.5 36号:同第4.619.279号;及び同14.821.750号明細書を参 照のこと)。
4、着香料は、別の化合物と化学反応させて、熱分解の際に最初の着香料を再生 する新しい化合物を形成する(例えば、米国特許第3、288.146号明細書 を参照のこと)。
従来技術はかなり存在するが、実際には、この技術の各々の実施には、その開業 的応用を非実用的にしてしまう制限がある。これらの制限は、採用する着香料放 出戦略によって大部分は規定されるので、ここでそのように組織する。
フィルター中に導入され、且つ喫煙前に破壊される機械的または物理的な着香料 収容装置は、製造が非常に複雑且つ高価である。それらは、それらの破壊パター ンの不一致のために、喫煙製品の性能に重大な変動を導入し、またそれらは、フ ィルター中の煙の流れを変更することによって、フィルターの通常の機能を妨害 する。それらはまた、その製品を使用する消費者に対する努力及び複雑性を増加 する。
フィルター中に導入され、且つ煙の熱または含水量によって解放される吸着され た着香料は、十分な水分や熱をフィルターに到達させるのに十分の喫煙製品が消 費されるまで、効率的には放出されない。その結果、着香料は、一般に最も必要 であることが認められている最初の数吹きの間、煙の風味を増加させるのに利用 することか多数の独立した化学物から成る天然着香材料を放出するためには有損 失を受ける。この制限は、従来の酢酸セルロースフィルターを着に特異的である ので、多数の独立した化学物から成る天然着香材料的除去添加剤はフィルターに 適用されるので、着香料と同様、フィ可能であろう。
親水性または疎水性の流体を輸送することができるこのような繊維を、本明細書 では、「自発輸送性繊維」、または代わりに「自発湿潤性繊維」と称する。我々 は、予期せずに、十分に複雑な幾何学的形状を示す繊維、特に自発輸送性繊維を 、着香料のようなタバコ改質剤と組み合わせて使用すると、このような剤の放出 が改善されることを発見した。また、我々は、予期せずに、これらの繊維を選択 的除去添加剤と組み合わせて使用すると、フェノールのような望ましくない物質 の選択的除去か改善されることを発見した。
本発明に有用な繊維は、繊維に沿って軸方向に配向している少なくとも一つの連 続溝を有するが、前記繊維は、以下の方程式を満たす形状関数Xを示す横断面を 有する: 上式中、Pは繊維の周長であり、またrは繊維横断面の周囲を囲む外接円の半径 であり、モしてDは繊維横断面を横切る短軸の寸法である。
好ましい実施態様では、本発明に有用な繊維は、その表面の水を自発輸送するこ とができ、且つ該繊維に沿って軸方向に配向している少なくとも一つの連続溝を 有し、また前記繊維は以下の方程式を満たす: (1−Xcosθ、)<O 上式中、θ、は、繊維と同じ材料から製作され且つ(もしあれば)同じ表面処理 を施された平らなフィルム上で測定された、水の前進の方程式を満たす: Xは、以下の方程式を満たす繊維横断面の形状関数である:を満たすことが好ま しい: 繊維の密度(グラム/CC)であり、そしてdpfは単繊維のデニー笥形のタバ コ煙フィルターの形態にある。
のIfiの流体の挙動を示す図である。rLFAJの標識を付けた矢面の1滴の 流体の挙動を示す図である。rLFAjの標識を付けた矢印は、液体−纏維一空 気の界面の位置を示す。
第3図:自発輸送性繊維を製作するのに有用な紡糸口金のオリフィスを示す概略 図である。
第4図、自発輸送性繊維を製作するのに有用な紡糸口金のオリフィスを示す概略 図である。
第5図;自発輸送性繊維を製作するのに有用な紡糸口金のオリフィスを示す概略 図である。
第6図、自発輸送性繊維を製作するのに有用な紡糸口金のオリフィスを示す概略 図である。
第6B図:自発輸送性繊維を製作するのに有用な紡糸口金のオリフィスを示す概 略図である。
第7図、第3図に示したオリフィスの、両端を突合わせて接合した、反復単位を 2個育する紡糸口金のオリフィスを示す概略図である。
第8図:第3図に示したオリフィスの、両端を突合わせて接合した、反復単位を 4依存する紡糸口金のオリフィスを示す概略図である。
第9図:第3図に示したオリフィスを存する紡糸口金(例1に記載した特別寸法 の紡糸口金オリフィス)を用いて製作したポリ(エチレンテレフタレート)繊維 の横断面の顕微鏡写真である。
第10図:第3図に示したオリフィスを育する紡糸口金(例2に記載した特別寸 法の紡糸口金オリフィス)を用いて製作したポリプロピレン繊維の横断面の顕微 鏡写真である。
第11図:第3図に示したオリフィスを育する紡糸口金(例2に記載した特別寸 法の紡糸口金オリフィス)を用いて製作したナイロン66繊維の横断面の顕微鏡 写真である。
第12図;第4図に示したオリフィスを育する紡糸口金(例8に記載した特別寸 法の紡糸口金オリフィス)を用いて製作したポリ(エチレンテレフタレート)繊 維の横断面の顕微鏡写真である。
第13図:第5図に示したオリフィスを育する紡糸口金(例9に記載した特別寸 法の紡糸口金オリフィス)を用いて製作したポリ(エチレンテレフタレート)繊 維の横断面の顕微鏡写真である。
第14図:第7図に示したオリフィスを有する紡糸口金(例10に記載した特別 寸法の紡糸口金オリフィス)を用いて製作したポリ(エチレンテレフタレート) 繊維の横断面のIjl微鏡耳鏡写真る。
第15図:第8図に示したオリフィスを有する紡糸口金(例11に記載した特別 寸法の紡糸口金オリフィス)を用いて製作したポリ(エチレンテレフタレート) 繊維の横断面の顕微鏡写真である。
第16図;第3図(例1)に示したオリフィスを有する紡糸口金を用いて製作し た繊維の横断面の概略図である。形状関数Xを決定する典型的手段が例示されて いる。
第17図;第6図に示したオリフィスを育する紡糸口金(例12に記載した特別 寸法の紡糸口金オリフィス)を用いて製作したポリ(エチレンテレフタレート) 繊維の横断面の顕微鏡写真である。
第17B図:第6B図に示したオリフィスを有する紡糸口金(例13に記載した 特別寸法の紡糸口金オリフィス)を用いて製作したポリ(エチレンテレフタレー ト)繊維の横断面の概略図である。
第18図及び第19図;長時間の貯蔵にわたりグリセロールトリアセテートの一 定放出効率を維持する本発明の性能を示すグラフである。
発明の詳細な説明 本発明に有用な繊維は、使用者へタバコ改質剤をより効率的に放出させる表面積 をもたらす複雑な償断面形状を有する。また、これらの繊維は、本発明の繊維に 選択的除去添加剤を適用した場合には、より効率的な選択的除去を可能にする。
該繊維は自発輸送性であることか好ましい。親水性のタバコ改質剤に対しては、 繊維がその表面の水を自発輸送できる好ましい繊維であることが好ましい。同様 に、疎水性のタバコ改質剤に対しては、繊維かその表面のn−デカンを自発輸送 できる好ましい繊維であることか好ましい。
何らかの特定の理論や機構によって束縛されることは望まないか、しかしながら 、自発湿潤性繊維は、適当な流体のタバコ改質剤を接触させると、該繊維表面で 前記剤を輸送し、よって実質的にまたは完全に該繊維を核剤で被覆するご考えら れる。また、自発湿潤性繊維を適当な流体のタバコ改質剤に浸したり漬けたりし た後に、その流体から取り出すと、前記繊維は、また前記剤で実質的にまたは完 全に被覆された繊維をもたらすに十分Iの前記流体を保持する。このような関係 において用いられる用語「適当な流体のタバコ改質剤」は、問題の繊維によって 自発輸送されうるちのである。被覆された繊維は、使用する前に、任意に乾燥さ せるか、または実質的に乾燥している。
液体の輸送挙動に対して基本となる重要な三つの変数は、(a)液体の表面張力 、(b)液体による固体の湿潤性または接触角、及び(C)固体表面の幾何学的 形状である。典型的には、液体による固体表面の湿潤性は、液体表面(気体−液 体界面)と固体表面(気体一固体表面)とのなす接触角によって特徴付けること かできる。典型的には、固体表面に置かれた1滴の液体か、固体表面と接触角θ をなす。
この接触角か90°未満である場合には、その固体はその液体によって濡れると みなされる。しかしながら、接触角か90″よりも大きい場合、例えばテフロン (商品名)表面の水の場合には、その固体はその液体によっては濡れない。こう して、湿潤性を高めるには最小の接触角を示すことか望ましいか、明確には、9 0’未満でなければならない。しかしながら、接触角は、表面の不均質性(化学 的及び物理的、例えば粗さ)、汚染、固体表面の化学/物理処理、並びに液体表 面の性質及びその汚染にも依存する。また、固体の表面自由エネルギーも湿潤挙 動に影響を与える。固体の表面エネルギーが低いほと、高い表面張力を育する液 体によってその固体を濡らすことはより困難になる。こうして、例えば、低い表 面エネルギーを有するテフロンは水に濡れない。(テフロン−水の接触角は12 2”である。)しかしながら、湿潤挙動を顕著に高めるタンパク質の単分子膜で テフロン表面を処理することか可能である。こうして、繊維表面の表面エネルギ ーを適当な潤滑剤/仕上剤によって変更して、液体輸送を向上させることか可能 である。ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン66及びポリプロピ レンの水との接触角は、それぞれ80″′、716及び+08’である。こうし て、ナイロン66はPETよりも水に濡れ易い。しかしなから、ポリプロピレン については、その接触角か〉90°であるため、水には非湿潤性である。
液体輸送現象にとって基本的に重要な第二の特性は、液体の表面張力である。
液体輸送現象にとって基本的に重要な第三の特性は、固体表面の幾何学的形状で ある。一般に、溝が流体輸送を促進することは知られているか、繊維表面の特定 の幾何学的形状及び配置の深く狭い溝とその処理が、単繊維における流体の自発 表面輸送を可能にすることが発見された。こうして、ここでの使用に好ましい繊 維は、個別の繊維かその表面の水またはn−デカンを自発輸送することかできる 、特性の組合せを育するものである。
特定の幾何学的形状の深さ及び狭さを示す溝か重要である。例えば、任意の深さ における溝の襠か溝の口部における溝の幅と同しかまたはそれ以下であるという 特徴を育する溝では、制限を差渡す液体のこブリッジング」か可能となるので、 前動なia周長(P、)が減少する。もちろん、湿潤周長を決定するために繊維 を濡らすのに用いられる流体は、従って、水を自発輸送する繊維の場合には水、 また叶デカンを自発輸送する繊維の場合にはn−デカンである。どの場合も、P 、か幾何学的局長と実質的に等しいことか好ましい。
本発明に有用な繊維に存在する連続溝の数は、必要な幾何学的形状か存在してい る限り重要ではない。典型的には、少なくとも二つの溝か存在するが、好ましく は10未満である。
「自発輸送性」及びその派生用語は、一般には流体、また特別にはIllの流体 、例えば水またはn−デカンの、それを単繊維と接触させその滴を繊維に沿って 広げさせたときの挙動をいう。このような挙動は、液体と固体繊維との交点て特 異的な接触角を育する靜的清円形をなす滴の通常の挙動とは対照的である。楕円 形滴の形成は非常に短時間であるが、その後は静的状態を保つことか明らかであ る。
第2A図、第2B図及び第2C図は、繊維表面の自発輸送を例示する。重要な因 子は、空気、液体、固体の界面の位置か時間とともに移動することである。この ような界面か、液体か繊維と接触した直後に移動する場合、その繊維は自発輸送 性であり;このような界面か静止している場合には、その繊維は自発輸送性では ない。自発輸送現象は、大きなフィラメント(フィラメント当たり>20デニー ル(kg/m)(dpD)では肉眼で容易に見えるか、それらが20 dpf未 満である場合には!I徴鏡で繊維を見る必要がある。着色流体はより見やすいか 、自発輸送現象は色には依存しない。流体が池の部分よりも速く移動する繊維表 面の周辺部分を育することか可能である。このような場合には、空気、液体、固 体界面は繊維の長さにわたって実際に拡張する。こうして、このような繊維らま た、空気、液体、固体界面か静止とは反対に移動しているので、自発輸送性であ る。
自発輸送性は、基本的には表面現象である。すなわち流体の移動は繊維の表面で 起こる。しかしなから、流体の繊維内部への吸収と一緒に自発輸送現象を示すこ とか可能であり、また望ましい場合もありうる。肉眼に見える挙動は、吸収と自 発輸送性との相対速度に依存する。例えば、吸収の相対速度か高くて流体の大部 分か繊維中に吸収される場合には、空気、液体、固体界面が繊維に沿ってほとん と移動する二となく液滴は消えてしまうし、一方、吸収速度か自発輸送速度と比 較して低い場合には、観測される挙動は、第2A図〜第2C図に例示したような 吸上または輸送の挙動となる。第2A図では、IIの水性流体は繊維表面に配置 されたばかりである(時間=0)。第2B図では、ある時間間隔が経過しく時間 =t、)、その流体か自発輸送を始めている。第2C図では、第二の時間間隔が 経過しく時間=tz)、その流体か、時間= 1 +のときよりもさらに繊維表 面に沿って自発輸送したところである。
本発明に有用な好ましい繊維は、その表面で水を自発輸送することができる。自 発輸送現象を試験するためには蒸留水を使用するか、しかしながら、試験条件下 で着色剤を含む水が純水と実質的に同じ挙動を示す限り、少量の着色剤を水に加 えて水の自発輸送をより見やすくすることが往々にして望ましい。Millik en Cheo+1calから市販されている水性の5yltint Po1y  Red(商品名)が、自発輸送現象の試験に有用な溶液であることを我々は見 い出した。この5yltintPoly Red溶液は、希釈せずに、あるいは 背量に希釈して、例えば水で約50倍まで希釈して、使用することができる。水 を自発輸送できることの他に、本発明に有用なこのような繊維は、水性流体のよ うなその他の多数の親水性流体を自発輸送することもできる。水性流体は、約5 0重量%以上の水、好ましくは約75重量%以上の水、最も好ましくは約90重 量%以上の水を含んで成るそのような流体である。
水性流体を輸送できることの他に、本発明に有用なこのような繊維は、その表面 でアルコール系流体を輸送することもできる。アルコール系流体は、以下の式。
−0H (上式中、Rは炭素原子を12個まで含存する脂肪族または芳香族基である)で 示されるアルコール系化合物を約50重量%よりも多く含んで成るそのような流 体である。Rは、好ましくは炭素原子数1〜6個の、より好ましくは炭素原子数 1〜4個のアルキル基である。
アルコールの例には、メタノール、エタノール、n−プロパツール及びイソ−プ ロパツールが含まれる。好ましいアルコール系流体は、適当なアルコールを約7 0重量%以上含んで成る。もちろん、このような繊維か親水性のタバコ改質剤を 自発輸送できることもまた好ましい。
本発明に有用な別の種類の好ましい繊維は、その表面てn−デカンを自発輸送す ることかできる。先に記載した水の場合と同様に、より見やすくするためにn− デカンを着色する二とができる。n−デカンを自発輸送できることの他に、この ような繊維は、典型的には、その他の疎水性流体、例えばシクロへ午サン、キン レンまたはα−ピネンを自発輸送することもてきる。もちろん、このような繊維 か疎水性のタバコ改質剤を自発輸送できることもまた好ましい。
本発明に有用な繊維は、所望の幾何学的形状の断面を有することかできる、当該 技術分野で周知のいずれの材料を含んで成る二とも可能である。本発明において 使用するのに好ましい材料は、ポリエステルである。
本発明に有用な好ましいポリエステル材料は、当該技術分野でよく知られており 、またジカルボン酸またはそのニスチルとグリコールとを重合するといった標準 的な技法によって調製することができる、ポリエステルまたはコポリエステルで ある。ポリエステルやコポリエステルの製造に用いられているジカルボン酸化合 物は、当業者であれば周知であるが、例示として、テレフタル酸、イソフタル酸 、p、p−ジフェニルジカルボン酸、p、 p’−ジカルボキシジフェニルエタ ン、p、p−ジカルボキシジフェニルヘキサン、p、 p’−ジカルボキシジフ ェニルエーテル、p、 p’−ジカルボキシフェノキシエタン、等、及びアルキ ル基中に炭素原子を1〜約5個含有するそれらのジアルキルエステル、が含まれ る。
ポリエステルやコポリエステルの製造に適した脂肪族グリコールは、炭素原子を 2〜10個有する非環式及び脂環式の脂肪族グリコールであり、とりわけ一般式 HO(CHt)、OH(式中、pは2〜約10の値を有する整数である)で示さ れるものであり、例えばエチレングリコール、トリメチレングリコール、テトラ メチレングリコール、ペンタメチレングリコール、デカメチレングリコール、等 である。
その他の周知の適当な脂肪族グリコールには、1.4−シクロヘキサンジメタツ ール、3−エチル−1,5−ベンタンジオール、1.4−キシリレン、グリコー ル、2.2.4.4−テトラメチル−1,3−ンクロブタンジオール、等か含ま れる。また、ヒドロキシルカルボキシル化合物、例えば4−ヒドロキシ安息香酸 、4−ヒドロキシエトキシ安息香酸、または当業者には有用であることか知られ ているその他のいずれかのヒドロキシルカルボキシル化合物を挙げることかでき る。
さらに、上記ジカルボン酸化合物の混合物または脂肪族グリコールの混合物を使 用することかでき、しかも少量の、一般に約10モル%までの、ジカルボン酸成 分を、別の酸または改質剤、例えばアジピン酸、セバシン酸もしくはそれらのエ ステル、またはポリマーに改善された可染性を付与する改質剤によって、置換で きることも知ポリエステルは、ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)であ る。
基材繊維を製造するのに使用することかできるその他の材料には、ナイロンのよ うなポリアミド、例えばナイロン66またはナイロン6、ポリプロピレン;ポリ エチレン:及びセルロースエステル、例えばセルローストリアセテートまたはセ ルロースエステートか含まれる。
本発明に有用な単繊維は、好ましくは約1〜約1.000の、より好ましくは約 5〜約70のデニール(kg/m)を育する。
本発明に有用な繊維は、表面処理を施されていることか好ましい。
このような表面処理は、所望の自発輸送特性を得るために重要であってもなくて もよい。任意の特定の繊維に対するこのような表面処理の性質や重要さは、当業 者が当該技術分野で知られている技法及び/または本明細書に開示された技法を 用いて日常実験を行うことにより決定することができる。親水性のタバコ改質剤 を意図する場合の好ましい表面処理は、繊維表面を親水性潤滑剤でコーティング することである。疎水性のタバコ改質剤を意図する場合の好ましい表面処理は、 繊維表面を疎水性潤滑剤でコーティングすることである。このようなコーティン グは、繊維重量を基準として、典型的には少なくとも0.05重量%の量で、好 ましくは約0.1〜約2重量%の量で、均一に適用される。好ましい親水性潤滑 剤には、約70重量%のポリ(エチレングリコール)600モノラウレートを含 んで成るラウリルリン酸カリウム系潤滑剤が含まれる。好ましい疎水性潤滑剤は 鉱油である。別の表面処理は、繊維に酸素プラズマ処理を施すものであり、例え ばPlastics Finishing and Decoration、  Chapter4、 Don Datasm、 Van No5trand R elnhold社(1986)に教示されている。
第3図〜第8図は、本発明における使用に適した幾何学的形状の繊維を製造する 紡糸口金オリフィスを例示している。
第3図では、Wは0.064ミリメートル(mm)〜0.I2mmの間にある。
X2=4W(+4W/−IW) : X、=2W+0.5W : L=6W(+ 4W/−2W) ; L=6W(+5W/−2W) :L 。4W(+5W/− 2W) + L z=9W(+5W/−IW) ; L 4=10W(+5W/ −2W) : L g=I IW(+5W/’−2W); X、g=11W(+ 5W/−2W): L +=6W(+5W/−2W); θ1=30’+30’  。
θ4=45″′±456;θg”30’±30″:θI=456±4500第4 図では、Wは0.064 [0[D 〜0.12 mmの間にあり; Lo=I 7W(+5W/−2W) ; Lt=3W+W ; X、=4W±2W : X zs=60WO8W/−4W); X5s=7W+5W/−2W) ; X、、 =2W+0.5W ; X、、=72W(+IOW/−5W) ;θ+o”45 ’th15”。さらに、各脚Bの長さは0〜X21/2の間で変化することがで き;そして各脚への長さは0〜jan(90−θto) [X2./2−X、、 ]の間で変化することができる。
第5図では、Wは0.064 mm 〜0.12 nunの間にあり; L 、  =2W+ 0.5W 。
X、5=58W(+20W/−10W); X!+”24W(+20W/−6W ); θ +f20’(+15°/−10つ :θ、、=(+80’−2θ+J /(r+−1) :そしてn=180”当たりの脚の数=2〜6゜第6図では、 Wは0.064 mn+ 〜0.12 +11[Dの間にあり; Lz=6W( +4W/−2W) ; X、、=++W±5W : X、5=11W±5W、χ 4 s ”24W±IOW ; Xs−=38W+ 13W ;X52=3W( +3W/−IW) ; X54=6W(+6W/−2W); X5s=7W+5 W ; X5s=7W+5W :Xs o”17W + 7W ; Xs z: 28W±IIW : Xs a”24111±IOW ; L +”17W+  7W : L@s”2W :i: 0.5W ; f3 + 5=45°(+30°/−15つ ; 0  ++=45°+ 15’ + 192o=45°+ ts’B 第6B図では、Wは0.064 mm〜0.12 mmの間にあり; Xtz” 8W(+4W/−2W) : X7.=8W(+4W/−2W) : Xi 、 =I2W+ 4W ; Xi 、=8W+ ff : X、 0=24W+@1 2W ; Xs2”18W” atv ; L4=8W(+4W/−2W) ; Ll=1 6W+ 6W : X、、=24W+ 12W ;Lo”18W :i:6W;  Lz=2W:!=0.5W : θ22=135°±30’ ; e ts” 90’(+45°/−30°):θ、、=45°±15@:θ、、=45’±1 56:θ1o=45°+15’;θza”450±15’ :θ、、=45°” 、 15’ : (J 2g=45°+15’:021=45’+15°。
第7図では、図示した紡糸口金オリフィスは、第3図に図示した紡糸口金オリフ ィスの繰り返し単位を2個含有するので、第3図についての同じ寸法か第7図に も当てはまる。同様に、第8図では、図示した紡糸口金オリフィスは、第3図に 図示した紡糸口金オリフィスの繰り返し単位を4個含有するので、第3図につい ての同じ寸法か第8図にも当てはまる。
第16図は、繊維横断面の形状関数Xを決定する方法を例示する。
第16図では、r=37.5 mm、 P、=355. I 01111. D =49.6111111であるので、第16図の繊維横断面については、 本発明に有用なタバコ改質剤は、このような剤を使用者へ放出することか望まれ るタバコ製品及び/またはタバコ代用品に用いられているいずれの刑であっても よい。このような剤は、典型的には、喫煙製品の風味及び/または香を改質する 。こうして、タバコ改質剤は、それらか疎水性であるか親水性であるかにはかか わらず、天然物質及び合成物質を共に含む着香料またはその他の芳香材料である ことかできる。このようなタバコ改質剤の例には、着香料、相乗的風味増強剤、 生理的冷却剤及びその他の0用または喉用刺激剤か含まれるか、中でも着香料か 好ましい。
着香料の例には、(本明細書中に全体を参照することによって取り入れられる米 国特許第3.316.919号明細書に開示されている)水性(親水性)タバコ 抽出物や(本明細書中に全体を参照することによって取り入れられる米国特許第 3.424.171号明細書に開示されている)香料のような天然物質、並びに ハツカ、ショウノウ、薬味、コンヨウ、果物、花、木、緑またはその他のタバコ 風味及び香味を増強する合成物質、を含んで成るタバコに特徴的な着香料が含ま れる。本発明における使用か意図されるその池の普香料には、タハ=には通常は 固存てはない風味特性、例えば、(本明細書中に全体を参照することによって取 り入れられる)米国特許第3.144.024号明細書によってフィルターに対 して有用であることが例示されている、ワイン、ラム、クマリン、ハネ−、バニ ラ、トショウ、糖蜜、メープルシロップ、チョコレート、メントール及び糖、を 導入する天然または合成着香料が含まれる。さらに、バニリン、がんぞう、アネ トール、アニス、ココア、製品によるココア及びチョコレート、糖、保湿剤、オ イゲノール、クローブ油、トリアセチン、及びその他の一般に受け入れられてい る酢酸セルロース着香料フィルター添加剤。
相乗的風味増強剤の側には、(本明細書中に全体を参照する二とによって取り入 れられる)米国特許第3.342.1136号明細書に開示されている2シクロ ヘキシルシクロヘキサノン及び(本明細書中に全体を参照することによって取り 入れられる)米国特許第3.397.700号明細書に開示されているヌクレオ チド及びグルタメートのようなスムーサー(smoother)が含まれる。
天然の生理的冷却剤の例には、ミント油、メントール、ショウノウ及びショウノ ウ質化合物が含まれる。
合成の生理的冷却剤の例には、合成メントール及びメントール誘導#、(後者は 、(本明細書中に全体を参照することによって取り入れられる)米国特許第3.  ill、 127号明細書に開示されているメントールモノエステルによって 例示される)、(本明細書中に全体を参照することによって取り入れられる)米 国特許第3.126.012号明細書に開示されているメントールアセタール、 (本明細書中に全体を参照することによって取り入れられる)米国特許第3.1 28.772号明細書に開示されているメントールエーテル、(本明細書中に全 体を参照することによって取り入れられる)米国特許第3.136.319号明 細書に開示されているメントールエステル、(本明細書中に全体を参照すること によって取り入れられる)米国特許第3.380.456号明細書に開示されて いるシクロヘキセノン及びシクロヘキサノンのような合成ショウノウ及びショウ ノウ質化合物、並びに英国特許第1、351.761号及び同第1.351.7 62号及び米国特許第4.296.255号及び同第4.230.688号明細 書に開示されている合成冷却剤か含まれる。
その他の日用または喉用刺激性化合物の例には、例えば、(本明細書中に全体を 参照することによって取り入れられる)米国特許第3、109.436号明細書 に開示されているニコチン錯体及び塩を含む、ニコチンとその誘導体のような天 然または合成の化合物か含まれる。
本発明の特徴は、タバコ改質剤放出用支持体及び/または選択的除去添加剤用支 持体に用いられる好ましい繊維の自発湿潤特性である。何らかの特定の理論や機 構によって束縛されることは望まないが、改質剤によって必ずしも浸透されない 表面積の大きな繊維表面で流体を輸送し拡張させることかできる自発湿潤性繊維 の能力が、本発明の組合せによって実現される、高い放出効率と、望ましくない 基質の高い割合の選択除去との原因であると考えられる。それゆえ、本発明は、 特別なポリマーや繊維処理、例えば繊維仕上げに、あるいは特定形態の最終繊維 集成体に限定されることはない。それゆえ、タバコ改質剤放出製品及び/または 選択除去添加剤放出製品は、例えばウェブ、連続トウ及びカットステーブルを含 む適当な任意の形態の繊維から製造することかできる。また、ウェブは、粉末、 カレンダーまたはバインダーの結合繊維である二とかでき、そしてステーブルは 束ねられていなくても、スライバーであってもよい。
本発明の好ましい実施は、二重フィルター配置における従来の酢酸セルロースフ ィルターと組み合わせたような多成分形状で、あるいは単独で、使用されるフィ ルター様製品であるが、タバコ放出製品及び/または選択除去放出製品の物理形 状はこのようには限定されない。さらに、本発明の用途はタバコには限定されず 、また同様に、い二重フィルター配置では、本発明の組合せを含んで成る二重フ ィルターの部分か約6〜約15mmであることか好ましい。
るか、従来の手順、例えば空気乾燥または炉乾燥、によって乾燥し図、第17図 及び第18図に例示する。得られた選択的放出性能の期間にわたって比較的一定 であるか、従来の酢酸セルロースフィルとか望ましいことがありうる。この実施 例の一つは、十分に不揮発したままでいるか、高い放出効率をもたらすように繊 維表面を均一になおも拡張する。
コ改賀剤が液体として存在する場合には、剤の好ましい量は、繊維くとも10% の改善、より好ましくは少なくとも30%の改善をも的除去添加剤は流体であっ ても固体であってもよい。固体を使用すフェノールの除去に有用な流体の選択的 除去添加剤の例には、ボリオール及びそれらのエステル、例えばクエン酸ジエチ ル、グ1ノ七ロールトリアセテート、トリエチレングリコ−lレジアセテート、 ポリ(エチレングリコール)400または600、及びトリエチレングリコール か含まれる。
ニコチンの除去に有用な流体の選択的除去添加剤の例(よ、グIJセリン及びグ リセリンと食用脂肪から誘導された蒸留モノグ1ノセ1ノド、例えばEastm an Chemica1社(Eastman Kodak社の一部門、King sport、TN)より市販されているMyverol(商標)及びlJyva tem(商標)である。
適当な流体中の溶液または懸濁液として適用すること力くできる固体の選択的除 去添加剤の例には、窒素酸化物の選択的除去(こ有用なサルコミン、シアン化水 素の選択的除去に有用な酸(ヒ亜鉛、アルデヒド類の選択的除去に有用なポリエ チレンイミンが含まれる。その他の一般に有用な添加剤には、活性炭、イオン交 換樹n旨、ゼオライト、ワックスまたはスターチか含まれる。
以下の例は、本発明を例示するものであって、これを限定するものとして解釈さ れるべきではない。
した。1. V、は、適当な溶媒中、例えば60重量%フェノールと40重量% テトラクロロエタンの混合物中、ポリマー濃度0.50 g/+00ミ1〕lッ トル(mL)において25°Cで測定した内部粘度である。ボ1ツマ−(よ、P atterson Conaform乾燥機内で120°Cにおいて8時間乾燥 して水分量≦0.003重量%とじた。ポリマーは、直径1.5インチ(38, 1mm)、長さ対直径比28:lのEgan押出機で283°Cにおり)で押出 した。繊維は、8才リフイス紡糸口金によって押出した。その各第1ノフイスは 第3図に示したものであり、W=0.084 [II眠X2=4W、 X、=2 W、 X5=6W。
L”6W、 XIG”7W、 X12”9W、 Xl4=lOW、 XII”1 1.W、 X+s:liW、 X++”6W、θt: Qll、θ4=45°、 θ、=30’、モしてθt=45’である。ポリマー押出量は約7ボンド(lb )/時(3,18kg/時)とした。空気急冷装置は直交流配置を有する。スク リーン上部での急冷空気速度は平均294フイート(ft)7分(89,61t o1分)とした。スクリーンの上部から約7インチ(177、8111[0)離 れたところでの急冷空気の平均速度は約285ft/分(86,87m/分)で あり、またスクリーン上部から約14インチ(355,60mm)離れたところ での平均急冷空気速度は約279 ft/分(85,04m1分)であった。空 気スクリーンの上部から約21インチ(533,40mm)のところの平均空気 速度は約340 ft/分(103,63m/分)であった。スクリーンの残り はブロックした。紡糸潤滑剤はセラミックキスロールによって適用した。その潤 滑剤は以下の一般組成を示す:ポリ(エチレングリコール)600モノラウレー ト(70重量%)及びポリオキシエチレン(5)カリウムラウリルホスフェート (30重量%)を有するラウリルリン酸カリウム(PLP)系潤滑剤。上記潤滑 剤と水(90%)との乳濁液を紡糸潤滑剤として使用した。繊維試料表面の潤滑 剤量は約1.5%であった。20 dl)f(lフィラメント当たりのデニール 、単位kg/m)の繊維を、BarmagSW4SLワインダーにより3.00 0メ一トル/分(MPM)で巻取った。この繊維の横断面の顧微鏡写真(倍率1 50倍)を第9図に示す。その単繊維を、水80重量%及び赤色着色剤20 重 量%の水性5yltint Po1YRed (Milliken Che+n 1calsより入手)である水溶液の自発表面輸送について試験した。20 d pf(フィラメント当たりのkg/m)の単繊維は、上記水溶液を自発表面輸送 した。また以下の表1に示したように、以下のフィラメント当たりデニール(k g/m)を示すPET繊維を様々な速度で製作した: フィラメント当たりデニール(kg/m)20.40.60.120.240、 及び400を示す上記PET繊維の単繊維はすべて、5yltint Po1y  Red液体の水溶液を自発表面輸送した。これら繊維の(先(こ定義しtこ) 「X」変数の値は約1.7であった。上記繊維の製作(こ用し)た同しボ1ツマ −から、厚さ0.02インチ(0,51mm)のPETフィルムを圧縮成形した 。
上記フィルム表面の蒸留水の接触角を、接触角ゴニオメータ−を用いて空気中で 測定した。その接触角は71.7°であった。上記の同じフィルムの別の試料に 、この例で繊維を製作するの(二用しλた同し潤滑剤を、約1.5%の量でスプ レーした。その潤滑剤をスプレーし一二PETフィルム表面の蒸留水の接触角は 約76であった。こうして、二の場合の因子(LX cosθ)は(1−1,7 (cos 7″′))・−0,69となり、0未満である。
た。第3図に示した紡糸口金を使用して、フィラメント当tこつ46デニール( kg/m)の繊維を255メ一トル/分の速度で形成させテこ。紡糸口金オリフ ィスの特別な寸法は、例1(こ記載したものと同じとじ一二か、但しθ2は06 ではなく30°とした。急冷条件(ま、例11=あるPET繊維を得るための条 件と同じとした。繊維の横断面の顧微鏡写真を第11図に示す(倍率150倍) 。繊維表面の潤滑剤量は約1.8重量%であった。PET繊維に使用した同じ潤 滑剤を使用した(例1)。このナイロン66繊維は、その繊維表面で、5ylt int Po1y Red水溶液を自発輸送した。この繊維の「X」変数の値は 約1.9であった。例2の繊維を製作するのに用いた同じポリマーから、厚さ0 .02インチ(0,51mm)のナイロン66フィルムを圧縮成形した。上記フ ィルム表面の蒸留水の接触角を、接触角ゴニオメータ−を用いて空気中で測定し た。その接触角は646であった。上記の同じフィルムの別の試料に、この例で 繊維を製作するのに用いた同じ潤滑剤を約1.8%の量でスプレーした。潤滑剤 をスプレーしたナイロン66フィルム表面の蒸留水の接触角は約26であった。
こうして、この場合の因子(1−X cosθ)は(1−1,9(cos 2° ))・−0,9となり、0未満である。
例3(繊維の製作) ポリプロピレンポリマーは5he11社から入手した(グレート 5C14)。
それを279°Cで押出した。第3図に示した紡糸口金を使用して、フィラメン ト当たり51デニール(kg/m)の繊維を2,000 MPMの速度で形成さ せた。紡糸口金オリフィスの特別な寸法は、例2に記載したものと同じとした。
急冷条件は、PET繊維を得るための条件と同じとした。繊維の横断面のII微 鏡写真を第1O図に示す(倍率375倍)。繊維表面の潤滑剤量は約2.6重量 %であった。PET繊維に使用した同じ潤滑剤を使用した(例1)。このポリプ ロピレン繊維は、その繊維表面で、5yltint Po1y Red水溶液を 自発輸送した。この繊維表面に沿った自発輸送現象は、フィラメント当たり10 デニール(kg/m)のポリプロピレン単繊維についても観測された。この繊維 のrXJ変数の値は約2.2であった。例3の上記繊維を製作するのに用いた同 じポリマーから、厚さ0.02インチ(0,511001)のポリプロピレンフ ィルムを圧縮成形した。上記フィルム表面の蒸留水の接触角を、接触角ゴニオメ ータ−を用いて空気中で測定した。その接触角は約1100であった。上記の同 じフィルムの別の試料に、この例で繊維を製作 するのに用いた同じ潤滑剤を約 2.6%の量でスプレーした。潤滑剤をスプレーしたポリプロピレンフィルム表 面の蒸留水の接触角は約12°であった。こうして、この場合の因子(1−X  cosθ)は−1,1となり、0未満である。
例4(繊維の製作) 酢酸セルロース(Eas tmanグレードCA 398−30、クラス■)に 、PEG 400ポリマーと少量の酸化防止剤及び熱安定剤とを配合した。
その配合物を270°Cて溶融押出した。第3図に示した紡糸口金を使用して、 フィラメント当たり115デニール(kg/m)の繊維を540メ一トル/分の 速度で形成させた。紡糸口金オリフィスの特別な寸法は、例2に記載したものと 同じとした。強制急冷空気は使用しなかった。
繊維表面の潤滑剤量は1.69dであった。PET繊維(例1)に使用した同じ 潤滑剤を使用した。この酢酸セルロース繊維は、その繊維表面で、5Yltin t Po1y Red水溶液を自発輸送した。この繊維の「XJ変数の値は約1 .8であった。
例5(比較用) 紡糸潤滑剤を用いずに、フィラメント当たり20デニール(kg/m)で例Iの PET繊維を製作した。単繊維は、その繊維表面に沿って、5yltint P o1y Red水溶液を自発輸送することがなかった。
例6(比較用) 円形横断面のPET繊維を製作した。繊維のフィラメント当たりのデニール(k g/m)は20とした。それは例1で用いた潤滑剤を約1.5%を有した。単繊 維は、その繊維表面に沿って、5yltint Po1y Red水溶液を自発 輸送することかなかった。
例7(繊維の製作) 例5のポリ(エチレンテレフタレート) (PET)繊維(紡糸潤滑剤を含まな い)を、酸素プラズマで30秒間処理した。モデルrPlasmodJ酸素プラ ズマ装置を使用した。励磁語出力は、周波数13.56 MHzで動作するRF 発生器によって供給した。プラズマ処理は、出力50ワツトの一定レベルで行っ た。酸素プラズマで処理した繊維は、その繊維に沿って5yltint Po1 y Red水溶液を自発輸送した。この繊維を、5回洗浄し且つ三日後に再度試 験したところ、上記水溶液による自発輸送挙動がなおも観測された。プラズマ処 理後の接触角の低減を定量するため、該繊維と同じ材料のPETフィルムに、該 繊維試料に対して採用した同じ条件下で酸素プラズマ処理を施した。空気中で蒸 留水を使用した酸素プラズマ処理済フィルムの平均接触角は、接触角ゴニオメー タ−で測定して26°であった。対照用のPETフィルム(酸素プラズマに暴露 していない)の対応する接触角は70・であった。未処理PET繊維に酸素プラ ズマ処理を施すことによる接触角の著しい低減は、該繊維を、水溶液に対して自 発表面輸送性とする。
例8(繊維の製作) この例では、0.6IVのポリ(エチレンテレフタレート’) (PET)ポリ マーを使用した。それを第4図に示した8つのオリフィスを育する紡糸口金を通 して押出したか、W□0.084 mm、 Lo=17W、 X−”3W、X2 .=4W、 :’2s=60W、 X、、=17WSX、、=2W、 X、、= 72W、 e 、、=45’、脚B =30W、そして脚A・26Wである。残 る処理条件は例1に記載した条件と同じとした。フィラメント当たり100デニ ール(kg/m)の繊維を600 MP!Jで紡糸した。該繊維の横断面の見取 図を第12図に示す。繊維表面の潤滑剤量は約1%であった。例1で用いた同じ 潤滑剤を使用した。
上記繊維は、その繊維表面に沿って、5yltjnt Po1y Red水溶液 を自発輸送した。この繊維の「X」変数の値は1.5であった。
例9(繊維の製作) この例では、O,]tVのポリ(エチレンテレフタレート)ポリマーを使用した 。それを第5図に示した8つのオリフィスを有する紡糸口金を通して押出したか 、W”O,IOmm、 X24”2W、 Lt=58W、 Ls=24W、θ、 、=20°、θ14・28°、そしてn・6とした。残る押出及び紡糸条件は例 1に記載した条件と同じとした。繊維横断面の顕微鏡写真を第13図に示す(倍 率585倍)。フィラメント当たり20デニール(kg/m)の繊維を3000 111P!ifで紡糸した。繊維表面の潤滑剤量は約1.7%であった。例1て 用いた同じ潤滑剤を使用した。上記繊維は、その繊維表面に沿って、5ytti nt Po1y Red水溶液を自発輸送した。この繊維の「XJ変数の値は約 2.4であった。
リマーを使用した。そのポリマーを第7図に示した4つのオリフィスを存する紡 糸口金を通して押出したか、オリフィスの寸法は例2に記載した寸法の繰返しで ある。残る処理条件は、特に断わらない限り、例1に記載した条件と同じとした 。フィラメント当たり200デニール(kg/s)の繊維を600 VPSIで 紡糸した。ポリマー押出量は約Tlbs/時(3,18kg/時)とした。繊維 の光学顕微鏡写真を第14図に示す(倍率150倍)。繊維表面の潤滑剤量は約 2.0%であった。例1で用いた同じ潤滑剤を使用した。上記繊維は、その繊維 表面に沿って、5yltint Po1y Red水溶液を自発輸送した。この 繊維の[Xj変数の値は約2.2であった。
リマーを使用した。そのポリマーを第8図に示した2つのオリフィスを有する紡 糸口金を通して押出したが、オリフィスの寸法は例2に記載した寸法の繰返しで ある。残る処理条件は、例1に記載した条件と同じとした。フィラメント当たり 364デニール(kg/m)の繊維を、600 MPMで紡糸した。繊維の横断 面を第15図に示す(倍率150倍)。繊維表面の潤滑剤量は約2.7%であっ た。例1で用いた同し潤滑剤を使用した。上記繊維はその繊維表面に沿って、5 yltintPoly Red水溶液を自発輸送した。この繊維の「X」変数の 値は2.1を使用した。それを第6図に示した8つのオリフィスを育する紡糸口 金を通して押出したか、W=0. IQ mm、 Lz=6W、 X44”ll W、 Lg=llW、X4l=24W、 X50”38W、 XS2”3W、  XS4”6W、 X5l=11W、 LIニアW、 Xgo”17W。
XI2・28W、 Xs<=24W、 Xgo”17W、 Ls・2W、θ、、 =45’、θ3.・45″、そして02゜・45″とした。残る処理条件は例1 に記載した条件と同じとした。フィラメント当たり100デニール(kg/m) の繊維を600 MP!11で紡糸した。繊維横断面を第17図に示す。繊維表 面の潤滑剤量は約1%であった。例!で用いた同し潤滑剤を使用した。上記繊維 は、その繊維表面に沿って、5yltint Po1y Red水溶液を自発輸 送した。この繊維の「X」変数の値は1.3であった。
例+3(繊維の製作) この例では、0.61VのPETポリマーを使用した。それを、第6B図に示し た8つのオリフィスを育する紡糸口金を通して押出したか、W=0.10 10 m、L2=8WS X74=8W、Ls12W、X1s”8W、Lo=24W、 X12”18W、L4;8W、 Xsg=16WSX−s=24W、 L。=+ gW、 X、・2W、θ2□=135’、0.4=90”、θ、、=45°、θ i+”45’、θ、。=45”、θst”45’、θ、、=45’、θzg:4 5’そしてθ、、=45°とした。フィラメント当たり20デニール(kg/m )の繊維を3,000 m/minで紡糸した。残りの処理条件は例1で採用し た条件と同じとした。繊維表面の潤滑剤量は約1%であった。繊維横断面を第1 7B図に示す。この繊維は、その繊維表面に沿って、5yltintPoly  Red水溶液を自発輸送した。この繊維の「X」変数の値は約2.1であった。
例14(本発明の例) 例1に記載した方法によりポリエチレンテレフタレートポリマーから自発湿潤性 ポリエステル繊維を溶融紡糸した。これら繊維のX変数(先に定義した)の値は 約1.8であった。次いで、これらの繊維の糸を延伸してフィラメント当たり5 .5デニール(kg/m)とし、約I80°Cて熱硬化させ、クリンプ加工して 1インチ(25,4+++m)当たり約7または8つのクリンプを付け、そして 切り出して2インチ(50,8mm)長のステーブル繊維とした。得られたステ ーブル繊維をカード処理し、粉末状で約15重量%のEastobond(商品 名)FA−252ポリエステル接着剤で結合して、密度約19グラム/平方ヤー ド(22,71グラム/平方メートル)を示す非織物ウェブとした。対照として 使用する丸い横断面の繊維のウェブは、同様の方法によって製作したか、但し丸 い孔をもつ紡糸口金によって繊維を溶融紡糸した。
得られた丸い及び自発湿潤性のポリエステル繊維のウェブを長さ方向でスリット して縮約12インチ(304,80mm)の小片とし、その後それを長さ24イ ンチ(609,60[0111)の部分に切り出した。得られた幅12インチ( 304,80mm) X長さ24インチ(609,60+nm)のウェブ部分の 重量は、それぞれ約4グラムであった。トリアセチン着香料とも呼ばれているグ リセロールトリアセテートを、純粋形態でまたは10.20もしくは50重量% エタノール溶液として、エアロゾル噴霧器を用いて、丸い及び自発湿潤性の繊維 ウェブ部分にほぼ等量適用した。そのウェブ部分を一晩空気乾燥して、残留する エタノールを除去した。
乾燥したウェブ部分を長さ方向に引っ張り、円周約23 mmのストロ−とし、 そして各ストロ−を長さ21 mmのセグメントに切り出した。長さ21 mm の円形繊維ウェブ充填ストロ−セグメントは、約150mgのウェブを含有し、 そして流速17.5 cc/秒の空気で測定したときの平均圧力降下約28水柱 aunを示した。長さ21 mmの自発湿潤性繊維充填ストロ−セグメントもま た約150 mgのウェブを含有したが、空気流速17.5 cc/秒で測定し たときの平均圧力降下は約55水柱n。
を示した。21 mmセグメントの各々は、適用速度に依存して、2〜18mg のグリセロールトリアセテートを含存した。
次いで、長さ21 +0111のウェブ充填ストロ−セグメントを、普通の特大 の国内タバコブランドに切断しておいた長さ63 mmの配合タバコカラムに取 り付け、そして得られたタバコを、「タバコの機械的喫煙及び粗及び乾燥煙凝縮 物の定量(Machine Smoking of Cigarettes a nd Determination of Crude and Dry Sm oke Condensate)」と題したC0RESTA標準法第1θ番に従 って喫煙した。実験のタバコは、一つのガラス繊維フィルターパッドを使用して 5本のタバコから煙凝縮物を収集するようにグループで喫煙した。その後、各ガ ラス繊維フィルターパッドを、内部標準として0.4 mg/mlのヘキサデカ ンを含有する15 mlのイソプロパツールを用いて抽出した。次いて、各ガラ ス繊維からの凝縮物のイソプロパツール抽出物中に存在するグリセロールトリア セテートを、キャピラリーガスクロマトグラフィーによって定量した。
グリセロールトリアセテートを放出する本発明の性能を第1図に報告する。報告 した放出効率は、実験用タバコを喫煙することによってガラス繊維フィルターパ ッドへ放出された喫煙前の繊維ウェブ充填ストロ−セグメント上に存在する若番 料のパーセントとして定義されている。記号r4sW4は、繊維表面で水を自発 輸送する二とができる繊維を表す。
例+5(本発明の例) 例1に記載した方法によりポリエチレンテレフタレートポリマーから自発湿潤性 ポリエステル繊維を溶融紡糸した。これら繊維のX変数(先に定義した)の値は 約1.7であった。次いで、これら繊維の糸を延伸してフィラメント当たり10 ,3デニール(kg/m)とし、約180°Cて熱硬化させ、クリンプ加工して 1インチ(25,4mm)当たり約7または8つのクリンプを付け、ポリ(エチ レン)600モノラウレート潤滑剤で潤滑し、そして切り出して長さ2インチ( −50,8m+n)のステーブル繊維とした。その自発湿潤性ステーブル繊維に 約20重量%のKodel (商品名)41Oアモルファスポリエステルバイン ダー繊維を配合し、カード処理し、そして熱結合して密度約35グラム/平方ヤ ード(41,53グラム/平方メートル)を示す非織物ウェブとした。次いで、 得られたウェブをスリットして輻9.4インチ(238,76[11[D)の部 分にし、そして約1000線ヤード(914,40メートル)の長さをロールに 巻取った。
自発湿潤性ポリエステル繊維ウェブのロールを以下の方法で処理してフィルター ロッドにした。Eastman !Jiniatureフィルタートウ処理ユニ ットを使用して、ロールからウェブをほどき、そのウェブに各々2種の目標適用 速度でグリセロールトリアセテートを定量的に適用し、そして処理の次の工程へ のウェブの退出速度を制御した。
次いで、Mo1ins PM−2フイルタ一ロツド製造機を使用して、ウェブを 折り曲げてロッド形の円筒にし、それにεcusta 646ブラグラツプを巻 き付けた。得られたフィルターロッドを長さ21 mmのセグメントに切り出し た。該セグメントは、円Mj24.5mmであり、約178mgの非織物ウェブ を含有し、そして流速17.5 cc/秒の空気で測定したときの平均圧力降下 約28水柱Wを示した。適用速度に依存して、各フィルターセグメントは、2. 4[Ilgまたは5.6mgのグリセロールトリアセテートを含有したが、これ らは全フィルター重量のパーセントで表した場合にそれぞれ1.3及び2.8重 量%に相当した。
比較用に、フィラメント当たり3.3デニール(kg/m)、39.000全デ ニール(kg/m)、Y横断面、Estron(商品名)溶液紡糸酢酸セルロー スフィルタートウから従来法で若番対照フィルターを製作した。その長さ21  mrnのフィルターセグメントは、円周24.501mであり、120 mgの フィルタートウを含有し、そして流速17.5 cc/秒の空気で測定したとき の平均圧力降下約65水柱IIImを示した。各フィルターセグメントは、IO ,3mgのグリセロールトリアセテートを含有したが、これは全フィルター重量 のパーセントで表した場合に7,0重量%に相当した。
次いで、自発IM澗性ポリエステル繊維ウェブフィルターセグメントを、封止さ れたガラスジャー内に入れて、l0118.28.39.52.66及び82日 から成る間隔をあけて貯蔵した。各貯蔵間隔終了時において、そのフィルターを 、普通の特大の国内タバコブランドに切断しておいた長さ63 mmの配合タバ コカラムに取り付け、そして得られたタバコを、[タバコの機械的喫煙及び粗及 び乾燥煙凝縮物の定量(Machine Smoking of Cigare ttes and Determination of Crudeand D ry Smoke Condensate)J と題したC0RESTA標準法 第1O番に従って喫煙した。酢酸セルロース対照フィルターは、喫煙前に、3. 7.14.21.2B、42.56及び84日の間隔で貯蔵した。
実験用及び対照用両方のタバコを、一つのガラス繊維フィルターパッドを使用し て4本のタバコから煙凝縮物を収集するようにグループで喫煙した。その後、各 ガラス繊維フィルターパッドを、内部標準として0.4 mg/mlのヘキサデ カンを含有する15 mlのイソプロパツールを用いて抽出した。次いで、各ガ ラス繊維からの凝縮物のイソプロパツール抽出物中に存在するグリセロールトリ アセテートを、キャピラリーガスクロマトグラフィーによって定量した。
第18図は、対照用の酢酸セルロースフィルターよりも一貫して高いグリセロー ルトリアセテートの放出効率を実現する本発明の性能を報告する。第18図に報 告した放出効率は、実験用及び対照用のタバコを喫煙することによってガラス繊 維パッドへ放出された、喫煙前にフィルターセグメントに存在するグリセロール トリアセテートのパーセントとして定義されている。第2図は、グリセロールト リアセテート用の自発湿潤性ポリエステル繊維ウェブフィルターセグメントの放 出効率が、従来の酢酸セルロースフィルターセグメントの放出効率よりも、最初 は2〜3倍高く、また実験終了時には3〜4倍高かったことを示している。これ らの高い放出効率によって、所望の放出量を実現するために使用しなければなら ない若番料量を著しく低減することかできる。
第19図は、長wJIIJffの貯蔵にわたりグリセロールトリアセテートの一 定放出効率を維持する本発明の性能を報告する。第3図に報告した放出効率の変 化は、製作直後のフィルターから予想された放出効率に関する放出効率のパーセ ント変化として定義されている。第19図は、グリセロールトリアセテート用の 2種の自発湿潤性ポリエステル繊維ウェブフィルターセグメントの放出効率は、 事実上、貯蔵時間とは無関係であるためにほとんど変化しないが、一方、従来の 酢酸セルロースフィルターセグメントは、この実験により及ぶ時間中に、それら の既に低い放出効率のほぼ半分を解放させていることを示している。
例+6(本発明の例) 例1に記載した方法によりポリエチレンテレフタレートポリマーから自発湿潤性 ポリエステル繊維を溶融紡糸した。これら繊維のX変数(先に定義した)の値は 約1.8であった。次いで、これら繊維の糸を延伸してフィラメント当たり5. 5デニール(kg/m)とし、約180°Cて熱硬化させ、クリンプ加工して1 インチ(25,4mm)当たり約7または8つのクリンプを付け、そして切り出 して長さ2インチ(50,8mm)のステーブル繊維とした。得られたステーブ ル繊維をカード処理し 、そして約15重量%のEastobond FA−2 52ポリエステル接着剤粉末で結合して密度約19グラム/平方ヤード(22, 71グラム/平方メートル)を示す非織物ウェブとした。対照用として使用する 円形横断面繊維ウェブは、繊維を円形孔をもつ紡糸口金によって溶融紡糸したこ とを除いて、同じ方法で製作した。
得られた円形及び自発湿潤性のポリエステル繊維ウェブを縦方向ニスリットし、 それぞれfg15及び12インチ(381,00及び304.80 mm)にし た。得られる繊維の圧力降下により良好に調和させるため、円形ウェブはより幅 広くスリットした。グリセロールトリアセテートまたはポリ(エチレングリコー ル)600のいずれかから成る選択的除去添加剤を、エアロゾル噴霧器を用いて 7重量%の量で各ウェブに適用した。グリセロールトリアセテートは純粋形態て ウェブに適用したか、ポリ(エチレングリコール)600はその粘度か高いので 1096水溶液で適用した。ポリ(エチレングリコール)600て処理したウェ ブは、過剰の水分を除去するために、噴霧後に60°Cの炉内で1時間乾燥した 。処理後のウェブはすべて一晩風乾して残留性の揮発分を除去した。
乾燥したウェブ部分を長さ方向に引っ張り、円周約23 mmのストロ−とし、 そして各ストロ−を長さ21 mmのい(つかのセグメントに切り出した。流速 17.5 cc/秒の空気で測定したときの目喋圧力降下約70水柱mmを達成 するようにフィルターを製作した。円形及び4SW繊維ウエブの圧力降下を発生 する相対能力に差があるため、これら2種のウェブから製作さnたフィルターは 、異なる童の被覆基材を含有した。目標の圧力降下を達成するために、長さ21  mmのフィルターは、約210 mgの被覆円形繊維PETウニブ及び約16 0 mgの被覆4SW繊維ウエブを必要とした。
別の比較用に、フィラメント当たり3.3デニール(kg/m)、39.000 全デニール(kg/m)、Y横断面の、グリセロールトリアセテートまたはポリ (エチレングリコール)600のいずれかで予め処理しておいたEstron溶 液紡糸酢酸セルロースフィルタートウからストロ−フィルターを製作した。得ら れた長さ2+ +n+++のフィルター吸い口は、円1’;J 23 mmであ り、約130 Bの処理済酢酸セルロースフィルタートウを含有し、そして流速 17.) CC7秒の空気で測定したときの平均圧力降下約75水柱mmを示し た。各フィルターセグメントは、8〜9 mgのグリセロールトリアセテートま たはポリ(エチレングリコール)600のいずれかを含有したか、これをパーセ ントで表すと7.Q重量%の適用量に相当する。
長さ21 mmの処理済ストロ−フィルターを、普通の特大の国内タバコブラン ドに切断しておいた長さ63 cmの配合タバコカラムに取り付け、そして得ら れたタバコを、「タバコの機械的喫煙及び粗及び乾燥煙凝縮物の定量」と題した C0RESTA標準法第1O番に従って喫煙した。特定のタイプの実験用タバコ は、一つのガラス繊維フィルターパッドを使用して5本のタバコから煙凝縮物を 収集するようにグループで喫煙した。次いで、フィルターの選択的除去効率は、 ガラス繊維フィルターパッドと喫煙されたばかりのタバコフィルターとに存在す るフェノールの量を測定することによって決定した。
存在するフェノールを測定するため、ガラス繊維フィルターパッドと巻タバコフ ィルターの両方を別々にジエチルエーテルで抽出し、そして得られた抽出物を濃 縮し、精製し、ガスクロマトグラフィーを用いて定量測定した。本明細書で報告 した選択的フェノール除去率は、タバコフィルター上のフェノール量を、タバコ フィルター上のフェノール量とガラス繊維フィルターパッド上のフェノール量と の合計量で割り算して100倍したものとして定義されている。
巻タバコの煙からフェノールを選択的に除去する本発明の性能を表Iに報告する 。すべての場合において、4SW PET繊維ウェブにグリセロールトリアセテ ートやポリ(エチレングリコール)のような選択的除去添加剤を適用すると、フ ィルター基材として円形PET繊維ウェブやEstronフィルタートウを使用 した場合に得られるよりも高いフェノールの選択的除去効率を示すフィルターか 製作された。この優れたフェノール除去効率は、4SW PET繊維ウェブフィ ルターが、円形PET繊維ウェブやEstron繊維トウから製作されたフィル ターよりも一貫して低い圧力降下を示す場合や、また円形PET繊維ウェブから 製作された繊維よりも軽量である場合でさえも、獲得された。
本発明を、その好ましい実施態様を特に参照して詳細に記載したか、本発明の精 神及び範囲内において変型や改質を行えることを理解されたい。本明細書中に引 用したすべての米国特許明細書は、これによってその全体を参照することにより 本明細書中に導入される。
杯 Fig、 2C Fig、 5 2X68 Fig6B 特表千6−502068 (16) Fig、 9 Fig、 IO Fig、II Fig、 12 pig 14 )−ig 15 Fig、 16 Fig 17 Fig、旧 時間、日 説明文: Fig、 19 時間、日 国際調査報告 。rT/IIc。Mn7+。。
、、、−=、、 PCT/US 91107109国際調査報告 フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号D OI F 6100  A 7199−3B6/62 303 D 7199−3BDO4H1/72  A 7199−3B(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、NL、SE)、C,A、JP I

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(A)少なくとも一つの連続溝を有し、以下の方程式を満たす形状関数Xを 有する横断面を示す少なくとも一つの繊維:▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、Pは繊維の周長であり、またrは繊維横断面の周囲を囲む外接円の半 径であり、そしてDは繊維横断面を横切る短軸の寸法である)、並びに (B)少なくとも1種のタバコ改質剤 を含んで成る組合せ。 2.成分(A)の繊維について、2r/Dが1よりも大きい、請求の範囲1記載 の組合せ。 3.成分(A)の繊維について、2r/9が1.5〜5である、請求の範囲1記 載の組合せ。 4.成分(A)の繊維について、Xが1.2よりも大きい、請求の範囲1記載の 組合せ。 5.成分(A)の繊維について、Xが2.5よりも大きい、請求の範囲1記載の 組合せ。 6.成分(A)の繊維について、Xが4よりも大きい、請求の範囲1記載の組合 せ。 7.成分(A)の繊維が、1〜1.000の単繊維デニール(kg/m)を示す 、請求の範囲1記載の組合せ。 8.成分(A)の繊維が、5〜70の単繊維デニール(kg/m)を示す、請求 の範囲1記載の組合せ。 9,成分(A)の繊維が、5〜70の単繊維デニール(kg/m)を示す、請求 の範囲3記載の組合せ。 10.成分(A)の繊維が、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、セ ルロースエステル及びナイロンから成る群より選択された材料を含んで成る、請 求の範囲1記載の組合せ。 11.成分(A)の複数の繊維を、ウェブ、連続トウ及びカットスデーブルの形 態で有する、請求の範囲1記載の組合せ。 12.前記タバコ改質剤が疎水性または親水性の材料である、請求の範囲1記載 の組合せ。 13.前記タバコ改質剤が、着香料、相乗的風味増強剤、生理的冷却剤または別 の日用もしくは喉用刺激剤である、請求の範囲1記載の組合せ。 14.前記タバコ改質剤が着香料である、請求の範囲1記載の組合せ。 15.前記タバコ改質剤が、水性タバコ抽出物、芳香族タバコ抽出物、ラム、ク マリン、ハネー、バニラ、ワイン、トショウ、糖密、メープルシロップ、チョコ レート、メントール、糖、バニリン、かんぞう、アネトール、アニス、ココア、 製品によるココア及びチョコレート、糖、保湿剤、オイゲノール、クローブ油、 トリアセチン、グルタメート、ヌクレオチド、2−シクロヘキシルシクロヘキサ ノン、ミント油、メントール、ショウノウ、ショウノウ質化合物、メントール誘 導体、またはニコチンもしくはその誘導体である、請求の範囲1記載の組合せ。 16.成分(B)の量が、成分(A)の重量を基準として、0.001〜100 %である、請求の範囲1記載の組合せ。 17.(C)選択的除去添加剤をさらに含んで成る、請求の範囲1記載の組合せ 。 18.前記選択的除去添加剤が液体である、請求の範囲17記載の組合せ。 19.前記液体が、ポリオール、ポリオールのエステル、またはそれらの混合物 を含んで成る、請求の範囲18記載の組合せ。 20.ポリオール及びポリオールのエステルが、クエン酸ジエチル、グリセロー ルトリアセテート、トリエチレングリコールジアセテート、ポリ(エチレングリ コール)400または600、トリエチレングリコール、グリセリン、グリセリ ン及び食用脂肪から誘導された蒸留モノグリセリドを含んで成る、請求の範囲1 9記載の組合せ。 21.前記選択的除去添加剤が固体である、請求の範囲17記載の組合せ。 22.前記固体が、サルコミン、酸化亜鉛、ポリエチレンイミン、活性炭、イオ ン交換樹脂、ゼオライト、ワックスまたはスターチを含んで成る、請求の範囲2 1記載の組合せ。 23.(A)表面の水を自発輸送することができる少なくとも一つの連続溝を有 し、以下の方程式を満たす少なくとも一つの繊維:(1−Xcosθa)<0 (上式中、θaは、該繊維と同じ材料から製作され且つ(もしあれば)同じ表面 処理を施された平らなフィルム上で測定された、水の前進接触角であり、 Xは、以下の方程式を満たす繊維横断面の形状関数である:▲数式、化学式、表 等があります▼ (上式中、Pwは繊維の湿潤周長であり、またrは繊維横断面の周囲を囲む外接 円の半径であり、そしてDは繊維横断面を横切る短軸の寸法である))、並びに (B)少なくとも1種のタバコ改質剤 を含んで成る組合せ。 24.成分(A)の繊維について、2r/Dが1よりも大きい、請求の範囲23 記載の組合せ。 25.成分(A)の繊維について、2r/Dが1.5〜5である、請求の範囲2 3記載の組合せ。 26.成分(A)の繊維が以下の方程式を満たす、請求の範囲23記載の組合せ : ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、γLAは空気中の水の表面張力(ダイン/cm)であり、ρは繊維の 密度(グラム/cc)であり、そしてdpfは単繊維のデニール(kg/m)で ある)。 27.成分(A)の繊維について、Xが1.2よりも大きい、請求の範囲23記 載の組合せ。 28.成分(A)の繊維について、Xが2.5よりも大きい、請求の範囲23記 載の組合せ。 29.成分(A)の繊維について、Xが4よりも大きい、請求の範囲23記載の 組合せ。 30.成分(A)の繊維が、1〜1.O00の単繊維デニール(kg/m)を示 す、請求の範囲23記載の組合せ。 31.成分(A)の繊維が、5〜70の単繊維デニール(kg/m)を示す、請 求の範囲23記載の組合せ。 32.成分(A)の繊維が、5〜70の単繊維デニール(kg/m)を示す、請 求の範囲23記載の組合せ。 33.成分(A)の繊維が、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、セ ルロースエステル及びナイロンから成る群より選択された材料を含んで成る、請 求の範囲23記載の組合せ。 34.成分(A)の前記繊維が、親水性潤滑剤の層が表面に被覆されているポリ エステルを含んで成る、請求の範囲23記載の組合せ。 35.前記ポリエステルがポリ(エチレンテレフタレート)であり、且つ前記親 水性潤滑剤が、全繊維の少なくとも0.05重量%の量で均−に適用されている 、ポリ(エチレングリコール)600モノラウレートを70重量%含んで成るラ ウリルリン酸カリウム系潤滑剤である、請求の範囲34記載の組合せ。 36.成分(A)の前記繊維について、繊維横断面における各溝の、該溝の任意 の深さでの幅が、その口部における溝の幅に等しいかまたはそれ以下である、請 求の範囲23記載の組合せ。 37.成分(A)の複数の繊維を、ウェブ、連続トウ及びカットステープルの形 態で有する、請求の範囲23記載の組合せ。 38.前記タバコ改質剤が親水性材料である、請求の範囲23記載の組合せ。 39.前記タバコ改質剤が着香料である、請求の範囲38記載の組合せ。 40.成分(B)の量が、成分(A)の重量を基準として、0.001〜100 %である、請求の範囲23記載の組合せ。 41.(A)表面のn−デカンを自発輸送できる少なくとも一つの連続溝を有し 、以下の方程式を溝たす少なくとも一つの繊維:(1−Xcosθa)<0 (上式中、θaは、該繊維と同じ材料から製作され且つ(もしあれば)同じ表面 処理を施された平らなフィルム上で測定された、n−デカンの前進接触角であり 、 Xは、以下の方程式を満たす繊維横断面の形状関数である:▲数式、化学式、表 等があります▼ (上式中、Pwは繊維の温潤周長であり、またrは繊維横断面の周囲を囲む外接 円の半径であり、そしてDは繊維横断面を横切る短軸の寸法である))、並びに (B)少なくとも1種のタバコ改質剤 を含んで成る組合せ。 42.成分(A)の繊維について、2r/Dがlよりも大きい、請求の範囲41 記載の組合せ。 43.成分(A)の繊維について、2r/Dが1.5〜5である、請求の範囲4 記載の組合せ。 44.成分(A)の繊維について、Xが1.2よりも大きい、請求の範囲4記載 の組合せ。 45.成分(A)の繊維について、Xが2.5よりも大きい、請求の範囲41記 載の組合せ。 46.成分(A)の繊維について、Xが4よりも大きい、請求の範囲41記載の 組合せ。 47.成分(A)の繊維が、1〜1,000の単繊維デニール(kg/m)を示 す、請求の範囲41記載の組合せ。 48.成分(A)の繊維が、5〜70の単繊維デニール(kg/m)を示す、請 求の範囲41記載の組合せ。 49.成分(A)の繊維が、5〜70の単繊維デニール(kg/m)を示す、請 求の範囲43記載の組合せ。 50.成分(A)の繊維が、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、セ ルロースエステル及びナイロンから成る群より選択された材料を含んで成る、請 求の範囲41記載の組合せ。 51.成分(A)の前記繊維が、疎水性潤滑剤の層が表面に被覆されているポリ エステルを含んで成る、請求の範囲41記載の組合せ。 52.前記ポリエステルがポリ(エチレンテレフタレート)であり、且つ前記疎 水性潤滑剤が、全繊維の少なくとも0.05重量%の量で均−む適用されている 鉱油である、請求の範囲51記載の組合せ。 53.成分(A)の複数の繊維を、ウェブ、連続トウ及びカットステープルの形 態で有する、請求の範囲41記載の組合せ。 54.前記タバコ改質剤が疎水性材料である、請求の範囲41記載の組合せ。 55.前記タバコ改質剤が着香料である、請求の範囲54記載の組合せ。 56.成分(B)の量が、成分(A)の重量を基準として、0.001〜100 %である、請求の範囲む記載の組合せ。 57.(A)各繊維が少なくとも一つの連続溝を有し、前記繊維が以下の方程式 を満たす形状関数Xを有する横断面を示す複数の繊維:▲数式、化学式、表等が あります▼ (上式中、Pは繊維の周長であり、またrは繊維横断面の周囲を囲む外接円の半 径であり、そしてDは繊維横断面を横切る短軸の寸法である)、並びに (B)少なくとも1種のタバコ改質剤 を含んで成る組合せを含んで成るタバコ煙フィルター。 58.長さ5〜40mm及び直径15〜30mmを有する実質的に円筒形である 、請求の範囲57記載のタバコ煙フィルター。 59.長さ10〜30mm及び直径22〜25mmを有する実質的に円筒形であ る、請求の範囲57記載のタバコ煙フィルター。 60.巻タバコフィルターである、請求の範囲57記載のタバコ煙フィルター。 61.多部材構成である、請求の範囲57記載のタバコ煙フィルター。 62.従来の酢酸セルロースフィルター部材との二重構成にある、請求の範囲5 7配置のタバコ煙フィルター。 63.請求の範囲57記載のタバコ煙フィルターを含んで成る巻タバコ。 64.(A)各繊維が、表面の水を自発輸送できる少なくとも一つの連続溝を有 し、前記繊維が以下の方程式を満たす複数の繊維:(1−Xcosθa)<0 (上式中、θaは、該繊維と同じ材料から製作され且つ(もしあれば)同じ表面 処理を施された平らなフィルム上で測定された、水の前進接触角であり、 Xは、以下の方程式を満たす繊維横断面の形状関数である:▲数式、化学式、表 等があります▼ (上式中、Pwは繊維の温潤周長であり、またrは繊維横断面の周囲を囲む外接 円の半径であり、そしてDは繊維横断面を横切る短軸の寸法である))、並びに (B)少なくとも1積のタバコ改質剤 を含んで成る組合せを含んで成るタバコ煙フィルター。 65.長さ5〜40mm及び直径15〜30mmを有する実質的に円筒形である 、請求の範囲64記載のタバコ煙フィルター。 66.長さ10〜30mm及び直径22〜25mmを有する実質的に円筒形であ る、請求の範囲64記載のタバコ煙フィルター。 67.巻タバコフィルターである、請求の範囲64記載のタバコ煙フィルター。 68.多部材構成である、請求の範囲64記載のタバコ煙フィルター。 69.従来の酢酸セルロースフィルター部材との二重構成にある、請求の範囲6 4記載のタバコ煙フィルター。 70.請求の範囲64記載のタバコ煙フィルターを含んで成る巻タバコ。 71.(A)各繊維が表面のn−デカンを自発輸送できる少なくとも一つの連続 溝を有し、前記繊維が以下の方程式を満たす複数の繊維:(1−Xcosθa) <0 (上式中、θaは、該繊維と同じ材料から製作され且つ(もしあれば)同じ表面 処理を施された平らなフィルム上で測定された、n−デカンの前進接触角であり 、 Xは、以下の方程式を満たす繊維横断面の形状関数である:▲数式、化学式、表 等があります▼ (上式中、Pwは繊維の湿潤周長であり、またrは繊維横断面の周囲を囲む外接 円の半径であり、そしてDは繊維横断面を横切る短軸の寸法である))、並びに (B)少なくとも1種のタバコ改質剤 を含んで成る組合せを含んで成るタバコ煙フィルター。 72.長さ5〜40mm及び直径15〜30mmを有する実質的に円筒形である 、請求の範囲71記載のタバコ煙フィルター。 73.長さ10〜30mm及び直径22〜25mmを有する実質的に円筒形であ る、請求の範囲71記載のタバコ煙フィルター。 74.巻タバコフィルターである、請求の範囲71記載のタバコ煙フィルター。 75.多部材構成である、請求の範囲71記載のタバコ煙フィルター。 76.従来の酢酸セルロースフィルター部材との二重構成にある、請求の範囲7 1記載のタバコ煙フィルター。 77.請求の範囲71記載のタバコ煙フィルターを含んで成る巻タバコ。
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