JPH0648772A - 複合体製品の製造方法 - Google Patents

複合体製品の製造方法

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JPH0648772A
JPH0648772A JP5086992A JP8699293A JPH0648772A JP H0648772 A JPH0648772 A JP H0648772A JP 5086992 A JP5086992 A JP 5086992A JP 8699293 A JP8699293 A JP 8699293A JP H0648772 A JPH0648772 A JP H0648772A
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frit
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David H Crooker
ハロルド クルーカー デイヴィッド
Lina M Echeverria
マリア エチェヴェリア リナ
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    • C03C2217/475Inorganic materials

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望の表面性状を有する着色うわ薬とガラス
セラミックからなる複合体製品を製造する。 【構成】着色剤を含有する第1のガラスのフリットを調
製し、そのフリットのスリップをガラスセラミックボデ
ィに施して乾燥せしめる。別の着色剤を有するまたは無
色の第2のフリットを調製し、そのフリットのスリップ
を第1のフリットの乾燥粒子の層の上に施す。フリット
粒子の2層を一体のうわ薬塗膜に溶融せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラスセラミックボディ
およびその上に被覆された所望の表面性状を有する粘着
着色うわ薬からなる複合体製品を製造する方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】着色加工ガラスセラミック製品の名称で
1991年10月7 日に我々により出願され、本出願の譲受人
に譲渡された米国特許出願第07/772,216号は、着色うわ
薬は確かにセラミック製品に美しさと変化を与える一
方、うわ薬塗膜製品の外観に固有の同一性があり、その
同一性は建築用途の大きなシートのような広い表面積を
有する製品において強調されると述べている。出願第07
/772,216号の開示の基礎となる前提は、うわ薬の表面特
性の改良によりうわ薬塗膜製品の美的外観に対する別の
特質が加わるという確信にある。したがって、主な目的
は、まだらの色の表面加工外観を示すガラスセラミック
製品を製造する方法を開発することにあった。
【0003】その目的は5つの一般的な段階を含む工程
により達成された: (a) 熱処理によりガラスセラミック製品に添加可能
な基礎組成を有し、着色剤を含有するガラスのバッチを
溶融し、(b) その溶融物を冷却し、着色ガラスフリ
ットをそこから調製し、(c) 段階(a)のガラスの
基礎組成と実質的に同一で、必要に応じて着色剤を含有
するガラスのバッチを溶融し、(d) その溶融物を溶
融状態にある間に所望の形状に形成し、(e) 着色ガ
ラスフリットの粒子を前記溶融ガラス形状物の表面上に
分散せしめ、(f) 該溶融ガラス形状物を冷却して固
体ガラス製品にし、次いで、(g) 該固体ガラス製品
を熱処理して該固体ガラス製品と前記着色ガラスフリッ
ト粒子を現場で結晶化せしめ、それによりまだら着色加
工表面を有するガラスセラミック製品を形成する。
【0004】そのような製品は、広範囲の色と局部的な
表面効果とを組み合わせた非常に印象的な外観を示す。
しかしながら、上述した方法の概略から認識されるよう
に、構成する段階の数、および製品外観の均質性を確実
にするための前記段階を行なうのに要求される高度の注
意[特に段階(e)]により比較的高価な最終製品とな
る。
【0005】米国特許第3,922,458 号(リンチ)は、一
方の上に他方を施して2つのエナメルを連続して施すこ
とにより金属表面を装飾し、そのエナメルは異なる溶融
温度を有することを記載している。それゆえ、その方法
は4つの基本段階: (1) 第1のフリットのスリップを金属表面に施し、
乾燥せしめ、(2) そのフリットを焼成せしめて溶融
し、前記金属表面上の第1のコーティングとし、(3)
より低い溶融温度を有する第2のフリットのスリップ
を被膜金属の上面に施して乾燥せしめ、(4) そのフ
リットを、第2のフリットが溶融し第1のコーティング
と反応するように第1の焼成温度よりもいくぶん低い温
度で焼成する各工程からなる。そこからの反応生成物は
下にある表面に関する表面張力を示す。
【0006】少なくとも3つの基本的な特性により、本
発明の方法をその特許の方法から区別できる。
【0007】第1に、著しく異なる基礎組成を有するガ
ラスフリットがその特許の方法に用いられるが、一方で
実質的に同一な基礎組成物が本発明の方法に用いられ
る。
【0008】第2に、異なる温度での2つの別々の焼成
工程がその特許の方法で用いられるが、一方で本発明の
方法においては単一の焼成工程が用いられる。
【0009】第3に、生成したエナメルはその特許の実
施に際する金属に関する張力下にあるが、一方本発明の
方法の塗膜はガラスセラミック上の圧縮層を提供する。
【0010】米国特許第4,110,487 号(ライアン)は同
様に、互いに重なった2つの異なるセラミック塗膜の連
続適用により金属表面を装飾することに関し、そのフリ
ットは異なる溶融温度を有する2つの塗膜からなる。そ
の方法は3つの基本工程: (1) 乾燥形態にある第1のフリットを金属に施し、
(2) 第1のフリットより高い溶融温度を有する第2
のフリットを、塗膜した金属の区域の上に乾燥形態で施
し、(3) 塗膜した金属を、第1のフリットが溶融し
て金属上に塗膜を形成する温度に最初に焼成し、その後
に温度を上昇せしめて第2のフリットを溶融させる各工
程からなる。生成した結合塗膜は張力または圧縮状態の
いずれにもない。
【0011】少なくとも4つの基本要因により、本発明
の方法とその特許の方法が区別される。
【0012】第1に、第1のフリットの組成は、第2の
フリットの組成とは実質的に異なり、対称的に、本発明
の方法においては、実質的に同一の基礎組成のフリット
が用いられる。
【0013】第2に、その特許ではフリットが乾燥粉末
として施されることが要求されるが、一方で本発明のフ
リットは湿った状態で施される。
【0014】第3に、その特許は、単一の焼成の実施が
用いられると述べているが、実際には、二段階の方法が
続いており、ここで第1のフリットがある温度で最初に
溶融され、次いでその温度が、第2のフリットを溶融す
るより高い水準まで上昇せしめられる。
【0015】第4に、うわ薬は、張力または圧縮下のい
ずれにもないと述べられているが、本発明の方法で開発
したうわ薬は、ガラスセラミックに関する圧縮下にある
ことが要求される。
【0016】米国特許第4,394,064 号(ドーソン)は、
装飾され、装飾エナメルと透明保護膜の連続適用により
化学攻撃から保護された製品、特に窓子間を開示してい
る。その方法は4つの基礎操作からなる。
【0017】第1に、エナメルフリットを施した。
【0018】第2に、そのフリットを焼成してフリット
粒子を完全な塗膜に溶融した。
【0019】第3に、その塗膜したボディを、熱分解し
て透明金属酸化物フイルム、唯一述べられた実施例であ
るジブチル錫二フッ化物の溶液となる有機金属化合物と
接触せしめる。
【0020】第4に、次いでその保護ボディを焼成して
熱分解的に金属酸化物フイルムを析出させた。
【0021】少なくとも3つの実質的な特徴により、本
発明の方法とその特許の方法とを識別できる。
【0022】第1に、第2の塗膜、すなわち、有機金属
化合物の組成物は、第1のエナメル塗膜の組成物からか
なりかけ離れているが、一方で本発明の方法において
は、実質的に同一な基礎組成のフリットが用いられる。
【0023】第2に、本発明の方法における単一の焼成
のかわりに、異なる温度での2連続焼成工程が用いられ
る。
【0024】第3に、本発明の方法は、うわ薬またはエ
ナメルの連続層を必要とするが、一方でその特許は1つ
のエナメルを用い、その保護膜は、ガラスではなく金属
酸化物である。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】それゆえ、本発明の基
礎となる目的は、表面加工外観を与え、所望であれば、
均質な外観の製品を製造するのにより容易に制御できる
うわ薬の適用によりセラミック製品を装飾する別の方法
を発明することにあった。
【0026】特有の目的は、ガラスセラミック建築被覆
部材および食器を装飾する方法を発明することにあっ
た。
【0027】
【課題を解決するための手段】米国特許第4,467,039 号
(ビオールら)および米国特許第4,608,348 号(ビオー
ルら)は、建築被覆部材および食器の製造に適したガラ
スセラミック材料の調製を記載している。その両者の特
許は、高水準の靭性とともに、20,000psiを超えた破
壊係数を示し、鎖ケイ酸塩ミクロ構造を有する結晶の存
在から生じたガラスセラミックを開示している。
【0028】特許第4,467,039 号は、主結晶相としての
カリウムフルオルリヒテライトを、ときとして第2相と
してのカナサイトの存在下で含有するガラスセラミック
を指向している。食器の製造において、カリウムフルオ
ルリヒテライトが唯一存在する結晶相を構成することが
好ましい。そのガラスセラミックの組成は、酸化物基準
の重量パーセントで表して、50−70%のSiO2
4−15%のCaO、8−25%のMgO、3−8%の
F、2−9%のNa2 O、2−12%のK2 O、0−3
%のLi2 O、および0−7%のAl2 3 から実質的
になる。
【0029】特許第4,608,348 号は、主結晶相としてカ
リウムフルオルリヒテライトを含有するが、また少なく
とも10重量%、通常は約20重量%のクリストバライ
トを含有するガラスセラミックを記載している。それら
のガラスセラミックは、酸化物基準の重量パーセントで
表して、65−69%のSiO2 、0.75−3.5%
のAl2 3 、13.5−17.5%のMgO、3−
4.8%のCaO、0.5−2.0%のLi2 O、1.
5−3.3%のNa2 O、4.2−6.0%のK2 O、
0−2.5%のBaO、0−2.5%のP2 5 、およ
び3.3−5.5%のFから実質的になる。
【0030】それら2つの特許に開示されたガラスセラ
ミックの高強度と靭性に、その前駆体ガラスの比較的容
易な溶融と形成が加わって、建築被覆部材としての使用
が促進される。すなわち、その高強度と靭性により、そ
のガラスセラミックを、それぞれの目的に利用される従
来のセラミック材料よりも、薄い断面積で大きな表面積
の部材に用いることができる。それゆえ、その特許に開
示された組成は、建築被覆材料に好ましい実施態様を構
成する。
【0031】ガラスセラミック材料の弱酸と弱塩基に対
する優れた抵抗性は、その高強度と靭性とともに、その
ガラスセラミックを食器の製造に理想的に適したものに
している。したがって、それらの特許に記録された組成
はまた、その用途に好ましい実施態様を構成する。
【0032】鮮明さ、色彩および色度を変化させる装飾
効果は、ガラスセラミック製品上、とりわけ、その表面
上に少なくとも2つのうわ薬組成物を互いの上に制御し
て連続に施すことによる上述した2つの特許内の組成を
有する建築部材および食器上に再生可能に製造できる。
うわ薬層の厚さは、表面の鮮明さだけでなく、色彩、色
の模様および色度にも影響を与えるので、厚さの制御は
加工にとって重要である。それゆえ、本発明は、うわ薬
の適用中にうわ薬層の適応を制御して、うわ薬層の再生
可能な厚さを確実とすることに基づく。うわ薬製品の外
観はまた、適用方法に依存する。すなわち、滑らかで均
一な塗膜を製品の表面に吹き付けることができ、または
みかげ石のしぼ状表面外観をスパッターガンを用いて製
造できる。
【0033】うわ薬フリットは、スリップを吹き付ける
ことによりガラスセラミックの表面上に施されるので、
うわ薬の厚さを制御するのに操作可能な2つのパラメー
タ: (a) 単位面積当たりに施された全容積、および
(b) 面積当たりの適用時間が発見された。
【0034】両方のパラメータが、再生可能な結果を達
成するのに効果的であることが示された。単位面積当た
りの全容積は、滑らかな均一につやのある外観の好まし
い制御パラメータを構成するが、単位面積当たりの適用
時間は不均一な表面性状の発達の好ましいモードであ
る。
【0035】単位時間当たりに放出されたうわ薬の容積
は、スリップに施された圧力に直接関係するので、吹付
け放出ラインに加えられる圧力の制御がまた有利であ
る。様々な吹付圧を探索し、一般的に約50−100 lbs
/in2 (〜3.5 −7.0 kg/cm2 )の範囲の圧力が
操作可能であることが分かった。圧力は不均一な表面性
状の発達に非常に実質的な役割を果たし、製造される色
の模様としぼ状の表面に大きく影響する。例えば、70−
100 lbs/in2 (〜4.9 −7.0 kg/cm2)の範
囲の圧力、80ポンドが好ましいが、みかげ石状の表面性
状を示すうわ薬の発達に非常に適していることが分かっ
たが、より粗い表面性状およびより細かい表面性状は、
それぞれより高い圧力およびより低い圧力にて調製でき
る。その表面性状の粗さはまた、小滴のサイズにより影
響を受け、小滴が大きくなればなるほど、より粗い表面
性状となる。50−70lbs/in2 (〜3.5 −4.9 kg
/cm2 )の範囲の圧力は、一般的に滑らかで均一に塗
膜されたうわ薬を製造する。所望のうわ薬の製造を確実
にするために、乾燥後、吹付けたスリップの厚さは0.00
4 ”−0.010 ”(〜0.1 −0.25mm)の間で変化し、焼
成後のうわ薬の厚さは0.002 ”−0.005 ”(〜0.05−0.
13mm)の間に亘る。
【0036】少なくとも2つのうわ薬の層の使用は、様
々な表面輪郭および色の表面性状のもととなる。例え
ば: (1) 少なくとも1つの着色うわ薬の層を適用し、続
いて透明なうわ薬をその上に適用した場合、線状の効果
が斜面を有する器具上に得られる。それゆえ、焼成中
に、着色フリットの粒子を通過した透明なフリットの粒
子の下への流動により、着色と透明な交互の帯が生じ
る。これらの線は、着色うわ薬が暗い場合に特に外観に
おいて著しく、それにより最大の対照を与える。同様
に、異なる色のフリットの同心円の帯が傾斜表面に沿っ
て施された場合、美しい線状効果が得られ、両者とも続
いてその上に透明なうわ薬塗膜が施される。この場合、
異なる着色フリット粒子が互いに流動して通過し、虎の
目に似た効果となる交互の色彩の線を生じる。
【0037】(2) まだら効果は、着色フリッ粒子の
スリップを器具の平らな表面上に吹き付け、続いてその
上に透明なフリット粒子を吹き付け、次いでそのフリッ
ト粒子を焼成してうわ薬とすることにより達成できる。
透明なフリット粒子が、水平のグライディングなく着色
フリット粒子中に沈む場合に、まだら効果が生じる。そ
の効果は全ての色うわ薬において存在するが、前述した
場合のように、暗いうわ薬により明白となる。
【0038】(3) うわ薬は焼成中に重力による流れ
を経験するので、彫刻した器具は多層うわ薬の適用によ
り美しく高められる。そのうわ薬は、高鮮明区域から流
れだし、低鮮明区域に蓄積し、それにより後者をより強
烈な着色で強調する。
【0039】(4) みかげ石状の表面性状は、スパッ
ターガンを用いて器具の表面に比較的大きな小滴を吹き
付け、続いて透明うわ薬の滑らかな均一塗膜を施すこと
により得られる。スパッターガンは、製品の表面に強い
影響を与えるスリップの小滴を吹き付ける。その小滴
は、吹付けの圧力により決定されるそのサイズである、
直径が約0.5 −8 mmの乾燥スリップの斑点を形成す
る。焼成により、みかげ石の粒に似た色彩の不規則に
大、中および小の斑点となる。固体色彩を示すうわ薬に
対しても同様に、様々な色彩の区域の強度は、施された
塗膜の厚さを調節することにより制御できる。
【0040】ガラスセラミック製品は、以下の9の段階
を用いた本発明により装飾される: (1) 所望の色彩を示す第1のガラスを調製し、
(2) そのガラスを所望のサイズ(フリット)に粉砕
し、(3) それらの粒子を、必要に応じて分散剤、界
面活性剤、結合剤等とともに液体ビヒクル(好ましくは
水)とブレンドし、吹付け可能なスラリーまたはスリッ
プを形成し、(4) そのスリップをガラスセラミック
製品の表面に施し、乾燥して約0.004 ”−0.010 ”(〜
0.1 −0.25mm)の厚さを有する塗膜を形成し、(5)
前記第1のガラスと実施的に同一の基礎組成を有する
が、別の色彩を示すまたは透明な状態の第2のガラスを
調製し、(6) そのガラスを所望のサイズ(フリッ
ト)に粉砕し、(7) それらの粒子を、必要に応じて
分散剤、界面活性剤、結合剤等とともに液体ビヒクル
(好ましくは水)とブレンドし、吹付け可能なスラリー
またはスリップを形成し、(8) そのスリップを第1
の析出塗膜上のガラスセラミック製品の表面に施し、乾
燥して約0.004 ”−0.010 ”(〜0.1 −0.25mm)の厚
さを有する塗膜を形成し、次いで(9) 少なくともフ
リットの2層塗膜を有するガラスセラミック表面区域
を、そのフリットを完全なうわ薬塗膜に溶融するのに十
分な時間と温度で焼成する。
【0041】液体ビヒクル中に少量の砂糖を含有するこ
とは、乾燥フリット粒子を、それ自身およびガラスセラ
ミック製品の表面に結合するのに役立ち、そのことは典
型的により深い色彩およびより細かい表面品質となるこ
とが分かった。したがって、砂糖の添加は好ましい実施
を含む。
【0042】フリットの2層は1度の焼成により溶融さ
れ、この焼成は、結晶状態にあるガラスセラミック製品
上に施されるか、またはより好ましくは経済的な観点か
ら、フリットの塗膜が前駆体ガラスボディの表面に施さ
れ、現場での前駆体ガラスボディのガラスセラミックボ
ディへの結晶化が同時に行なわれる。
【0043】所望の場合には、第1と第2のガラスフリ
ットの追加の塗膜が交互に施されて乾燥せしめられ、生
成しフリットの多層塗膜は次いで焼成され、完全なうわ
薬塗膜を製造する。
【0044】ガラス業界における従来の着色剤は、例え
ば、遷移金属酸化物Co3 4 、Cr2 3 、CuO、
Fe2 3 、MnO2 、NiO、およびV2 5 、セレ
ニウム、並びに希土類金属酸化物が約1−7%の量で用
いられる。
【0045】米国特許第4,582,760 号(ビオールら)
は、主結晶相としてカリウムフルオルリヒテライトを含
有するガラスセラミック製品、すなわち特許第4,467,03
9 号および特許第4,608,348 号の開示内に含まれるガラ
スセラミックセラミック品を装飾するように特別に設計
されたうわ薬を開示している。それゆえ、それらのうわ
薬は、表面圧縮が、特許第4,467,039 号の製品の約80−
100 ×10-7/℃、および特許第4,608,348 号の製品の約
100 −140 ×10-7/℃の間の線熱膨張係数(0°−300
℃)を示すカリウムフルオルリヒテライト含有ガラスセ
ラミックへの適応に発達されるように、約60−70×10-7
/℃の間の線熱膨張係数を示す。
【0046】それらのうわ薬は酸化物基準の重量パーセ
ントで表して、46−50%のSiO2 、5−8%のA
2 3 、0.3−1%のZrO2 、1−2%のLi2
O、2−3.5%のNa2 O、20−25%のPbO、
1−2%のK2 O、1−4%のCaO、2−6%のZn
O、2−6%のSrO、および9−11%のB2 3
ら実質的になる。それらのうわ薬は実質的な濃度のPb
Oを含有するが、弱酸(4%の酢酸溶液中に2−4時
間)および弱塩基(アルカリ性線上剤中に72時間)に露
出下後に放出する鉛は百万分の1を超えない(pp
m)。それゆえ、それらのうわ薬は、最も好ましいPb
O含有うわ薬を構成する。
【0047】米国特許第4,814,298 号(ネルソンら)
は、前記した特許第4,582,760 号に記載された鉛含有う
わ薬を代替するために発達された鉛不含有でカドミウム
不含有うわ薬を記載している。それらのうわ薬は酸化物
基準のモルパーセントで表して、55−75%のSiO
2 、8−13%のB2 3 、0.5−3%のAl
2 3、3−9%のNa2 O、2−5%のZrO2 、お
よび0.5−16%のBaO、並びに必要に応じて12
%までの、0−5%のK2 O、0−10%のLi2 O、
0−2%のMgO、0−5%のCaO、0−3%のSr
O、および0−2%のZnOの表示した割合の群から選
択される酸化物の合計から実質的になる。それらのうわ
薬は、45−90×10-7/℃の線熱膨脹係数(25°−300
℃)、640 °−800℃の間の軟化点、および約800 °−9
00 ℃での焼成に適した粘土を示した。
【0048】透明鉛不含有うわ薬の名称でJ.M.ニグ
リンにより本件とともに同時出願され、本明細書と同一
の譲受人に譲渡された米国特許出願は、前記した特許第
4,814,298 号に記載されたうわ薬、すなわち特許第4,60
8,348 号の開示内に包含されるガラスセラミック製品の
塗膜のために特に設計された鉛不含有でカドミウム不含
有のうわ薬の改善を開示している。そのうわ薬は、酸化
物基準の重量パーセントで表して、51−59%のSi
2 、4.5−7%のAl2 3 、9−12%のB2
3 、0−2%のLi2 O、3.5−7%のNa2 O、6
−8.5%のK 2 O、10−15%のLi2 O+Na2
O+K2 O、0−7%のCaO、0−12%のSrO、
0−9%のBaO、0−10%のZnO、および8−1
8%のCaO+SrO+BaO+ZnOから実質的にな
り、(Li2 O+Na2 O+K2O):(CaO+Sr
O+BaO+ZnO)のモル比が1.0より大きく約
1.4までの範囲にある。
【0049】そのうわ薬は、25°−300 ℃の温度範囲に
亘る約70−85×10-7/℃の線熱膨脹係数、約900 °−10
00℃の間の温度での良好な流動、および酸と塩基による
攻撃に対する例外的な抵抗性を示した。したがって、そ
れらのうわ薬は最も好ましいPbO不含有うわ薬を構成
する。
【0050】ニューヨーク州、コーニングのコーニング
社は、前述した特許第4,608,348 号内に包含される商標
サプレマR でコーニングコード0308としてガラスセラミ
ック食器を市販している。ここでその食器は、主結晶相
としてクリストバライトおよびカリウムフルオルリヒテ
ライトを含有し、酸化物基準の重量パーセントで表し
て、66.8%のSiO2 、1.7%のAl2 3 、1
4.5%のMgO、4.4%のCaO、0.21%のB
aO、4.75%のK2 O、3.3%のNa2 O、0.
8%のLi2 O、1.15%のP2 5 、3.75%の
F、0.23%のSb2 3 、0.014%のNiO、
0.0015%のCo3 4 、および0.02%のFe
2 3 からなる近似組成を有する。
【0051】本発明の最も独特な目的は、同一の基礎組
成物から調製されたガラスセラミック建築被膜部材およ
びサプレマR を装飾する方法を開発することにあった。
【0052】
【実施例】以下、実施例を参照しながら本発明を詳細に
説明する。
【0053】表Iに、本発明を説明する、酸化物基準の
重量部で表した3つのフリット組成物の群を記載する。
各成分の合計がほぼ100 である限り、全ての目的におい
て、表に示した値は重量パーセントを示すと考えられ
る。フッ化物はガラス中でどの陽イオンと結合している
か知られておらず、その濃度は比較的小さいので、従来
のガラス分析の実施に従って基礎組成物の過剰なフッ化
物としてのみ報告する。実施例1は、米国特許第4,582,
760 号に開示された種類の鉛含有フリットからなり、実
施例2は、米国特許第4,814,298 号に開示された種類の
鉛不含有でカドミウム不含有のフリットからなり、実施
例3は、特許出願中の鉛不含有でカドミウム不含有のフ
リットからなる。一般的に、実際のバッチ成分は、別の
成分と組み合わされて溶融したときに、適切な割合で所
望の酸化物に転化されるいかなる材料、酸化物または別
の化合物であってよい。例えば、Li2 CO3 、Na2
CO3 、SrCO3 およびBaCO3 は、それぞれLi
2 O、Na2 O、SrOおよびBaOの供給源として作
用できる。フッ化物成分は、アルカリ金属フッ化物また
はケイフッ化物により都合よく提供される。
【0054】バッチ成分を配合して、均質な溶融を確実
にするように完全にブレンドし、次いで白金またはシリ
カるつぼ中に装填する。その上に蓋をした後に、そのる
つぼを、約1300°−1450℃で運転している炉に入れ、そ
の中でバッチを4時間溶融せしめた。溶融物を微細な流
れとして、流水浴中に注いで(ガラス業界において「ド
リゲージング(drigaging )」と称される方法)、さら
に摩砕により平均粒径が約15ミクロンとなるまで粉砕さ
れる微粉砕粒子を生成した。
【0055】 表I 1 2 3 -- -- -- Li2 O 1.3 2.0 --- Na2 O 2.9 5.0 6.5 K2 O 1.3 4.5 7.4 SiO2 48.2 54.0 57.8 B2 3 9.7 12.0 11.0 Al2 3 6.3 1.5 5.8 ZrO2 0.8 5.0 --- PbO 21.4 --- --- SrO 3.4 --- 3.0 ZnO 2.7 --- 8.5 CaO 1.7 --- --- BaO --- 14.0 --- TiO2 --- 2.0 --- F 0.5 --- --- 上述した記載は研究所の活動のみを示すものであり、う
わ薬組成物は商業のガラス製造慣習に従って溶融するこ
とができることが理解されよう。それゆえ、適切なバッ
チ組成物を配合して、成分を完全にともに混合し、生成
したバッチを均質な溶融物を得るのに適した温度と時間
で溶融することのみが必要となる。次いでその溶融物を
ガラスに冷却して、そのガラスを所望の粒径に粉砕す
る。ドリゲージングは便利であることとしてのみ行なっ
た。
【0056】372 gの粉末フリット、15.6gのボールク
レー、および230 mlの蒸留水からなるフリットを調製
し、ジャーミル中のボールを用いて8時間ボールミルし
た。粉砕したフリットを米国標準ふるい第100 番(149
ミクロン)を通過させて濾過し、その特定の重量を、水
の添加により1.52−1.56g/cm3 の特定重量に調節し
た。そのスリップを、スプレマR 食器の10.5”(〜26.7
cm)の直径のプレートまたはスプレマR 食器の組成を
有する4.5 ”×4.5 ”(〜11.4×11.4cm)のタイル上
に吹き付けた。滑らかな表面のうわ薬とするため、オー
トマチックスプレーガン社により市販されているハンド
スプレーガン、モデル10L、またはパーシェにより市
販されているエアーブラシ、AUNVFB−O型を用い
た。粒状効果を生じさせるために、デビルビスにより市
販されているスパッターガン、MBC型を用いた。
【0057】表IIは、各単一または組合せの添加によ
り示された色彩とともに、表Iに示したフリットのバッ
チに加えられた、重量パーセントで示した着色剤の群を
示す。
【0058】
【表1】
【0059】実施例1 実施例1は、モデル10Lハンドスプレーガンを用いて
均質に塗膜した滑らかな表面を調製するために用いた方
法を説明するものである。前駆体ガラスの4.5”×4.5
”(〜11.4×11.4cm)のタイルを、100 ℃に予熱
し、水平位置を保ちながら80rpmで回転せしめられる
スピンドルに移送した。スプレーガンを、そのタイルか
ら16”(〜40.6cm)の距離で45°の角度の位置に配し
た。表IIから色彩(g)を有する表Iからのガラス2
のフリットおよび7.7 gの砂糖を含む70mlの水性スリ
ップを、目盛りの付いたシリンダーから採取し、それに
より採取した量の厳密な制御を可能にした。作業中、そ
のスプレーガンは60lbs/in2 (〜4.2 kg/cm
2 )の圧力でプレートを横切りながら掃きクズ動作で動
かした。ガンからの吹付け速度は13−15ml/分であっ
た。スリップが吹き付けられるやいなや、そのタイル
を、100 ℃で運転しているオーブン中に移動させ、その
中で30分間乾燥せしめた。その後にタイルをオーブンか
ら引き出し、スピンドル上に配した。表Iのガラス2の
無色フリットおよび2.2 グラムの砂糖を含む20mlの水
性スリップを塗膜表面に亘って吹き付け、オーブン中で
乾燥せしめた。2つの層の合計の厚さは約0.004 −0.00
6 ”(0.1 −0.15mm)であった。次いで塗膜タイルを
電気加熱炉中で焼成し、現場でそのガラスをガラスセラ
ミックに結晶化せしめ、フリット粒子を以下のスケジュ
ール: 380 ℃/時間の速度で室温から400 ℃へ 390 ℃/時間の速度で400 ℃から790 ℃へ 110 ℃/時間の速度で790 ℃から900 ℃へ 40℃/時間の速度で900 ℃から940 ℃へ 120 ℃/時間の速度で940 ℃から1000℃へ 1000℃で1から2時間保持 炉の冷える速度で冷却 に従ってうわ薬に溶融せしめた。炉の冷える速度で冷却
ということは、電流を切って、その中にタイルを残し
て、炉を室温まで冷却させることである。
【0060】うわ薬を施したタイルは、ややまだらで0.
002 −0.003 ”(0.05−0.08mm)厚の一様なブルーア
クア色を示した。
【0061】実施例2 実施例2は、その傾いた側に沿って縞模様を有するスプ
レマR の直径10.5”(〜26.7cm)の食器のベース上に
滑らかな塗膜を生成する以下の方法を説明するものであ
る。実施例1と同様にして、プレートを100 ℃に予熱し
て、塗膜の間中に80rpmで回転するスピンドルに移送
した。表IIの色彩(o)を有する表Iのガラス2のフ
リットおよび13.2gの砂糖を含む120 mlの水性スリッ
プを、目盛りの付いたシリンダーから採取し、実施例1
と同様に13−15ml/分の速度でそのプレート上にモデ
ル10Lハンドスプレーを通過せしめた。100 ℃で30分
間のオーブンによる乾燥後、表Iのガラス2の無色フリ
ットと2.8 gの砂糖を含む25mlの水性スリップを塗膜
表面に亘り吹き付け、100 ℃で乾燥せしめた。組合せ乾
燥塗膜の厚さは、0.008 −0.010 ”(〜0.2 −0.25m
m)であった。そのフリットを、電気加熱炉中で以下の
スケジュール: 380 ℃/時間の速度で室温から400 ℃へ 390 ℃/時間の速度で400 ℃から790 ℃へ 110 ℃/時間の速度で790 ℃から900 ℃へ 40℃/時間の速度で900 ℃から940 ℃へ 120 ℃/時間の速度で940 ℃から970 ℃へ 1から2時間保持 炉の冷える温度で冷却 に従って熟成せしめた。
【0062】そのプレートは、バーガンジー色で0.002
−0.003 ”(0.05−0.08mm)厚のうわ薬を有する平ら
な区域にまだらな外観を示した。解放区域は、うわ薬が
高い区域から流れ落ちた場所でより暗い色を示した。縞
模様は、プレートの傾いた表面上に発達した。
【0063】実施例3 実施例3は、MBC型スパッターガンを用いて粒状の表
面性状を製造する方法を説明するものである。スプレマ
R 食器の組成の4.5 ×4.5 ”(〜11.4×11.4cm)の大
きさのガラスセラミックタイルを100 ℃に予熱して、垂
直に位置し、回転しないスピンドルに移送した。上述し
たように、時間と吹付けの圧力が表面性状製造のきわめ
て重大な要因である。スパッターガンをタイルから2.5
−3 ′(〜76.2−91.4cm)離して、そこから90°とな
るように配した。
【0064】第1に、表IIからの色彩(i)を含む表
Iのガラス2のフリットと1.3 gの砂糖を含む水性スリ
ップを、80lbs/in2 (〜5.6 kg/cm2 )の圧
力で操作したガンでタイル上に30秒間スパッターした。
そのタイルを、100 ℃で運転しているオーブン中に導入
し、5分間乾燥せしめた。
【0065】第2に、塗膜タイルをその炉から取り出し
て、スピンドルに戻した。表IIからの色彩(a)を含
有する表Iのガラス2のフリットおよび1.8 gの砂糖を
含む水性スリップを、80lbs/in2 (〜5.6 kg/
cm2 )の圧力で操作したガンで塗膜タイル上に40秒間
スパッターした。そのタイルを再びオーブン中に入れ、
100 ℃で5分間乾燥せしめた。
【0066】第3に、表IIからの色彩(i)を含む表
Iのガラス2のフリットと1.3 gの砂糖を含む水性スリ
ップを、80lbs/in2 (〜5.6 kg/cm2 )の圧
力で操作したガンでそのタイル上に再度30秒間スパッタ
ーした。タイルを100 ℃で5分間再び乾燥せしめた。
【0067】第4に、乾燥せしめたタイルをスピンドル
に戻して、80rpmで回転できる場所で水平な位置に配
した。10L型ハンドスプレーガンを実施例1に示した
ように取り付け、表Iのガラス2の無色フリットおよび
2.2 gの砂糖を含有する水性スリップを60lbs/in
2 (〜4.2 kg/cm2 )の圧力と13−15ml/分の吹
付け速度で塗膜表面に亘り吹き付けた。乾燥後、その4
つの乾燥層の合計厚は0.006 −0.008 ”(〜0.15−0.2
mm)であった。
【0068】その後に、そのフリットを、0.003 −0.00
4 ”(〜0.08−0.1 mm)厚を有する実施例2に述べた
スケジュールを用いて熟成うえ薬に溶融せしめた。その
タイルは、グレートとグリーンの小から中の点(直径で
〜0.5 −5 mm)からなる粒状の表面性状を示し、グリ
ーンが主な色であった。
【0069】実施例4 実施例4は、粒状の表面性状を達成して異なる効果を製
造する方法の変更を説明するものである。第3のスパッ
ター圧力が80から40lbs/in2 (〜5.6 から2.8 k
g/cm2 )に減少せしめられ、生成した色の点を変更
した点を除いては、実施例3に記載した同一の4つの工
程を用いた。スパッター圧力を減少せしめることによ
り、色の点のサイズは約5mmから8mmに増大した。
【0070】第1のスパッターには、表IIの色(i)
を有する表Iのガラス2のフリットおよび1.3 gの砂糖
を用いた。第2のスパッターには、表IIの色(o)を
有する表Iのガラス2のフリットおよび1.8 gの砂糖を
用いた。第3のスパッターには、表IIの色(i)を有
する表Iのガラス2のフリットおよび2.2 gの砂糖を再
び用いた。第4の吹付けでは、表Iのガラス2の無色フ
リットおよび2.2 gの砂糖を再び用いた。
【0071】実施例2に述べたスケジュールに従って、
フリットの第4の層塗膜を焼成した後、そのうわ薬は0.
003 −0.004 ”(〜0.08−0.1 mm)厚を有した。その
タイルは、グリーンとバーガンジーの小から大の点(直
径で0.5 −8 mm)からなる粒状構造を示し、グリーン
が主な色であった。
【0072】実施例5 実施例5は、スパッター塗膜が吹付け塗膜上に重なった
積層うわ薬の説明を提供するものである。それゆえ、ス
プレマR 食器の組成の4.5 ×4.5 ”(〜11.4×11.4c
m)の大きさのガラスセラミックタイルに、実施例1に
記載したのと類似の方法により、表IIの色(n)を有
する表Iのガラス2と10gの砂糖を含む100 mlの水性
スリップを、60lbs/in2 (〜4.2 kg/cm2
の圧力で最初にハンドスプレーした。乾燥後、そのタイ
ルを、表IIの色(a)を有する表Iのガラス2と1.8
gの砂糖を含む水性スリップで、40秒間、80lbs/i
(〜5.6 kg/cm2 )の圧力でスパッターし
た。その塗膜表面に亘り、表Iの無色ガラス2と2.2 g
の砂糖を含む20mlの水性スリップを、60lbs/in
2(〜4.2 kg/cm2 )の圧力と13−15ml/分の吹
付け速度で吹き付けた。
【0073】フリット塗膜を、実施例2に述べたスケジ
ュールに従ってうわ薬に熟成せしめた。そのうわ薬は、
グレーとピンクのまだらの表面性状を示し、そのピンク
は主な色であった。
【0074】実施例6 実施例6は、表IIの色(m)を有する表Iのガラス2
のフリットの水性スリップが第1のスパッターおよび第
3のスパッターを構成し、表IIの色(o)を有する表
Iのガラス2のフリットのスリップが第2のスパッター
を構成することを除いては、実施例4の方法と類似の4
工程方法を用いた。最終の吹付けは、表Iのガラス2の
フリットを再度用いた。
【0075】実施例2に示した焼成スケジュールに従っ
てそのフリットを一体のうわ薬塗膜に溶融した後、バー
ガンジーのより小さな点を伴った第2のゴールドスパッ
ターの減少した圧力により、そのタイルはゴールドの大
きな点を有する粒状の表面性状を示した。ここで、生成
したうわ薬は約0.003 −0.004 ”(〜0.08−0.01mm)
厚を有した。
【0076】実施例7 表IIの色(d)を有する表Iのガラス2のフリットの
水性スリップを第1と第3のスパッター塗膜を構成し、
表IIの色(a)を有する表Iのガラス2のフリットの
水性スリップが第2のスパッター塗膜を構成することを
除いては、実施例6の4工程方法に従った。ここで、最
終吹付けには表Iのガラス2の無色フリットを用いた。
【0077】実施例2に示したスケジュールに従ってそ
のフリットを一体のうわ薬塗膜に熟成した後、そのタイ
ルは、大きなブルーの点を有する全体的なブルー−グレ
ーの外観を有する粒状の表面性状を示した。ここで、最
終焼成うわ薬は、約0.003 −0.004 ”(〜0.08−0.10m
m)厚を有した。
【0078】実施例8 実施例8は、アスピレーター型スプレーヤーを用いて均
質に塗膜し、滑らかな表面製品を製造するのに用いた方
法を説明するものである。スプレマR の直径6”(〜15
cm)のプレートを100 ℃に予熱して、水平位置にある
間80rpmで回転されるスピンドルに移送した。プレー
トの縁を接触紙でマスキングし、プレートの中心部分の
みが塗膜されるようにした。ガンをそのプレートから約
16”(〜41cm)で45°の角度に配した。表IIの色
(d)を有する表Ikガラス1のフリットと0.33gの砂
糖を含有する6mlの水性スリップを、6ml/分の速
度でプレート上に吹付けた。吹付け後、マスキング紙を
取り除き、プレートを乾燥オーブン中に導入し、100 ℃
で1時間、その中で保持し、スリップを乾燥せしめた。
そのプレートを炉から引き出してスピンドルに戻し、ゴ
ムディスクを、プレートの縁区域のみが露出されるよう
に、そのプレートの中心部分を覆うように配した。表I
Iの色(q)を有する表Iのガラス1のフリットと0.14
gの砂糖を含有する2.5 mlの水性スリップを、2.5 m
l/分の速度でプレート上に吹き付けた。吹付け後、ゴ
ムディスクを取り除き、プレート再度を100 ℃で運転し
ている乾燥オーブン中に導入し、1時間、その中で保持
してスリップを乾燥せしめた。そのプレートを炉から引
き出してスピンドルに戻した。表Iの無色ガラス1と0.
55gの砂糖を含有する10mlの水性スリップを、6ml
/分の速度でプレート全体に亘って吹き付け、そのスリ
ップを100 ℃で運転しているオーブン中で乾燥せしめ
た。乾燥フリットの層の全厚さは、約0.004 −0.006 ”
(〜0.1 −0.15mm)で変化した。その後塗膜プレート
を、実施例2に用いたスケジュールに従って、電気加熱
炉中で焼成した。
【0079】そのプレートは、中心部分がミディアムブ
ルーで縁がダークブルーの一様な色彩の滑らかな塗膜を
示した。その中心部分と縁の両方がまだらを示した。う
わ薬塗膜の厚さは、約0.002 −0.003 ”(〜0.05−0.08
mm)であった。
【0080】実施例9 実施例9は、表IIの色(e)を有する表Iのガラス3
と13.2gの砂糖を含むスリップを用いて10.5”(〜26c
m)の直径を有するスプレマR 食器プレートのベース上
に均質に塗膜した滑らかな塗膜を製造するのに用いた方
法を説明するものである。実施例1と同様にして、プレ
ートを100 ℃に予熱して、水平位置にある間80rpmで
回転せしめられるスピンドル中に移送した。120 mlの
水性スリップを目盛りの付いたシリンダーから採取し、
13−15ml/分の速度でプレート上に10L型ハンドス
プレーガンを通過せしめた。100 ℃での30分間のオーブ
ン乾燥後、表Iのガラス3の無色フリットと2.8 gの砂
糖をガンと有する25mlの水性スリップを塗膜表面に亘
り吹き付け、100 ℃でオーブン乾燥せしめた。2層乾燥
塗膜の厚さは、約0.008 −0.010 ”(〜0.2 −0.25m
m)であった。実施例2に述べたスケジュールに従っ
て、そのフリットを電気加熱炉中で一体うわ薬塗膜に熟
成せしめた。
【0081】そのプレートは、ブルー色と約0.002 −0.
003 ”(〜0.05−0.08mm)厚を有するプレートの平ら
な区域のまだらの外観を示した。ライトデルーとダーク
ブルーの縞模様がその傾いた側に発達した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リナ マリア エチェヴェリア アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14830 コーニング スペンサー ヒル ロード 42ビー

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスセラミックボディおよび所望の表
    面性状を有する粘着着色うわ薬からなる複合体製品を製
    造する方法であって、 (a) 所望の着色剤を含有する第1のガラスのバッチ
    を溶融し、 (b) 該溶融物を冷却してガラスボディにし、該ガラ
    スボディを粉砕して微粉砕フリット粒子にし、 (c) 該フリット粒子を液体ビヒクルにブレンドして
    スリップを形成し、 (d) 該スリップを、ガラスセラミックボディの表面
    上またはガラスセラミックボディに結晶化せしめられる
    前駆体ガラスボディの表面上に施し、該スリップを乾燥
    せしめて前記ボディの表面上に前記フリット粒子の層を
    形成し、 (e) 前記第1のガラスと実質的に同一の基礎組成を
    有するが、無色であるかまたは前記第1のガラス中の着
    色剤とは異なる着色剤を含有する第2のガラスのバッチ
    を溶融し、 (f) 該溶融物を冷却してガラスボディにし、該ガラ
    スボディを粉砕して微粉砕フリット粒子にし、 (g) 該フリット粒子を液体ビヒクルにブレンドして
    スリップを形成し、 (h) 該スリップを前記第1のガラスのフリット粒子
    の層に亘って施し、該スリップを乾燥せしめて前記第1
    のガラスのフリット粒子の層の頂上に前記第2のガラス
    のフリット粒子の層を形成し、 (i) 該フリット粒子の層を完全なうわ薬コーティン
    グに溶融するのに十分な時間と温度で該フリット粒子の
    層を焼成する各工程からなることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記着色剤が全体の約1−7重量%で存
    在し、Co3 4 、Cr2 3 、CuO、Fe2 3
    MnO2 、NiO、V2 5 、セレニウム、および希土
    類金属酸化物からなる群より選択されることを特徴とす
    る請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 水が前記液体ビヒクルを構成することを
    特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記スリップが吹付けにより施されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記乾燥フリット粒子の各層の厚さが約
    0.004 −0.010 ”(〜0.1 −0.25mm)であることを特
    徴とする請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記スリップが約50−100 lbs/in
    2 (〜3.5 −7.0 kg/cm2 )の圧力で吹き付けられ
    ることを特徴とする請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のガラスが着色剤を含有し、前
    記第2のガラスが無色であり、まだらの表面性状を示す
    うわ薬を生成することを特徴とする請求項6記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記スリップの少なくとも1つが約70−
    100 lbs/in2(〜4.9 −7.0 kg/cm2 )の圧
    力で吹き付けられてみかげ石状の表面性状を示すうわ薬
    を生成することを特徴とする請求項6記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記スリップが約50−70lbs/in2
    (〜3.5 −4.9 kg/cm2 )の圧力で吹き付けられて
    滑らかで均等に塗膜された表面を示すうわ薬を生成する
    ことを特徴とする請求項6記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記完全なうわ薬コーティングの厚さ
    が約0.002 −0.005”(〜0.05−0.13mm)であること
    を特徴とする請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記第1のフリットガラスのフリット
    粒子の別のスリップが、前記第2のガラスのフリット粒
    子の層の頂上に施され、乾燥せしめられてフリット粒子
    の第3の層を形成し、その後に該フリット粒子の第3の
    層が焼成せしめられて該フリット粒子を完全なうわ薬コ
    ーティングに溶融せしめることを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 前記第1および第2のガラスが、酸化
    物基準の重量%で表して、46−50%のSiO2 、5
    −8%のAl2 3 、0.3−1%のZrO2 、1−2
    %のLi2 O、2−3.5%のNa2 O、20−25%
    のPbO、1−2%のK2 O、1−4%のCaO、2−
    6%のZnO、2−6%のSrO、および9−11%の
    2 3 から実質的になる基礎組成を有することを特徴
    とする請求項1記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記第1および第2のガラスが鉛およ
    びカドミウムを含まず、酸化物基準のモル%で表して、
    55−75%のSiO2 、8−13%のB23 、0.
    5−3%のAl2 3 、3−9%のNa2 O、2−5%
    のZrO2 、および0.5−16%のBaO、並びに必
    要に応じて12%までの、0−5%のK2 O、0−10
    %のLi2 O、0−2%のMgO、0−5%のCaO、
    0−3%のSrO、および0−2%のZnOの表示した
    割合の群から選択される酸化物の合計から実質的になる
    基礎組成を有することを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 前記第1および第2のガラスが鉛およ
    びカドミウムを含まず、酸化物基準の重量%で表して、
    51−59%のSiO2 、0−2%のLi2O、3.5
    −7%のNa2 O、6−8.5%のK2 O、10−15
    %のLi2 O+Na2 O+K2 O、9−12%のB2
    3 、0−7%のCaO、0−12%のSrO、0−9%
    のBaO、0−10%のZnO、9−18%のCaO+
    SrO+BaO+ZnO、および4.5−7%のAl2
    3 から実質的になり、(Li2 O+Na2 O+K
    2 O):(CaO+SrO+BaO+ZnO)のモル比
    が1.0より大きく約1.4までの範囲にある基礎組成
    を有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記ガラスセラミックボディが、主結
    晶相としてのフルオロリヒテライトを、ときとして第2
    の結晶相としてのカナサイトの存在下で有し、酸化物基
    準の重量%で表して、50−70%のSiO2 、4−1
    5%のCaO、8−25%のMgO、3−8%のF、2
    −9%のNa2 O、2−12%のK2O、0−3%のL
    2 O、および0−7%のAl2 3 から実質的になる
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記ガラスセラミックボディが、主結
    晶相としてのフルオロリヒテライトを含有するが、また
    少なくとも10容積%のクリストバライトを含有し、酸
    化物基準の重量%で表して、65−69%のSiO2
    0.75−3%のAl2 3 、13.5−17.5%の
    MgO、3−4.8%のCaO、0.5−2.0%のL
    2 O、1.5−3.3%のNa2 O、4.2−6.0
    %のK 2 O、0−2.5%のBaO、0−2.5%のP
    2 5 、および3.3−5.5%のFから実質的になる
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記フリット粒子の層が約900°−
    1000℃の温度で焼成せしめられて該フリット粒子を
    完全なうわ薬コーティングに溶融することを特徴とする
    請求項1記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記フリット粒子の層が少なくとも1
    時間、焼成されることを特徴とする請求項17記載の方
    法。
  19. 【請求項19】 前記スリップが、前記フリット粒子の
    層をうわ薬コーティングに焼成することにより、前記前
    駆体ガラスボディがガラスセラミックボディに結晶化せ
    しめられるように、ガラスセラミックボディに結晶化せ
    しめられる前駆体ガラスボディの表面に施されることを
    特徴とする請求項1記載の方法。
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