JPH0649867A - 作業機の安全装置 - Google Patents

作業機の安全装置

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JPH0649867A
JPH0649867A JP20247792A JP20247792A JPH0649867A JP H0649867 A JPH0649867 A JP H0649867A JP 20247792 A JP20247792 A JP 20247792A JP 20247792 A JP20247792 A JP 20247792A JP H0649867 A JPH0649867 A JP H0649867A
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controlling
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Ichiro Hirami
一郎 平見
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/45Nc applications
    • G05B2219/45135Welding
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/49Nc machine tool, till multiple
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの停止中にアクチュエータを操作す
る操作手段が誤って操作されている状態でエンジンを始
動してアクチュエータが誤って動き出すのを防止する作
業機の安全装置の提供。 【構成】 エンジン1と、エンジン1を駆動するための
スタータモータ2と、スタータモータ2を制御するリレ
ー16と、エンジン1によって駆動される油圧源と、該
油圧源に方向切換弁8を介して接続される油圧モータ7
と、出力側が方向切換弁8に接続され入力側が切換弁1
2を介して油圧源に接続されるパイロット弁11と、切
換弁15の切り換えによってON−OFFされるスイッ
チ18を備えた構成で、切換弁15が連通状態に切り換
えられている場合は、リレー16によってスタータモー
タ2を作動させないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアクチュエータを油圧駆
動する例えば建設機械などの作業機の安全装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の作業機の安全装置の基本構
成を示す回路図である。
【0003】図5において、従来の作業機の安全装置の
構成は、原動機としてのエンジン1と、該エンジン1に
接続されたたエンジン1の始動を制御するスタータモー
タ2と、スタータモータ2に配線3を介して接続される
電源4と、スタータモータ2の始動を制御するために配
線3に介在されたスイッチ5と、前記エンジン1によっ
て駆動される主油圧ポンプ6と、該主油圧ポンプ6に接
続されるアクチュエータとしての油圧モータ7と、第
1、第2のパイロット室8a,8bを備え、主油圧ポン
プ6と油圧モータ7との間に介在された第1の制御手段
としての方向切換弁8と、主油圧ポンプ6とから吐出さ
れた圧油を方向切換弁8に供給する主管路9と、第1、
第2のパイロット室8a,8bに選択的に圧油を供給す
るためにエンジン1によって駆動される駆動装置として
のパイロット用油圧ポンプ10とパイロット用油圧ポン
プ10及び方向切換弁8の間に介在され、方向切換弁8
の切り換えを制御する操作手段としてのパイロット弁1
1である。パイロット弁11は入力口が駆動力制御手段
としての切換弁12を介して管路13により前記パイロ
ット用油圧ポンプ10と接続され、出力口がパイロット
管路14a,14bを介してパイロット室8a,8bに
接続される減圧弁11a,11bと、操作レバー11c
を備えている。切換弁12は、パイロット弁11とタン
クとを接続し、パイロット用油圧ポンプ10から吐出さ
れる圧油を遮断する位置cと、前記パイロット用油圧ポ
ンプ10と前記パイロット弁11とを連通する位置dを
備えると共に、操作するための操作レバー12aから構
成されている。
【0004】以上のように構成される作業機の安全装置
において、作業機を始動させる場合、まず、スイッチ5
をONにすると、電源4がスタータモータ2と通電し、
スタータモータ2が回転し、エンジン1が起動される。
前記スタータモータ2は、エンジン1が起動すると、図
示しないクラッチ、あるいはギヤ等によりエンジン1よ
り切り離される。エンジン1の起動によって、主油圧ポ
ンプ6、パイロット用油圧ポンプ10が駆動され、主油
圧ポンプ6によって吐出される圧油は主管路9を通り方
向切換弁8に供給され、パイロット用油圧ポンプ10に
よって吐出された圧油は、切換弁12を遮断する位置c
から連通する位置dに切り換えた状態で管路13を通り
パイロット弁11に供給される。これによって、パイロ
ット弁11の操作レバー11cをa方向に操作すると、
操作量に応じた圧力が出力側に発生し、その圧力はパイ
ロット管路14aを通って、方向切換弁8のパイロット
室8aに伝達され、方向切換弁8は、X位置に切り換わ
る。それによって主油圧ポンプ6から吐出される圧油は
方向切換弁8を介して油圧モータ7に導かれ、それが駆
動される。
【0005】またエンジン1が駆動した状態で作業を行
わないときや、機械を離れるときは、切換弁12はパイ
ロット用油圧ポンプ10から吐出される圧油を遮断する
位置cに切り換えて、パイロット弁11を操作しても方
向切換弁8が切り換わらないようにする。これにより操
作者が乗り降りの際に衣服が操作レバー11cに引掛
け、パイロット弁11を誤って操作しても、油圧モータ
7が作動しないようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にあ
たっては、切換弁が遮断する位置にあると、誤ってパイ
ロット弁の操作レバーが操作された状態でエンジンが始
動されたとしても、アクチュエータが誤って作動されて
しまうことがないが、切換弁が連通する位置にあると、
誤ってパイロット弁の操作レバーが操作された状態でエ
ンジンが始動されるとアクチュエータが誤って作動され
てしまう。これは、切換弁の切り換え操作が操作者の判
断に依存されているために発生している。
【0007】本発明は以上のような課題に鑑みてなされ
たもので、本発明の目的は、エンジンを始動したときに
アクチュエータが誤って動き出すのを確実に防止するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明が採用する構成の特徴は、請求項1に示すよ
うに、原動機と、原動機に接続され原動機の始動を制御
するための始動制御手段と、該原動機によって駆動され
るアクチュエータと、該アクチュエータに接続されアク
チュエータの動きを制御する第1の制御手段と、該第1
の制御手段に接続され第1の制御手段の駆動力を発生す
る駆動装置と、第1の制御手段に接続され駆動装置から
の駆動力を制御することにより第1の制御手段を操作す
る操作手段と、前記駆動装置から前記操作手段に供給さ
れる駆動力を制御する駆動力制御手段を備えた作業機に
おいて、前記駆動力制御手段及び前記操作手段の少なく
とも一方によって前記第1の制御手段に駆動力が伝達さ
れ得る状態を検出し、それに基づいて信号を出力する検
出手段と、該検出手段からの信号によって始動制御手段
を制御する第2の制御手段を設けたことにある。
【0009】さらに請求項2に示すように、原動機と、
原動機に接続され原動機の始動を制御するための始動装
置と、原動機によって駆動される油圧源と、該油圧源と
接続され油圧源から吐出される圧油を駆動源とするアク
チュエータと、該油圧源とアクチュエータとの間に介在
されアクチュエータの駆動を制御する油圧パイロット式
の方向切換弁と、前記方向切換弁に接続され油圧源から
吐出される圧油によって前記方向切換弁を操作するパイ
ロット弁と、油圧源からの圧油を前記パイロット弁に供
給する管路と、該管路に管路内の圧油の流れを制御する
切換弁を設けた作業機において、前記切換弁の切り換え
状態を検出し信号を出力する検出手段と、前記検出手段
からの信号に基づいて前記始動装置を制御するための制
御手段とを設けたことにある。
【0010】さらに請求項3に示すように、原動機と、
原動機に接続され原動機の始動を制御するための始動装
置と、原動機によって駆動される油圧源と、該油圧源と
接続され油圧源から吐出される圧油を駆動源とするアク
チュエータと、該油圧源とアクチュエータとの間に介在
されアクチュエータの駆動を制御する油圧パイロット式
の方向切換弁と、前記方向切換弁に接続され油圧源から
吐出される圧油によって前記方向切換弁を操作するパイ
ロット弁と、油圧源からの圧油を前記パイロット弁に供
給する管路と、該管路に管路内の圧油の流れを制御する
切換弁を設けた作業機において、前記パイロット弁の操
作状態を検出する検出手段と、前記検出手段からの信号
に基づいて前記始動装置を制御するための制御手段とを
設けたことにある。
【0011】
【作用】本発明は、以上のように構成してあることか
ら、請求項1においては、原動機停止状態において、少
なくとも駆動力制御手段及び、操作手段によって第1の
制御手段に駆動力が伝達され得る状態にあることが検出
手段によって検出されると、その検出された状態は、信
号として始動制御手段を制御する第2の制御手段に伝達
され、第2の制御手段は、始動制御手段が原動機を始動
しないように制御する。
【0012】さらに請求項2においては、原動機停止状
態において、油圧源から吐出される圧油をパイロット弁
に供給する管路に介在された切換弁が、前記管路を連通
状態する位置に切り換えられている場合は、検出手段に
よってその状態を検出し、その検出された状態は、信号
として始動装置を制御する制御手段に伝達され、制御手
段は、始動装置を作動させないように制御する。
【0013】さらに請求項3においては、原動機停止状
態において、方向切換弁を制御するパイロット弁が操作
されると、検出手段によってその操作状態を検出し、そ
の検出された操作状態は、信号として始動装置に伝達さ
れ、制御手段は、始動装置を作動させないように制御す
る。
【0014】
【実施例】第1の実施例を図1、第2の実施例を図2、
第3の実施例を図3、第4の実施例を図4にそれぞれ示
す。
【0015】図1は作業機の安全装置の第1の実施例を
示した回路図である。
【0016】図1において第1の実施例の構成は、原動
機としてのエンジン1と、該エンジン1に接続されたエ
ンジン1の始動を制御するスタータモータ2と、スター
タモータ2に配線3を介して接続される電源4と、スタ
ータモータ2の始動を制御するためたに配線3に介在さ
れたスイッチ5と、前記エンジン1によって駆動される
主油圧ポンプ6と、該主油圧ポンプ6に接続されるアク
チュエータとしての油圧モータ7と、第1、第2のパイ
ロット室8a,8bを備え主油圧ポンプ6と油圧モータ
7との間に介在された第1の制御手段としての方向切換
弁8と、主油圧ポンプ6から吐出された圧油を方向切換
弁8に供給する主管路9と、第1、第2のパイロット室
8a,8bに選択的に圧油を供給するためにエンジン1
によって駆動される駆動装置としてのパイロット用油圧
ポンプ10とパイロット用油圧ポンプ10及び方向切換
弁8の間に介在され、方向切換弁8の切り換えを制御す
る操作手段としてのパイロット弁11である。パイロッ
ト弁11は入力口が駆動力制御手段としての切換弁15
を介して管路13により前記パイロット用油圧ポンプ1
0と接続され、出力口がパイロット管路14a,14b
を介してパイロット室8a,8bに接続される減圧弁1
1a,11bと、操作レバー11cを備えている。切換
弁15は、パイロット弁11とタンクとを接続し、パイ
ロット用油圧ポンプ10から吐出される圧油を遮断する
位置cと、前記パイロット用油圧ポンプ10と前記パイ
ロット弁11とを連通する位置dを備えると共に、操作
するための操作レバー15aから構成されている。さら
に配線3には第2の制御手段としてのリレー16が介在
され、該リレー16は配線17を介して電源4に接続さ
れており、前記配線17には、切換弁15の操作レバー
15aの切り換え動作に連動してON−OFFされるス
イッチ18が介在されている。前記リレー16はB接点
方式である。
【0017】以上のように構成される第1の実施例によ
る作業機の安全装置にあっては、切換弁15がパイロッ
ト用油圧ポンプ10と連通する位置dにある場合、スイ
ッチ18はON状態となり、電源4とリレー16は配線
17を介して接続されるため、無励磁状態で接続状態に
あるB接点方式のリレー16は励磁して、非接続状態と
なる。よって切換弁15がパイロット用油圧ポンプ10
と連通する位置dにあるときは、スイッチ5をONにし
てもスタータモータ2が起動しない。よってエンジン1
は始動しない。切換弁15を遮断する位置cに切り換え
た状態では、スイッチ18はOFF状態をとなりリレー
16は励磁されないので接続状態を保持し、スイッチ5
をONすることによりエンジン1は始動する。そのため
主油圧ポンプ6およびパイロット用油圧ポンプ10から
吐出される圧油はそれぞれ、方向切換弁8、切換弁15
に供給され、ここで切換弁15を連通状態であるd位置
に切り換えるとパイロット用油圧ポンプ10から吐出さ
れる圧油は、パイロット弁11に供給され、パイロット
弁11の操作レバー11cの操作量に応じた圧力が方向
切換弁8のパイロット室8a,8bに伝達され方向切換
弁8が切り換えられて油圧モータ7は駆動する。
【0018】以上のように構成される第1の実施例の効
果として、エンジン1の停止状態で、パイロット弁11
の操作レバー11cが操作者の衣服等に引掛けて操作さ
れた状態でかつ、切換弁15が連通する位置dのときに
は、エンジン1が始動できないので、油圧モータ7が誤
って動き出すことがない。
【0019】つぎに第2の実施例を図2に示す。第1の
実施例と、同一の構成要素のものには、同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0020】図において第2の実施例の構成は、第1の
実施例では、リレー16と電源4との接続を切り換える
ための手段としてスイッチ18を切換弁15に設けてい
たが、それに代えて、リレー16と電源4とを配線19
で接続し、配線19に、その接続状態をパイロット弁1
1の操作レバー11cの動作に基づいて切り換えるスイ
ッチ20を設けた構成になっている。
【0021】以上のように構成される第2の実施例にあ
っては、操作レバー11cが操作されるとスイッチ16
がON状態となり、電源4は、配線19によってリレー
16に伝達され、リレー16は、上述したように、励磁
することにより、非接続状態となり、スタータモータ2
に電流を供給する配線3は、遮断されるため、スイッチ
5を、ON状態にしても、スタータモータ2に電流が流
れることがなくエンジン1が始動することがない。エン
ジン1を始動するためには、操作レバー11cを中立状
態にしなければならず、中立状態のときはスイッチ20
がOFF状態となりリレー16は励磁されないので接続
状態を保持し、スイッチ5をON状態にすることにより
エンジン1は始動する。エンジン1始動後の動作は実施
例1と同じである。
【0022】よって第2の実施例の効果として、切換弁
12が管路13を連通する位置dにある場合に操作レバ
ー11cが操作状態にあるとき、スイッチ5をON状態
しても、エンジン1が始動することがないため、油圧モ
ータ7が誤って動き出すことがない。
【0023】次に第3の実施例を図3に示す。第1、第
2の実施例と同様の構成のものには、同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0024】図において第3の実施例の構成は、第1の
実施例では、スタータモータ2の回転を制御する手段と
して、リレー16によってスタータモータ2に供給され
る電源4を制御していたが、それに代えて切換弁15の
切り換え動作に基づいて、スイッチ5がOFF状態から
ON状態に切り換わらないように制限するソレノイド2
1をスイッチ5に設けた構成になっている。ここで、ソ
レノイド21には、ピストン21aが備えられ、ON状
態の時にピストン21aが突出し、OFF状態の時に引
き込むような構造になっている。
【0025】以上のように構成される第3の実施例にあ
っては、エンジン1が停止状態にあるときに、前記切換
弁15がパイロット用油圧ポンプ10と、パイロット弁
11とを連通する位置dにあると、スイッチ18がON
状態となり、電源4とソレノイド21は通電し、ソレノ
イド21はピストン21aを突出させるため、スイッチ
5はON状態に切り換わらない。切換弁15が遮断する
位置cにある場合には、スイッチ18はOFF状態とな
り、ソレノイド21はピストン21aが引き込まれた状
態を保持するため、スイッチ5をON状態にすることに
よりエンジン1を始動することができる。エンジン1の
始動後の動作は実施例1と同様である。
【0026】以上のように第3の実施例の効果は、切換
弁15が管路13を連通する位置dにあるときは、スイ
ッチ5をON状態にすることができないのでエンジン1
が始動することがなく第1の実施例と同様の効果を得る
ことができる。
【0027】次に第4の実施例を図4に示す。第1、第
2の実施例と同様の構成のものには、同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0028】図において、第4の実施例の構成は、第1
の実施例では、スタータモータ2の回転を制御する手段
として、リレー16によってスタータモータ2に供給さ
れる電源4を制御していたが、それに代えて、スイッチ
18のON−OFF状態によってスタータモータ2と、
エンジン1との接続を制御する接続制御装置22から構
成され、接続制御装置22は、通常、スタータモータ2
の保護のために、スタータモータ2が回転し、エンジン
1が始動すると、クラッチあるいは、ギヤにより、エン
ジン1と、スタータモータ2との接続が遮断される構成
であって、この技術は公知のものである。この実施例で
は、前記接続制御装置22をエンジン1に設けられた歯
車22aと、スタータモータ2に設けられた歯車22b
と、スタータモータ2の歯車22bの回転力をエンジン
1の歯車22aに伝達する歯車22cと、その歯車22
cを電源のON,OFFによって突出及び、引込み動作
させるピストン22dを備えたソレノイド22eに取り
付けた構造になっている。
【0029】以上のように構成される第4の実施例で
は、エンジン1が停止状態にあって、前記切換弁15が
パイロット用油圧ポンプ10とパイロット弁11を接続
する管路13を連通する位置dにある場合、スイッチ1
8はON状態に切り換わり、それにより、電源4とソレ
ノイド22eとは、通電状態となり、ソレノイド22e
のピストン22dは引き込まれるため、歯車22cはス
タータモータ2の歯車22bの回転力をエンジン1の歯
車22aに伝達しない位置に移動する。よってエンジン
1は始動することがない。また切換弁15が遮断する位
置cにある場合には、スイッチ18はOFF状態とな
り、ソレノイド22eはピストン22dが突出した状態
を保持することで、スタータモータ2の歯車22bとエ
ンジン1の歯車22aとは、歯車22cにより接続さ
れ、スイッチ5をON状態にすることによりエンジン1
を始動することができる。エンジン1の始動後の動作は
実施例1と同様である。
【0030】よって第4の実施例の効果として、切換弁
15が管路13を連通する位置dにあるときは、スイッ
チ5がON状態になってスタータモータ2が回転して
も、その回転力をエンジン1に伝達することがないので
エンジン1が始動することがなく第1の実施例と同様の
効果を得ることができる。
【0031】なお上記全実施例では、原動機としてエン
ジンの場合を説明したが電動モータの場合でも良い。そ
の場合、電動モータに供給される電源を第1、第2の実
施例のようにリレー等で制御するか、第3の実施例のよ
うに電動モータを始動するスイッチがONにならないよ
うにすることで、同様の作用効果を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の作業機の安
全装置は、原動機の停止状態において、少なくとも操作
手段が操作状態にあるときか、または駆動力制御手段が
管路を連通する位置にあるときは、原動機が始動できな
いために、誤って操作手段が操作された状態で、原動機
が始動してアクチュエータが動き出すことがないので安
全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作業機の安全装置の第1の実施例の構
成を示す回路図である。
【図2】本発明の作業機の安全装置の第2の実施例の構
成を表す回路図である。
【図3】本発明の作業機の安全装置の第3の実施例の構
成を表す回路図である。
【図4】本発明の作業機の安全装置の第4の実施例の構
成を表す回路図である。
【図5】従来の作業機の安全装置の構成を表す回路図で
ある。
【符号の説明】
1 原動機 2 始動制御手段 7 アクチュエータ 8 第1の制御手段 10 駆動装置 11 操作手段 15 駆動力制御手段 16 第2の制御手段 18 検出手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機と、原動機に接続され原動機の始
    動を制御するための始動制御手段と、該原動機によって
    駆動されるアクチュエータと、該アクチュエータに接続
    されアクチュエータの動きを制御する第1の制御手段
    と、該第1の制御手段に接続され第1の制御手段の駆動
    力を発生する駆動装置と、第1の制御手段に接続され駆
    動装置からの駆動力を制御することにより第1の制御手
    段を操作する操作手段と、前記駆動装置から前記操作手
    段に供給される駆動力を制御する駆動力制御手段を備え
    た作業機において、前記駆動力制御手段及び前記操作手
    段の少なくとも一方によって前記第1の制御手段に駆動
    力が伝達され得る状態を検出し、それに基づいて信号を
    出力する検出手段と、該検出手段からの信号によって始
    動制御手段を制御する第2の制御手段を設けたことを特
    徴とする作業機の安全装置。
  2. 【請求項2】 原動機と、原動機に接続され原動機の始
    動を制御するための始動装置と、原動機によって駆動さ
    れる油圧源と、該油圧源と接続され油圧源から吐出され
    る圧油を駆動源とするアクチュエータと、該油圧源とア
    クチュエータとの間に介在されアクチュエータの駆動を
    制御する油圧パイロット式の方向切換弁と、前記方向切
    換弁に接続され油圧源から吐出される圧油によって前記
    方向切換弁を操作するパイロット弁と、油圧源からの圧
    油を前記パイロット弁に供給する管路と、該管路に管路
    内に圧油の流れを制御する切換弁を設けた作業機におい
    て、前記切換弁の切り換え状態を検出し信号を出力する
    検出手段と、前記検出手段からの信号に基づいて前記始
    動装置を制御するための制御手段とを設けたことを特徴
    とする作業機の安全装置。
  3. 【請求項3】 原動機と、原動機に接続され原動機の始
    動を制御するための始動装置と、原動機によって駆動さ
    れる油圧源と、該油圧源と接続され油圧源から吐出され
    る圧油を駆動源とするアクチュエータと、該油圧源とア
    クチュエータとの間に介在されアクチュエータの駆動を
    制御する油圧パイロット式の方向切換弁と、前記方向切
    換弁に接続され油圧源から吐出される圧油によって前記
    方向切換弁を操作するパイロット弁と、油圧源からの圧
    油を前記パイロット弁に供給する管路と、該管路に管路
    内の圧油の流れを制御する切換弁を設けた作業機におい
    て、前記パイロット弁の操作状態を検出する検出手段
    と、前記検出手段からの信号に基づいて前記始動装置を
    制御するための制御手段とを設けたことを特徴とする作
    業機の安全装置。
JP4202477A 1992-07-29 1992-07-29 作業機の安全装置 Expired - Lifetime JP2744176B2 (ja)

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