JPH0546074Y2 - - Google Patents

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JPH0546074Y2
JPH0546074Y2 JP381788U JP381788U JPH0546074Y2 JP H0546074 Y2 JPH0546074 Y2 JP H0546074Y2 JP 381788 U JP381788 U JP 381788U JP 381788 U JP381788 U JP 381788U JP H0546074 Y2 JPH0546074 Y2 JP H0546074Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は表示装置に係り、特に蛍光灯から放出
される光を光散乱部材を透過させることによつて
表示を行う表示装置に関する。
[従来技術] 従来から、蛍光灯から放出される光を用いて文
字、図形等の表示を行う表示装置は広告板、案内
板等の様々な用途に使われてきた。
第14図は、従来の表示装置の一例を示す概略
的断面図である。
第15図は、従来の表示装置の構成を説明する
ための概略的説明図である。
第14図において、1は蛍光灯であり、通常、
面表示を行うために複数個(本例では3個)配列
される。12は一方の面に塗料やインク等で文
字、図形等が描かれた表示板であり、プラスチツ
ク板、ガラス板等が用いられ、必要に応じて着色
されたものが使われる。6は表示板12及び蛍光
灯1を固定するケースである。4a,4bは蛍光
体1から照射された光を反射して表示板12に照
射するための反射体である。
このような表示装置は、第15図に示すよう
に、蛍光灯1から直接放出された光による表示板
12上(蛍光灯1の対向面側)の照度が、蛍光灯
の真上の位置X1と、蛍光灯から離れた蛍光灯間
の中間の位置X2とで、その距離が異なるために、
表示板12からの透過光の強さが輝度ムラとなつ
てあらわれる。
したがつて、通常上記のような構成の表示装置
においては、蛍光灯1から照射された光の明るさ
を均一とし、且つ光源たる蛍光灯がすけて見えな
いようにするために、表示板12に散乱板を用い
たり、表示板12の表面を加工したりする等によ
り光の散乱をさせており、また表示板12と蛍光
灯1との距離を大きくとつている。
[考案が解決しようとする問題点] 近年、上記表示装置において、薄型化の要求が
強くなり、しかも低消費電力であることが望まれ
ることが多い。かかる要求を満足させるには、表
示板12と蛍光灯1との距離dを小さくして薄型
化を図り、また蛍光灯1間のピツチDを大きくし
て蛍光灯の本数を減らし、低消費電力化を図るこ
とが必要となる。
しかしながら、表示板12と蛍光灯1との距離
dを小さくしたり、また蛍光灯1間のピツチDを
大きくすることは、蛍光灯がすけて見えやすくな
つたり、また表示板上の蛍光灯1間の中間の位置
と蛍光灯の真上の位置の照度差を増大させること
となり、上述した輝度ムラがいつそう顕著に表わ
れることとなる。
本考案の目的は、上記問題点に鑑み、輝度ムラ
を減少させ、薄型で低消費電力な表示装置を提供
することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案の表示装置は、蛍光灯と、この蛍光灯と
一定の距離を隔てて配置され且つ該蛍光灯の一部
を覆うように湾曲させた蛍光増白顔料含有塗料塗
膜を有する光減弱部材と、この光減弱部材と一定
の距離を隔てて配置された蛍光増白顔料含有塗料
塗膜を有する光散乱部材とを有することを特徴と
する。
[作用] 本考案は、主として光散乱部材上の蛍光灯の真
上の領域およびその近傍領域の光照射に寄与する
蛍光灯の発光領域を、蛍光灯側に湾曲させた蛍光
増白顔料含有塗料塗膜を有する光減弱部材を蛍光
灯と一定の距離を隔てて配置し、覆うことによ
り、蛍光灯から放出された光の光量を減衰させる
とともに、蛍光増白顔料含有塗料塗膜によつて照
射光をより広い角度に散乱させ、且つ同時に蛍光
増白顔料粒子を発光させて散乱効果を高め、その
後さらに光減弱部材と一定の距離を隔てて配置さ
れた蛍光増白顔料含有塗料塗膜を有する光散乱部
材によつてより散乱効果を向上させんとするもの
である。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を用いて詳細に説
明する。
第1図は、本考案の表示装置の第一実施例の構
成及び機能を説明するための概略的断面図であ
る。
第2図は、上記実施例の表示装置の部分拡大断
面図である。
第3図は、表示基体の構成を示すための概略的
部分断面図である。
第4図は、塗料塗膜の機能を説明するための概
略的説明図である。
第5図は、上記実施例の表示装置の部分拡大断
面図である。
なお、第14図に示した従来の表示装置と同一
部材については、同一符号を付するものとする。
第1図および第2図において、5は光散乱部材
となる表示基体であり、第3図および第4図に示
すように、蛍光増白顔料8もしくは、それと硝子
中空体7(ガラスバルーン)とを含有する蛍光増
白顔料含有塗料塗膜5bを光透過性支持体5a上
の少なくとも一方の面(望ましくは、蛍光灯側)
に形成して光散乱性をもたせ、さらに表示面側上
に着色層5cを形成して、所望の文字、図形等を
表示する。
表示基体5の背面側には、一定距離を隔てて内
部に蛍光灯1が挿入された光透過性円筒支持体2
が配置されている。蛍光灯1は光透過性円筒支持
体2と同軸となるように、光透過性円筒支持体2
の内壁と一定距離S隔てて配置される。光透過性
円筒支持体2の外側面上には、蛍光増白顔料を含
有する塗料塗膜3を塗布する。蛍光灯1および光
透過性円筒支持体2は第5図に示すように、ケー
ス6に略平行に配列されており、蛍光灯1の大き
さ、直径およびピツチ等は表示装置の表示面積、
厚さ、輝度等によつて適宜選定される。
蛍光灯1、光透過性円筒支持体2の背面側およ
び側面側には、表示基体5と反対方向および平行
方向に照射される光を有効に活用するために反射
体4a及び4bがそれぞれ配設される。蛍光灯1
の間の反射体4aの一部は第1図に示すように表
示基体5に対して平行もしくは斜下方に照射され
る光を表示基体5に反射させるために傾斜面が設
けられている。ケース6は表示基体5、蛍光灯
1、および反射体4a,4bを固定し、相対的な
位置関係を一定に保持する。
表示基体5に照射された光は蛍光増白顔料含有
塗料塗膜5bにおいて散乱されて透過し、その一
部は所定の形状にパターン化された着色層5cを
通る。この着色層5cを通る光の色(着色層5c
の色)と、表示基体5の着色層5cがないところ
から出てくる光の色との対比色によつて、所定の
表示がなされる。なお、着色層5cは光を透過さ
せない不透明な層であつてもよい。
第1図、第2図において、L1は蛍光灯1から
放出される光、L2は蛍光増白顔料含有塗料塗膜
5bを通過することによつて散乱された光、L3
は反射体4a,4bを反射した光を示す。
以下各構成部材について詳細に説明する。
光透過性支持体5aはプラスチツク板、ガラス
板等が代表的に利用でき、これらは必要に応じて
透明着色処理あるいは散乱効果を向上させる処理
を施したものでも良い。
蛍光増白顔料含有塗料塗膜5bは蛍光増白顔料
もしくは、それと硝子中空体とをビヒクル(ここ
では、ワニスを用いる)中に分散させた塗料を光
透過性支持体5aに塗布することによつて70〜
150μm程度の膜厚に形成させる。塗料固形成分
中、蛍光増白顔料は、20〜40重量%含有させる。
蛍光増白顔料は、スチルベン型、ジアミノジフエ
ニル型、イミダゾール、イミダゾロン、トリアゾ
ール型、チアゾール、オキサゾール型、クマリ
ン、カルボスチリル型、ナフタールイミド型等の
蛍光増白染料を、アクリル樹脂、塩化ビニル樹
脂、アルキド樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、
ベンゾグアナミン樹脂等の合成樹脂中に溶解させ
固溶体とした、粒径2〜20μm程度の粉末であり、
蛍光増白染料は総重量に対して0.1〜10重量%含
まれる。
上記蛍光増白顔料粒子の種類、粒径、重量比等
は蛍光灯1の光源の明るさ、発光波長、配置、蛍
光灯1と表示基体5との距離等の条件によつて決
められる。
硝子中空体は散乱性向上等のために必要に応じ
ていれられるものであるが、平均粒径は20〜
50μm、塗膜中の硝子中空体の量は20〜40重量%
程度が適当である。
ワニスは、加熱硬化型、常温硬化型等の塗料に
用いられる一般のものでよい。
蛍光増白顔料含有塗料塗膜5bを光透過性支持
体5aに形成した表示基体5は、第4図に示すよ
うに、照射光Lxをより広い角度に散乱すること
ができると同時にこれら粒子を発光させて照射光
Lyとすることができるので散乱効率が非常に優
れており、さらに硝子中空体を含有させた場合
は、それによつて光源からの入射光および上記粒
子から放出される光をより散乱させることができ
散乱効率をいつそう向上させることができる。
以上説明した構成部材からなる表示基体は、光
を効率よく散乱させ、且つ粒子を発光させて面発
光体として用いることが出来るので、均一で高輝
度な表示を与えることが出来るので、均一で高輝
度な表示を与えることが可能となり、それゆえ表
示基体5と蛍光灯1との距離をより減少させるこ
とが可能となり、表示装置をより薄型に設計する
ことも可能となる。
蛍光増白顔料含有塗料塗膜3は上記蛍光増白顔
料含有塗料塗膜5bと材料、作製方法等が同様な
ので説明を略する。ただ注意すべきことは、蛍光
増白顔料含有塗料塗膜3には硝子中空体をいれる
必要性は少なく、上記の硝子中空体の分量よりも
少ないかあるいは全く入れないこととすべきであ
る。これは、本考案においては、表示基体5上の
蛍光灯1の真上およびその近傍の領域の照度を減
少させることの方が光散乱効果よりも重要度が高
く、蛍光増白顔料含有塗料塗膜3において、透過
率をあげてしまうこととなり、硝子中空体はその
障害となることがあるからである。蛍光増白顔料
含有塗料塗膜3の形状は第2図に示すように、湾
曲させて形成する。湾曲の程度は、蛍光灯1と表
示基体5との距離、蛍光灯1間の距離、輝度ムラ
の許容程度等で異なるが、本実施例では、光透過
性円筒支持体2(蛍光灯1)の中心軸を中心とし
た角度αは90〜150°、好ましくは110〜130°とな
るように湾曲させることがよい。蛍光灯1と蛍光
増白顔料含有塗料塗膜3との間は一定の距離Sを
おく。この距離Sについても、蛍光灯1と表示基
体5との距離、蛍光灯1間の距離、輝度ムラの許
容程度等で異なるが、本実施例では、3mm以上
好ましくは5mm以上とすることがよい。なお、
湾曲させる理由、一定の距離Sをおく理由につい
ては後述する。光透過性円筒支持体2は蛍光灯の
発熱に耐え、光透過率が所定の値以上の材質であ
ればよい。なお、本実施例では円筒状の支持体を
用いているが、必ずしも円筒形状である必要はな
く、楕円形状等でもよい。また蛍光灯1と表示基
体5との間に半円筒状の支持体を設けてもよい。
着色層5cは、エナメル塗料やインクを塗布も
しくは印刷することによつて形成する。なお、着
色層5cはカラーフイルム、カラー写真フイル
ム、または従来から公知の透過型液晶表示体、透
過型エレクトロクロミツク表示体、透過型蛍光表
示体、透過型電気泳動表示体等を散乱体に載置
(一定距離離して設ける場合を含む。)させること
によつて設けてもよい。なお、本実施例におい
て、特に着色層を設けず面発光体として(例えば
カラー写真フイルムのバツクライテイング用とし
て)用いることも無論可能である。
反射体4a,4bは、第6図に示すように波形
形状に設けられ(反射体4aのみ図示)、ともに
波の山部および谷部が蛍光灯7の長さ方向と直角
となるように設けられている。反射体4aの両端
部は第6図に示すように表示基体5に対して平行
もしくは斜下方に照射される光を表示基体5に反
射させるように傾斜させている。なお、第7図に
示すように、反射体4aを適当な曲率に湾曲させ
たものを用いることも可能であり、結果的に表示
基体5に対して平行もしくは斜下方に照射される
光を表示基体5に反射させるような形状であれば
他の形状であつてもよい。
反射体4a,4bを波形形状としたのは、遠方
まで光を届け、照度をより均一にする効果が得ら
れるためである。すなわち、蛍光灯1から放出さ
れた光は、反射体4a,4bに照射され、反射体
において実際上生じ易い反射光のむらは上記の波
形形状によつて拡散されて実質的に均一な照度を
もたらすように、表示基体5に照射されることと
なる。
波形形状は、鋸歯状波形状、正弦波形状、三角
波形状等の形状が可能である。波の凹凸は、照度
ムラを抑えるためにピツチ、高さともに数mm程
度、あるいはそれ以下が望ましい。また散乱効果
を向上させるために、表面処理(例えば、微小な
凹凸)を行なつたり、散乱層等を設けてもよい。
反射体4a,4bの材質としては、反射率の大
きいアルミ板、ステンレス板、鋼板等あるいはこ
れらの材料の蒸着膜等が用いられる。
第2図に示すように、本考案の特徴とするとこ
ろは、主として表示基体5上の蛍光灯1の真上の
領域およびその近傍領域の光照射に寄与する蛍光
灯1の発光領域から放出された光の光量は、蛍光
灯1の表示面側に配置した蛍光増白顔料含有塗料
塗膜3によつて減衰させるとともに、蛍光増白顔
料含有塗料塗膜3が照射光L1をより広い角度に
散乱することができると同時にこれら粒子を発光
させて照射光L2とすることができることから散
乱効果を与え、その後さらに光減弱部材と一定の
距離を隔てて配置された蛍光増白顔料含有塗料塗
膜5bによつてより散乱効果を向上させんとする
ことにある。特に、通常光を減衰させるために光
減弱部材を蛍光灯1の表示面側に配置すると、陰
影を生ずるのであるが、本考案においては、上記
の蛍光増白顔料含有塗料塗膜3の散乱効果によつ
てかかる問題点を生じないという長所を有してい
る。
以下、比較例を引用しながら、蛍光増白顔料含
有塗料塗膜3を湾曲させる理由、蛍光増白顔料含
有塗料塗膜3と蛍光灯1との間に一定の距離Sを
おく理由について説明する。
第12図は第一の比較例の表示装置の部分拡大
断面図である。
同図において、10は表示基体5と同様な構成
からなる光減弱部材であり、蛍光増白顔料含有塗
料塗膜10bを平板状の光透過性支持体10a上
の少なくとも一方の面に形成して作製されたもの
である。本比較例の表示装置は蛍光増白顔料含有
塗料塗膜が平面状に設けられたものであるが、か
かる場合には、蛍光灯の真上の近傍で表示基体5
上に輝度ムラが生じ、また色調も変化する(黄色
みを帯びる)。この原因は次のように解すること
ができる。蛍光灯1から放出された光が蛍光増白
顔料含有塗料塗膜10bに照射されると、蛍光増
白顔料によつて、光を表示基体5方向および反射
体4aに放出する。反射体4aで反射した光は表
示基体5に照射される。蛍光増白顔料含有塗料塗
膜10bから反射体4aを通して表示基体5に照
射される光の照射領域は領域F3となる。すなわ
ち、領域F3の境界によつて輝度差が生ずること
となる。
本考案において、蛍光増白顔料含有塗料塗膜3
を湾曲させたのは、かかる輝度差を防がんとした
ものであり、蛍光増白顔料含有塗料塗膜3から反
射体4a側に放出される光は蛍光灯1に照射され
ることとなり、上記のような輝度差を防ぐことが
できるのである。
第13図は第二の比較例の表示装置の部分拡大
断面図である。
同図に示すように、本比較例は蛍光灯1に直接
蛍光増白顔料含有塗料塗膜11を塗布したもので
あり、かかる場合には輝度ムラを減少させる効果
は少ない。
この原因は次のように解することができる。領
域F1において蛍光灯1からの光を減衰させよう
とする場合、蛍光増白顔料含有塗料塗膜11の蛍
光灯1の中心軸を中心とした角度α1は第2図に
示した角度αと比べて大きくなり、蛍光灯上を覆
うこととなる範囲は蛍光増白顔料含有塗料塗膜1
1の方が多くなる。このため蛍光増白顔料含有塗
料塗膜11の塗布されていない蛍光灯上の領域か
ら表示基体5上の蛍光灯1から離れた位置X2に
照射される光量は、蛍光増白顔料含有塗料塗膜3
よりも蛍光増白顔料含有塗料塗膜11の場合が小
さくなる。すなわち位置X2では輝度が減少する
こととなり、輝度ムラの改善効果は減少する。第
13図において、θaは蛍光増白顔料含有塗料塗
膜11の場合の照射角度領域、θは蛍光増白顔料
含有塗料塗膜3の場合の照射角度領域を示し、
θa<θとなる。
本考案において、蛍光増白顔料含有塗料塗膜3
と蛍光灯1との間に一定の距離Sをおいたのは、
かかる位置X2での輝度の減少を防がんとしたも
のであり、蛍光灯上を覆うこととなる範囲が小さ
くなるために、位置X2に照射される光量の減少
を防ぐことができるのである。
第8図は、本考案の表示装置の第二実施例の構
成及び機能を説明するための概略的部分拡大断面
図である。
本実施例は、蛍光灯1の中心軸を光透過性円筒
支持体2の中心軸と一致させず、蛍光灯1を光透
過性円筒支持体2の内壁の背面側に固着したもの
である。このような構成においての第一実施例と
同等の効果を得ることができる。ただしこの場合
光量を減衰させることができる領域は領域F2と
なり領域F1よりも小さくなる。
第9図は、本考案の表示装置の第三実施例の構
成及び機能を説明するための概略的断面図であ
る。
第10図は、上記実施例の表示装置の部分拡大
断面図である。
第11図は、上記実施例の表示装置に用いる蛍
光灯の機能を説明するための概略的説明図であ
る。
第11図に示すように、蛍光体層9に紫外線
UVが照射された場合、蛍光体層9の反対面から
放出される光Laよりも、紫外線照射面から放出
される光Lbの方が輝度が数倍高い。
本実施例の表示装置は、第9図および第10図
に示すように、開口された蛍光体層9の開口部か
ら放出される蛍光体層面からの光を、反射体4a
で反射させて表示基体5に照射するものであり、
反射体4aからの反射光をより強くして、輝度ム
ラの改善を図つたものである。かかる構成と本考
案とを組み合わせることによつて、輝度ムラをよ
り減少させることができる。
なお本実施例においては、反射体4aとして、 第7図に示した適当な曲率に湾曲させたものを
用いた。
以上述べた実施例は、背面側に反射体を配置
し、反射光を利用した片面表示であるが、表示板
を対向させて配置し、その間に蛍光灯および2ケ
所の蛍光増白顔料含有塗料塗膜を配置すれば、両
面表示も可能となる。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、本考案の表示装置
によれば、光散乱部材上の輝度ムラを減少させる
ことができるので、光散乱部材と蛍光灯との間の
距離を小さくし薄型化、高輝度化を図ることがで
きる。また蛍光灯を複数本配列する場合、蛍光灯
間のピツチを広くとり大型化、低消費電力化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の表示装置の第一実施例の構
成及び機能を説明するための概略的断面図であ
る。第2図は、上記実施例の表示装置の部分拡大
断面図である。第3図は、表示基体の構成を示す
ための概略的部分断面図である。第4図は、塗料
塗膜の機能を説明するための概略的説明図であ
る。第5図は、上記実施例の表示装置の部分拡大
断面図である。第6図および第7図は、反射体の
形状を示す概略的説明図である。第8図は、本考
案の表示装置の第二実施例の構成及び機能を説明
するための概略的部分拡大断面図である。第9図
は、本考案の表示装置の第三実施例の構成及び機
能を説明するための概略的断面図である。第10
図は、上記実施例の表示装置の部分拡大断面図で
ある。第11図は、上記実施例の表示装置に用い
る蛍光灯の機能を説明するための概略的説明図で
ある。第12図は第一の比較例の表示装置の部分
拡大断面図である。第13図は第二の比較例の表
示装置の部分拡大断面図である。第14図は、従
来の表示装置の一例を示す概略的断面図である。
第15図は、従来の表示装置の構成を説明するた
めの概略的説明図である。 1……蛍光灯、2……光透過性円筒支持体、
3,5b,11……蛍光増白顔料含有塗料塗膜、
4a,4b……反射体、5……表示基体、5a…
…光透過性支持体、5c……着色層、6……ケー
ス、7……蛍光増白顔料、8……硝子中空体、9
……蛍光体層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 蛍光灯と、この蛍光灯と一定の距離を隔てて
    配置され且つ該蛍光灯の一部を覆うように湾曲
    させた蛍光増白顔料含有塗料塗膜を有する光減
    弱部材と、この光減弱部材と一定の距離を隔て
    て配置された蛍光増白顔料含有塗料塗膜を有す
    る光散乱部材とを有する表示装置。 (2) 光減弱部材の配置された側と反対側の蛍光灯
    の蛍光体層の一部が開口された実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の表示装置。 (3) 光減弱部材の配置された側と反対側に蛍光灯
    からの照射光を反射する反射体を設けた実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の表示装置。 (4) 前記反射体が、波形形状に設けられ、波の山
    部および谷部が前記蛍光灯の長さ方向と直角に
    設けられ、また該反射体が蛍光灯の長さ方向と
    直角、且つ表示側に湾曲させて設けられた実用
    新案登録請求の範囲第3項記載の表示装置。 (5) 前記光散乱部材が光透過性支持体と、この光
    透過性支持体の少なくとも一方の面上に設けら
    れた硝子中空体と蛍光増白顔料とを含有する塗
    料塗膜とから構成された実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の表示装置。
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