JPH0648872Y2 - リ−ドフレ−ム - Google Patents

リ−ドフレ−ム

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JPH0648872Y2
JPH0648872Y2 JP1986022864U JP2286486U JPH0648872Y2 JP H0648872 Y2 JPH0648872 Y2 JP H0648872Y2 JP 1986022864 U JP1986022864 U JP 1986022864U JP 2286486 U JP2286486 U JP 2286486U JP H0648872 Y2 JPH0648872 Y2 JP H0648872Y2
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JP
Japan
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lead frame
anchor hole
coining
inner lead
shaped inner
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JP1986022864U
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JPS62135447U (ja
Inventor
真一 勝瑞
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、樹脂モールドのトランジスタパッケージの製
造等に使用されるリードフレームに関するものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする問題点〕
この種従来のT字形インナーリードを有するリードフレ
ームにおいては、第2図に示される如く、トランジスタ
等が載置されるべきパッド部1及びダムバー2,2′から
該パッド部1側へ伸長するT字形インナーリード3の先
端部を含む領域(二点鎖線)がリードフレームの打ち抜
き加工後薄く押しつぶされ、即ちコイニングされること
により該打ち抜き加工に基づく歪等が除去せしめられる
ようになっている。しかしながら、かかるコイニングに
際し、第3図に示される如く、T字形インナーリード3
の先端部に形成されている樹脂止め用アンカーホール4
の打ち抜き加工により発生したバリがコイニング領域
(斜線部)へ飛散して、そのままコイニングがなされる
と該先端部に打痕等が生じ、又、コイニングによって先
端部にはアンカーホール4の形状に倣ってパッド1側へ
塑性変形せしめられた膨張部5が形成され、このため、
対向するインナーリード3の先端部間の間隔l(第2
図)が所定の寸法交差から外れてしまい、該間隔lを修
正するために再度打ち抜き加工をしなければならなかっ
た。更に、かかる修正領域はコイニングにより既に素材
よりも薄くされている上に打ち抜き修正後のアンカーホ
ール4の外縁からインナーリード先端縁までの間隔aは
極めて狭い(第4図参照)ため、この部分の機械的強度
は極めて低くなるという不都合があった。
本考案はかかる実情に鑑み、インナーリード3に打痕及
び膨張変形等が生ずることなくコイニングがなされ得、
寸法精度の向上が図られ得るリードフレームを提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案によるリードフレームでは、T字形インナーリー
ドの先端部の少なくとも一方の端部領域がコイニングさ
れている。従って、アンカーホールはコイニング領域の
範囲中に形成られているから、コイニングに際し該アン
カーホールのバリがコイニング領域の脱落して打痕を生
ぜしめられることはなく、又、インナーリードの先端部
には塑性変形による膨張部が形成されることもない。
〔実施例〕
第1図は本考案によるリードフレームの一実施例を示
し、図中、2はダムバー、3はダムバー部側へ伸長する
T字形インナーリード(第2図参照)、4はアンカーホ
ール、6,6′はインナーリード3の先端部の夫々端部が
アンカーホール4と所定の距離だけ離隔してコイニング
されて成るコイニング領域である。尚、T字形インナー
リード3が例えばメモリーIC等に使用される場合、シリ
コンチップ搭載用のパッド部1が大きくなって、該T字
形インナーリード3がモールドパッケージラインに近づ
くように極端に短くせざるを得ず、そのためT字形イン
ナーリード3は樹脂モールド中に奥の位置まで進入する
ことができないので、そのままではT字形インナーリー
ドを被覆する樹脂モールドから抜け易くなってしまう
が、上記アンカーホール4は、このような抜けを防止し
てリードを確実に固定するために有効な手段である。
本実施例によるリードフレームは上記のように構成され
ているから、アンカーホール4はコイニング領域6,6′
と離隔しており、コイニングの際仮りに該アンカーホー
ル4にバリが生じていてもそれがコイニング領域6,6′
へと脱落せしめられてインナーリード3に打痕を生ぜし
めるようなことはない。又、従来の如きアンカーホール
4の形状に倣った膨張部(第3図)は形成され得ず、こ
れによりインナーリード3の先端部間の間隔lの寸法精
度は向上されると共にこれを修正するための打ち抜き加
工も不要となり同時にアンカーホール4の側部領域の機
械的強度も低下せしめれることはない。
尚、上記実施例におけるコイニング領域6,6′は何れか
一方のみ形成されてもよく、その場合にも同様の効果が
得られる。又、本リードフレームは量産用金型により量
産され得る。
〔考案の効果〕
上述のように本考案によるリードフレームは、その品質
が向上され得ると共に生産性の向上が達成され得る等の
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るT字形インナーリード部の拡大
図、第2図乃至第4図はこの種従来のリードフレームに
ついて示し、第2図はその基本的構造を示す部分平面
図、第3図はコイニングされたインナーリードの状態を
示す部分拡大図、第4図は該インナーリードの膨張部と
アンカーホールとの関係を示す部分拡大図である。 1……パッド部、2,2′……ダムバー、3……インナー
リード、4……アンカーホール、6,6′……コイニング
領域、L……リードフレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンカーホールを有するT字形インナーリ
    ード先端部の両側方に伸びた少なくとも一方の端部にお
    いて上記アンカーホールを含まない領域がコイニングさ
    れるようにしたリードフレーム。
JP1986022864U 1986-02-21 1986-02-21 リ−ドフレ−ム Expired - Lifetime JPH0648872Y2 (ja)

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JPS62135447U JPS62135447U (ja) 1987-08-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5427769A (en) * 1977-08-04 1979-03-02 Nec Home Electronics Ltd Production of semiconductor devices
JPS58182858A (ja) * 1982-04-21 1983-10-25 Nec Corp リ−ドフレ−ム

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JPS62135447U (ja) 1987-08-26

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