JPH0649820U - シフトロックケ−ブル - Google Patents
シフトロックケ−ブルInfo
- Publication number
- JPH0649820U JPH0649820U JP9087892U JP9087892U JPH0649820U JP H0649820 U JPH0649820 U JP H0649820U JP 9087892 U JP9087892 U JP 9087892U JP 9087892 U JP9087892 U JP 9087892U JP H0649820 U JPH0649820 U JP H0649820U
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- JP
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- cable
- lock
- shift lock
- eye
- ring
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- Pending
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Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案のシフトロックケ−ブルは、インナ−
エンドとアイエンドとを結合させる際の作業時間の短縮
と部品手数を少なくし組付作業の容易化をはかるように
したシフトロックケ−ブルを提供することを目的として
いる。 【構成】 インナ−ケ−ブル6とアイエンド2とアウタ
−ケ−シング5とロックピン9とガイドパイプ8とスプ
リング10とから構成されたシフトロックケ−ブル1。ア
イエンド2はエンド部3とリング部4とから形成されて
いる。
エンドとアイエンドとを結合させる際の作業時間の短縮
と部品手数を少なくし組付作業の容易化をはかるように
したシフトロックケ−ブルを提供することを目的として
いる。 【構成】 インナ−ケ−ブル6とアイエンド2とアウタ
−ケ−シング5とロックピン9とガイドパイプ8とスプ
リング10とから構成されたシフトロックケ−ブル1。ア
イエンド2はエンド部3とリング部4とから形成されて
いる。
Description
【0001】
本考案はオ−トマチックトランスミッションを搭載した自動車等のシフトロッ クケ−ブルに関する。さらに詳しくは、シフトロックケ−ブルの端末構造に関す る。
【0002】
従来、オ−トマチックトランスミッション車において、急発進対策として図4 に示すようなキ−インタ−ロック機構付シフトロック装置が開発され、採用され ている(実開平1−154929号公報参照)。 シフトレバ−111には、シフトロック装置100が付設されている。シフトロック 装置100は、ロック機構112とロック解除部材であるシフトロックケ−ブル101と から構成される。
【0003】 まずロック機構から説明すると、109は前記シフトレバ−111をパ−キング位置 でロックするロック位置からこのロックを解除するロック解除位置まで突没可能 に設けられたロックピンである。114は前記ロックピン109の保持部材であり、ロ ックピン109を突没自在に保持する円筒状のガイドパイプ108を有している。前記 ガイドパイプ108内にロックピン109をロック位置に突出させる方向に弾性的に付 勢するスプリング(図示しない)を収容するとともに、ロックピン109に連結す るシフトロックケ−ブル101の一端を収容する。このシフトロックケ−ブル101の 他端はブレ−キペダル118に連結される。
【0004】 つぎにブレ−キペダル118について説明する。 119はブレ−キペダル118のア−ムであり、この上端部は車体側のブラケット 122に回動軸121を介して回動自在に支持されている。またレバ−120にはシフト ロックケ−ブル101のインナ−ケ−ブル106の一端が連結されている。さらに、こ の回動軸121の一端にはレバ−120が固定されている。
【0005】 ブレ−キペダル118が踏み込み操作されていない状態では、ロックピン109は保 持部材114内のスプリングの弾性付勢力によってロック位置側に突出した状態で 保持される。したがって、ディテントピン115はディテント溝116のパ−キング位 置に保持され、シフトレバ−111をパ−キング位置でロックすることができる。 そしてブレ−キペダル118の踏み込み動作にともない、シフトロックケ−ブル 101を介してロックピン109がスプリングの弾性付勢力に抗してロック解除方向に 移動する。したがって、シフトレバ−111の操作ボタン117を押してパ−キング位 置からパ−キング位置以外の任意のポジションに移動することができる。
【0006】 しかし、操作時にインナ−エンド107がアイエンド102から脱落したばあい、ブ レ−キペダル118を踏み込んでもインナ−ケ−ブル106が動かなくなる。すなわち 、ブレ−キペダル109がロック位置に突出する状態で保持され、シフトレバ−111 をパ−キンング位置からパ−キング位置以外の任意のポジションに移動させるこ とができなくなる。
【0007】 そこで、図5に示すようなアイエンド102の構造が採用されている(実開平4 −96539号公報の図3参照)。 アイエンド102は、インナ−ケ−ブル106のインナ−エンド107と連結されるエ ンド部103と前記レバ−120と連結するリング部104とから構成される。エンド部1 03は溝部103hと凹部103kと傾斜部103gと脚部103dとからなり、傾斜部103gに設け られた凹部103kにはインナ−エンド107首下に設けられたブッシュ103iの凸部103 jが嵌着されている。またリング部104は、前記レバ−120の軸(図示しない)が 嵌着される孔104aを有している。この構造により、非操作時にアイエンド107が エンド部103から脱落することはない。 そして、ブレ−キペダル118を強く踏み込むことによりブッシュ103iと凹部103 kとの結合が外れる。すなわち、ブレ−キペダル118とシフトロックケ−ブル101 との結合が確実に外れて少なくともブレ−キ操作が損なわれないようにすること ができる。
【0008】
しかしながら、このアイエンド102にも問題が残っていてインナ−エンド107 をエンド部103の溝部103hに挿入したのち、ブッシュ103iの凸部103jをエンド部 103の凹部103kに嵌着するための作業に時間を要していた点、またブッシュ103 i自体が小型部品であるため組付時に紛失するという点などの問題がある。 本考案は上述したような事情に着目してされたもので、インナ−エンド107と アイエンド102とを結合させる際の作業時間の短縮とブッシュ103iを廃止し組付 作業の容易化をはかるようにしたシフトロックケ−ブルを提供することを目的と するものである。
【0009】
本考案のシフトロックケ−ブルは、(a) インナ−ケ−ブルと、(b) 該インナ− ケ−ブルの一端であるインナ−エンドと連結されるエンド部と操作部と連結され るリング部とからなるアイエンドと、(c) 前記インナ−ケ−ブルを摺動自在に挿 通させるためのアウタ−ケ−シングと、(d) 前記インナ−ケ−ブルの他端である インナ−エンドと連結されるロックピンと、(e) 該ロックピンを突没自在に保持 する円筒状のガイドパイプと、(f) 該ガイドパイプ内に前記ロックピンを被操作 部に突出させる方向に弾性的に付勢させるスプリングとからなる構造が採用され ている。 そして、前記アイエンドは、(a) インナ−エンドを嵌入させる孔と、インナ− ケ−ブルを挿入させる溝部と、前記リング部と着脱するための凸部とからなるエ ンド部と、(b) 操作部と連結するための孔を有するリングと、前記凸部と着脱す るための凹部とからなるリング部とから構成されていることが好ましい。 さらに、前記アイエンドは、(a) インナ−エンドの大径部を嵌入させる大径孔 と、インナ−エンドの小径部を圧入させる小径孔と、前記大径部が摺接する溝部 と前記小径部が圧接するスリット部を有する脚部とからなるエンド部と、(b) 操 作部と連結するための孔を有するリング部とから構成されていることが好ましい 。
【0010】
通常操作時にインナ−エンドがアイエンドのエンド部から脱落することなく、 ブレ−キペダルを強く踏み込むことによりアイエンドのエンド部とリング部とが はずれ、あるいはエンド部の脚部が広がりインナ−エンドとアイエンドとがはず れ、ブレ−キペダルは自由に踏み込み操作ができる。
【0011】
つぎに図面を参照しながら本考案のシフトロックケ−ブルの実施例を説明する 。図1は本考案のシフトロックケ−ブルの一実施例を示す斜視図、図2は本考案 のシフトロックケ−ブルのアイエンドの一実施例を示す斜視図、図3は本考案の シフトロックケ−ブルのアイエンドの他の実施例を示す斜視図である。
【0012】 図1(実施例1)のシフトロックケ−ブル1は、アイエンド2、エンド部3、 リング部4、アウタ−ケ−シング5、インナ−ケ−ブル6、インナ−エンド7a、7 b、ガイドパイプ8、ロックピン9およびスプリング10から構成される。 アイエンド2は、インナ−ケ−ブル6の一端であるインナ−エンド7aと連結さ れるエンド部3とブレ−キペダル側のレバ−と連結するリング部4とからなって いる。 アウタ−ケ−シング5は、インナ−ケ−ブル6を摺動自在に挿通させるもので あり、平鋼線を捲いた鎧層の外周に合成樹脂の被覆が設けられている。 インナ−ケ−ブル6は、一般に複数本の素線を撚り合わせて1本のストランド を作り、そのストランドを複数本撚り合わせて作るが、種々の組合せがを採用す ることができる。このインナ−ケ−ブル6の両端は、インナ−エンド7a、7bが形 成されている。 そしてインナ−ケ−ブル6の他端であるインナ−エンド7bは、シフトレバ−を パ−キング位置でロックするロック位置からロック解除位置まで突没可能に設け られたロックピン9に連結されている。このロックピン9を突没自在に保持する 円筒状のガイドパイプ8がアウタ−ケ−シング5に形成されている。またガイド パイプ8内にロックピン9をロック位置に突出させる方向に弾性的に付勢するス プリング10が収容されている。 本考案のシフトロックケ−ブル1は、図1に示されるような構造を有するもの があげられるが、本考案はかかる形状のもののみに限定されるものではない。
【0013】 つぎに図2および図3を参照しながらアイエンド2の実施例を説明する。 図2(実施例2)の場合、アイエンド2のエンド部3は、インナ−エンド7aを 嵌入させる孔3aと、インナ−ケ−ブル6を挿入させる溝部3bと、前記リング部4 を着脱するための略T字状の凸部3cとからなる。またリング部4は、前記ブレ− キペダル側のレバ−のピン(図示しない)と連結するための孔4aを有するリング 4bと、前記凸部3cと着脱するための略T字状の凹部4cとからなっている。 そして、インナ−ケ−ブル6とアイエンド2との組付け方法は、まずインナ− エンド7a(想像線)を孔3aに嵌入させ、インナ−ケ−ブル6を溝部3bに沿って矢 印A方向に回転させたのち、凸部3cを凹部4cに嵌着させて組付ける。
【0014】 図3(実施例3)の場合、アイエンド2のエンド部3は、インナ−エンド7の 大径部7aを嵌入させる大径孔3eと、インナ−エンド7の小径部7bを圧入させる小 径孔3fと、大径部7aが摺接する溝部3gと小径部7bの外周が圧接するスリット部3h とからなる脚部3dとからなる。またリング部4は、前記レバ−のピン(図示しな い)と連結するための孔4aを有するリング4bからなっている。 そして、インナ−ケ−ブル6とアイエンド2との組付方法は、インナ−エンド 7(想像線)を大径孔3eに嵌入させたのち、脚部3dを矢印B方向に少し広げるよ うにして小径部7bを小径孔3fに圧入させることにより組付ける。 本考案のアイエンド2は、図2および3に示されるような構造を有するものが あげられるが、本考案はかかる形状のもののみに限定されるものではない。
【0015】 このようにアイエンド2とインナ−ケ−ブル6とが組付けられているため、ブ レ−キペダルを強く踏み込んだ場合、実施例2はエンド部3とリング部4とがは ずれ、また実施例3は脚部3dが矢印B方向に広がるためアイエンド2とインナ− ケ−ブル7とがはずれる。すなわち、ブレ−キペダルとシフトロックケ−ブル1 との結合が確実にはずれて少なくともブレ−キ操作が損なわれることはなく、自 由に踏み込み操作ができる。
【0016】
本考案によれば、インナ−エンドとアイエンドとを結合させる際の作業時間の 短縮と組付作業の容易化をはかることができるきわめて優れた効果を奏する。
【図1】本考案のシフトロックケ−ブルの一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】本考案のシフトロックケ−ブルに係わるアイエ
ンドの一実施例を示す斜視図である。
ンドの一実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案のシフトロックケ−ブルに係わるアイエ
ンドの他の実施例を示す斜視図である。
ンドの他の実施例を示す斜視図である。
【図4】シフトロック装置全体の概略説明図である。
【図5】従来のシフトロックケ−ブルのアイエンドの一
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
1 シフトロックケ−ブル 2 アイエンド 3 リング部 4 エンド部 5 アウタ−ケ−シング 6 インナ−ケ−ブル 7、7a、7b インナ−エンド 8 ガイドパイプ 9 ロックピン 10 スプリング
Claims (3)
- 【請求項1】 (a) インナ−ケ−ブルと、 (b) 該インナ−ケ−ブルの一端であるインナ−エンドと
連結されるエンド部と操作部と連結されるリング部とか
らなるアイエンドと、 (c) 前記インナ−ケ−ブルを摺動自在に挿通させるため
のアウタ−ケ−シングと、 (d) 前記インナ−ケ−ブルの他端であるインナ−エンド
と連結されるロックピンと、 (e) 該ロックピンを突没自在に保持する円筒状のガイド
パイプと、 (f) 該ガイドパイプ内に前記ロックピンを被操作部に突
出させる方向に弾性的に付勢させるスプリングとからな
るシフトロックケ−ブル。 - 【請求項2】 前記アイエンドが (a) インナ−エンドを嵌入させる孔と、インナ−ケ−ブ
ルを挿入させる溝部と、前記リング部と着脱するための
凸部とからなるエンド部と、 (b) 操作部と連結するための孔を有するリングと、前記
凸部と着脱するための凹部とからなるリング部とからな
る請求項1記載のシフトロックケ−ブル。 - 【請求項3】 前記アイエンドが (a) インナ−エンドの大径部を嵌入させる大径孔と、イ
ンナ−エンドの小径部を圧入させる小径孔と、前記大径
部が摺接する溝部と前記小径部が圧接するスリット部を
有する脚部とからなるエンド部と、 (b) 操作部と連結するための孔を有するリング部とから
なる請求項1記載のシフトロックケ−ブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9087892U JPH0649820U (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | シフトロックケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9087892U JPH0649820U (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | シフトロックケ−ブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0649820U true JPH0649820U (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=14010732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9087892U Pending JPH0649820U (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | シフトロックケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0649820U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160059303A (ko) * | 2014-11-18 | 2016-05-26 | 현대자동차주식회사 | 회전형 케이블 아이엔드 및 그 제조방법 |
-
1992
- 1992-12-11 JP JP9087892U patent/JPH0649820U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160059303A (ko) * | 2014-11-18 | 2016-05-26 | 현대자동차주식회사 | 회전형 케이블 아이엔드 및 그 제조방법 |
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