JP3148891B2 - ガラス棒の梱包方法 - Google Patents

ガラス棒の梱包方法

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JP3148891B2 JP05314099A JP5314099A JP3148891B2 JP 3148891 B2 JP3148891 B2 JP 3148891B2 JP 05314099 A JP05314099 A JP 05314099A JP 5314099 A JP5314099 A JP 5314099A JP 3148891 B2 JP3148891 B2 JP 3148891B2
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啓太郎 福井
勝輔 笠原
一人 清水
秀夫 平沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光ファイバ
ーの原材料として使用されるガラス棒を、破損すること
なく安全に輸送、保管するため、能率的に梱包する方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】表面が傷つきやすく、衝撃により破損し
やすいガラス製品などを梱包する場合、製品をエアキャ
ップなどの緩衝フィルム又はシートでくるんでから、バ
ラ材と呼ばれる緩衝材を底部に敷詰めた箱にいれ、さら
に箱の空隙に緩衝材を詰め込むのが一般的である。その
ため、この梱包作業に手間がかかり、また箱を開けて製
品を取り出す時にも手間がかかる上に、多量の廃棄物が
出るという問題があった。
【0003】比較的単純な形状ではあっても、清浄さを
維持しなければならず、表面に傷がつくことを一切赦さ
れない光ファイバーの原材料となるガラス棒など、一時
に多量に梱包するような場合には、上記の方法を採用す
ることは作業の非能率や無駄が一層多いものとなってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の課題
を解決するためなされたもので、ガラス棒を梱包するに
あたり、無駄になる廃棄物を出すことなく能率的に行
え、しかも梱包後のガラス棒が破損することのないよう
な梱包方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本発明のガラス棒の梱包方法は、箱本体内
の底に固定した発泡プラスチックまたは含気泡パルプの
成形ブロックの凹部にガラス棒をはめ込み、中子板の内
に固定した発泡プラスチックまたは含気泡パルプの成
形ブロックの凹部をガラス棒に填め会わせ、該内蓋と外
蓋との間に空気袋を挟み、蓋を閉じた後、該箱本体
と該蓋とを緊締して、ガラス棒を箱内に固定梱包する
ものである。
【0006】該蓋は扉式に回動開閉するように該箱本体
と一体に連続したもので適切に実施できる。さらに好ま
しくは、該蓋が前記成形ブロックが固定された中子板の
内蓋と扉式に回動開閉するように該箱本体と一体に連続
している外蓋からなり、内蓋と外蓋との間に空気袋を挟
むようにする。
【0007】該箱本体と該蓋は、互いに独立している
箱であっても適切に実施できる。
【0008】また該ガラス棒をシート状物で包装してか
ら前記はめ込みをしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明を適用す
るガラス棒の梱包方法の実施例を示す図である。図1に
示す例では、箱本体1、および箱本体1と一体であって
扉式に回動する開閉外蓋2、開閉外蓋2の内側に落とし
込む中子内蓋3からなる梱包箱を使用する。箱は段ボー
ル紙、プラスチック、木、または金属板で製造される。
箱本体1内の底には、梱包すべきガラス棒10の太さに
あわせた凹部を形成した発泡スチロールの成形ブロック
4が接着固定してある。この成形ブロック4はガラス棒
10が載置できるように長手方向の間隔をおいて少なく
とも2個所、好ましくは3〜4個所並べられている(図
では1個所のみ表示)。中子内蓋3には、箱本体1内の
成形ブロック4の位置に合わせて、同じように凹部を形
成した発泡スチロールの成形ブロック5が接着固定して
ある。
【0010】成形ブロック4と成形ブロック5の位置合
わせ状態は図2、3、4に示してあり、いずれでも採用
できる。
【0011】この実施例の梱包方法で、箱本体1の成形
ブロック4の凹部にガラス棒10をはめ込み、ガラス棒
10に中子内蓋3の成形ブロック5の凹部を填め合わせ
て中子内蓋3を押し込み、その上にプラスチックフィル
ムの扁平な空気袋6を置いてから、開閉外蓋2を閉め
る。そして開閉外蓋2の閉められた箱本体1を緊締バン
ドやガムテープで締め付け固定して梱包が完成する。
【0012】梱包を開くときには前記と逆の順で箱を開
け、ガラス棒10を取り出す。したがって手間がかから
ず、また箱、蓋、および成形ブロックはそのまま再使用
できるので、余分な廃棄物を出さない。
【0013】図5は本発明を適用するガラス棒の梱包方
法の別な実施例を示す図である。図5に示す例では、箱
本体1、および箱本体1に被せて填める箱蓋7からな
り、箱本体1内には成形ブロック4、箱蓋7内には成形
ブロック5が接着固定してある。箱本体1の成形ブロッ
ク4にガラス棒10をはめ込み、箱蓋7を被せることに
より成形ブロック5の凹部がガラス棒10に填まる。そ
して箱蓋7と箱本体1を緊締バンド8で締め付ける。
【0014】尚、この図5の例では、クッション用の空
気袋は使用してないが、中子板に成形ブロック5を接着
固定し、箱蓋7と中子板との間に空気袋を挿入するよう
にしてもよい。
【0015】図6は本発明を適用するガラス棒の梱包方
法で、箱内に入れてガラス棒を固定するためのクッショ
ンの実施例を示す図である。図6(A)に示すとおり、
凹部を形成した発泡スチロールの成形ブロック9を箱本
体(図示省略)の底に貼り付け、スポンジ11を蓋(図
示省略)の天井に貼り付けて使用する。成形ブロック9
の凹部にガラス棒10を置き、その上にスポンジ11を
合わせてから箱本体と蓋とを締め付けることにより、
(B)に示すとおり、ガラス棒10がスポンジ11にめ
り込んで固定される。
【0016】図7は本発明を適用するガラス棒の梱包方
法で、箱内に入れてガラス棒を固定するためのクッショ
ンの別な実施例を示す図である。(A)に示すとおり、
ガラス棒10の長さにあわせて切り込み13を入れたス
ポンジ14を箱本体(図示省略)の底に貼り付けて使用
する。スポンジ14の切り込み13に合わせてガラス棒
10を置き、蓋(図示省略)の天井に貼り付けられた平
坦な成形ブロック15を合わせる(B参照)。その上か
ら箱本体と蓋とを締め付けることにより、Cに示すとお
り、ガラス棒10がスポンジ14の切り込み13にめり
込んで固定される。
【0017】尚、上記各実施例において、図8に示すと
おり、ガラス棒10をエアーキャップシート17で包み
端部をテープ18で留めてから上記梱包をしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明のガ
ラス棒の梱包方法によれば、梱包作業が簡単になり、自
動化、省力化の途が開ける。緩衝材の量が少なくなり梱
包の費用を低減できるうえ、開封時に廃棄物の量を少な
くできるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するガラス棒の梱包方法の実施例
を示す図である。
【図2】本発明を適用するガラス棒の梱包方法の実施例
における細部を示す図である。
【図3】本発明を適用するガラス棒の梱包方法の実施例
における細部を示す図である。
【図4】本発明を適用するガラス棒の梱包方法の実施例
における細部を示す図である。
【図5】本発明を適用するガラス棒の梱包方法の別な実
施例を示す図である。
【図6】本発明を適用するガラス棒の梱包方法の細部に
おける別な実施例を示す図である。
【図7】本発明を適用するガラス棒の梱包方法の細部に
おけるさらに別な実施例を示す図である。
【図8】ガラス棒の梱包方法の実施途中の例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1は箱本体、2は開閉外蓋、3は中子内蓋、4、5は成
形ブロック、6は空気袋、7は箱蓋、8は緊締バンド、
9は成形ブロック、10はガラス棒、11はスポンジ、
13は切り込み、14はスポンジ、15は平坦な成形ブ
ロック、17はエアーキャップシート、18はテープで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 一人 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越 化学工業株式会社群馬事業所内 (72)発明者 平沢 秀夫 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越 化学工業株式会社精密機能材料研究所内 (56)参考文献 実開 昭55−101778(JP,U) 実開 昭57−196674(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 81/113 B65D 5/50 101 B65D 77/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱本体内の底に固定した発泡プラスチ
    ックまたは含気泡パルプの成形ブロックの凹部にガラス
    棒をはめ込み、中子板の内蓋に固定した発泡プラスチッ
    クまたは含気泡パルプの成形ブロックの凹部をガラス棒
    に填め会わせ、該内蓋と外蓋との間に空気袋を挟み、
    蓋を閉じた後、該箱本体と該蓋とを緊締して、ガラ
    ス棒を箱内に固定梱包する方法。
  2. 【請求項2】 該蓋が扉式に回動開閉するように該
    箱本体と一体に連続していることを特徴とする請求項1
    に記載のガラス棒の梱包方法。
  3. 【請求項3】 該箱本体と該蓋が、互いに独立して
    いる箱であることを特徴とする請求項1に記載のガラス
    棒の梱包方法。
  4. 【請求項4】 該ガラス棒をシート状物で包装してか
    ら前記はめ込みをすることを特徴とする請求項1〜
    いずれかに記載のガラス棒の梱包方法。
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