JPH0648699B2 - 高密度集積回路支持体と、この支持体の導体の選択的錫メッキ装置 - Google Patents

高密度集積回路支持体と、この支持体の導体の選択的錫メッキ装置

Info

Publication number
JPH0648699B2
JPH0648699B2 JP1070306A JP7030689A JPH0648699B2 JP H0648699 B2 JPH0648699 B2 JP H0648699B2 JP 1070306 A JP1070306 A JP 1070306A JP 7030689 A JP7030689 A JP 7030689A JP H0648699 B2 JPH0648699 B2 JP H0648699B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tin
conductor
support
window
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1070306A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01276637A (ja
Inventor
ベルヌール クロード
ブワトー ジャン―ピエール
Original Assignee
ビュル エス.アー.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ビュル エス.アー. filed Critical ビュル エス.アー.
Publication of JPH01276637A publication Critical patent/JPH01276637A/ja
Publication of JPH0648699B2 publication Critical patent/JPH0648699B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/48Manufacture or treatment of parts, e.g. containers, prior to assembly of the devices, using processes not provided for in a single one of the subgroups H01L21/06 - H01L21/326
    • H01L21/4814Conductive parts
    • H01L21/4821Flat leads, e.g. lead frames with or without insulating supports
    • H01L21/4839Assembly of a flat lead with an insulating support, e.g. for TAB
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/48Arrangements for conducting electric current to or from the solid state body in operation, e.g. leads, terminal arrangements ; Selection of materials therefor
    • H01L23/488Arrangements for conducting electric current to or from the solid state body in operation, e.g. leads, terminal arrangements ; Selection of materials therefor consisting of soldered or bonded constructions
    • H01L23/495Lead-frames or other flat leads
    • H01L23/49572Lead-frames or other flat leads consisting of thin flexible metallic tape with or without a film carrier
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49117Conductor or circuit manufacturing
    • Y10T29/49121Beam lead frame or beam lead device

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高密度集積回路の支持体と、この支持体の導
体を選択メッキするる装置に関するものである。
従来の技術 通常、チップまたはVLSI(Very Large Scale Integ
ration)回路とよばれる高密度集積回路は一辺が1cm以
上のほぼ正方形の半導体材料の小さなプレートであり、
300〜400個程度の多数の入力−出力端子を備えている。
TAB(Tape-Auto-mated Bonding)法では、各集積回
路が絶縁フィルムによって構成される支持体上に取付け
られており、この絶縁フィルムに形成された窓の内部に
は、導体を窓の内部で集積回路の入力−出力端子に接続
できるように、導体が片持ち状態で配置されている。上
記入力−出力端子は集積回路の周辺部に直線状またはサ
イコロの目状に配置されている。通常、支持体の絶縁フ
ィルムは可撓性のあるテープの形をしていて、このテー
プには集積回路を取付けるための一連の窓と、このテー
プを移動および位置決めするための側部スプロケット孔
とが形成されている。通常、このテープをTABテープ
とよび、各窓の周りに片持ち状態で配置された導体の束
をリードフレーム(スパイダー)とよんでいる。支持体
を取り扱う場合には、TABテープの上で直接操作を行
うか、または、、剛性のあるフレームを介して操作が行
われる。よく用いられる剛性フレームは、例えば、アメ
リカ合衆国特許第4,007,479号および第4,069,496号に記
載されているようなスライド式支持フレームである。集
積回路とそのリードフレームに対するTABテープ部分
の位置決めは、この支持フレーム内で、テープの側部ス
プロケット孔をガイドとして行われる。
集積回路のTAB支持体は複数の用途で用いられてい
る。先ず、この支持体はILB(Inner Lead Bonding)
とよばれる操作に従って、リードフレーム導体の内側の
自由端子上に集積回路を取付ける際に用いられる。ま
た、リードフレーム導体の外側端子により形成された支
持体フィルムの接点区域上の試験用接点にテスターを当
てることによって、集積回路のテストを行うことができ
る。このテストには、ILB溶接状態または集積回路機
能を確認するための簡単なテストと、加速劣化(burn-i
n)試験による集積回路の経時的信頼性テストのような複
雑なテスト試験とがある。さらに、集積回路のTAB支
持体のよく知られた用途は、支持体の窓の内部でリード
フレーム導体を切断して、脚付き集積回路を切り出し、
これら脚の末端を多層印刷回路板のような接続用基板の
各区域に固定することである。この操作は、略してOL
B(Outer Lead Bonding)とよばれる。実際には、接続
用基板にOLB接続する際には、支持体から切断された
リードフレームをケースに取付けて行う。印刷回路板上
の接点区域とその外側の導体部分は一般に錫−鉛層で覆
われている。従って、リードフレームがこのタイプの溶
接に適したものであれば、リードフレームを容易に溶接
することが可能である。従来は、リードフレームを上記
タイプの溶接に合わせるために、リードフレームの脚の
外側表面全体を単に均一錫メッキしていた。しかし、上
記の錫−鉛溶接を実際に高密度のリードフレームに適合
する場合には問題がある。
第一の問題点は、高密度集積回路のリードフレームの導
体は、当然ながら幅が非常に狭く、また、互いに非常に
接近しているので、均一な錫メッキができないという点
にある。例えば、300個以上の入力−出力端子を有する
集積回路の場合、集積回路の導体間隔は100マイクロメ
ートル以下しかなく、この導体間隔の場合、OLB溶接
区域の所の導体は100マイクロメートルの幅しか無い。
このような条件下で、フィラメント、ピックまたはロッ
ドのような導体に錫メッキ被覆した場合には、メッキの
欠陥によってショートが起こったり、ILBおよびOL
B操作時に、互いに隣接した導体間で接触が起こる可能
性があり、これによって導体間ピッチの規則性が乱れる
ことになる。現在これを解決する方法は、例えば、ニッ
ケル等の結合用材料を介在させて銅の導体を金で被覆す
る方法である。
均一な錫メッキを行う際に問題となる第二の問題点は、
集積回路の入力−出力端子に付着された金のバンプ上に
リードフレームをILB接続しなければならないという
点にある。すなわち、金−錫の共融溶接(soudage euti
que)の場合には、金属間化合物が生成して、溶接部の
機械特性と電気的特性が変わってしまう可能性がある。
この問題は溶接面積が小さいほど大きくなる。この場合
には、リードフレームを金メッキすれば、集積回路の金
のバンプを熱圧縮して高い信頼性でILB接続を行うこ
とができる。
リードフレームの錫メッキで問題となる第三の問題点
は、リードフレームの外側端の接点区域にある。この接
点区域の問題は、例えば、加速劣化(burn-in)試験に
よる集積回路の評価後に行われる機能試験の際に現れ
る。すなわち、集積回路を加速劣化試験した場合には、
金メッキがされていないと、接点区域が酸化や変質によ
って変質するため、接点区域とテスト用プローブとの接
触が悪くなる結果、電気的テストの測定結果を狂わせる
危険性がある。
上記三つの問題点に共通した解決策はリードフレームに
均一な金メッキを施すことであるが、印刷回路板の一般
に錫メッキされている区域にTABのリードフレームを
OLB溶接すると、金−錫の共融溶接時に、金属間化合
物が生じるという問題が生じる。従って、金メッキされ
たリードフレームを印刷回路板にOLB操作で固定する
には、熱圧縮による溶接に必要な純度を有する金で印刷
回路板の接点区域を金メッキしなければならない。しか
し、印刷回路板を選択的に金メッキすることは技術的に
難しく、大抵の場合には、コストが高くなり過ぎて使え
ない。
結論として、高密度集積回路用に広く普及している低コ
ストのTAB支持体を使用する際に、ユーザが選択する
道は、錫メッキまたは金メッキをしていない裸のリード
フレームを使うか、完全に金メッキされたリードフレー
ムを使うかしかない。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、接続用基板の錫メッキされた区域上で
OLB操作が容易且つ最小限のコストで実施できるよう
に、高密度の裸のリードフレーム導体または金メッキさ
れたリードフレーム導体に錫をベースとして材料をメッ
キする手段を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、窓が形成された絶縁フィルムと、この窓の内
部に延びるように窓の周りに配置された片持ち状態の導
体とを有し、上記導体の各々は金メッキされており、更
に、上記導体の各々の端部は、上記窓の内側に位置して
集積回路に接続されるようになされている、集積回路の
支持体において、上記導体の各々が、金メッキの代わり
に錫メッキされた区域を有しており、上記区域が、上記
導体の上記端部から離れて位置しており、OLB溶接区
域に対応していることを特徴としている。
高密度集積回路の支持体の窓の周りに片持ち状態で配置
されている導体の一つの区域を錫メッキするための本発
明の装置は、導体を締付けるためのバイスを有し、この
バイスの中空なジョーは、締付け位置において、導体の
所に錫メッキすべき区域を規定し且つ錫供給源と連通し
た連通孔を形成しており、さらに、所定の時間、導体の
上記区域が錫に浸れれるように、錫の波を上記連通孔を
通じて導くための装置と、ジェットガスを錫メッキされ
た上記区域に送るための手段とを有していることを特徴
としている。
本発明の特徴と利点は、添付図面を参照した以下の一実
施例の説明からより明瞭になるであろう。
実施例 第1図は、本発明による、絶縁フィルム12を有する高密
度集積回路11のの支持体10を示している。この絶縁フィ
ルム12に形成された窓13の内部には、金メッキされた導
体14が、フィルム12上に窓13の周りに片持ち状態で、配
置されている。この導体14は窓13の内部で集積回路11の
端子に接続できるようになっている。導体14の束は集積
回路11の四辺に対応した4つのグループによって構成さ
れた支持体10のリードフレームを形成している。導体14
の端部は絶縁フィルム12上の集積回路11の機能試験に用
いられる区域で終わっている。図示した実施例では、絶
縁フィルム12が第1図の点線に沿ってTABテープ15か
ら切取られている。尚、TABテープ15の縁は一点鎖線
によって表してある。また、絶縁フィルム12には、テー
プ15の側部スプロケット孔16が形成されており、絶縁フ
ィルム12は、剛性フレーム17によってスプロケット孔16
に対応したツメ18によって規定された位置に固定されて
いる。支持体10の内部では、導体リードフレーム14がO
LB溶接用に設けられた区域19の外側端子に沿って、窓
13の内部で、切り取られるようになっている。上記の区
域19は集積回路11の四辺にそれぞれ平行な4つの狭い帯
体群を形成し、その外周はほぼ正方形のクラウンを形成
している。実際に使用される支持体では、集積回路11は
1辺が12mmで、300個の導体(すなわち1辺につき75個
の導体)14を有している。上記区域19は1辺が24mmで、
幅が3.5mmの正方形のクラウンを形成している。この段
階では、導体14は互いに140マイクロメートルの間隔を
介して、317マイクロメートルのピッチで並んでいる。
各導体14は約40マイクロメートルの均一な厚さを有し、
その外側表面全体が1.3マイクロメートルの金の層で被
覆されている。
本発明による支持体10の特徴は、OLB操作用に設けら
れている区域19の金メッキが錫メッキによって除去され
ている点にある。この錫メッキは、例えば、第2図に概
念的に示した装置によって実施することができる。この
第2図は初期操作位置での軸方向断面図である。第3A
および3B図は、支持体10上の金メッキを除去すべき区
域19の所における第2図に示した装置の詳細な概念的断
面図であり、第2図に示した初期操作段階に続いて実施
される連続した2つの金メッキ除去段階を示している。
支持体10の導体14の上記区域19の金メッキを除去するた
めに使用される第2図に示した装置20はバイス(挟持
具)21を有し、このバイスの2つのジョー(挟持部)21
a,21bは、金メッキを除去すべき区域19の所で導体14を
締付けるようになっている。各ジョー21a,21bは中空
で、図示した締付け位置で連通孔22を形成する。この連
通孔22は、導体14の所に錫メッキすべき区域19を規定し
且つ錫の供給源23と連通した4つの区画室によって構成
されている。液体錫の供給源23は、下方ジョー21b中
に、加圧装置24によって圧縮可能なポケットを形成して
いる。銅の導体に錫を均一に付着させるために、公知の
方法に従って、この錫は金属処理用フラックスまたは樹
脂と組合わせられている。以下では、錫メッキに通常用
いられる混合物を単純に錫と呼ぶことにする。ポケット
23中に滞留している錫の高さは下側ジョー21bの上端か
ら相対的に離れている。連通孔22は、錫の供給源23と下
側ジョー21bの上部との間に、底部に向かって傾斜し且
つ外側に通じた排気孔25を備えている。この排気孔25の
開口部は、高さの調節可能にするための長孔に挿入され
たネジによって下側ジョー21bの各辺の外壁上に固定さ
れた簡単なブレードによって構成された調節装置26によ
り調節できるようになっている。上側ジョー21aの連通
孔はバルブ27を介して圧縮ガス28の供給源と連通してい
る。
金メッキ除去操作は、第2図に示したバイス21の締付け
位置から開始される。この位置では、ジョー21a,21bが
支持体10の窓13中で導体14を締付け、連通孔22の断面が
導体14の所で金メッキを除去する区域19を規定する。圧
縮ガス供給源28のバルブ27を閉じると、ポケット23中に
滞留していた錫の高さが排気孔25の下まで来る。金メッ
キの除去操作は圧力装置24を駆動して、連通孔22を介し
て第3A図に示した錫の波29を作ることによって開始さ
れる。第3A図は、この錫の波が高い位置にある場合を
表しており、導体14の区域19は所定の時間のこの錫の波
の中に浸されている。錫は金を溶解する特性があるの
で、この波29による錫メッキによって金メッキが除去さ
れる。この錫メッキの時間は、種々のファクター特
に、、除去すべき金の厚さによって変わる。連通孔22中
の上記の波29の高さと錫メッキの時間は、錫が流出する
排気孔25に設けられたブレード26によって調節する。
次いで、錫の高さが、第3B図に示すような排気孔25の
下に戻るように、加圧装置24の駆動を止める。この図
は、本発明による金メッキ除去操作の第三段階を示して
おり、ここの段階で、バルブ27は開いて錫メッキされた
区域29上供給源28から圧縮ガスを送る。このガスは排気
孔25から出ていく。このガス噴射の目的は、主として導
体間に残った微量の錫を除去して、導体間が短絡するこ
とを防ぐことにある。圧縮ガスを錫−鉛の融点より若干
高い温度に加熱することによって導体間の過剰分を容易
にの除去をすることができ、しかも、錫と混合された金
属処理用フラックスを活性化させて、銅の上に緻密で均
質な錫の層(例えば、4マイクロメートル)を付着させ
ることができ、後のOLB溶接工程を容易にすることが
できる。供給源28からのガスは、酸化を完全に防ぐため
に、窒素のような中性のガスにするのが望ましい。
以上記載した実施例の装置20から、当業者が種々変形す
ることができるということは明らかである。例えば、圧
縮ガス供給源28を連通孔22と接続させないで、第3A図
に示した錫メッキ操作の直後にバイス21を開放して、バ
イス21から解放された導体14上に圧縮ガスを送るだけで
もよい。この場合には、連通孔22は上側ジョー21aのみ
に設けてもよい。この場合には、排気孔25は存在しなく
てもよく、波29の高さと錫メッキ時間は、排気孔25以外
の手段、例えば、錫のポケット23の加圧装置24に接続さ
れた制御装置により調節すればよい。
同様に、上記以外の付属装置を図示した装置20に設ける
ことも可能である。例えば、圧縮ガス供給源28に、加熱
手段30を設け、第3A図に示した錫メッキ段階の前に、
溶融状態の錫に高温の窒素を送ることもできる。この場
合、ガスの温度を錫−鉛の融点より若干高くすることに
よって、自然に錫ポケットの上を覆う金属処理用フラッ
クスを活性化させて、波29が導体14と接触して導体を浸
した際に、溶融状態の錫を均質化させるのが望ましい。
さらに、金メッキを除去する際に集積回路11が過剰な熱
に曝される場合には、装置20に集積回路の冷却装置31を
設けることができる。この冷却装置は、バイス21中に支
持体10を締付けている間、または、場合によってその後
の所定時間の間集積回路11に単に冷却空気を送る単純な
冷気源でもよい。一般に、錫メッキ区域19は、例えば、
リードフレームが裸の導体14で構成されているような支
持体10上の任意の位置にすることができる。また、上記
装置20によって行われる錫メッキは、支持体の製造後で
あれば、ユーザーは勿論、ユーザーの依頼を受けたメー
カが任意のいつでもで行うことができる。メーカにとっ
て、上記装置20は効率的、安価、高速で、しかも、柔軟
性があるので、依頼された錫メッキを支持体のコストを
上げずに行うことができる。
図示した実施例では、図を明瞭にするために、便宜上単
一の窓を有する支持体の場合を示したが、もちろん、例
えば、フランス国特許出願第86/04500号に記載された高
密度集積回路パッケージ用に設計されたほぼ正方形の複
数のフレームを有する改良型のTAB支持体に適用する
こともできる。これらの絶縁フレームは、それと同様に
絶縁フィルム12に形成されている脚部(これは、窓13の
対角線上に並んでいる)を介して絶縁フィルム12に取付
けられるので、これらの脚部は溶融状態の錫と接触させ
ないようにしなければならない。この条件を満たすため
には、区域19を、第1図に示したように、窓13の隅部で
分離された4つの帯体群で構成し、上記装置20の連通孔
22をこれらに対応する4つの区画室で構成すればよい。
実際には、図示した装置20はこのような形式のTAB支
持体に適合される。しかし、TAB支持体が、第1図に
示した支持体10のような上記脚部を有していない場合に
は、連通孔22と区域19が集積回路11を取り囲むひと続き
の円を形成するということは理解できよう。
導体14を締付ける図示したジョー21a,21bの末端は平面
であるので、隣接した導体間に隙間が残るが、高密度の
リードフレーム導体の薄さ(約50マイクロメートル)と
溶融状態の錫の表面張力とを考慮すると、通常、錫が導
体間の隙間からジョーの外に広がることはない。しか
し、もちろん他の方法でジョーの末端を錫の流出を防止
するような形態にしたり、調整することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による高密度集積回路の支持体の正面
図、 第2図は第1図に示す支持体の導体の金メッキを除去す
るために選択的錫メッキを行うための本発明による装置
を概念的に示した軸方向部分断面図、 第3Aと3B図は錫メッキ位置での第2図に示した装置
の詳細図であり、第1図に示す支持体の錫メッキ区域で
の錫メッキ段階と、この区域へのガス噴射段階とをそれ
ぞれ示している。 (主な参照番号) 10……支持体、11……集積回路、 12……絶縁フィルム、13……窓、 14……導体、15……TABテープ、 16……スプロケット孔、17……フレーム、 18……ツメ、19……除去区域、 20……錫メッキ装置、21……バイス、 21a,21b……ジョー、22……連通孔、 23……錫供給源、24……加圧装置、 24……加圧装置、25……排気孔、 26……ブレード、27……バルブ、 28……圧縮ガス供給源、30……加熱手段、 31……冷却装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓(13)が形成された絶縁フィルム(12)と、
    この窓(13)の内部に延びるように窓(13)の周りに配置さ
    れた片持ち状態の導体(14)とを有し、上記導体(14)の各
    々は金メッキされており、更に、上記導体(14)の各々の
    端部は、上記窓(13)の内側に位置して集積回路(11)に接
    続されるようになされている、集積回路(11)の支持体(1
    0)において、 上記導体の各々が、金メッキの代わりに錫メッキされた
    区域(19)を有しており、上記区域(19)が、上記導体(14)
    の上記端部から離れて位置しており、OLB溶接区域に
    対応していることを特徴とする支持体。
  2. 【請求項2】上記絶縁フィルム(12)が、複数の集積回路
    を支持するための一連の窓を有するTABテープ(15)の
    形をしていることを特徴とする請求項1に記載の支持
    体。
  3. 【請求項3】上記TABテープから切り出されて、剛性
    フレーム(17)に取付けられていることを特徴とする請求
    項2に記載の支持体。
  4. 【請求項4】集積回路(11)の支持体(10)の窓(13)の周囲
    に片持ち状態で配置された導体(14)の所定の区域(19)に
    錫メッキを行うための装置(20)において、 上記窓(13)の内側の上記導体を締付けるためのバイス(2
    1)を有し、このバイスの中空なジョー(21a,21b)が、締
    付け位置において、上記導体上に錫メッキすべき区域(1
    9)を規定し且つ錫供給源(23)と連通した連通孔(22)を形
    成しており、さらに、所定の時間、上記導体の上記区域
    が錫に浸されるように、錫の波(29)を上記連通孔を通じ
    て導くための装置(24)と、ジェットガスを錫メッキされ
    た上記区域に送るための手段(27,28)とを有しているこ
    とを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】上記手段(27,28)が、上記ガスを上記連通
    孔を通して送ることを特徴とする請求項4に記載の装
    置。
  6. 【請求項6】上記連通孔が、錫の供給源(23)と錫メッキ
    すべき区域(19)との間に排気孔(25)を備えていることを
    特徴とする請求項4または5に記載の装置。
  7. 【請求項7】上記排気孔(25)が調節可能な開口を有して
    いることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】上記ガスを錫の融点より若干高い温度に加
    熱して送るための加熱手段(30)を備えていることを特徴
    とする請求項4〜7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 【請求項9】請求項4〜8のいずれか一項に記載の装置
    (20)を使用して、集積回路(11)の支持体(10)の絶縁フィ
    ルム(12)の窓(13)の周囲に片持ち状態で配置された導体
    (14)の所定の区域(19)に錫メッキを行うための方法にし
    て、 メッキされていないまたは全体が金メッキされた導体(1
    4)の、上記窓の内側に位置する区域に錫の波(29)を所定
    の時間の間導き、メッキされていない導体を錫メッキ
    し、または、金メッキされた導体から金を除去して錫メ
    ッキすることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】上記導体間を錫で短絡させないように上
    記区域(19)に圧縮ガスを送ることを特徴とする請求項9
    に記載の方法。
  11. 【請求項11】上記圧縮ガスとして、窒素のような、全
    く酸化性のないガスを使用することを特徴とする請求項
    10に記載の方法。
  12. 【請求項12】上記区域(19)が、OLB溶接区域に対応
    していることを特徴とする請求項9〜11のいずれか一項
    に記載の方法。
JP1070306A 1988-03-22 1989-03-22 高密度集積回路支持体と、この支持体の導体の選択的錫メッキ装置 Expired - Lifetime JPH0648699B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8803674 1988-03-22
FR8803674A FR2629272B1 (fr) 1988-03-22 1988-03-22 Support de circuit integre de haute densite et appareil d'etamage selectif des conducteurs du support

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01276637A JPH01276637A (ja) 1989-11-07
JPH0648699B2 true JPH0648699B2 (ja) 1994-06-22

Family

ID=9364481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1070306A Expired - Lifetime JPH0648699B2 (ja) 1988-03-22 1989-03-22 高密度集積回路支持体と、この支持体の導体の選択的錫メッキ装置

Country Status (5)

Country Link
US (2) US4985749A (ja)
EP (1) EP0334709B1 (ja)
JP (1) JPH0648699B2 (ja)
DE (1) DE68908222T2 (ja)
FR (1) FR2629272B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101842418B1 (ko) * 2018-01-10 2018-03-26 포항공과대학교 산학협력단 무방향성 전기강판 및 그 제조방법
KR101877198B1 (ko) * 2018-01-16 2018-07-10 포항공과대학교 산학협력단 무방향성 전기강판 및 그 제조방법

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04363040A (ja) * 1990-10-02 1992-12-15 Seiko Epson Corp 半導体装置のはんだ被覆方法及びその装置
US5121293A (en) * 1991-08-08 1992-06-09 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus for interconnecting devices using tab in board technology
SE470501B (sv) * 1992-10-07 1994-06-06 Ericsson Telefon Ab L M Förfarande vid montering på ett substrat av en TAB-krets, varvid TAB-strukturens anslutningar utgörs av ett elektriskt ledande anslutningsmönster som framställts på en filmremsa och vilket är anslutet till TAB-strukturens halvledarkretsbricka
JP2783093B2 (ja) * 1992-10-21 1998-08-06 日本電気株式会社 プリント配線板
JPH0750762B2 (ja) * 1992-12-18 1995-05-31 山一電機株式会社 Icキャリア
JPH09260568A (ja) * 1996-03-27 1997-10-03 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置及びその製造方法
US6805136B2 (en) * 2001-11-02 2004-10-19 Kenra, Llc Hair relaxer
US8413320B2 (en) 2011-01-28 2013-04-09 Raytheon Company Method of gold removal from electronic components

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3218193A (en) * 1961-09-19 1965-11-16 Leesona Corp Automatic foam fluxing
FR2299724A1 (fr) * 1975-01-29 1976-08-27 Honeywell Bull Soc Ind Perfectionnements aux supports de conditionnement de micro-plaquettes de circuits integres
JPS5269564A (en) * 1975-12-08 1977-06-09 Seiko Epson Corp Semiconductor device and its manufacturing process
US4132856A (en) * 1977-11-28 1979-01-02 Burroughs Corporation Process of forming a plastic encapsulated molded film carrier CML package and the package formed thereby
JPS54109769A (en) * 1978-02-16 1979-08-28 Nec Corp Semiconductor device connecting tape
JPS6029218B2 (ja) * 1978-02-24 1985-07-09 株式会社日立製作所 キャリアテ−プを用いた半導体装置
JPS56167357A (en) * 1980-05-27 1981-12-23 Sharp Corp Tape carrier substrate for semiconductor device
JPS5779653A (en) * 1980-11-06 1982-05-18 Nec Corp Lead frame for resin-sealed semiconductor device
US4396457A (en) * 1982-03-17 1983-08-02 E. I. Du Pont De Nemours And Company Method of making bumped-beam tape
DE3327753C1 (de) * 1983-08-01 1985-05-09 Nukem Gmbh, 6450 Hanau Vorrichtung und Verfahren zum Behandeln von duennem Substrat mit Fluessigkeit im Durchlaufverfahren
JPS59145555A (ja) * 1983-12-23 1984-08-21 Hitachi Ltd 電子部品
FR2570220B1 (fr) * 1984-09-12 1987-01-02 Matra Procede et dispositif d'etamage de plages soudables sur des composants electroniques
JPS61196564A (ja) * 1985-02-25 1986-08-30 シーメンス、アクチエンゲゼルシヤフト フイルムキヤリヤ集積回路とその製造方法
JPS6220458A (ja) * 1985-07-19 1987-01-29 Nec Corp 遠隔制御方式
JPS6230342A (ja) * 1985-07-31 1987-02-09 Nec Corp 半導体装置
JPS62204558A (ja) * 1986-03-05 1987-09-09 Shinko Electric Ind Co Ltd リ−ドフレ−ム
JPS62219950A (ja) * 1986-03-20 1987-09-28 Shinko Electric Ind Co Ltd リ−ドフレ−ム
US4814855A (en) * 1986-04-29 1989-03-21 International Business Machines Corporation Balltape structure for tape automated bonding, multilayer packaging, universal chip interconnection and energy beam processes for manufacturing balltape
US4822989A (en) * 1986-05-21 1989-04-18 Hitachi, Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing thereof
US4799450A (en) * 1987-03-27 1989-01-24 Corfin Technologies Inc. Tinning system for surface mount components
JPS63285943A (ja) * 1987-05-18 1988-11-22 Hitachi Cable Ltd 半導体装置用フィルムキャリア
US4796558A (en) * 1988-02-19 1989-01-10 Electrovert Limited Foam fluxer

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101842418B1 (ko) * 2018-01-10 2018-03-26 포항공과대학교 산학협력단 무방향성 전기강판 및 그 제조방법
KR101877198B1 (ko) * 2018-01-16 2018-07-10 포항공과대학교 산학협력단 무방향성 전기강판 및 그 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
US5081949A (en) 1992-01-21
EP0334709A1 (fr) 1989-09-27
DE68908222D1 (de) 1993-09-16
DE68908222T2 (de) 1994-02-17
FR2629272A1 (fr) 1989-09-29
JPH01276637A (ja) 1989-11-07
FR2629272B1 (fr) 1990-11-09
US4985749A (en) 1991-01-15
EP0334709B1 (fr) 1993-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4967313A (en) Electronic circuit and method of production thereof
US6455785B1 (en) Bump connection with stacked metal balls
US5744759A (en) Circuit boards that can accept a pluggable tab module that can be attached or removed without solder
TWI363409B (en) Lead frame structure with aperture or groove for flip chip in a leaded molded package
US6055722A (en) Stripline flexible cable to printed circuit board attachment system
US6179196B1 (en) Apparatus for manufacturing circuit boards
US5144535A (en) Method of mounting electrical and/or electronic components of a printed circuit board
US4944850A (en) Tape automated bonded (tab) circuit and method for making the same
US4934582A (en) Method and apparatus for removing solder mounted electronic components
JPH0648699B2 (ja) 高密度集積回路支持体と、この支持体の導体の選択的錫メッキ装置
US7032807B2 (en) Solder contact reworking using a flux plate and squeegee
JP3018050B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
US5166607A (en) Method and apparatus to heat the surface of a semiconductor die in a device during burn-in while withdrawing heat from device leads
US4688075A (en) Integrated circuit having a pre-attached conductive mounting media and method of making the same
US5075258A (en) Method for plating tab leads in an assembled semiconductor package
JPH05267393A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US3905038A (en) Semiconductor assembly and method
JP3191684B2 (ja) 電気めっきリードを有する半導体素子の製造方法
JP3839579B2 (ja) チップの実装方法
US3176376A (en) Method of making semiconductor device
JPH04258131A (ja) 半田バンプ形成方法及び半田ボール
US6372526B1 (en) Method of manufacturing semiconductor components
JPH01157541A (ja) 半導体装置
JPH05347473A (ja) 配線基板
JPH0385750A (ja) 半導体装置およびその実装方法