JPH0648650Y2 - 照明用反射板 - Google Patents
照明用反射板Info
- Publication number
- JPH0648650Y2 JPH0648650Y2 JP1989010687U JP1068789U JPH0648650Y2 JP H0648650 Y2 JPH0648650 Y2 JP H0648650Y2 JP 1989010687 U JP1989010687 U JP 1989010687U JP 1068789 U JP1068789 U JP 1068789U JP H0648650 Y2 JPH0648650 Y2 JP H0648650Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film layer
- reflector
- illumination
- reflection
- light source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V7/00—Reflectors for light sources
- F21V7/22—Reflectors for light sources characterised by materials, surface treatments or coatings, e.g. dichroic reflectors
- F21V7/24—Reflectors for light sources characterised by materials, surface treatments or coatings, e.g. dichroic reflectors characterised by the material
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V7/00—Reflectors for light sources
- F21V7/22—Reflectors for light sources characterised by materials, surface treatments or coatings, e.g. dichroic reflectors
- F21V7/28—Reflectors for light sources characterised by materials, surface treatments or coatings, e.g. dichroic reflectors characterised by coatings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は照明用反射板に関し、特に冷陰極形放電灯,熱
陰極形放電灯に使用される照明用反射笠に用いられるも
のである。
陰極形放電灯に使用される照明用反射笠に用いられるも
のである。
[従来の技術] 周知の如く、現在主に利用されている照明機具の代表的
な例として、蛍光灯を挙げることができる。こうした蛍
光灯には一般に反射笠(反射板)が付設されているが、
この反射笠の機能は照度の観点から無視することができ
ない。
な例として、蛍光灯を挙げることができる。こうした蛍
光灯には一般に反射笠(反射板)が付設されているが、
この反射笠の機能は照度の観点から無視することができ
ない。
ところで、従来、蛍光灯の反射笠は光源側に塗料層を設
けて反射効果を与えている。しかし、こうした反射笠
は、長期間蛍光灯を用いることにより塗料層が腐蝕によ
り変色し、反射機能が劣化するという問題点があった。
また、従来、蛍光灯の反射笠としては、次のように提案
がなされている。
けて反射効果を与えている。しかし、こうした反射笠
は、長期間蛍光灯を用いることにより塗料層が腐蝕によ
り変色し、反射機能が劣化するという問題点があった。
また、従来、蛍光灯の反射笠としては、次のように提案
がなされている。
(1)鉄板の主面に塗料を塗布して塗料層を設け、この
塗料層上に蒸着法によりアルミニウム(Al)反射膜を設
け、更にこの上に透明アクリル層(保護層)を設けた構
造の反射笠(韓国特許公報84-4662号)。
塗料層上に蒸着法によりアルミニウム(Al)反射膜を設
け、更にこの上に透明アクリル層(保護層)を設けた構
造の反射笠(韓国特許公報84-4662号)。
(2)透明アクリル板の上に蒸着法によりAl反射膜を設
け、この反射膜上にシュラック塗装層と塗料保護層の2
段加工層を設け、更にこれを切削加工した構造の反射笠
(韓国特許公報85-878号)。
け、この反射膜上にシュラック塗装層と塗料保護層の2
段加工層を設け、更にこれを切削加工した構造の反射笠
(韓国特許公報85-878号)。
(3)合成樹脂板にAl被膜と合成樹脂膜を設けた構造の
反射笠(実開昭61-251287号公報)。
反射笠(実開昭61-251287号公報)。
(4)光線の反射膜を与えるフィルムと透明樹脂フィル
ムを結合させて蛍光灯を覆う反射チューブを構成要素と
する反射笠(実開昭59-76011号)。
ムを結合させて蛍光灯を覆う反射チューブを構成要素と
する反射笠(実開昭59-76011号)。
しかし、上記(1),(2),(3)とも、既存の反射
笠に比較して反射効率を高められるという利点は有する
が、製作工程に問題があった。また、Al反射層によりま
ぶしすぎ(まぶしい現象)、目の疲労あるいは視力の一
時的な減退を招くという問題点があった。一方、上記
(4)の場合、反射部位が蛍光灯の中心点を通過する水
平線上までにのみ至るようにされ既存の蛍光灯の反射笠
の如く側方を反射する効果は期待できない。また、上述
した(1)等と同様、正反射により「まぶしい現象」が
生じ、目の疲労あるいは資力の一時的な減退を招くとい
う問題点があった。
笠に比較して反射効率を高められるという利点は有する
が、製作工程に問題があった。また、Al反射層によりま
ぶしすぎ(まぶしい現象)、目の疲労あるいは視力の一
時的な減退を招くという問題点があった。一方、上記
(4)の場合、反射部位が蛍光灯の中心点を通過する水
平線上までにのみ至るようにされ既存の蛍光灯の反射笠
の如く側方を反射する効果は期待できない。また、上述
した(1)等と同様、正反射により「まぶしい現象」が
生じ、目の疲労あるいは資力の一時的な減退を招くとい
う問題点があった。
この考案はこうした事情を考慮してなされたもので、長
期間使用しても反射機能を維持できるとともに、製作工
程が容易でかつ正反射によるまぶしい現象がなく疲労,
視力の減退を回避できる照明用反射板を提供することを
目的とする。
期間使用しても反射機能を維持できるとともに、製作工
程が容易でかつ正反射によるまぶしい現象がなく疲労,
視力の減退を回避できる照明用反射板を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 本願第1の考案は、照明用光源側に位置した透明な第1
フィルム層と、この第1フィルム層と対向して設けられ
た透明な第2フィルム層と、上記第1・第2フィルム層
間に設けられた反射板とからなり、前記第1フィルム層
の前記光源側の主面に微細な凹凸面を形成し、かつ前記
第1フィルム層の照明用光源側の主面に顔料を配合した
カラー透明樹脂フィルム層を接着させたことを特徴とす
る照明用反射板である。
フィルム層と、この第1フィルム層と対向して設けられ
た透明な第2フィルム層と、上記第1・第2フィルム層
間に設けられた反射板とからなり、前記第1フィルム層
の前記光源側の主面に微細な凹凸面を形成し、かつ前記
第1フィルム層の照明用光源側の主面に顔料を配合した
カラー透明樹脂フィルム層を接着させたことを特徴とす
る照明用反射板である。
本願第2の考案は、照明用光源側に位置した有色透明樹
脂フィルム層と、この有色透明樹脂フィルム層と対向し
て設けられた透明な第2フィルム層とからなる前記有色
透明樹脂フィルム層の前記光源側の主面に微細な凹凸面
を形成し、かつ前記第2フィルム層の照明用光源側の主
面に反射層を蒸着により形成したことを特徴とする照明
用反射板である。
脂フィルム層と、この有色透明樹脂フィルム層と対向し
て設けられた透明な第2フィルム層とからなる前記有色
透明樹脂フィルム層の前記光源側の主面に微細な凹凸面
を形成し、かつ前記第2フィルム層の照明用光源側の主
面に反射層を蒸着により形成したことを特徴とする照明
用反射板である。
この考案に係るフィルム層としては、透明度が高く、弾
力性,可撓性に優れかつ融点が比較的高いPET(ポリエ
チレンテレフタレート)が最も好ましいが、これ以外に
も透明度,融点,弾力性,及び加工性に優れた材料を用
いてもよい。
力性,可撓性に優れかつ融点が比較的高いPET(ポリエ
チレンテレフタレート)が最も好ましいが、これ以外に
も透明度,融点,弾力性,及び加工性に優れた材料を用
いてもよい。
この考案に係る反射板としては、例えば反射効率が高い
高純度Al反射板が最も好ましいが、これ以外にも反射効
率が高いその他の材料も用いることができる。
高純度Al反射板が最も好ましいが、これ以外にも反射効
率が高いその他の材料も用いることができる。
[作用] この考案によれば、 第1フィルム層の光源側の主面に微細な凹凸面を形成
することにより、凹凸面で反射される反射光(光粒子)
が散乱されて正反射が防止される。また、凹凸面を有し
た第1フィルム層を透過した光が反射板で反射され、こ
の反射光が上記凹凸面で屈折された乱反射するため、正
反射を完全に除去できる。その結果、まぶしい現象をな
くし、目の疲労あるいは視力の一時的な減退を回避でき
る。こうした効果は、特にCRT基材室では最も望まし
い。
することにより、凹凸面で反射される反射光(光粒子)
が散乱されて正反射が防止される。また、凹凸面を有し
た第1フィルム層を透過した光が反射板で反射され、こ
の反射光が上記凹凸面で屈折された乱反射するため、正
反射を完全に除去できる。その結果、まぶしい現象をな
くし、目の疲労あるいは視力の一時的な減退を回避でき
る。こうした効果は、特にCRT基材室では最も望まし
い。
上記反射板の主な構成要素である各フィルム層が弾力
性,可撓性に富むため、反射板を希望する蛍光灯の反射
笠に対応させて適宜切断し、これを湾曲させ、更に治具
や止め具を用いて蛍光灯の反射笠を得ることができる。
また、上記反射板を用途に応じて物性の熱変形温度で熱
処理加工することにより、反射鏡を得ることができる。
得られた反射鏡は、荷重が軽いので安全度が高く、船舶
用に用いても酸化に強くかつ酸化腐蝕による耐食性にも
強いので、使用寿命を伸ばすことができる。
性,可撓性に富むため、反射板を希望する蛍光灯の反射
笠に対応させて適宜切断し、これを湾曲させ、更に治具
や止め具を用いて蛍光灯の反射笠を得ることができる。
また、上記反射板を用途に応じて物性の熱変形温度で熱
処理加工することにより、反射鏡を得ることができる。
得られた反射鏡は、荷重が軽いので安全度が高く、船舶
用に用いても酸化に強くかつ酸化腐蝕による耐食性にも
強いので、使用寿命を伸ばすことができる。
一連の連続動作で製造が可能で、生産性を向上でき
る。
る。
以下、この考案の一実施例について説明する。
[実施例1] 第1図及び第2図を参照する。ここで、第1図は接合前
の照明用反射板の状態を示す説明図、第2図は第1図の
照明用反射板の接合後の断面図を示す。
の照明用反射板の状態を示す説明図、第2図は第1図の
照明用反射板の接合後の断面図を示す。
図中の1a,1b,1cは、夫々ポリエチレンテレフタレート
(PET)樹脂からなる透明な第1,第2,第3フィルム層で
ある。これらフィルム層は、透明度,耐食性,耐熱性等
に優れ、かつ弾性性,可撓性を有したフィルムを2〜4
枚程度積層して構成される。前記第1,第2のフィルム層
1a,1b間には、高純度Al(9.99〜9.9999%)反射板2が
設けられている。このAl反射板は、Alを真空蒸着法で蒸
着することにより形成してもよいし、あるいはAl箔を例
えば第1フィルム層1a上に接着剤を用いて貼りつけて形
成してもよい。また、前記第1フィルム層1aの下面(光
源と対向する側の面)には、サンディング処理工程によ
り微細な凹凸面(反射透過面)3が形成されている。こ
こに、サンディング処理による凹凸の大きさは、用途及
び素材の厚さにより任意に加減する。この凹凸面3によ
り、反射光の正反射を予防できる。前記第3のフィルム
層1cの上面には、印刷模様4が形成されている。
(PET)樹脂からなる透明な第1,第2,第3フィルム層で
ある。これらフィルム層は、透明度,耐食性,耐熱性等
に優れ、かつ弾性性,可撓性を有したフィルムを2〜4
枚程度積層して構成される。前記第1,第2のフィルム層
1a,1b間には、高純度Al(9.99〜9.9999%)反射板2が
設けられている。このAl反射板は、Alを真空蒸着法で蒸
着することにより形成してもよいし、あるいはAl箔を例
えば第1フィルム層1a上に接着剤を用いて貼りつけて形
成してもよい。また、前記第1フィルム層1aの下面(光
源と対向する側の面)には、サンディング処理工程によ
り微細な凹凸面(反射透過面)3が形成されている。こ
こに、サンディング処理による凹凸の大きさは、用途及
び素材の厚さにより任意に加減する。この凹凸面3によ
り、反射光の正反射を予防できる。前記第3のフィルム
層1cの上面には、印刷模様4が形成されている。
こうした構造の照明用反射板は、主として第1,第2,第3
フィルム層1a,1b,1cと、前記第1フィルム層1aと第2フ
ィルム層1b間に介在されたAl反射板2とからなり、第1
フィルム層1aの光源側の主面に微細な凹凸面3を形成し
た構成となっている。従って、以下に述べる効果を有す
る。
フィルム層1a,1b,1cと、前記第1フィルム層1aと第2フ
ィルム層1b間に介在されたAl反射板2とからなり、第1
フィルム層1aの光源側の主面に微細な凹凸面3を形成し
た構成となっている。従って、以下に述べる効果を有す
る。
第1フィルム層1aの光源側の主面に微細な凹凸面3を
形成することにより、凹凸面3で反射される反射光(光
粒子)が散乱されて正反射を防止できる。また、凹凸面
3を有した第1フィルム層1aを透過した光がAl反射板2
で反射され、この反射光が上記凹凸面3で屈折されて乱
反射するため、正反射を完全に除去できる。その結果、
従来生じたまぶしい現象をなくし、目の疲労あるいは視
力の一時的な減退を回避できる。こうした効果は、特に
CRT基材室では最も望ましい。なお、アクリル基板,鏡
反射板を利用した従来の場合、照度は優れるが、目の疲
労等の点で問題が残った。
形成することにより、凹凸面3で反射される反射光(光
粒子)が散乱されて正反射を防止できる。また、凹凸面
3を有した第1フィルム層1aを透過した光がAl反射板2
で反射され、この反射光が上記凹凸面3で屈折されて乱
反射するため、正反射を完全に除去できる。その結果、
従来生じたまぶしい現象をなくし、目の疲労あるいは視
力の一時的な減退を回避できる。こうした効果は、特に
CRT基材室では最も望ましい。なお、アクリル基板,鏡
反射板を利用した従来の場合、照度は優れるが、目の疲
労等の点で問題が残った。
上記反射板の主な構成要素である各フィルム層1a〜1c
が弾力性,可撓性に富むため、反射板を希望する蛍光灯
の反射笠に対応させて適宜切断し、これを湾曲させ、更
に断面逆U字形の治具5を用いて第8図に示す如く蛍光
灯の反射笠6を得ることができる。なお、図中の7は蛍
光ランプである。また、同様にして、第9図に示す如
く、前記治具5の他に止め具8も用いて蛍光灯の反射笠
6を得ることができる。事実、第9図に示す反射笠(曲
線)、韓国特許公報87-10238号(従来例1,曲線)、
及び白色塗装の反射笠(従来例2,曲線)について、夫
々波長と光反射エネルギーとの関係を調べたところ、第
11図に示す特性図が得られた。同図より、この考案に係
る反射笠が従来と比べて優れていることが判明した。更
に、上記反射板を用途に応じて物性の熱変形温度で熱処
理加工することにより、第10図に示すような反射鏡9を
得ることができる。こうした反射鏡9は、荷重が軽いの
で安全度が高く、船舶用に用いても酸化に強くかつ酸化
腐食による耐食性にも強いので、使用寿命を伸ばすこと
ができる。
が弾力性,可撓性に富むため、反射板を希望する蛍光灯
の反射笠に対応させて適宜切断し、これを湾曲させ、更
に断面逆U字形の治具5を用いて第8図に示す如く蛍光
灯の反射笠6を得ることができる。なお、図中の7は蛍
光ランプである。また、同様にして、第9図に示す如
く、前記治具5の他に止め具8も用いて蛍光灯の反射笠
6を得ることができる。事実、第9図に示す反射笠(曲
線)、韓国特許公報87-10238号(従来例1,曲線)、
及び白色塗装の反射笠(従来例2,曲線)について、夫
々波長と光反射エネルギーとの関係を調べたところ、第
11図に示す特性図が得られた。同図より、この考案に係
る反射笠が従来と比べて優れていることが判明した。更
に、上記反射板を用途に応じて物性の熱変形温度で熱処
理加工することにより、第10図に示すような反射鏡9を
得ることができる。こうした反射鏡9は、荷重が軽いの
で安全度が高く、船舶用に用いても酸化に強くかつ酸化
腐食による耐食性にも強いので、使用寿命を伸ばすこと
ができる。
一連の連続動作で製造が可能で、生産性を向上でき
る。
る。
[実施例2] 第3図及び第4図を参照する。ここで、第3図は接合前
の照明用反射板の状態を示す説明図、第4図は第3図の
照明用反射板の接合後の断面図を示す。但し、実施例1
と同部材は同符号を付して説明を省略する。
の照明用反射板の状態を示す説明図、第4図は第3図の
照明用反射板の接合後の断面図を示す。但し、実施例1
と同部材は同符号を付して説明を省略する。
図中の11は、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂
からカラーフィルム層である。このカラーフィルム層11
は、例えばPET樹脂フィルムにカラー層をコーティング
するか、あるいは図示するように原料を配合したPET樹
脂フィルム12を接着剤により接合して形成する。前記カ
ラーフィルム層11の光源側の主面には、実施例1と同様
に微細な凹凸面3が形成されている。
からカラーフィルム層である。このカラーフィルム層11
は、例えばPET樹脂フィルムにカラー層をコーティング
するか、あるいは図示するように原料を配合したPET樹
脂フィルム12を接着剤により接合して形成する。前記カ
ラーフィルム層11の光源側の主面には、実施例1と同様
に微細な凹凸面3が形成されている。
こうした構成に照明用反射板によれば、カラーフィルム
層11を設けることにより、カラー反射照明の効果を得る
ことができる。
層11を設けることにより、カラー反射照明の効果を得る
ことができる。
[実施例3] 第5図を参照する。但し、実施例1,2と同部材は同符号
を付して説明を省略する。この実施例3は、第5図に示
す如く、Al反射板2と第2フィルム層1b間に耐熱性,遮
光性を有するバリヤ層13を設けた構成となっている。こ
うした構成にすることにより、フィルム素材の接合層数
を減らすとともに、カラー反射照明の効果を得ることが
できる。
を付して説明を省略する。この実施例3は、第5図に示
す如く、Al反射板2と第2フィルム層1b間に耐熱性,遮
光性を有するバリヤ層13を設けた構成となっている。こ
うした構成にすることにより、フィルム素材の接合層数
を減らすとともに、カラー反射照明の効果を得ることが
できる。
[実施例4] 第6図を参照する。
この実施例4は、第1図(実施例1)において、第1・
第2フィルム層1a,1b間に両面が波形のAl反射板14を設
けた構成となっている。こうした構成にすることによ
り、反射面を乱反射面にすることができる。
第2フィルム層1a,1b間に両面が波形のAl反射板14を設
けた構成となっている。こうした構成にすることによ
り、反射面を乱反射面にすることができる。
[実施例5] この実施例5に係る照明用反射板は、第1図において、
第3フィルム層1cを省略した構成となっている(第7図
図示)。
第3フィルム層1cを省略した構成となっている(第7図
図示)。
なお、上記実施例では、光源側のフィルム層の主面にサ
ンディング処理により凹凸面を形成した場合について述
べたが、照度だけを高めるカラー反射板の場合、凹凸面
を形成せず平板上としてもよい。こうした場合でも、か
りに蛍光ランプが白色であっても反射光はカラーに変換
され、カラー照明効果を得ることができる。従って、従
来のカラーフィルターを使用したカラー照明に比べてカ
ラー照明感が鮮明で、使用上も便利で経済的である。
ンディング処理により凹凸面を形成した場合について述
べたが、照度だけを高めるカラー反射板の場合、凹凸面
を形成せず平板上としてもよい。こうした場合でも、か
りに蛍光ランプが白色であっても反射光はカラーに変換
され、カラー照明効果を得ることができる。従って、従
来のカラーフィルターを使用したカラー照明に比べてカ
ラー照明感が鮮明で、使用上も便利で経済的である。
[考案の効果] 以上詳述したようにこの考案によれば、長期間使用して
も反射機能を維持できるとともに、製作工程が容易でか
つ正反射によるまぶしい現象がなく疲労,視力の減退を
回避でき、照明用の反射笠,船舶用の反射鏡として特に
有用な照明用反射板を提供できる。
も反射機能を維持できるとともに、製作工程が容易でか
つ正反射によるまぶしい現象がなく疲労,視力の減退を
回避でき、照明用の反射笠,船舶用の反射鏡として特に
有用な照明用反射板を提供できる。
第1図はこの考案の実施例1に係る接合前の照明用反射
板の説明図、第2図は第1図の断面図、第3図はこの考
案の実施例2に係る接合前の照明用反射板の説明図、第
4図は第3図の断面図、第5図はこの考案の実施例3に
係る照明用反射板の断面図、第6図はこの考案の実施例
4に係る照明用反射板の断面図、第7図はこの考案の実
施例5に係る照明用反射板の断面図、第8図及び第9図
は夫々この考案に係る反射笠の説明図、第10図はこの考
案に係る反射鏡の説明図、第11図はこの考案及び従来の
反射笠における波長と光反射エネルギーとの関係を示す
特性図である。 1a,1b,1c……透明なフィルム層、2,14……Al反射板、3
……凹凸面(乱反射透過面)、5……治具、6……反射
笠、7……蛍光ランプ、8……止め具、9……反射鏡、
11……カラーフィルター層、12……PET樹脂フィルム、1
3……バリヤ層。
板の説明図、第2図は第1図の断面図、第3図はこの考
案の実施例2に係る接合前の照明用反射板の説明図、第
4図は第3図の断面図、第5図はこの考案の実施例3に
係る照明用反射板の断面図、第6図はこの考案の実施例
4に係る照明用反射板の断面図、第7図はこの考案の実
施例5に係る照明用反射板の断面図、第8図及び第9図
は夫々この考案に係る反射笠の説明図、第10図はこの考
案に係る反射鏡の説明図、第11図はこの考案及び従来の
反射笠における波長と光反射エネルギーとの関係を示す
特性図である。 1a,1b,1c……透明なフィルム層、2,14……Al反射板、3
……凹凸面(乱反射透過面)、5……治具、6……反射
笠、7……蛍光ランプ、8……止め具、9……反射鏡、
11……カラーフィルター層、12……PET樹脂フィルム、1
3……バリヤ層。
Claims (2)
- 【請求項1】照明用光源側に位置した透明な第1フィル
ム層と、この第1フィルム層と対向して設けられた透明
な第2フィルム層と、上記第1・第2フィルム層間に設
けられた反射板とからなり、前記第1フィルム層の前記
光源側の主面に微細な凹凸面を形成し、かつ前記第1フ
ィルム層の照明用光源側の主面に顔料を配合したカラー
透明樹脂フィルム層を接着させたことを特徴とする照明
用反射板。 - 【請求項2】照明用光源側に位置した有色透明樹脂フィ
ルム層と、この有色透明樹脂フィルム層と対向して設け
られた透明な第2フィルム層とからなり、前記有色透明
樹脂フィルム層の前記光源側の主面に微細な凹凸面を形
成し、かつ前記第2フィルム層の照明用光源側の主面に
反射層を蒸着により形成したことを特徴とする照明用反
射板。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019880001115A KR900007908B1 (ko) | 1988-02-06 | 1988-02-06 | 조명용 반사 및 칼라반사판 |
KR1115 | 1988-02-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0220213U JPH0220213U (ja) | 1990-02-09 |
JPH0648650Y2 true JPH0648650Y2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=19271996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989010687U Expired - Lifetime JPH0648650Y2 (ja) | 1988-02-06 | 1989-01-31 | 照明用反射板 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5014174A (ja) |
JP (1) | JPH0648650Y2 (ja) |
KR (1) | KR900007908B1 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5204762A (en) * | 1987-10-30 | 1993-04-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Image reading device |
TW205099B (ja) * | 1991-05-30 | 1993-05-01 | Mitsui Toatsu Chemicals | |
US5247395A (en) * | 1992-05-11 | 1993-09-21 | Eugene Martinez | Thin film mirror |
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