JPH06500839A - 特に下水処理場における給水溝から沈砂を分離しかつ除去するための縦長沈砂捕集部 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 特に下水処理場における給水溝から沈砂を分離しかつ除去するための縦長沈砂捕 集部 特に台形の断面を有しておりかつ真っ直くな区間として指向している沈殿溝を備 え、この沈殿溝の底部領域内において沈砂のための捕集空域で給水溝内の流動方 向と反対方向で働く搬送装置が設けられており、かつ搬送コンベヤ装置から引渡 される沈砂を斜め方向で上方向へと搬出する選別コンベヤ装置を備えている、特 に下水処理場における給水溝から沈砂を分離しかつ除去するための縦長沈砂捕集 部に関する。　縦長沈砂捕集部とは大体水平に真っ直ぐな区間として経過してい る平坦な沈砂捕集部を意味している。水内に含有されている或いは水と一緒に帯 行される沈砂はこの区間を流過する間に沈殿溝の底部方向に沈殿し、この位置に 形成されている捕集空域内に移行する。次いで沈砂はこの捕集空域から、例えば しばしばコンベヤスクリューとして形成されている搬送コンベヤ装置により除去 される。

沈砂とは粒径＞９．２ｍｍの材料を意味する。この沈砂は可能な限り付着する有 機成分を帯行しないように分離されなければならない。従って沈砂捕集部は、沈 砂を清澄汚泥から分離する働きも行う。この意味では、搬送コンベヤ装置の働く 方向が給水溝内の流動方向と反対方向に指向していることが重要である。縦長沈 砂捕集部は搬送コンベヤ装置の領域内において沈砂を洗浄する働きも行う。

冒頭に記載した様式の縦長沈砂捕集部は公知である。この縦長沈砂捕集部は台形 のもしくは台形様の断面を備えており、この断面は非対称的であり、ただ一つの イψ斜して建込まれている壁部を備えているに過ぎない。搬送コンベヤ装置は捕 集空域内において沈殿溝の最も深い場所、即ち排水溝を貫通している垂直な壁部 の領域内に縦中央面に対しで偏心して設けられている。この縦長沈砂捕集部には 選別コンベヤ装置が所属しており、この選別コンベヤ装置は搬送コンベヤ装置か ら引渡された沈砂を斜め方向で上方向へと搬出する。選別コンベヤ装置は、引渡 された沈砂を収容しかつ搬出するために、搬送コンベヤ装置よりも深い位置に取 付けられていなければならない。選別コンベヤ装置を一緒に垂直な壁部の傍らに 、即ち沈殿溝の本来の断面の外側に設けることは知られている。これにより構造 に要する経費が増大する。また、搬送コンベヤ装置を沈殿溝の断面の縦中央面に 対して偏心して、しかし最も深い場所でない所に設け、選別コンベヤ装置を最も 深い場所に、即ち垂直な壁部に直ぐ隣接して設けることも知られている。この場 合、搬送コンベヤ装置も選別コンベヤ装置も縦中央面に対して偏心して設けられ ている。

また、沈殿溝の断面を縦中央面に対して対称的に、即ち二つの傾斜した壁部を形 成し、従って最も深い位置と沈砂のための捕集空域とを沈殿溝の縦中央面内に設 けることができるようにすることも公知である。この配設により縦中央面は選別 コンベヤ装置を設けるために使用されない。従って選別コンベヤ装置は縦中央面 に対して偏心して設けられる。

これら公知の縦長沈砂捕集部にあっては搬送コンベヤ装置が給水溝内の流動方向 と反対方向に働き、従って沈砂から有機成分が適宜洗い流されるように作業が行 われると言う利点を有している。しかし、上記のような配設から沈殿溝の壁部を 形成するのにおよび個々の部品を設けるのに経費が増大する。どの場合にあって も選別コンベヤ装置は縦中央面に対して偏心して設けられており、従って沈砂の 故事は一方の側にのみ、しかも選別コンベヤ装夏も縦中央面に対して相対的に偏 心してずれている側にしか可能でない。しかし下水処理場にあっては、建屋の事 情に応して、沈砂を一方では左方向に他方では右方向へと故事する必要があるの で、縦長沈砂捕集部は一方では右方実施形態に、他方では左方実施形態に構成し なければならず、この場合一方の実施形態が他方の実施形態に対して鏡像対称的 である。これは設備建設費の増大を招く。

ドイツ連邦共和国特許第２８　３２　２７７号公報から、縦長沈砂捕集部をも備 えており、この縮長沈砂捕集部が捕集空域内において沈砂のための搬送コンベヤ 装！と排水溝の断面の縦中央面内に上方へと傾斜して沈砂を搬出する選別コンベ ヤ装置とが設けられている様式の排水を処理するための装置が知られている。

しかしこの装置にあっては搬送コンベヤ装置は流動方向で働き、選別コンベヤ装 置は沈殿溝の後方に設けられており、従って構造長さが著しく長くなる。また、 搬送コンベヤ装置の作業方向によって条件ずけられはするが、沈砂の洗浄は行わ れず、沈砂と有機成分は一緒に搬出される。

ドイツ連邦共和国特許第３０　２８　５４１号公報から、特に下水処理場にあっ て給水溝から一方ではレーキ物質を、他方では沈砂を除去するための装置が知ら れている。レーキ装置の軸には比較的直径が大きい沈砂くみ取り輪が固定されて おり、この沈砂くみ取り輪は沈砂を搬送コンベヤ装置から引取り、レーキ装置の 軸に対して平行な軸線をもって設けられている選別装ンベヤ２置に供給する。

レーキ装置、沈砂くみ取り輪、搬送コンベヤ装置および選別コンベヤ装置のため の共通の駆動機構が設けられている。大きな直径を備えた沈砂くみ取り輪を補助 的に必要とすることから設備全体の経費が著しく増大する。また装置の全構造長 さも比較的大きくなる。沈砂のための捕集空域内の搬送コンベヤ装置は流動方向 で働くので不利である。

本発明の根底をなす課題は、冒頭に記載して様式の縦長沈砂捕集部を、沈砂の故 事が選択的に左方向に或いは右方向にｊテうことが可能であり、従って鏡像対称 的な構成での製造を行わなくて済むように、まとまった構造が得られるように構 成することであるゆ この課題は本発明により、冒頭に記載した様式の縦長沈砂捕集部にあって、選別 コンへＡ′装置を沈殿溝の縦中央面内に設け、選択的に左／右と利用し得る故郷 ンｙ、）を備えていることによって解決される。この構成は沈殿溝の断面構造が 非対称的な或いは対称的である際に実施することが可能である。選別コンベヤ装 置は最も深い点であり、自体縁中央面に対して偏心して設けられている搬送コン −・子装置から沈砂を引取る。沈殿溝のハウジングは選別コンベヤ装置の本発明 による配設によって比較的僅かしか左右されることがない。このハウジングは底 部の領域内においてのみ切通し位置を有していなければならないに過ぎない。左 −／右−構成は行われず、一つの構成のみが両方の構成に使用することができ、 この場合故郷シェードをいずれかの方向に指向するように選別コンベヤ装置の上 端部に取付けることが必要であるに過ぎない、これは簡単な差しかえによって行 うことができる０選別コンベヤ装置の長さはこの構成により拡張されない、何故 なら故郷ンエートの領域内において幅広い道程が形成されることがないからであ る。

更に、選別コンベヤ装置の最も深い点は沈殿溝のほぼ始端部に設けられているの が有利である。何故なら、搬送コンベヤ装置が排水溝内の流動方向と反対方向に 働くからである。これに伴い一方では沈殿溝の長さが、傾斜して設けられている 選別コンベヤ装置をこの長さ内に設けるのに利用することができる。これによっ て構造全長は拡張されない。

選別コンベヤ装置は管状のハウジング内に回転駆動されるように設けられている コンベヤスクリューを備えている。選別コンベヤ装置のこのような構造様式は既 に公知技術から公知であるが、しかしこの構成によって沈殿溝内に特別簡単に部 材を取付けることが可能となる。

コンベヤスクリューを備えた選別コンベヤ装置がレーキ物質を分離するための装 置と構造的に一体をなしているのが特に有利である。この場合、個々の部分のた めに共通の駆動機構を設けることが重要であるばかりでなく、一方の装置の部分 が、他方の装置の機能を一緒に行うようにまとめられていることもまた重要であ る。この際、レーキｖｙＪｆを分離するための装置は管状のハウジングとコンベ ヤスクリューとを備えており、この管状のハウジングは一方ではその沈殿溝内に 浸漬する部分内で片側が開いており、他方の側に篩、格子等を備えており、ハウ ジングの残りの部分は本質的に閉じられている壁を備えている。その選別コンベ ヤ装置のコンベヤスクリューはレーキ物質を分離するための装置のコンベヤスク リューと駆動機構上かつ構造上圧いに結合されており、レーキ物質を分離するた めの装置のコンベヤスクリューは篩、格子等の領域内においては軸を備えておら ず、選別コンベヤ装置のコンベヤスクリューから管状の壁部によって分離されて 形成されている。これは構造上の経費を著しく削減する。公知技術に属する沈砂 くみ取り輪を設けなくて済むばかりでなく、選別コンベヤ装置はレーキ物質を分 離するための装置に対して面を同じする軸により設けられており、この場合レー キ物質を分離するための装置のコンベヤスクリューは少なくとも大部分同時に選 別コンベヤ装置のコンベヤスクリューでもある。諸装置は下方の領域においての み互いに分離されているｊｕｌｌち装置は管状の壁部の内側と外側に設けられて いる。これらの装置の一つ介して沈砂は斜め方向で上方へと送られる。他の装置 によりレーキ物質は分離され、下方へと送られる。沈砂とレーキ物質は一緒に案 内され、圧縮帯域により圧縮され、−緒に故事される。この場合もまた選択的に 右／左−放揶のためにただ一つの構成を必要とするに過ぎない。

レーキ物質を分離するだめの装置のコンベヤスクリューと選別コンベヤ装置のコ ンベヤスクリューは、管状のハウジングが閉じられるように形成されていること により、篩、格子等の上方の領域内において互いに接続されている。従って選別 コンベヤ装置の構造長さは著しく短くなる。

両コンベヤスクリュー間の管状の壁部は下端部において沈殿溝の底部の領域内に 固定して支承されている。この壁部は上方へど互いに管状に囲繞し合っている二 つのコンベヤスクリュー間に突出しており、合流位置において開かれて終わって いる。この位置においてレーキ物質のみならず、沈砂もまたレーキ物質を分離す るための装置のコンベヤスクリューから引取られる。

沈殿溝は本質的に傾斜した壁部のみを備えているにしか過ぎなす、沈砂のための 捕集空域とこの捕集空域内に設けられている搬送コンベヤ装置は縦中央面に対し て偏心して設けられている。これにより雨天におけるおよび晴天における処理す べき排水の量に相応した処理が可能となる特別最適な構成が得られる。しかも本 発明は、沈殿溝が二つの傾斜している壁部分を備えた対称的な構成である場合も 使用可能である。

選別コンベヤ装置は縦長沈砂捕集部の始端部において搬送コンベヤ装置に接続さ れており、従って沈殿溝の構造長さは選別コンベヤ装置を設けるのに利用される 。

レーキ物質を分離するための装置は篩スクリューであってもよい。この篩は必要 に応して色々な篩目長さで形成されている。選別コンベヤ装置はこの篩スクリュ ーに接触しない。

上記の篩スクリューはレーキ物質および沈砂を圧縮するためのプレス帯域を有し ている。このプレス帯域はレーキ物質および沈砂の合流位置の上方に位１してお り、本質的にコンベヤスクリューの領域内の断面狭隘部から成る。

以下に本発明を二つの実施例を基として詳しく説明する。

第１図は縦長沈砂捕集部とこの縦長沈砂捕集部の本発明にとって重要な部分が基 本的に設けられている沈殿溝の横断面図であり、第２図は一方ではレーキ物質を 他方では沈砂を分離するための装置がまとめて設けられている縦長沈砂捕集部の 第二の実施例の縦中央面内における断面図である。

第１図には沈殿溝１が断面図で示されている。この沈殿溝ｌは垂直な壁部２と３ および傾斜した壁部４七を備えている。この沈殿溝１は台形の或いは台形様の断 面を有しているが、この断面はその縦中央面５に対して非対称的に形成されてい る。底部６の領域内には、即ち沈殿溝１の最も深い位置には、沈砂のための捕集 空域７が形成されており、この捕集空域内に搬送コンベヤ装置８、この実施例に あってはコンベヤスクリューの様式の搬送コンベヤ装置が設けられている。この 搬送コンベヤ装置８はスクレーパヘルド等として形成されていてもよい。壁部２ ．４の一部分は一緒に搬送コンベヤ装置８のためのコンベヤスクリュ−９のため のハウジングを形成している。搬送コンベヤ装置８は縦中央面５に対して偏心し て設けられている。

縦中央面５内には選別コンベヤ装置１ｏが設けられており、この選別コンベヤ装 置はコンベヤスクリュー１１を備えており、このコンベヤスクリュー１１を囲繞 している管状のハウジングＩ２で傾斜した壁部４を貢通しており、搬送コンベヤ 装置８が設けられている位置よりもずっと深い位置で終わっている。選別コンベ ヤ装置ｌＯは傾斜して上方へと指向して沈殿溝ｌ内の流動方向で設けられており 、従ってその構造長さは大きくならない。搬送コンベヤ装！８は流動方向に対し て反対方向で働き、従って選別コンベヤ装置１ｏの最も深い位置は沈殿溝の始端 部に存在している。沈殿溝の全長にわたって砂は沈殿し、搬送コンベヤ装置８の 領域内に到達する。沈砂はコンベヤスクリュー９により流動方向に対して反対方 向で送られ、その際洗浄される。ハウジング１２内の選別コンベヤ装置の切通し 部１３を介して沈砂は選別コンベヤ装置ｌＯ内に流入し、駆動されているコンベ ヤスクリュー１１により上方へと送られる。このコンベヤスクリュー１１の駆動 は、選別コンベヤ装置の上端部に載置されている伝動機構１５が後方に設けられ ているモータ１４が行う、この上方の端部領域内においてハウジング１２は選択 的に使用可能なかつ閉鎖可能な二つの開口部１６を備えており、これらの開口部 に選択的に放擲シュー［７を挿着することが可能であり、これにより選別コンベ ヤ装置１０から搬出される沈砂を左側へ或いは右側へと振り分けて故事すること が可能である。この縦長沈砂捕Ｓ部は右側放擲と左側放擲とに同様に適している 、壁部２．　３．　４を備えた沈殿溝１は金属板、特に特殊鋼から形成されてお り、地上に設けられる槽を形成している。しかし、この沈殿溝１を地下構造物の 一部として形成することも可能である。

第２図には縦長沈砂捕集部の第二の実施例が示されているが、この縦長沈砂捕集 部はこの実施例にあってはレーキ物質を分離するための装置と一体構造をなして いる。この実施例にあっても沈殿溝１が設けられているが、この沈殿溝はその図 面の面を形成している縦中央面に対して対称的に或いは非対称的に形成されてい る。底部６の領域内には、搬送コンベヤ装置８を備えた捕集空域７が設けられて いる。搬送コンベヤ装置８は縦中央面３に対して偏心して設けられている。

レーキ物質を分離するための装置１８が設けられており、このレーキ物質を分離 するための装置は　本質的に管状のハウジング１９を備えており、このノλウジ ングが重要な領域、特にこのレーキ物質を分離するための装置１８が水準から突 出している領域内において閉じられて形成されている。これに対して下方の領域 内にあっては流入開口２０が形成されている。他方の側には篩、格子２１等が設 けられている。このようにして形成されてハウジング内に駆動される軸２２が支 承されており、この軸はその周面にコンベヤスクリュ−２３を担持している。ハ ウジング１９の上方領域と中央領域内において、このコンベヤスクリュー２３は 軸２２とハウジング１９間の空域を満たしている。この領域においてプレス帯域 ２４も形成されており、このプレス帯域内においてハウジングの断面が縮小され ており、従って送られる物質の圧縮が行われる。プレス帯域２４と篩、格子２１ 等間には閉じられている円筒形の壁部２５が形成されている。沈殿溝１の底部６ の領域内に固定されている管状の壁部２６はこの壁部２５の領域内で終わってい る。コンベヤスクリュー２３はこの領域内において輪状にかつ軸２２に固定され ることなく続いており、ここで壁部２６の周囲に存在しているレーキ物質のため の送りリング２７を形成している。しかし、壁部２６内に軸２２は続いており、 ここでコンベヤスクリュー２８を担持している。このコンベヤスクリューは軸２ ２と壁部２６と共に選別コンベヤ装置１０の一部分を形成している。管状の壁部 ２６は下方の領域内において一搬送コンベヤ装置８に面して一部が溢流するため の切通し２９を備えている。

第２図においては図示しなかったハウジング１９の上端部においてこの実施例に あってもモータと伝動機構とが載置されている。この場所において選択的に左側 或いは右側で利用し得る故事シュート１７のための開口が設けられており、この 故事シュートの構造は第１図に明瞭に図示した。

第２図による実施例の特別な点は、選別コンベヤ装置１０とレーキ物質を分離す るための装置１８とが構造的に一体的にに構成されており、更に共通の駆動機構 が使用されることである。面を同じくする軸は縦中央面３内に設けられている。

搬送コンベヤ装置８は同様に縦中央面３内に設けられている。この搬送コンベヤ 装置８が側方に位置ずれして設けられている場合、この搬送コンベヤ装置８の端 部は矢印３０に沿う流動方向と反対方向に前方へと延びている。

第１図による実施例に比較して、選別コンベヤ装置ＩＯの長さが比較的短い点が 目立つ。沈殿溝ｌの全長にわたって分離され、搬送コンベヤ装置８により矢印３ ０に沿う流動方向とは反対方向で送り戻される沈砂は切通し２９を通って選別コ ンベヤ装置１０のコンベヤスクリュー２８の領域内に到達し、上方へと傾斜して 管状の固定された壁部２６内へと送られ、最後に沈砂は壁部２６の自由端におい て装置１８の壁部２５の領域内に供給され、そこでコンベヤスクリュー２３−レ ーキ物質も送る−により捕捉される。レーキ物質自体は篩、格子２１等の内側で 分離され、送りリング２７により送られ、従って同様に領域２．５内に到達する 。

この実施例の場合レーキ物質を分離するための装置１８と選別ジンベヤ装置１゜ の軸線は一致している。共通の軸は縦中央面３内に存在しており、従って同様に 広い故郷溝が一沈砂との混合状態が生じるーレーキ物質を分離するための装置１ ８の図示していない上方端部において形成される。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．特に台形の断面を有しておりかつ真っ直ぐな区間として指向している沈殿溝 を備え、この沈殿溝の底部領域内において沈砂のための捕集空域で給水溝内の流 動方向と反対方向で働く搬送装置が設けられており、かつ搬送コンベヤ装置から 引渡される沈砂を斜め方向で上方向へと搬出する選別コンベヤ装置を備えている 、特に下水処理場における給水溝から沈砂を分離しかつ除去するための縦長沈砂 捕集部において、選別コンベヤ装置（１０）が沈殿溝（１）の縦長沈砂捕集部（ ３）内に設けられており、右側および左側と選択的に使用可能な放■シュート（ １７）を備えていることを特徴とする縦長沈砂捕集部。
2. ２．選別コンベヤ装置（１０）が管状のハウジング（１２）内で回転駆動される コンベヤスクリュー（１１）を備えていることを特徴とする請求の範囲第１項に 記載の縦長沈砂捕集部。
3. ３．コンベヤスクリュー（１２）を備えている選別コンベヤ装置（１０）がレー キ物質を分離するための装置（１８）と構造的に一体的に構成されていることを 特徴とする請求の範囲第１項或いは第２項に記載の縦長沈砂捕集部。
4. ４．レーキ物質を分離するための装置（１８）が管状のハウジング（１９）とコ ンベヤスクリュー（３）を備えており、この場合管状のハウジング（１９）がそ の沈殿溝（１）内に浸漬している部分内に一方の側が開いており、他方側におい て篩、格子（２１）等が設けられており、他方ハウジング（１９）の残りの部分 が本質的に閉じられている壁部を備えていること、選別コンベヤ装置（１０）の コンベヤスクリュー（２８）がレーキ物質を分離するための装置（１８）のコン ベヤスクリュー（２３）と駆動機構上および構造上結合されており、レーキ物質 を分離するための装置（１８）のコンベヤスクリュー（２３）が篩、格子（２１ ）等の領域内において軸を備えておらず選別コンベヤ装置（１０）のコンベヤス クリューから管状の壁部（２６）により分離されて形成されていることを特徴と する請求の範囲第１項から第３項までのいずれか一つに記載の縦長沈砂捕集部。
5. ５．レーキ物質を分離するための装置（１８）のコンベヤスクリュー（２３）と 選別コンベヤ装置（１０）のコンベヤスクリュー（２８）が篩、格子（２１）等 の上方の領域（２５）において、管状のハウジング（１９）が閉じられるように 、互いに接続されていることを特徴とする請求の範囲第４項に記載の縦長沈砂捕 集部。
6. ６．両コンベヤスクリュー（２７，２８）間の管状の壁部（２６）が沈殿溝の底 部（６）の領域内の下端部に固定して支承されていることを特徴とする請求の範 囲第４項に記載の縦長沈砂捕集部。
7. ７．沈殿溝（１）が本質的に一つの傾斜した壁部（４）のみを備えていること、 および砂のための捕集空域（７）とこの捕集空域内に設けられている搬送コンベ ヤ装置（８）が縦中央面（３）に対して偏心して設けられていることを特徴とす る請求の範囲第１項から第６項までのいずれか一つに記載の縦長沈砂捕集部。
8. ８．選別コンベヤ装置（１０）が縦長沈砂捕集部の始端部において搬送コンベヤ 装置（８）に接続されている特徴とする請求の範囲第１項から第７項までのいず れか一つに記載の縦長沈砂捕集部。
9. ９．レーキ物質を分離するための装置（１８）が篩スクリューであることを特徴 とする請求の範囲第３項に記載の縦長沈砂捕集部。
10. １０．篩スクリューがレーキ物質と沈砂を圧縮するためのプレス帯域（２４）を 備えていることを特徴とする請求の範囲第９項に記載の縦長沈砂捕集部。