JPH06500064A - 電子機器搬送用包装 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電子機器搬送用包装 この発明は請求の範囲ｌに記載の、電子機器を搬送時の損傷から保護するための 搬送用包装に関する。

電子器具もそうであるように衝撃を受けて損傷し易い物品を搬送・送付するため に、不可避の衝撃と力を最大限に吸収して包装物品にできる限り及ばないように する包装をすることは知られている。この目的で大抵の場合カートン、プラスチ ック或いは硬質材料から成る搬送容器と包装された機器との間に衝撃吸収材が入 れられる。この材料は搬送容器と機器との間の空間をすっかりがまたは一部を填 める、いわゆる「衝撃吸収部」となっている。

材料としてそのために発泡させた、慣用語でスチュロボールというポリスチロー ルの真価が認められている。その場合スチュロポールは、機器を全体的に或いは 部分的に包囲する成形体または割膜体であれ、或いは搬送容器と機器の間に堆積 体として詰められる小型成形体であれ、各種の形態形状にして使用される。

残念ながらこれらのスチュロボール部分には、使用後の廃棄処理が困難であると いう欠点がある。常に環境問題意識が高じて、スチュロボール屑は簡単にごみ捨 て場に置かれたままになる。スチュロボールは実際上腐敗しないからである。

焼却は問題にならない。というのはそのためには高温（１０００度Ｃ以上）が必 要で、従って費用は別として、更に環境に負担をかけるからである。

立法機関は使用済の包装の除去に尽力している。そのために９０年１１月１４日 の包装条例［包装ＶＯＪができた。この条例の第３条によれば製造者及び販売者 には、９１年１２月１日から搬送用包装を回収して廃棄処理することが義務付け られた。こうして使用済の包装の処理問題は次第に前進している。

したがってこの発明の課題は、この廃棄処理しにくいスチュロボールを他の材料 に換えることにある。その材料は緩衝性がスチュロボールと同じかまたはよりよ く且つ問題なく廃棄処理することかできる。

この課題は請求の範囲１の特徴的構成によって解決される。

この発明の有利な形成は下位請求の範囲に記載しである。

請求の範囲２に記載した可能性は、機器を包囲する包装要素の適応性を同じく段 ポール紙から成るスペーサの使用によって達成するものである。

請求の範囲３によればスペーサの緩衝性は、個々の段ボール紙層に等深線を入れ ることによって変更することができるものである。

請求の範囲４は主Ｕ字型上に固定されたＵ字型の使用と形態について記載してい る。その数と実施態様（輪郭）は緩衝性に関する包装要素の変形を可能にするも のである。

請求の範囲５は、包装要素の形態でたとえば機器の脚部のような、包装された機 器から突出している部分について考慮する可能性を示している。

衝撃吸収器を製造するための段ポール紙の使用は既に知られている。ドイツ実用 新案１９０６４６４号には段ポール紙製の包装クッションについて記載しである 。この包装クッションは面状の段ボール紙型から形成される。この面状の段ボー ル紙型は機器包装中へ入れる前に多数の相接する層に折り合わされる。包装され た機器に最も近い段ポール紙層から出発して、包装された機器の輪郭に対応する １個の切欠部を有する少なくとも１個の層がある。これらの切欠部によって包装 クッションは機器に冠装される。この種の包装の欠点は、衝撃方向の場合の緩衝 特性が段ポール紙層の平面で変化が制限されていることである。その他に付は加 えると、包装クッションは包装台の所で初めて折られなければならないが、その ことは、結構時間と費用がかかるものである。

それに反してこの発明の包装要素には、比較的短時間で機器上に冠装することか でき、使用されたＵ字型の数と型の変形によって所望の緩衝性が得られるという 利点がある。

以下に図をもとにこの発明について詳記する。

図１は包装された機器の、部分的に切り開いた搬送・包装の斜視図、図２は包装 要素の斜視図、 図３は他の面から見た図、 図４は包装された機器のない、部分的に切り開いた搬送・包装の斜視図、図５は 包装された機器を育する閉鎖された搬送・包装の断面図、図６は冠装された包装 要素のない、開かれた搬送容器に装入された機器の図である。

図１の記載は包装された機器２を有する部分的に切り開かれた搬送・包装置を示 す。搬送・包装は閉鎖開閉蓋３を有する搬送容器３から成る。機器２の２個の長 手側面には２個の包装要素４を冠装してあり、これらの包装要素は機器と搬送容 器との間の空間を部分的に満たしている。

図２と３は包装要素４の２つの斜視図である。Ｕ字型６は主Ｕ字型としである。

このＵ字型６の開いた側面には両端部に多数の層の段ボール紙から成るスペーサ ９を貼っである。この段ボール紙層には必要に応じて緩衝性に影響を加えるため にここには図示してない等深線を切り込むことができる。２個のスペーサ９はＵ 字型６の開いた側面に装入された機器２を両側から限定する。Ｕ字型６の閉鎖さ れた側面には図２と３に示すようにたとえば３個のＵ字型７を貼りつけである。

このＵ字型７の数と寸法も同様に緩衝性の影響を可能にする。Ｕ字型６０両方の 切欠部８は機器の外面から出ている部分、たとえば機器の脚部５のような部分の 突出を可能にする（図１）。

図４に図１と似て部分的に切り開いた搬送・包装の、包装された機器のないもの を示す。

包装された機器２を有する完成搬送・包装置を示した図５の記載と上部包装要素 ４のない、装入された機器を有する開いた搬送・包装との図６の記載から包装要 素４が部分的に充填した、搬送容器３と機器２の間の空間が良くわかる。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．搬送容器（３）と少なくとも１個、特に２個の包装要素（４）とから成り、 これら包装要素は電子機器を搬送損傷から保護するために機器（２）を少なくと も部分的に非摩擦係合的に包囲し且つ機器（２）と搬送容器（３）との間の空間 を少なくとも部分的に満たすように構成する電子機器を搬送損傷から保護するた めの搬送・包装（１）において、Ｕ字形包装要素（４）を段ポール紙から製造し 、Ｕ字型（６）は被包装機器（２）の側面より長くし、機器（２）の両端部にス ペーサ（９）を有し、その構造はスペーサ（９）によってきめられた、Ｕ字型（ ６）の自由な長さが被包装機器（２）の側面の長さに一致するように形成し、少 なくとももう１個のＵ字型（７）を第一Ｕ字型（６）の閉鎖側面の上に包装し且 つこの第一Ｕ字型（６）に固定してあることを特徴とする電子機器を搬送障害か ら保護するための搬送・包装。
2. ２．スペーサ（９）を多数の層の段ボール紙を貼り合わせて形成し、Ｕ字型（６ ）の開いた側面の中へ貼ってあることを特徴とする請求の範囲１の搬送・包装。
3. ３．スペーサ（９）の緩衝特性を変化させるために段ポール紙の個々の層に等深 線を切り込んだことを特徴とする請求の範囲２の搬送・包装。
4. ４．Ｕ字型（６）に包装し且つ固定するＵ字型（７）に等深線切り込みし且つ折 り曲げた段ポール紙で形成し、接着（１０）によってＵ字型（６）との固定を行 っていることを特徴とする請求の範囲１の搬送・包装。
5. ５．Ｕ字型（６）が少なくとも１個または数個の切欠部（８）を有し、この切欠 部から被包装機器（２）の外面を越えて延在するたとえば機器脚部（５）のよう な部分が突出していることを特徴とする請求の範囲１の搬送・包装。