JPH04135476A - シガレット及びシガレットのためのフィルタ素子 - Google Patents

シガレット及びシガレットのためのフィルタ素子

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JPH04135476A
JPH04135476A JP41105690A JP41105690A JPH04135476A JP H04135476 A JPH04135476 A JP H04135476A JP 41105690 A JP41105690 A JP 41105690A JP 41105690 A JP41105690 A JP 41105690A JP H04135476 A JPH04135476 A JP H04135476A
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filter
cigarette
filter material
nonwoven
filter segment
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JP41105690A
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Barry Lynn Saintsing
バリー・リン・セントシング
Thomas Albert Perfetti
トマス・アルバート・パーフェッティ
Jerry W Redding
ジェリー・ウェイン・レディング
Milly Mee Lee Wong
ミリー・ミー・リー・ワン
Jackie L White
ジャッキー・リー・ホワイト
Chi-Kuen Shu
チークウェン・シュー
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RJ Reynolds Tobacco Co
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RJ Reynolds Tobacco Co
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    • A24D3/00Tobacco smoke filters, e.g. filter-tips, filtering inserts; Filters specially adapted for simulated smoking devices; Mouthpieces for cigars or cigarettes
    • A24D3/06Use of materials for tobacco smoke filters
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24BMANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
    • A24B15/00Chemical features or treatment of tobacco; Tobacco substitutes, e.g. in liquid form
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明は、シガレット等の喫煙物品に関し、特にシガレ
ットのためのフィルタ素子に関する。 [0002]
【従来の技術】
シガレット等のポピユラーな喫煙物品は、円筒形のロッ
ド構造体を有しており、紙ラップによって囲包されて、
いわゆる「タバコロッド」を構成する裁刻タバコ(例え
ば刻み補充料)のような可喫煙材の装入物を有する。現
在では、このタバコロッドに突合わせ関係に整列させて
連結した円筒形のフィルタ素子を有するシガレットを製
造することが望ましいとされている。通常、フィルタ素
子は、プラグラップ(フィルタプラグを包被するための
ラップ)によって囲包された酢酸セルロースから成り、
フィルタ素子とタバコロッドを囲繞するチッピング材を
用いてタバコロッドに結合される。喫煙者は、シガレッ
トの一端に点火してタバコロッドを燃焼させ、シガレッ
トの他端(即ち、フィルタ側の端部)を吸引することに
よって主流煙を口に吸込む。吸引された煙はフィルタ素
子を通って喫煙者の口に入る。 [0003]
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、制御された量の香味豊かな主流煙を発生する
ことができるシガレットを提供することを課題とする。 [0004]
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、好ましくは熱可
塑性繊維から成るフィルタ材を有するフィルタセグメン
ト(例えばロッド形セグメント)を含むフィルタ素子を
備えたシガレット等の喫煙物品を提供する。熱可塑性繊
維から成るフィルタ材は、不織フィルタ材であり、喫煙
中フィルタセグメントを通る主流煙の香味特性を改変す
ることができる塩基性物質又は酸性物質に緊密に接触さ
せておく。そのようなフィルタセグメントをここでは「
煙改変フィルタセグメント」と称することとする。煙改
変フィルタセグメントは、フィルタ材の重量を基準とし
て少くとも約0.1%の塩基性物質又は酸性物質を含有
するものとする。 [0005] この煙改変フィルタセグメントは、随意選択として、フ
ィルタ材に緊密に接触させをタバコ抽出物(タバコ材か
ら抽出した成分)を含有したものとすることができる。 所望ならば、そのようなタバコ抽出物は、熱処理した噴
霧乾燥タバコ抽出物であってよい。通常、喫煙前の状態
で、煙改変フィルタセグメントの随意選択のタバコ抽出
物含有量は、フィルタ材及びそれに緊密に接触させたタ
バコ抽出物の乾量を基準として最高約60%とする。 [0006] 本発明の煙改変フィルタセグメントに含有させるのに好
ましい酸性物質は、燐酸のような強い酸である。好まし
い酸は、25℃の温度下で約3未満、より好ましく(よ
糸勺。、5未満(1) p K a値を示す酸である。 又、本発明の煙改変フィルタセグメントに含有させるの
に好ましい塩基性物質は、水酸化ナトリウムのような強
い塩である。好ましい塩基性物質は、25℃の温度下で
約3未満、より好ましくは約2.5未満のpKb値を示
す塩である。 [0007] 酸性物質又は塩基性物質に緊密に接触させるのに好まし
いフィルタ材は、その煙改変フィルタセグメントを組入
れた喫煙物品を製造し、貯蔵し、喫煙する条件下でそれ
らの酸性物質又は塩基性物質に対して化学的に実質的に
不活性なものである。 [0008] 本発明の喫煙物品には、炭素又はアルミナの粒子のよう
な基材によって担持された酸性物質又は塩基性物質を有
するフィルタ素子を用いることもできる。ただし、これ
はそれほど好ましい実施態様ではない。その場合、基材
によって担持された酸性物質又は塩基性物質をフィルタ
セグメントのフィルタ材中に分散させるか、あるいは、
キャビティ (例えば、いわゆる「三重フィルタ」のキ
ャビティ)内に配設することができる。 [0009] フィルタ素子は、煙改変フィルタセグメントだけから成
るものとしてもよいが、煙改変フィルタセグメントと、
それに組合せた少くとも1つの他のフィルタセグメント
から成るものとすることが好ましい。通常、煙改変フィ
ルタセグメントは、ポリエチレン、ポリプロピレン又は
ポリエチレンの繊維を含むものとし、煙改変フィルタセ
グメントと組合せる他のフィルタセグメントは、不織酢
酸セルローストウ又は不織酢酸ウェブを含むものとする
。所望ならば、フィルタ素子は、(i)酸性物質を含有
した煙改変フィルタセグメントと、(i i)塩基性物
質を含有した煙改変フィルタセグメントと、(i i 
i)少くとも1つの他のフィルタセグメントを含むもの
とすることができる。 [0010] 本発明の喫煙物品(即ち、煙改変フィルタセグメントを
組入れた喫煙物品)はいろいろな形態とすることができ
る。好ましい喫煙物品は、ロンド形のものである゛。例
えば、本発明の喫煙物品は、紙ラップ材で囲包した可喫
煙材(例えば、タバコ刻み補充料理ち刻みタバコ材から
成る補充料)を有するシガレットの形とすることができ
る。本発明を適用することができるいろいろなシガレッ
トの例は、米国特許第4,561,564号、4,92
4,883号、4.924.888号、4,941,4
85号、4,941,486号、及び4,942,88
8号に記載されている。本発明を適用するのに好適なそ
の他の喫煙物品の例は、米国特許第4,771,795
号、4,714,082号、4,756,318号4.
793,365号、4,827,950号、4,938
,236号、4゜955.399号、及びヨーロッパ特
許出願第212,234号、277.519号、280
,990号、305,788号に記載されている。 [0011]
【作用】
本発明に従って製造されたシガレットは、良好なタバコ
香味を発生し、フィルタセグメントに酸性物質及び、又
は塩基性物質が導入されていない類似のシガレットより
柔らかな喫味を呈し、しかも満足度の高い、まろやかな
喫煙特性を与える。なお、本発明のシガレットによって
得られる喫煙特性については後述する例1〜例14を参
照されたい。 [0012]
【実施例】
本発明の喫煙物品の代表的な実施例が第1及び2図に示
されている。シガレット10は、ラップ材18によって
囲包された可燃性可喫煙材15の装入物又はロールの円
筒形ロッド12を有する。ロッド12は、ここでは便宜
上、「可喫煙ロッド」又は「タバコロッド」又は単に「
ロッド」と称する。タバコロッドの両端は可喫煙材を露
呈させるために開放している。喫煙者は、可喫煙ロッド
12の一端19に点火する。ロッド12の可喫煙材が燃
焼する結果としてエアゾール(例えば、煙)が発生する
。可喫煙ロッド12は、点火端19から反対端(吸口端
)の方へ燃え進む。通常、タバコロッド12は、約50
mm〜約85mmの長さを有し、約16mm〜約28m
mの周囲長を有する。タバコロッド及びそれから成るシ
ガレットは、周知のシガレット製造技法及び装置を用い
て周知の形態に製造することができる。タバコロッドは
、所望ならば、2層の紙ラップ材で囲包することができ
る。 [0013] 第1図を参照して説明すると、シガレット10は、タバ
コロッド12に突合せ関係に軸方向に整列させその一端
に近接、好ましくは当接させたフィルタ素子20を含む
。フィルタ素子20は、円筒形であり、その直径は、タ
バコロッド12の直径に実質的に等しい。フィルタ素子
の両端は、空気及び煙の通過を許すように開放されてい
る。フィルタ素子20は、プラグラップ25で全長の外
周面を包被されたフィルタ材22がら成る。通常、フィ
ルタ素子20は、約20mrn〜約35mmの長さを有
し、約16mm〜約28mmの周囲長を有する。プラグ
ラップ25は、通常、慣用の紙プラグラップであり、空
気透過性であってもよぐ、あるいは実質的に不透過性で
あってもよい。 [0014] 本発明によれば、フィルタ素子20は、該フィルタ素子
内を通過するシガレットの主流煙の香味特性を改変する
ことができるように十分な酸性又は塩基性物質に緊密に
接触させた熱可塑性フィルタ材22で構成する。かくし
て、フィルタ材22は、煙改変フィルタ材とされる。 [0015] 第2図に示された実施例のシガレット10は、第1円筒
形フィルタセグメント28と第2円筒形フィルタセグメ
ント30を有するフィルタ素子20を備えている。フィ
ルタ素子20は、円筒形であり、その直径は、タバコロ
ッド12の直径に実質的に等しい。第1フィルタセグメ
ント28と第2フィルタセグメント30とは、互いに長
手方向に配置される。具体的にいえば、第1フィルタセ
グメント28は、タバコロッド12の一端に近接させて
配置し、第2フィルタセグメント30は、第1フィルタ
セグメントの吸口端側の一端に近接させて配置する。第
1フィルタセグメント28は、プラグラップ34で全長
の外周面を包被されたフィルタ材32から成る。第2フ
ィルタセグメント30は、プラグラップ38で同様に包
被された第2フィルタ材36から成る。第1フィルタセ
グメント28と第2フィルタセグメント30とは、突合
せ関係に軸方向に整列させ、好ましくは当接させ、プラ
グラップ40によって結合状態に保持する。プラグラッ
プ40の内面は、それぞれのフィルタセグメント28.
30の外面に固着する。フィルタセグメント28と30
とは、当業者に周知のプラグ筒(フィルタ筒)結合装置
を用いて所望の整列状態で供給することができる。 [0016] 通常、第1フィルタセグメント28は、シガレットの主
流煙の香味特性を改変することができる酸性又は塩基性
物質に緊密に接触させた熱可塑性繊維から成るフィルタ
材32を含む。即ち、第1フィルタセグメント28は、
煙改変フィルタセグメントである。第2フィルタセグメ
ント30は、通常、可塑化酢酸セルロースのトウ、酢酸
セルロースの不織ウェブ、ポリプロピレンのトウ、ポリ
プロピレンの不織ウェブをひた寄せしたもの等から成る
フィルタ材36で構成する。又、第2フィルタセグメン
ト30は、所望ならば、ラップで包被しない、酢酸セル
ロースから成るフィルタ素子とすることもできる。酢酸
セルロースの例としては、1フィラメント当り8デニー
ル、合計35,000デニールの酢酸セルロースのトウ
、又は、1フィラメント当り2.7デニール、合計39
,000デニールの酢酸セルロースのトウ、又は、1フ
ィラメント当り3デニール、合計35,000デニール
酢酸セルロースのトウがある。酢酸セルロースのトウは
、通常、トリアセチンを用いて可塑化される。第1フィ
ルタセグメントと第2フィルタセグメントのフィルタ材
を異なるものとすることが非常に好ましい。香味料及び
その他の煙改変剤は、所望に応じて、第1フィルタセグ
メント及び、又は第2フィルタセグメントに導入するこ
とができる。いろいろの種類の第2フィルタセグメント
力飄周知の技法及び機械を用いて製造されるフィルタロ
ッドから得られる。 【001月 第3図に示された実施例のシガレット10は、第1円筒
形フィルタセグメント28と、第2円筒形フィルタセグ
メント30と、両フィルタセグメントの間に配設された
第3円筒形フィルタセグメント42を有するフィルタ素
子20を備えている。第3円筒形フィルタセグメント4
2は、プラグラップ46で同様に包被された第3フィル
タ材44から成る。第1フィルタセグメント28、第2
フィルタセグメント30、及び第3フィルタセグメント
42は、突合せ関係に軸方向に整列させ、好ましくは当
接させ、プラグラップ40によって結合状態に保持する
。 プラグラップ40の内面は、それぞれのフィルタセグメ
ント28.30の外面に固着する。 [0018] 通常、第1フィルタセグメント28は、塩基性物質に緊
密に接触させたフィルタ材32を含み、第2フィルタセ
グメント30は、酢酸セルロースのトウのようなフィル
タ材36を含み、第3フィルタセグメント42は、酸性
物質に緊密に接触させたフィルタ材44を含む。あるい
は別法として、酸性物質に緊密に接触させたフィルタ材
44を含むフィルタセグメントをタバコロッドに隣接さ
せて配置し、塩基性物質に緊密に接触させたフィルタ材
32を含むフィルタセグメントをタバコロッドに隣接さ
せて配置したフィルタセグメントと、第2フィルタセグ
メント30との間に配置してもよい。 [0019] 第1.2及び3図を参照して説明すると、フィルタ素子
20は、フィルタ素子の全長とそれに隣接するタバコロ
ッド12の一部分を囲包するチッピング材(吸口紙)4
3を用いてタバコロッドに結合する。チッピング材43
の内面は、フィルタ素子20の外面及びタバコロッド1
2のラップ材18の外面に適当な接着剤を用いて固着す
る。チッピング材43及びラップ材18に一連の孔45
を穿設することなどにより空気稀釈手段(空気により主
流煙を稀釈するための空気取入れ手段)を設けることに
よって、好ましい通気孔付シガレットが得られる。一連
の孔45は、それらの孔を通して吸入された空気が第1
フィルタセグメント28の全長の少くとも一部分を貫流
するように位置づけする。 [0020] 煙改変フィルタ材を製造するのに有用なフィルタ材とし
てはいろいろなものがあるカミ通常、そのようなフィル
タ材は、合成付加重合体又は縮合重合体よりなる材料か
ら得られる。フィルタ材は、それに接触する塩基性物質
又は酸性物質に対して化学的に実質的に不活性なものと
する。フィルタ材として好ましいのは、合成付加重合体
である。アアセチル化セルロース樹脂(例えば、酢酸セ
ルロース)は、強い酸及び強い塩と化学的に反応する傾
向を有する。 [002月 煙改変フィルタ材を製造するのに有用なフィルタ材の1
種は、ポリエステル繊維から成るものである。ポリエス
テルは、一般に、多塩基性有機酸を多価アルコールでエ
ステル化することによって製造される合成重合体である
。例えば、ジメチルテレフタレートとエチレングリコー
ルを反応させてポリエチレンテレフタレ−トを生成する
ことができる。フィルタ材の全組成をポリエステル繊維
で構成してもよく、あるいは、別法として、ポリエステ
ル繊維と、木材パルプ、ポリオレフィン繊維(例えば、
ポリエチレン又はポリプロピレン繊維)、又は綿繊維等
との混合物又はブレンドによってフィルタ材を製造して
もよい。典型的な例では、フィルタ材は、その重量を基
準として少くとも約25%、好ましくは約40%のポリ
エステル繊維で構成する。このフィルタ材は、繊維又は
トウの不織ウェブで形成してもよく、あるいは別法とし
て、特にポリエステル繊維と木材パルプの混合物で構成
する場合はフィルタ材をシートの形とすることができる
。このウェブ又はシートの形のフィルタ材を当業者に周
知の技法によりひた寄せ、又は折畳みなどすることによ
って適当な形(例えば、円筒形)に形成することができ
る。(例えば、米国特許第4,807,809号参照)
[0022] 煙改変フィルタ材を製造するのに有用な別のタイプのフ
ィルタ材は、イーストマン・ケミカル・カンパニーから
43W繊維という商品名で販売されているポリエステル
繊維を含むものである。このタイプの好ましいフィルタ
材は、4SW繊維の不織ウェブであり、イーストマン・
ケミカル・カンパニーから4 T D不織−’7エプと
いう商品名で販売されているものである。このようなフ
ィルタ材は、約01〜約3重量%の、鉱油又はポリエチ
レングリコールモノラウレート(例えばPEG−モノラ
ウレート)のような潤滑剤に接触させたシート状ウェブ
として供給するのが好ましい。 [0023] 煙改変フィルタ材を製造するのに有用な更に別のタイプ
のフィルタ材は、ポリプロピレン繊維を含むものであり
、不織ポリプロピレン繊維の特に好ましいシート状ウェ
ブは、キンバリークラーク・コーポレーションがらPP
200SDという商品名で販売されているものである。 そのようなウェブは、米国特許第3,849.241号
に記載されているような溶融吹込成形法を用いて製造す
ることができる。(例えば、ヨーロッパ特許出願第33
0,709号参照)[0024] 煙改変フィルタ材を製造するのに有用な更に別のタイプ
のフィルタ材は、ポリエチレン繊維を含むものである。 この煙改変フィルタ材の全組成をポリエチレン繊維で構
成してもよく、あるいは、別法として、ポリエチレン繊
維と、木材パルプ、ポリプロピレン繊維、ポリエステル
繊維、又は綿繊維等との混合物又はブレンドによって煙
改変フィルタ材を製造してもよい。典型的な例では、フ
ィルタ材は、その重量を基準として少くとも約25%、
好ましくは少くとも約40%、多くの場合50%以上の
ポリエチレン繊維で構成する。このフィルタ材は、繊維
又はトウの不織ウェブで形成してもよく、あるいは別法
として、特にポリエチレン繊維と木材パルプの混合物で
構成する場合はフィルタ材をシートの形とすることがで
きる。このウェブ又はシートの形のフィルタ材を当業者
に周知の技法によりひた寄せ、又は折畳みなどすること
によって適当な形(例えば、円筒形)に形成することが
できる。 [0025] 酸又は塩に緊密に接触させる煙改変フィルタ材として、
いろいろな合成付加重合体又は合成組合せ重合体の配合
物を用いることができる。第2フィルタセグメントは、
合成重合体、セルロース樹脂、アセチル化セルロース樹
脂、綿繊維、又はそれらのフィルタ材の組合せ又は複合
体であってよい。 [0026] フィルタ材の組成及び形態は、いろいろに変えることが
できるので、最終フィルタセグメントの粒状物透過効率
は、比較的低いレベルから比較的高いレベルにまで変更
することができる。 [0027] 酸性物質は、ブロンステッド酸として機能し、陽子を放
出することができる官能価を有する物質である。本発明
に使用される酸性物質は、強い酸であり、通常、水溶性
の無機酸である。本発明に使用される代表的な酸性物質
は、25℃の温度下で約3未満、より好ましくは約2.
5未満、更に好ましくは約2未満、最も好ましくは約1
未満のpK  値を示す酸である。そのような無機酸の
例としては、燐酸、硫酸等がある。 [0028] 塩基性物質は、ルイス塩として機能し、電子対を放出す
ることができる官能価を有する物質である。本発明に使
用される塩基物質は、強い塩であり、通常、水不溶性の
無機塩である。本発明に使用される代表的な塩基性物質
は、25℃の温度下で約3未満、より好ましくは約2.
5未満、更に好ましくは約2未満、最も好ましくは約1
未満のp K b値を示す酸である。そのような無機塩
の例としては、金属水酸化物(例えば、ナトリウム水酸
化物、カリウム水酸化物)がある。 [0029] 塩基性物質又は酸性物質に緊密に接触させる典型的なフ
ィルタ材は、そのフィルタ材の重量を基準として、最高
的50%、通常最高約30%、多くの場合最高約10%
の塩基性物質又は酸性物質を包含するものとする。塩基
性物質又は酸性物質に緊密に接触させる典型的なフィル
タ材は、そのフィルタ材の重量を基準として、約0.1
%以上、通常約0.5%以上、多くの場合約1%以上、
場合によっては約3%以上の塩基性物質又は酸性物質を
包含するものとする。 第1.2及び3図を参照して説明したタイプのシガレッ
ト(即ち、タバコロッドのタバコ刻み補充料のような可
喫煙材を燃焼させて主流煙を発生するシガレット)の煙
改変フィルタセグメント中に含有させる塩基性物質又は
酸性物質の含有量は、そのシガレットの可喫煙材の重量
を基準として、通常最高約15%、多くの場合最高約2
0%とする。本発明による煙改変フィルタセグメントを
有するシガレットは、そのシガレットの可喫煙材の重量
を基準として、約0.02%以上、多くの場合約5%以
上の塩基性物質又は酸性物質を含有するものとする。 [0030] フィルタ材に緊密に接触させた塩基性物質を有する代表
的な煙改変フィルタ材は、25℃の温度下で約8より大
きい、通常約9より大きい、多くの場合的10より大き
いpH値を示す。 フィルタ材に緊密に接触させた酸性物質を有する代表的
な煙改変フ不ルタ材は25℃の温度下で約6未満、通常
約4未満、多くの場合約2未満のpH値を示す。 本発明においては、煙改変フィルタ材のpH値の測定は
、煙改変フィルタ材を含むフィルタセグメントを蒸留水
に接触させ、得られて液体のpH値を適正に校正された
水素イオン電極式pHメータを用いて測定することによ
って行われる。 従って、ここでいうフィルタ材のpH値は、いわゆる「
溶液pHJである。 [0031] 煙改変フィルタセグメントはいろいろな態様で調製する
ことができる。典型的な例では、塩基性物質又は酸性物
質を液体(例えば、水)内に入れ、その液体をグラビア
ロール法又はサイジングプレス法を用いてフィルタ材の
ウェブ又はシートに塗布し、そのウェブ又はシートから
液体を除去する。所望ならば、塩基性物質又は酸性物質
を液体(例えば、水)内に入れ、その液体をフィルタ材
の面に吹きつけるか、あるいは、その液体をフィルタ材
に注入することによってフィルタ材に接触させてもよい
。 [0032] 随意選択としてフィルタ材に緊密に接触させるのに好ま
しいタバコ抽出物は、タバコ材を水性溶液(即ち、主と
して水から成る、好ましくは90重量%以上の水、多く
の場合実質的に純粋の水から成る水性溶液)で抽出する
ことによって得られるタバコ抽出物である。タバコ抽出
物の組成は、抽出されるタバコ材の種類、抽出溶媒、及
び抽出条件等の要素に応じているいろに変更することが
できる。 タバコ抽出物のニコチン含有量もいろいろであってよい
が、タバコ抽出物の乾量を基準として約50%未満、通
常、約25%未満、多くの場合約15%未満であること
が好ましい。そのような好ましいタバコ抽出物は、タバ
コの香味成分のうちの多くの成分について比較的高い含
有率を有している。タバコ抽出物を調製し、処理する方
法は、ヨーロッパ特許出願第326,370号及び33
8,831号に記載されている。その他のタバコ抽出物
としては、1989年12月18日付の米国特許出願第
452,175号に開示されたものがある。 [0033] 典型的な例では、タバコ抽出物を液体内に入れ、そのタ
バコ抽出物と液体をグラビアロール法又はサイジングプ
レス法を用いてフィルタ材のウェブ又はシートに塗布し
、ウェブ又はシートから液体を除去する。所望ならば、
タバコ抽出物を液体キャリア内に混合し、フィルタ材上
に吹付けてもよい。この随意選択のタバコ抽出物は、強
塩基性物質又は強酸性物質をフィルタ材に接触させる前
、又は接触させる工程中、又は接触させた後にフィルタ
材に接触させることができる。りバコ抽出物は、噴霧乾
燥又は凍結乾燥させた抽出物又はタバコエツセンスであ
ってよく、それを水又はその他の液体内に溶解又は分散
させ、フィルタ材に塗布しうる状態にする。通常、[j
■意選択としてこのようにフィルタ材に緊密に接触させ
たタバコ抽出物は、約5〜約6重量%の湿分を有する力
板タバコ抽出物の湿分は必要に応じて変えることができ
る。 [0034] 随意選択のタバコ抽出物に緊密に接触せしめられたフィ
ルタ材は、典型的な例では、そのフィルタ材から成るフ
ィルタ素子を組入れたシガレットの喫煙前の時点で、フ
ィルタ材とタバコ抽出物の總乾量を基準として、最高的
60%、好ましくは約5〜約55%、より好ましくは約
10〜約45%、最も好ましくは約20〜約40%のタ
バコ抽出物を包含するものとする。 [0035] 上記酸性物質は別の酸性物質及び、又は塩と組合せても
よく、上記塩基性物質は別の塩基性物質及び、又は塩と
組合せてもよい。そのよっな別の酸性物質としては、有
機酸のような酸がある。代表的な有機酸は、少くとも1
つのカルボン酸官能基を含むものである。そのような有
機酸の例としては、レブリン酸、ピルビン酸、リンゴ酸
、マロン酸、マレイ酸、酒石酸、クエン酸、しゅう酸、
乳酸、フマル酸、アジピン酸、酢酸、プロピオン酸、フ
ェニール酢酸、酪酸、イソ吉草酸カプロン酸、カプリル
酸、カプリン酸等であり、更に、セリン、テオニン、フ
ェニルアラニン、グルタミン、プロリン、アスパラギン
、アスパラギン酸、グラタミン酸等のアミノ酸が挙げら
れる。アミノ酸のようなある種の酸は、酸性官能基及び
塩基性官能基を包含している。又、上記別の塩基として
は、有機塩基を用いることができる。有機塩基の一例は
、尿素である。追加すべき上記別の塩としては、有機酸
の無機塩、無機酸の塩、有機酸の有機塩等の塩を用いる
ことができる。塩の例としては、上述した有機酸のナト
リウム、カリウム、カルシウム及びマグネシウム塩、燐
酸、硼酸及び炭酸のナトリウム、カリウム、カルシウム
及びマグネシウム塩、燐酸、炭酸及び上述した各種有機
酸のアンモニウム塩、及び上述した各種有機酸のニコチ
ン塩等がある。有機酸のニコチン塩は、通常、1:12
:1又は3:1の有機酸対ニコチンのモル比を有する。 そのような有機酸のニコチン塩の例は、米国特許第4,
830,028号に記載されている。 [0036] フィルタ材に緊密に接触させる随意選択の上記別の酸性
物質、塩基性物質又は塩の量は、いろいろに変えること
ができる力板通常、そのフィルタ材の重量を基準として
、約5%未満とする。それらの随意選択の別の物質は、
注入法、サイジングプレス法、グラビアロール法等によ
ってフィルタ材に緊密に接触させることができる。それ
らの物質をフィルタ材に接触させる操作は、強酸性又は
強塩基性物質をフィルタ材に接触させる前、接触させた
後、又は接触させる操作中に行うことができる。 [0037] フィルタ材には、又、少量の潤滑剤を含有させることが
できる。潤滑剤の例としては、多価アルコール(例えば
、グリセリン、プロピレングリコール等)、脂肪酸、鉱
油、植物油、及び脂肪酸のプロピレングリコールエステ
ルがある。このような潤滑剤は、ウェブ又はトウに可撓
性を付与し、添加剤をフィルタ材全体に均一に拡散させ
る能力を高め、熱を加える必要なしに成形することがで
きるウェブ又はトウを得ることを可能にする。 [0038] 酸性物質又は塩基性物質及び随意選択の潤滑剤に緊密に
接触させた代表的なフィルタ材は、そのフィルタセグメ
ントを組入れたシガレットを喫煙する前の時点で、それ
らのフィルタ材、酸性物質又は塩基性物質及び潤滑剤の
絶乾量を基準として、最高約10%、好ましくは最高約
5%の潤滑剤を含有する。随意選択の潤滑剤は、酸性物
質又は塩基性物質をフィルタ材に接触させるのとほぼ同
じ態様でフィルタ材に緊密に接触させる。 [0039] 主流煙の香味特性を高揚するための物質を含む他の主流
煙改変物質を用いることもできる。そのような、主流煙
改変物質としては、アマトリ化合物及びアミノ糖(例え
ば、グルコサミン、アスパラギンフルクトース)を始め
、ココア、甘草、糖類、シロップ、メントール、スペア
ミント等がある。 [0040] 本発明にはいろいろな種類の可喫煙材を使用することが
できる。特に好ましい可喫煙材の例は、火力乾燥させた
、オリエンタル種、メリーランド種及びバーレ一種タバ
コ等のタバコ材、及び、珍種タバコ材、特殊タバコ材等
である。一般にこれらのタバコ材は、熟成させたもので
ある。本発明に使用するタバコ材は、タバコ葉片、加工
タバコ葉柄、再構成タバコ材、高膨張させたタバコ補充
料又はそれらのブレンドであってよい。いろいろな再構
成法を用いているいろな種類の再構成タバコ材を製造す
ることができる。上述した各種材料及び各種タバコ材を
ブレンドにして用いることもできる。可喫煙材は、一般
に、慣用のシガレットの製造におけるのと同様に刻み補
充料の形とする。例えば、可喫煙補充料は、幅面5.0
8〜0.423mm、好ましくは約1.27〜約0.6
35mmの小片、裁刻片又はストランドの形で用いるこ
とができる。一般に、そのような/」1片は、約0.6
25〜約76.2mmの長さを有する。 【004月 補充料は、ケーシング又はトップドレッシング剤を添加
して、あるいは添加せずに使用することができる。(例
えば、レフィングエル他著の「喫煙製品のためのタバコ
香味料」、1972年刊参照。)当業者に周知の技法を
用いてメントールのような香味料をシガレットに添加す
ることができる。所望ならば、刻み補充料への添加剤と
して有機酸等の香味添加剤をシガレットに添加すること
ができる。(例えば、米国特許第4,830.28号参
照。)[0042] 可喫煙材15の装入物を囲包するラップ材18として、
いろいろな種類のラップ材を用いることができる。好適
なラップ材は、キンバリークラーク・コーポレーション
から基準No、719.754.756.854及び8
56という商品番号で販売されているシガレット用紙ラ
ップである。又、やはりキンバリークラーク・コーポレ
ーションからP2123−101、P2123−102
、P2123−104、P2123−106、P212
3−.107、P、2123−IQ8P2123−10
9、P2123−111、P21,23−112、P2
123114という商品番号で販売されているシガレッ
ト用紙ラップ、及び、エクスタ・コーポレーションから
TODO1788、TODO3363、TODO373
2、TOD03957、TOD03949、TODO3
950、TODO3954、TOD04706、TOD
O4742、TODO4708という商品番号で販売さ
れているシガレット用紙ラップも同様に好適である。あ
る種の紙ラップは、固有の低い空気透過率(例えば、コ
レスタ単位約15未満の透過率)を有する。特に好まし
い紙ラップは、広い面積に亙って付与された炭酸カルシ
ラ充填材を有し、琥珀酸カリウム(燃焼改変添加剤)を
比較的多量に塗布された、空気透過率の低い、基本重量
の大きい紙ラップである。そのような紙ラップは、上述
したキンバリークラーク・コーポレーションのP212
3−114である。モウ1つの好適な紙ラップは、 (
i)炭酸カルシウム及び水酸化マグネシウムの充填材と
、酢酸カリウム(燃焼改変添加剤)を有し、固有の空気
透過率が低く、基本重量が大きく、(i i)正味空気
透過率を低くするために(例えば、コレスタ単位50以
上の正味透過率とするために)静電法で穿孔された紙ラ
ップである。そのような紙ラップは、エクスタ・コーポ
レーションから販売されているTODO3732及びT
ODO4742である。 [0043] 通常、チッピング材43は、フィルタ素子20の全長と
、タバコロッド12の全長の一部分(約3〜約6mm)
を囲包する。チッピング材は、通常、慣用の紙チッピン
グ材である。チッピング材の気孔率は、いろいろな度合
のものとすることができる。例えば、チッピング材は、
実質的に空気不透過性であってもよく、あるいは空気透
過性であってもよく、あるいは、例えば機械的手段又は
レーザーを用いてチッピング材に複数の小孔又は開口を
穿設し、空気稀釈手段を形成するようにすることもでき
る。それらの孔の總断面積乃びシガレットの円周方向に
沿っての配置は、シガレットの性能特性を制御するため
にいろいろに変更することができる。空気稀釈手段は、
フィルタ素子の、吸口端から最大限の距離のところに設
けることが好ましい。この最大限の距離は、使用される
チッピング材の種類及びシガレット製造装置及び方法に
随伴する製造上の制約等の要素によって決定される。例
えば、27mmの長さを有するフィルタ素子の場合は、
上記最大限の距離は、そのフィルタ素子の吸口端から約
23〜約26mmの範囲である。 [0044] ここでいう「空気稀釈率」とは、シガレットを通して吸
込まれシガレットの吸口端から流出する空気力び煙の総
容積に対する、空気稀釈手段を通して吸込まれる空気の
容積の比(通常%で表わされる)のことである。本発明
の空気希釈手段シガレットの場合、稀釈空気の量をいろ
いろに定めることができるカミ通常、空気稀釈率は、約
10%以上とし、典型的な例では約20%以上とし、多
くの場合約30%以上とする。一般に、比較的周囲長の
小さい(即ち、約21mm未満の)シガレットの場合は
、空争希釈率は、周囲長の大きいシガレットの場合より
多少低くすることができる。シガレットの空気稀釈率の
上限は、通常、約85%未満であり、多くの場合約75
%未満である。 [0045] 本発明のシガレットは、空気の吸込みに対する望ましい
高い抵抗を有する。例えば、本発明のシガレットを通し
て吸込まれる空気の圧力降下は、17.5cc/秒の空
気流量において約50〜200mm (水柱)である。 通常、シガレットの圧力降下値は、フィルトロナ・イン
スツルメンツ・アンド・オートメーション社製のフイル
トロナ・フィルタテスト・ステーション(CTSシリー
ズ4)を用いて測定される。本発明のシガレットは、1
7.5cc/秒の空気流量において、好ましくは約70
〜約180mm(水柱)、より好ましくは約80〜約1
50mm(水柱)の圧力降下を示す。 [0046] 以下に、本発明のいろいろな具体例を示すが、それらは
本発明を限定するものではない。特に断らない限り、以
下の例で述べる「部」及び「%」は、重量を基準とした
ものである。 [0047] 例1 第2図に示されているのと実質的に同様のシガレットを
以下のようにして調整する。 このシガレットは、全長84mm、周囲長24.8mm
であり、長さ57mmのの可喫煙ロッドと、長さ27m
mのフィルタ素子を有する。可喫煙ロッドは、単一層の
紙ラップで囲包した可喫煙材のブレンドから成る。この
ロッドの可喫煙材の重量は、約0.665gである。フ
ィルタ素子は、2つのセグメントを有するものである。 第1フィルタセグメントは、煙改変フィルタセグメント
であり、可喫煙ロッドに隣接させて配置する。第2フィ
ルタセグメントは、トリアセチンで可塑化された酢酸セ
ルロースのトウ(1フィラメント当り3.3デニール、
合計35,000デニール)を非孔質の紙プラグラップ
で囲包したものである。第2フィルタセグメントは、長
さが15mmであり、第1フィルタセグメントに隣接し
て配置する。フィルタ素子は、非孔質のチッピング材を
用いて可喫煙ロッド即ちタバコロッドに結合する。チッ
ピング材は、フィルタ素子の全長と、それに隣接するタ
バコロッドの一部分(4rnmの長さ)を囲包する。こ
のシガレットには空気希釈手段を設けない。 [0048] 第1フィルタセグメントのフィルタ材は、イーストマン
・ケミカル・カンパニーから4TDという商品番号で販
売されている連続的な不純シート状ウェブである。この
ウェブは、イーストマン・ケミカル・カンパニーから4
3Wという商品番号で販売されているポリエステル繊維
から成り、約1.25oz/yd2の基本重量を有し、
約196.85mmの幅を有する。このウェブに約1%
未満の鉱山を塗布し、強塩基を緊密に接触させる。第1
フィルタセグメントは、米国特許第4,870,809
号の例1に記載されたロッド形成装置を用いてボビンか
ら繰り出される連続ウェブをひた寄せすることによって
形成する。この装置は、ウェブ接触面に連続的に水を塗
布されるようにした舌状部材を有している。そのように
して得られた第1フィルタセグメントを非孔質の紙プラ
グラップで囲包する。第1フィルタセグメントの重量は
約0.118gである。 [0049] 第1フィルタセグメントのフィルタ材に以下のようにし
て水酸化ナトリウムを緊密に接触させる。即ち、該塩基
(水酸化ナトリウム)を水に溶解させて約10%の濃度
の塩基溶液を調製し、その塩基溶液的2.’ 8 ミク
ロリットルを注入器を用いて第1フィルタセグメントに
注入する。かくして、第1フィルタセグメントは、その
フィルタ材の重量を基準として、該フィルタ材に緊密に
接触した約2%の水酸化ナトリウムを含有する。次いで
、このフィルタセグメントを少くとも24時間放置して
定着させる。 [00501 可喫煙ロッドの紙ラップは、亜麻と炭酸カルシウムとか
ら成るものである。そのような紙ラップは、キンバリー
クラーク・コーポレーションから基準No、854とい
う商品番号で販売されている。 [0051] 可喫煙材は、膨嵩させた火力乾燥バーレ一種タバコの薄
片と、火力乾燥タバコの薄片と、バーレ一種タバコの薄
片と、再構成タバコと、オリエンタル種タバコの薄片と
のブレンドである。この可喫煙材は、lin当り32カ
ツトのストランドに切断した薄片の形である。−上記膨
嵩せた火力乾燥バーレ一種タバコは、膨嵩させ、刻み補
充料の形に切断したタバコ薄片である。 可喫煙材の上記ブレンドに加湿剤及び香味料でケーシン
グ乃びトップドレッシングを施し、ブレンドの総湿分を
約12%とする。 [0052] 例1で製造した5本のシガレットのフィルタ素子を、チ
ッピング紙を切り裂いてタバコロッドから切り離し各フ
ィルタ素子を長手方向に4つのセグメントに切断して1
00m1の蒸留水中に浸漬し、約12時間撹拌した。こ
の液体のpHを25℃の温度下でコーニング社製の10
7型pH/’Cメータを用いて測定した。 このようにして測定したフィルタ素子のpHは8.0で
あった。 [0053] このようにして製造されたシガレットの可喫煙ロッドに
点火して喫煙すると、このシガレットは、良好なタバコ
香味を発生し、フィルタセグメントに水酸化ナトリウム
が導入されていない類似のシガレットより柔らかな喫味
を呈し、しかも満用度の高い、まろやかな喫煙特性を与
える。 [0054] 例−A シガレットの吸口端から約13mmの部位でチッピング
材に複数の孔を円周方向に間隔をおいて穿設し、それに
よってシガレットの主流煙を50%のレベルにまで空気
稀釈するようにした点を除いて例1で説明したのと同様
のシガレットを調製する。 [0055] 例3 第1フィルタセグメントのフィルタ材に緊密に接触した
燐酸を含有させる点を除いて例1で説明したのと同様の
シガレットを調製する。詳述すれば、約1%の[005
6] このようにして製造されたシガレットを例1のように喫
煙すると、このシガレットは、非常にマイルドな主流煙
を発生する。詳述すれば、この主流煙は、刺激性が低く
、しかも、僅かな木の香と辛味を有する香味層がな、柔
ら゛がなタバコ喫味を呈する。 [0057] 例4 シガレットの吸口端から約13mrnの部位でチッピン
グ材に複数の孔を円周方向に間隔をおいて穿設し、それ
によってシガレットの主流煙を50%のレベルにまで空
気稀釈するようにした点を除いて例3で説明したのと同
様のシガレットを調整する。 [0058] 例5 第1フィルタセグメントが、例1で述べたロッド形成装
置を用いてポリプロピレン繊維の不織ウェブをひた寄せ
することによって形成される点を除いて例1で説明した
のと同様のシガレットを調製する。このウェブは、キン
バリークラーク・コーポレーションからPP、200S
Dという商品番号で販売されているものであり、298
.45mmの幅を有し、約0.7oz/yd2の基本重
量を有する。このウェブに、水酸化ナトリウムを緊密に
接触させる。詳述すれば、水酸化ナトリウムを水に溶解
させて約10%の濃度の塩基溶液を調製し、その塩基溶
液約2.3ミクロリツトルを注入器を用いて第1フィル
タセグメントに注入する。次いで、このフィルタセグメ
ントを少くとも24時間放置して定着させる。 このフィルタ素子のpHは、例1のようにして測定した
ところ、8.0であった[0059] このようにして製造されたシガレットを例1のように喫
煙すると、このシガレットは、マイルドで、柔らかな快
い香喫味を有する主流煙を発生する。 [0060] 例6 シガレットの吸口端から約13mmの部位でチッピング
材に複数の孔を円周方向に間隔をおいて穿設し、それに
よってシガレットの主流煙を50%のレベルにまで空気
稀釈するようにした点を除いて例5で説明したのと同様
のシガレットを調整する。 [0061] 例7 第1フィルタセグメントのフィルタ材にその重量を基準
として約1%の燐酸を緊密に接触させる点を除いて例5
で説明したのと同様のシガレットを調整する。 詳述すれば、約1%の濃度の燐酸の水溶液的11.6ミ
クロリツトルを第1フィルタセグメントに注入する。 [0062] 例8 シガレットの吸口端から約13mmの部位でチッピング
材に複数の孔を円周方向に間隔をおいて穿設し、それに
よってシガレットの主流煙を50%のレベルにまで空気
稀釈するようにした点を除いて例5で説明したのと同様
のシガレットを調製する。 [0063] 例9 長glommのポリエステル/水酸化ナトリウム(水酸
化ナトリウムを添加したポリエステル繊維)から成るフ
ィルタセグメントを例1に述べたようにして製造する。 「タバコを燃焼させずに加熱する新規なシガレットのプ
ロトタイプに関する化学的生理学的研究JR,,J、レ
ノルズ・タバコ・カンパニー刊(L988年)に記載さ
れているシガレットにおいて、そのタバコ紙製フィルタ
に代えてこの例9のフィルタセグメントを使用する。 [0064] 例10 第3図に示されているのと実質的に同様のシガレットを
以下のようにして調整する。 このシガレットは、フィルタ素子を3つのフィルタセグ
メントで構成し、第1フィルタセグメントの長さを約1
0mmとし、第2フィルタセグメントの長さを約11m
mとし、第3フィルタセグメントの長さを約10mmと
する点を除いては例5のようにして製造する。第2フィ
ルタセグメントは、例1で述べた酢酸セルロースのフィ
ルタセグメントである。第1フィルタセグメントは、ポ
リプロ・ピレン繊維の不織ウェブに水酸化ナトリウムを
緊密に接触させたものである。詳述すれば、第1フィル
タセグメントのフィルタ材には、約10%の濃度の水酸
化ナトリウムの水溶液約2.3ミクロリツトルを注入す
る。第1フィルタセグメントと第2フィルタセグメント
の間に配置する第3フィルタセグメントは、ポリプロピ
レン繊維の不織ウェブに燐酸を緊密に接触させたもので
ある。詳述すれば、第3フィルタセグメントのフィルタ
材には、約10%の濃度の燐酸水溶液面2.3ミクロリ
ツトルを注入する。 [0065] 例11 第1図に示されているのと実質的に同様のシガレッ・ト
を例1のようにして調整する。ただし、フィルタ材には
、例5で述べたポリプロピレンを用いる。フィルタ素子
の長さは約27mmとする。このフィルタ材には、約1
0%の濃度の水酸化ナトリウムの水溶液約7.4ミクロ
リツトルを注入する。 [0066] 例12 シガレットの吸口端から約13mrnの部位でチッピン
グ材に複数の孔を円周方向に間隔をおいて穿設し、それ
によってシガレットの主流煙を50%のレベルにまで空
気稀釈するようにした点を除いて例11で説明したのと
同様のシガレットを調製する。 [0067] 例13 第1図に示されているのと実質的に同様のシガレットを
例1のようにして調整する。ただし、フィルタ材には、
例5で述べたポリプロピレンを用いる。フィルタ素子の
長さは約27mmとする。このフィルタ材には、約10
%の濃度の燐酸水溶液的9.5ミクロリツトルを注入す
る。 [0068] 例14 シガレットの吸口端から約13mmの部位でチッピング
材に複数の孔を円周方向に間隔をおいて穿設し、それに
よってシガレットの主流煙を50%のレベルにまで空気
稀釈するようにした点を除いて例13で説明したのと同
様のシガレットを調製する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1図は、本発明の一実施例による喫煙物品の長手断面
図である。
【図2】 第2図は、本発明の別の実施例による喫煙物品の長手断
面図である。
【図3】 第3図は、本発明の更に別の実施例による喫煙物品の長
手断面図である。
【符号の説明】
10ニジガレツト 12:可喫煙ロッド又はタバコロッド 15:可喫煙材 18ニラツブ材 20:フィルタ素子 22:フィルタ材 25ニブラグラツプ 28:第1フィルタセグメント :第2フィルタセグメント :煙改変フィルタ材 ニブラグラップ :第2フィルタ材 ニブラグラップ材 :第3フィルタセグメント :チッピング材 :第3フィルタ材 :孔(空気稀釈手段)
【書類者】
【図1】
【図2】
【図3】 図面

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙ラップによって囲包されて可喫煙ロッド
    を形成する可喫煙材の装入物を有するシガレットであっ
    て、該可喫煙ロッドの一端に隣接して配設されたフィル
    タ素子を有し、該フィルタ素子は、25℃の温度下で約
    3未満のpK_a値を示す酸性物質に緊密に接触せしめ
    られた熱可塑性フィルタ材を含むことを特徴とするシガ
    レット。
  2. 【請求項2】酸性物質に緊密に接触せしめられた前記フ
    ィルタ材は、該フィルタ材の重量を基準として約0.1
    %より多い酸性物質を含むことを特徴とする請求項1に
    記載のシガレット。
  3. 【請求項3】前記酸性物質は、燐酸であることを特徴と
    する請求項1に記載のシガレット。
  4. 【請求項4】前記フィルタ材は、不織ポリエチレン繊維
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のシガレット。
  5. 【請求項5】前記フィルタ材は、不織ポリエステル繊維
    を含むことを特徴とする請求項4記載のシガレット。
  6. 【請求項6】前記フィルタ材は、不織ポリプロピレン繊
    維を含むことを特徴とする請求項4記載のシガレット。
  7. 【請求項7】前記フィルタ素子は、長手方向に配列され
    た第1フィルタセグメントと第2フィルタセグメントを
    含み、第1フィルタセグメントは、酸性物質に緊密に接
    触せしめられたフィルタ材を有し、前記可喫煙ロッドに
    隣接して配置されており、第2フィルタセグメントは、
    不織フィルタ材を有し、該第1フィルタセグメントに隣
    接して配置されていることを特徴とする請求項1に記載
    のシガレット。
  8. 【請求項8】前記第2フィルタセグメントの不織フィル
    タ材は、不織酢酸セルロースを含むことを特徴とする請
    求項7に記載のシガレット。
  9. 【請求項9】前記第2フィルタセグメントの不織フィル
    タ材は、不織ポリエステルを含むことを特徴とする請求
    項7に記載のシガレット。
  10. 【請求項10】前記第2フィルタセグメントの不織フィ
    ルタ材は、不織ポリプロピレンを含むことを特徴とする
    請求項7に記載のシガレット。
  11. 【請求項11】紙ラップによって囲包されて可喫煙ロッ
    ドを形成する可喫煙材の装入物を有するシガレットであ
    って、該可喫煙ロッドの一端に隣接して配設されたフィ
    ルタ素子を有し、該フィルタ素子は、25℃の温度下で
    約3未満のpK_b値を示す塩基性物質に緊密に接触せ
    しめられた熱可塑性フィルタ材を含むことを特徴とする
    シガレット。
  12. 【請求項12】塩基性物質に緊密に接触せしめられた前
    記フィルタ材は、該フィルタ材の乾量を基準として約0
    .1%より多い塩基性物質を含むことを特徴とする請求
    項11に記載のシガレット。
  13. 【請求項13】前記フィルタ材は、不織ポリエチレン繊
    維を含むことを特徴とする請求項11に記載のシガレッ
    ト。
  14. 【請求項14】前記フィルタ材は、不織ポリエステル繊
    維を含むことを特徴とする請求項11記載のシガレット
  15. 【請求項15】前記フィルタ材は、不織ポリプロピレン
    繊維を含むことを特徴とする請求項11記載のシガレッ
    ト。
  16. 【請求項16】前記フィルタ素子は、長手方向に配列さ
    れた第1フィルタセグメントと第2フィルタセグメント
    を含み、第1フィルタセグメントは、塩基性物質に緊密
    に接触せしめられたフィルタ材を有し、前記可喫煙ロッ
    ドに隣接して配置されており、第2フィルタセグメント
    は、不織フィルタ材を有し、該第1フィルタセグメント
    に隣接して配置されていることを特徴とする請求項11
    に記載のシガレット。
  17. 【請求項17】前記第2フィルタセグメントの不織フィ
    ルタ材は、不織酢酸セルロースを含むことを特徴とする
    請求項16に記載のシガレット。
  18. 【請求項18】前記第1フィルタセグメントの不織フィ
    ルタ材は、不織ポリエステルを含むことを特徴とする請
    求項16に記載のシガレット。
  19. 【請求項19】前記第1フィルタセグメントの不織フィ
    ルタ材は、不織ポリプロピレンを含むことを特徴とする
    請求項16に記載のシガレット。
  20. 【請求項20】25℃の温度下で約3未満のpK_a値
    を示す酸性物質に緊密に接触せしめられた不織熱可塑性
    フィルタ材を含むフィルタ素子を有することを特徴とす
    る喫煙物品。
  21. 【請求項21】前記フィルタ素子は、更に、25℃の温
    度下で約3未満のpK_b値を示す塩基性物質に緊密に
    接触せしめられた不織熱可塑性フィルタ材を含ことを特
    徴とする請求項20に記載の喫煙物品。
  22. 【請求項22】25℃の温度下で約3未満のpK_b値
    を示す塩基性物質に緊密に接触せしめられた不織熱可塑
    性フィルタ材を含むフィルタ素子を有することを特徴と
    する喫煙物品。
  23. 【請求項23】前記フィルタ素子は、更に、25℃の温
    度下で約3未満のpKa値を示す酸性物質に緊密に接触
    せしめられた不織熱可塑性フィルタ材を含ことを特徴と
    する請求項22に記載の喫煙物品。
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