JPH064874Y2 - 縫製済み布団の自動取り外し装置 - Google Patents

縫製済み布団の自動取り外し装置

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JPH064874Y2
JPH064874Y2 JP12213289U JP12213289U JPH064874Y2 JP H064874 Y2 JPH064874 Y2 JP H064874Y2 JP 12213289 U JP12213289 U JP 12213289U JP 12213289 U JP12213289 U JP 12213289U JP H064874 Y2 JPH064874 Y2 JP H064874Y2
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JP
Japan
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futon
frame
fixing means
cylinder
piston rod
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JP12213289U
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一仁 相馬
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TAIKOH CO., LTD.
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TAIKOH CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、縫製済み布団の自動取り外し装置に関し、更に
詳しくは縫製機で縫製作業を行なう際に用いる布団張架
枠から、縫製後の布団を簡便且つ迅速に取り外すことが
できるように形成された縫製済み布団の自動取り外し装
置に関するものである。
(従来の技術) 従来、布団を専用の縫製機で縫製する場合には、通常、
縫製作業を補助する為に、布団生地や詰め綿を張設でき
るよう、鈎釘11が内周壁に複数形成された長方形状の
布団張架枠1が使用されている(第6図参照)。そして
縫製機での縫製作業が終了した後は、この縫製機の隣り
に並設した作業台の上で縫製済みの布団2を、上記の布
団張架枠1から、例えば手作業で取り外していたもので
ある。
(考案が解決しようとする課題) 従って従来は、この種の取り外し作業に労力や時間がか
かり、又作業回数が増えるにつれて作業者の肉体的負担
は増大することから、作業能率が上がらないものであっ
た。
本案は、このような従来の実情に鑑み、提案されたもの
である。
従って本案の技術的課題は、縫製機で布団を縫製する際
に用いる布団張架枠から、縫製後の布団を人手に頼ら
ず、簡便且つ迅速に取り外せるように形成し、この種の
作業にかかる労力の軽減化、時間の短縮化を図り、作業
能率を向上できるように構成した縫製済み布団の自動取
り外し装置を提供することにある。
(課題を解決する為の手段) 本案は、このような課題を解決する為に下記のような技
術的手段を採るものである。
即ち本案の装置は、布団2の縫製作業に用いる長方形状
の布団張架枠1を装置本体4の上面4aに固定する複数
の固定手段3と、この固定手段3で固定された布団張架
枠1から縫製済みの布団を取り外す取り外し機構6とを
備え、上記の固定手段3が、ピストンロッド3gの先端
に、布団張架枠1の枠片固定用の押えこて3dを有する
シリンダ3hで形成され、又上記の取り外し機構6が、
布団張架枠1の一枠片に対して平行状に配置される水平
杆7aを備えた動作部7と、この動作部7の上記水平杆
7aを布団張架枠1の内側から外方に回動させる動作部
用シリンダ8とで形成され、この取り外し機構6が布団
張架枠1の各枠片に対応して装置本体4の前後左右の各
側部に夫々配設されたものである。
又この場合本案では、上記の固定手段3を形成するシリ
ンダ3hが、ピストンロッド3gの先端を上方に向けて
装置本体4内に配設されるのが好ましい。
(考案の作用) 先ず使用者は、各固定手段3を形成するシリンダ3hの
ピストンロッド3gを夫々延伸させる。するとこのピス
トンロッド3gの先端に枢着された押えこて3dが回動
し、布団張架枠1の枠片を固定する(第4図、第5図参
照)。従ってこれにより布団張架枠1は、装置本体4の
上面4aに固定されるものである。
次に使用者は、動作部用シリンダ8のピストンロッド8
aを夫々延伸させる。すると動作部7と共に、この動作
部7を構成する水平杆7aが、布団張架枠1の内側から
外方に向かって夫々回動する。従ってこの水平杆7aに
よって布団張架枠1に張架されている縫製済みの布団2
は、そのへりが布団張架枠1の斜め外方に突き上げら
れ、その結果布団張架枠1の内周壁に形成されている鈎
釘11から外されることになる。
(実施例) 以下、本案の好適な一実施例を添付図面に従って説明す
る。
1は、布団2の縫製作業に用いる例えば木製の布団張架
枠であり、3はこの布団張架枠1を装置本体4の上面4
aに固定する複数の固定手段である。この固定手段3
は、図示される如く、この実施例では装置本体4の長手
方向の両側部に3個づつ、又装置本体4の幅方向の両側
部には2個づつ、夫々対向状に配設されている。そして
この場合、装置本体4の幅方向の側部に配設された幅方
向用の固定手段3Aは、装置本体4の長手方向に沿って
直列状に配置される縫製機5との間で、布団張架枠1を
相互に移送する際の邪魔にならないよう、不作動時には
装置本体4内に完全に収納されるよう形成されている
(第3図参照)。即ち、第3図及び第4図等において、
3aは、ピストンロッド3bが上方に向けられると共
に、その先端に垂直杆3cが連結された例えばエアー式
の補助シリンダである。垂直杆3cの先端は、布団張架
枠1の枠片固定用の押えこて3dの胴部に形成されたス
リット3eに枢着されている。又垂直杆3cの適宜箇所
に突設された突片3fには、ピストンロッド3gの先端
を上方に向けた例えばエアー式のシリンダ3hが、垂直
杆3cと平行状に固設されている。そしてこのシリンダ
3hのピストン3gの先端は、上記の押えこて3dの基
端に枢着されている。
又3Bは(第1図、第5図参照)、固定手段3の内、装
置本体4の長手方向の側部に配設された長手方向用の固
定手段である。この固定手段3Bは、ピストンロッド3
gの先端を上方に向けて装置本体4内に配設された例え
ばエアー式のシリンダ3hと、このシリンダ3hのピス
トンロッド3gの先端に枢着された、布団張架枠1の枠
片固定用の押えこて3dとで形成されている。尚この場
合シリンダ3hは、シリンダ本体の上部が、装置本体4
の適宜箇所に形成された突出片4bの先端に枢着されて
いる。又押えこて3dは、その裏面に支持杆3iが突設
され、この支持杆3iの下端3jが、装置本体4の適宜
箇所に枢着され、この枢着箇所を支点にして回動自在に
形成されている。
6は、このような固定手段3で固定された布団張架枠1
から、縫製済みの布団2を取り外す取り外し機構であ
る。この取り外し機構6は、上記布団張架枠1の一枠片
に対して平行状に配置される水平杆7aを備えた動作部
7と、この動作部7の上記水平杆7aを布団張架枠1の
内側から外方に回動させる例えばエアー式の動作部用シ
リンダ8とで形成されている。7bは、屈曲状の連結部
材7cを介して水平杆7aと平行状に配置された軸杆で
ある。この軸杆7bは、装置本体4に枢着されている。
又7dは、軸杆7bの中央部に一端が固定され、装置本
体4の内部下方に向けて突出された操作杆である。この
操作杆7dの先端には、スリット7eが形成され、この
スリット7eに、動作部用シリンダ8のピストンロッド
8aの先端が枢着されている。尚この実施例では、第2
図に図示される如く、装置本体4の長手方向側に配設さ
れた取り外し機構6Aの水平杆7aは、幅方向側に配設
された取り外し機構6Bの水平杆7aより、上部に配置
されている。
そしてこのように形成された取り外し機構6が、布団張
架枠1の各枠片に対応して装置本体4の前後左右の各側
部に夫々配設されている。
尚9は、上記の各シリンダ3a,3h,8の駆動制御部
であり、10は布団生地や詰め綿を布団張架枠1に張架
する際、布団張架枠1を載置するのに用いられる支承杆
である。
次にこの実施例の作用を説明する。
先ず作業者は、布団張架枠1から縫製済みの布団2を取
り外す場合は、上記の各固定手段3で布団張架枠1を装
置本体4の上面に固定する。即ち、上記の幅方向用の固
定手段3Aの場合は、先ず補助シリンダ3aのピストン
ロッド3bを延伸させ、シリンダ3hと押えこて3dと
を上昇させる。そして次に、シリンダ3hのピストンロ
ッド3gを延伸させる。すると装置本体4の上面4aか
ら突出された押えこて3dは、垂直杆3cの先端の枢着
箇所を支点にして、下方に回動し、布団張架枠1の枠片
の上面を当圧してこの布団張架枠1を固定する(第4図
参照)。
又装置本体4の長手方向の側部に配設された長手方向用
の固定手段3Bの場合は、先ずシリンダ3hのピストン
ロッド3gが延伸すると、このピストンロッド3gの先
端に枢着された押えこて3dが、支持杆3iの下端3j
を中心にして回動する。するとこの押えこて3dが、布
団張架枠1の枠片の上面を当圧し、布団張架枠1の長手
方向の枠片を固定する。尚上記のシリンダ3hについて
は、固定手段3A,3Bともに、この実施例では夫々同
時に駆動されるものである。
作業者は、このうようにして布団張架枠1を固定手段3
で装置本体4の上面4aに固定後、装置本体4の各側部
に配設されている取り外し機構6の動作部用シリンダ8
のピストンロッド8aを延伸させる。この場合この実施
例では、上記の如く、装置本体4の長手方向側に配設さ
れた取り外し機構6Aの水平杆7aは、幅方向側に配設
された取り外し機構6Bの水平杆7aより上部に配置さ
れているから、先ず取り外し機構6Aの動作部用シリン
ダ8のピストンロッド8aが延伸され、次いで間髪を入
れずに取り外し機構6Bの動作部用シリンダ8のピスト
ンロッド8aが延伸されるものである。これにより先
ず、取り外し機構6A側の水平杆7aが、布団張架枠1
の内側から外方に向かって回動され、次いで取り外し機
構6Bの水平杆7aが同様に回動する結果、布団張架枠
1に張架されている縫製済みの布団2は、そのへりがこ
れらの水平杆7aによって上方に突き上げられ、布団張
架枠1から取り外されるものである。
尚布団2を布団張架枠1から取り外した後は、先ず上記
の取り外し機構6Bを構成する動作部用シリンダ8のピ
ストンロッド8aを収縮させ、次いで上記の取り外し機
構6Aの動作部用シリンダ8のピストンロッド8aを収
縮させる。これにより動作部7の水平杆7aは、夫々布
団張架枠1の内側に向かって回動し、元の位置に配置さ
れる。
又各固定手段3のシリンダ3hのピストンロッド3gを
収縮させて布団張架枠1の固定状態を解除する。この場
合上記の幅方向用の固定手段3Aでは、先ずシリンダ3
hのピストンロッド3gを収縮させて布団張架枠1の固
定状態を解除し、続いて補助シリンダ3aのピストンロ
ッド3bを収縮させ、シリンダ3hと押えこて3dとを
装置本体4内に収納させるものである。
以上の処において、上例では固定手段3が、装置本体4
の長手方向と幅方向の側部によって構成を違えて構成さ
れているが、本案はこれに限られず、全てが同じ状態に
形成されているのでも良い。又この固定手段3は、ピス
トンロッド3gの先端が、例えば下方に向かって延伸す
るよう装置本体4の上部に配置されたり、或は水平面上
を装置本体4の外側から内方に向かって延伸するよう、
装置本体4の外側部に配置されるのでも良い。尚これら
の場合上記の押えこて3dは、ピストンロッド3gの先
端に、枢着される必要はない。
又固定手段3は、例えば布団張架枠1の長手方向の両枠
片だけを固定するよう、装置本体4の長手方向の両側部
にだけ配設されるのでも良い。
(考案の効果) 本案は、このように布団の縫製作業に用いる布団張架枠
を装置本体の上面に固定する複数の固定手段と、この固
定手段で固定された布団張架枠から縫製済みの布団を取
り外す取り外し機構とを備えて形成されたものである。
従って本案の装置を使用すれば、布団張架枠から縫製済
みの布団を人手に頼ることなく、簡便且つ迅速に取り外
すことができるから、この種の取り外し作業にかかる労
力の軽減化、時間の短縮化を図ることができ、作業能率
を飛躍的に向上させることができるという事実上優れた
効果を奏するものである。
又請求項2記載の如く、固定手段を形成するシリンダ
が、ピストンロッドの先端を上方に向けて装置本体内に
配設された場合は、装置本体の外部にシリンダが露出し
て形成される場合に比べ、装置本体の上面の作業スペー
スが広がる分、布団の張架作業や、取り外された布団の
運搬作業などを行ない易くなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の好適な一実施例を示す斜視図、第2
図は取り外し機構の状態を示す一部を切欠した要部斜視
図、第3図は装置本体の幅方向の側部に配設された固定
手段と不作動時の取り外し機構を示す側面図、第4図は
第3図の固定手段と取り外し機構の動作状態を示す側面
図、第5図は装置本体の長手方向の側部に配設された固
定手段と取り外し機構を示す側面図、第6図は布団張架
枠の一部を切欠した要部斜視図である。 図中、1は布団張架枠、2は布団、3は固定手段、3d
は押えこて、3gはピストンロッド、3hはシリンダ、
4は装置本体、4aは装置本体の上面、6は取り外し機
構、7は動作部、7aは水平杆、8は動作部用シリンダ
を夫々示す。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−37077(JP,U) 特公 平1 42712(JP,B2) 特公 昭60−57878(JP,B2)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】布団の縫製作業に用いる長方形状の布団張
    架枠を装置本体の上面に固定する複数の固定手段と、こ
    の固定手段で固定された布団張架枠から縫製済みの布団
    を取り外す取り外し機構とを備え、上記の固定手段が、
    ピストンロッドの先端に、布団張架枠の枠片固定用の押
    えこてを有するシリンダで形成され、又上記の取り外し
    機構が、布団張架枠の一枠片に対して平行状に配置され
    る水平杆を備えた動作部と、この動作部の上記水平杆を
    布団張架枠の内側から外方に回動させる動作部用シリン
    ダとで形成され、この取り外し機構が布団張架枠の各枠
    片に対応して装置本体の前後左右の各側部に夫々配設さ
    れた縫製済み布団の自動取り外し装置。
  2. 【請求項2】固定手段を形成するシリンダが、ピストン
    ロッドの先端を上方に向けて装置本体内に配設された請
    求項1記載の縫製済み布団の自動取り外し装置。
JP12213289U 1989-10-18 1989-10-18 縫製済み布団の自動取り外し装置 Expired - Lifetime JPH064874Y2 (ja)

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JP12213289U JPH064874Y2 (ja) 1989-10-18 1989-10-18 縫製済み布団の自動取り外し装置

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JPH0362563U JPH0362563U (ja) 1991-06-19
JPH064874Y2 true JPH064874Y2 (ja) 1994-02-09

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ID=31670144

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JP12213289U Expired - Lifetime JPH064874Y2 (ja) 1989-10-18 1989-10-18 縫製済み布団の自動取り外し装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4864189B2 (ja) * 1999-07-28 2012-02-01 株式会社トッパンTdkレーベル シール付きラベル及び包装容器
JP4932982B2 (ja) * 2000-06-29 2012-05-16 サトーホールディングス株式会社 荷札
JP2002175014A (ja) * 2000-12-06 2002-06-21 Dainippon Printing Co Ltd 剥離票付き配送伝票とその製造方法、使用方法

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JPH0362563U (ja) 1991-06-19

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