JPH0648694Y2 - 静電シールドクリック感触機能付パネルスイッチ - Google Patents

静電シールドクリック感触機能付パネルスイッチ

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Publication number
JPH0648694Y2
JPH0648694Y2 JP1360891U JP1360891U JPH0648694Y2 JP H0648694 Y2 JPH0648694 Y2 JP H0648694Y2 JP 1360891 U JP1360891 U JP 1360891U JP 1360891 U JP1360891 U JP 1360891U JP H0648694 Y2 JPH0648694 Y2 JP H0648694Y2
Authority
JP
Japan
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click
spacer
shield sheet
switch
opening
Prior art date
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Application number
JP1360891U
Other languages
English (en)
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JPH04101323U (ja
Inventor
聖滋 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はパネルスイッチに関する
ものであり、さらに詳しくはメンブレンスイッチを備え
てクリック感触機能を有したパネルスイッチの改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のようなクリック感触機能付パネル
スイッチとしては従来から図6および図7に示したよう
なものが一般に知られている。
【0003】図7および図8に示したものにあっては、
補強板1の上にメンブレンスイッチ2を貼付け、このメ
ンブレンスイッチ2の各スイッチ部に対応する部分にク
リック板3を配置し、さらにクリック板3に対応する位
置に開口を有するスペーサー4を貼付け、このスペーサ
ー4とメンブレンスイッチ2との間でクリック板3の周
縁平端部を挟持固定している。このスペーサー4上にク
リック板3を押圧操作するためのキートップ6を保持す
るハウジング5を配設してパネルスイッチを構成してい
る。
【0004】このようなパネルスイッチにおいてキート
ップ6の天面方向からの静電シールドを必要とする場合
には、図7のものの場合にはクリック板3の周縁平端部
下面と一部接触するようにしてスペーサー4とメンブレ
ンスイッチ2との間にアルミ箔や銅箔からなるシールド
シート7を貼付けてアースを行なっている。また図8の
ものの場合にはメンブレンスイッチ2の上面全体にシー
ルドシート7を貼付けて、そのうえにクリック板3とス
ペーサー4とを配置するようにして、アースを行なって
いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】図7に示すような構造
の場合には、シールドシート7がクリック板3の下部に
局部的に貼付けられているので、クリック板3のベース
(可動のための座)の高さが一定でなく、クリック感触
の劣化およびスイッチングのタイミングズレが避けられ
ない。また図8のような構造の場合には、メンブレンス
イッチ2の上部電極シートにアルミ箔を貼付けるので、
該部分の剛性が増加してクリック板3の反転を妨げる力
が発生し、やはり同様にクリック感触の劣化とスイッチ
ングのタイミングズレか発生することになる。それ故に
本考案の課題は、上記のごときクリック感触の劣化とス
イッチングのタイミングズレとを防止した静電シールド
クリック感触機能付パネルスイッチを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、メンブ
レンスイッチ上に各スイッチ部分に対応してクリック板
が配設されるとともに粘着層を含むスペーサーを介して
シールドシートが貼付けられており、上記スペーサーと
上記シールドシートには上記クリック板に対応する位置
に同心状の開口が形成されており、上記スペーサーの開
口は上記クリック板の可動部分より大に形成されてその
中に該可動部分を収受し、上記シールドシートの開口は
上記スペーサーの開口よりも小さく形成されてその周縁
部が上記クリック板の可動部分と接触しており、上記シ
ールドシートの開口を介して上記クリック板を直接押圧
操作するキートップを備えたことを特徴とする静電シー
ルドクリック感触機能付パネルスイッチ得られる。
【0007】
【実施例】図1〜図3は本考案の一実施例による静電シ
ールドクリック感触機能付パネルスイッチを示す。この
パネルスイッチおいては、メンブレンスイッチ2上に各
スイッチ部分に対応してクリック板3が配設されるとと
もに粘着層を含むスペーサー14を介してシールドシー
ト17が貼付けられている。スペーサー14は第1の粘
着層141とポリエステルフィルム142と第2の粘着
層143とにより構成されている。シールドシート17
はアルミ箔171と粘着層172とポリエステルテルフ
ィルム173とにより構成されている。
【0008】このスペーサー14とシールドシート17
にはクリック板3に対応する位置に同心状の開口が形成
されている。、スペーサー14の開口はクリック板3の
可動部分、すなわち図示の例ではドーム状部分より大に
形成されてその中に可動部分を収受している。またシー
ルドシート17の開口はスペーサー14の開口よりも小
さく形成されてその周縁部がクリック板3の可動部分す
なわちドーム状部分と接触しており、このシールドシー
ト17の開口を介してキートップ6がクリック板3を直
接押圧操作できるようになっている。
【0009】なおシールドシート17の開口をできるだ
け小さくして粘着層の開口内周縁からの内側への突出度
を大きくすれば、シールドシート17面積が大きくなり
クリック板3の可動部分との接触度が高くなる。この場
合にはメンブレンスイッチ2上にシールドシート17を
直接貼付けるとシールドシート17のクリック板3可動
部分との接触位置が高くなる。従ってその接触位置にお
いてシールドシート17に面方向の引張力が生じてクリ
ック板3の可動部分に下方に向く押圧力が働き、可動部
分の動作に悪影響を与える恐れがある。これを防ぐには
図1に示すようにメンブレンスイッチ2とシールドシー
ト17との間に適宜委スペーサーを設けて高さを調整す
るのが好ましい。
【0010】シールドシート17は図4に示すようにア
ルミ箔171のみにより構成されていてもよい。さらに
図5に示すようにスペーサー14が粘着層141のみに
より構成されていてもよい。図6は本考案のパネルスイ
ッチをバックライト照光式スイッチに適用した場合を示
す。この場合、プリント基板PB上のLEDからの光は
フレーム中を通過して適宜装飾などを施したキートップ
6に至り、そこから発光される。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
シールドシートがクリック板に単に接しているだけなの
で、クリック板はキートップにより直接押圧駆動され
る。さらにシールドシートや粘着層はクリック板やメン
ブレンスイッチの動作に対してなんら関与しないから、
クリック感触の劣化やスイッチングタイミングのズレが
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による静電シールドクリック
感触機能付パネルスイッチを示す断面側面図である。
【図2】図1のパネルスイッチの裏面図である。
【図3】図1のパネルスイッチの要部を示す拡大断面側
面図である。
【図4】本考案の他の実施例による静電シールドクリッ
ク感触機能付パネルスイッチの要部を示す拡大断面側面
図である。
【図5】本考案のさらに他の実施例による静電シールド
クリック感触機能付パネルスイッチの要部を示す拡大断
面側面図である。
【図6】本考案のパネルスイッチをバックライト照光式
スイッチに応用した例を示す断面側面図である。
【図7】パネルスイッチの第1の従来例を示す断面側面
図である。
【図8】同じく第2の従来例を示す断面側面図である。
【符号の説明】
1 補強板 2 メンブレンスイッチ 3 クリック板 4 スペーサー 5 ハウジング 6 キートップ 7 シールドシート 14 スペーサー 15 シールドスペーサー 17 シールドシート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メンブレンスイッチ上に各スイッチ部分
    に対応してクリック板が配設されるとともに粘着層を含
    むスペーサーを介してシールドシートが貼付けられてお
    り、上記スペーサーと上記シールドシートには上記クリ
    ック板に対応する位置に同心状の開口が形成されてお
    り、上記スペーサーの開口は上記クリック板の可動部分
    より大に形成されてその中に該可動部分を収受し、上記
    シールドシートの開口は上記スペーサーの開口よりも小
    さく形成されてその周縁部が上記クリック板の可動部分
    と接触しており、上記シールドシートの開口を介して上
    記クリック板を直接押圧操作するキートップを備えたこ
    とを特徴とする静電シールドクリック感触機能付パネル
    スイッチ。
  2. 【請求項2】 上記シールドシートが反射機能を備えて
    いて、照光式スイッチに適用されることを特徴とする請
    求項1記載の静電シールドクリック感触機能付パネルス
    イッチ。
JP1360891U 1991-02-20 1991-02-20 静電シールドクリック感触機能付パネルスイッチ Expired - Lifetime JPH0648694Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH04101323U JPH04101323U (ja) 1992-09-01
JPH0648694Y2 true JPH0648694Y2 (ja) 1994-12-12

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