JP2603650B2 - 面状照明器具 - Google Patents

面状照明器具

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JP2603650B2
JP2603650B2 JP62202057A JP20205787A JP2603650B2 JP 2603650 B2 JP2603650 B2 JP 2603650B2 JP 62202057 A JP62202057 A JP 62202057A JP 20205787 A JP20205787 A JP 20205787A JP 2603650 B2 JP2603650 B2 JP 2603650B2
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忠史 村上
敏彦 阪口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、ライトパネルや液晶表示装置のバックライ
ト等に用いられ、発光面で略均一な輝度が要求される面
状照明器具に関するものである。
[背景技術] 一般に、この種の面状照明器具では、板状のライトガ
イドを有し、ライトガイドの表裏以外の面からランプの
放射光を導入し、これを表裏の一面である光導出面から
取り出すようにしている。しかしながら、単にランプと
ライトガイドとを組み合わせただけでは、ランプの近傍
において輝度がもっとも高く、ランプから離れると輝度
が急速に低下するものであるから、光導出面で均一な輝
度を得ることができないという問題が生じる。そこで、
従来よりこの問題への対処法として次の2つの対策が提
案されている。
すなわち、第1の対策としては、第6図(a)に示す
ように、光導出面21にフィルタ7を対置することが提案
されている。このフィルタ7は、第6図(b)に示すよ
うに、ランプ1との距離が近いほど透過率(破線)が低
下するように設定されており、輝度(実線)の高い部分
ほど透過率を低下させることにより、全体として均一な
輝度を得ようとするものである。しかしながら、この対
策法では、輝度の高い部分を減光することにより、輝度
の均一化を図っているものであるから、ランプ1の放射
光の利用効率が低いという問題が生じる。
そこで、第2の対策としては、第7図(a)に示すよ
うに、ライトガイド2の光導出面21とは反対側の面であ
る光拡散面における拡散反射率を場所によって変えるよ
うにしたものである。すなわち、ランプ1に近い部分で
は拡散反射率が小さくなるようにし、ランプ1から離れ
るほど拡散反射率が大きくなるようにしたものである。
具体的には、ライトガイド2の光拡散面に点状の反射部
23(第7図(a)中斜線部)を多数形成し、第7図
(b)に示すように、ランプ1から離れるほど反射部23
の分布密度が高くなるようにしているのであって、反射
部23の無い部分は凹凸面としたり、屈折率の異なる材料
をコーティングすることにより、吸収性の処理を施して
いる。この構成では、ランプ1からの距離がライトガイ
ド2の板厚の5倍程度になると、ランプ1の近傍とラン
プ1から離れた部分とでの反射部23の分布密度の差が大
きくなり、反射部23による輝度むらが生じるという問題
が生じ、ランプ近傍では反射部23間に広い隙間ができる
ことになるから、輝度の高い部分が星状に出現すること
になる。この現象はライトガイド2の板厚が小さいほど
顕著になる。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、そ
の目的とするところは、発光面の輝度が十分に均一化さ
れた面状照明器具を提供することにある。
[発明の開示] (構成) 本発明に係る面状照明器具は、光源となるランプと、
透明材料により板状に形成され表裏以外の面からランプ
の放射光が導入され表裏の一面が光導出面となるととも
に光導出面の反対側面が光拡散面となったライトガイド
と、ライトガイドの光導出面に対置され拡散反射および
拡散透過を行なう拡散板と、ライトガイドの光拡散面に
対設された反射面とを備え、ライトガイドの光導出面
は、滑らかに形成されてランプの放射光のうち光拡散面
で反射されていない光束のすべてを全反射するように設
定され、光拡散面は、拡散反射を行なう多数の反射部が
形成され、ランプからの距離が遠くなるほど反射部の分
布密度が大きく設定され、上記反射面はライトガイドの
光拡散面に形成された反射部間の透過部を透過する光束
を反射するように設定されて成るものであり、反射と拡
散とを利用して、発光面での輝度の均一化を図るととも
に、減光する手段を用いないようにして、ランプの放射
光の利用効率を高めたものである。
(実施例1) 第1図に示すように、箱体10内に、光源となるランプ
1と、板状のライトガイド2とが納装される。ランプ1
としては、直管状蛍光ランプが用いられており、ライト
ガイド2の一側面に対向して配設されている。ライトガ
イド2は、ガラスやアクリル等の透明材料により形成さ
れており、表裏の一面(第1図(b)の上面)が光導出
面21、他面が光拡散面22となっている。光導出面21は、
滑らかな凸曲面であって、中間部において光拡散面22と
の距離が最大となり、ランプ1からもっとも離れた位置
では光拡散面22との距離が最小となるように設定されて
いる。一方、光拡散面22は、第2図に斜線部で示すよう
に、ランプ1の長手方向に略平行な多数の反射部23を有
しており、各反射部23は、印刷等により拡散反射を行な
うように光拡散面22に密着形成されている。また、隣接
する反射部23間は平面状の透過部24となっている。ここ
で、反射部23は、ランプ1に近いほど幅が狭く、また透
過部24の幅が広くなるように形成されている。
ランプ1とライトガイド2との位置関係は、ランプ1
の放射光のうちライトガイド2に導入されて光拡散面22
で反射されていない光束がすべて全反射されるように設
定されているのであって、ランプ1からの放射光は少な
くとも1回は光拡散面22で反射されない限り、光導出面
21から外に取り出せないようになっている。
箱体10の一面であって、ライトガイド2の光導出面21
に対向する位置には、拡散透過および拡散反射を行なう
拡散板3が配設されており、一方、箱体10の内周面であ
って光拡散面22に対向する面は反射面4となっている。
拡散板3は、ライトガイド2と離間して配置している
が、密着配置してもよい。反射面4は、金属面である正
反射面、もしくは塗装等による拡散反射面であって、ラ
イトガイド2の光拡散面22のうち透過部24を透過する光
束を反射するようになっている。
以上の構成により、ランプ1から放射された光束は、
一部が光導出面21で全反射されてランプ1から離れた部
位まで案内されるのであり、また、ランプ1の近傍では
光拡散面22における透過部24の分布密度が高いから、こ
の透過部24で全反射されることによっても、ランプ1の
放射光がランプ1から離れた部位まで案内されることに
なる。一方、ランプ1の近傍では光拡散面22における反
射部23の分布密度が小さいから、拡散反射は比較的少な
くなるのであり、その結果、光導出面21から取り出され
る光量はほぼ均一化されることになる。ここで、もし拡
散板3と反射面4とが存在しなければ、第3図(a)に
示すように、背景技術の項で示した第2の対策法と同等
の構成となって、第3図(b)に示すように、光拡散面
22の反射部23に対応する部位は輝度が高くなり、透過部
24に対応する部位は輝度が低くなって、輝度むらが生じ
ることになるが、実際には拡散板3によって一部の光束
が拡散反射されて第3図(c)に示すような輝度分布と
なり、さらにその反射光のうちでライトガイド2の光拡
散面22の透過部24に対して臨界角よりも小さい入射角で
入射するように反射された光束は、ライトガイド2を透
過して反射面4で反射されることになり、したがって、
この部分での輝度が高まることになる。結局、透過部24
に対応する部位では、拡散板3と反射面4とでの反射に
より、反射部23との輝度差が緩和されるのである。さら
に、最終的には、拡散板3を透過して光が箱体10の外部
に取り出されることになるから、第3図(d)に示すよ
うに、輝度分布が均一化されるのである。
以上のようにして、ライトガイド2に形成された反射
部23の分布密度を変えることにより全体の輝度分布をお
おざっぱに均一化するとともに、ライトガイド2を拡散
板3と反射面4とで挟むことにより、反射部23と透過部
24との存在による輝度むらを緩和するから、輝度の均一
化効果が高く、薄型にしても反射部23のパターンが目立
つことがなく、反射部23のパターンを微細にしなくとも
薄型化が可能になるという利点を有するのである。ま
た、減光フィルタを用いていないので、ランプ1の放射
光の利用効率が高くなるという利点を有する。さらに、
拡散反射を行なう反射部23と、透過部24に対応する反射
面4と、拡散板3とにより3段階で輝度の均一化を図っ
ているから、輝度の均一化効果が高く、かつ高効率が得
られるという利点を有する。
以上の構成において、ランプ1からの直接光が拡散板
3に入射することにより、ランプ1の近傍での輝度が高
くなる場合には、第1図(b)に示しているように、遮
光板5を適所に配置しておけばよい。
(実施例2) 本実施例では、第4図に示すように、ランプ1が白熱
灯等の点光源であって、ランプ1を中心とする円形の発
光面を有するものである。すなわち、ランプ1を中心と
して周囲にライトガイド2を配設しているのであり、光
拡散面22における反射部23のパターンは、第4図(b)
に斜線で示すように、同心円となっている。また、ラン
プ1が発光面の中心に位置しているものであるから、ラ
ンプ1に対応する部位に遮光板6を設けてこの部位の透
過光を利用しないようにするか、もしくはこの部位に拡
散板3とは異なる特性の拡散反射、拡散透過をする部材
を配設することにより、輝度の均一化を図るようにす
る。他の構成は実施例1と同等であるから説明を省略す
る。
(実施例3) 本実施例では、ランプ1を2個設けたものであって、
実施例1の構成を組み合わせて左右対称としたものであ
る。すなわち、この構成によれば、実施例1と同じ輝度
で2倍の面積の発光面を持つ面状照明器具を得ることが
できるのである。他の構成については実施例1と同等で
あるから説明を省略する。
[発明の効果] 本発明は上述のように、光源となるランプと、透明材
料により板状に形成され表裏以外の面からランプの放射
光が導入され表裏の一面が光導出面となるとともに光導
出面の反対側面が光拡散面となったライトガイドと、ラ
イトガイドの光導出面に対置され拡散反射および拡散透
過を行なう拡散板と、ライトガイドの光拡散面に対設さ
れた反射面とを備え、ライトガイドの光導出面は、滑ら
かに形成されてランプの放射光のうち光拡散面で反射さ
れていない光束のすべてを全反射するように設定され、
光拡散面は、拡散反射を行なう多数の反射部が形成さ
れ、ランプからの距離が遠くなるほど反射部の分布密度
が大きく設定され、上記反射面はライトガイドの光拡散
面に形成された反射部間の透過部を透過する光束を反射
するように設定されて成るものであり、ライトガイドの
光拡散面に反射部と透過部とを適宜形成するとともに、
ライトガイドを拡散板と反射面とで挟むことによって反
射と拡散とを繰り返しているので、発光面での輝度の均
一化が行なえるという利点を有する。また、反射と拡散
とにより輝度の均一化を行ない、減光手段を用いていな
いので、ランプの放射光の利用効率が高いという利点を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)はそれぞれ本発明の実施例1を示す
平面図と断面図、第2図は同上の光拡散面に形成された
反射部のパターンを示す平面図、第3図は同上の動作説
明図、第4図(a)(b)はそれぞれ本発明の実施例2
の断面図と光拡散面に形成された反射部のパターンを示
す平面図、第5図は本発明の実施例3を示す断面図、第
6図(a)(b)はそれぞれ従来例を示す概略構成図と
動作説明図、第7図(a)(b)はそれぞれ他の従来例
を示す概略構成図と反射部の分布密度を示す説明図であ
る。 1はランプ、2はライトガイド、3は拡散板、4は反射
面、21は光導出面、22は光拡散面、23は反射部、24は透
過部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−128383(JP,A) 実開 昭61−171001(JP,U) 実開 昭61−36911(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源となるランプと、透明材料により板状
    に形成され表裏以外の面からランプの放射光が導入され
    表裏の一面が光導出面となるとともに光導出面の反対側
    面が光拡散面となったライトガイドと、ライトガイドの
    光導出面に対置され拡散反射および拡散透過を行なう拡
    散板と、ライトガイドの光拡散面に対設された反射面と
    を備え、ライトガイドの光導出面は、滑らかに形成され
    てランプの放射光のうち光拡散面で反射されていない光
    束のすべてを全反射するように設定され、光拡散面は、
    拡散反射を行なう多数の反射部が形成され、ランプから
    の距離が遠くなるほど反射部の分布密度が大きく設定さ
    れ、上記反射面はライトガイドの光拡散面に形成された
    反射部間の透過部を透過する光束を反射するように設定
    されて成ることを特徴とする面状照明器具。
JP62202057A 1987-08-13 1987-08-13 面状照明器具 Expired - Lifetime JP2603650B2 (ja)

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