JP2004253354A - 面型照明装置 - Google Patents

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Sumio Nakabashi
純男 中橋
Hirozumi Taguchi
裕純 田口
Nozomi Mifuji
望 美藤
Masaya Suzuki
雅也 鈴木
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Nippon Chemitec Corp
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Nissen Chemitec Corp
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Abstract

【課題】大出光面積に拘わらず、高輝度で、輝度ムラがなく、しかも軽量薄型化にすることができる面型照明装置を提供する
【解決手段】面型照明装置10は、被照射体12の背方に配置された光源14、光源14の間に配置された導光板16、および被照射体12と光源14との間に配置されたライティングカーテン20などから構成されている。
光源14から被照射体12へ直接入光しようとする光の一部は、ライティングカーテン20を透過して被照射体12のライティングカーテン20と対向する部分を照射する。また、光源14から出射される光の残部は、導光板16を通過して出光することによって被照射体12の残りの部分を照射する。したがって、被照射体12が大画面であり、それ故、複数の光源14を直下型で用いたとしてもランプイメージが現れず全体として輝度ムラのない高輝度の光を大画面被照射体全面に照射することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、たとえば液晶表示パネルなどの被照射体のバックライトとして用いられる直下型の大画面面型照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の面型照明装置としては、図14に示す直下型の面型照明装置(1)がある(例えば、特許文献1参照)。従来の直下型の面型照明装置(1)は、液晶画面のような被照射体(2)の背面側に設けられ、光源(3)からの光を取り込む入光背面(4a)と、入光背面(4a)から取り込んだ光を前方の被照射体(2)に向けて出光する出光面(4b)とを有する拡散板(4)、入光背面(4a)に沿って配置された複数の光源(3)、光源(3)の背面に設けられた反射板(5)などから構成されている。
【0003】
光源(3)が点灯されると、光源(3)からの光が入光背面(4a)から拡散板(4)内へ入光し、拡散板(4)の内部を拡散しながら伝わって出光面(4b)から出光される。そして、出光面(4b)全体から出光された光はその前方に設置された被照射体(2)を照射する。
【0004】
このような直下型の面型照明装置(1)では、拡散板(4)の入光背面(4a)に沿って任意本数の光源(3)を配置することができるため、その出光面積の大小に関係なく高輝度の面光源を提供できるという利点がある。しかしながら、光源(3)のランプイメージが輝線として拡散板(4)に投影されてしまうので、たとえ拡散板(4)を通して出光したとしても拡散板(4)の光源(3)の近傍部分は明るく、拡散板(4)における光源(3)間、或いは端部では光源(3)から離れるに従って次第に暗くなる。このように、光源(3)を拡散板(4)の背面側に直接設置した従来の直下型大型面型照明装置(1)にあっては、出光面(4b)から出光される光の輝度ムラを解消することができなかったため、輝度ムラのある面光源しか得られないという問題があった。
【0005】
そこでこのような輝度ムラを少なくしようとすると、光源(3)を拡散板(4)から遠くに離間させることによって拡散板(4)に入光しようとする光を拡散板(4)に入光する前に十分拡散させておいたり、或いは拡散板(4)の層厚を充分な厚さに設定して光源(3)から出光された光を拡散板(4)内にて十分に拡散し、輝度ムラをなくして面全体の均一な明るさを達成することも可能であるが、そのためには、その分面型照明装置(1)の総厚が分厚くなってしまうという問題や、拡散板(4)の層厚増加による重量増を招くことや、これらに起因して高コスト化してしまうという問題があった。
【0006】
【特許文献1】
特開平5−297366号公報(第6図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の主たる目的は、大出光面積に拘わらず、高輝度で、輝度ムラがなく、しかも軽量薄型化にすることができる面型照明装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した発明(第5〜7実施例;図7〜9)は「被照射体(12)の背方に配置された光源(14)、被照射体(12)の背方にて光源(14)に沿って配置され、光源(14)から出射された光の一部が入光する入光側面(16a)と、被照射体(12)の幅(Sw)よりも入光側面(16a)間の幅が狭いものであって、入光側面(16a)から入光した光を被照射体(12)へ向けて出光する出光面(16c)とを有する導光板(16)、及び被照射体(12)と光源(14)との間に配設され、光源(14)から被照射体(12)へ直接入光しようとする光の一部を透過させるライティングカーテン(20)を備えることを特徴とする面型照明装置(10)」である。
【0009】
この発明では、光源(14)からモニター画面やTV画面を構成する液晶大型画面などの被照射体(12)へ直接入光しようとする光の一部がライティングカーテン(20)を通過することによって被照射体(12)のライティングカーテン(20)と対向する部分を照射し、かつ、光源(14)から出射された前記光の残部が導光板(16)から出光されることによって被照射体(12)の残りの部分(即ち、ライティングカーテン(20)と対向しない部分)を照射するようになっているものであるが、ライティングカーテン(20)によって光源(14)から被照射体(12)に直接入光しようとする光の一部だけを透過させるようにしているので、光源(14)から出射された光が被照射体(12)にランプイメージとして投影されることはなく、導光板(16)に一致する部分に比べて高輝度とならず面全体として輝度ムラが抑制され、光源(14)による輝度ムラを抑制することができる。
【0010】
加えて、光源(14)をカバーするライティングカーテン(20)とこれに並列して配置された導光板(16)を並用することにより、光源(14)からの被照射体(12)への直接入光をなくすことができ(換言すればランプイメージの発生を防止することができ)、それ故、光源(14)を被照射体(12)に接近させることができるので、光源(14)を複数本使用する直下型の大画面面型照明装置であるにもかかわらず全体の厚みを抑制することができる。
【0011】
更に、ライティングカーテン(20)及び導光板(16)はさほど厚肉のもの使用する必要がないので軽量化も達成できる。勿論、前述のように複数の光源(14)を使用することができるので、高輝度・大画面を達成することができる。
【0012】
なお、この場合、ライティングカーテン(20)によって光源(14)から被照射体(12)へ直接入光しようとする光の一部を透過させ、このライティングカーテン透過光(X)をそのまま被照射体(12)に入光するようにしているので、ライティングカーテン(20)を透過する光(X)の輝度と、導光板(16)から出射された光(Y)の輝度とを略均一化して面型照明装置(10)全体として略均一な輝度の光を被照射体に照射することができるように設定することが必要である。
【0013】
請求項2に記載した発明(第1〜4実施例;図1〜6)は前記第1実施例に「拡散板(18)」を更に設けた場合で、「被照射体(12)の背方に配置され、背方からの入光を拡散し、この拡散光を被照射体(12)へ向けて出光する光拡散用の拡散板(18)、拡散板(18)の背方に配置された光源(14)、拡散板(18)の背方にて光源(14)に沿って配置され、光源(14)から出射された光の一部が入光する入光側面(16a)と、拡散板(18)の幅(Kw)よりも入光側面(16a)間の幅が狭いものであって、入光側面(16a)から入光した光を拡散板(18)へ向けて出光する出光面(16c)とを有する導光板(16)、及び拡散板(18)に直接、或いは拡散板(18)と光源(14)との間にて光源(14)と対向する位置に設けられ、光源(14)から拡散板(18)に直接入光しようとする光の一部を透過させるライティングカーテン(20)を備えることを特徴とする面型照明装置(10)」である。
【0014】
この発明では、前述同様、光源(14)から拡散板(18)へ入光しようとする光の一部はライティングカーテン(20)を通過することによってライティングカーテン(20)に一致する部分から拡散板(18)内に入光し、これが主として拡散板(18)の当該部分において拡散した拡散光として拡散板(18)から被照射体(12)に向かって出光される。
【0015】
一方、光源(14)から出射された前記光の残部は導光板(16)を通って出光され、これがライティングカーテン(20)の間から拡散板(18)内に入光し、更にこれが主として拡散板(18)の当該部分において拡散し、拡散光となって被照射体(12)に向かって出光される。ここで、前述同様、ライティングカーテン(20)によって光源(14)から被照射体(12)に向かう光の一部だけを透過させるようにしているので、光源(14)から出射された光が被照射体(12)にランプイメージとして投影されることはなく、導光板(16)に一致する部分に比べて高輝度とならず面全体として輝度ムラが抑制される。そして、これも前述と同様であるが、ライティングカーテン(20)及び導光板(16)を使用することにより、光源(14)を拡散板(18)に接近させることができるので、直下型の面型照明装置であるにもかかわらず全体の厚みを抑制することができる。更にこれも前述と同様であるが、ライティングカーテン(20)及び導光板(16)はさほど厚肉のもの使用する必要がないので軽量化も達成できる。勿論、複数の光源(14)を使用することができるので、高輝度・大画面を達成することができる。
【0016】
なお、この場合ライティングカーテン(20)によって光源(14)から被照射体(12)へ入光しようとする光の一部を透過させるようにしているが、拡散板(18)の存在によりライティングカーテン(20)を透過する光の輝度と、導光板(16)から出射された光の輝度とが略均一化(均斉化)され面型照明装置(10)全体として略均一な輝度の光を被照射体(12)に照射することができるようになる。
【0017】
請求項3〜4に記載した発明は、請求項1又は2に係るライティングカーテン(20)の各実施例(拡散板(18)にライティングカーテン(20)を設けた場合)を示したものである。請求項3の「ライティングカーテン(20)は光を透過しない非透光性物質を部分的に付着させることによって形成された遮光部(34a)と、前記付着部分の間に形成されている透光部(34b)とで構成されている」ことを特徴とするものであり、請求項4の「ライティングカーテン(20)は光の一部分を透過させる難透光性物質(図示せず)を付着させることによって形成されている」ことを特徴とするものである。
【0018】
これに対して、請求項5〜8に記載した発明は、請求項1のライティングカーテン(20)又は請求項2において拡散板(18)と光源(14)との間に配置されるライティングカーテン(20)の別の実施例[即ち、拡散板(18)とは別体の部材でライティングカーテン(20)を構成した場合]を示したものである。請求項5(図5,6,8,9)は、「透光性板状部材(25)と、前記透光性板状部材(25)の表面に光を透過しない非透光性物質を部分的に付着させることによって形成された遮光部(34a)と、前記付着部分の間に形成された透光部(34b)とで構成されている」ことを特徴とするものであり、請求項6は、「透光性板状部材(25)の表面に光の一部を透過させる難透光性物質(図示せず)を付着させることによって構成されている」ことを特徴とするものである。この場合、図示していないが(図5,6,8,9)と同様の図となる。請求項7(図7,10)は、「前記光源(14)からの光を部分的に透過させるための細孔(60)が穿設された非透光性板状部材である」ことを特徴とするものである。請求項8は、「光の一部を透過させる難透光性板状部材(図示せず)により構成されている」ことを特徴とするものである。この場合、図示していないが(図7,10)と同様の図となる。
【0019】
これらの発明では、ライティングカーテン(20)の付着量を調整することでライティングカーテン(20)を透過する光(X)の量を適宜調整できるので、ライティングカーテン(20)を透過する光(X)の輝度と導光板(16)を通過する(Y)の輝度(正確には、前記光(X)(Y)によって発現する拡散板(18)の領域夫々の輝度)とを略均一に(略均斉化)することができ、面型照明装置(10)全体として略均一な輝度の光を被照射体(12)に照射することができる。
【0020】
請求項9は、ライティングカーテン(20)に加えて「拡散部(27)」を新たに設けた例で「拡散板(18)又は透光性板状部材(25)には、ライティングカーテン(20)に一致させてライティングカーテン(20)と反対側にて出光側に光を拡散させる拡散部(27)が形成されている」ことを特徴とするもので、これによりライティングカーテン(20)を通過し、拡散板(18)又は透光性板状部材(25)に入った光は出光時に更に拡散されることになるので、前述のランプイメージは格段に解消されることになり輝度の均一性がより優れたものとなる。同時に、ランプイメージの解消効果が著しいので、拡散板(18)そのものを薄くすることもできる。
【0021】
請求項10に記載した発明は、「端部に光源(14)が配置されるように光源(14)と導光板(16)とが交互に配置され、最端位置の光源(14)の周囲には、それに対応する最端位置の導光板(161)の入光側面(16a)へ向けて光を反射するランプリフレクタ(24)が配置され、最端位置の導光板(161)の幅は、その他の導光板(162)の幅よりも長く設定されている」ことを特徴とするものである。
【0022】
この発明によれば、最端位置の光源(141)の周囲にランプリフレクタ(24)が配置されているので、最端位置の導光板(161)内に入光する光の量がその他の導光板(162)内に入光する光の量よりも多くなるのであるが、当該最端位置の導光板(161)の幅がその他の導光板(162)の幅よりも長く設定されているので、その分出光面(16c)の面積が大きくなり、最端位置の導光板(161)の出光面(16c)から出射される光の輝度と、その他の導光板(162)の出光面(16c)から出射される光の輝度とを略均一にすることができ、面型照明装置(10)全体として均斉度の高い略均一な輝度の光を被照射体(12)に照射することができる。
【0023】
請求項11に記載した発明は、「光源(14)は、導光板(16)の入光側面(16a)に沿って導光板(16)の厚さ方向へ並べて配置された複数の棒状光源である」ことを特徴とするものである。
【0024】
この発明によれば、各導光板(16)内に入光する光量が格段に向上するので、面型照明装置(10)全体として非常に高輝度の光を被照射体(12)に照射することができるようになる。また、安価な光源(14)の使用本数を増やすことで高輝度化が達成できるようになるので、従来、高輝度化のために用いられていた高額のレンズシート(40)といった部材を使用する必要がなく、その分、製造コストを抑えることができる。
【0025】
請求項12に記載した発明は、「光源(14)の前方には、光源(14)から発生する電磁波を吸収するためのノイズ防止シートが配置されている」ことを特徴とするものである。
【0026】
この発明によれば、光源(14)から発生する電磁波がノイズ防止シートにより吸収されるので、面型照明装置(10)から外部に向けて照射される電磁波の量が軽減されることになる。
【0027】
【発明の効果】
この発明によれば、光源から被照射体に向かう光(或いは拡散板を通って被照射体に向かう光)の一部がライティングカーテンを透過することによってこれが被照射体のライティングカーテンと対向する部分を照射し、かつ、光源から出射された光の残部が導光板を通過し、被照射体に向かって(或いは拡散板を通って被照射体に向かって)出光することによって被照射体の残りの部分(すなわち、ライティングカーテンと対向しない部分)を照射するようになっているので、被照射体が大画面であって、それ故、複数の光源を直下型で用いたとしても被照射体の光源に一致する部分にランプイメージが現れず全体として輝度ムラのない高輝度の光を大画面被照射体全面に照射することができる。それ故、拡散板の省略又は薄肉化により軽量化を図ることができる。
【0028】
更にまた、ライティングカーテン及び導光板の存在により、更には拡散板や拡散部の存在により、前述のように輝度ムラを更に抑制することができ、しかも、ライティングカーテンの部分的光遮蔽作用により光源を被照射体側に接近させることができるので、直下型の面型照明装置であるにもかかわらず従来例に比べて全体の厚みを抑制することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示実施例に従って詳述する。この発明の面型照明装置(10)は、TV受像機やコンピュータディスプレイなどの特に大型の液晶画面などの被照射体(12)を背面側から照射する大画面のバックライトとして用いられるものであり、光源(14)、導光板(16)、必要に応じて設けられる拡散板(18)、ライティングカーテン(20)、反射板(22)、ランプリフレクタ(24)及び光学シート層(26)などから主に構成されている。以下、図1〜3に示す第1実施例から順次説明する。なお、前記拡散板(18)、ライティングカーテン(20)、及び光学シート層(26)の構成や形状については色々なものが考えられるが、以下には、図1〜3に示した面型照明装置(10)をその代表例として説明し、各実施例に於ける説明は、説明の煩雑さを回避するため第1実施例と同じ部分については同一符号を付してその説明を援用し、異なる部分のみを中心に説明する。
【0030】
以下、第1実施例について説明する。前記被照射体(12)の背方には、後述する光学シート層(26)を介してこれも後述する拡散板(18)が配設されており、拡散板(18)の背方には、拡散板(18)に沿って光源(14)が配置されている。
【0031】
光源(14)は、拡散板(18)及び光学シート層(26)を介して被照射体(12)の入光背面(12a)に対して光を照射するためのものであり、この実施例では、光源(14)として複数(この実施例では4本)の冷陰極放電管が拡散板(18)の背面(18a)に沿って配置されており、最端位置の光源(14)が被照射体(12)の内側に位置するように(つまり、最端位置の光源(14)の外側間の距離(Iw1)が被照射体(12)の幅(Sw)(被照射体(12)の側面間の長さをいう。)よりも短くなるように)配置されている。
【0032】
光源(14)としては、本実施例では棒状の冷陰極放電管が使用されているが、勿論これに限られるものではなく、蛍光灯またはハロゲンランプなどを使用してもよい。また、冷陰極放電管のような棒状光源に限られるものでもなく、たとえばLEDのような点状光源を複数個直線状に並べて使用するようにしてもよい。
【0033】
光源(14)の間には、拡散板(18)の背面(18a)に沿って導光板(16)がそれぞれ配置されている。導光板(16)はアクリル樹脂等のような透光性材料からなる板状部材であり、光源(14)に面するその側端面は入光側面(16a)であり、入光側面(16a)と直交する背面は反射面(16b)、反射面(16b)と対向する前面は出光面(16c)である。導光板(16)の幅(Lw)(導光板(16)における入光側面(16a)間の長さをいう。)は、拡散板(18)の幅(Kw)(拡散板(18)の側面(18c)間の長さをいう。)よりも短く設定され、その厚さ(Lt)は、光源(14)の外径よりもやや大きめ(好ましくは、光源(14)の外径の1.1倍)に設定され、その反射面(16b)には反射部(28)が形成されている。
【0034】
反射部(28)は、導光板(16)内に入光した光を出光面(16c)へ向けて反射するためのものであり、反射面(16b)の全面にわたって形成された複数の反射ドット(28a)により構成されている。このような反射ドット(28a)としては、たとえばスクリーン印刷による白色ドットや、凹シボ・凸シボ、あるいはアクリルビーズなどの樹脂をバインダーにより固定化したものなどを適宜選択することができ、その形状や単位面積当たりの加工密度を調整することにより、概ね導光板(16)の幅(Lw)の光を略均一な輝度で出光面(16c)から出射することができる。出光面(16c)から出光される光には、反射ドット(28a)の種類により指向性を有するものと拡散性を示すものとがあるが、ここでは拡散性を示すものが使用されている。
【0035】
本実施例では、導光板(16)の幅(Lw)と厚さ(Lt)とが、(Lw/Lt)<20の関係を満たすように設定されており、反射部(28)における反射ドット(28a)の単位面積当たりの加工密度が反射面(16b)の全面に亘り略均一となるように調整されている。そして、かかる構成により、概ね導光板(16)の幅(Lw)の光が出光面(16c)の全面にわたり略均一な輝度で出光される。
【0036】
なお、本実施例においては、導光板(16)の反射面(16b)に反射部(28)を形成するようにしているが、この反射部(28)を出光面(16c)側に形成するようにしてもよい。ただし、この場合には、反射ドット(28a)として出光面(16c)から出光される光が拡散型を示す凹シボ又は/及び凸シボが選択的に適用される。
【0037】
被照射体(12)と光源(14)との間には、被照射体(12)側に配置された光学シート層(26)を介して前記拡散板(18)が配置されている。拡散板(18)は、導光板(16)の出光面(16c)から出光された光(Y)及びライティングカーテン(20)を通過してきた光(X)を内部で散乱させ、出光する光の均斉度(拡散板(18)から出光する光の輝度が拡散板(18)の出光面(18b)全面にわたって略均一であること)を高めるための板状部材であり、アクリル樹脂のような透過性材料に拡散板(18)を構成する母材の屈折率と異なる屈折率を有する透明樹脂粒子或いは微細な泡状空隙等の光を拡散させる手段を混合等することにより形成されている。拡散板(18)の背面は入光背面(18a)であり、入光背面(18a)と対向する前面は出光面(18b)である。
【0038】
拡散板(18)の幅(拡散板(18)における側面(18c)間の長さで(Kw)で示す。)は、被照射体(12)の幅(Sw)に合わせて適宜設定され、その厚さは、出光面(18b)から出射された光の輝度が全面にわたって略均一となるように適宜設定されている。従って、拡散板(18)の入光背面(18a)に入射される光の輝度がその全面に亘って略均一である場合には、拡散板(18)にて拡散させる必要はほとんどないため、拡散板(18)の厚さを限りなく薄くして、シート状にすること或いは拡散板(18)そのものをなくすようにすることも可能である。この点については後述する実施例にて説明する。
【0039】
拡散板(18)の入光背面(18a)には、光源(14)に沿って光源(14)をカバーする複数(この実施例では、光源(14)の数に合わせて4つ)のライティングカーテン(20)が形成されており、入光背面(18a)におけるライティングカーテン(20)が形成されていない部分は、導光板(16)から出射された光が入射する導光板出射光導入部(30)とされる。
【0040】
ライティングカーテン(20)は、前述のように光源(14)から拡散板(18)に向かう光の一部を透過させるためのものであり、本実施例では、拡散板(18)の入光背面(18a)における光源(14)と対向する位置にて光源(14)より幅広く形成され、光源(14)全体を覆い、光源(14)からの直接光が拡散板(18)に入光しないように設定されている。換言すれば、各ライティングカーテン(20)の幅(Cw)は、その端縁部が導光板(16)のエッジ部分に一致あるいは若干重なり合うように形成されており、導光板(16)間の幅(d)と略等しく、或いは幅(d)よりやや長めに設定されている。そして、光を透過しない非透光性物質を部分的に付着させることによって形成された遮光部(34a)(実際には、遮光部(34a)が大部分である)と、前記遮光部(34a)の間に形成されている透光部(34b)(即ち、非透光性物質が付着されていない部分をいう。)とで構成されている。ここで「付着」には、たとえば蒸着或いは塗着などの手段が含まれる。
【0041】
ライティングカーテン(20)における光の透過率は、ライティングカーテン(20)を通過する光の割合により決定され、面型照明装置(10)全体の均斉度を高めるためにはライティングカーテン(20)から出射された光の輝度と導光板(16)から出射された光の輝度とが略等しくなるように設定されることが望ましい。
【0042】
例えば、光源(14)から出射された光の輝度が30,000Cdであり、導光板(16)から出射された光の輝度が6,000Cdの場合には、ライティングカーテン(20)を通過する光量を絞り、その輝度が約6,000Cdとなるように設定される。このときの透過率は20%であり、透光部(34a)の面積に対する遮光部(34a)の面積の割合(或いはライティングカーテン(20)の通過割合)が約20%となるように設定されることになる。
【0043】
なお、ライティングカーテン(20)の透光部(34b)は、透光部(34b)を透過した光の輝度がライティングカーテン(20)全体として略均一となるように形成されていることが好ましく、微細な細孔模様或いは格子模様、散点状模様がライティングカーテン(20)全体に亘って一様に分布するように形成されている。
【0044】
ライティングカーテン(20)の拡散板(18)に対する形成方法としては、例えば、非透光性物質であるアルミニウムなどの金属を微細な通孔が無数に形成されているシャドウマスクを介して拡散板(18)の入光背面(18a)における光源(14)と対向する位置に部分的に蒸着する方法が挙げられるが、これに限られるものではなく、スクリーン印刷などのような手法により非透光性塗料を拡散板(18)の入光背面(18a)における光源(14)と対向する位置に微細な通孔を有する状態或いは格子模様、散点状模様で部分的に塗着するようにしてもよい。また、光源(14)からの光の一部を通過させる半透光性物質を蒸着あるいは塗着するようにしてもよい。このような半透光性物質としては、たとえばクロム、アルミニウム、銀などの金属をスパッタリング蒸着し、この蒸着膜の膜厚をコントロールすることで目的の透過率を達成するようにしたものが一例として挙げられる。また、その他の例としては、屈折率が大きく異なる光学部材(たとえば、セラミックのような高屈折率の無機物と、プラスチックのような低屈折率の有機物との組み合わせが挙げられる)を1/4波長の光学膜厚で交互に積層し、膜厚をコントロールすることによって目的の透過率を達成するようにしたもの、あるいは、屈折率の高い誘電体と屈折率の低い誘電体とを交互にコーティングして光の干渉作用を利用することで目的の透過率を達成するようにしたものなどが挙げられる。
【0045】
拡散板(18)の出光面(18b)には、ライティングカーテン(20)に沿って複数(この実施例では4つ)の拡散部(27)が必要に応じて形成されている。拡散部(27)は、拡散板(18)から被照射体(12)に向けて出射しようとする光を乱反射させてその均斉度をより高めようとするためのものである。従って、拡散部(27)がなくとも十分に光の均斉度が得られている場合には必ずしも必要としない。
【0046】
前記拡散部(27)は、複数の拡散ドット(27a)が集合することにより構成されており、その幅(拡散板(18)の側面(18c)方向の長さをいう。)は、主としてライティングカーテン(20)を透過して入光してきた光(X)と、導光板出射光導入部(30)から入光してきた光(Y)との境界部分に発生しやすい輝線の解消(換言すれば、ぼかすこと)を図るために採用されたもので、ライティングカーテン(20)の全体をカバーすることができるようにライティングカーテン(20)の幅(Lw)よりもやや長めに設定されている。
【0047】
拡散部(27)の副次的機能としては、ライティングカーテン(20)を通過してきた光の拡散効果に伴って発揮するもので、これによりライティングカーテン(20)の微細通孔を通過した光が輝点を構成しない。特に、ライティングカーテン(20)の微細通孔が比較的大きい場合に効果的である。なお、拡散部(27)が前記輝線の解消のためだけであるのであれば、ライティングカーテン(20)と導光板(16)の境界部分をカバーするようにするだけでもよい。
【0048】
拡散ドット(27a)としては、たとえば、スクリーン印刷による白色ドットや、半円球状或いは三角錘、四角錘形状の凹シボ又は/及び凸シボ、或いはアクリルビーズなどの樹脂をバインダーにより固定化したものなどが適宜選択され、その形状や単位面積当たりの加工密度を調整することにより、各拡散部(27)から被照射体(12)へ向けて出射される光の輝度を適宜変更することができる。なお、拡散ドット(27a)には指向性のものと拡散性のものとが存在するが、輝度ムラの均一化が目的であるので、拡散型のものが適宜選択される。
【0049】
また、拡散ドット(27a)は、例えば、ライティングカーテン(20)と導光板出射光導入部(30)との境界部分における拡散ドット(27a)の単位面積当りの密度が高くなるように設定するのが好ましい。これにより、拡散板(18)の出光面(18b)の前記境界部分における輝度ムラがより不明瞭となり、出光面(18b)全体としてより均斉度の高いものとすることができる。
【0050】
また、ライティングカーテン(20)と導光板(16)との間隔ができるだけ近接するように配置される(換言すれば、隙間が出来ないようにする)ことが望ましく、このようにすることにより光源(14)から出射された光が導光板(16)とライティングカーテン(20)との隙間からの漏れを最小限に抑えることができる。換言すれば、導光板(16)とライティングカーテン(20)との隙間から光が漏れ、拡散板(18)に光源(14)からの光が直接入光すると、拡散板(18)の出光面(18b)に輝線が発生することがあるので、これを防ぐためである。
【0051】
光源(14)及び導光板(16)の背方には、反射板(22)が配置されている。反射板(22)は、光源(14)からの背方への照射光及び導光板(16)の反射面(16b)への照射光を前方へ反射させるためのシート状部材であり、その幅が拡散板(18)の幅(Kw)と略等しく設定されたアルミ金属板などのような正反射部材又は白色PETフィルムなどのような乱反射部材により形成されている。また、これらに代えてアルミ箔が混入されている光輝性塗料を塗着して反射板(22)を形成するようにしてもよく、この場合には、反射板(22)の表面に反射膜層が形成されることになる。
【0052】
そして、両サイドの光源(14)及び拡散板(18)の側方には、両サイドの光源(14)から出射された光を反射して拡散板(18)又は両サイドの導光板(16)に入光させるランプリフレクタ(24)が配置されている。
【0053】
ランプリフレクタ(24)は、両サイドの光源(14)から出射された光を両サイドの導光板(16)に導くためのものであり、アルミニウム金属板等のような正反射部材により横向きの略U字状に形成され、両サイドの光源(14)を覆うように配設されている。なお、ランプリフレクタ(24)は、光を反射することができればどのようなものであってもよく、たとえば、板状部材の表面に銀などのような高い反射率を有する金属を蒸着したものを使用するようにしてもよい。
【0054】
拡散板(18)の前方には、光学シート層(26)が必要に応じて配置されている。光学シート層(26)は、拡散板(18)の出光面(18b)から出光される光の輝度ムラ、輝度などを最終的に調整するためのものであり、この構成には限られないが本実施例では拡散シート(38)、レンズシート(40)、及び光学シート(42)から構成されている。
【0055】
拡散シート(38)は拡散板(18)の出光面(18b)から出光された光を更に拡散させるためのシート状部材であり、アクリル樹脂のような透過性材料に拡散シート(38)を構成する母材の屈折率と異なる屈折率を有する透明樹脂粒子或いは微細な泡状空隙等の光を拡散させる物質を混合等することにより形成されている。
【0056】
レンズシート(40)は拡散シート(38)から出光される光の光軸を、被照射体(12)の入光背面(12a)に対してほぼ垂直方向へ集光するためのシート状部材であり、たとえばPETのような透光性材料により形成されている。レンズシート(40)の前面(即ち、被照射体(12)側の面)には、UV硬化型のアクリル径樹脂を塗着し、UV硬化させることによって形成された断面三角形状の複数の突条(40a)が光源(14)の長手方向に延びて並列に配列されている。
【0057】
光学シート(42)は、レンズシート(40)から出光された振動方向の異なる2種類の光(縦方向の振動の光と横方向の振動の光)のうち、一方の光の振動方向を他方の振動方向に合わせて出光させるためのシート状部材であり、たとえば、DBEFといった樹脂製のフィルムによって形成されている。
【0058】
この光学シート(42)によれば、光学シート(42)に入光する光のうち、一方の振動方向の光は他方の振動方向の光に変更されて出光し、他方の振動方向の光はそのままの振動方向で出光することになる。したがって、従来の偏光シートと比較すると光を効率よく出光することができ、その分高輝度の光を被照射体(12)に照射することができる。
【0059】
なお、本実施例では、拡散シート(38)、レンズシート(40)、及び光学シート(42)の組み合わせを光学シート層(26)としているが、例えば、拡散シート(38)とレンズシート(40)との組み合わせを光学シート層(26)としてもよいし、レンズシート(40)だけを光学シート層(26)としてもよい。
【0060】
また、光学シート層(26)を構成する部材としては上述したものに限定されるものではなく、たとえば、光源(14)から発生する高周波の電磁波を遮断するためのノイズ防止シート(43)(図示せず)を別途組み合わせるようにしてもよい。ノイズ防止シート(43)としては、ITO膜と呼ばれるインジウムと錫の共合酸化物からなる透明性と良好な導電性とを兼ね備えた透明導電膜が用いられる。
【0061】
次に第1実施例の作用について説明する。被照射体(12)の背面に面型照明装置(10)を配置して光源(14)を点灯する。光源(14)から出射された光の一部がライティングカーテン(20)に形成された透光部(34b)或いはライティングカーテン(20)そのものを通過して拡散板(18)の内部に入射する。
【0062】
拡散板(18)内に取り込まれたライティングカーテン透過光(X)は、主として拡散板(18)内のライティングカーテン形成領域とその近傍部分を拡散しながら進行し、概ね、ライティングカーテン(20)の幅(Cw)の光として出光面(18b)の一部分(すなわち、ライティングカーテン(20)と対向する部分)から出光される。
【0063】
一方、ライティングカーテン(20)の透光部(34b)を通過しなかった光は遮光部(34a)にて反射され、導光板(16)の入光側面(16a)に入射することになる。また、光源(14)から出射された光のうち、ライティングカーテン(20)を通過或いは透過しなかった光は、直接に或いは反射板(22)やランプリフレクタ(24)に反射されて導光板(16)の入光側面(16a)に入射する。
【0064】
ここで導光板(16)のエッジとライティングカーテン(20)のエッジとが殆ど近接或いは密着して(換言すれば、重ね合わされて)配置されているので、導光板(16)とライティングカーテン(20)との隙間から光が漏れて拡散板(18)の内部に直接入光することは殆どない。それ故、漏れ光による輝線が拡散板(18)の表面に発生することはない。そしてこのことは、光をより効率よく導光板(16)に入射させることができることを意味し、導光板(16)から出射する光の輝度を向上させることができる。
【0065】
このようにして導光板(16)内に取り込まれた光は、導光板(16)内を乱反射しながら進行し、直接或いは反射面(16b)に設けられた反射部(28)に反射されて出光面(16c)から均一な状態で出光される。導光板(16)の出光面(16c)から出射された光(Y)(以下、導光板出射光(Y)という)は、ライティングカーテン(20)同士の間を通過して、導光板出射光導入部(30)(即ち、拡散板(18)の入光背面(18a)におけるライティングカーテン(20)が形成されていない部分)に入光する。そして、当該拡散板(18)内に取り込まれた導光板出射光(Y)は、拡散板(18)内を散乱しつつ進行し、概ね出光面(18b)の残りの部分(即ち、大略、導光板出射光導入部(30)と対向する部分)から出光される。
【0066】
また、拡散板(18)の出光面(18b)には、場合によってはライティングカーテン透過光(X)によるライティングカーテン対応領域と導光板出射光(Y)による導光板出射光導入部領域の輝度の相違に起因する輝線が両者の境界部分に発生することがあるが、拡散部(27)が拡散板(18)の出光面(18b)に形成されているので、前記輝線が境界部分に発生したとしてもこれを解消させることができる。
【0067】
なお、ライティングカーテン(20)における光の透過率を調整することにより、拡散板(18)の出光面(18b)におけるライティングカーテン透過光(X)によるライティングカーテン対応領域の輝度と、導光板出射光(Y)による導光板出射光導入部領域の輝度とを略均一にし、これにより前記輝線の発生を抑制し拡散板(18)の出光面(18b)全体として輝度ムラの少ない光が出光されるようにすることが望ましい。
【0068】
そして出光面(18b)から出光された光は、光学シート層(26)を通ることによってより拡散・均斉化され、かつ、光軸調整や輝度調整がなされた後、大画面でありながら全体に均斉度の取れた状態で被照射体(12)を照射する事になる。
【0069】
なお、上述の実施例では、ライティングカーテン対応領域と導光板出射光導入部領域との境界部分に発生する輝線を不明瞭化するために拡散板(18)の前面に拡散部(27)を形成した例を示したが、例えばライティングカーテン対応領域と導光板出射光導入部領域との輝度が近く、輝線を拡散させる必要度が第1実施例の場合に比べて低い場合には、図4に示す面型照明装置(10)[実施例2]のように、拡散板(18)の出光面(18b)に形成していた拡散部(27)を省略するようにしてもよい。
【0070】
また、上述の第1、2実施例では、拡散板(18)にライティングカーテン(20)を形成するようにしていたが、たとえば、図5に示す面型照明装置(10)[第3実施例]のように、光源(14)及び導光板(16)と拡散板(18)との間に拡散板(18)とは別部材である透光性板状部材(25)を設け、この透光性板状部材(25)にライティングカーテン(20)を形成するようにしてもよい。
【0071】
透光性板状部材(25)は、アクリル樹脂のような透光性材料をシート状或いは薄板状に形成したものであり、その大きさは、被照射体(12)の大きさに合わせて適宜決定される。透光性板状部材(25)の背面(25a)或いは前面(25b)には、光源(14)に沿って前述同様の複数(この実施例では、光源(14)の数に合わせて4つ)のライティングカーテン(20)が形成されている。なお、透光性板状部材(25)にライティングカーテン(20)を形成する方法としては、拡散板(18)にライティングカーテン(20)を形成する方法と同じであるので、その説明を援用してここでは説明を省略する。
【0072】
図5の場合、拡散板(18)には拡散部(27)が形成されていないので、透光性板状部材(25)を通過したライティングカーテン透過光(X)と導光板出射光(Y)とは直接拡散板(18)に入光することになる。両光(X)(Y)の輝度に差がある場合、透光性板状部材(25)を拡散板(18)から離間させて配置し、両者(18)(25)の間に光(X)(Y)を拡散させるための空気層(52)を設けるようにしている。
【0073】
次に、第3実施例(図5)の作用を簡単に説明する。なお、光源(14)から出射された光が導光板(16)及びライティングカーテン(20)を通過するまでの挙動については実施例1の場合と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0074】
ライティングカーテンを透過した光(X)は、透光性板状部材(25)内を進行し、概ね、ライティングカーテン(20)の幅(Cw)の光として拡散板(18)方向に向かう。一方、導光板(16)から出射された光(Y)は概ねライティングカーテン(20)同士の間を通過する。そして、透光性板状部材(25)を通過したこの光(X)(Y)は、特にライティングカーテン透過光(X)が空気層(52)を通ることによって拡散され、ライティングカーテン透過光(X)に起因する輝点や両者の境界部分に発生することがある輝線を不明瞭化して拡散板(18)に入光する。拡散板(18)内に取り込まれた光(X)(Y)は、前述したように、拡散板(18)内を拡散しながら進行し、出光面(18b)から出射される。そして、光学シート層(26)を通ることにより更に拡散・光軸調整や輝度調整がなされた後、全体に均斉度の取れた状態で被照射体(12)を照射する事になる。
【0075】
上述の第3実施例では、光源(14)及び導光板(16)と拡散板(18)との間に拡散板(18)とは別部材である透光性板状部材(25)を設け、この透光性板状部材(25)にライティングカーテン(20)を形成した例を示したが、たとえば、図6に示す面型照明装置(10)[第4実施例]のように、拡散板(18)の入光背面(18a)側に拡散部(27)を形成するようにしてもよい。
【0076】
この場合、ライティングカーテン(20)を通過したライティングカーテン透過光(X)は、拡散板(18)の入光背面(18a)側に形成された拡散部(27)によって拡散されつつ拡散板(18)に入光するので、第3実施例のように空気層(52)を設ける必要がない。
【0077】
上述の第1〜4実施例では、拡散板(18)を使用した場合の実施例について説明したが、以下には、図7〜9に示したように拡散板(18)を使用しない場合の実施例について説明する。
【0078】
たとえば、図7に示す面型照明装置(10)[実施例5]は、光源(14)と光学シート層(26)との間にライティングカーテン(20)を単独で配置した例である。各ライティングカーテン(20)の幅(Cw)は、前述同様、その端縁部が導光板(16)のエッジ部分に一致あるいは若干重なり合うように導光板(16)間の幅(d)と略等しく、或いは幅(d)よりもやや長めに設定されている。
【0079】
ライティングカーテン(20)を形成する方法も前述同様で、図10に示すように金属箔や非透光性樹脂フィルムのような光に対する透過性を有しない板状部材に複数の微細な細孔(60)を形成し、この細孔(60)から光を透過するようにしたものが一例として挙げられる。
【0080】
また、別の実施例としてこれも前述同様であるが、図11に示すように、光透過性樹脂フィルムのような光を透過する板状部材の表面(片面でも両面でもよい)に、非透光性物質であるアルミニウムなどの金属を微細な細孔(62)が無数に形成されているシャドウマスクを介して部分的に蒸着したり、スクリーン印刷により微細な通孔を有する状態で部分的に塗着する方法が考えられる。
【0081】
更にまた前述同様であるが(図示せず)、光透過性樹脂フィルムのような光を透過する板状部材の表面(片面でも両面でもよい)に光源(14)からの光の一部を通過させる半透光性物質を付着させるようにしてもよいし、半透光性物質を細長い板状に形成したものをライティングカーテン(20)とするようにしてもよい。
【0082】
この実施例5では、拡散板(18)を使用しておらず、しかもライティングカーテン(20)を通過した光(X)と導光板(16)を通過してきた光(Y)との間で光の性質が異なるため両者の間で輝度ムラが発生する。それ故、ライティングカーテン(20)と光学シート層(26)との間で両者の輝度ムラを緩和するための空気層(52)が必要となり、その分薄型化は出来ないが拡散板(18)を使用していないので軽量化することができる。
【0083】
また、たとえば、拡散板(18)なしで図8に示す第6実施例の面型照明装置(10)のように、透光性板状部材(25)の背面(25a)(あるいは前面(25b))における光源(14)と対向する位置にライティングカーテン(20)を形成するようにしてもよい(実施例6)。この場合は実施例5と同様の作用を生ずる。
【0084】
前述の実施例を一歩進めて、拡散板(18)なしで図9に示す第7実施例の面型照明装置(10)のように、透光性板状部材(25)の背面(25a)における光源(14)と対向する位置にライティングカーテン(20)を形成し、透光性板状部材(25)の前面(25b)におけるライティングカーテン(20)と対向する位置に拡散部(27)を形成するようにしてもよい。
【0085】
この場合は、前二者と比較して拡散部(27)によるライティングカーテン通過光(X)の拡散が見られるため、導光板通過光(Y)と比較してその輝度ムラが緩和される。それ故、拡散板(18)を用いた場合に比べて均斉度は劣るものの空気層(52)は不要(勿論、設けてもよい)で、透光性板状部材(25)を光学シート層(26)に近接させて配置することができる。それ故、その分薄型化・軽量化することができる。
【0086】
上述の実施例では、最端位置の光源(14)(以下、特に、光源(141)と呼ぶ。)が被照射体(12)の内側に位置する場合について説明したが、以下には、図12に示すように、最端位置の光源(141)が被照射体(12)の外側に位置する場合(すなわち、光源(141)の内側間の距離(Iw2)が被照射体(12)の幅(Sw)よりも長い場合)について説明する。なお、本実施例は、第7実施例の変形例であり、構成の一致する部分については、上述の記載を援用することとし、以下には、その異なる部分について説明する。
【0087】
被照射体(12)の背方には、光学シート層(26)、拡散板(18)、および透光性板状部材(25)を介して複数(本実施例では4本)の光源(14)が配置されており、最端位置の光源(141)間の距離(Iw)が被照射体(12)の幅(Sw)よりも長くなるように設定されている。透光性板状部材(25)の背面側における中央位置の光源(142)と対向する部分にはライティングカーテン(20)が形成されている。
【0088】
光源(14)の間には、前述同様、導光板(16)が配置されており、導光板(16)のうち最端位置の導光板(16)(以下、導光板(161)と呼ぶ。)の幅(Lw1)は、その他の導光板(16)(すなわち、中央位置に配置されている導光板(16)をいい、以下、導光板(162)と呼ぶ。)の幅(Lw2)よりも長めに設定されている(実際には、後述するように、ライティングカーテン(20)の透過率などを考慮して適宜設定されることになる)。
【0089】
たとえば、ライティングカーテン(20)における光の透過率が20%に設定されている場合、本実施例の最端位置の導光板(161)には、最端位置の光源(141)からの光約1.0本分と中央位置の光源(142)からの光約0.4本分とが各入光側面(16a)からそれぞれ入射するため、合計約1.4本分の光が入射することになる。一方、中央位置の導光板(162)には、中央位置の光源(142)からの光約0.4本分が各入光側面(16a)からそれぞれ入射するため、合計0.8本分の光が入射することになる。なお、説明の便宜上、漏れなどにより実際に生じる光の損失量は考慮しないものとする。このとき、最端位置の導光板(161)に入射する光の総量が中央位置の導光板(162)に入光する光の総量の約1.75倍となるので、導光板(161)から出射される光の輝度と導光板(162)から出射される光の輝度とを略均一化させるためには、導光板(161)の出光面(161c)の面積を導光板(162)の出光面(162c)の面積の約1.75倍に設定する必要がある。ここで、導光板(161)の幅(Lw1)は、導光板(161)および導光板(162)の奥行きの長さがそれぞれ等しいため、導光板(161)の幅(Lw1)は、導光板(162)の幅(Lw2)に対して1.75倍の長さとなるように設定されることになる。
【0090】
最端位置の光源(141)の側方には、光源(141)を覆うようにランプリフレクタ(24)が配置されており、その他の光源(14)(すなわち、中央位置に配置されている光源(14)をいい、以下、特に、光源(142)と呼ぶ。)その前方には、前述したようにライティングカーテン(20)が配置されている。
【0091】
次に、本実施例の作用について説明する。中央位置に配置されている光源(142)から出射された光は、前述同様、その一部がライティングカーテン(20)を通過し、残りの光は、直接或いは遮光部(34a)や反射板(22)に反射されて両隣の導光板(16)の入光側面(16a)にそれぞれ入射する。一方、最端位置に配置されている光源(141)から出射された光は、その全部が直接或いはランプリフレクタ(24)に反射されて対応する最端位置の導光板(161)の入光側面(16a)に入射する。そして、各導光板(161)(162)の出光面(16c)から出射された光(Y)は、前述同様、ライティングカーテン(20)同士の間を通過して、導光板出射光導入部(30)に入射する。
【0092】
この実施例によれば、最端位置の導光板(161)の幅(Lw1)が中央位置の導光板(162)の幅(Lw2)よりも長めに適宜設定されているので、導光板(161)に入光する光の量が導光板(162)に入光する光の量よりも多い場合であっても、導光板(161)の出光面(16c)の面積を入光する光の量に合わせて大きくすることができ、導光板(161)から出射される光の輝度と導光板(162)から出射される光の輝度とを略均一化することができる。
【0093】
加えて、前述したように、ライティングカーテン透過光(X)によるライティングカーテン対応領域の輝度と、導光板出射光(Y)による導光板出射光導入部領域の輝度とが略等しくなるようにライティングカーテン(20)における光の透過率を調整すれば、面型照明装置(10)全体として輝度ムラの少ない光を被照射体(12)に照射することができる。
【0094】
なお、本実施例のような光源(14)の配置位置の変更や導光板(16)の幅の変更を行うことは、前述した全ての実施例において適用することが可能である。
【0095】
最後に、図13に示す[第9実施例]について説明する。本実施例は、光源(14)の配置方法を変形した例で、複数(この実施例では2本)の光源(14)を導光板(16)の入光側面(16a)に沿って導光板(16)の厚さ方向へ並べるようにしたものである。
【0096】
なお、本実施例においては、反射板(22)の背方に放熱板(23)が配置されている。放熱板(23)は、光源(14)にて発生する熱を外部に放出して面型照明装置(10)全体の温度が異常に上昇するのを防止するために必要に応じて設けられるものであり、熱伝導性の高い金属製の板状部材により形成されており、その幅や厚さは放熱しようとする熱量に合わせて適宜決定される。
【0097】
この実施例によれば、光源(14)の総本数を大幅に増やすことができるので、その分、面型照明装置(10)全体としての輝度が格段に向上する。また、安価な光源(14)の使用本数を増やすことで面型照明装置(10)の高輝度化を達成することができるので、従来、高輝度化のために用いられていた高額のレンズシート(40)といった部材を使用する必要はなく、その分、製造コストを低廉にすることができる。
【0098】
また、反射板(22)の背方には放熱板(23)が配置されているので、光源(14)からの発熱量が多くなる場合であっても、効率良く放熱することができ、面型照明装置(10)の温度が異常に上昇するのを防止することができる。
【0099】
なお、本実施例では[第8実施例(図12)]における光源(14)の配置方法の変形例を示したが、前述した他の実施例においても同様に光源(14)の配置方法を変形することが可能である。また、放熱板(23)を前述した他の実施例に適用することも勿論可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の面型照明装置を被照射体に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】この発明の第1実施例を示す分解斜視図(一部省略)である。
【図3】この発明の第1実施例を示す側面図である。
【図4】この発明の第2実施例を示す側面図である。
【図5】この発明の第3実施例を示す側面図である。
【図6】この発明の第4実施例を示す側面図である。
【図7】この発明の第5実施例を示す側面図である。
【図8】この発明の第6実施例を示す側面図である。
【図9】この発明の第7実施例を示す側面図である。
【図10】ライティングカーテンの変形例を示す斜視図(一部省略)である。
【図11】ライティングカーテンの別の変形例を示す斜視図(一部省略)である。
【図12】この発明の第8実施例を示す側面図である。
【図13】この発明の第9実施例を示す側面図である。
【図14】従来例を示す正面断面図である。
【符号の説明】
(10)…面型照明体
(12)…被照射体
(14)…光源
(16)…導光板
(18)…拡散板
(20)…ライティングカーテン

Claims (12)

  1. (a) 被照射体の背方に配置された光源、
    (b) 前記被照射体の背方にて前記光源に沿って配置され、前記光源から出射された光の一部が入光する入光側面と、前記被照射体の幅よりも前記入光側面間の幅が狭いものであって、前記入光側面から入光した光を前記被照射体へ向けて出光する出光面とを有する導光板、及び
    (c) 前記被照射体と前記光源との間に配設され、前記光源から前記被照射体へ直接入光しようとする光の一部を透過させるライティングカーテンを備えることを特徴とする面型照明装置。
  2. (a) 被照射体の背方に配置され、背方からの入光を拡散し、この拡散光を前記被照射体へ向けて出光する光拡散用の拡散板、
    (b) 前記拡散板の背方に配置された光源、
    (c) 前記拡散板の背方にて前記光源に沿って配置され、前記光源から出射された光の一部が入光する入光側面と、前記拡散板の幅よりも前記入光側面間の幅が狭いものであって、前記入光側面から入光した光を前記拡散板へ向けて出光する出光面とを有する導光板、及び
    (d) 前記拡散板に直接設けられ或いは前記拡散板と光源との間にて前記光源と対向する位置に設けられ、前記光源から前記拡散板に直接入光しようとする光の一部を透過させるライティングカーテンを備えることを特徴とする面型照明装置。
  3. ライティングカーテンは光を透過しない非透光性物質を部分的に付着させることによって形成された遮光部と、前記付着部分の間に形成されている透光部とで構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の面型照明装置。
  4. ライティングカーテンは光の一部分を透過させる難透光性物質を付着させることによって形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の面型照明装置。
  5. 請求項1のライティングカーテン又は請求項2において拡散板と光源との間に配置されるライティングカーテンは、透光性板状部材と、前記透光性板状部材の表面に光を透過しない非透光性物質を部分的に付着させることによって形成された遮光部と、前記付着部分の間に形成された透光部とで構成されていることを特徴とする面型照明装置。
  6. 請求項1のライティングカーテン又は請求項2において拡散板と光源との間に配置されるライティングカーテンは、透光性板状部材の表面に光の一部が透過する難透光性物質を付着させることによって形成されていることを特徴とする面型照明装置。
  7. 請求項1のライティングカーテン又は請求項2において拡散板と光源との間に配置されるライティングカーテンは、前記光源からの光の一部を透過させるための細孔が穿設された非透光性板状部材で形成されていることを特徴とする面型照明装置。
  8. 請求項1のライティングカーテン又は請求項2において拡散板と光源との間に配置されるライティングカーテンは、光の一部を透過させる難透光性板状部材により形成されていることを特徴とする面型照明装置。
  9. 前記拡散板又は前記透光性板状部材には、前記ライティングカーテンに一致させて前記ライティングカーテンと反対側にて出光側に光を拡散させる拡散部が形成されていることを特徴とする請求項2から8のいずれかに記載の面型照明装置。
  10. 端部に光源が配置されるように前記光源と前記導光板とが交互に配置され、
    最端位置の前記光源の周囲には、それに対応する最端位置の前記導光板の入光側面へ向けて光を反射するランプリフレクタが配置され、
    前記最端位置の導光板の幅は、その他の導光板の幅よりも長く設定されていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の面型照明装置。
  11. 前記光源は、前記導光板の入光側面に沿って前記導光板の厚さ方向へ並べて配置された複数の棒状光源であることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の面型照明装置。
  12. 前記光源の前方には、前記光源から発生する電磁波を吸収するためのノイズ防止シートが配置されていることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の面型照明装置。
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