JPH02109965A

JPH02109965A - タバコの煙の副生成物を制御する方法とデバイス

Info

Publication number: JPH02109965A
Application number: JP1159369A
Authority: JP
Inventors: Richmond R Cohen; リッチモンド・アール・コーヘン; David J Gibboni; デービッド・ジェイ・ギボニ
Original assignee: Hercules LLC
Current assignee: Hercules LLC
Priority date: 1988-07-01
Filing date: 1989-06-21
Publication date: 1990-04-23
Also published as: CN1039531A; CN1023058C; KR900001324A; EP0348741A3; US5038803A; EP0348741A2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はほぐれた（ｏｐｅｎｅｄ）ファイバートウ、不
織物質のリボン、スライバー、あるいはフィブリル化フ
ィルムの形にある圧縮されたポリオレフィンファイバー
含有支持体、および、フィルター効率を増進する一つま
たは一つより多くの変性用添加剤、から成るタバコ煙フ
ィルター、そのようなフィルターをつくる方法、および
、シガレットのフィルターチップ部分におけるタバコ煙
フィルターの使用、に関するものである。

用語「フィルター用基体」および「基体」とは、圧縮さ
れたフィルターロッドを形成するための慣用的装置のガ
ーニチャ（ｇａｒｎｉｔｕｒｅ）中へ挿入するために使
用するファイバー含有フィルター成分のことをいってお
り、はぐれたファイバートウ、不織物質のリボン、スラ
イバーあるいはフィブリル化フィルムの形にあるファイ
バー、あるいは他の慣用的に使用されるファイバー質フ
ィルター媒体、が単独または組合せで含まれる。

圧縮ポリオレフィン含有支持体から成るファイバー・ベ
ースのタバコ煙フィルターはよく知られており、シガレ
ットのファイバーチップ部分の中で多年にわたって使用
されてきた６合成ファイバー構成部品、特にポリプロピ
レンのようなポリオレフィン、が望ましいものであり、
それは、それらは小デニールへ容易に引くことができ、
がっ、クリンピングに必要とされる強度および高速度生
産から生ずる張力と組合せた高フィルター効率を提供し
得るからである。

ポリオレフィンファイバーはしかし、それが通常は疎水
性でありかつ化学的に不活性である傾向があり、一方、
不揮発性液状有機質可塑剤（例えば−トリアセチルグリ
セリン、ジアセチン、およびクエン酸）および潤滑剤（
例えば、香料、医薬、および選択的−過動剤）のような
、Ｖ過動率を増進するのに用いる添加剤の大部分は親水
性であって疎水性合成ファイバーから成るフィルター内
で保持することが困難である、という欠点もまたもって
いる。

さらに、フィルターロッド製造装！の中に装填するとき
には、ポリオレフィン含有基体は装置中での引抜き抵抗
と形成されるフィルター要素の硬度との間で著しい負の
相関をもつ傾向がある。

また、添加剤を適切な潤滑的性質に欠ける粘性の担持体
またはビヒクルの中で分散させるときには特に、慣用添
加剤で以て含浸されかつロッド製造装置の中で高速度で
送りこまれる合成基体の目詰りを避けることも、ときに
は困難である。

それゆえ、圧縮ポリオレフィン含有基体のＶ過動率およ
び選択性を増進しかつ慣用添加剤の相容性問題と加工困
難性を回避する変性用添加剤を求める必要性が存在して
いる。

本発明によると、タバコ煙フィルターは、ファイバート
ウ、不織物質のリボン、スライバー、フィブリル化フィ
ルム、あるいはその他のファイバー質濾過媒体の形で単
独にかあるいは組合せである、圧縮されかつ包みこまれ
たポリオレフィンファイバー、を含むフィルター基体か
ら成り、その濾過効率はファイバー表面上の変性用添加
剤によって増進されるのであり、そして、本タバコ煙フ
ィルターはチオシアン酸亜鉛、サルコシン塩酸塩、塩化
亜鉛、臭化第一鉄、臭化カルシウム、臭化リチウム、硫
酸マンガン、酢酸マンガン、塩化マグネシウム、硫酸マ
グネシウム、あるいは酢酸マグネシウムから成る群の一
つまたはそれ以上の添加剤塩類を含む。

用語「添加剤塩類」は上記１１種の塩を意味するのに用
いられる。

好ましくは、タール、ニコチン、ホルムアルデヒドおよ
びシガレットの煙の中で見出される全粒状物質の通過を
制御するためには、変性用添加剤はさらにトリアセチル
グリセリンを含む。

好ましくはまた、変性用添加剤の合計量はフィルターを
構成する物質の合計乾燥重量を基準にして重量ズ９０５
ト１０＄、さらに好ましくは約２％−５％であり、そし
て、トリアセチルグリセリンが存在する場合には、その
合計量は約５％までであり、さらに好ましくは０．５＄
−５％である。

また本発明によると、濾過用基体が圧縮され、包みこま
れ、フィルターの長さに切断される、上述のタバコ煙フ
ィルターの製造方法はまた、基体表面へ変性用添加剤を
含む溶液を施用し、そして、基体を乾燥する各段階を含
む、好ましくは、変性用添加剤はトリアセチルグリセリ
ン並びに添加剤塩類を含む。

変性用添加剤溶液は通常は、フィルタープラグ形成の前
または後において、変性剤成分を導入するための噴霧、
浸漬、印刷、真空吸取り、あるいはその他の通常の施用
方法によって、基体表面へ施用され、その包みこまれた
プラグが次に所望の長さの個々のフィルターに切断され
、そして乾燥される９例えば、基体は変性用添加剤溶液
を含む貯槽から供給される印刷ロールによって連続的に
浸漬被覆されるか接触せしめられてよい。

溶液は望まれる変性剤の量を得る適切な濃度を使って、
全く水性であるかあるいは水／アルコール混合物であっ
てよい０例えば、２７細−の長さに切断したフィルター
を約１Ｏ−２０Ｂの塩で以て含浸する添加剤塩類の一つ
の水溶液を使用してよく、あるいは、重量で１％のトリ
アセチルグリセリンと２％の臭化カルシウムとの混合物
が溶解されている４：１（容積による）の比の水：アル
コールが用いられてよい、２７ｍ論の切断フィルターは
、約１５ｍｙのカルシウム塩でフィルターを均一に含浸
する十分な溶液量を使い、臭化カルシウムの２％（重量
で）水溶液で以て真空吸取りによって処理されてよい、
あるいは、チオシアン酸亜鉛あるいはサルコシン塩酸塩
の２０％（重量で）水溶液はほぐれたファイバートウの
上へ、トウの重Ｉで１％の塩を提供する量で噴霧され、
ガーニチヤの中へ供給する前に風乾されてよい。

変性用添加剤溶液の施用の次に、通常は約７０’Ｃ−１
２５℃の範囲にある温度においてニップロール、加熱乾
燥ロール、浴などを用いる慣用的乾燥段階を行なう。

フィルターへ施用する溶液の会計量は基体の幅、および
ガーニチヤ中へ同時的に供給される基体の数、並びにシ
ガレットへ露出される処理表面の量に依存する。

本発明によるフィルターはもちろん一つまたは一つ以上
の慣用的界面活性剤を含んでいてよく、恐らくは、重量
で約０．１＄−１０＄およびより好ましくは０．５１−
１０１のソルビタン脂肪酸エステルのポリオキシアルキ
レン誘導体、ポリヒドロキシアルコールの脂肪酸モノエ
ステル、あるいはポリヒドロキシアルコールの脂肪酸ジ
エステル、から成る。慣用的補充成分もまた保湿剤、調
味料および香料、メントールおよび充血緩和剤のような
医薬のようなものとして使用できる。

基体の構成成分は均質であっても混合されていてもよく
、そして、変性用添加剤は、選択性、味、硬度および引
抜のようなフィルターの所望特性に応じて、選ばれた基
体の一面または両面の上へ施用してよい０例えば、同一
または異なるファイバー組成物およびデニールの一つま
たは一つ以上の不織布を、特に、基体のすべてが変性剤
用担持体表面として用いられていない時には、ガーニチ
ャ供給物として使用してよい、使用するガーニチヤ供給
物がガーニチャのすぐ上流でつくられるか、あるいは使
用前に早くからつくられそして貯蔵されるか、どうかが
重要である。

添加剤についての精密制御を維持するために、各基体構
成成分の水分含量をフィルターへ変換する前に調整する
ことが好ましい、また、望ましくない味を避けるために
、変性用添加剤は、透過性がより小さい非処理不織布の
間でサンドイッチされるトウ、スライバーあるいは不織
布の上に施用することによって、唇との直接的接触から
隔絶または遮断することができる。また、フィルターを
コルクまたは類似物質で以て被覆することができる。布
帛リボン、トウなどの処理されたもの、および処理され
たものと処理されていないものとの組合せは、約２５−
９０９／ｍ２またはそれより大きい範囲内にある重量を
もつ慣用的プラグ−ラップ紙（ｐｌＢ　ｗｒａｐ　　ｐ
ａｐｅｒ）を使って包むことができる。

不織布のリボンを濾過用基体として用いるときには、均
一または混合デニールのフィラメントをもつステープル
・ポリプロピレンファイバーまたはウェブ、あるいは、
好ましくは適用可能なものとしテ約１０＄−９０１：　
９０＄−１０１あ！　イハ１０＄　−９０１／４５１：
５＄／４５ト５＄の慣用的比率の、ポリプロピレン／ポ
リエチレン、ポリプロピレン／ポリビニリデンクロライ
ド、ポリプロピレン／酢酸セルロース、ポリプロピレン
／レーヨン、ポリプロピレン／ナイロン、酢酸セルロー
ス／ポリエチレン、可塑化酢酸セルロース、ポリプロピ
レン／紙、あるいはポリプロピレン／ポリスチレン／ポ
リエチレンのようなファイバーの組合せ、のような慣用
的ポリオレフィン物質の約１００重厘％までから成るこ
とができる。

デニール範囲の広いファイバーから得られる不＃ｌ製物
質を使用することができる。約１０−５０１／−２の広
い範囲と約４”−１２゛°のリボン幅が好ましい、ガー
ニチヤ供給物は、重量、寸法、結合性質、吸収性質、フ
ァイバー組成、およびファイバーデニールが同等または
異なる４またはさらにはそれより多い基体から成ってい
てもよく、それらはガーニチヤ中へ全体または一部を位
置合せして導入することができる。好ましくは、一つの
比較的軒度に熱接着される布帛、トウ、スライバーある
いはフィブリル化フィルムが一つの不織布と一緒に、あ
るいは二つの不織布の間で、位置合せシして用いられ、
そして、他のポリオレフィンファイバーをガーニチヤ供
給物として組合せたポリエチレンのような追加的低融点
ファイバーもまた、望ましい結合性質と液体吸収または
吸着性質のフィルターを得るのに好ましい、低コストを
得るにはまた、はぐれたファイバートウが好ましく、そ
して、不織性リボンが本発明において特に有用であるこ
とが見出されており、なぜならば、それらは混合デニー
ルおよび混合タイプの比較的安価なポリオレフィンウェ
ブの使用を可能とし、そして、フィルターロッド内での
変性剤成分の精細分布を簡単に行わせるからである。

慣用的なフィルターロッド製造装置はトウ・トランペッ
ト、ガーニチヤ、成形手段、包みこみ手段、および切断
手段から成る。３！！切な慣行的変更は、フィルタープ
ラグまたはロッドの形成前または形成後において本発明
の変性用添加剤を導入するための、噴霧、浸漬、印刷、
真空吸取り、あるいはその他の望ましい施用方法を可能
にするように行うことができる。

図１を参照すると、はぐれたファイバートウ、スライバ
ー、フィブリル化フィルムあるいは不織布のリボンのよ
うな単一の連続基体（１０）は、供給リール（１１）（
図示せず）あるいはベール〈図示せず）から、外部源（
図示せず）から供給配管（２１）へ連結された１個また
は１個より多くの向い合うスプレーヘッド（２０）を横
切って供給されて、一つまたは一つより多くの変性用添
加剤（２２）が施用される。

得られた被処理支持体を次に風乾し、乾燥ロール（１２
〉を通過させて所望の乾燥度を得、そして次にシガレッ
ト・フィルターロッドの製造装置（１）のガーニチャ・
トランペット（１５）およびガーニチャ（１４）の中へ
案内ロール（１７）によって導き、その製造装置（１）
は、支持体供給物を成形および保持するための手段、包
みこみ手段、および包みこまれたプラグまたはロッドを
フィルタ一部材（１６）へ変換するための切断手段、を
含む（ただし、図示されていない）ガーニチャ部（２〉
から成り；包みこみ手段には、ロッド製作装置中へ導入
するために支持ロール（１９）によって支持されかつ連
続ガーニチャ・ベルト（３）上ノ＼移動するラップ（ｗ
ｒａｐ）供給リール（５）からトウ・ラップが供給され
る。

装置はトウ・ラップをフィルターロッドまたはプラグ（
図示せず）の周りでシールするための慣用手段から成り
、包みこまれたプラグは所望の長さ（通常は９０−輪ま
たそれ以上）の一般的には円筒状のフィルタ一部材（１
６）の形に切断手段によって切断され、その部材はフィ
ルター・シュート（１８）（断片で示す）を通して容器
（２３）内での包装のために取出される。

図２はもう一つの配置を線図的に示すものであって、ガ
ーニチヤ供給物または基体（１０＾）上に別に変性用添
加剤を施用し、それにより、供給配管（２１＾）を連結
することによって供給される別装置のスプレーヘッド（
２０＾）が別に異なる基体（１０＾１０［１）の上へ変
性用添加剤（２２＾）を施用するものであり、それらの
基体はガーニチャ（１４＾）を通して供給される前に空
気と加熱ロール（１２＾）を使って乾燥されて、前記の
とおりフィルタ一部材（１６＾）を形成する。基体（１
０＾とｌ０Ｂ）は供給ロール（１１＾）および（１１Ｂ
）あるいはベール（図示せず）から供給され、便宜的に
は加熱ニップロール（１２＾）において位置りせが行な
われ、次いで案内ロール（１７＾）によってガーニチャ
（１４＾）中へ案内されるが、示されているガーニチャ
供給物または基体構成部材は図１−３の各々においてア
ラビア数字によって同じに規定されている。

図３は図１および２の装置と工程のもう一つの変形を線
図的に示しており、それにより、上述の通りの同種また
は異種のタイプのいくつかの基体（ＩＯＣ，ＩＯＤ、お
よび１０Ｅ）が加熱ロール（１２Ｂ）によってつくり出
されるニップの中に供給され、真中の基体（１００）は
好ましくは、異なる幅のものであり、かつ二つの外側の
非処理基ｉ　（ＩＯＣと１０Ｅ〉よりも活性成分（２２
Ｂ）を作詩するためのより高い吸収または吸着性質をも
つ０図示のとおり、基体（１００）は、供給配管（２１
Ｂ）から供給されるスプレーヘッド（２０Ｂ）によって
施用される一つまたは一つより多くの活性変性剤成分（
２２Ｂ）へ選択的に露出させるよう両面上ニｒｔＩＡｉ
されるが、−ツノ基体（ＩＯＥ）はリボン（１００）に
よって保持されずあるいは捕捉されない余剰の垂れまた
は向けどころを間違えた活性成分を捕捉するように配置
されており；三つの基体はすべて次に、前記のとおり加
熱ニップロール（１２Ｂ＞中を位置合せをしながら通過
させることによって空気乾燥され、そして、図１と２の
様式でガーニチャ中へ案内ロール（図示せず）によって
向けられる。

図４はもう一つの変形の線図的表現であり、その中にお
いて、一つまたは一つより多くの基体（１０Ｃとして示
す）は別々にベールまたはボックス（２４Ｃ）から供給
され、案内ロール（１７Ｃ）上に通され、溶液、懸濁液
あるいはエマルジョンとして一つまたは一つより多くの
活性変性剤成分（２２Ｃ）を含む貯槽（２５Ｃ）の中へ
浸漬され、次いで、ニップロール（２６Ｃ）　、加熱浴
（２７Ｃ）　、引出しｏ　−ル（２８Ｃ）　、　三段［
燥浴（２９Ｃ）の中を通され、次に上記の図１．−３の
様式でシガレットロッド製造装置のガーニチヤ（１４Ｃ
）へ通され、あるいは、その後の使用のために箱に入れ
られ貯蔵される。

連続ファイバートウが基体構成成分として用いられる場
合には、トウの調製は、ファイバーを一つまたは一つよ
り多くのクリールから流体混合ジェット（図示せず）を
通して引出すことによって通常の方式で便利に実施され
、次いで上述のとおりに取扱われる。

本発明を実施するためのトウのバルク・デニール（ｂｕ
ｌｋ　　ｄｅｎｉｅｒ）は約２，０００とｔｏ、ｏｏｏ
の間に入れることができ、この基体は、単一のクリール
またはベール、あるいはいくつかのクリールまたはベー
ルの複合体からの、流体ジェット中を組合せられかつ同
時に通過せしめられるけん縮ファイバーとして供給され
ることができる０紙巻きタバコフィルターとしてのファ
イバートウの良最の性能のためには、しかし、少くとも
いくらかのトウは、流体ジェットに入る前に実質的に撚
られておらずかつ織りなしが行なわれていないことが好
ましい。

本発明は以下の実施例によってさらに例証されているが
、その中で、すべての試験されたフィルターは１１１−
１３６ｍｍＷｇ（ウォーターゲージ）の範囲内の引出し
抵抗（ｒｅｓｉｓｔａｎｃｅ　　ｔｏ　　ｄｒａｗ）　
（ＲＴ　Ｄ　）をもつ。

火１１１− （Ａ　）　　３５．２ｇ／　１０分の流速をもつ溶融紡
糸アイソタクチック・ポリプロピレンから得られる大束
に梱包した４、５ｄｐｒ″ｙ”断面ポリプロピレンファ
イバーをくずしくｂｒｏｋｅｎ）、ばらばらにしく０１
）ｅｎｄ）、けば立て（ｃａｒｄｅｄ）、ちぢらせ（ｃ
ｒｉｂｅｄ）そして引張って（ｐｕｌｌｅｄ）、幅が約
１２−１４インチの薄いトウ・リボンを形成させる。リ
ボンを慣用のフィルターロッド形成袋！（英国のモリン
ス社から得られるＰＭ−２型）のガーニチャを通して引
張り、圧縮して、フィルタープラグを形成させ、それを
ＢＸＴ−１００ポリプロピレンフイルムで包んで１０８
輪輪のフイルター口・ンドを形成させる。ロッドを次に
実質上等重量の２７１１Ｉｌの長さのものに切断し、Ｒ
，Ｊ、レイノルジのキャメル・ライト・タバコプラグの
上にテープでとめ、２２℃で５５％−６５％の関係湿度
の湿度室の中で４８時間貯え、（ＣＯＲＴＥＳＴＡ標準
法＃１０による）、そして次にＣ−１からＣ−１５とし
て命名する対照標準試料群として使用され、これらの試
料はボルグワルト・スモーキング・マシン（ＲＭ２０／
Ｃ８２０型またはＲＭＩ１０型）で毎分２秒間の煙吹か
しくｐｕｒ「）で３５ｍｍの長さまで同等に煙を与えた
（ｓ＋＊ｏｋｅ　　ｄｏｗｎ）、得られる煙の中の粒状
物質は予め秤量したケンブリッジ・フィルター・パッド
の中で捕捉され、乾燥され、そのパッドを再秤量してそ
のシガレットフィルターを通過した合計および平均の粒
状物質（Ｔ　ＲＭ　）を測定した。ケンブリッジ・パッ
ドを次に無水のイソプロピルアルコール中で一晩浸漬し
、得られる抽出物をＧＣ（ガスクロマトグラフ）オート
サンプラー（ヒユーレット・パッカードＨＰ５８９０型
〉を使ってニコチンと水の含有量について検査する。

ホルムアルデヒドの測定は２，４−ジニトロフェニルヒ
ドラジン（ＤＮＰＨ）の飽和された２、２Ｎ　　ＨＣ１
溶液と２５社のメチレンクロライドとを含む捕集瓶の中
へシガレットの煙の計測量を向けることによって、１０
個の試料を基準にして実施され、瓶は２時間振とうされ
、相を分離させる。

メチレンクロライド相のアリコート試料を次に注射器に
よって慣用（ＨＰＬＣ）のホルムアルデヒド分析のため
に取出す。

（Ｂ）　　同じベールからのファイバートウを同じよう
に加工して実施例ＩＡの方式で１０１１１の試験フィル
タ一部材を得るが、ただし、２７輪−の切断フィルタ一
部材を次に、約１５ｍｇのカルシウム塩で均質に含浸す
るのに十分な量の溶液で以て各フィルタ一部材に吸収お
よび含浸させる吸引バルブを使って、臭化カルシウムの
２％溶液で処理する。試験フィルタ一部材を次に浴乾燥
し、湿度室中で４８時間貯え、次に、前述のとおりＲ，
Ｊ。

レイノルズのキャメル・ライト・タバコプラグｌ−テー
プで貼付けられる０合計粒状物（Ｔ　ＲＭ　）、フィル
ター効率、ニコチンおよびホルムアルデヒドについての
慣用試験を前のとおりに実施し、１個のシガレットを基
準で平均をとり、Ｓ−１として次の表１に報告されてい
る。

（Ｃ）　　実施例ＬＡ（上記）と同じベールからのファ
イバートウを同等に処理するが、ただし、切断フィルタ
一部材（Ｓ−２からＳ−４，Ｓ−６，Ｓ８から５−１１
および５−１３として同定される）をチオシアン酸亜鉛
、サルコシン塩酸塩、臭化第一鉄、塩化亜鉛、あるいは
臭化リチウムの一つの各種溶液で以て含浸して、約１０
　２０＋ｎ／フィルタ一部材に等しい活性塩の有効濃度
を得る。処理され乾燥されて得られた２７−−のフィル
タ一部材をレイノルズの前述のとおりのライト・タバコ
プラグへ慣行的にテープで貼付け、湿度室中で４８時間
貯え、前述のとおりに煙を与える。試料を集め、同じ試
験を次に実施し、平均結果を表１に報告する。

（Ｄ）　　実施例ＩＡと同じベールからのファイバート
ウを同等に処理してフィルタ一部材を形成させるが、た
だし、活性成分（それぞれ、チオシアン酸亜鉛とサルコ
シン塩酸塩）を１重量％に等しい量で２０重量％水溶液
の形で、はぐれたファイバートウの上へ噴霧し、フィル
ターロッドを形成するガーニチャの中へ供給する前に空
気乾燥する。

Ｓ−５およびＳ−７として同定される、得られる試験部
材は前と同じ方式で処理し、試験結果を表１に報告する
。

（Ｅ）　　実施例ＩＡと同じベールからのフィルタート
ウを実施例ＩＢと同じに処理するが、ただし、２７麹−
切断フィルタ一部材（Ｓ−１２として同定される）を、
水：アルコールの４：１の比の中に溶解した重量による
トリアセチルグリセリン（１％）と臭化カルシウム（２
％）との混合物を活性変性剤成分として、均質に含浸さ
せる。試料を乾燥し、湿度室の中に貯え、前のとおりに
試験する（表１）。

対照標準（Ｃ−１０）を４：１の水：アルコール溶液で
以て活性成分なしで予め濡らし、乾燥し、貯え、前と同
等の方式で煙を与え、試験結果を表１に報告する。

処理８ＩＷ什−パ・表− Ｆ担１」すね− （論ｇ戸− ぜ見αＬ廿分上２０重量％溶液を噴霧０重量で１％に等しい。

平均／１０シガレツト。

２０重量％溶液を噴霧０重量１，５ｚに等しい。

重量％溶液中。

測定は未完了。

２ユ四ノ上臼頒１（ｚ）壬≦しＬン一（輸２）家６五止湊１」化１−比（μ１）０６４．９５８．５０．５５０．８８１２．４２９．１７１．３６０．１０．４５０．５７２５．５３１．０６６．７６２．０７１．４６６．５５５．８４７．１０．８８１．０１６８．０５９．７Ｏ１７５０，９０５４，７５０，２０，８８１，００衣１ユ枕）ユ処理１＠隨什−−４１艮１−一一一一− Ｖ旺敢丘止Ｌ　迂献１」貴重　ムエ土叉二匁滞−；工九
乙−ホルムアル−ヒト（ＩＩＩＦ＞”　　　　　　　　
　（ｕ）”　　　　　　　　　　　　（π）　　　　　
　　　　　　（輪１）０　　　　　　（μ２）０６５．
４塩化亜鉛（２ｇ）（メタノール中）対照標準（Ｓ−８とＳ−９について）２９．４１７．２２５．５１９．１６３．０５８．１６４．９０．５２６３．７５６．４叉１」Ｌ（フィルターロッド、フィルタ一部材および試験シガレッ
ト試料を実施例１に記載のとおりにつくり、ただし、（
ａ）　　硫酸マンガンまたは（ｂ）　　硫酸マンガンと
トリアセチルグリセリンとの２重量２ごおよび５重量％
の水溶液を約２５ＭＩＦ／部材に等しい量で各フィルタ
一部材の中に吸取らせ、浴乾燥し、湿度室中で４８時間
貯え、キャメル・ライト・タバコプラグ上へテープで貼
付け、そして煙を与え、実施例１の場合と同様に試験し
、表２において５−１４．Ｓ−１５，５−１６および５
−１７としてそれぞれ相当する対照標準Ｃ−１２，Ｃ１
３、Ｃ−１４，およびＣ−１５と一緒に報告されている
。

実］１阻」− フィルターロッド、フィルタ一部材および試験シガレッ
ト試料を実施例２に記載のとおりにつくり、ただし、塩
化マグネシウム（Ｓ−１８，５１９）、ＦｆＬ酸マグネ
シウム（Ｓ−２０，Ｓ−２１）、酢酸マグネシウム（Ｓ
−２２，５−２３＞および酢酸マンガン（Ｓ−２４，Ｓ
−２５）の重量で２％および５２６の水溶液をこれらの
塩の約２０＋ｕおよび４５ｍｙを組入れるためのバルブ
で以て各フィルタ一部材の中へ吸取らせ、浴乾燥し、貯
蔵し、同じ長さと直径のキャメル・ライト・タバコプラ
グの上へ貼付け、煙を与え、前と同じく試験する９試験
結果を表３において５−１８から５−２５として報告さ
れている。相当する非処理のフィルター部材およびタバ
コプラグを平均化し、対照標準Ｃ−１６として使用する
。

試−」生Ｓ、１８＊＋ｔ −２ＯＣ−１６” 一遁ｊ」ＵＬ−一　濃ニーＭｇＣｔ’２２１ｇＣＬ８ｇＳＯ４ＭｇＳＯ。

Ｍｇ（０−Ａｃ）２＊１６８ｇ（０−Ａｃ）ｚＨｎ（０−＾Ｃ）２Ｍｎ（０−八〇）２人−」１タール／シガレット悄　シメレット１１．１２１１．９８１１．０１１３゜４７１０．２３１４．２４１０．４９１３．８０１４．８８ニコチン哨　シ　レット、３８４．６６０．９０１１．０４９１．０８１１．１４６１、ＬＺ７１．０９７．９２２フィル　−　・−ｙ６９．９０７１．２０６５．４０６６．２０６５．７０５６．００６６．８０６２．５０５８．６寡”　　ＯＡｃ”アセトキシ基 ”’　　１０シガレツトの試料を基準 ”’　　４００シガレツトの試料を基準

【図面の簡単な説明】

図１は基体をフィルタ一部材へ変換し得る慣用のシガレ
ット・フィルターロッド製造装置を線図しており、それ
によって、一つまたは一つより多くのトウ、スライバー
、不織布のリボン、およびフィブリル化フィルムは一つ
または一つより多くの変性用添加剤で以て噴霧または浸
漬によって処理される。（外４名）手続補正書（方式）事件の表示平成１年特許願第１５９３６９号２、発明の名称タバコの煙の副生成物を制御する方法とデバイス３゜補正をする者事件との関係　　　特許出願人住所名　称　　（７４２）ハーキュルス・インコーホレーテ
ッド４゜

Claims

【特許請求の範囲】

１．フアイバートウ、不織物質のリボン、スライバー、
フイブリル化フィルム、あるいはその他のフアイバー質
濾過用媒体の形で単独かあるいは組合せで、圧縮され包
まれたポリオレフィンフアイバーを含む濾過用基体を含
み、基体の、濾過効率が濾過基体の表面上の変性用添加
剤によって増進される、タバコ煙のフィルターであって
、変性用添加剤がチオシアン酸亜鉛、サルコシン塩酸塩
、塩化亜鉛、臭化第一鉄、臭化カルシウム、臭化リチウ
ム、硫酸マンガン、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウ
ム、あるいは酢酸マグネシウムから成る群の一つまたは
それ以上の添加剤塩類を含むことを特徴とする、タバコ
煙のフイルター。
２．変性用添加剤の合計量が、フィルターを構成する物
質の合計乾燥重量を基準に重量で約０．０５％−１０％
であることをさらに特徴とする、請求項１記載のタバコ
煙フィルター。
３．変性用添加剤の合計量が重量で約２％−５％である
ことをさらに特徴とする、請求項２記載のタバコ煙フィ
ルター。
４．変性用添加剤がトリアセチルグリセリンをさらに含
むことを特徴とする、請求項１記載のタバコ煙フィルタ
ー。
５．変性用添加剤の合計量が、フィルターを構成する物
質の合計乾燥重量を基準にして約０．０５％−１０％で
あることをさらに特徴とする、請求項４記載のタバコ煙
フィルター。
６．変性用添加剤の合計量が重量で約２％−５％である
ことをさらに特徴とする、請求項５記載のタバコ煙フィ
ルター。
７．変性用添加剤の合計量が、フィルターを構成する物
質の合計乾燥重量を基準にして、重量で約０．０５％−
１０％であり、トリアセチルグリセリンの合計量が重量
で０．５％−５％である、請求項４記載のタバコ煙フィ
ルター。
８．フィルター用支持体がフィルターの長さに圧縮され
、包まれ、切断される請求項１から３のいずれかに記載
のタバコ煙フィルターの製造方法であって、その方法が
基体表面へ変性用添加剤を含む溶液を施用する段階を含
むことを特徴とする、方法。
９．変性用添加剤を含む溶液を、基体がフィルターの長
さに乾燥、圧縮、包みこみ、および切断される前に、フ
ィルター用基体の表面へ施用することをさらに特徴とす
る、請求項８記載のタバコ煙フィルターの製造方法。
１０．基体の表面へ施用される変性用添加剤の合計量が
、フィルターを構成する物質の合計乾燥重量を基準に重
量で約０．０５％−１０％であることをさらに特徴とす
る、請求項８または９に記載のタバコ煙フィルターの製
造方法。
１１．基体の表面へ施用される変性用添加剤の合計量が
、フィルターを構成する物質の合計乾燥重量を基準に重
量で約２％−５％であることをさらに特徴とする、請求
項１０記載のタバコ煙フィルターの製造方法。
１２．フィルターを構成する物質の合計乾燥重量を基準
にして、０．５％−５％のトリアセチルグリセリンを基
体表面へ施用することをさらに特徴とする、請求項８か
ら１１のいずれかに記載のタバコ煙フィルターの製造方
法。
１３．シガレットのフィルターチップ部分としての、請
求項１から３のいずれかに記載のタバコ煙フィルターの
使用。
１４．シガレットのフィルターチップ部分としての、請
求項４から６のいずれかに記載のタバコ煙フィルターの
使用。