JP3982314B2 - ガラス板搬送用通い箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はガラス板、特にフォトマスク原板などとして利用できるように精密に仕上げられたガラス板が収められるガラス板収納箱を搬送するための通い箱に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来から、フォトマスク原板などに用いられる精密なガラス板をその製造部署から加工部署へと搬送するに際しては、搬送時の衝撃などがガラス板に影響を及ぼさないようにする必要がある。そのため、図6に示すように、蓋付きで内部にガラス固定機構がある合成樹脂製のガラス板収納箱Aにガラス板を収めてから、このガラス板収納箱Aを複数の空気袋部を有する合成樹脂製の緩衝シートBで厳重に巻いている。つぎに、図7に示すように、天面の開口Cを開閉可能に覆う蓋Dを備えて前記緩衝シートBが巻かれた状態のガラス板収納箱Aより大寸とした通い箱Eに前記開口Cから挿入し、通い箱Eの内部の隙間に合成樹脂製の緩衝チップFを詰め込むことでガラス板収納箱Aの移動を抑え込んで施蓋している。
【0003】
このようにガラス板収納箱と通い箱とにより二重構造とし、さらにその間に緩衝シートと緩衝チップとを配することで、搬送際に外部から衝撃が加わってのガラス板に損傷を生じさせないようにしている。
しかしながら、このように保護されたガラス板が加工部署に到着する度に上記緩衝チップと緩衝シートとが多量の廃棄物となってしまう。そして、これら緩衝チップや緩衝シートが合成樹脂成形品であるため、焼却時の発生ガスに対策を施して高温に耐え得る焼却炉を備えた施設で処分しなければならず、廃棄処分に係るコストが高くなるという問題がある。そして、通い箱もガラス板製造部署と加工部署との間を複数回往復させて使用しているものの、通い回数の使用限度に達した通い箱はやはり処分するととになり、合成樹脂成形品である通い箱の処分に高いコストを要するという問題がある。
【0004】
また、上記通い箱Eの箱本体Gの内部にガラス板収納箱Aのほぼ全体を収め入れてそのガラス板収納箱A全周に緩衝チップFを積めてガラス板収納箱の安定を図るようにしているが、そのため、箱本体Gの開口Cの高さ位置が高く、ガラス板収納箱を箱本体の内部に挿入するときには、一旦このガラス板収納箱を箱本体の上まで持ち上げてから開口に通すようにしなければならない。そして、この作業には二人の作業員でガラス板収納箱を持ち上げてから下ろすようにしており、通い箱への挿入作業に大きな労力と多くの人員を要するものとなっていた。
そこで本発明は上記事情に鑑み、合成樹脂材からなる緩衝体や通い箱を用いず、また、ガラス板収納箱を高く持ち上げずとも通い箱内に挿入できるようにすることを課題とし、廃棄処分が容易で、かつ、労力と人員を要することなくガラス板収納箱を通い箱に簡単に収め入れるようにすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、複数種の寸法規格を有する立て板形状のガラス板収納箱を搬送する通い箱において、ガラス板収納箱を立った状態にして挿入したときに前記ガラス板収納箱の上部外周面が表出する高さ寸法に設けられた段ボール材製の箱本体と、前記箱本体に挿入した前記ガラス板収納箱を上方から覆い、箱本体の上部外周面に重なるようにして被せ付ける段ボール材製の蓋体とからなり、前記箱本体は、該箱本体の内空間に段ボール材を巻いて円弧面の端部を有する厚板状とした本体緩衝体を配置して、挿入したガラス板収納箱を前記本体緩衝体が保持する収納空間を有し、前記蓋体は、該蓋体の上部内空間に段ボール材を巻いて円弧面の端部を有する厚板状とした蓋緩衝体を配置して、ガラス板収納箱を挿入した前記箱本体に被せ付けたときにこのガラス板収納箱を前記蓋緩衝体が保持する収納空間を有し、前記蓋緩衝体は、該蓋緩衝体の端部の前記円弧面が下方に向くようにして取り付けられていることを特徴とするガラス板搬送用通い箱を提供して、上記課題を解消するものである。
【0006】
そして上記発明において、上記箱本体の上記収納空間は、挿入した最大寸法規格のガラス板収納箱を上記本体緩衝体が保持する最大寸法規格収納箱用の収納空間であり、前記本体緩衝体に対し、前記収納空間と小寸法規格のガラス板収納箱との寸法差に応じた段ボール材製の補助本体緩衝体を着脱可能に配して、前記収納空間に挿入した小寸法規格のガラス板収納箱を、前記本体緩衝体と補助本体緩衝体とで保持する構成とすることが可能である。
【0007】
さらに、本発明において、上記蓋緩衝体は、上記蓋体の上部内空間の長手方向の両端部における内側面三面にそれぞれ配置されていることが可能である
【0008】
さらに、本発明において、上記蓋体と上記箱本体とのそれぞれは、箱本体に蓋体を被せ付けたときに一致する位置に貫通孔を有していて、箱本体に蓋体を被せ付けて一致した前記貫通孔に挿入した止め具によって箱本体と蓋体とが連結されているものとすることが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明を図1から図5に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図中1はガラス板搬送用通い箱である。図示のように上下方向に高さがある立て板形状の収納物となるガラス板収納箱Aには複数種の寸法規格があることから、この通い箱1は最大寸法規格のガラス板収納箱Aに対応し、最大寸法規格より小さい寸法規格のガラス板収納箱のいずれもが収納できるようにしており、そして、このガラス板収納箱Aを立位状態(図示のように立った状態)にして収め入れて搬送できるようにしたものである。
この通い箱1は図1に示されているように箱本体2(身)と蓋体3とからなるものである。まず、前記箱本体2は、最大寸法規格のガラス板収納箱Aを立った状態にして出し入れする長方形状の開口4を上面に配した内空間を有する本体外殻体5と、この本体外殻体5の内空間に配置されている後述の本体緩衝体6とからなるものである。
【0010】
前記本体外殻体5は、廃棄処分の容易な衝撃吸収部材である段ボール製の板材を箱状に組んだ外箱部5aの内側に、同じく段ボール製の板材を組み合わせて断面横長とした筒部5bを組み入れて固定して上記蓋体3との組み合わせで印篭形式の箱体となるようにしたものであり、前記筒部5bの上端部分を上記開口4としている。そして、この箱本体2にあっては、図2に示されているように、前記開口4からガラス板収納箱Aを挿入したときにそのガラス板収納箱Aの上部外周面Hが表出する高さ寸法に設けられている。
このように箱本体2にあっては、従来のものと異なって開口4の高さ位置がガラス板収納箱Aに比べて低い位置となるため、ガラス板収納箱Aを少し引き上げた状態にして開口4の上方に位置させてから降ろすことで、このガラス板収納箱Aを箱本体2の内側へ挿入でき、その操作が労力を要せずに簡単なものとなる。
【0011】
箱本体2の内空間に設けられる本体緩衝体6は廃棄処分の容易で巻き加工できる衝撃吸収部材である段ボール材を巻いて厚板状としたものである。そして、この本体緩衝体6は、開口4の形状に応じて横長の略直方体状とした内空間の長手方向両側部において、内側面7、7、7の三面それぞれに内空間の高さ方向に亘って取付固定されている。さらに内底面8にも前記本体緩衝体6が取付固定されている。
本体緩衝体6は所要の厚さを有するものであって、内空間の長手方向両側部においての内側面7、7、7の三面それぞれにこの本体緩衝体6を取り付けることによって、図4に示すようにその本体緩衝体6それぞれの収納箱保持面6aが、箱本体2に最大寸法規格のガラス板収納箱Aを収め入れたときにそのガラス板収納箱Aに摺接する位置となるように設けられており、前記最大寸法規格のガラス板収納箱Aを箱本体2に収め入れたときにはそのガラス板収納箱Aを保持するものとなる。即ち、この内側面7、7、7に配置した本体緩衝体6により最大寸法規格収納箱用の収納空間9が形成されるようにしている。
【0012】
上述したように、ガラス板収納箱Aにはその内部に収めるガラス板の枚数などの条件に応じて複数の寸法規格があり、最大寸法規格のガラス板収納箱より小さい形状の小寸法規格のガラス板収納箱が複数種存在する。そして、本通い箱1にあっては上記箱本体2に小寸法規格のガラス板収納箱Aを収め入れる場合にも、そのガラス板収納箱Aを適正に保持する部材が用意されている。
図4は上記小寸法規格のガラス板収納箱Aを保持する構成を備えた箱本体2を示していて、その小寸法規格のガラス板収納箱Aの長手側の面に対応するようにして補助本体緩衝体10を位置させている。前記補助本体緩衝体10は上記本体緩衝体6と同じように廃棄処分の容易で巻き加工できる衝撃吸収部材である段ボール材を巻いて厚板状としたものである。そして、この補助本体緩衝体10は、最大寸法規格収納箱用である上記収納空間9と小寸法規格のガラス板収納箱Aとの寸法差に応じたもので、本体緩衝体6の収納箱保持面6aに着脱可能に配することができる。例えば、前記収納空間9に小寸法規格のガラス板収納箱Aを挿入した後、本体緩衝体6との間にこの補助本体緩衝体10を差し入れるようにしたり、或いは予め本体緩衝体6の収納箱保持面6aに取り付けておくようにしてもよい。ガラス板収納箱Aの寸法規格は段階的に変るものであって、その段階的な変化に応じるように厚さが変る複数種(複数種類のサイズ)の補助本体緩衝体10を用意したり、補助本体緩衝体10の若干の潰れによる扁平化で複数種の小寸法規格のガラス板収納箱に対応させるようにしてもよい。このようにして、収納空間9に小寸法規格のガラス板収納箱Aを配置する場合でも、本体緩衝体6と補助本体緩衝体10とで適正にガラス板収納箱Aを保持することができる。
なお、図示した例では、規格に応じてガラス板収納箱Aの厚さのみが変化し、箱本体2の内空間における長辺側の内側面に位置する本体緩衝体6に補助本体緩衝体10を重ね合わせた例を示したが、ガラス板収納箱Aの幅寸法が変化する場合には、内空間における短辺側の内側面に位置する本体緩衝体6の内側面(収納箱保持面6a)に対しても補助本体緩衝体10を重ね合わせるようにすればよい。
【0013】
図1、図5に示すように蓋体3は、上記箱本体2と同じように廃棄処分の容易な衝撃吸収部材である段ボール製のものであって、段ボール製の蓋外殻体11の上部内空間の両側部において、箱本体2に収め入れたガラス板収納箱Aを覆うようにして被せ付けたときにそのガラス板収納箱Aの上部両端に対応するようにして、長手方向両側部の内側面12の三面と内天面13とのそれぞれに段ボール製の蓋緩衝体14を配置している。蓋緩衝体14は上記本体緩衝体6や補助本体緩衝体10と同じように段ボール材を巻いて厚板状としたものである。
蓋緩衝体14それぞれは図3に示すように、本体緩衝体6や補助本体緩衝体10と異なって短寸に形成され、内側面12の縦方向に位置する蓋緩衝体14にあっては端部の円弧面が少なくとも下方に向くように配置されている。そして、この蓋緩衝体14の取り付けによって、最大寸法規格のガラス板収納箱Aを挿入した箱本体2に被せ付けたときのガラス板収納箱Aを保持する最大寸法規格収納箱用の収納空間15を形成しており、前述したように内側面12の蓋緩衝体14において下方に円弧状の端部を位置させているため、蓋体3にてガラス板収納箱Aを覆うようにしたときにその円弧状の端部に案内されて、ガラス板収納箱Aの上部が適正に収納空間15に位置するように導き易くなるようにしている。
このように蓋体3にあっても内空間に最大寸法規格収納箱用の収納空間15を備えているため、最大寸法規格のガラス板収納箱Aを挿入した箱本体2に、その最大寸法規格のガラス板収納箱Aを覆うようにして被せ付けたとき、蓋緩衝体14の収納箱保持面14aそれぞれがガラス板収納箱Aに摺接可能に接することになる。なお、ガラス板収納箱Aが小寸法規格の場合には前記蓋緩衝体14が接することにならないが、ガラス板収納箱Aが箱本体2に確実に保持されているため、特にこの蓋緩衝体14に対しては上記補助本体緩衝体10のような部材を用意しておく必要はない。勿論、必要に応じて、補助本体緩衝体10と同じ構成の蓋補助緩衝体なる部材を形成して用いることも可能である。
【0014】
上記箱本体2の上部外周面には図1、図2に示されているように、外箱5aの上端高さ位置より筒部5bの上端高さ位置を高くすることで重ね代16(蓋体3の内側面が摺接する面)が設けられており、蓋体3を被せ付けたときには前記重ね代16が蓋体3の内側に入り込んで各内側面12と重ね代16とが摺接可能に接する。さらに箱本体2と蓋体3とは、箱本体2に蓋体3を被せ付けて上記重ね代16の下端の段部17に蓋体3の下端が当接して位置決めされたときに一致する貫通孔18、18を有している。
そして、本通い箱1にあっては、一致した前記貫通孔18、18に抜き差し可能に挿入して箱本体2と蓋体3とを連結する止め具19を有しており、上述したように箱本体2にガラス板収納箱Aを収め入れて保持させ、蓋体3を上方から被せ付けてから一致した貫通孔18、18に前記止め具19を挿入して蓋体3と箱本体2とを連結することで、この箱体2と蓋体3とが一体的に固定される。また、前記止め具19を取り外せば、蓋体3と箱本体2との連結関係は解かれた状態となり、蓋体3を取り外すことで内部のガラス板収納箱Aを抜き出すことができる。
上記止め具19は箱本体2と蓋体3との連結とその解除が行なえればよく、特に止め具自体の構造が限定されるものではないが、一例として、傘開可能な複数の外側に向く係止爪を有した円筒体を外方から貫通孔に差し入れ、さらにその円筒体の内部に回転操作体を嵌め入れることで前記係止爪が傘開して内側の箱本体2の内面に係止して、箱本体2と蓋体3とを連結する構成のものが利用できる。
【0015】
前述したガラス板収納箱Aの取り出しに際しては、従来のような合成樹脂製の緩衝シートや緩衝チップを用いていないため、処分が困難な廃棄物が発生しなくなる。即ち、廃棄処理が面倒な緩衝物が発生せず、また、上記補助本体緩衝体を用いるガラス板収納箱が収め入れられていた場合でも前記補助本体緩衝体が段ボール製であり、焼却するなどの方法にて安価に処分することが可能である。
さらに、通い箱1の箱本体2や蓋体3も段ボール製であるため、通い箱自体が使用限界に達した場合でも焼却などの方法にて安価に処分できる。
【0016】
符号20は提げ手である。また、符号21は通い伝票挿入用の透明素材からなる伝票保持袋である。また、貼着型の通い伝票を剥離可能に貼着させるために、表面に剥離処理を施したシートを予め外表面に貼り付けておいてもよく、その場合、前記シート自体も紙製または合成樹脂製のものが利用できる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように本発明により、ガラス板収納箱に緩衝シートを巻き付けたりガラス板収納箱の周りに緩衝チップを詰め込んだりすることなく通い箱側でそのガラス板収納箱を保護しながら搬送できるようになり、廃棄処分が困難な緩衝シートや緩衝チップを不要にすることができ、また、小寸法規格のガラス板収納箱を収め入れる場合に用いる補助の緩衝体もその廃棄処分が容易に行なえる。さらに通い箱自体が廃棄処分の容易な衝撃吸収部材である段ボール材製によるものであるため、使用限界に達した通い箱を処分するに際しても焼却などの安価な処分を採用することができる。
そして、箱本体の開口の高さがガラス板収納箱に比べて充分に低いため、従来のように重いガラス板収納箱を高く差し上げずともその箱本体の開口から差し入れることができるようになり、作業員一人にてガラス板収納箱の箱本体への挿入や箱本体からの取り出しが行なえるようになり、労力、人員を大幅に軽減できるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るガラス板搬送用通い箱の一例を示す説明図である。
【図2】 一例における箱本体をガラス板収納箱を配置した状態で示す説明図である
【図3】 箱本体における本体緩衝体を示す説明図である。
【図4】 本体緩衝体と補助本体緩衝体との配置を示す説明図である。
【図5】 蓋体を示す説明図である。
【図6】 従来における緩衝シートを巻いたガラス板収納箱を示す説明図である。
【図7】 従来における通い箱を示す説明図である。
【符号の説明】
1…通い箱
2…箱本体
3…蓋体
4…開口
5…本体外殻体
6…本体緩衝体
10…補助本体緩衝体
11…蓋外殻体
14…蓋緩衝体
18…貫通孔
19…止め具
A…ガラス板収納箱

Claims (4)

  1. 複数種の寸法規格を有する立て板形状のガラス板収納箱を搬送する通い箱において、
    ガラス板収納箱を立った状態にして挿入したときに前記ガラス板収納箱の上部外周面が表出する高さ寸法に設けられた段ボール材製の箱本体と、前記箱本体に挿入した前記ガラス板収納箱を上方から覆い、箱本体の上部外周面に重なるようにして被せ付ける段ボール材製の蓋体とからなり、
    前記箱本体は、該箱本体の内空間に段ボール材を巻いて円弧面の端部を有する厚板状とした本体緩衝体を配置して、挿入したガラス板収納箱を前記本体緩衝体が保持する収納空間を有し、
    前記蓋体は、該蓋体の上部内空間に段ボール材を巻いて円弧面の端部を有する厚板状とした蓋緩衝体を配置して、ガラス板収納箱を挿入した前記箱本体に被せ付けたときにこのガラス板収納箱を前記蓋緩衝体が保持する収納空間を有し、
    前記蓋緩衝体は、該蓋緩衝体の端部の前記円弧面が下方に向くようにして取り付けられていることを特徴とするガラス板搬送用通い箱。
  2. 上記箱本体の上記収納空間は、挿入した最大寸法規格のガラス板収納箱を上記本体緩衝体が保持する最大寸法規格収納箱用の収納空間であり、
    前記本体緩衝体に対し、前記収納空間と小寸法規格のガラス板収納箱との寸法差に応じた段ボール材製の補助本体緩衝体を着脱可能に配して、前記収納空間に挿入した小寸法規格のガラス板収納箱を、前記本体緩衝体と補助本体緩衝体とで保持する構成とした請求項に記載のガラス板搬送用通い箱。
  3. 上記蓋緩衝体は、上記蓋体の上部内空間の長手方向の両端部における内側面三面にそれぞれ配置されている請求項1又は2に記載のガラス板搬送用通い箱。
  4. 上記蓋体と上記箱本体とのそれぞれは、箱本体に蓋体を被せ付けたときに一致する位置に貫通孔を有していて、箱本体に蓋体を被せ付けて一致した前記貫通孔に挿入した止め具によって箱本体と蓋体とが連結されている請求項1から3の何れか一項に記載のガラス板搬送用通い箱。
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