JPH06500803A - ペネム誘導体 - Google Patents

ペネム誘導体

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JPH06500803A
JPH06500803A JP5501318A JP50131893A JPH06500803A JP H06500803 A JPH06500803 A JP H06500803A JP 5501318 A JP5501318 A JP 5501318A JP 50131893 A JP50131893 A JP 50131893A JP H06500803 A JPH06500803 A JP H06500803A
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JP5501318A
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ビセンテイン,ジウセツピナ
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ジヤベス,ダニエラ
ペローネ,エツトレ
デラ・ブルーナ,コスタンテイーノ
アルペジアーニ,マルコ
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Pfizer Italia SRL
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Carlo Erba SpA
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    • C07D499/86Heterocyclic compounds containing 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. penicillins, penems; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring with only atoms other than nitrogen atoms directly attached in position 6 and a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical, directly attached in position 2
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ペネム誘導体 本発明は、ペネム化合物、その調製方法、及び本化合物を含む医学的、獣医学的 組成物に関する。
現在尚新しい抗生物質が必要とされ続けている。常習的な広い範囲にわたる既知 の抗生物質の使用によって、抵抗性のある病原菌が選抜されている。したがって 任意の抗生物質にとって、常に一定の効用はない。加えて、既知の抗生物質はあ る特定の種類の微生物のみにしか有効ではないという欠点があり、あるいは望ま しくない副作用を生じることがある。このように、上記欠点に悩まされない新し い抗生物質が強くめられている。
ベネム化合物は、特に第4アンモニウムペネムは有望な抗生物質である。過去に おいて、C−2側鎖における第4アンモニウムを特徴とするいくつかのペネム抗 生物質が研究されてきた。
E、Pcr+ane el zl、、’2−(Qoz+e+n*+Yx■oni o)msth71 penew+’、I。
^++fibiolics 39:135119861:E、P+r+one  el tl 、、’NotelQO3leTfiiry gm+aonium  peaem+:the [(prridino)me+h71]ph+n71  deriy[iye+’、]、A++fibiolie+ 40+1636(1 987):M、AIpe(inni sl xi、、’2−01+leztlo m−sab+jitujed)meth71peロemu、IIl、 N目+o gen deriwtjiyes’、tlel++oc7eles 27:13 29(198g);G、r+taee+chi et *1.、’6−H7d+ ot7elh71 ptnems−T!alefts tfle+、Recen t Adwinees in the Chemi+++7 atβ−L1+t sm Antibio+ie+’、P、tl、BeIItl) ed、、The  Ro7al 5ocietyo! Chsmi+lr7.London 19 89.p、223−246゜不幸にもこれらのペネムは予期せぬ副作用として高 い急性毒性を示した。
本発明は、第4アンモニウムペネムを提供するものであり、これらのペネムはマ ウスで試験した最高投与量(1100G−3GOh/Kl i、! )まで急性 毒性をしめさなかった。そして、次のような利点を示した。
(i)腎臓のデヒドロペプチダーゼに対する安定性(11)マウスにおける実験 的感染に対する優れた効用。
本発明の化合物は、式1で示される第4アンモニウムペネムおよびその医薬的に 許容可能な塩である。
ここで、R1は水素原子、負の電荷もしくはエステル残基である。
−(CH) −A−3o3H1るい!!< CH) p−p o a H2。
n ここでnは0.1もしくは2であり、Aは次の基である。
−CH=CH−(EもしくはZ)、−0CH2+。
−3CH2−もしくは−CHoH−。
b)−(CH) −PO3H2゜ n −(CH2)llSO2NHCN・ −(CH) NH303H。
−(CH) C0NH9O2CH3 fl もしくは−(CH) C0NH9O2CF3.ここでnは上II 記定義と同一: c) (CHS) −W (CH2)、Z、 ここでWは2m アリーレン基もしくはヘテロサイクルジイル基(hel++oc7cltdiT l ) 、 mは0もしくはl、nは上記定義と同一テアリ、ZはCOH,PO H,5o2NHCN。
NH3OH,C0NH30CH3,もしくはCoNH3O2CF3である; d) ここでYはOもしくはNH,XはNH,N−OHもしくはnが上記定義と同一で あるN−〇=(CH2)fl+1CoOHである; e) (CH2S) l−W’ 、ここでW′は生理的なpHで陰イオンに転換 可能なヘテロサイクリル(hsteroc7c171)基であり、mは上記定義 と同一である。
アリーレンとは、好ましくはフェニレンもしくはナフチレン基である。
ヘテロサイクルジイル基は、好ましくは任意に置換された5員もしくは6員の不 飽和もしくは飽和の複葉環であり、少なくとも1つの窒素、酸素、もしくは硫黄 原子を含み、より好ましくはフランジイル、チオフェンジイル、テトラゾールジ イル、チアゾールジイル、インチアゾールジイル、オキサゾ−ルジイル、イソオ キサゾールジイル、チアジアゾールジイル(fhi1dis*oledi71  )もしくはビロールジイル基である。
ヘテロサイクリル基は、好ましくは任意に置換された5員もしくは6員の不飽和 もしくは飽和の複素環であり、少なくとも1つの窒素、酸素、もしくは硫黄原子 を含む。好ましい置換基は、ヒドロキシ、Cl−C4アルキル及びオキソ基であ る。より好ましくは、ヘテロサイクリル基は、フラニル、チオフェニル、テトラ ゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサシリル、イソオキサシリル、チア ジアゾリル、ピロリル、もしくはトリアジニル基、及び最も好ましくは2,5− ジヒドロ−6−ヒドロキシ−2−メチル−5−オキソ−1,2,4−トリアジン −3−イル基、2,5−ジヒドロ−6−ヒドロキシ−4−メチル−5−オキソ− 1,2,4−トリアジン−3−イル基、もしくはL 2.3.4−テトラゾルー 5−イル基である。
式Iの化合物で医学的、もしくは獣医学的に許容可能な塩は本発明に含まれる。
これらの塩は、式Iの化合物及び医学的、もしくは獣医学的に許容可能な塩基か ら調製され得る。塩基としては、例えばアルカリもしくはアルカリ土類金属の水 酸化物、特にナトリウムもしくはカリウムの水酸化物のような無機塩基、あるい は例えばリジン、プロカイン、アルギニンのようなアミノ酸を含めてトリエチル アミンのような有機塩基がある。
R1が意味する好ましいエステル残基とは、式Iのペネムエステルを形成するも のであり、経口投与後胃腸管から吸収されその後特定の血清エステラーゼによっ て血流中で加水分解される。例としては以下のものがある。
−アシルオキシメチルもしくはl−(アシルオキシ)エチル;−遊離のもしくは メチル化したもしくはアセチル化したヒドロキシもしくはアミノ基によって環が 置換されたもしくは置換されてないベンゾイルオキシメチルもしくは1−(ベン ゾイルオキシ)エチル; 一アルコキシカルボニルオキシメチルもしくは1−(アルコキシカルボニルオキ シ)エチル; −3−フタリジル: =5位の位置でcl−C4アルキル基によって任意に置換された2−オキソ−1 ,3−ジオキソラン−4−イル;−5位の位置でフェニルもしくはCIC4アル キル基によって任意に置換された(2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イ ル)メチル; −CHCo R’基、ここでR′はCt C4直鎖状もしくは分枝状アルキルも しくはベンジルである;又は−4位の位置でCIC4アルキル基によって任意に 置換された2−オキソテトラヒドロフラン−5−イル。
上記Riの定義において“アシル0という用語は直鎖状もしくは分枝状C−Cア ルカノイルもしくはC−C8シクロアルカノイル基を含む意図で用いられている 。
特別に好ましい化合物を表1に掲載した。
表 1 式1の化合物は、式■の化合物もしくはその保護誘導体(ここでRは上記で定義 したもの)を式■のペネム中間体と反応させることからなる方法により調製され 得る。
ここで、Pは水素もしくはヒドロキシ保護基であり、P′はR1もしくはカルボ キシ保護基である。そして、Lは式■の置換されたピリジンによる核性の置換が 可能な離脱基である。
水素でないときのP及びP′のように任意に存在する保護基及び式■中のR基に 存在する官能基を保護するのに望まれる他の保護基は、その後除去され、所望の 場合には得られた化合物は有機もしくは無機の塩基によりその塩に転換される。
それから、得られた化合物は、P′基除去後、RIL(ここでR1はエステル残 基であり、Lは上記定義の通り)の適切な化合物との反応によりエステルに任意 に転換し得る。
例えば、離脱基りはスルフォニルオキシ基−oso2R′(ここでR′は未置換 のもしくは置換されたアルキル基もしくはアリール基であり、又はヨウ素、臭素 、塩素のようなハロゲン原子である)でよい。特に好ましいスルフォニルオキシ 基はトリフルオロメタンスルフォニルオキシ−os02cF3である。
カルボキシ保護基P′は、−CO2一部分と共に、エステル化したカルボキシ基 を形成する基であればどのような基でもよい。カルボキシ保護基の例としては、 特にcL−06アルキル基例えばメチル、エチル、第3ブチル;ハロ置換された Ct−06アルキル基、例えば2,2.2−トリクロロエチル;C2−C4アル ケニル基、例えばアリル;未置換のもしくは置換されたアリール基、例えばフェ ニル及びp−ニトロフェニル;未置換のもしくは置換されたアリールC1−C6 アルキル基、例えばベンジル、p−ニトロ−ベンジル及びp−メトキシ−ベンジ ル;アリールオキシ−C1−C6アルキル基、例えばフェノキシ−エチル:又は ベンズヒドリル、0−ニトロ−ベンズヒドリル、アセトニル、トリメチルシリル 、ジフェニル−第3−ブチル−シリル及びジメチル−第3−ブチル−シリルのよ うな基又はピバロイルオキシメチルもしくはフタリジルのような基である。
特に好ましいカルボキシ保護基は、アリル、p−二トロペンジル、トリメチルシ リル、ジメチル−第3−ブチル−シリル、及びトリクロロエチルである。
特に好ましいヒドロキシ保護基Pは、トリメチルシリル、第3−ブチルジメチル シリル、もしくはカーボネート例えばp−二トロペンジルオキシ力ルボニル、ア リルオキシカルボニル及びテトラヒドロピラニルである。
式■の化合物と式■の化合物との反応は適切な有機溶媒好ましくは非プロトン性 溶媒中で行う。そのような溶媒は例えばテトラヒドロフラン、ジメチルホルムア ミド、アセトンもしくは例えばジクロロメタンのようなハロゲン化した炭化水素 である。
反応温度は好ましくは約−100℃から約+60℃さらに好ましくは一70℃か ら+45℃である。
Lがハロゲンである弐■の化合物と式■の化合物が反応する場合、銀の塩、とく にそれが溶媒中に溶解する場合、例えばAgCj 及びAg08o2CF3を存 在させると有益である。
保護基の除去は、それ自体既知の方法によって実施可能である。例えば、シリル 基は温和な酸性条件下もしくはフッ化テトラブチルアンモニウムのようなフッ化 物イオンにより除去可能である。p−ニトロベンジル基は、例えば接触水素化も しくは鉄および亜鉛のような金属による還元により除去可能である。
カルボン酸アリルは、酢酸、2−エチルへキサン酸もしくはそれらのナトリウム 塩及びカリウム塩のような有機酸もしくはその塩によるトランスアリレージタン (jr*m+*1171stion )によって開裂させることができる。この 反応は、トリフェニルホスフィン−パラジウム錯体、好ましくはテトラキス−ト リフェニルホスフィン−pd(0)によって触媒される。
得られた化合物の任意の塩化及びエステルを形成するために行われる上記で定義 した式RtLの化合物との反応は、公知の古典的方法に従って行う。
式■のペネム中間体は、我々のUS Pue++ 4,863.914 (19 89年、9月 5日)で記述されている公知の化合物である。
式■の置換したピリジン及び化合物RtLは公知の化合物であるか、あるいは公 知の化合物から古典的な方法で調製することができる。
本発明によって提供される式Iの化合物は、よく効き、広範スペクトルの、毒性 のない、抗菌性の薬剤であり、第4アンモニウム基を持たないほとんどのペネム 抗生物質と比較して、グラム陽性及びグラム陰性の病原体を実験的に感染させた マウスに対してより効果的な作用を示した。他の第4アンモニウム化合物と比較 して、式Iの化合物は、毒性を持っていないことが証明されている。表2は実施 例1に記載の代表的化合物について得られた生体内のデータを示している。この 化合物の急性毒性はマウスで3000mg/にπ1. D、以上であった。
邑l マウス1の全身感染に対する式Iの化合物R=CH2So2NHCN (実施例 1)の生体内作用、FCε22101 との比較実施例I FCE 22101 S、strews 120分 G、 16 0.7GE、coli 3f19G −360分 0.65 10S、+teetl目60−180分 8.50 8 0a)雌のマウスCD 1 (Chr+le+ Riyer、 Ht17)、体 重22=2gを用い、腹腔内経路により、実験的に感染させた。8匹の個体を各 々の化合物の濃度で用い、皮下に投与した( 0.1+il / 16g体重) 。死亡数が毎日記録され5日目に生き残っていた個体数から累積効果投与量(E  D 5o)を計算した。
b)皮下への累積投与量 C)感染微生物は、S、xurea+、Hsph71ococcus stre ws SighATCC13709;E、Co11.Esche+1ehii  coli G (臨床分離物);S、 fzeeil目、Hrepjoeoee a+ jxeCsl目3N?(臨床分離物)d)感染後の時間(分) * F CE 22101は、現在臨床上の評価を受けている最も進んだペネム のひとつであり、(IoatazIoj Al1m1e+obixlThers p7.Sapplemenj C+o Volume 23,1989.pp、 1−208)従来技術の重要な参照化合物として取り上げた。
本発明の化合物は、高い抗菌性作用を持っているので、例えば、呼吸系管の感染 症、例えば、気管支炎、気管支肺炎もしくは胸膜炎;肝胆管及び腹部の感染症; 敗血症;尿管の感染症、例えば腎孟炎もしくは膀胱炎:産科、婦人科の感染症、 例えば子宮けい炎もしくは子宮内膜炎;耳、鼻、のどの感染症、例えば耳炎、副 鼻腔炎もしくは耳下腺炎などの治療に有用である。
本発明化合物は、人間もしくは動物に対して、様々な投薬形式で投薬する事がで きる。例えば、錠剤、カプセル、ドロップ、シロップとして経口投与したり、生 薬として直腸投与したり、非経口投与例えば、(溶液もしくは懸濁液として)静 脈中もしくは筋肉に投与する。緊急の場合には静脈中への投与が好ましく、この 他エアゾールもしくは噴霧器用の溶液としての吸入;生薬としての腟内投与;局 所的にはローション、クリーム及び軟膏としての投与がある。式Iの化合物を含 む医学的、獣医学的組成物もまた本発明の範囲内に入っているが、これは例えば 、セファロスポリン用に用いられる通常の担体もしくは希釈剤を用いる事により 、古典的な方法で調製できる。
古典的な担体もしくは希釈剤としては、例えば、水、ゼラチン、ラクトース、澱 粉、ステアリン酸マグネシウム、タルク、植物油、セルロース等がある。様々な 動物に対して1日に体重1贈当たり約0.5■から約100■を投与できる。正 確な投薬量は、治療対象の年齢、体重、条件及び投薬の頻度、経路に依存する。
本発明化合物の好ましい投与方法は、非経口投与である。この場合、例えば成人 に対しては、1回に約250■から約1000■好ましくは約500■、1日に 1〜4回以下に述べるような適当な溶媒中に溶解させて投与する。例えば、筋肉 注射用にはリドカイン塩酸塩溶液の無菌水を溶媒とし及び静脈注射用には無菌水 、生理的塩性溶液、ブドウ糖溶液もしくは古典的な静脈注射用流体もしくは電解 質溶液などである。さらに、本発明化合物は予防用の抗菌性薬剤としても使用可 能であり、例えば洗浄、もしくは表面殺菌組成物として用いられる。例えば、本 化合物を0.2から1重量%洗浄やスプレー等に使用する通常の不活性な乾燥し たもしくは水性の担体に混合したり、懸濁させたり、溶解させたりして使用する 。本化合物はまた動物の飼料中の栄養追加としても有益である。本発明のその他 の特徴は次にのべる具体的な実施例で明らかになるであろうが、これらの実施例 は本発明を例示するために挙げるのであって本発明を限定するものではない。
実施例1 (5R,6S)−6−[1(R)−ヒドロキシエチル]−2−[4−[4−(N −シアノスルファモイラト)メチル−1−ピリジニオ]メチルフェニル]ペネム −3−カルボン酸N−エチルジイソプロピルアミン(260I11)を、乾燥D MF(3ml)中のアリル(5R,63)−6−[1(R)ヒドロキジエチル]  −2−[4−(ブロモメチル)フェニル]ペネムー3−カルボキシレート(7 50■)とN−シアノ−4ピリジルメタン−スルホンアミド(300■)との混 合物に加えた。
溶液を室温で10時間攪拌した。E t 20 (50ml)を滴下して添加し た。粘着性の固体を分離し新鮮なEt20のもとで粉砕し黄色の微粉末を得た( 712■)。
IHNMR(i!OOMHz 、 D M S Ods ) :1.20(d、 J= 6.8Hz、3H)3.90(dd、J=1.6 、 5.9Hz、LH )4.0G(dd 、J=5.9. 4゜6. 6.8Hz、LH)4、50  (m、2 H) 4.56(s、2H) 5.06(m、2H) 5.24 (d、J = 4.6Hz、L H)5.69(m、LH) 5.78(d、J= 1.6t(z) 5.114(s、2H) 7.5[1(s、4H) 8、H(d、J= 6.7Hz、2H)9.14 (d、J = 6.7Hz、 IH)この物質を、THF (18ml) 、 CH2Cl 2(18ml)  。
CH3CN (24ml)及びHOAc (21m1)中に溶解した。
混合物をアルゴン雰囲気中でpph3 (75■)及びPd(PPh ) 75 ■)存在下で攪拌した。30分後もう1回当量の触媒を加え、TLCで反応が終 了したと判断されるまで懸濁液を攪拌した。
Et20を加え遠心分離で収集した固体を水/アセトン 9G/10に溶解し、 逆相りovトゲラフイー (LiChroprep RP−18M!+ck、溶 離液として水/アセトン−911/11) )で純化した。適当な部分を合わせ 凍結乾燥して標題の化合物を得た。(310■)’H−NMR(2GOMHz  、 DM S Od s ) :1.15 (d、J −6,8Hz、3H)3 .65(dd、J= 1.6. 6.4Hz、IH)3.93(dd ;J−6 ,4,5,3,6,8Hz、LH)4.54(s、2H) 5.15(d、J= 5jH3LH) 5.58 (d、J = 1.6Hz、LH)5.80(s、2.H) 7.47(m、4H) 8.10(d、J= 6.8Hz、2H)9.12(d、J−6,8Hz、2H )U、V:λ (H2O,NaHCO31eq)330nm。
m1工 M e OH(70ml)中のトランス−3−ピリジルアクリル酸(950■) を少しずツK OM e (445■)で処理した。
溶液を室温で20分間攪拌し真空下で濃縮した。残渣にアセトンを加え得られた 固体を濾過して、トランス−3−ピリジル−アクリル酸のカリウム塩を得た。
DMF(9ml)中の上記塩(200■)を臭化アリル(100薦)で処理した 。溶液を室温で16時間攪拌した後真空下で濃縮した。
得られた混合物をH2O及びCH2Cl2とで分配した。有機層を分離して、H 2Oで洗浄しく4回)、乾燥し蒸発させて油としてトランス−3−ピリジルアク リル酸のアリルエステルを得た(150■)。
上記の粗物賀をDMF (0,2m1)に溶解し、DMF (fl、6m1)中 のアリル(5R,6!9)−,6−[l (R)ヒドロキシエチル]−2−[4 −(ブロモメチル)フェニルコペネムー3−カルボ ゛キシレート(230■) の溶液中に加えた。溶液を室温で5時間攪拌し、それからEt20を加えた。分 離したゴムのような固体をEt2oで洗浄しく3回)、真空ポンプでストリッピ ングした。得られた残渣を、CH3CN (1G+11) 、 HOA c ( 3ml)、THF (8ml)、CH2Cl 、、(8ml)中に溶解し、アル ゴン雰囲気下でPPh 及びpa (Pph3)4 (各々60■)の存在下で 攪拌した。1時間後再びPPh3及びPd (PPh3) 4を加え、もう1時 間攪拌した(TLCモニタリング)。Et20を滴下して加え遠心分離後に収集 された粗な固体を水/アセトン 9G/1G中に溶解し逆相クロマトグラフィー で純化した(LiChop+ep Its−18、溶離液として水/アセトン  90/IQ)。適当な部分を凍結乾燥して標題の化合物(100■)を得た。
IHN MR(200MHz 、D M S OdG’ ) ’1.15 (d 、J = 6.4Hz、 3H)3.62(dd、J= 1.7,6.7Hz、 IH)3.93(d、J= 6.7. 6.4Hz、LH)5.59(d、J=  1.7)(z、IH)5.79(s、2H) 6.85(d、J=16.0Hz、LH)7.50(m、4H) 7.53(d、J=16.OHz、IH)8.12(dd、J−5,2,ll。
GHz、IH)180(d、J= B、OHz、IH)9.08(d、J= 6 .2Hz、IH)9.38(s、LH) I R(KB r) : v 300G−3700,+770. 15gcm− ’。
層1x 実施例3 (5R,6S)−6−ロ1(R)ヒドロキシエチル]−2−11:4−(4−カ ルボキシラドメチルチオ−1−ピリジニオ)メチルフェニル]ペネムー3−カル ボン酸DMF (110a+1)中で4−ピリジルチオ酢酸(3,311g)。
N E t 3(3,06ml )及び臭化アリル(1,86m1)を室温で1 日間攪拌した。溶媒を真空中で濃縮し、残渣をH2O及びAcoET間で分配し た。有機層をH20。
NaHCO3acq、塩性溶液の順番で洗浄し、それからN a 2 S O4 で乾燥し真空中で濃縮して4−ピリジルチオ酢酸のアリルエステル(1,23g )を得た。
DMF (0,5m1)中の上記粗エステル(106■)を、DMF(OjmJ )中のアリル(5R,63)−6−[1(R)ヒドロキシエチル] −2−[4 −(ブロモメチル)フェニル]ペネムー3−カルボキシレート(200■)溶液 に加え、溶液を室温で3時間攪拌した。溶媒を真空ポンプでストリッピングした 。残渣を最少量のアセトン中に溶解し、AeOEtを加えて油を分離しAc0E  tで洗浄しく2回)、それから機械ポンプでストリッピングし暗黄色泡(19 0■)を得た。
IH−NMR(20(1MHz、アセトン d6):1.29(d、J=’6. 4Hz、3H)3.88(dd、J= 1.6. 6.9Hz、IH)4.18 (m、LH) 4.44(s、2H) 4.5−4.7 (m、4H) 4、H(d、J= 5.1Hz、LH)5.0−5.4 (m、4H) 5.7 −6.0 (m、2H) 5.97(d、J 冨 1.6.) 6.10(s、2H) 7.5 −7.7 (m、4H) 8.09(d、J= 7.2Hz、2H)9.23(d、J −7,2Hz、2 H)上記の固体の泡(185■)をCHa CN (10ml) 、HOA c (2,5+sl) 、T HF’ (16ml) 、CH2C12(10ffi l) (D溶液に溶解した。混合物をアルゴン雰囲気でPPh3(1011■) 及びpd(pph3) 4 (100■)の存在下でTLCにより反応をモニタ リングしながら30分間攪拌した。固体の沈殿を完了させるためEt20を加え 、遠心分離で固体を回収した。粗度物を、逆相りovトゲラフイーで純化した( LiChroprep RP−18Merck。
溶離液として水−水/アセトン勾配)。生成物を含む収集物を凍結乾燥して、標 題の化合物(80■)を得た。
’H−NMR(200MHz 、D M S O−d a ) :1.15(d 、J−6jHz、3H) 3.74(dd、J−1,6,6,3Hz、IM)3.95(d 、J= 6j 、6.3Hz、IH)5.61(s、2H) 5.66(d、J= 1.6Hz、LH)[43(m、4H) 7、H(d、J= 6.8Hz、2H)175 (d、J −5,8Hz、2  H)I Rv (K B r) 3010−3700’、 1775. 162 5. s−’。
lK U、 V、 ス (H20) 310111−ax 実施例4 (5R,6S)−6−[1(R)ヒドロキシエチル〕−2−(4−C3−(カル ボキシラドメトキシ)−1−ピリジニオコメチルフェニル)ベネム−3−カルボ ン酸無水DMF(5ml)中のアリル(5R,63)−6−[1(R)ヒドロキ シエチル] −2−[4−(ブロモメチル)フェニル]ペネムー3−カルボキシ レート(700■)溶液を3−(アリルオキシカルボニルメトキシ)ピリジン( 36Q+g)で処理し室温で22時間攪拌した。反応混合物をEtOACと水と の間で分配した。水性相をジクロロメタンで洗浄し真空下で蒸発乾燥させた。油 状の残渣をCHCN/CH3Coo)I LOLL(30ml)に溶解し、得ら れた溶液をPPh3 (300■)及びPd (PPh3) 4 (300■) で処理し2時間攪拌した。
アセトニトリル(20m1)を加え沈殿物を濾過し、最少量の水に溶解し、逆相 クロマトグラフィーで純化した(Lich+optep RP−IgMsrck ■、溶離液として水/アセトン混合液を使用)。生成物を含む部分を凍結乾燥し て標題の化合物を得た(300■)。
UV(HO)λ 330++m (e = 6110)mIX P M R(200M Hz 、D 20 )!1e(d、J−6,3Hz、3 H) 4.0L(d、J= 5.8Hz、LH)4.25(d 、J= 5.8. 6 .3Hz、IH)4.70(s、2H) 5.0(s、2H) 7、4G、7.50 (2ツのd、J=8.2 Hz、2H)7.8−8.2  (m、2H) 8.49(d、J= 5.8Hz、LH)11.60(s、1H) 実施例5 前の実施例に記述した操作により次の化合物を同様に調製した。
(5R,63)−6−[1(R)−ヒドロキシエチル]−2−[3−(4−カル ボキシラド−1,3−チアゾルー2−イル)−1−ピリジニオ]メチルフェニル ]ペネム−3−カルボン酸;(5R,69)−6−[1(R)−ヒドロキシエチ ル]−2−[4−(4−カルボキシラド−1,3−オキサゾルー5−イル)−1 −ピリジニオ]メチルフェニル]ペネム−3−カルボン酸; (5R,6S)−6−[(R)−ヒドロキシエチル]−2−[3−(1−H−1 ,2,3,4−テトラゾルー5−イル)−1−ピリジニオ]メチルフェニル]ペ ネム−3−カルボン酸;(5R,63)−8−[1(R)−ヒドロキシエチル] −2−[4−(1−H−4,2,3,4−テトラゾルー5−イル)−1−ピリジ ニオ]メチルフェニルコベネム−3−カルボン酸。
国際調査報告 フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号A61K 31/675  8314−4C(72)発明者 ジャベス、ダニエラ イタリー国、20146・ミラン、ビア・コスタンツア・ヌメロ・3 (72)発明者 ペローネ、エツトレ イタリー国、20010・ボツファロラ・テイチーノ(ミラン)、ビア・アルド ・モロ・ヌメロ・44 I (72)発明者 デラ・ブルーナ、コスタンテイーノイタリー国、20017・ ロー・ミラン、ビア・トグリアツテイ・ヌメロ・43 (72)発明者 アルペジアー二、マルコイタリー国、20132・ミラン、ビ ア・トルメツツオ・ヌメロ・1215

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.次式Iの化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、R1は水素原子、負の電荷も しくはエステル残基;Rは: a)−(CH2)n−A−CO2H, −(CH2)n−A−SO3Hもしくは−(CH2)n−A−P03H2 (ここでnは0.1もしくは2であり、Aは基−CH=CH−(EもしくはZ) 、−OCH2−,−SCH2−もしくは−CHOH−);b)−(CH2)n− P03H2, −(CH2)nSO2NHCN, −(CH2)nNHSO3H, −(CH2)n−CONHSO2CH3もしくは−(CH2)nCONHSO2 CF3 (ここでnは上記の定義と同じ); c)−(CH2S)m−W−(CH2)nZ(ここでWはアリーレン基もしくは ヘテロサイクルジイル基であり、mは0もしくは1,nは上記の定義と同じであ り、Zは、C02H,P03H2,S02NHCN,NHS03H,CONHS 02CH3もしくはCONHSO2CF3);d) ▲数式、化学式、表等があります▼ {ここでYはOもしくはNH及びXはNH,N−OHもしくはN−O−(CH2 )n+1COOH(nは上記定義と同じ)}又は e)−(CH2S)m−W′(ここでW′は生理的pHで陰イオンに転換可能な ヘテロサイクリル基、mは上記の定義と同じ)] 及びその医薬的に許容可能な塩。 2.R1が負の電荷である請求項1に記載の式Iの化合物もしくはその塩。 3.(5R,6S)−6−[1(R)ヒドロキシエチル]−2−〔4−[4−( N−シアノスルファモイラト)メチル−1−ピリジニオ]−メチルフェニル]ペ ネム−3−カルボン酸、もしくは(5R,6S)−6−〔1(R)ヒドロキシエ チル]−2−{4−[3−(カルボキシラドメトキシ)−1−ピリジニオ]メチ ルフェニル}ペネム−3−カルボン酸である請求項1に記載の式Iの化合物もし くはその塩。 4.請求項1に記載の式Iの化合物もしくはその塩の調製方法であり、式IIの 化合物もしくはその保護誘導体(式中Rは上記で定義してある)を式IIIのペ ネム中間体(式中Pは水素もしくはヒドロキシ保護基、P′は請求項1で定義し たR1もしくはカルボキシ保護基であり、Lは式IIの置換ピリジンによって求 核性の置換が可能な離脱基である)と反応させ、所望ならは存在している保護基 を除去し、また所望ならは得られた一般式Iの化合物をその塩もしくはR1がエ ステル残基である一般式Iの化合物に転換することからなる前記調製方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II)▲数式、化学式、表等があります▼ (III)5.医薬的もしくは獣医薬的に許容可能な希釈剤もしくは担体及び活 性成分としての請求項1に記載の式Iの化合物またはその医薬的もしくは獣医薬 的に許容可能な塩もしくはエステルブロドラグ(prodrog)からなる薬物 組成物。 6,人間もしくは動物のからだの医療的な処置で使用される請求項1に記載の式 Iの化合物もしくはその塩。 7.抗菌性の薬剤として使用される請求項6に記載の化合物もしくは塩。 8.抗菌剤として使用する薬剤の製造における、請求項1に記載の式Iの化合物 もしくはその塩の使用。
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